JP2010063958A - 破砕装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スレートやコンクリート廃材は、それを廃棄する場合であっても、また再利用する場合であっても、通常は破砕装置で破砕されることが多い。この破砕装置は、通常本体部に回転駆動される破砕具が設けられ、上部から被破砕物を導入し、下部から破砕された破砕物が排出されるものである。この種の破砕装置では、破砕の先端部のみ損傷することが多く、他の部分が損傷を受けていないにもかかわらず、全体を交換しなければならない。また、これを防止するため先端部のみ交換可能にしたものもあるが、それはまたコストアップにもなる。
【解決手段】回転する破砕ローラー間で被破砕物を破砕する装置であって、少なくとも1組の逆回転し、且つその回転数の異なる破砕ローラーを有するもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、破砕装置に関するものである。
破砕装置とは、被破砕物を小さな片に砕くものであり、スレート、レンガ、コンクリート等の不要のものを細かくするために使用されるものである。
スレートやコンクリート廃材は、それを廃棄する場合であっても、また再利用する場合であっても、通常は破砕装置で破砕されることが多い。
この破砕装置は、通常本体部に回転駆動される破砕具が設けられ、上部から被破砕物を導入し、下部から破砕された破砕物が排出されるものである。この回転破砕具は、その先端に硬度のある部材が設けられていることが多い。また、破砕は、回転破砕具とその対向位置に設けられた同様の回転破砕具間で行われるか、回転破砕具と容器の壁面間で行われる。
ここで回転破砕具は、通常は多数の歯車から構成されている。歯車の先端部が硬質であり、その先端部がスレート等を打撃して破砕するのである。
しかし、このようなものでは、先端部のみ損傷することが多く、他の部分が損傷を受けていないにもかかわらず、全体を交換しなければならない。また、これを防止するため先端部のみ交換可能にしたものもあるが、それはまたコストアップにもなる。
さらに、この先端部で打撃する方法では、破砕したもののサイズが一定せず、種々のサイズのものができてしまう。また、打撃を受けても、それを支持する部分がなく、そのまま排出口に送られてしまう場合もある。
このようなことを防止し、できるだけ所定のサイズ以下にでき、且つ破砕部での噛み込みのよい破砕装置を提供する。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明破砕装置を完成したものであり、その特徴とするところは、回転する破砕ローラー間で被破砕物を破砕する装置であって、少なくとも1組の逆回転し、且つその回転数の異なる破砕ローラーを有する点にある。
本発明でいう被破砕物とは、スレート、コンクリート等のセメント系固化物、レンガ、タイル等の無機系の硬質部材である。
スレートとは、粘板岩を板状にしたものであるが、セメント系の人工のものもある。
これらのものはプラスチック等異なり破砕すればセメントの骨材として、また埋め立て用等として使用しやすいものである。
本発明でいう破砕ローラーは、ドラムのようなもので、一般的な薄い歯車が多数同軸上に並べられたものとは異なるものである。表面は、平滑なものでも凹凸のあるものでもよい。ここでいう凹凸とは、歯車状ではなく、全体として小さな凹凸(数mm程度以下)をいう。
この破砕ローラーは、材質としては金属製でよく、特に硬度のあるものを破砕する場合には、硬度の高い超鋼のようなものを表面に固着してもよい。
このローラーのサイズは自由であるが、通常は直径が300〜1000mm程度であり、長さは300〜2000mm程度が好適である。
本発明では、この破砕ローラーが少なくとも2本必要である。本発明破砕装置では、破砕ローラー間において、両ローラーの最も狭い空間に被破砕物が送られることによって、そこで破砕が起こるのである。
この2本の破砕ローラーの回転は、逆方向であり、且つ回転速度が異なる点が本発明の大きな特徴である。ここでいう回転速度とは、両破砕ローラーの近接点における接線方向の線速度をいう。よって、1分間の回転数が同じであっても、両ローラーの直径が異なれば、線速度は異なるため、ここでいう要件は満たすこととなる。
例えば、大きいローラーが40回転/分(rpm)で、小さいローラーが80rpmで、大きいローラーの径が小さいローラーの径の倍なら、前記した線速度は同じになる。本発明では、あくまでも線速度での比較である。
