JP2010060110A - 逆止弁 - Google Patents
逆止弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010060110A JP2010060110A JP2008228610A JP2008228610A JP2010060110A JP 2010060110 A JP2010060110 A JP 2010060110A JP 2008228610 A JP2008228610 A JP 2008228610A JP 2008228610 A JP2008228610 A JP 2008228610A JP 2010060110 A JP2010060110 A JP 2010060110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- legs
- check valve
- holder
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】 外周に溝を備えるとともに弁座部を有する弁シートと、薄板よりなる円形の弁体と、略円周状に配置された複数の脚と、当該脚に固定される複数の弁ストッパとを有する弁ホルダと、を備え、前記複数の脚は隣接する脚と連結されており、前記弁ストッパは弁ホルダの断面略中心方向に延設する縦梁部材からなることを特徴とする逆止弁。
【選択図】図4
Description
このような逆止弁においては、弁体が金属製のため弁体の重量が大きくなり、圧力損失が大きくなる欠点があり、またそれに伴い弁鳴りを生じる欠点もあった。一方、弁体をテフロン(登録商標)等の合成樹脂として軽量化することも試みられているが、その場合には熱に弱いため、高熱源からの熱の影響を受けないように継手はある程度の長さが必要となり、装置全体が大型化する欠点があった。更に従来の逆止弁においては弁を構成する部品を各種装置中に組み込む際において、運搬時や組み込み時に特に精密仕上げされた弁座に損傷を生ずる欠点があった。
外周に溝を備えるとともに弁座部を有する弁シートと、
薄板よりなる円形の弁体と、
略円周状に配置された複数の脚と、当該脚に固定される複数の弁ストッパとを有する弁ホルダと、
を備え、
前記複数の脚は隣接する脚と連結されており、
前記弁ストッパは弁ホルダの断面略中心方向に延設する縦梁部材からなることを特徴とする。
また、上記発明において、前記縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることが望ましい。
さらに、上記発明において、前記複数の弁ストッパの1つにおいて、当該弁ストッパを構成する縦梁部材が分断されており、
前記分断されている縦梁部材以外の縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることが望ましい。
また、上記発明において、前記縦梁部材は湾曲していることが好ましい。
また、上記発明において、前記脚には前記弁シートの溝に係合する突出部が設けられていることを特徴とすることが好ましい。
また、上記発明において、前記脚には弁ホルダの断面略中心方向に凸部が形成されていることが好ましい。
図1及び図2において、弁ホルダ10は、従来の弁ホルダ100と同等の板厚を有し、円形の上面18と、上面18の外周に等間隔に配置されるとともに上面18から直角に延設する複数の脚12と、脚12の円周方向側面に固定される複数の弁ストッパ16とを備えている。すなわち、脚12は上面18によって隣接する脚12と連結されている。
弁ストッパ16は円形の上面18の断面略中心方向に延設する縦梁部材から構成されている。なお、本明細書において縦梁部材とは、平板部材の長辺が力の作用方向に対して縦向きに配置されている梁部材を云うものとする。
る。
図4及び図5において、弁ホルダ20は、従来の弁ホルダ100と同等の板厚を有し、円周状に等間隔に配置された複数の脚22と、脚22の円周方向側面に固定される複数の弁ストッパ26とを備えている。
弁ストッパ26は弁ホルダ20の断面略中心方向に湾曲して延設する縦梁部材から構成されている。弁ストッパ26を構成する湾曲した縦梁部材は、その両端が相互に隣接する各々の脚22に固定されている。すなわち、脚22は、縦梁部材によって隣接する脚22と連結されている。また、弁ストッパ26は、脚22と一体となって弁ホルダ20の外周壁を構成している。
脚22と一体となっていることから、弁体32から力が伝達されても、過度の変形、破壊を生ずることがない。また、弁ストッパ26に伝達された力は、脚22の先端に設けられている突出部24を介して弁シート34にも分散して伝達される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
弁ホルダ100aは、中央に開孔を有する十字状の上面108aと、十字状の上面108aの先端に配置されて直角に延設する4本の脚102aと、十字状の上面108aの中間に配置されて直角に延設する複数の爪106aとを有している。さらに、脚102aの先端には突出部104aが設けられている。
(材料)
弁ホルダの材料は、実施例1、実施例2、及び比較例ともにステンレス製(SUS430)である。SUS430の許容引張応力は105N/mm2である。
(板厚)
弁ホルダの板厚は、実施例1、実施例2、及び比較例ともに0.3mmである。
(形状・寸法)
実施例1の弁ストッパ16を構成する縦梁部材の長さは1.5mm、高さは2.0mmである。
比較例の爪106aの幅は1.8mm、高さは1.7mmである。
(解析結果)
実施例1、実施例2、及び比較例の逆止弁を組立後、弁体に15MPaの圧力を図8矢印B方向に作用させた状態における、実施例1、実施例2、及び比較例の弁ホルダに発生した最大引張応力と、上記の許容引張応力を最大引張応力で除して求めた安全率を[表1]に示す。
12 脚
14 突出部
16 弁ストッパ
18 上面
20 第2の実施形態の弁ホルダ
22 脚
24 突出部
25 凸部
26 弁ストッパ
27 溶接位置
30 第2の実施形態の逆止弁
32 弁体
34 弁シート
36 弁座部
38 溝
40 管路
42 カシメ加工
100 特許文献1に記載の弁ホルダ
100a 従来の弁ホルダ
102 脚
102a 脚
104 突出部
104a 突出部
106 爪
106a 爪
108 上面
108a 上面
200 弁体
300 弁シート
302 弁座部
304 溝
Claims (6)
- 外周に溝を備えるとともに弁座部を有する弁シートと、
薄板よりなる円形の弁体と、
略円周状に配置された複数の脚と、当該脚に固定される複数の弁ストッパとを有する弁ホルダと、
を備え、
前記複数の脚は隣接する脚と連結されており、
前記弁ストッパは弁ホルダの断面略中心方向に延設する縦梁部材からなることを特徴とする逆止弁。 - 前記縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
- 前記複数の弁ストッパの1つにおいて、当該弁ストッパを構成する縦梁部材が分断されており、
前記分断されている縦梁部材以外の縦梁部材の両端が相互に隣接する各々の脚に固定されることで前記複数の脚が隣接する脚と連結されることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。 - 前記縦梁部材が湾曲していることを特徴とする請求項2または3に記載の逆止弁。
