JP2010060428A - 放射線撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像画像上の位置が被験者の体表上のどこに位置するかを明示可能な放射線撮像装置を提供する。
【解決手段】被撮像体30を撮像した画像7を表示する表示手段6、6aと、被撮像体30に投光マーク51bを投光する投光手段20とを有し、投光マーク51bが投光される被撮像体30上における投光位置を、画像7上に表示する。投光マーク51bは、検出器の表面に垂直で目視において平面状の2つの平面光12a、12bが互いに交差する交線50として投光させ、前記画像上の投光位置を、平面光12a、12bの移動に応じ移動させる。平面光12a、12bが被撮像体30上に投光する投光ライン31a、31bを前記表面に投影した投影ライン13a、13bを算出して、画像7上に表示することで、投光位置を、投影ライン13a、13bの交点51bとして画像7上に表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、被撮像体(被験者)を撮像した画像を表示する表示手段を有する放射線撮像装置に関する。
放射線撮像装置としては、ガンマカメラ、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置(単光子放出型断層撮影装置)、PET(Positron Emission Tomography)装置(ポジトロン断層撮影装置)等の装置が用いられている。放射線撮像装置によれば、被験者の体内に投与された放射性薬剤の集積分布を機能画像情報としての画像により知ることができる。また、X線CT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)の形態画像情報との融合により、腫瘍等の前記機能画像情報と形態画像情報とが重ね合わされて、腫瘍等の存否の確実な判定と正確な位置の特定ができるようになってきている。しかしながら、これらの融合可能な装置は、大型であり専用の検査室でしか撮像できないため、詳細な検査には適するが、手術室等の治療現場で頻繁に使用するには適さない。
一方で、RI(Radio Isotope:放射性同位元素)法を用いた乳癌手術におけるセンチネルリンパ節生検等のように、治療現場で小型ガンマカメラ(例えば、特許文献1等参照)を用いて、簡易的に体内のRI集積位置を把握し、切開部位を特定することが試みられている。
特開2001−324569号公報
X線CTやMRIを備えた放射線撮像装置では、被験者のどこに腫瘍等があるかを画像として取得できるが、実際に被験者の体表の切開部位を特定するには、取得したその画像と被験者とを見比べていた。
小型ガンマカメラによれば、小型ガンマカメラの検出器を被験者に近接させることができるので、高分解能の画像(前記機能画像情報)が得られる。しかし、得られた画像上のRI集積点を示す位置が被験者の体表上のどの位置に対応するかは、被験者と検出器の位置関係と画像上のRI集積点を示す位置とから、大まかにわかるのみであった。
そこで、本発明の目的は、画像上の位置が被験者の体表上のどこに位置するかを明示可能な放射線撮像装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の特徴は、被撮像体を撮像した画像を表示する表示手段と、前記被撮像体に投光マークを投光する投光手段とを有し、前記投光マークが投光される前記被撮像体上における投光位置を、前記画像上に表示する放射線撮像装置にある。
本発明によれば、画像上の位置が被験者の体表上のどこに位置するかを明示可能な放射線撮像装置を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1についての(a)として平面図、(b)として側面図、(c)として正面図を示す。放射線撮像装置1として、図1では、ピクセル型のガンマカメラを示している。
図1に示すように、放射線撮像装置1は、電源、データ処理装置(図示省略)を含む装置本体2と、上下、前後、左右、首振り等の多数の自由度を持つアーム3と、アーム3の先端に取り付けられた検出器4と、被撮像体を撮像した画像を表示する表示手段(モニタ)6とを有している。装置本体2は、処理PC5(図1(c)参照)と、後記する投光マークの投光位置を入力する等のためにキーボード8やマウス8aなどの入力手段とを備えている。処理PC5は、前記データ処理装置を含んでいてもよく、また、前記表示手段6が表示する画像情報の生成と表示の制御を行う。この制御内容は、後記するマーキング方法において詳述する。
