JP2010060110A - 逆止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の逆止弁と同等の板厚のまま高圧環境に耐えうる強度を有し、かつ従来どおり簡単な構造の逆止弁を提供する。
【解決手段】 外周に溝を備えるとともに弁座部を有する弁シートと、薄板よりなる円形の弁体と、略円周状に配置された複数の脚と、当該脚に固定される複数の弁ストッパとを有する弁ホルダと、を備え、前記複数の脚は隣接する脚と連結されており、前記弁ストッパは弁ホルダの断面略中心方向に延設する縦梁部材からなることを特徴とする逆止弁。
【選択図】図4

Description

本発明は、ヒートポンプ冷暖房装置のサイクル切換時の流路形成及び逆流防止や圧縮機停止時の高圧ガス逆流防止等に使用される逆止弁に関する。
この種の逆止弁は、弁体として金属製ボールを使用したもの、あるいは金属素材を切削等により製造したものが用いられていた。
このような逆止弁においては、弁体が金属製のため弁体の重量が大きくなり、圧力損失が大きくなる欠点があり、またそれに伴い弁鳴りを生じる欠点もあった。一方、弁体をテフロン(登録商標)等の合成樹脂として軽量化することも試みられているが、その場合には熱に弱いため、高熱源からの熱の影響を受けないように継手はある程度の長さが必要となり、装置全体が大型化する欠点があった。更に従来の逆止弁においては弁を構成する部品を各種装置中に組み込む際において、運搬時や組み込み時に特に精密仕上げされた弁座に損傷を生ずる欠点があった。
このような逆止弁の課題を解決するため、本出願人により、金属の薄板を円形に打ち抜いてなる弁体を備えた逆止弁が、特許文献1に開示されている。また、特許文献2には、高圧環境下での使用を目的として、補強構造を設けることで強度を高めた板金バルブ爪の構造が開示されている。
図7は特許文献1の逆止弁の分解状態を示す斜視図である。この逆止弁は、弁ホルダ100と金属製の薄板よりなる円形の弁体200と外周に溝304を備えるとともに弁座部302を有する金属製の弁シート300とから構成される。また、弁ホルダ100は、円形の上面108と、上面108の外周に等間隔に配置されて直角に延設する複数の脚102と、上面108の内周に等間隔に配置されて直角に延設する複数の爪106とを有している。さらに、脚102の先端付近には弁シート300の溝304に係合する突出部104が設けられている。
図8は特許文献1の逆止弁の組み立て状態を示す断面図である。脚102の先端方向から弁体200及び弁シート300を弁ホルダ100内に挿着し、突出部104を溝304に係合することで、特許文献1の逆止弁が組み立てられる。また、組み立てられた逆止弁は、管路内に挿入され、管路の外側からカシメ加工などを施すことによって管路内に固定される。
図中の実線状態では閉鎖位置にあり、図中矢印Aからの流れを止める。一方、図中矢印B方向の流れに対しては、最大開放状態として図中鎖線で示すように、爪106に当接するまで弁体200が持ち上げられる。この時、爪106は弁体200の移動を制限する弁ストッパの作用を果たす。この状態では図中の鎖線の矢印で示すように、爪106の内外から間隙を通って流通し、開弁状態となっている。
特開平3−66987号公報 特開2006−125490号公報
ところで、地球温暖化対策として、これまで主流であったフロン系冷媒に替わって、自然冷媒が開発・普及してきており、特に発火や毒性の少ない二酸化炭素冷媒が注目を集めている。
この二酸化炭素冷媒は、その冷媒の特性から高圧での冷凍サイクルが不可欠となる。例えば、フロン系冷媒の中でも高圧で知られるR410Aの最高使用圧力は4.7MPaであるのに対して、二酸化炭素冷媒であるR744の最高使用圧力は14〜15MPaと、約3倍の圧力である。
二酸化炭素冷媒が用いられる高圧環境下においては、特許文献1に開示される従来の弁ホルダ100では、開弁状態において爪106から力が伝達される上面108に応力が集中し、上面108の強度が不足して変形や曲げ破壊が生ずる。同様に、特許文献2に開示される従来の板金バルブ爪でも、最終的に力を受ける部分の面積が小さいため、強度が不足する。
弁ホルダ100の脚102の数を増やすことで、上面108に集中する応力の減少に多少の効果はあるが、一方で流体の通過断面積が減少し、圧力損失が大きくなるため好ましくない。また、弁ホルダ100の強度を向上させるために弁ホルダの板厚を増すことが考えられるが、製作時の加工が困難であるとともに、流体の通過断面積も減少するため好ましくない。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであって、従来の逆止弁と同等の板厚のまま高圧環境に耐えうる強度を有し、かつ従来どおり簡単な構造の逆止弁を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の逆止弁は、
