JP2010061740A - 浮上変動量測定方法、磁気記憶装置 - Google Patents

浮上変動量測定方法、磁気記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 磁気ヘッドの浮上変動量を精度良く測定する浮上変動量測定方法及び磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】 磁気ヘッドにより磁気記録媒体に信号を記録する磁気記憶装置における磁気ヘッドの浮上変動量測定方法であって、磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定ステップと、磁気記録媒体に記録された信号を読み出す読み出しステップと、読み出しステップにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定ステップと、予め測定された環境温度と信号値との関係を示す情報である関係情報と、温度測定ステップにより測定された環境温度である測定温度と、測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出ステップとを備える
【選択図】 図7

Description

本発明は磁気ヘッドの浮上変動量を測定する技術に関するものである。
従来、磁気記憶装置において、大気圧の変動、スライダへ異物が付着するような異常状態などを要因として、記憶媒体に対する磁気ヘッドの浮上量の変動が起こっていた。また、このような磁気ヘッドの浮上量の変動量(以下、浮上変動量)を磁気ヘッドからの読み出し信号レベルの変動量に基づいて計算できることが知られている。rをディスク半径位置(m)、rpmをディスク回転数(/分)、fを信号周波数(Hz)、TAA1を基準信号レベル(V)、TAA2を読み出し信号レベル(V)とした場合、以下に示すワレスの式により磁気ヘッドの浮上変動量を求めることができる。
浮上変動量=r/f×rpm/60×lnTAA1/TAA2
また、ワレスの式により、再生出力電圧に基づいて浮上変動量を算出する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平06−223523号公報
しかし、磁気ヘッドからの読み出し信号レベルの変動要因には、浮上変動量以外に書き込み時の温度変動、記憶媒体の磁気特性の温度変動があるため、浮上変動量を精度良く測定することができないという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、磁気ヘッドの浮上変動量を精度良く測定する浮上変動量測定方法及び磁気記憶装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、浮上変動量算出方法は、磁気ヘッドにより磁気記録媒体に信号を記録する磁気記憶装置における前記磁気ヘッドの浮上変動量測定方法であって、前記磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定ステップと、前記磁気記録媒体に記録された信号を読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定ステップと、予め測定された前記環境温度と前記信号値との関係を示す情報である関係情報と、前記温度測定ステップにより測定された環境温度である測定温度と、前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出ステップとを備える。
また、磁気記憶装置は、磁気記録媒体に信号を記録する装置であって、前記磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定部と、前記磁気記録媒体に記録された信号を読み出す磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定部と、予め測定された前記環境温度と前記信号値との関係を示す情報である関係情報と、前記温度測定部により測定された環境温度である測定温度と、前記測定部により測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出部とを備える。
本発明によれば、磁気ヘッドの浮上変動量を精度良く測定することができるという効果を奏する。