図1(b)に示すように、検出器4は、放射線が入射する入射面側に設けられる撮像視野9と、入射面の反対側に設けられ前記表示手段6と同様に被撮像体を撮像した画像を表示する表示手段6aと、入射面の側面に設けられ検出器4を入射面の垂直方向に移動させる垂直移動手段16と、被撮像体に投光マークを投光する投光手段20とを有している。
図1に示す放射線撮像装置(ガンマカメラ)1は、車輪により移動可能なモバイル型機器であり、核医学検査室の他にも手術室や病室等でも持ち込んで用いることが可能である。アーム3により、検出器4を、放射性薬剤を投与された被験者に対して自由な角度で近接させることができ、体内のRI集積分布を高分解能な画像として表示手段6、6aに表示することができる。特に、表示手段6aにおいては、表示手段6aに表示される画像を、撮像視野9と合同、すなわち同じ大きさで同じ形状にし、前記入射面に垂直な方向から見て重なるように配置することで、目に見えないRI集積分布を有する部位と、RI集積分布を表示する画像とが重なり、操作者は、あたかもその部位から直接RI集積分布を見ているように、部位におけるRI集積分布の位置関係を容易に理解することができる。
図2(a)に、検出器4を前記入射面側から見た図を示す。投光手段20は、2箇所に離れて配置され、一方の投光手段20は、入射面に垂直で目視において平面状の平面光12aを放射する広角レーザマーカ11aと、広角レーザマーカ11aを入射面に垂直な回転軸に対して回転させる回転機構19とを有している。他方の投光手段20も、入射面に垂直で目視において平面状の平面光12bを放射する広角レーザマーカ11bと、広角レーザマーカ11bを入射面に垂直な回転軸に対して回転させる回転機構19とを有している。平面光12aと平面光12bとが互いに交差する交線50上に、投光マークがあると操作者は認識することができる。2つの回転機構19が、広角レーザマーカ11a、11bを回転させることにより、平面光12a、12bが移動し、交線50さらには投光マークを移動させることができる。また、交線50は前記入射面に対して常に垂直になっている。広角レーザマーカ11a、11bは、検出器4の撮像視野9と同じ側に設けられている。広角レーザマーカ11a、11bは、撮像視野9のなす平面に垂直な平面光12a、12bを投光するために、撮像視野9の外側に設けられ、かつ、平面光12a、12bが撮像視野9上で、交差はするが重ならない位置に取り付けられている。レーザマーカ11a、11bを回転させる2つの回転機構19は、互いに独立して回転し、レーザマーカ11a、11bのそれぞれの回転の角度は、回転機構19内のポテンショメータ等(図示省略)で装置本体2(図1参照)のデータ処理装置にフィードバックされて、データ処理装置によってレーザマーカ11a、11bのそれぞれの回転の角度を制御することができる。また、回転機構19に内蔵されるポテンショメータ等によって計測された回転の角度を元に、撮像視野9上に平面光12a、12bによって描かれる投影ライン13a、13b(図3参照)が、表示手段6、6a(図1参照)に表示されている画像7(図4、図5参照)上に、投影ライン34a、34b(図4、図6参照)として表示される。
図2(b)に、図2(a)のA−A方向矢視断面図を拡大して示す。検出器4は、コリメータ22と、多数の(放射線)検出素子21aを有する放射線検出手段21を内蔵している。
コリメータ22は、鉛等で製作された多数の孔の開いたもので、検出素子21aに入射する放射線の入射方向を表面(前記入射面、図1(b)参照)の垂直方向に制限し、被撮像体(被験者)の体内から放出される放射線(γ線)のうち一定方向のγ線のみを通過させることによって、コリメータ22の表面(入射面)に入ったγ線を選別する。コリメータ22を通過したγ線を検出器基板23上に平面的(2次元的)に多数配置された検出素子21aで検出する。放射線検出手段21は、被撮像体からコリメータ22を通過して入射するγ線を検出する複数の検出素子21aを格子状に配置している。
検出器基板23は背面に、検出素子21aからのγ線検出信号を信号処理するための集積回路(ASIC)25やFPGA(Field Programmable Gate Allay)24などを実装している。γ線検出信号は、検出器基板23を介して、ASIC25、FPGA24にてカウントされ、そのカウント値や検出時刻を測定し、それらのデジタル情報と、γ線を検出した検出素子21aのID情報(画素位置情報)を装置本体2(図1参照)のデータ処理装置に出力する。前記デジタル情報を画素(検出素子21a)毎に積算し、検出器4(前記入射面)に垂直な方向の(γ線投影)画像7(図5参照)を生成する。そして、この画像を、表示手段6、6a(図1参照)上に表示する。複数の検出素子21aと、画像7を構成する複数の画素(ピクセル)の位置関係は、前記ID情報として予め対応付けさせられている。
