JP2010069599A - Memsセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 全体が薄型で可動電極部の支持が安定し、しかも可動電極部の動作余裕を確保できるMEMSセンサを提供する。
【解決手段】 機能層10は、シリコンウエハから分離された固定電極部と可動電極部と枠体層25を有している。固定電極部の支持導通部12と可動電極部の支持導通部17および枠体部25と、第1の基板1は、第1の絶縁層3a,3b,3cで固定されている。第2の基板2に第2の絶縁層30が形成され、その表面に接続電極部31,32およびシール電極部33が形成されており、これらが接続金属層41,42およびシール金属層43と共晶接合または拡散接合されている。その結果、錘部20の可動領域が金属シール層で封止されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、シリコン(Silicon)層を微細加工して形成されたMEMSセンサに係り、特に、薄型で且つ可動領域の密閉機能に優れたMEMSセンサに関する。
MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)センサは、SOI(Silicon on Insulator)層を構成するシリコン(Si)ウエハを微細加工することで、可動電極部と固定電極部が形成される。この微細なセンサは、可動電極部の動作により、加速度センサ、圧力センサ、振動型ジャイロ、またはマイクロリレーなどとして使用される。
この種のMEMSセンサは、シリコンウエハの一部で形成された可動電極部がクリーンな空間内で微細な距離で動作できるように、可動電極部の可動領域を密閉することが必要である。
そのためのパッケージング技術として、以下の特許文献1に記載された発明では、SOI層を構成するシリコンウエハから形成された可動電極部および固定電極部が、ガラス基板とガラス基板との間に配置され、可動電極部の可動領域の周囲部分において、ガラスフリットで、上下のガラス基板が接合されて、前記ガラスフリットでシール層が形成されている。
特開2000−307018号公報
しかし、特許文献1に記載されているように、2枚のガラス基板の間に可動電極部を封入したパッケージング構造では、センサ全体の厚さ寸法が大きくなる。
また、上下のガラス基板の対向間隔が、可動電極部の可動領域の周囲をシールするガラスフリットの厚さで決められるために、ガラス基板の対向間隔を高精度に決めるのが難しく、その結果、可動電極部とガラス基板との間に可動電極の動作に必要な可動余裕(マージン)を適切な寸法で設定するのが難しい。
また、ガラスフリットは溶融して固化することでシール層となるため、微細パターンのシール層を形成するのが難しい。さらに、溶融したガラスフリットが、可動電極の可動領域に流れ込まないようにするために、可動電極の可動領域とガラスフリットのシール層との間に距離を空けることが必要である。そのため、パッケージング全体が大型にならざるを得ない。
さらに、この種のMEMSセンサは、小型化のために、可動電極部の可動領域と重なる部分に電極層やリード層を形成せざるを得ないが、これら電極層やリード層と可動電極層との間にマージンとなる寸法を確保することが必要であり、これによっても、パッケージングの薄型化を実現するのが難しい。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、薄型で且つ小型でパッケージングでき、しかも可動電極部と基板との間に、適正な可動余裕(マージン)を確保しやすい構造のMEMSセンサを提供することを目的としている。
また本発明は、可動電極部の可動領域を囲むシール層を薄く形成でき、しかもシール層を形成する材料が可動電極部の動作に悪影響を与えにくい構造のMEMSセンサを提供することを目的としている。
本発明は、第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された可動電極部および固定電極部とを有するMEMSセンサにおいて、
前記第1の基板の表面に、第1の絶縁層を介して、前記可動電極部および前記固定電極部のそれぞれの支持導通部が固定され、前記第2の基板の表面に、第2の絶縁層とこの第2の絶縁層の内部に埋設されたリード層と前記リード層に導通して前記支持導通部に個別に接続される接続電極部が設けられており、
