JP2010071474A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内等にて使用される気化式加湿装置において、気化による加湿動作を滴下する水滴により報知する加湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本体1の上部に設けた給水タンク6の吐水量を制御する電磁弁8と、この電磁弁8を制御する制御手段16と、前記電磁弁8の水を水滴として滴下させる滴下手段9と、前記本体1外郭に前記滴下手段9の滴下量を可視するように設けた透過部10を備え、滴下する状態は、透過性の透過部10から目視することで、気化による加湿動作を確認可能にし、水滴の滴下間隔を変えて加湿量の増減を報知することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内等の空間を吸水したフィルターに風を通して気化させることにより加湿する加湿装置に関するものである。
従来、この種の加湿装置の一例として、加湿槽内の水を遠心力により吸い上げた後、空気流れ中に飛散させて加湿するものが知られていた(例えば特許文献1参照)。
以下、加湿装置について図13を参照しながら説明する。
図13に示すように、給水タンク101から供給される水を加湿槽102に貯留し、吸水パイプ103の下端部を加湿槽102内の水に浸漬し、吸水パイプ103を回転させ、加湿槽102内の水を遠心力により吸い上げた後、ファン104の回転駆動により得た外部に向かう空気流れ中に飛散させて加湿する。吸水パイプ103は、内部に吸い上げられた水を通過させる中空糸膜105を有し、上部に下方に向かって除々に拡開し、中空糸膜105を通過した水を下方に向かって移動させた後、下方開口部より周囲に飛散させる散水カバー106を備える。散水カバー106の外周に、飛散して衝突した水を流下させた後、空気流れ中に滴下させ、かつ、外部より視認可能な透光性を有するガイド部材107とにより構成され、加湿中であるか否かを目視により確認するようにしている。
特開2003−14262号公報
このような従来の図13の加湿装置では、気化による加湿の吹出しを確認できないため、ガイド部材に衝突させた水の環状模様を外部から目視により確認し加湿中であるか否かを確認することはできるが、加湿量の違いまで判断することは難しく、また水の衝突時に騒音を発生するという課題があった。
そのようなことから、加湿運転における加湿量を目視で確認できるようにすることが要求されている。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、加湿時の気化量を容易に報知する加湿装置を提供することを目的とする。
本発明の加湿装置は、上記目的を達成するために、吸込口と吹出口を連通し形成された空気流路に送風手段を設けた本体と、この本体の上部に設けた給水タンクの吐水量を制御する電磁弁と、この電磁弁を制御する制御手段と、前記電磁弁の水を水滴として滴下させる滴下手段と、滴下水を貯留する水槽に常に下部を浸し、前記空気流路内に気化により加湿する加湿フィルターと、前記本体外郭に前記滴下手段の滴下量を可視するように設けた透過部を備え加湿量を報知する構成としたものである。
この手段により、滴下する水滴を目視することで気化による加湿動作を確認可能にして、また水滴の滴下間隔を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、滴下手段は水滴を滴下する複数の孔を設けた構成としたものである。
この手段により、複数の滴下する水滴を目視することで気化による加湿動作を確認可能にして、また複数の滴下する水滴の滴下間隔を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、滴下手段は水を貯める構成にして、貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化する構成としたものである。
この手段により、貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、内部の底面を傾斜させて形成し、その底面に複数の水滴を滴下する孔を設けた構成としたものである。
この手段により、貯めた水の水位に応じて底面の傾斜に設けた水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、滴下手段は内部の底面を段差形状として形成し、その段差形状部分にそれぞれ水滴を滴下する孔を設けた構成としたものである。
この手段により、貯めた水の水位に応じて底面の段差に設けた水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、滴下手段は内部の底面の中央部を両側部に対して低く形成し、中央部から両側へ向けて複数の水滴を滴下する孔を設けた構成としたものである。