表示される画像7(図4参照)は、前記入射面から前記入射面に垂直な方向を見込んだ(γ線投影)画像であり、前記のように前記交線50(図2(a)参照)も前記入射面に対して垂直になっているので、交線50と、画像の画素(検出素子21a)とは、一対一に対応する。投光マークは交線50上に生じるので、投光マークと、画像の画素(検出素子21a)とは、一対一に対応し、投光マークの位置が1つに決まれば、対応する画像の画素(検出素子21a)も1つに決まり、逆に、画像の画素(検出素子21a)が1つに決まれば、対応する投光マークの位置も1つに決まることになる。すなわち、画像7上で、投光マークの位置を指定することが可能になる。
検出器基板23は、検出器容器26に支持され、検出器容器26は、内容器支持部27によって、筐体28に支持されている。コリメータ22や検出器基板23は、例えば、鉄、鉛等でできたシールド29や筐体28によってコリメータ22の入射面(表面)以外が覆われ、外界で生じる光、γ線、電磁波から遮断されている。コリメータ22の入射面(表面)は、撮像視野9として、アルミニウム等のγ線を透過し易い金属板材で覆われており、コリメータ22側は外界で生じる光、電磁波から遮断されている。
図3に、放射線撮像装置(ガンマカメラ)1の検出器4を用いた投光のマーキングを被撮像体30の斜めから眺めている様子を示す。レーザ光線である平面光12a、12bは撮像視野9から常に垂直に投光されるため、2つの平面光12a、12bの交線50は、撮像視野9に対して垂直になり、交線50及びその延長線は撮像視野9上の交点51aを通る。また、交線50は、体表上の交点51bに至り、その交点51bの位置は、投光マークの投光位置になる。なお、平面光12aが撮像視野9に投影された投影ライン13aと、平面光12bが撮像視野9に投影された投影ライン13bとの交点が、交点51aである。平面光12aが被撮像体30に投光された投光ライン31aと、平面光12bが被撮像体30に投光された投光ライン31bとの交点が、投光マークとなる交点51bである。
なお、詳細は後記するが、広角レーザマーカ11a、11bを手動で回転させるために、回転つまみ19aを有していてもよい。回転つまみ19aは、検出器4の撮像視野9の反対側、すなわち表示手段6a(図1(b)参照)の側に設けられているので、表示手段6aに表示される撮像された画像7(図4参照)を見ながら、広角レーザマーカ11a、11bを回転させることができる。
図4に、放射線撮像装置(ガンマカメラ)1の検出器4を用いた投光のマーキングを被撮像体30の正面から眺めている様子を示す。図5は、図4の検出器4の表示手段6a周辺の拡大図であり、投光マークが投光される被撮像体上における投光位置を交点51cとして、撮影した画像7上に重ねて示している。これらの図は、後述する乳癌手術におけるセンチネルリンパ節生検に本発明を適用した例である。
図4に示すように、検出器4の撮像視野9側は、被撮像体30に近接して対向している。検出器4の表示手段6a側は、外側(紙面上方)を向き、表示手段6aには、撮像された画像7が表示されている。広角レーザマーカ11a、11bから被撮像体30の体表に向けて、平面光12a、12bが照射され、平面光12a、12bによって、被撮像体30の体表上に投光ライン31a、31bが生じている。また、撮像視野9上には、投影ライン13a、13bが生じている。図4では、投影ライン13a、13bは、画像7上に表示される投影ライン34a、34bに重なっている。
一方、図4と図5に示すように、表示手段6aに表示された画像7には、例えば、RI注射部位33とSLN(Sentinel Lymph Node:センチネルリンパ節)32が写っている。例えば、SLN32に対して、体表にマーキングをしたいので、SLN32上に投光マークを投光すべく、画像7上に表示される投影ライン34a、34bの交点51cを、画像7におけるSLN32上に配置している。投影ライン34aは、結果的に、画像7におけるSLN32上を通り、延長線が広角レーザマーカ11aの画像7に対する位置座標14a上を通るように表示される。また、投影ライン34bは、結果的に、画像7におけるSLN32上を通り、延長線が広角レーザマーカ11bの画像7に対する位置座標14b上を通るように表示される。
図4に示すように、投光マークは、被撮像体30の体表上の交点51bに対応し、この体表上の交点51bは交線50を介して撮像視野9上の交点51aに対応し、撮像視野9上の交点51aは画像7上の交点51cに対応している。このため、撮像視野9上の交点51aと、体表上の交点51bと、画像7上の交点51cとは、重なり、互いの位置関係は一対一の対応関係になっている。