前記第2の絶縁層には、前記可動電極部に対面する凹部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明のMEMSセンサは、第1の基板の表面に設けられた第1の絶縁層と、第2の基板の表面に設けられた第2の絶縁層との間に、可動電極部および固定電極部の支持導通部が挟まれて固定されている。第1の基板と第2の基板の間隔は、主に、可動電極部および固定電極部の厚さと、第1の絶縁層および第2の絶縁層の厚さとで決められる。これらの厚さ寸法は、比較的高精度に設定できるため、第1の基板と第2の基板の厚さ寸法を均一に決めることができる。
また、第2の絶縁層に、可動電極部に対向する凹部が形成されているため、可動電極部と第2の絶縁層との間に、可動余裕(マージン)を確保でき、薄型でありながら、可動電極部が確実に動作できるMEMSセンサを得ることができる。
本発明は、それぞれの前記支持導通部の表面に接続金属層が形成されており、それぞれの前記接続電極部と前記接続金属層とが共晶接合または拡散接合されていることが好ましい。
可動電極部と固定電極部のそれぞれの支持導通部と、第2の基板の第2の絶縁層とが、接続電極部と接続金属層との接合層を介して接合されることになるが、接合層の厚さ寸法が薄いために、この接合層を介して第1の基板と第2の基板の間隔を高精度に決めやすい。また、接合層の金属の膜厚が薄いので、この金属が可動電極部の可動領域に流れ込むことも生じにくい。
また、前記凹部により可動電極部と第2の絶縁層との間の可動余裕を確保できるため、接合層の厚さ寸法をできるかぎり薄くできる。接合層を薄くすることで、可動電極部と固定電極部が接合層から熱応力を受けにくくなる。熱応力による可動電極部や固定電極部の歪みを防止するためには、前記接続電極部の厚さ寸法および前記接合層の厚さ寸法が4μm以下であることが好ましい。
本発明は、前記支持導通部には、前記接続電極部と前記接続金属層との接合層を囲む連続するまたは不連続の溝が形成されていることが好ましい。
上記溝が形成されていると、接合層を構成する金属が、周囲に拡散するのを防止しやすくなり、可動電極部の動作が金属層によって阻害されることを防止しやすい。
本発明は、前記可動電極部および前記固定電極部と同じ材料で同じ厚さに形成された枠体層が設けられ、この枠体層が、前記可動電極部の可動領域を囲んでおり、
前記第1の基板と前記枠体層とが、前記可動領域の外周において、前記第1の絶縁層と同じ絶縁層を介して接合されており、
前記第2の絶縁層の表面に、前記接続電極部と同じ金属材料で形成されたシール電極部が形成され、前記枠体層の表面に前記接続金属層と同じ金属材料で形成されたシール金属層が形成されており、前記シール電極部と前記シール金属層とが共晶接合または拡散接合されて、前記可動領域の外周を囲むシール層が形成されているものとして構成できる。
上記のように、第2の絶縁層と枠体層との間に、共晶接合または拡散接合によるシール金属層が形成されていると、可動電極部の可動領域を囲むシール構造を薄く構成でき、第1の基板と第2の基板との間の距離を均一に保つことができる。また、シール金属層の金属材料は少量であるため可動電極部の可動領域に流れにくく、シール金属層を可動領域に接近して配置しても、前記金属材料が可動電極部の動作に悪影響を与えにくい。そのために、小型に構成しやすくなる。
また、本発明は、前記第2の絶縁層の内部に埋設された前記リード層が、前記シール層の外部に引き出され、前記第2の基板に、前記リード層に導通する接続パッドが設けられているものである。
第2の絶縁層は、第1の基板と第2の基板の距離を保つ機能を発揮するのにならず、リード層を絶縁して外部に導く機能も発揮する。よって、薄型化できるとともに、リード層を確実に絶縁して外部の電気回路に接続させることが可能になる。
さらに本発明は、前記第2の基板の代わりにICパッケージが使用され、前記リード層の代わりに、前記第2の絶縁層を貫通して形成された接続層により、前記接続電極部がICパッケージの電極パッドに接続されているものであってもよい。
この場合、MEMSセンサは、ICパッケージの表面に形成される第2の絶縁層の上に、可動電極部と固定電極部および枠体層が形成され、その上に第1の基板が重ねられた構造であるため、さらに薄型に構成できる。
本発明は、第1の基板と第2の基板との間隔が、可動電極部および固定電極部の厚さ寸法と、第1の絶縁層および第2の絶縁層の厚さで決められるため、第1の基板と第2の基板の間隔を高精度に決めやすく、薄型が可能である。