外周に溝を備えるとともに弁座部を有する弁シートと、
薄板よりなる円形の弁体と、
略円周状に配置された複数の脚と、当該脚に固定される複数の弁ストッパとを有する弁ホルダと、
を備え、
前記複数の脚は隣接する脚と連結されており、
前記弁ストッパは弁ホルダの断面略中心方向に延設する縦梁部材からなることを特徴とする。
本発明をこのように構成することによって、従来の逆止弁と同等の板厚のまま高圧環境に耐えうる強度を有し、かつ従来どおり簡単な構造の逆止弁とすることができる。
また、上記発明において、前記縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることが望ましい。
本発明をこのように構成することによって、従来どおり簡単な構造のまま、より高強度な逆止弁とすることができる。
さらに、上記発明において、前記複数の弁ストッパの1つにおいて、当該弁ストッパを構成する縦梁部材が分断されており、
前記分断されている縦梁部材以外の縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることが望ましい。
本発明をこのように構成することによって、従来どおり簡単な構造のまま、より高強度な逆止弁を容易に製作することができる。
また、上記発明において、前記縦梁部材は湾曲していることが好ましい。
本発明をこのように構成することによって、より高強度の逆止弁を容易に製作することができる。
また、上記発明において、前記脚には前記弁シートの溝に係合する突出部が設けられていることを特徴とすることが好ましい。
本発明をこのように構成することによって、より高強度な逆止弁とすることができるとともに、逆止弁の組み立て作業、及び逆止弁の組み立て後の取り扱い作業が容易となる。
また、上記発明において、前記脚には弁ホルダの断面略中心方向に凸部が形成されていることが好ましい。
本発明をこのように構成することによって、逆止弁が開弁状態にある場合でも、弁体を弁ホルダの断面略中心位置に安定的に保持することができ、圧力損失を小さくすることができる。
本発明の逆止弁によれば、従来と同様の板厚のまま高圧環境に耐えうる強度を有し、かつ従来どおり簡単な構造とすることができる。また、逆止弁の組み立て作業、及び逆止弁の組み立て後の取り扱い作業が容易で、逆止弁が開弁状態にある場合でも、弁体を弁ホルダの断面略中心位置に安定的に保持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいてより詳細に説明する。なお、本発明の逆止弁の弁体及び弁シートは、前記従来技術の弁体200及び弁シート300と同様の構造、形状であるため、その説明を省略するものとする。
図1は、本発明の第1の実施形態の逆止弁にかかる弁ホルダを示す斜視図である。図2は、図1の弁ホルダの平面図である。
図1及び図2において、弁ホルダ10は、従来の弁ホルダ100と同等の板厚を有し、円形の上面18と、上面18の外周に等間隔に配置されるとともに上面18から直角に延設する複数の脚12と、脚12の円周方向側面に固定される複数の弁ストッパ16とを備えている。すなわち、脚12は上面18によって隣接する脚12と連結されている。
また、脚12の先端には不図示の弁シートの溝に係合する突出部14が設けられている。
弁ストッパ16は円形の上面18の断面略中心方向に延設する縦梁部材から構成されている。なお、本明細書において縦梁部材とは、平板部材の長辺が力の作用方向に対して縦向きに配置されている梁部材を云うものとする。
そして、前記従来技術における図7,図8と同様に、脚12の先端方向から不図示の弁体及び弁シートを弁ホルダ10内に挿着し、突出部14を弁体の溝に係合することで、第1の実施形態の逆止弁が組み立てられる。また、組み立てられた逆止弁は、管路内に挿入され、管路の外側からカシメ加工などを施すことによって管路内に固定される。
上記のとおり組み立てられた第1の実施形態の逆止弁は、開弁状態において、弁体が弁ストッパ16に当接することで、弁体から弁ストッパ16に力が伝達される。弁ストッパ16は縦梁部材から構成されており、縦方向からの力に対して高い強度を有することから、過度の変形、破壊を生ずることなく、弁体から伝達された力を脚12に伝達する。
脚12に伝達された力は、脚12を相互に連結する上面18にも分散して伝達される。また、脚12の先端に設けられている突出部14を介して弁シートにも分散して伝達され
る。
このように、第1の実施形態の弁ホルダ10は、弁体から伝達された力が、弁ストッパ16を介して脚12から上面18及び弁シートに分散して伝達されるため、従来の弁ホルダ100と比べて、最終的に力を受ける部分の面積を広く確保できる。したがって、第1の実施形態の弁ホルダ10は、従来の弁ホルダ100と比べて特定の部位に応力が集中することがなく、高圧環境下でも耐えうる高い強度を有する。