この手段により、貯めた水の水位に応じて底面に設けた水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下手段の中央から両側に向けて滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、透過部は滴下する水滴を拡大させる拡大手段を備えたものである。
この手段により、滴下する水滴を拡大し認識を容易にすることができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、滴下手段の滴下する水滴へ向けて光を照射する照射手段を備え、制御手段は前記照射手段を制御する構成としたものである。
この手段により、滴下する水滴を明るく照らし認識を容易にすることができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、滴下手段の滴下する水滴へ向けて複数の光を照射する照射手段と、制御手段は前記照射手段を制御する構成としたものである。
この手段により、加湿装置の運転状態に応じて複数の照射手段により滴下する水滴を照らす色を変え、照射する色と滴下する水滴から加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、周囲の湿度を検知する湿度検知手段を備え、制御手段は前記湿度検知手段の検知信号により照射手段を制御する構成としたものである。
この手段により、湿度検知手段の湿度に応じて複数の照射手段により滴下する水滴を照らす色を変え、照射する色と滴下する水滴から加湿量の増減を報知することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、水槽に貯留する水位より高い位置に配設した消音手段を備え、前記消音手段に滴下手段の水滴を滴下する構成としたものである。
この手段により、滴下水が水槽に貯留するときの滴下音を低減することができる加湿装置が得られる。
本発明によれば、滴下する水滴を目視することで気化による加湿動作を確認可能にし、水滴の滴下間隔を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置を提供できる。
また、加湿量に応じて滴下手段から滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができる加湿装置を提供できる。
また、滴下する滴下水を拡大し認識を容易にすることができる加湿装置を提供できる。
また、滴下水が水槽に貯留するときの滴下音を低減することができる加湿装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、吸込口と吹出口を連通し形成された空気流路に送風手段を設けた本体と、この本体の上部に設けた給水タンクの吐水量を制御する電磁弁と、この電磁弁を制御する制御手段と、前記電磁弁の水を水滴として滴下させる滴下手段と、滴下水を貯留する水槽に常に下部を浸し、前記空気流路内に気化により加湿する加湿フィルターと、前記本体外郭に前記滴下手段の滴下量を可視するように設けた透過部を備え加湿量を報知するようにしたものであり、滴下する水滴を目視することで気化による加湿動作を確認可能にして、また水滴の滴下間隔を変えて加湿量の増減を報知することができるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、滴下手段は水滴を滴下する複数の孔を設けたものであり、複数の滴下する水滴を目視することで気化による加湿動作を確認可能にして、また複数の滴下する水滴の滴下間隔を変えて加湿量の増減を報知することができるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、滴下手段は水を貯める構成にして、貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化するものであり、貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、滴下手段は内部の底面を傾斜させて形成し、その底面に複数の水滴を滴下する孔を設けたものであり、貯めた水の水位に応じて底面の傾斜に設けた水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、滴下手段は内部の底面を段差形状として形成し、その段差形状部分にそれぞれ水滴を滴下する孔を設けたものであり、貯めた水の水位に応じて底面の段差に設けた水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、滴下手段は内部の底面の中央部を両側部に対して低く形成し、中央部から両側へ向けて複数の水滴を滴下する孔を設けたものであり、貯めた水の水位に応じて底面に設けた水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下手段の中央から両側に向けて滴下する水滴の滴下幅を変えて加湿量の増減を報知することができるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、透過部は滴下する水滴を拡大させる拡大手段を備えたものであり、滴下する滴下水を拡大し認識を容易にすることができるという作用を有する。