また、第2の絶縁層は、リード層を絶縁する機能を発揮するのみならず、その表面に凹部を形成することで、可動電極部が動作するときの空間を形成することができるため、薄型でありながら、可動電極部が確実に動作するMEMSセンサを得ることができる。
前記凹部により可動電極部の可動余裕を確保できるために、接続電極部および接合層をできるかぎり薄くでき、接合層の熱応力が可動電極部や固定電極部に与える影響を少なくできる。
可動電極部の可動領域の周囲を囲むシール層が、第2の絶縁層と枠体層との間の接合層で構成されるため、シール層も薄型にでき、シール層の金属が可動電極部の動作に悪影響を与えにくくなる。
図1は本発明の実施の形態のMEMSセンサを示すものであり、可動電極部と固定電極部および枠体層を示す平面図である。図1では第1の基板および第2の基板の図示は省略している。図2は図1のII部の拡大図、図3はIII部の拡大図である。図4は、MEMSセンサの全体構造を示す断面図であり、図1をIV−IV線で切断した断面図に相当している。図5は、MEMSセンサの製造方法を説明する断面図である。なお、図4と図5では、各層の配置構成が上下逆となっている。
図4に示すように、MEMSセンサは、第1の基板1と第2の基板2の間に、機能層10が挟まれている。第1の基板1と機能層10の各部は、第1の絶縁層3a,3b,3cを介して接合されている。また、第2の基板2と機能層10の間には第2の絶縁層30が設けられている。
第1の基板1と機能層10および第1の絶縁層3a,3b,3cは、SOI(Silicon on Insulator)層を加工して形成されている。ここで使用するSOI層は、2つのシリコンウエハが、SiO2層である絶縁層(Insulator)を挟んで一体に接合されたものである。SOI層の一方のシリコンウエハが、第1の基板1として使用され、他方のシリコンウエハが、加工されて機能層10が形成されている。
機能層10は、1枚のシリコンウエハから第1の固定電極部11、第2の固定電極部13、可動電極部15および枠体層25が分離されて形成されている。さらにSOI層の絶縁層の一部が除去されて、互いに分離された第1の絶縁層3a,3b,3cが形成されている。
図1に示すように、機能層10の平面形状は、中心(図心)Oに対して180度の回転対称であり、且つ中心Oを通りX方向に延びる線に対して上下方向(Y方向)に対称である。
図1に示すように、中心OよりもY1側に第1の固定電極部11が設けられている。第1の固定電極部11では、中心Oに接近する位置に四角形の支持導通部12が一体に形成されている。図4および図5に示すように、支持導通部12は第1の絶縁層3aによって第1の基板1の表面1aに固定されている。第1の固定電極部11は、前記支持導通部12のみが前記第1の絶縁層3aによって第1の基板1の表面1aに固定されており、その他の部分は、第1の基板1との間の絶縁層が除去されて、第1の基板1の表面1aとの間に、第1の絶縁層3aの厚さに相当する間隔の隙間が形成されている。
図1に示すように、第1の固定電極部11は、支持導通部12からY1方向に直線的に延びる一定の幅寸法の電極支持部11aを有している。電極支持部11aのX1側には、複数の対向電極11bが一体に形成されており、電極支持部11aのX2側には、複数の対向電極11cが一体に形成されている。図2には、一方の対向電極11cが示されている。複数の対向電極11cはいずれもX2方向へ直線的に延びており、Y方向の幅寸法は一定である。そして、複数の対向電極11cは、Y方向へ一定の間隔を空けて櫛歯状に配列している。X1側に延びる他方の対向電極11bと、X2方向に延びる前記対向電極11cは、中心Oを通ってY方向に延びる線に対して左右対称の形状である。
中心OよりもY2側には第2の固定電極部13が設けられている。第2の固定電極部13と前記第1の固定電極部11は、中心Oを通ってX方向に延びる線に対して上下方向(Y方向)へ対称形状である。すなわち、第2の固定電極部13は、中心Oに接近する位置に設けられた四角形の支持導通部14と、この支持導通部14からY2方向へ直線的に延びる一定の幅寸法の電極支持部13aを有している。電極支持部13aのX1側には、電極支持部13aから一体に延びる複数の対向電極13bが設けられ、電極支持部13aのX2側には、電極支持部13aから一体に延びる複数の対向電極13cが設けられている。
図3に示すように、対向電極13cはX2方向へ直線状に延び幅寸法が一定であり、且つY方向へ一定の間隔で互いに平行に形成されている。X1側の対向電極13bも同様に一定の幅寸法でX1方向へ直線的に延び、Y方向へ一定の間隔で平行に延びている。