逆に、操作者(医師 )が、画像7上で任意の位置、例えば、SLN32の位置に、交点51cの投光位置が一致するように設定(指定)すれば、体表上のその投光位置に、投光マークとなる交点51bを投光することができる。医師は、この交点51b(体表上)にペン等でマーキングすることで、簡便に最適な切開位置を確認できる。
医師が、画像7上の任意の位置、例えば、SLN32の位置を指定(ダブルクリック)することで、処理PC5の制御の下、広角レーザマーカ11a、11bが自動的に回転し、平面光12a、12bが指定位置に対応する体表上の位置を通り、投光マークとなる交点51bを生成する。一方、画像7上においては、平面光12a、12bによる撮像視野9上の投影ライン13a、13bに対応する仮想上の投影ライン34a、34bを算出して表示している。なお、広角レーザマーカ11a、11bは、手動で動かして交点51cを任意の点に持ってきてもよく、詳細は後記する。
次に、SLN32の生検、いわゆる、センチネルリンパ節生検でのマーキングについて説明する。従来、乳癌の手術では、再発防止のため原発巣の他にも転移の可能性のある周辺組織を大きく除去する術式(ハルステッド法)が古くから行われていたが、例えば癌 の転移経路となる腋窩のリンパ節群を大きく郭清(摘出)すると、術後に腕の突っ張りや痛み等が起こるなど予後の生活に大きな副作用をもたらすことが知られていた。リンパ節郭清による障害を減らすため、近年、癌から最初に転移する部位は無数にあるリンパ節の中でもセンチネルリンパ節(SLN)32であるという仮説に基づき、SLN32を同定し、郭清したSLN32の迅速生検(SLNB:Sentinel Lymph Node Biopsy)によって、転移の有無を判断し、術式を決定する方法が試みられている。SLN32に転移がなければ、他の部位へ転移している可能性はきわめて低く、他のリンパ節の郭清は行わず、原発巣のみを切除する。もし、SLN32に転移が発見されれば、従来と同じくハルステッド法に基づき転移の可能性のある局所リンパ節を全て切除する。
このSLN32を迅速生検するために識別する方法の1つにRI法がある。原発巣近傍皮下に放射性薬剤(RI薬剤)を注射し、ガンマプローブ等を用いてRI薬剤の集積するリンパ節を探索し、最初に到達するリンパ節をSLN32と判断する。第1の実施形態では、SLN32の位置の画像情報を取得するために、小型のガンマカメラ1を用いているのを1例として記載しているのである。すなわち、撮像された画像7から、医師は注射部位33とSLN32を識別し、SLN32を郭清する。SLN32の体表上の位置が正確にわかれば、切創範囲を最小化できる。そのためには、体表上にSLN32の位置を正確にマーキングする必要がある。
図6に、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1によるマーキング方法のフローチャートを示す。
まず、ステップS1で、ガンマカメラ1の処理PC5(図1(c)参照)は、表示手段6、6aに、操作者が撮像したい領域に撮像視野9を配置するように促す表示をする。操作者は、この表示により、操作者が撮像したい領域に撮像視野9を手動で配置し、撮像領域を決定した旨をマウス8a等の入力手段を用いて入力する。
ステップS2で、処理PC5は、撮像領域の決定を受信し、これに基づいて、撮像し、画像7を取得する。
ステップS3で、処理PC5は、撮像した画像7を、表示手段6、6aに表示する。
ステップS4で、処理PC5は、表示手段6、6aに、操作者が撮像した画像7上でマークしたいマーク位置を指定するように促す表示をする。操作者は、この表示により、画像7上にマークしたいマーク位置を指定し、マーク位置を決定した旨をマウス8a等の入力手段を用いて入力する。マーク位置の指定には、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を用いることができ、画像上に発生させたポインタを、マウス8a等を用いて画像上の所望のマーク位置に移動させ、ダブルクリックにより移動先の位置をマーク位置に指定することができる。
ステップS5で、処理PC5は、マーク位置及びその決定を受信し、これに基づいて、投光マークを投光させる被撮像体30上の投光位置を移動させる。具体的には、処理PC5は、マーク位置に基づいて、平面光12a、12bがマーク位置を通るように、それぞれの回転機構19の回転の角度を算出する。処理PC5は、算出した角度になるように、回転機構19を回転させることで、投光位置がマーク位置上に移動することになる。
ステップS6で、処理PC5は、それぞれの回転機構19に、現在の回転の角度を計測させることで、等価的に投光位置を計測する。
