JP2010080657A - 成膜装置及びこの使用方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被処理体Wに対してシリコン含有ガスを用いて薄膜を形成する成膜処理と酸化ガスを用いて酸化を行う酸化処理とを施すことが可能な成膜装置2において、被処理体を複数枚収容できる処理容器4と、原料ガスを供給する原料ガス供給手段26と、原料ガスと反応する反応ガスを供給する反応ガス供給手段28と、酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段32と、処理容器に設けられた第1の排気口54と、第1の排気口とは異なる位置に設けられた第2の排気口88と、第1の排気口に接続されて成膜処理時に用いる第1の排気系56と、第2の排気口に接続されて酸化処理時に用いる第2の排気系90と、酸化処理時に第1の排気口に不活性ガスを導入する不活性ガス導入手段66とを備える。
【選択図】図1
Description
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記酸化処理時に前記第1の排気口の近傍の酸素濃度を検出するための酸素濃度検出手段と、前記酸素濃度検出手段が所定の濃度以上の酸素濃度を検出した時に回避動作を行うための回避動作指令部と、を備えたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記内筒内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記内筒内の上端部、或いは下端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7又は8の発明において、前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記内筒内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項6乃至9のいずれか一項に記載の前記第2の排気口は、前記処理容器の下部側壁に設けられることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項5の発明において、前記内筒は、上端が開放されていることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記酸化ガス供給手段は、前記内筒内の上端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルを有していることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項13の発明において、前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記内筒内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項12乃至14のいずれか一項に記載の前記第2の排気口は、前記処理容器の下部側壁に設けられることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項17の発明において、前記処理容器の天井部に前記第1の排気口が設けられており、前記処理容器の下部側壁に前記第2の排気口が設けられることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項18の発明において、前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記処理容器内の下端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項18の発明において、前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記処理容器内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項19又は20の発明において、前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記筒体内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする。
請求項23の発明は、請求項17に記載の前記処理容器の下部側壁に前記第1の排気口が設けられており、前記処理容器の天井部に前記第2の排気口が設けられていることを特徴とする。
請求項24の発明は、請求項23の発明において、前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記筒体内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項25の発明は、請求項23の発明において、前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記筒体内の上端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項27の発明は、請求項23乃至25のいずれか一項に記載の発明において、前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記筒体内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする。
請求項28の発明は、請求項1乃至26のいずれか一項に記載の発明において、前記第1の排気系と前記第2の排気系は、互いに共用される少なくとも排気ポンプを有していることを特徴とする。
請求項29の発明は、請求項1乃至28のいずれか一項に記載の発明において、前記第1の排気系と前記第2の排気系は、それぞれ個別に排気ポンプを有していることを特徴とする。