第2の固定電極部13も、支持導通部14のみが第1の絶縁層3aを介して第1の基板1の表面1aに固定されている。それ以外の部分である電極支持部13aおよび対向電極13b,13cは、第1の基板1の表面1aとの間の絶縁層が除去されており、電極支持部13aおよび対向電極13b,13cと、第1の基板1の表面1aとの間に、第1の絶縁層の厚さに相当する間隔の隙間が形成されている。
図1に示す機能層10は、四角形の枠体層25の内側が可動領域であり、可動領域では、前記第1の固定電極部11と第2の固定電極部13を除く部分が可動電極部15となっている。可動電極部15は、同じシリコンウエハにおいて、前記第1の固定電極部11と第2の固定電極部13および枠体層25から分離されて形成されている。
図1に示すように、可動電極部15は、中心OよりもX1側に、Y1−Y2方向に延びる第1の支持腕部16を有しており、中心OのX1側に接近した位置に、第1の支持腕部16と一体に形成された四角形の支持導通部17が設けられている。可動電極部15は、中心OよりもX2側に、Y1−Y2方向に延びる第2の支持腕部18を有しており、中心OのX2側に接近した位置に、第2の支持腕部18と一体に形成された四角形の支持導通部19が設けられている。
第1の支持腕部16と第2の支持腕部18とで挟まれた領域で、且つ第1の固定電極部11と第2の固定電極部13を除く部分が、錘部20となっている。錘部20のY1側の縁部は、弾性支持部21を介して第1の支持腕部16に支持されているとともに弾性支持部23を介して第2の支持腕部18に支持されている。錘部20のY1側の縁部は、弾性支持部22を介して第1の支持腕部16に支持されているとともに、弾性支持部24を介して第2の支持腕部18に支持されている。
中心OよりもY1側では、錘部20のX1側の縁部からX2側に延びる複数の可動対向電極20aが一体に形成されているとともに、錘部20のX2側の縁部からX1側に延びる複数の可動対向電極20bが一体に形成されている。図2に示すように、錘部20と一体に形成された可動対向電極20bは、第1の固定電極部11の対向電極11cのY2側の辺に対して静止時に距離δ1を介して対向している。同様に、X1側の可動対向電極20aも、第1の固定電極部11の対向電極11bのY2側の辺に対して静止時に距離δ1を介して対向している。
錘部20には、中心OよりもY2側において、X1側の縁部からX2方向に平行に延びる複数の可動対向電極20cが一体に形成されているとともに、X2側の縁部からX1方向に平行に延びる複数の可動対向電極20dが一体に形成されている。
図3に示すように、可動対向電極20dは、第2の固定電極部13の対向電極13cのY1側の辺に対して静止時に距離δ2を介して対向している。これは、X1側の可動対向電極20cと対向電極13bとの間においても同じである。静止時の対向距離δ1とδ2は、同じ寸法となるように設計されている。
図4に示すように、第1の支持腕部16に連続する支持導通部17と第1の基板1の表面1aとが第1の絶縁層3bを介して固定されており、第2の支持腕部18に連続する支持導通部19と第1の基板1の表面1aも第1の絶縁層3bを介して固定されている。可動電極部15は、支持導通部17と支持導通部19のみが前記第1の絶縁層3bによって第1の基板1に固定されており、それ以外の部分、すなわち第1の支持腕部16、第2の支持腕部18、錘部20、可動対向電極20a,20b,20c,20dおよび弾性支持部21,22,23,24は、第1の基板1の表面1aとの間の絶縁層が除去されており、これら各部と第1の基板1の表面1aとの間に第1の絶縁層3bの厚さ寸法に相当する間隔の隙間が形成されている。
弾性支持部21,22,23,24は、シリコンウエハから切り出された薄い板バネ部でミアンダパターンとなるように形成されている。弾性支持部21,22,23,24が変形することで、錘部20がY1方向またはY2方向へ移動可能となっている。
図1に示すように、枠体層25は、機能層10を形成するシリコンウエハを四角い枠状に切り出すことで形成されている。この枠体層25と第1の基板1の表面1aとの間には、第1の絶縁層3cが残されている。この第1の絶縁層3cは、可動電極部15の可動領域の外側の全周を囲むように設けられている。
図4と図5に示す機能層10の製造方法は、絶縁層を介して2枚のシリコンウエハが接合されたSOI層を使用し、一方のシリコンウエハの表面に、第1の固定電極部11、第2の固定電極部13、可動電極部15および枠体層25を覆うレジスト層を形成し、レジスト層から露出している部分でシリコンウエハの一部を、高密度プラズマを使用した深堀RIEなどのイオンエッチング手段で除去し、第1の固定電極部11、第2の固定電極部13、可動電極部15および枠体層25を互いに分離させる。