また、請求項8記載の発明は、滴下手段の滴下する水滴へ向けて複数の光を照射する照射手段と、制御手段は前記照射手段を制御するものであり、滴下する滴下水を明るく照らし認識を容易にすることができるという作用を有する。
また、請求項9記載の発明は、滴下手段の滴下する水滴へ向けて複数の光を照射する照射手段と、制御手段は前記照射手段を制御するものであり、加湿装置の運転状態に応じて複数の照射手段により滴下する滴下水を照らす色を変え、照射する色と滴下水から滴下量が変わったことの認識を容易にすることができるという作用を有する。
また、請求項10記載の発明は、周囲の湿度を検知する湿度検知手段を備え、制御手段は前記湿度検知手段の検知信号により照射手段を制御するものであり、湿度検知手段の湿度に応じて複数の照射手段により滴下する滴下水を照らす色を変え、照射する色と滴下水から滴下量が変わったことの認識を容易にすることができるという作用を有する。
また、請求項11記載の発明は、水槽に貯留する水位より高い位置に配設した消音手段を備え、前記消音手段に滴下手段の水滴を滴下するものであり、滴下水が水槽に貯留するときの滴下音を低減することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本願発明における加湿装置の構成を示す側面概略図、図2は加湿装置の構成を示す正面概略図である。
図1および図2に示すように、本体1は吸込口2と吹出口3を連通した空気流路に送風手段4としてファンモーターと、加熱手段5として電熱ヒーターが設けられている。ポリエチレン等の樹脂からなる給水タンク6は本体1の保持枠7から取り外し自在に設けられ、給水タンク6からの給水を制御する電磁弁8は、保持枠7の下端に設けられている。電磁弁8から吐水された水を水滴にする滴下手段9には、孔の先端の外形5mm以下、内径2mm以下の孔が設けられている。本体1の外郭には、滴下量を可視するように設けて滴下手段9の滴下水滴を確認できる透過性のアクリル樹脂の透過部10が設けられている。
また、滴下手段9からの水滴を貯留する水槽11は、本体1の底部に設けられている。この水槽11には貯留水の水位を検出する第一水位検出手段12としてフロートの磁石とリードスイッチで構成した非接触スイッチと第一水位検出手段12より高い水位を検出する第二水位検出手段13としてフロートの磁石とリードスイッチで構成した非接触スイッチが設けられている。
また、この水槽11の貯留水に下部を浸して構成され、かつ回転可能に軸支される吸水性のあるポリエステル繊維で構成された加湿フィルター14が設けられ、この加湿フィルター14を回転する回転手段15として設けたタイミングモーターは、駆動ギアによって加湿フィルター14と連動している。本体1の最上部には、加湿量を制御する制御手段16が配設されている。
上記構成において、給水タンク6を保持枠7に配設すると、給水タンク6の水は保持枠7内に一定の量が保たれる。電源にコンセントプラグ(図示せず)を接続すると、制御手段16は電磁弁8に通電する。電磁弁8が開弁し給水タンク6から滴下手段9に吐水される。滴下手段9から水滴が水槽11内に滴下され、滴下した水滴は第一水位検出手段12が水位を検出するまで貯留され、貯留された水により加湿フィルター14の下部は浸される。運転スイッチ(図示せず)の入力により制御手段16は送風手段4、加熱手段5および回転手段13に通電し加湿装置の運転を開始する。吸込口2から吸込まれた空気は、加熱手段5で暖められ回転手段15により回転する加湿フィルター14に送風される。水槽11に下部を浸して回転している加湿フィルター14に浸透した水分は、加湿フィルター14を通過した空気と接触することにより気化され加湿が行われる。そして、加湿された加湿空気は吹出口3から本体1外へ放出される。このとき選択された運転モード(強、中、弱)により電磁弁8の開弁時間が制御される。電磁弁8の開弁時間による水量に応じて滴下手段9から滴下する水滴の滴下間隔が変化する。強運転のときは、滴下間隔が短くなり、弱運転のときは、滴下間隔が長く変化する。滴下する水量が気化による加湿量を上回り水槽11の第二水位検出手段13が水位を検出した場合は、第二水位検出手段13の水位検出がなくなるまで電磁弁8の開弁を停止し、水槽11から貯留水が溢れることを防止する。