ステップS7で、処理PC5は、現在の回転の角度に基づいて、平面光12a、12bが撮像視野9に投影される投影ライン13a、13bが算出され、これらの投影ライン13a、13bが交差する交点51aの位置が算出される。そして、表示手段6、6aにおいて、この交点51aの位置を、撮像した画像7上に、交点51cすなわち現在の投光位置として表示する。
ステップS8で、処理PC5は、表示手段6、6aに、操作者が現在の投光位置が所望の位置にあるか否か判断するように促す表示をする。操作者は、この表示により、現在の投光位置(交点51c)が表示された撮像された画像7を参照して、現在の投光位置が所望の位置にあるか否か判断し、判断の結果をマウス8a等の入力手段を用いて入力する。
ステップS9で、処理PC5は、判断結果に応じた現在の投光位置が所望の位置にあるか否かの判定を行う。現在の投光位置が所望の位置にあると判定した場合(ステップS9、Yes)は、ステップS10に進み、現在の投光位置が所望の位置にないと判定した場合(ステップS9、No)は、ステップS1に戻り、あるいは、ステップS4に戻ってもよい。
ステップS10で、処理PC5は、広角レーザマーカを点灯させ、平面光12a、12bを実際に発生させることにより、平面光12a、12bの交線50上の被撮像体に、投光マークを照射する。なお、ステップS9以前では、広角レーザマーカを点灯させる必要はないのであるが、ガンマカメラ1の動作の理解を容易にするために、ステップS9以前、例えば、ステップS1以前からのように常時、広角レーザマーカが点灯しているかのように記載していた。もちろん、ステップS9以前に広角レーザマーカを点灯しても何ら、問題なく、点灯しておけばガンマカメラ1が正常に動作しているかの確認ができる。
図7に示すように、ステップS11で、処理PC5は、垂直移動手段16により、前記入射面の垂直方向に検出器4を移動させる。移動前は、検出器4は被撮像体に近接し、高感度の撮像が可能であるが、近接している故に、マーキングするための操作者の手を検出器4と被撮像体の間に入れることができない。移動させることによって、操作者の手によるマーキングが可能になる。そして、体表上の交点51bは、移動の前後で移動しないので、正確なマーキングが可能である。
ステップS12で、処理PC5は、表示手段6、6aに、操作者が投光位置にマーキングするように表示する。操作者は、この表示により、投光マークが照射されている投光位置に、ペン等のマーカでマーキングする。以上でマーキング方法は終了する。
なお、第1の実施形態のマーキングは、小型の可搬型ガンマカメラに限らず、通常の設置型のガンマカメラでも同様に適用可能である。また、表示手段としては、説明が容易であるため、検出器4に取り付けられた表示手段6aを主に用いて説明したが、これに限らず、装置本体2上の表示手段6を表示手段6aの換わりに用いても、同様に実施することができる。
(第1の実施形態の変形例1)
図8に、本発明の第1の実施形態の変形例1に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1の検出器4の平面図を示す。変形例1では、第1の実施形態に比べて、投光手段20の構造が異なっている。第1の実施形態では、2つの広角レーザマーカ11a、11bを回転させたが、変形例1では、撮像視野9の縦、横の辺に沿ってマーカ移動手段15を設け、広角レーザマーカ11a、11bを撮像視野9の縦、横の辺に沿って移動させることで、交線50を移動させている。
(第1の実施形態の変形例2)
図9に、本発明の第1の実施形態の変形例2に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1の検出器4の平面図を示す。変形例2でも、第1の実施形態に比べて、投光手段20の構造が異なっている。変形例2では、撮像視野9の縦、横の辺に沿って1列のLED17のアレイと、LED17に対して撮像視野9の側に、それぞれのLED17に一対一に対応するスリット18が設けられている。縦と横に並んでいるLED17のそれぞれの個数は、検出素子21a(図2(b)参照)のアレイの列数と行数に一致している。LED17から出射した光は、スリット18を通過することにより、平面光12a、12bになる。そして、LED17を縦と横で1つずつ点灯させることにより、交線50を生成でき、点灯させる縦と横のLED17を変えることにより、交線50を移動させることができる。
(第1の実施形態の変形例3)