このとき、支持導通部12,14,17,19および枠体層25を除く全ての領域に、前記深堀RIEによって、多数の微細孔を形成しておく。図2と図3には、対向電極11cに形成された微細孔11d、対向電極13cに形成された微細孔13d、および錘部20に形成された微細孔20eが図示されている。
深堀RIEなどによってシリコンウエハをエッチング加工した後に、シリコンを溶解せずに絶縁層のSiO2層を溶解できる選択性の等方性エッチング処理を行う。このときエッチングガスまたはエッチング液は、シリコンウエハの前記各部を分離した溝内に浸透し、さらに前記微細孔内に浸透して、絶縁層が除去される。
その結果、支持導通部12,14,17,19および枠体層25と、第1の基板1の表面1aとの間のみ、第1の絶縁層3a,3b,3cが残され、それ以外の部分で絶縁層が除去される。
SOI層を使用して加工した第1の基板1は、厚さ寸法が0.2〜0.7mm程度、機能層10の厚さ寸法は10〜30μm程度、第1の絶縁層3a,3b,3cの厚さは1〜3μm程度である。
第2の基板2は、厚さ寸法が0.2〜0.7mm程度の単層のシリコンウエハで形成される。第2の基板2の表面2aに第2の絶縁層30が形成される。第2の絶縁層30は、SiO2、SiNまたはAl23などの無機絶縁層であり、スパッタ工程またはCVD工程で形成される。無機絶縁層としては、シリコンウエハとの熱膨張係数の差が、接続電極部を構成する導電性金属とシリコンウエハの熱膨張係数の差よりも小さい材料が選択される。好ましくは、シリコンウエハとの熱膨張係数の差が比較的小さいSiO2またはSiNが使用される。
図4と図5に示すように、第2の絶縁層30の表面に、第1の固定電極部11の支持導通部12に対面する接続電極部31が形成され、同様に第2の固定電極部13の支持導通部14に対面する接続電極部31(図示せず)が形成される。また、第2の絶縁層30の表面に、可動電極部15の一方の支持導通部17に対面する接続電極部32が形成され、同様に、他方の支持導通部19と対面する接続電極部32(図示せず)も形成されている。
第2の絶縁層30の表面には、前記枠体層25の表面に対向するシール電極部33が形成されている。このシール電極部33は、前記接続電極部31,32と同じ導電性金属材料によって形成されている。シール電極部33は、枠体層25に対面して四角形に形成されており、可動電極部15の可動領域の外周でこの可動領域の周囲全周を囲むように形成されている。接続電極部31,32およびシール電極部33はアルミニウム(Al)で形成されている。
第2の絶縁層30の内部には、一方の接続電極部31に導通するリード層34と、他方の接続電極部32に導通するリード層35が設けられている。リード層34,35はアルミニウムで形成されている。複数のリード層34,35は、それぞれの接続電極部31,32に個別に導通している。そして、それぞれのリード層34,35は、第2の絶縁層30の内部を通過し、シール電極部33と接触することなく、シール電極部33が形成されている部分を横断して、シール電極部33で囲まれている領域の外側へ延びている。第2の基板2には、前記領域の外側において、それぞれのリード層34,35に導通する接続パッド36が設けられている。接続パッド36は、低抵抗で酸化しにくい導電性材料であるアルミニウムや金などで形成されている。
第2の絶縁層30は、接続電極部31,32が形成されている表面30aおよびシール電極部33が形成されている表面30aが同一平面上に位置している。そして、第2の絶縁層30には、接続電極部31,32とシール電極部33が形成されていない領域に、第2の基板2の表面2aに向けて凹部38が形成されている。この凹部38は、第2の絶縁層30において、支持導通部12,14,17,19および枠体層25に対向する前記表面30a以外の全ての部分に形成されている。また、凹部38は、第2の絶縁層30の内部の途中までの深さであって、リード層34,35が露出しない深さに形成されている。
前記第2の絶縁層30の形成方法は、第2の基板2の表面2aに、無機絶縁層を一定の厚さでスパッタ工程で形成し、その表面にリード層34,35をスパッタ工程またはCVD工程などで形成し、さらにリード層34,35を覆うように無機絶縁層をスパッタ工程で形成する。その後に、表面30aが同一面となるように研磨し、さらにイオンミリングなどで前記凹部38を掘り込む。