本発明は、読み出し信号レベルに基づく浮上変動量の算出において、磁気記憶媒体への書き込み時の温度変動、磁気記憶媒体における磁気特性の温度変動の影響を除外することにより、精度良い浮上変動量の測定を実現するものである。以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態に係る磁気記憶装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る磁気記憶装置の構成を示す図である。また、図2は、レベル測定部の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る磁気記憶装置1は、プリアンプ10、レベル温度補正部11(算出部)、浮上変動量算出部12(算出部)、記憶媒体としての磁気ディスク13、ライトヘッド14、リードヘッド15(磁気ヘッド)、温度センサ16(温度測定部)、MPU(Micro Processing Unit)17を備えるものである。
また、プリアンプ10は、リードアンプ101、ライトアンプ102、レベル測定部103(測定部)を備えるものである。
磁気ディスク13は、本実施の形態における磁気記憶媒体であり、所定の記憶領域に後述する基準情報が記録されているものである。ライトヘッド14は、磁気ディスク13に記録信号を書き込む磁気ヘッドである。また、リードヘッド15は、磁気ディスク13に書き込まれた信号を再生信号として読み取る磁気ヘッドである。また、ライトアンプ102は、ライトヘッド14による磁気ディスク13への書き込み時に記録信号を増幅するものである。また、リードアンプ101は、リードヘッド15による磁気ディスク13からの読み出し時に再生信号(読み出し信号)を増幅するものである。また、レベル測定部103は、リードアンプ101により増幅された読み出し信号としてレベル測定するものである。また、温度センサ16は、磁気記憶装置1の環境温度を測定するセンサである。なお、この温度センサ16は磁気記憶装置1の外部に備えられていても良い。また、レベル温度補正部11は、温度センサ16により測定された環境温度と、磁気ディスク13に記録された基準情報とに基づいて、レベル測定部103により測定された読み出し信号のレベルを補正するものである。また、浮上変動量算出部12は、レベル温度補正部11により補正された読み出し信号のレベルと、その他のパラメータとに基づいて、磁気ヘッド(ライトヘッド14及びリードヘッド15)の浮上変動量を算出するものである。なお、レベル温度補正部11及び浮上変動量算出部12による機能は、実質的にはMPU17により実行される。
次に、レベル測定部の構成及び動作について説明する。図2は、レベル測定部の構成を示す図である。また、図3は、読み出し信号と略ピーク電圧の波形を示す図である。
図2に示すように、レベル測定部103は、ピークホールド回路103a及びA/D変換器103bからなる。ピークホールド回路103aは、ダイオードD、抵抗R1、抵抗R2、コンデンサCにより構成される回路である。このピークホールド回路103aは、縦軸を電圧、横軸を時間とする図3に示す読み出し信号としての正弦波を、抵抗R1とコンデンサCの時定数により放電して減衰する。結果として正弦波より、図3において破線の波形により示される略ピーク電圧が抽出される。この略ピーク電圧がA/D変換器によりデジタル値に変換されることによりレベル測定データが得られる。
なお、測定信号としての読み出し信号の周波数は、後述する磁気ディスク13の抗磁力Hcに基づく温度変化が高感度に現れるように、可能な限り高い周波数であることが望ましい。よって、本実施の形態においては、磁気ディスク13に書き込まれたデータ部のプリアンブルに、パーシャル・レスポンス最尤検出(PRML)方式のナイキスト周波数F1の1/2の周波数であるF2信号がレベル測定のための信号として用いられる。なお、このF2信号のレベル測定において、測定数を増やして平均化を行うことによって精度を上げることができる。また、F2信号のレベル測定は、プリアンブルに限らず、例えば、F2信号を書き込む専用のトラックを設け、レベル測定専用のフォーマットを施すことによっても実現可能である。また、測定信号はF2信号に限らず、同様の信号が複数箇所に書き込まれているような信号であれば良く、例えば、サーボ信号のプリアンブルであっても良い。
また、本発明は、本実施の形態における磁気ディスク13のような磁気記録媒体の抗磁力Hcが温度により大きく変化する特性の利用により実現される。図4は、Hcと温度との関係を示すグラフの一例である。また、図5は、Hcの大きさと孤立波の半値幅との関係を示す図である。また、図6は、環境温度と読み出し信号のレベルとの関係を示すグラフの一例である。
図4に示すように、磁気ディスク13のHcは温度が低い程大きくなり、温度が高い程小さくなる。また、Hcの変化に対して、孤立波のレベルはほとんど変化しないが、孤立波の半値幅Pw50は変化する。図5において、Pで示されるHcが大きい場合の孤立波202の半値幅Pw50は、Qで示されHcが小さい場合の孤立波201の半値幅Pw50よりも小さくなる。更に、半値幅Pw50が小さくなる程、分解能が良くなり、高い周波数の信号レベルが大きくなる。これらのことから、図6に示すように、磁気記憶装置の環境温度が低いほど磁気記憶装置のHcが大きくなり、従って、読み出し信号としての高周波の信号レベルが大きくなる。