請求項30の発明は、請求項1乃至28のいずれか一項に記載の発明において、前記シリコン含有ガスは、シリコンと塩素とを含むガスであることを特徴とする。
請求項32の発明は、請求項1乃至31のいずれか一項に記載の発明において、前記酸化ガスは、O2 、O3 、NO、N2 O、NO2 、H2 O、H2 O2 、ラジカル酸素よりなる群より選択される1以上のガスよりなることを特徴とする。
請求項35の発明は、請求項34記載の発明において、前記成膜工程と酸化工程とは、同一の被処理体に対して連続的に行われることを特徴とする。
被処理体に対してシリコン含有ガスを原料ガスとしてシリコン含有膜よりなる薄膜を形成する成膜処理と被処理体に対して酸化ガスを用いて酸化を行う酸化処理とを施すことが可能な成膜装置において、成膜処理時に用いる第1の排気口と酸化処理時に用いる第2の排気口とを別々に設けるようにし、しかも酸化処理時には、第1の排気口の部分を不活性ガスの雰囲気で覆って反応副生成物が酸化ガスに晒されないようにしたので、成膜処理時に第1の排気口の近傍に付着した可燃性の反応副生成物が燃焼することを防止することが可能となる。この結果、排気系のシール性の劣化や被処理体の金属汚染やパーティクルの発生をそれぞれ防止することができる。
<第1実施形態>
まず、本発明の成膜装置の第1実施形態について説明する。図1は本発明の係る成膜装置の第1実施形態を示す縦断面構成図、図2は処理容器を示す断面図、図3は処理容器の内筒に設けたガス流通口を示す平面図である。尚、ここでは原料ガスとしてシリコン含有ガスであるヘキサクロロジシラン(HCD)を用い、反応ガスとして窒化ガスであるアンモニアガス(NH3 )を用い、酸化ガスとして酸素(O2 )ガスを用い、パージガスとしてN2 ガスを用い、反応副生成物の燃焼を防止する不活性ガスとしてN2 ガスを用い、そして、最初はシリコン含有膜としてシリコン窒化膜(SiN)を形成して、これを酸化することにより最終的にシリコン酸窒化膜(SiON)を成膜する場合を例にとって説明する。
尚、ここでは原料ガス供給手段26のガスノズル34及び反応ガス供給手段28のガスノズル36として、それぞれ分散形のガスノズルを用いたが、これに替えて、酸化ガス供給手段32のガスノズル40のように先端部のみにガス噴射孔を有する、いわゆるストレート形のガスノズルをそれぞれ用いるようにしてもよい。この場合、上記原料ガスや反応ガスを内筒4A内の下部(下端部)に供給するようにしてもよいし、或いは内筒4A内の上部(上端部)に供給するようにしてもよい。
更には、ここでは酸化ガス供給手段32のガスノズル40としては、上述のようにストレート形のガスノズルを用いたが、これに替えて、分散形のガスノズルを用いて各ウエハWの横方向からガスを供給するようにしてもよい。
次に本発明の成膜装置の第2実施形態について説明する。図8は本発明の成膜装置の第2実施形態の主要部を示す断面模式図である。尚、図1乃至図3に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付してその説明を省略すると共に、ここではその構成部分の主要部のみを記載しており、一部の構成部品はその記載を省略している。
尚、ここでは酸化ガス供給手段32のガスノズル40としては、ストレート形のガスノズルを用いたが、これに替えて、分散形のガスノズルを用いて各ウエハWの横方向からガスを供給するようにしてもよい。
次に本発明の成膜装置の第3実施形態について説明する。図9は本発明の成膜装置の第3実施形態の主要部を示す断面模式図である。尚、図1乃至図3及び図8に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付してその説明を省略すると共に、ここではその構成部分の主要部のみを記載しており、一部の構成部品はその記載を省略している。
尚、ここでは原料ガス供給手段26のガスノズル34及び反応ガス供給手段28のガスノズル36として、それぞれ分散形のガスノズルを用いたが、これに替えて、ストレート形のガスノズルをそれぞれ用いるようにしてもよい。この場合、上記原料ガスや反応ガスを処理容器4(筒体120)内の上部(上端部)に供給するようにする。
更には、ここでは酸化ガス供給手段32のガスノズル40としては、上述のようにストレート形のガスノズルを用いたが、これに替えて、分散形のガスノズルを用いて各ウエハWの横方向からガスを供給するようにしてもよい。
次に本発明の成膜装置の第4実施形態について説明する。図10は本発明の成膜装置の第4実施形態の主要部を示す断面模式図である。尚、図1乃至図3、図8及び図9に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付してその説明を省略すると共に、ここではその構成部分の主要部のみを記載しており、一部の構成部品はその記載を省略している。
尚、ここでは原料ガス及び反応ガスと酸化ガスの処理容器4内における供給位置は容器内の下部と上部とでそれぞれ異なっているものの、原料ガス供給手段26のガスノズル34、反応ガス供給手段28のガスノズル36及び酸化ガス供給手段32のガスノズル40として、それぞれストレート形のガスノズルを用いたが、これに替えて、分散形のガスノズルをそれぞれ用いて各ウエハWの横方向からガスを供給するようにしてもよい。
次に本発明の成膜装置の第5実施形態について説明する。図11は本発明の成膜装置の第5実施形態の主要部を示す断面模式図であり、図11(A)は縦断面図を示し、図11(B)は横断面図を示す。尚、図1乃至図3、図8乃至図10に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付してその説明を省略すると共に、ここではその構成部分の主要部のみを記載しており、一部の構成部品はその記載を省略している。