なお、図1及び図2の弁ホルダ10は、6本の脚12を備えているが、弁ホルダ10を弁シートに安定的に挿着するためには、脚の本数は3本以上であればよい。また、弁体からの力を均等に受けるため、脚12は上面18の外周に等間隔に配置されることが好ましい。さらに、図1の弁ストッパ16は、脚12のみに固定され、上面18には直接固定されていないが、上面18に直接固定されていても良い。
また、図1及び図2の弁ストッパ16は、縦梁部材の一端部が脚12に固定された片持ち梁構造であるが、図3に示すように縦梁部材の両端部が相互に隣接する各々の脚12に固定された固定梁構造であってもよい。
図4は、本発明の第2の実施形態の逆止弁にかかる弁ホルダを示す斜視図である。図5は、図4の弁ホルダの平面図である。
図4及び図5において、弁ホルダ20は、従来の弁ホルダ100と同等の板厚を有し、円周状に等間隔に配置された複数の脚22と、脚22の円周方向側面に固定される複数の弁ストッパ26とを備えている。
また、脚22には、先端に弁シートの溝に係合する突出部24が設けられるとともに、弁ホルダの断面略中心方向に凸部25が形成されている。
弁ストッパ26は弁ホルダ20の断面略中心方向に湾曲して延設する縦梁部材から構成されている。弁ストッパ26を構成する湾曲した縦梁部材は、その両端が相互に隣接する各々の脚22に固定されている。すなわち、脚22は、縦梁部材によって隣接する脚22と連結されている。また、弁ストッパ26は、脚22と一体となって弁ホルダ20の外周壁を構成している。
なお、縦梁部材を断面略中心方向に湾曲して延設するのは、矩形状に延設する場合と比べて加工・製作が容易であるとともに、矩形にすると屈曲部に応力が集中するため、縦梁部材の強度が低下するためである。
図10は、第2の実施形態の逆止弁を管路内に固定した状況を示す断面図である。図10(A)は逆止弁が閉弁した状態を、図10(B)は逆止弁が開弁した状態を、それぞれ示している。
第2の実施形態の逆止弁30の組み立ては、前記従来技術における図7,図8と同様に、脚22の先端方向から弁体32及び弁シート34を弁ホルダ20内に挿着し、突出部24を弁体32の溝38に係合することで、組み立てられる。また、組み立てられた逆止弁30は、管路40内に挿入され、管路の外側からカシメ加工42などを施すことによって管路40内に固定される。
上記のとおり組み立てられた第2の実施形態の逆止弁30は、図10(B)に示す開弁状態において、弁体32が弁ストッパ26に当接することで、弁ストッパ26と脚22とが一体となって構成する弁ホルダ20の外周壁全体に力が分散して伝達される。弁ストッパ26は湾曲した縦梁部材から構成されており、それ自体が高い強度を有するとともに、
脚22と一体となっていることから、弁体32から力が伝達されても、過度の変形、破壊を生ずることがない。また、弁ストッパ26に伝達された力は、脚22の先端に設けられている突出部24を介して弁シート34にも分散して伝達される。
このように、第2の実施形態の弁ホルダ20は、弁体32から伝達された力が、弁ストッパ26と脚22とが一体となって構成する弁ホルダ20の外周壁全体に分散して伝達されるため、最終的に力を受ける部分の面積を広く確保できる。したがって、弁ホルダ20は、従来の弁ホルダ100と比べて特定の部位に応力が集中することがなく、高圧環境下でも耐え得る高い強度を有している。
なお、図4及び図5の弁ホルダ20は、5本の脚22を備えているが、弁ホルダ20を弁シートに安定的に挿着するためには、脚の本数は3本以上であればよい。また、弁体からの力を均等に受けるため、脚22は円周状に等間隔に配置されることが好ましい。
さらに、図4及び図5の弁ホルダ20は、図中下側の弁ストッパ26の縦梁部材が中間位置で分断されている。これは、弁ホルダ20はステンレスなどの薄板を打ち抜いた後に曲げ加工を施して製作するため、弁ストッパの1つにおいて、当該弁ストッパを構成する縦梁部材が分断されている方が製作容易だからであるが、図6に示すように曲げ加工後に溶接位置27で溶接することで、分断されている弁ストッパ26を接合してもよい。
また、脚22の断面略中心方向に凸部25を形成されることが好ましい。こうすることで、逆止弁が開弁状態にある場合でも、弁体を弁ホルダ20の断面略中心位置に安定的に保持することができ、圧力損失を小さくすることができる。
本発明にかかる逆止弁の弁ホルダの材料としては、銅合金やステンレスなどが好適に使用できるが、特に制限されない。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以下に、有限要素法による本発明の逆止弁の弁ホルダにかかる応力解析結果を、比較例と対比して説明する。なお、以下の説明では、図1に示した弁ホルダ10を備える逆止弁を実施例1と、図4に示した弁ホルダ20を備える逆止弁を実施例2とする。
また、従来の弁ホルダ100に相当する強度を有するものとして、図9に示す弁ホルダ100aを備える逆止弁を比較例とする。