また、図6に示すような環境温度と読み出し信号のレベルとの関係は、磁気ディスク13への信号書き込み時に、どの温度に対しても飽和記録が成されていれば、信号書き込みにおける温度による影響が除外でき、信号の読み出し時の温度のみで読み出し信号レベルが決まることにより見出された関係である。
本実施の形態に係る磁気記憶装置1は、飽和記録により信号を磁気ディスク13のプリアンブルに書き込むことによって、信号書き込み時の温度による影響を除外することができる。また、磁気記憶装置1において、予め飽和記録により書き込まれた信号の読み出し信号が環境温度別に測定され、その対応関係が基準情報(関係情報)として磁気ディスク13に予め記録される。本実施の形態において、図6に示す環境温度と読み出し信号レベルとの関係を基準情報とする。この基準情報は、例えば恒温槽により常圧下において、複数の温度における読み出し信号レベルを測定し、内挿ないし外挿により作成される。なお、基準情報は、環境温度と読み出し信号レベルとが対応付けられたものであれば良い。
次に、本実施の形態に係る磁気記憶装置の動作について説明する。図7は、本実施の形態に係る磁気記憶装置の動作を示すフローチャートである。なお、図7において、F2信号が磁気ディスクのデータ部のプリアンブルに予め書き込まれているものとする。
まず、プリアンブルに書き込まれたF2信号がリードヘッド15により磁気ディスク13から読み出され(読み出しステップ)、読み出された信号がリードアンプ101によって増幅される。このリードアンプ101により増幅されたF2信号がレベル測定部103により測定される(S101、測定ステップ)。また、測定と同タイミングにおいて、温度センサ16により、磁気記憶装置1の環境温度が測定される(S102、温度測定ステップ)。
温度センサ16により環境温度が測定されると、レベル温度補正部11は、磁気ディスク13に記録された基準情報を参照し、環境温度に対応する信号レベルを基準信号レベルとして決定する(S103、算出ステップ)。浮上変動量算出部12は、基準信号レベルと、レベル測定部103により測定されたF2信号の信号レベルとに基づいて、磁気ヘッドの浮上変動量を算出する(S104、算出ステップ)。以下、具体的な算出例を示す。
レベル測定部103により測定されたF2信号の信号レベルが75mV、温度センサ16により測定された環境温度が10℃である場合、基準情報による対応関係から基準信号レベルは87mVとなる。これらのレベル及びその他のパラメータに基づいて、上述したワレスの式の各変数に値を代入すると、ディスク半径位置r=30×10-3(m)、rpm=5400(/分)、f=130×106(Hz)、TAA1=87×10-3(V@10℃)、TAA2=75×10-3(V)となり、浮上変動量=+3.08×10-9mが算出される。
上述したように、本実施の形態によれば環境温度と読み出し信号から浮上変動量を得ることができ、磁気ヘッドの何らかの異常による浮上量の変動の有無を測定することが可能となる。また、浮上変動量に対して、所定の閾値(例えば、上限の閾値として2nm、下限の閾値として−1nm)を設定し、浮上変動量が閾値を越えることをトリガーとし、上位装置に対してエラーを表示させることも可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1において、浮上変動量は、基準信号レベルが環境温度と読み出し信号レベルとの対応に基づいて決定され、基準信号レベルと磁気ディスク13から読み出されたF2信号のレベルがワレスの式に代入されることにより算出された。本実施の形態においては、予め所定の環境温度における読み出し信号レベルを基準信号レベルとして固定し、測定信号として読み出したF2信号のレベルを補正することにより、浮上変動量を算出する。この算出方法の違いにより、本実施の形態に係る磁気記憶装置1は、基準情報の代わりに補正情報(関係情報)が磁気ディスク13に記録されている点が実施の形態1とは異なり、他の構成においては同様である。よって、本実施の形態の説明として、構成についてはその説明を省略し、以下、図面を用いて補正情報、及び動作について説明する。図8は、環境温度と基準温度における信号レベルに対する比率との対応関係を示す図である。
本実施の形態において、測定信号としてのF2信号を補正するための情報として、図8に示すような補正情報が磁気ディスク13に記録されている。この補正情報は、環境温度と、基準温度(25℃)における信号レベルと他の温度における同一信号の信号レベルとの比率が予め算出された値とが対応付けられたものである。なお、この補正情報は、環境温度と基準温度における信号レベルに対する比率とが対応付けられたものであれば良い。