両破砕ローラーの速度の相違程度は、自由であるが、線速度として、遅い方が早い方の10%〜80%程度である。中でも、20%〜40%程度が最も好適であった。
実際の回転数としては、特に限定はしないが、3rpm〜100rpm程度が好適である。
この2つの破砕ローラーの間隙は、破砕後のサイズを想定して決めればよい。例えば、2mm、5mm等である。
この必須の2本のローラー以外にも、破砕ローラーを設けてもよい。それらの追加のローラーの回転速度も自由であり、互いに接近してその間隙で破砕する場合には、速度差を設けてもよい。
本発明破砕装置は、上記した破砕ローラーを有する破砕部が必須であり、それさえあればよい。その破砕部には他の行程部分を加えてもよい。例えば、ある程度のサイズに予備破砕する破砕部、ベルトコンベア部その他自由に追加してもよい。
本発明破砕装置には次のような効果がある。
(1) 所定以下のサイズに簡単にできる。所定より大きいものがほとんど混ざらない。
(2) 回転速度に差があるため、そこで一方側では留まろうとする力が働き、より破砕が効率よくできる。
(3) 破砕ローラーが、全体として歯車型等になっていないので安価に製造できる。
(4) 破砕ローラーの表面硬度を変えるだけで、石等の堅いものにも使用できる。
以下実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明破砕装置1の1例を示す断面図である。破砕部2の上部に予備破砕部3が設けられている。破砕部2には、低速右回転する大径の破砕ローラー4と、同じように低速回転する低速破砕ローラー2つと、高速回転する高速破砕ローラー2つが設けられている。
この例の破砕装置は、スレート殻を2mm以下に破砕するものである。
この例での大径ローラーの直径は800mmであり、他の4つのローラーの直径は300mmである。長さは、この例では400mである。
上記2つの低速破砕ローラーは、大径破砕ローラー4の上方に設けられ、1つは右回転するもの5で、他は左回転するもの6である。2つの低速破砕ローラーの間隙は、5mm程度である。また、右回転低速ローラー5と大径ローラー4との間隙は1mm程度であるが、こちらには行かないようにしているのであまり問題ではない。2つの低速破砕ローラーの間隙は、大径の中心部よりも、右側に位置している。破砕物が大径ローラーの左側に行かないようにするためである。左回転低速ローラー6と大径ローラー4との間隙は3mm程度である。
次に、前記左回転低速ローラー6のより下側に、上部左回転高速ローラー7と下部左回転高速ローラー8が設けられている。これらと大径ローラー4との間隙はほぼ2mmである。
ここでこの例の回転速度は、高速回転ローラーが、60rpmで、低速が8rpmである。この破砕部2内のローラーはすべて表面が平滑なものである。
この破砕部2の上部の予備破砕部3には、2組の予備ローラー9が設けられている。ここのローラーには、突起10が設けられており、ローラー同士の間隙は10mm〜20mmあいている。ここで大きな殻を予備的に破砕するのである。
この装置は、上部に投入口11を有し、ここからユンボやベルトコンベア等で導入すればよい。また、下方には排出口12が設けられ、破砕されたものが排出される。この例では、排出口12の下方にベルトコンベア13を置いて、破砕物を移送している。
本発明破砕装置1の1例を示す断面図である。
符号の説明
1 破砕装置
2 破砕部
3 予備破砕部
4 大径の破砕ローラー
5 右回転低速ローラー
6 左回転低速ローラー
7 上部左回転高速ローラー
8 下部左回転高速ローラー
9 予備ローラー
10 突起
11 投入口
12 排出口

Claims (1)

  1. 回転する破砕ローラー間で被破砕物を破砕する装置であって、少なくとも1組の逆回転し、且つその回転数の異なる破砕ローラーを有することを特徴とする破砕装置。
JP2008230669A 2008-09-09 2008-09-09 破砕装置 Pending JP2010063958A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015097993A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社御池鐵工所 破砕機
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