そして、滴下手段9から滴下する状態は、透過性の透過部10から可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードによって水滴の滴下間隔が変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、図1または図2の構成に加えて電磁弁8から吐水された水を水滴にする滴下手段9aは、水滴を滴下する複数の孔を横方向に並べて設けた構成とする。
上記構成において、実施の形態1と同様に運転スイッチ(図示せず)の入力により制御手段16は送風手段4、加熱手段5および回転手段13に通電し運転を開始する。吸込口2から吸込まれた空気は、加熱手段5で暖められ回転手段15により回転する加湿フィルター14に送風される。水槽11に下部を浸して回転している加湿フィルター14に浸透した水分は加湿フィルター14を通過した空気と接触することにより気化され加湿が行われる。加湿された加湿空気は吹出口3から本体1外へ放出される。このとき選択された運転モード(強、中、弱)により電磁弁8の開弁時間を制御する。電磁弁8の開弁時間による水量に応じて滴下手段9aから滴下する水滴の滴下間隔が変化する。強運転のときは、複数の穴から滴下する滴下間隔が短くなり、弱運転のときは、複数の穴から滴下する滴下間隔が長く変化する。滴下する水量が気化による加湿量を上回り水槽11の第二水位検出手段13が水位を検出した場合は、第二水位検出手段13の水位検出がなくなるまで電磁弁8の開弁を停止し、水槽11から貯留水が溢れることを防止する。
そして、滴下手段9aから滴下する状態は、透過性の透過部10から可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードによって複数の滴下する水滴の滴下間隔が変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。また、滴下手段9a複数の孔を横方向に並べて設けているので、1つの孔を設けた場合に比べて滴下する水滴は複数を横広がりに目視することができ、より視認性を向上させることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から2と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、図1から図3のいずれかの構成に加えて電磁弁8から吐水された水を水滴にする滴下手段9aは水を貯める構成にして、貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化する構成とする。水位に応じて水滴がの滴下する孔数が変化する構成として、例えば、図4に示すように、敵下手段9aは内部の底面を水平に形成し、横方向に水滴を滴下する複数の孔を配置する。そして、この複数の孔のうち敵下手段9aの中央部において電磁弁8から吐水された水を受ける位置に配置した第1の孔10aを第1の仕切り10bで囲み、その外側に配置した第2の孔10cの外側を第2の仕切り10dで囲み、その外側に第3の孔10eを配置するものである。また、第1の仕切り10bに対して第2の仕切り10dは高さを高く形成してものである。
上記構成において、実施の形態2と同様に運転スイッチ(図示せず)の入力後、選択された運転モード(強、中、弱)により電磁弁8の開弁時間を制御する。まずは、電磁弁8の開弁時間による水量に応じて滴下手段9aの第1の仕切り10b内に貯まる水位が変化し、この第1の仕切り10bから溢れた水は隣接する仕切り内へ移動することにより滴下する滴下幅が変化する。弱運転のときは、滴下手段9a内に最低水位の水が貯まり第1の仕切り10b内にある第1の孔10aから水滴が滴下される。同様に、中運転のときの水位は中間水位となり第1の仕切り10bから溢れた水は隣接する第2の仕切り10d内にある第2の孔10cから滴下される。強運転のときは、滴下手段9a内に貯まる水位は最高水位となり第2の仕切り10dから溢れた水は滴下手段9bの底面全体にいきわたり第3の孔10eからも滴下される。結果として全ての孔から水滴が滴下される。
そして、滴下手段9aから滴下する状態は、透過性の透過部10から可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードにより滴下手段9b内に貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化し、滴下する水滴の滴下幅が変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。