次に、本実施の形態に係る磁気記憶装置の動作について説明する。図9は、本実施の形態に係る磁気記憶装置の動作を示すフローチャートである。なお、図9において、F2信号が磁気ディスクのデータ部のプリアンブルに予め書き込まれているものとする。
まず、プリアンブルに書き込まれたF2信号がリードヘッド15により磁気ディスク13から読み出され(読み出しステップ)、読み出された信号がリードアンプ101によって増幅される。このリードアンプ101により増幅されたF2信号がレベル測定部103により測定される(S201、測定ステップ)。また、測定と同タイミングにおいて、温度センサ16により、磁気記憶装置1の環境温度が測定される(S202、温度測定ステップ)。
温度センサ16により環境温度が測定されると、レベル温度補正部11は、磁気ディスク13に記録された補正情報を参照し、環境温度に対応する比率Kとレベル測定部103により測定されたF2信号のレベルとを乗算する(S203、算出ステップ)。浮上変動量算出部12は、基準信号レベルと、レベル温度補正部11により補正されたF2信号の信号レベルとに基づいて、磁気ヘッドの浮上変動量を算出する(S204、算出ステップ)。以下、具体的な算出例を示す。なお、本実施の形態において基準信号レベルは25℃における信号レベルである90mVとする。
レベル測定部103により測定されたF2信号の信号レベルが100mV、温度センサ16により測定された環境温度が10℃とすると、図6に示す補正情報からK=0.93となり、補正信号レベルは93mVとなる。補正信号レベル、基準信号レベル及びその他のパラメータに基づいて、上述したワレスの式の各変数に値を代入すると、ディスク半径位置r=30×10-3(m)、rpm=5400(/分)、f=130×106(Hz)、TAA1=90×10-3(V@25℃)、TAA2=93×10-3(V@10℃)となり、浮上変動量=−0.68×10-9mが算出される。
上述したように、本実施の形態に係る磁気記憶装置によれば、所定の環境温度における信号レベルを基準信号レベルとし、この基準信号レベルとの比率と、測定した環境温度とに基づいてF2信号の信号レベルを補正し、基準信号レベルと補正信号レベルとに基づいて浮上変動量を算出することが可能となる。
なお、上述した実施の形態1及び2において、磁気記憶装置1は、読み出し信号に基づいて浮上変動量を算出しているが、AGC(Automatic Gain Control)回路による制御信号、または読み出し信号に対するフーリエ変換結果に基づいて浮上変動量を算出することもできる。以下、実施の形態3に制御信号に基づく浮上変動量算出方法を示し、実施の形態4にフーリエ変換結果に基づく浮上変動量算出方法を示す。
実施の形態3.
本実施の形態は、浮上変動量の算出が、読み出し信号に代わり、AGC回路の制御信号に基づいてなされる点が実施の形態1及び2とは異なる。なお、本実施の形態において、浮上変動量の算出は上述した基準情報、補正情報のどちらに基づく方法であっても構わない。以下、実施の形態1及び2とは異なる構成及び動作について説明する。図10は、本実施の形態に係る磁気記憶装置の構成を示す図である。また、図11は、AGC回路の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、本実施の形態に係る磁気記憶装置1は、AGC回路18(測定部)、A/D変換器19(測定部)を備える点が実施の形態1及び2とは異なる。
図11に示すように、AGC回路部18は、GCA回路181、制御信号出力部182からなるものである。GCA回路181は、制御信号出力部182が出力する制御信号に基づいて、再生信号(読み出し信号)のアンプゲインを調節し、この調節したアンプゲインにより読み出し信号を増幅して出力する。また、制御信号出力部182は、制御信号出力部182は、読み出し信号の信号レベルを一定にするための制御信号を作成して出力するものである。なお、制御信号出力部182による制御信号の作成については、特開昭54−091165号公報に開示された方法を用いることができる。
また、A/D変換部19は、制御信号出力部182により出力された制御信号をデジタル値に変換するものである。
また、本実施の形態において、基準情報及び補正情報は、制御信号レベルと環境温度との関係が予め測定され、磁気ディスク13に記録された情報である。また、レベル温度補正部11及び浮上変動量算出部12により、読み出し信号レベルに代わって制御信号レベルに基づいて、
TAA1=a×bexp(G1)
TAA2=a×bexp(G2)
a,bは、定数、G1,G2は、制御信号レベル
とすることにより、実施の形態1及び2と同様の方法により浮上変動量が算出される。
上述したように、本実施の形態によれば、読み出し信号の代わりにAGC回路18による制御信号のレベル値に基づいて、浮上変動量を算出することができる。
実施の形態4.