ここで、酸化処理時にN2 ガスを流した時に第1の排気系において乱流が生じると、酸素を巻き込んでしまって好ましくないので、層流状態を維持する条件についてシミュレーションによって検討した。本発明の実施形態において、酸化処理時に不活性ガス導入手段66より不活性ガスとしてN2 ガスを第1の排気口54に流して、処理容器4内の雰囲気を第2の排気口88から排気した時のN2 ガスの流れの状態をシミュレーションによって確認したので、その評価結果について説明する。
ここでレイノズル数Reは以下の式で与えられる。
Re=ρ・U・L/μ
ρ:N2 ガスの密度
U:N2 ガスの代表速度
L:流れの中にある物体の代表的な長さ
μ:ガスの粘性係数であり、具体的にはN2 ガスは41[μPa・s]である。
また更に、ここでは原料ガスである、シリコンと塩素とを含むシリコン含有ガスとしてHCDガスを用いたが、これに限定されず、このシリコンと塩素とを含むシリコン含有ガスとしては、ジクロロシラン(DCS)、トリクロロシラン、ヘキサクロロジシラン(HCD)、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)、テトラクロロシラン(TCS)よりなる群より選択される1以上のガスを用いることができる。
4 処理容器
4A 内筒
4B 外筒
10 ウエハボート(保持手段)
26 原料ガス供給手段
28 反応ガス供給手段
30 パージガス供給手段
32 酸化ガス供給手段
34,36,38,40 ガスノズル
54 第1の排気口
56 第1の排気系
58 第1の排気通路
64 第1の排気ポンプ
66 不活性ガス導入手段
74 酸素濃度検出手段
80 酸素濃度検出器
82 濃度検出器
86 加熱手段
88 第2の排気口
90 第2の排気系
120 筒体
W 半導体ウエハ(被処理体)
Claims (36)
- 被処理体に対してシリコン含有ガスを原料ガスとしてシリコン含有膜よりなる薄膜を形成する成膜処理と被処理体に対して酸化ガスを用いて酸化を行う酸化処理とを施すことが可能な成膜装置において、
前記被処理体を複数枚収容できるような長さを有する処理容器と、
前記処理容器内へ原料ガスを供給する原料ガス供給手段と、
前記処理容器内へ前記原料ガスと反応する反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、
前記処理容器内へ酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、
前記処理容器に設けられた第1の排気口と、
前記第1の排気口とは異なる位置に設けられた第2の排気口と、
前記第1の排気口に接続されて前記成膜処理時に用いる第1の排気系と、
前記第2の排気口に接続されて前記酸化処理時に用いる第2の排気系と、
前記酸化処理時に前記第1の排気口に不活性ガスを導入する不活性ガス導入手段と、
を備えたことを特徴とする成膜装置。 - 前記第2の排気口は、前記成膜処理時における前記原料ガスの流れ方向とは反対の方向に前記第1の排気口から離れて位置されていることを特徴とする請求項1記載の成膜装置。
- 前記酸化処理時に前記第1の排気口の近傍の酸素濃度を検出するための酸素濃度検出手段と、
前記酸素濃度検出手段が所定の濃度以上の酸素濃度を検出した時に回避動作を行うための回避動作指令部と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の成膜装置。 - 前記酸化処理時に前記第1の排気口の近傍の温度を検出する温度検出器と、
前記温度検出器が所定の温度以上の温度を検出した時に回避動作を行うための回避動作指令部と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の成膜装置。 - 前記処理容器は、円筒状の内筒と前記内筒の外側に円心状に配置された円筒状の外筒とを有し、
前記第1の排気口は前記内筒と前記外筒との間の空間を臨むように設けられ、
前記第2の排気口は前記内筒の下方の空間を臨むように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の成膜装置。 - 前記内筒は上端に天井部が形成されると共に前記内筒の側壁にはその高さ方向に沿って前記内筒と前記外筒との間の空間に連通されるガス流通口が形成されていることを特徴とする請求項5記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記内筒内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項6記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記内筒内の上端部、或いは下端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項6記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、前記内筒内の上端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルを有していることを特徴とする請求項7又は8記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記内筒内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする請求項7又は8記載の成膜装置。
- 前記第2の排気口は、前記処理容器の下部側壁に設けられることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記内筒は、上端が開放されていることを特徴とする請求項5記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記内筒の下方の空間にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項12記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、前記内筒内の上端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルを有していることを特徴とする請求項13記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記内筒内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする請求項13記載の成膜装置。