また、電磁弁8から吐水して水を第1の孔10aで受ける位置にして、第2の孔、第3の孔へと水位に応じて広がるようにすることで、電磁弁8から吐水する水の量に応じて水滴を滴下する孔の数を容易にかつなめらかに変化させて加湿量の増減を報知することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から3と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、図1から図4のいずれかの構成に加えて電磁弁8から吐水された水を水滴にする滴下手段9cは、内部の底面を傾斜させて形成し、その傾斜に沿って底面に複数の水滴を滴下する孔を設けた構成とする。すなわち、滴下手段9c内に貯まった水の水位によって、底面の傾斜から滴下する水滴が横方向へ広がるように構成したものである。
上記構成において、実施の形態3と同様に運転スイッチ(図示せず)の入力後、選択された運転モード(強、中、弱)により電磁弁8の開弁時間を制御する。電磁弁8の開弁時間による水量に応じて滴下手段9c内に貯まる水位が変化し滴下する滴下幅が変化する。弱運転のときは、滴下手段9c内に貯まる水位は最低水位となり底面の傾斜に設けた最底部の孔から水滴が滴下される。同様に、中運転のときの水位は中間水位となり、強運転のときは、滴下手段9c内に貯まる水位は最高水位となり底面の傾斜に設けた最低部の孔から最上部の孔を含む全ての孔から水滴が滴下される。
そして、滴下手段9cから滴下する状態は、透過性の透過部10から可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードによって滴下する水滴の滴下幅が横方向へ変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から3と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、図1から図5のいずれかの構成に加えて電磁弁8から吐水された水を水滴にする滴下手段9dは、水を貯める構成にして内部の底面を横方向へ変化する段差形状として形成し、その段差形状部分にそれぞれ水滴を滴下する孔を設けた構成とする。すなわち、滴下手段9d内に貯まった水の水位によって、水の貯まる段差の数が変化して底面の段差から滴下する水滴が横方向へ広がるように構成したものである。
上記構成において、実施の形態3と同様に運転スイッチ(図示せず)の入力後、選択された運転モード(強、中、弱)により電磁弁8の開弁時間を制御する。電磁弁8の開弁時間による水量に応じて滴下手段9d内に貯まる水位が変化し滴下する滴下幅が変化する。弱運転のときは、滴下手段9d内に貯まる水位は最低水位となり底面の段差に設けた最底部の孔から水滴が滴下される。同様に、中運転のときの水位は中間水位となり、強運転のときは、滴下手段9d内に貯まる水位は最高水位となり底面の段差に設けた最低部の孔から最上部の孔を含む全ての孔から水滴が滴下される。
そして、滴下手段9dから滴下する状態は、透過性の透過部10から可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードによって滴下する水滴の滴下幅が横方向へ変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から5と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、図1から図6のいずれかの構成に加えて電磁弁8から吐水された水を水滴にする滴下手段9eは、内部の底面の中央部を両側部に対して低く形成し、中央部から両側へ向けて複数の水滴を滴下する孔を設けた水を貯める構成とする。すなわち、滴下手段9e内に貯まった水の水位によって、底面の形状から滴下する水滴が中央部から左右横方向へ広がるように構成したものである。
上記構成において、実施の形態5と同様に運転スイッチ(図示せず)の入力後、選択された運転モード(強、中、弱)により電磁弁8の開弁時間を制御する。電磁弁8の開弁時間による水量に応じて滴下手段9e内に貯まる水位が変化し滴下する滴下幅が変化する。弱運転のときは、滴下手段9e内に貯まる水位は最低水位となり底面に設けた中央最低部の孔から水滴が滴下される。同様に、中運転のときの水位は中間水位となり、強運転のときは、滴下手段9e内に貯まる水位は最高水位となり底面にある中央最低部の孔から左右に設けた最上部の孔を含む全ての孔から水滴が滴下される。
そして、滴下手段9eから滴下する状態は、透過性の透過部10から可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードによって滴下手段9eの中央から左右横方向へ滴下する水滴の滴下間隔が変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。
なお、本実施の形態6では、内部の底面を段差形状としたが、底面を円弧形状としても同様の作用効果をもたらす。