本実施の形態は、浮上変動量の算出が、読み出し信号に対するフーリエ変換結果に基づいてなされる点が実施の形態1〜3とは異なる。なお、実施の形態3と同様に、本実施の形態において、浮上変動量の算出は基準情報、補正情報のどちらに基づく方法によりなされても構わない。以下、実施の形態1〜3と異なる構成及び動作について説明する。図12は、本実施の形態に係る磁気記憶装置の構成を示す図である。
図12に示すように、本実施の形態に係る磁気記憶装置1は、その構成において、サンプルタイミング発生器20(測定部)、フーリエ変換演算部21(測定部)を備える点が実施の形態1〜3とは異なる。また、本実施の形態に係る磁気記憶装置1は、A/D変換器19(測定部)を備える点が実施の形態1及び2とは異なる。なお、フーリエ変換演算部22による機能は実質的にはMPU17により実行される。
サンプルタイミング発生器20は、所定のサンプルタイミングを出力するものである。A/D変換器19は、このサンプルタイミングに基づいて、AGC回路から出力された再生信号(読み出し信号)をデジタル変換し、離散化されたデジタル・サンプリング値を出力する。なお、サンプル周波数は、読み出し信号としてのF2信号の周波数の2倍以上であれば良いが、本実施の形態においては、F2信号の周波数の4倍の周波数とする。また、サンプルタイミング発生器20の動作は、例えば、特開2004−71060号公報に開示された方法に従って実施される。
また、フーリエ変換演算部21は、A/D変換器19により出力されたデジタル・サンプリング値の信号をフーリエ変換して、F2の第一次基本波の振幅値を算出する。この振幅値の算出には、例えば、特開平9−312073号公報に開示された方法を用いる。すなわち、フーリエ変換演算部22は、デジタル・サンプリング値により、F2信号成分の余弦係数及び正弦係数を演算し、これらの係数の二乗和の平方根を計算することによって、F2信号の振幅(第一次基本波の振幅)を算出する。
また、本実施の形態において、基準情報及び補正情報は、第一次基本波の振幅値と環境温度との関係が予め測定され、磁気ディスク13に記録された情報である。また、レベル温度補正部11及び浮上変動量算出部12により、読み出し信号レベルに代わって振幅値に基づいて、実施の形態1または2と同様の方法により浮上変動量が算出される。
上述したように、本実施の形態によれば、読み出し信号の代わりに読み出し信号のフーリエ演算結果に基づいて、浮上変動量を算出することができる。
なお、上述した各実施の形態において、基本情報及び補正情報は、磁気ディスク13に予め記録されているものとしたが、例えば、磁気記憶装置1に不揮発性メモリが備えられている場合、この不揮発性メモリに記録されていても構わない。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
以上、本実施の形態によれば、以下の付記で示す技術的思想が開示されている。
(付記1) 磁気ヘッドにより磁気記録媒体に信号を記録する磁気記憶装置における前記磁気ヘッドの浮上変動量測定方法であって、
前記磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定ステップと、
前記磁気記録媒体に記録された信号を読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定ステップと、
予め測定された前記環境温度と前記信号値との関係を示す情報である関係情報と、前記温度測定ステップにより測定された環境温度である測定温度と、前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出ステップと
を備える浮上変動量算出方法。
(付記2) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記記録された信号は所定の周波数の信号であることを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記3) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記関係情報は前記環境温度と該環境温度における信号値との対応を示す情報であり、
前記算出ステップは、前記関係情報において前記測定温度に対応する信号値と、前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出することを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記4) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記関係情報は前記環境温度と、所定の温度における信号値に対する比率との対応を示す情報であり、
前記算出ステップは、前記所定の温度における信号値と、前記関係情報において前記測定温度に対応する比率に基づいて補正された前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出することを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記5) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記測定ステップは、前記読み出しステップにより読み出された信号のレベル値を前記信号値とすることを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記6) 付記2に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記所定の周波数は、ナイキスト周波数の2分の1の周波数であることを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記7) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記読み出しステップは、前記磁気記録媒体における記録されたプリアンブルの信号を読み出すことを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記8) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記測定ステップは、前記読み出しステップにより読み出された信号のレベル値を一定にするための制御信号のレベル値を前記信号値とすることを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記9) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記測定ステップは、前記読み出しステップにより読み出された信号をフーリエ変換し、該フーリエ変換結果を前記信号値とすることを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記10) 付記1に記載の浮上変動量算出方法であって、
前記算出ステップは、ワレスの式により浮上変動量を算出することを特徴とする浮上変動量算出方法。
(付記11) 磁気記録媒体に信号を記録する磁気記憶装置であって、
前記磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定部と、