図5に示すように、機能層10の支持導通部12,14の表面には、それぞれ前記接続電極部31に対面する接続金属層41が形成され、支持導通部17,19の表面には、それぞれの接続電極部32に対面する接続金属層42がスパッタ工程で形成される。さらに、枠体層25の表面には、シール電極部33に対面するシール金属層43が形成される。シール金属層43は、接続金属層41,42と同じ金属材料で同時に形成される。
接続金属層41,42とシール金属層43は、接続電極部31,32およびシール電極部33を形成するアルミニウムと共晶接合または拡散接合しやすい金属材料であるゲルマニウムで形成されている。
図4に示すように、第1の基板1と第2の基板2を、表面1a,2aが対向するように重ね、接続電極部31と接続金属層41とを対面させ、接続電極部32と接続金属層42とを対面させ、さらにシール電極部33とシール金属層43とを対面させる。そして、加熱しながら第1の基板1と第2の基板2とを弱い力で加圧する。これにより、接続電極部31と接続金属層41とが共晶接合し、接続電極部32と接続金属層42とが共晶接合する。あるいは拡散接合する。接続電極部31,32と接続金属層41,42との共晶接合または拡散接合により、支持導通部12,14,17,19が第1の絶縁層3a,3bと第2の絶縁層30との間で動かないように挟持されるとともに、接続電極部31,31と支持導通部12,14とが個別に導通し、接続電極部32,32と支持導通部17,19とが個別に導通する。
同時に、シール電極部33とシール金属層43とが共晶接合または拡散接合する。この共晶接合または拡散接合により、枠体層25と第2の絶縁層30とが強固に固定されるとともに、可動電極部15の可動領域の周囲全周を囲む金属シール層45が形成される。
このMEMSセンサは、2枚のシリコンウエハが絶縁層を介して接合されたSOI層と他の1枚のシリコンウエハとを重ねた構造であるため、全体に薄型である。また、第1の固定電極部11の支持導通部12、第2の固定電極部13の支持導通部14、および可動電極部15の支持導通部17,19が、第1の絶縁層3a,3bと第2の絶縁層30とで挟まれて固定される構造であるため、支持導通部12,14,17,19が安定して支持固定される。
支持導通部12,14,17,19と第2の絶縁層30が、接続電極部31,32と接続金属層41,42との共晶接合または拡散接合で接合されているが、この接合層は薄く且つ面積が小さく、しかも支持導通部12,14,17,19と第1の基板1とが無機絶縁材料の第1の絶縁層3a,3bを介して接合されている。そのため、周囲温度が高くなったとしても、接合層の熱応力が支持導通部12,14,17,19の支持構造に影響を与えにくく、熱応力による固定電極部11,13や可動電極部15の歪みなどが発生しにくい。
同様に、可動電極部15の可動領域の周囲を囲む金属シール層45は、枠体層25と第2の絶縁層30との間で薄く形成された接合層であり、枠体層25が十分な厚み寸法を有しているため、金属シール層45の熱応力によって、第1の基板1と第2の基板2の歪みなどが発生しにくい。
このMEMSセンサは、第1の基板1と第2の基板2の厚さ寸法、および機能層10の厚さ寸法、さらに第2の絶縁層30の厚さ寸法によって、全体の厚さ寸法がほぼ決められる。それぞれの層の厚さ寸法は、高精度に管理できるため、厚さのばらつきが生じにくくなる。しかも、第2の絶縁層30には、可動電極部15の可動領域に対向する凹部38が形成されているため、接合層が薄く全体が薄型であっても、可動電極部15に厚さ方向の移動余裕(マージン)を与えることができ、外部から厚さ方向への大きな加速度が作用しても、錘部20および可動対向電極20a,20b,20c,20dが第2の絶縁層30に当たりにくく、誤動作を生じにくい。
このMEMSセンサは、Y1方向またはY2方向の加速度を検知する加速度センサとして使用することができる。例えば、MEMSセンサにY1方向への加速度が作用すると、その反作用により可動電極部15の錘部20がY2方向へ移動する。このとき、図2に示す、可動対向電極20bと固定側の対向電極11cとの対向距離δ1が広がって、可動対向電極20bと対向電極11cとの間の静電容量が低下する。同時に、図3に示す、可動対向電極20dと対向電極13cとの対向距離δ2が狭くなって、可動対向電極20bと対向電極13cとの間の静電容量が増大する。