また、電磁弁8から吐水された水を最下位に配置した孔で受ける構成にすることで、電磁弁8から吐水する水の量に応じて水滴を滴下する孔の数を容易にかつなめらかに変化させて加湿量の増減を報知することができる。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から6と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8に示すように、図1から図7のいずれかの構成に加えて滴下水を拡大させる拡大手段17としてアクリル樹脂製のフレネルレンズを備えた構成とする。
上記構成において、拡大手段17は滴下手段9の下端部を拡大している。滴下手段9から滴下する水滴の様子は、拡大手段17により拡大されて報知される。そして、滴下手段9から滴下する状態は、透過性の拡大手段17から拡大して可視できてそれを確認することで、気化による加湿動作を確認することができる。さらに、加湿装置の運転モードによって水滴の滴下間隔が変わることで加湿量の増減を報知することが可能となる。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態8について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から7と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9に示すように、図1から図8のいずれかの構成に加えて滴下手段9の後方から滴下水へ向けて光を照射する照射手段18として白色LEDと、制御手段16aは送風手段4の運転、停止と連動して照射手段18を制御する構成とする。
上記構成において、運転開始信号が制御手段16aに送られると制御手段16aは送風手段4の通電と連動し照射手段18を点灯させ白色の光を照射する。照射された光は滴下手段9の配設された内部を明るくし滴下している滴下水を照らし出すこととなる。滴下手段9の配設された内部を明るくすることにより、滴下手段9から滴下する様子および滴下する水滴を透過部10から容易に認識することができる。
(実施の形態9)
次に、本発明の実施の形態9について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から8と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図10に示すように、図1から9のいずれかの構成に加えて滴下手段9の後方から滴下水へ向けて光を照射する照射手段18aとして青色LEDと照射手段18bとして白色LEDと、制御手段16bは送風手段4の強運転時は照射手段18aの青色を点灯し、弱運転時は照射手段18bの白色を点灯する構成とする。
上記構成において、送風スイッチ(図示せず)を強に切り換えると動作信号が制御手段16bに送られる。動作信号により制御手段16bは送風手段4を強運転し、連動して照射手段18aを点灯させ青色の光を照射する。また、送風スイッチを弱に切り換えると動作信号が制御手段16bに送られる。動作信号により制御手段16bは送風手段4を弱運転し、連動して照射手段18bを点灯させ白色の光を照射する。また、強運転を白色、弱運転を緑色としても良い。加湿装置の運転状態に応じて照射手段18a、18bにより滴下する滴下水を照らす色を変え、照射する色から運転状態が変わったことの報知と合わせて照射する光により滴下水の滴下量が変わったことの認識を容易にすることができる。
すなわち、滴下水を継続的に見ていなくても、照射する光の変化で、滴下量が変更されたことが容易に認識できるのである。特に照射する光により表示することで、加湿器から離れた場所でも認識ができる。
(実施の形態10)
次に、本発明の実施の形態10について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から9と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図11に示すように、図1から10のいずれかの構成に加えて周囲の湿度を検知する湿度検知手段19として高分子膜を誘電体とした静電容量の変化により湿度を測定する湿度センサを備え、制御手段16cは湿度検知手段19の検知信号により滴下手段9の後方から滴下水へ向けて光を照射する照射手段18cとして赤色LEDと照射手段18dとして緑色LEDを点灯する構成とする。
上記構成において、通電により湿度検知手段19は、周囲の湿度を測定する。運転開始信号が制御手段16cに送られると湿度検知手段19の検知信号に応じて、測定された相対湿度が30%以下、または70%を超えたときは、照射手段18cを点灯させ赤色の光を照射する。測定された相対湿度が30%を超え70%以下のときは、照射手段18dを点灯させ緑色の光を照射する。加湿装置の周囲の湿度に応じて照射手段18c、18dにより滴下する滴下水を照らす色を変え、照射する色から現在の湿度の報知と合わせて照射する光により滴下水の滴下量が変わったことの認識を容易にすることができる。すなわち、滴下水を継続的に見ていなくても、照射する光の変化で、滴下量が変更されたことが容易に認識できるのである。特に照射する光により表示することで、加湿器から離れた場所でも認識ができる。