前記磁気記録媒体に記録された信号を読み出す磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定部と、
予め測定された前記環境温度と前記信号値との関係を示す情報である関係情報と、前記温度測定部により測定された環境温度である測定温度と、前記測定部により測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出部と
を備える磁気記憶装置。
(付記12) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記記録された信号は所定の周波数の信号であることを特徴とする磁気記憶装置。
(付記13) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記関係情報は前記環境温度と該環境温度における信号値との対応を示す情報であり、
前記算出部は、前記関係情報において前記測定温度に対応する信号値と、前記測定部により測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出することを特徴とする磁気記憶装置。
(付記14) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記関係情報は前記環境温度と、所定の温度における信号値に対する比率との対応を示す情報であり、
前記算出部は、前記所定の温度における信号値と、前記関係情報において前記測定温度に対応する比率に基づいて補正された前記測定部により測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出することを特徴とする磁気記憶装置。
(付記15) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記測定部は、前記磁気ヘッドにより読み出された信号のレベル値を前記信号値とすることを特徴とする磁気記憶装置。
(付記16) 付記12に記載の磁気記憶装置であって、
前記所定の周波数は、ナイキスト周波数の2分の1の周波数であることを特徴とする磁気記憶装置。
(付記17) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記磁気ヘッドは、前記磁気記録媒体における記録されたプリアンブルの信号を読み出すことを特徴とする磁気記憶装置。
(付記18) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記測定部は、前記磁気ヘッドにより読み出された信号のレベル値を一定にするための制御信号のレベル値を前記信号値とすることを特徴とする磁気記憶装置。
(付記19) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記測定部は、前記磁気ヘッドにより読み出された信号をフーリエ変換し、該フーリエ変換結果を前記信号値とすることを特徴とする磁気記憶装置。
(付記20) 付記11に記載の磁気記憶装置であって、
前記算出部は、ワレスの式により浮上変動量を算出することを特徴とする磁気記憶装置。
実施の形態1に係る磁気記憶装置の構成を示す図である。 レベル測定部の構成を示す図である。 読み出し信号と略ピーク電圧の波形を示す図である。 Hcと温度との関係を示すグラフの一例である。 Hcの大きさと孤立波の半値幅との関係を示す図である。 環境温度と読み出し信号のレベルとの関係を示すグラフの一例である。 実施の形態1に係る磁気記憶装置の動作を示すフローチャートである。 環境温度と基準温度における信号レベルに対する比率との対応関係を示す図である。 実施の形態2に係る磁気記憶装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る磁気記憶装置の構成を示す図である。 AGC回路の構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る磁気記憶装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 磁気記憶装置、10 プリアンプ、11 レベル温度補正部、12 浮上変動量算出部、13 磁気ディスク、14 ライトヘッド、15 リードヘッド、16 温度センサ、17 MPU。

Claims (6)

  1. 磁気ヘッドにより磁気記録媒体に信号を記録する磁気記憶装置における前記磁気ヘッドの浮上変動量測定方法であって、
    前記磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定ステップと、
    前記磁気記録媒体に記録された信号を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定ステップと、
    予め測定された前記環境温度と前記信号値との関係を示す情報である関係情報と、前記温度測定ステップにより測定された環境温度である測定温度と、前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出ステップと
    を備える浮上変動量算出方法。
  2. 請求項1に記載の浮上変動量算出方法であって、
    前記記録された信号は所定の周波数の信号であることを特徴とする浮上変動量算出方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の浮上変動量算出方法であって、
    前記関係情報は前記環境温度と該環境温度における信号値との対応を示す情報であり、
    前記算出ステップは、前記関係情報において前記測定温度に対応する信号値と、前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出することを特徴とする浮上変動量算出方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の浮上変動量算出方法であって、
    前記関係情報は前記環境温度と、所定の温度における信号値に対する比率との対応を示す情報であり、
    前記算出ステップは、前記所定の温度における信号値と、前記関係情報において前記測定温度に対応する比率に基づいて補正された前記測定ステップにより測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出することを特徴とする浮上変動量算出方法。
  5. 磁気記録媒体に信号を記録する磁気記憶装置であって、
    前記磁気記憶装置の温度である環境温度を測定する温度測定部と、
    前記磁気記録媒体に記録された信号を読み出す磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドにより読み出された信号に関係する値である信号値を測定する測定部と、
    予め測定された前記環境温度と前記信号値との関係を示す情報である関係情報と、前記温度測定部により測定された環境温度である測定温度と、前記測定部により測定された信号値とに基づいて、前記磁気ヘッドの浮上変動量を算出する算出部と
    を備える磁気記憶装置。
  6. 請求項5に記載の磁気記憶装置であって、
    前記記録された信号は所定の周波数の信号であることを特徴とする磁気記憶装置。
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