静電容量の減少と増大を電気回路で検出し、対向距離δ1の増大による出力の変化と対向距離δ2の減小による出力の変化との差を求めることにより、Y1方向へ作用した加速度の変化や加速度の大きさを検知することができる。
なお、本発明は、可動電極部15の錘部20が、X−Y平面と直交する向きの加速度に反応して厚さ方向へ移動して、固定電極部11,13の対向電極11b,11c,13b,13cと、可動電極部15の可動対向電極20a,20b,20cとの対向状態が、可動電極部15の厚さ方向へずれて、対向面積が変化し、このときの可動対向電極と対向電極との間の静電容量の変化を検知するものであってもよい。
図6(A)(B)は本発明のさらに好ましい実施の形態のMEMSセンサを示すものであり、図4のVI部の拡大断面図に相当している。
図6(A)に示す実施の形態では、可動電極部15の支持導通部17の表面に、接続金属層42と接続電極部32とが共晶接合しまたは拡散接合した接合部を囲むように溝51が形成されている。溝51は接合部の周囲全長を連続して囲むように形成されていてもよいし、または、接合部を囲むように間隔を空けて複数に分割されて形成されていてもよい。
図6(B)に示す実施の形態では、可動電極部15の支持導通部17の表面に、接続金属層42と接続電極部32との接合部を囲む溝52が形成されている。この溝52は接合層の周囲に連続して形成されており、接合金属層42の一部が溝52の内部まで形成されている。
図6(A)(B)に示す実施の形態では、接続電極部32と接続金属層42の共晶接合または拡散接合の際に、溶融金属が溝51,52で堰き止められ、可動電極部15の錘部20の可動領域や、図2と図3に示す電極対向部に流れ出るのをさらに確実に防止できる。
なお、前記実施の形態では、接続電極部31,32およびシール電極部33がアルミニウムで、接続金属層41,42およびシール金属層43がゲルマニウムであるが、共晶接合または拡散接合が可能な金属の組み合わせとしては、アルミニウム−亜鉛、金−シリコン、金−インジウム、金−ゲルマニウム、金−錫などがある。これら金属の組み合わせにより、それぞれの金属の融点以下の温度である450℃以下の比較的低い温度で接合を行うことが可能になる。
図7は、本発明のさらに他の実施の形態のMEMSセンサを示す断面図である。
このMEMSセンサは、第2の基板2の代わりにICパッケージ100が使用されている。ICパッケージ100内には、対向電極と可動対向電極との静電容量の変化を検出する検出回路などが内蔵されている。
ICパッケージ100の上面101に第2の絶縁層30が形成され、この第2の絶縁層30の表面に、接続電極部31,32およびシール電極部33が形成されている。接続電極部31,32は、第2の絶縁層30を貫通するスルーホールなどの接続層134,135を介して、ICパッケージ100の上面101に現れている電極パッドなどに導通し、ICパッケージ100内の電気回路に接続されている。
図7に示すMEMSセンサも、機能層10が、第1の基板1と第2の絶縁層30との間に配置され、第2の絶縁層30は厚さ寸法を管理して形成することができるので、ICパッケージ100の上面101から大きく突出することなく、且つ機能層10を安定して保持できる。
図8は、接続電極部31,32あるいは接合層の厚さ寸法の最適値を求めるためのシミュレーションモデルを示している。第1の基板101と固定電極部116および第1の絶縁層103はSOI層から加工したものを想定しており、第1の基板101と固定電極部116はシリコンウエハ、第1の絶縁層103はSiO2である。第2の基板102もシリコンウエハであり、第2の絶縁層130もSiO2である。このシミュレーションでは、接合層132をアルミニウムの単層として熱応力について演算した。
計算に使用した物性値は以下の通りである。
ヤング率(N/m2):Siを1.50E+11、SiO2を7.20E+10、Alを7.03E+10とした。
ポアッソン比(−):Siを0.17、SiO2を0.25、Alを0.35とした。
熱膨張係数(/kelvin):Siを2.60E−06、SiO2を5.60E−07、Alを2.33E−05とした。
また、第1の絶縁層103の長さ寸法L1を70μm、固定電極部116の全長寸法を350μmとした。
厚みは、第1の基板101と第2の基板102を100μm、第1の絶縁層103を1.5μm、固定電極部116を20μm、第2の絶縁層130を3μmとした。