(実施の形態11)
次に、本発明の実施の形態11について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から10と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12に示すように、図1から図11のいずれかの構成に加えて水槽に貯留水する水位より高い位置に配設して滴下水滴を滴下させる消音手段20としてポリエステル繊維で構成された不織布の上に滴下水が滴下する構成とする。
上記構成において、運転開始信号が制御手段16に送られると、滴下手段9から滴下を開始する。滴下する水滴は、水槽11に貯留する水面より高い位置に配設している消音手段20の上に滴下し、滴下した水は消音手段20を伝わり水槽へ貯留される。貯留された水面に直接滴下水が滴下することなく、水面に滴下するときの滴下音を低減することができる。
水量を確認する装置等にも適用できる。
本発明の実施の形態1の加湿装置の構成を示す側面概略図 同実施の形態1の加湿装置の構成を示す正面概略図 同実施の形態2の加湿装置の滴下構造を示す正面概略図 同実施の形態3の加湿装置の滴下構造を示す正面概略図 同実施の形態4の加湿装置の滴下構造を示す正面概略図 同実施の形態5の加湿装置の滴下構造を示す正面概略図 同実施の形態5の加湿装置の滴下構造を示す正面概略図 同実施の形態6の加湿装置の構成を示す正面概略図 同実施の形態7の加湿装置の構成を示す側面概略図 同実施の形態8の加湿装置の構成を示す側面概略図 同実施の形態9の加湿装置の構成を示す側面概略図 同実施の形態10の加湿装置の構成を示す側面概略図 従来の加湿装置の構成図
符号の説明
1 本体
2 吸込口
3 吹出口
4 送風手段
6 給水タンク
8 電磁弁
9 滴下手段
9a 滴下手段
9b 滴下手段
9c 滴下手段
9d 滴下手段
9e 滴下手段
10 透過部
10a 第1の孔
10b 第1の仕切り
10c 第2の孔
10d 第2の仕切り
10e 第3の孔
11 水槽
14 加湿フィルター
16 制御手段
16a 制御手段
16b 制御手段
16c 制御手段
17 拡大手段
18 照射手段
18a 照射手段
18b 照射手段
18c 照射手段
19 湿度検知手段
20 消音手段

Claims (11)

  1. 吸込口と吹出口を連通し形成された空気流路に送風手段を設けた本体と、この本体の上部に設けた給水タンクの吐水量を制御する電磁弁と、この電磁弁を制御する制御手段と、前記電磁弁の水を水滴として滴下させる滴下手段と、滴下水を貯留する水槽に常に下部を浸し、前記空気流路内に気化により加湿する加湿フィルターと、前記本体外郭に前記滴下手段の滴下量を可視するように設けた透過部を備え加湿量を報知することを特徴とする加湿装置。
  2. 滴下手段は水滴を滴下する複数の孔を設けた構成とする請求項1記載の加湿装置。
  3. 滴下手段は水を貯める構成にして、貯めた水の水位に応じて水滴を滴下する孔の数が変化する構成とした請求項1および2記載の加湿装置。
  4. 滴下手段は内部の底面を傾斜させて形成し、その底面に複数の水滴を滴下する孔を設けた請求項3記載の加湿装置。
  5. 滴下手段は内部の底面を段差形状として形成し、その段差形状部分にそれぞれ水滴を滴下する孔を設けた請求項3記載の加湿装置。
  6. 滴下手段は内部の底面の中央部を両側部に対して低く形成し、中央部から両側へ向けて複数の水滴を滴下する孔を設けた請求項3および5記載の加湿装置。
  7. 透過部は滴下する水滴を拡大させる拡大手段を備えた請求項1から6いずれかに記載の加湿装置。
  8. 滴下手段の滴下する水滴へ向けて光を照射する照射手段を備え、制御手段は前記照射手段を制御する構成とする請求項1から7いずれかに記載の加湿装置。
  9. 滴下手段の滴下する水滴へ向けて複数の光を照射する照射手段を備え、制御手段は前記照射手段を制御する構成とする請求項1から8いずれかに記載の加湿装置。
  10. 周囲の湿度を検知する湿度検知手段を備え、制御手段は前記湿度検知手段の検知信号により照射手段を制御する構成とする請求項1から9いずれかに記載の加湿装置。
  11. 水槽に貯留する水位より高い位置に配設した消音手段を備え、前記消音手段に滴下手段の水滴を滴下する構成とする請求項1から10いずれかに記載の加湿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018063102A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 シャープ株式会社 加湿機及び空気清浄機

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