- 前記脚には前記弁シートの溝に係合する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の逆止弁
- 前記脚には弁ホルダの断面略中心方向に凸部が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008228610A JP5261084B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008228610A JP5261084B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010060110A true JP2010060110A (ja) | 2010-03-18 |
JP5261084B2 JP5261084B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=42187124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008228610A Active JP5261084B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5261084B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160108332A (ko) * | 2014-01-20 | 2016-09-19 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 개선된 실링 부재를 구비한 체크밸브 |
WO2017086365A1 (ja) * | 2015-11-19 | 2017-05-26 | 株式会社荏原製作所 | 水中ポンプ |
KR20170073612A (ko) * | 2014-11-07 | 2017-06-28 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 개선된 시일링 부재를 구비한 체크 밸브 |
US9739236B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-08-22 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Check valve |
JP2020176727A (ja) * | 2016-06-14 | 2020-10-29 | デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc | 逆止弁および逆止弁を有するベンチュリデバイス |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5086733U (ja) * | 1973-12-14 | 1975-07-23 | ||
JPS522416U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 | ||
JPS54167434U (ja) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | ||
JPS5597570A (en) * | 1979-01-20 | 1980-07-24 | Sanyo Electric Co Ltd | Check valve |
JPS55166952U (ja) * | 1979-05-18 | 1980-12-01 | ||
JPS5618468U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-18 | ||
JPS6010964U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-25 | 株式会社 テイエルブイ | デイスク型逆止弁 |
JPH0366987A (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-22 | Saginomiya Seisakusho Inc | カートリッジ式逆止弁 |
JPH08233133A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Matsumoto Jukogyo Kk | チェックバルブ |
JP2005315290A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Saginomiya Seisakusho Inc | 逆止弁 |
JP2006125490A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Nitto Kohki Co Ltd | 板金バルブ爪 |
-
2008
- 2008-09-05 JP JP2008228610A patent/JP5261084B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5086733U (ja) * | 1973-12-14 | 1975-07-23 | ||
JPS522416U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 | ||
JPS54167434U (ja) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | ||
JPS5597570A (en) * | 1979-01-20 | 1980-07-24 | Sanyo Electric Co Ltd | Check valve |
JPS55166952U (ja) * | 1979-05-18 | 1980-12-01 | ||
JPS5618468U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-18 | ||
JPS6010964U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-25 | 株式会社 テイエルブイ | デイスク型逆止弁 |
JPH0366987A (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-22 | Saginomiya Seisakusho Inc | カートリッジ式逆止弁 |
JPH08233133A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Matsumoto Jukogyo Kk | チェックバルブ |
JP2005315290A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Saginomiya Seisakusho Inc | 逆止弁 |