- 前記第2の排気口は、前記処理容器の下部側壁に設けられることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記処理容器は有天井の1つの筒体を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記処理容器の天井部に前記第1の排気口が設けられており、前記処理容器の下部側壁に前記第2の排気口が設けられることを特徴とする請求項17記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記処理容器内の下端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項18記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記処理容器内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項18記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、前記筒体内の上端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルを有していることを特徴とする請求項19又は20記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記筒体内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする請求項20又は21記載の成膜装置。
- 前記処理容器の下部側壁に前記第1の排気口が設けられており、前記処理容器の天井部に前記第2の排気口が設けられていることを特徴とする請求項17記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記筒体内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項23記載の成膜装置。
- 前記原料ガス供給手段と前記反応ガス供給手段は、前記筒体内の上端部にそのガス噴射孔を位置させたガスノズルをそれぞれ有していることを特徴とする請求項23記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、前記筒体内の下端部にそのガス噴射口を位置させたガスノズルを有していることを特徴とする請求項23乃至25のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記酸化ガス供給手段は、その長さ方向に沿って複数のガス噴射孔が形成されて且つ前記筒体内にその高さ方向に沿って配置されたガスノズルを有していることを特徴とする請求項23乃至25のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記第1の排気系と前記第2の排気系は、互いに共用される少なくとも排気ポンプを有していることを特徴とする請求項1乃至26のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記第1の排気系と前記第2の排気系は、それぞれ個別に排気ポンプを有していることを特徴とする請求項1乃至28のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記シリコン含有ガスは、シリコンと塩素とを含むガスであることを特徴とする請求項1乃至28のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記シリコンと塩素とを含むガスは、ジクロロシラン(DCS)、トリクロロシラン、ヘキサクロロジシラン(HCD)、テトラクロロシラン(TCS)よりなる群より選択される1以上のガスであることを特徴とする請求項30記載の成膜装置。
- 前記酸化ガスは、O2 、O3 、NO、N2 O、NO2 、H2 O、H2 O2 、ラジカル酸素よりなる群より選択される1以上のガスよりなることを特徴とする請求項1乃至31のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 前記不活性ガスは、N2 ガス及び希ガスよりなる群より選択される1以上のガスよりなることを特徴とする請求項1乃至32のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 請求項1乃至33のいずれか一項に記載の成膜装置の使用方法において、
被処理体に対して原料ガスと反応ガスとを用いてシリコン含有膜よりなる薄膜を形成する成膜処理を行う成膜工程と、
被処理体に対して酸化ガスを用いて酸化処理を行う酸化工程とを行うようにしたことを特徴とする成膜装置の使用方法。 - 前記成膜工程と酸化工程とは、同一の被処理体に対して連続的に行われることを特徴とする請求項34記載の成膜装置の使用方法。
- 請求項1乃至33のいずれか一項に記載の成膜装置を用いて被処理体に対して処理を施すに際して、請求項34又は35記載の成膜装置の使用方法を実施するように前記成膜装置を制御する、コンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
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