接合層132の長さ寸法W0を20μmとし、接合層132の厚み寸法T0を0.5μmから10μmの間で変化させた。それぞれについて、75℃に加熱したときの接合層132の熱応力による固定電極部116の下部先端部P1と上部先端部P2のδ方向への変位量を計算した。
図9は、横軸に接合層132の厚みT0を単位(μm)で示し、縦軸にP1とP2の変位量を単位(nm)で示している。なお、図9では、下部先端部P1を「頂点1」とし、上部先端部P2を「頂点2」と記載している。
図9の結果から、接合層132の厚みW0は4μm以下であることが好ましく1μm以下であることがさらに好ましい。
すなわち、前記実施の形態では、接続電極部31,32の厚さ寸法、あるいは接合層全体の厚さ寸法が4μm以下が好ましく、さらには1μm以下が好ましい。
本発明の実施の形態のMEMSセンサの可動電極部と固定電極部および枠体層の分離パターンを示す平面図、 図1のII矢視部の拡大平面図、 図1のIII矢視部の拡大平面図、 MEMSセンサの積層構造を示す断面図であり、図1のIV−IV線での断面図に相当している、 MEMSセンサの製造方法を示す断面図、 (A)(B)は、図4のVI矢視部の構造の詳細を実施の形態別に示す拡大断面図、 第2の基板の代わりにICパッケージを使用した実施の形態を示す断面図、 接続電極部または接合層の厚さの最適値を求めるためのシミュレーションモデルの説明図、 シミュレーション結果を示す線図、
符号の説明
1 第1の基板
2 第2の基板
3a,3b,3c 第1の絶縁層
10 機能層
11 第1の固定電極部
12 支持導通部
11b,11c 対向電極
13 第2の固定電極部
14 支持導通部
13b,13c 対向電極
15 可動電極部
16 第1の支持腕部
17 支持導通部
18 第2の支持腕部
19 支持導通部
20 錘部
20a,20b,20c,20d 可動対向電極
21,22,23,24 弾性支持部
25 枠体層
30 第2の絶縁層
31,32 接続電極部
33 シール電極部
38 凹部
41,42 接続金属層
43 シール金属層
45 金属シール層
100 ICパッケージ

Claims (7)

  1. 第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された可動電極部および固定電極部とを有するMEMSセンサにおいて、
    前記第1の基板の表面に、第1の絶縁層を介して、前記可動電極部および前記固定電極部のそれぞれの支持導通部が固定され、前記第2の基板の表面に、第2の絶縁層とこの第2の絶縁層の内部に埋設されたリード層と前記リード層に導通して前記支持導通部に個別に接続される接続電極部が設けられており、
    前記第2の絶縁層には、前記可動電極部に対面する凹部が形成されていることを特徴とするMEMSセンサ。
  2. それぞれの前記支持導通部の表面に接続金属層が形成されており、それぞれの前記接続電極部と前記接続金属層とが共晶接合または拡散接合されている請求項1記載のMEMSセンサ。
  3. 前記支持導通部には、前記接続電極部と前記接続金属層との接合層を囲む連続するまたは不連続の溝が形成されている請求項2記載のMEMSセンサ。
  4. 前記可動電極部および前記固定電極部と同じ材料で同じ厚さに形成された枠体層が設けられ、この枠体層が、前記可動電極部の可動領域を囲んでおり、
    前記第1の基板と前記枠体層とが、前記可動領域の外周において、前記第1の絶縁層と同じ絶縁層を介して接合されており、
    前記第2の絶縁層の表面に、前記接続電極部と同じ金属材料で形成されたシール電極部が形成され、前記枠体層の表面に前記接続金属層と同じ金属材料で形成されたシール金属層が形成されており、前記シール電極部と前記シール金属層とが共晶接合または拡散接合されて、前記可動領域の外周を囲むシール層が形成されている請求項2または3記載のMEMSセンサ。
  5. 前記第2の絶縁層の内部に埋設された前記リード層が、前記シール層の外部に引き出され、前記第2の基板に、前記リード層に導通する接続パッドが設けられている請求項4記載のMEMSセンサ。
  6. 前記第2の基板の代わりにICパッケージが使用され、前記リード層の代わりに、前記第2の絶縁層を貫通して形成された接続層により、前記接続電極部がICパッケージの電極パッドに接続されている請求項1ないし4のいずれかに記載のMEMSセンサ。
  7. 前記接続電極部の厚さが4μm以下である請求項1ないし6のいずれかに記載のMEMSセンサ。
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