図10に、本発明の第1の実施形態の変形例3に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1の検出器4の投光手段20の収納時の斜視図を示し、図11に、マーキング時の斜視図を示す。変形例3でも、第1の実施形態に比べて、投光手段20の構造が異なっている。投光手段20は、直線状のレーザ光線46を出射するレーザマーカ41と、(レーザ)光線46を撮像視野9の前記入射面に垂直な方向に反射させるミラー42と、レーザマーカ41とミラー42の距離を所望の距離に設定できるガイド送り機構43と、撮像視野9の外側に設けられガイド送り機構43を回転させて所望の角度に設定できる回転機構44とを有している。
レーザマーカ41から出射するレーザ光線46は、ミラー42で反射され、撮像視野9の前記入射面に垂直な方向に進む。この前記入射面に垂直な方向に進むレーザ光線46は、第1の実施形態の交線50として機能する。すなわち、レーザ光線46がミラー42上で反射する投光位置(投影点)は、第1の実施形態の撮像視野9上の交点51a(図3参照)に置き換えることができ、レーザ光線46が体表上に投光される投光点は、第1の実施形態の撮像視野9上の交点51b(図3参照)に置き換えることができる。また、第1の実施形態の画像上の交点51cに換えて画像上の投影点を生成することになるが、この生成の方法は、交点51cの生成方法と実質的に同じである。このため、変形例3でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、変形例3では、図10に示すように撮像時は収納位置に格納されており、図11に示すように体表マーキングする時のみミラー42の位置を、画像7(図5参照)上の指定した位置に対応する場所に移動させて垂直レーザ光線46を任意の指定位置に投光できる。
(第1の実施形態の変形例4)
図12に、本発明の第1の実施形態の変形例4に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1によるマーキング方法のフローチャートを示す。変形例4は、広角レーザマーカ11a、11bの回転等を手動で行う場合である。このため、図6のフローチャートに比べ、ステップS4とS5が省かれている。そして、ステップS9でNoの場合に、ステップS13が追加されている。
ステップS13で、処理PC5は、表示手段6、6aに、操作者が投光位置を移動させるように表示する。操作者は、この表示により、回転つまみ19a(図4参照)を回して、広角レーザマーカ11a、11bを回転させ、投光位置を移動させ、移動が終了したらその旨をマウス8a等の入力手段を用いて入力する。この手動の角度調整の後に、ステップS1に戻るので、手動回転の都度に広角レーザマーカ11a、11bの角度が計測され(ステップS6)、画像7上に投光位置を再表示し(ステップS7)、投光位置が所望の位置に一致したと判定されるまで(ステップS9、Yes)繰り返えされることになる。操作者の作業としては、回転つまみ19aを回すだけなので、手動としても大きな手間にはならない。
(第2の実施形態)
図13に、本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1の検出器4の斜視図を示す。第2の実施形態では、第1の実施形態の変形例3(図11参照)に比べて、投光手段20の構造が異なり、ガイド送り機構43と回転機構44とが省かれている。そして、ミラー42は撮像視野9の中心位置に配されている。第1の実施形態やその変形例3では、簡便にマーキングを行うことが可能だが、ガンマカメラ1としては複雑になる。第2の実施形態では、通常の小型ガンマカメラに対して大きな変更することなく、簡便にマーキングできるようにしている。レーザマーカ41は、レーザ光線46が撮像視野9に平行になるように設置され、このレーザ光線46を撮像視野9の中心位置に取り付けられた小さなミラー42で撮像視野9に垂直に出射できるようになっている。仮に将来的に検出器4の感度が高くなるか、画像処理によりSLN32の位置が数秒で把握できるようになったとすれば、撮像視野9の中心位置にSLN32(目標位置)を合わせることは大きな支障にはならなくなる。SLN32を撮像視野の中心位置に来るように検出器4の撮像位置を移動し、レーザマーカ41をONにすることで、体表上に投光マークを投光することができる。また、検出器4の傾きによっても見ている(撮像している)領域が変わってくるため、特に傾きの変化しやすい撮像視野9の小さな手持ち型ガンマカメラ1では、撮像視野9が体表のどの領域を向いているのかが把握しづらい。そのため、撮像視野9の中心位置からの撮像視野9に垂直なレーザ光線46で現在見ている部分がどこかを指し示すことで、より実用的に投光位置を把握しながら使用することができる。
図14に、本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)1によるマーキング方法のフローチャートを示す。第2の実施形態の手動の一種であり、手動で検出器4を移動させる。このため、図12のフローチャートに比べ、ステップS6とS7が省かれている。そして、ステップS8が、ステップS8aに変更されている。変更点は、投光位置が、画像7の中心位置に固定され、移動しない点である。また、ステップS13が、ステップS13aに変更されている。変更点は、操作者が移動させる対象が、投光位置から検出器4に変わっている点である。
(第3の実施形態)
図15に、本発明の第3の実施形態に係る放射線撮像装置(SPECT装置)1の斜視図を示す。SPECT装置1は可搬型ではないため、前記のような手術室における使い方は行われないと考えられるが、検査としてSPECT撮像、あるいはガンマカメラ撮像を行う場合、触診や手術前の事前の対象位置の確認としてマーキングを行うことができれば便利である。SPECT装置1では、ガンマカメラのような平面画像に加えて、断層像を取得することができる。SPECT装置1の検出器(ヘッド)4に、投光手段20を取り付けることで、第1の実施形態と同様の使い方が可能である。加えて、得られた断層像の集合体は立体データであるので、任意の角度から見ることができる。
図16に示すように、撮像される画像7としては、一般的に用いられているMIP(maximum intensity projection)画像が取得でき、任意の方向から見た被撮像体30の形状に重ねて、体内のRI集積部53を表示することができる。ただ、SPECT装置1の画像は体輪郭等の形態情報に乏しいため、SPECT/CTのような形態情報を備えた高価な装置がない場合、実際の体表上に腫瘍等の投光マークが表示され、マーキングできることは、診断、手術の一助として有用である。また、SPECT装置1のような検出器4回転型のハイブリッドPET装置においても、同様の使い方をすることが可能である。さらには、X線透過像を撮像するフラットパネルやX線CT装置においても、検出器4側に投光手段20器を取り付けることで、同様に画像7上の投光位置に対する体表上の位置にマーキングすることも可能である。
また、第1と第2の実施形態では、医療用に関して記載したが、これに限らず、産業用、例えば、産業用X線CT等に応用すれば、撮像対象の断層情報を元に、表面の加工位置のマーキングを行うことも可能である。
本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の検出器の(a)は平面図であり、(b)は(a)のA−A方向矢視断面図である。 放射線撮像装置(ガンマカメラ)によるマーキングの様子を示す図(その1)である。 放射線撮像装置(ガンマカメラ)によるマーキングの様子を示す図(その2)である。 投光マークが投光される被撮像体上における投光位置を、撮影した画像上に重ねて示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)によるマーキング方法のフローチャートである。 放射線撮像装置(ガンマカメラ)によるマーキング方法において、投光マーク(投光位置)を動かさないように、検出器(コリメータ)を検出器(コリメータ)の表面の垂直方向に移動させるときの様子を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例1に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の検出器の平面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例2に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の検出器の平面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例3に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の検出器の投光手段の収納時の斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例3に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の検出器のマーキング時の斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例4に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)によるマーキング方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)の検出器の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像装置(ガンマカメラ)によるマーキング方法のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る放射線撮像装置(SPECT装置)の斜視図である。 放射線撮像装置(SPECT装置)によるマーキング方法において、投光マークが投光される被撮像体上における投光位置を、撮影した画像上に重ねて示すMIP画像である。
符号の説明
1 放射線撮像装置(ガンマカメラ、SPECT装置)
2 装置本体(電源、データ処理装置含む)
3 アーム
4 検出器
5 処理PC
6、6a 表示手段(モニタ)
7 画像
8 キーボード
8a マウス
9 撮像視野
10 ベッド
11a、11b 広角レーザマーカ
12a、12b 平面光(レーザ光線)
13a、13b 投影ライン(撮像視野上)
14a、14b 広角レーザマーカの画像に対する位置座標
15 マーカ移動手段
16 垂直移動手段(スライド機構)
17 LED
18 スリット
19 回転機構
19a 回転つまみ
20 投光手段
21 放射線検出手段
21a (半導体放射線)検出素子
22 コリメータ
23 検出器基板
24 FPGA
25 集積回路(ASIC)
26 検出器容器(内容器)
27 内容器支持部
28 筐体(外容器)
29 遮光・γ線・電磁シールド
30 被撮像体(被験者)
31a、31b 投光ライン
32 SLN(センチネルリンパ節)
33 RI注射部位
34a、34b 投影ライン(画像上)
41 レーザマーカ
42 ミラー
43 ガイド送り機構
44 回転機構
45 投光位置(投影点)
46 (レーザ)光線
50 交線
51a 投影ライン(検出器面上)の交点(投光位置)
51b 投光ライン(体表上)の交点(投光マーク、投光位置)
51c 投影ライン(画像上)の交点(投光位置)
52 ガントリ
53 RI集積部
54 被撮像体(被験者)の映像

Claims (7)

  1. 被撮像体を撮像した画像を表示する表示手段と、
    前記被撮像体に投光マークを投光する投光手段とを有し、
    前記投光マークが投光される前記被撮像体上における投光位置を、前記画像上に表示することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記被撮像体から入射する放射線を検出する複数の検出素子を格子状に配置する放射線検出手段と、
    前記検出素子に入射する前記放射線の入射方向を表面の垂直方向に制限するコリメータとを有し、
    前記表示手段は、複数の前記検出素子と、前記画像の複数のピクセルの位置関係を対応させ、前記放射線を検出した際に前記検出素子から出力される検出信号のカウント値に基づいて、前記画像を生成して表示し、
    前記投光手段は、前記投光マークを、前記コリメータの前記表面の一部から前記表面に垂直の方向に配置させることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記投光手段は、前記投光マークを、前記表面に垂直で目視において平面状の2つの平面光が互いに交差する交線として投光させ、前記画像上の前記投光位置を、前記平面光の移動に応じ移動させることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記平面光が前記被撮像体上に投光する投光ラインを前記表面に投影した投影ラインを算出して、前記画像上に表示することで、前記投光位置を、前記投影ラインの交点として前記画像上に表示することを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記投光手段は、前記投光マークを、前記表面に垂直な光線の線として投光させ、前記画像上の前記投光位置を、前記光線の移動に応じ移動させることを特徴とする請求項2 に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記光線が前記被撮像体上に投光する投光点を前記表面に投影した投影点を算出して、前記画像上に表示することで、前記投光位置を、前記投光点として前記画像上に表示することを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記コリメータを、前記表面の垂直方向に移動させる垂直移動手段を有することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
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