弁ホルダ100aは、中央に開孔を有する十字状の上面108aと、十字状の上面108aの先端に配置されて直角に延設する4本の脚102aと、十字状の上面108aの中間に配置されて直角に延設する複数の爪106aとを有している。さらに、脚102aの先端には突出部104aが設けられている。
そして、前記従来技術における図7,図8と同様に、脚102aの先端方向から不図示の弁体及び弁シートを弁ホルダ100a内に挿着し、突出部104aを弁体の溝に係合することで、比較例の逆止弁が組み立てられる。
なお、これらの実施例および比較例は、本発明をさらに具体的に説明するためのものであり、本発明は実施例の範囲のみに限定されるものではない。
(材料)
弁ホルダの材料は、実施例1、実施例2、及び比較例ともにステンレス製(SUS430)である。SUS430の許容引張応力は105N/mm2である。
(板厚)
弁ホルダの板厚は、実施例1、実施例2、及び比較例ともに0.3mmである。
(形状・寸法)
実施例1の弁ストッパ16を構成する縦梁部材の長さは1.5mm、高さは2.0mmである。
実施例2の弁ストッパ26を構成する縦梁部材の長さは1.4mm、高さは2.0mm、湾曲部の曲率半径は0.25mmである。
比較例の爪106aの幅は1.8mm、高さは1.7mmである。
(解析結果)
実施例1、実施例2、及び比較例の逆止弁を組立後、弁体に15MPaの圧力を図8矢印B方向に作用させた状態における、実施例1、実施例2、及び比較例の弁ホルダに発生した最大引張応力と、上記の許容引張応力を最大引張応力で除して求めた安全率を[表1]に示す。
比較例の安全率0.47に対して、実施例1ではその2倍以上の1.05、実施例2ではその6倍以上の2.95の安全率であった。
Figure 2010060110
以上の実施例および比較例より、本発明の逆止弁は、比較例の逆止弁と同等の板厚のまま高圧環境に耐えうる高い強度を有することを確認した。
図1は、本発明の第1の実施形態の逆止弁にかかる弁ホルダを示す斜視図である。 図2は、図1の弁ホルダの平面図である。 図3は、縦梁部材の両端部が相互に隣接する各々の脚に固定された第1の実施形態の逆止弁にかかる弁ホルダを示す平面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態の逆止弁にかかる弁ホルダを示す斜視図である。 図5は、図4の弁ホルダの平面図である。 図6は、弁ストッパを構成する縦梁部材のいずれもが分断されていない第2の実施形態の逆止弁にかかる弁ホルダを示す平面図である。 図7は、特許文献1の逆止弁の分解状態を示す斜視図である。 図8は、特許文献1の逆止弁の組み立て状態を示す断面図である。 図9は、従来の逆止弁にかかる弁ホルダを示す斜視図である。 図10は、第2の実施形態の逆止弁を管路内に固定した状況を示す断面図である。
符号の説明
10 第1の実施形態の弁ホルダ
12 脚
14 突出部
16 弁ストッパ
18 上面
20 第2の実施形態の弁ホルダ
22 脚
24 突出部
25 凸部
26 弁ストッパ
27 溶接位置
30 第2の実施形態の逆止弁
32 弁体
34 弁シート
36 弁座部
38 溝
40 管路
42 カシメ加工
100 特許文献1に記載の弁ホルダ
100a 従来の弁ホルダ
102 脚
102a 脚
104 突出部
104a 突出部
106 爪
106a 爪
108 上面
108a 上面
200 弁体
300 弁シート
302 弁座部
304 溝

Claims (6)

  1. 外周に溝を備えるとともに弁座部を有する弁シートと、
    薄板よりなる円形の弁体と、
    略円周状に配置された複数の脚と、当該脚に固定される複数の弁ストッパとを有する弁ホルダと、
    を備え、
    前記複数の脚は隣接する脚と連結されており、
    前記弁ストッパは弁ホルダの断面略中心方向に延設する縦梁部材からなることを特徴とする逆止弁。
  2. 前記縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  3. 前記複数の弁ストッパの1つにおいて、当該弁ストッパを構成する縦梁部材が分断されており、
    前記分断されている縦梁部材以外の縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  4. 前記縦梁部材が湾曲していることを特徴とする請求項2または3に記載の逆止弁。
  5. 前記脚には前記弁シートの溝に係合する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の逆止弁
  6. 前記脚には弁ホルダの断面略中心方向に凸部が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の逆止弁。
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