JP2006125490A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Nitto Kohki Co Ltd | 板金バルブ爪 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503128A (ja) * | 2014-01-20 | 2017-01-26 | デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc | 改良型シール部材を有するチェックバルブ |
KR102173205B1 (ko) | 2014-01-20 | 2020-11-03 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 개선된 실링 부재를 구비한 체크밸브 |
KR20160108332A (ko) * | 2014-01-20 | 2016-09-19 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 개선된 실링 부재를 구비한 체크밸브 |
US10072616B2 (en) | 2014-08-07 | 2018-09-11 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Check valve |
US10634096B2 (en) | 2014-08-07 | 2020-04-28 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Check valve |
US9739236B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-08-22 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Check valve |
KR20170073612A (ko) * | 2014-11-07 | 2017-06-28 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 개선된 시일링 부재를 구비한 체크 밸브 |
JP2017537278A (ja) * | 2014-11-07 | 2017-12-14 | デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc | 改良されたシーリング部材を備えたチェックバルブ |
KR102238211B1 (ko) | 2014-11-07 | 2021-04-08 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 개선된 시일링 부재를 구비한 체크 밸브 |
CN108291659A (zh) * | 2015-11-19 | 2018-07-17 | 株式会社荏原制作所 | 水中泵 |
CN108291659B (zh) * | 2015-11-19 | 2019-10-29 | 株式会社荏原制作所 | 水中泵 |
TWI689673B (zh) * | 2015-11-19 | 2020-04-01 | 日商荏原製作所股份有限公司 | 水中泵 |
JP2017096346A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 株式会社荏原製作所 | 水中ポンプ |
WO2017086365A1 (ja) * | 2015-11-19 | 2017-05-26 | 株式会社荏原製作所 | 水中ポンプ |
JP2020176727A (ja) * | 2016-06-14 | 2020-10-29 | デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc | 逆止弁および逆止弁を有するベンチュリデバイス |
JP7035129B2 (ja) | 2016-06-14 | 2022-03-14 | デイコ アイピー ホールディングス,エルエルシー | 逆止弁および逆止弁を有するベンチュリデバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5261084B2 (ja) | 2013-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5261084B2 (ja) | 逆止弁 | |
JP6609323B2 (ja) | 高圧用ドーム逆止弁 | |
WO2013031273A1 (ja) | チェックバルブ | |
US7722010B2 (en) | Valve holding member | |
US10352485B2 (en) | Pipe connecting device | |
JP2009144916A (ja) | チューブとチューブ継手との接続方法及びそのチューブ継手 | |
US10969022B2 (en) | Detachable tap having a spring element for fastening and prestressing | |
JPWO2018008056A1 (ja) | 管継手及び給湯機 | |
JP2006010007A (ja) | パイプ柄および前記パイプ柄を使用した清掃用品 | |
JP7088922B2 (ja) | 騒音放射を減少させるバルブ構造を有する人工呼吸器のための呼気弁 | |
JP2013204636A (ja) | シールワッシャ及び流体管フランジ部の締結方法 | |
JP4291383B2 (ja) | かしめ構造及び逆止弁 | |
RU2766955C1 (ru) | Фитинг для соединения по меньшей мере с одной трубой | |
JP6204819B2 (ja) | ろう付構造体 | |
US20070046023A1 (en) | Connecting structure of water transfer pipeline | |
JP2017187132A (ja) | ホースクリップ | |
CN205714651U (zh) | 制冷压缩机及弹性元件 | |
JP2008106889A (ja) | マイクロバルブ及びこれを用いたマイクロポンプ | |
JP2006090526A (ja) | 係止片 | |
JP4847802B2 (ja) | 内視鏡の部品どうしの仮止め固定方法 | |
JP2016084850A (ja) | 分水栓装置及びその組付方法 | |
JP4066385B1 (ja) | 締結ピン | |
JP4378329B2 (ja) | 集積パネルと流体デバイスとの接続構造 | |
JP2008138733A (ja) | 逆止弁 | |
CN112119253A (zh) | 管接头 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110803 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130426 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5261084 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |