JP2010047910A - 合成梁、合成梁施工方法、及び耐火建築物 - Google Patents

合成梁、合成梁施工方法、及び耐火建築物 Download PDF

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Abstract

【課題】適正な断面形状のH形鋼を使用して、かつ耐火性能を満足させて天井ふところを低くする。
【解決手段】合成梁10は、スタッド24が接合されたH形鋼12を有している。H形鋼12の成はHとされ、図示しない柱の間に架け渡されている。ウェブ18の両面には、下側フランジ16の幅で下側フランジ16の上面とコンクリートスラブ20の下面の間にウェブコンクリート22が打設されている。ウェブコンクリート22は、コンクリートスラブ20と一緒に打設され、コンクリートスラブ20を支持している。ウェブコンクリート22は、スタッド24と、スタッド24に取付けられた補強筋26で落下防止が図られている。コンクリートスラブ20は厚さhとされ、コンクリートスラブ20の上面はH形鋼12の上側フランジ14の上面と同じ高さとされ、H形鋼12の上側フランジ14とウェブ18の上部は、コンクリートスラブ20に埋設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成梁、合成梁施工方法、及び耐火建築物に関する。
建物の階高は、居住のための居住空間と、建物を構成する梁やコンクリートスラブ等が配置された居住空間以外の空間(以下これらの空間を代表して「天井ふところ」と記載する。)を合計した高さである。
近年、居住性能を向上させる目的で、同じ階高であっても、居住空間の天井高をより高くしたいという要望がある。また、建物の有効面積を少しでも広く確保したいという目的で、居住空間は犠牲にせずに、階高を小さくして階数を増やしたいという要望がある。いずれの要望も、天井ふところの高さを低くすれば解消する。
しかし、天井ふところの高さは、コンクリートスラブの厚さと、コンクリートスラブを上面に載せて支持する梁の高さ(梁成)を合計した高さが大きな割合を占めている。コンクリートスラブの厚さと梁成は、建築の強度に直接影響を及ぼす要素であり、建物の性能を低下させずに低くする必要がある。
従来、やむを得なく天井ふところを低くする場合には、適正なH形鋼の設計からは外れるが、梁成の低い扁平断面のH形鋼を用いて梁成を低くし、その分だけ天井ふところを低くする方法で対応していた。しかし、扁平断面のH形鋼の使用は、鉄骨重量の増大や価格の上昇を伴うため好ましくなく、適正な断面形状のH形鋼を使用して、天井ふところを低くする技術が求められている。
更に、居住空間を有する建物は耐火建築物であることが要求される。耐火建築物においては、空間に露出した鉄骨梁(H形鋼)の部分は耐火被覆を施す必要があり、この耐火被覆材の厚さも天井ふところの高さに加わる。このため、天井ふところを低くするには、耐火被覆材を用いないで耐火性能を満足させる構成としなければならない。
天井ふところを低くしたいという要望に応える技術として、H形鋼の上側フランジの上面とコンクリートスラブの上面を一致させ、H形鋼の上部をコンクリートスラブに埋設させることで、コンクリートスラブの厚さだけ天井ふところを低くする構造が提案されている(特許文献1)。
しかし、図9(A)(B)に示すように、特許文献1は、コンクリートスラブ2を、H形鋼1のウェブ1cに取付けたスラブ受け冶具4で支持している。このため、スラブ受け冶具4の追加と、スラブ受け冶具4をウェブ1cに取付ける作業が別途必要となる。
更に、図9(C)(D)に示すように、特許文献1を耐火建築物に適用する場合には、露出したH形鋼1の部分を耐火被覆材7で覆わなければならない。即ち、コンクリートスラブ2の下方に露出しているウェブ1c、スラブ受け冶具4、下側フランジ1bのそれぞれの表面を耐火被覆材7で覆う必要がある。
この結果、下側フランジ1bの下面も耐火被覆材7で覆われるため、耐火被覆材7の厚さだけ、天井ふところが高くなってしまう。
特開2002−188209号公報
本発明は、上記事実に鑑み、適正な断面形状のH形鋼を使用して、かつ耐火性能を満足させて天井ふところを低くすることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る合成梁は、H形鋼と、前記H形鋼の上側フランジの下面、及び前記H形鋼のウェブの両面に接合されたスタッドと、前記スタッドに取付けられた補強筋と、上面が前記H形鋼の上側フランジの上面と同一面とされたコンクリートスラブと、前記コンクリートスラブのコンクリートと共に打設され、前記スタッド及び前記補強筋が内部に埋め込まれ、前記H形鋼のウェブの両面に構築されたウェブコンクリートと、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、コンクリートスラブの上面が、H形鋼の上側フランジの上面と同一面とされている。また、H形鋼の上側フランジの下面、及びウェブの両面にはスタッドが接合され、スタッドには補強筋が取付けられている。H形鋼のウェブの両面には、スタッド及び補強筋が内部に埋め込まれ、コンクリートスラブのコンクリートと共に打設されたウェブコンクリートが構築されている。
これにより、コンクリートスラブの厚さだけ天井ふところを小さくできる。このとき、適正な断面形状のH形鋼を使用しており、H形鋼としての性能の低下は生じない。
また、コンクリートスラブでH形鋼の上側フランジと下側フランジが熱的に分断されるため、火災時に上側フランジと下側フランジが同時に加熱されることがなくなり、H形鋼の耐熱性能が向上する。更に、H形鋼のウェブの両面に構築されたウェブコンクリートが有する熱容量により、ウェブの温度上昇が抑制される。
上述の構成により、H形鋼に要求される耐火基準を満足させることができ、耐火建築物に適用された場合でも下側フランジの下面の耐火被覆が不要となる。この結果、耐火被覆材の厚さだけ天井ふところを小さくできる。
更に、ウェブコンクリートでH形鋼の質量が増大し、H形鋼の横振動が抑制できる。この結果、H形鋼の横振動を抑制するための小梁の使用本数を減らすことができる。
請求項2に記載の発明に係る合成梁は、H形鋼と、前記H形鋼の上側フランジの下面、及び前記H形鋼のウェブの両面に接合されたスタッドと、前記スタッドに取付けられた補強筋と、上面が前記H形鋼の上側フランジの上面と同一面とされたコンクリートスラブと、前記スタッド及び前記補強筋が内部に埋め込まれ、前記H形鋼のウェブの両面に固定され、前記コンクリートスラブと一体とされたプレキャストウェブコンクリートと、を有することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、コンクリートスラブの上面が、H形鋼の上側フランジの上面と同一面とされている。また、H形鋼の上側フランジの下面、及びウェブの両面にはスタッドが接合され、スタッドには補強筋が取付けられている。H形鋼のウェブの両面には、スタッド及び補強筋が内部に埋め込まれたプレキャストウェブコンクリートが固定され、コンクリートスラブと一体となっている。
これにより、コンクリートスラブの厚さだけ天井ふところを小さくできる。このとき、適正な断面形状のH形鋼を使用しており、H形鋼としての強度の低下はない。
また、H形鋼のウェブの両面に、予めプレキャストウェブコンクリートを固定しておくことで、現場でのコンクリートの打設作業が省け、工期の短縮が図れる。
更に、スラブコンクリートによる耐火性能の向上に加え、プレキャストウェブコンクリートでも同様に、プレキャストウェブコンクリートが有する熱容量でH形鋼のウェブの温度上昇が抑制される。
上述の構成とすることにより、H形鋼に要求される耐火基準を満足させることができ、耐火建築物に適用された場合でも下側フランジの下面の耐火被覆が不要となる。この結果、耐火被覆材の厚さだけ天井ふところを小さくできる。
請求項3に記載の発明に係る請求項1に記載の合成梁の合成梁施工方法は、前記スタッドが接合され、前記スタッドに前記補強筋が取付けられた前記H形鋼を架け渡し、前記H形鋼の上側フランジの上面から前記コンクリートスラブの厚さだけ下方に、平面視をしたとき前記上側フランジと重なる部分を除いてスラブ型枠を敷設し、前記H形鋼のウェブの両側に、前記H形鋼の下側フランジの先端から前記スラブ型枠の下面まで、縦方向にウェブ型枠を取付け、前記スラブ型枠、及び前記ウェブ型枠と前記ウェブの間に前記コンクリートを打設することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、先ず、H形鋼にスタッドを接合し、スタッドに補強筋を取付ける。次に、H形鋼を架け渡し、H形鋼の上側フランジの上面からコンクリートスラブの厚さだけ下方にスラブ型枠を敷設する。次いで、ウェブ型枠を、H形鋼のウェブの両側で、H形鋼の下側フランジの先端からスラブ型枠の下面までの範囲に取付ける。その後、スラブ型枠、及びウェブ型枠とウェブの間にコンクリートを打設し、コンクリートスラブ及びウェブコンクリートを構築する。
これにより、養生後は、ウェブコンクリートがコンクリートスラブを支持するので、ウェブにはスラブ受け金具が不要となる。
請求項4の発明に係る請求項2に記載の合成梁の合成梁施工方法は、前記スタッドが接合され、前記スタッドに前記補強筋が取付けられた前記H形鋼のウェブの両面に、前記上側フランジの上面との間に前記コンクリートスラブの厚さに相当する隙間を開けてプレキャストウェブコンクリートを固定し、前記プレキャストウェブコンクリートが固定された前記H形鋼を架け渡し、平面視をしたとき前記上側フランジと重なる部分を除いてスラブ型枠を敷設し、前記スラブ型枠、及び前記プレキャストウェブコンクリートの上面と前記上側フランジの下面との所定の隙間にコンクリートを打設することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、先ず、H形鋼にスタッドを接合し、スタッドに補強筋を取付ける。次に、H形鋼のウェブの両面に、上側フランジの上面との間にコンクリートスラブの厚さに相当する隙間を開けてプレキャストウェブコンクリートを固定する。
次に、このプレキャストウェブコンクリートが固定されたH形鋼を架け渡す。
次に、平面視をしたとき上側フランジと重なる部分を除いてスラブ型枠を敷設し、スラブ型枠にコンクリートを打設する。このとき、プレキャストウェブコンクリートの上面と上側フランジの下面の間の隙間にもコンクリートを打設し、コンクリートスラブとする。
このように、コンクリートスラブの施工において、プレキャストウェブコンクリートの上面でスラブを支持するので施工性が向上する。また、ウェブにはスラブ受け金具が不要となる。
請求項5に記載の発明に係る耐火建築物は、請求項1〜4に記載の合成梁が柱に連結されたことを特徴としている。
これにより、耐火建築物においても、H形鋼の下側フランジの下面の耐火被覆材が不要となり、天井ふところを低くできる。
本発明は、上記構成としてあるので、適正な断面形状のH形鋼を使用して、かつ耐火性能を満足させて天井ふところを低くできる。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、第1の実施の形態に係る合成梁10はH形鋼12を有している。
H形鋼12の上側フランジ14の下面、及びウェブ18の両面にはスタッド24が接合され、スタッド24には補強筋26が取付けられている。H形鋼12の成はHとされ、図示しがない柱の間に架け渡されている。ウェブ18の両面には、下側フランジ16の幅で、下側フランジ16の上面とコンクリートスラブ20の下面の間にウェブコンクリート22が打設されている。
ウェブコンクリート22は、コンクリートスラブ20と一緒に打設され、コンクリートスラブ20を支持している。ウェブコンクリート22は、ウェブ18の両面に接合されたスタッド24と、スタッド24の先端部に取付けられた補強筋26で落下防止が図られている。
コンクリートスラブ20は厚さhとされ、内部には主筋28と配力筋30が配筋されている。コンクリートスラブ20の上面は、H形鋼12の上側フランジ14の上面と同じ高さとされ、H形鋼12の上側フランジ14とウェブ18の上部は、コンクリートスラブ20に埋設されている。
上述の構成とすることにより、H形鋼12の成Hにコンクリートスラブ20の厚さhを加えた高さとしなくても、H形鋼12でコンクリートスラブ20を支持できる。
即ち、図2(A)に示すように、従来は、H形鋼12でコンクリートスラブ20を支持する場合、H形鋼12の上側フランジ14の上面にコンクリートスラブ20を載せていた。このため、H形鋼12の成Hとコンクリートスラブ20の厚さhを合計した高さ(H+h)の確保が必要であった。この高さ(H+h)を小さくするには、他に手段がないため、H形鋼12の性能は低下するが、扁平断面のH形鋼を使用してH形鋼12の成Hを小さくする方法で対応していた。
一方、図2(B)に示すように、合成梁10は、コンクリートスラブ20の上面と、H形鋼12の上側フランジ14の上面とを同一面とし、コンクリートスラブ20にH形鋼12の一部を埋め込むことで、コンクリートスラブ20と、クリートスラブ20を支持するH形鋼12を合計した高さを、H形鋼12の成Hに押さえることができる。
このとき、H形鋼12は、適正な断面形状のものを使用することができ、H形鋼12の性能の低下は生じない。
次に、合成梁10の耐火性能について説明する。
図2(A)に示すように、耐火建築物においては、H形鋼12の露出している部分は耐火性能を満たすため、周囲を厚さsの耐火被覆材38で覆う必要がある。
しかし、図2(B)に示す合成梁10の構成とすることにより、コンクリートスラブ20の上階、若しくは下階のいずれかの階で火災が発生した時には、コンクリートスラブ20が断熱材として作用し、H形鋼12の上側フランジ14と下側フランジ16を熱的に分断する。これにより、上側フランジ14と下側フランジ16が同時に加熱されることが防げ、H形鋼12の耐熱性能が向上する。
更に、ウェブ18の両面に構築されたウェブコンクリート22も断熱材として作用し、ウェブ18が直接火炎に曝されることを防ぐ。同時にウェブコンクリート22が有する熱容量により、ウェブ18の温度上昇が抑制される。
このように、H形鋼12をコンクリートスラブ20とウェブコンクリート22に埋め込むことにより、H形鋼12に要求される耐火基準を満足させることができる。この結果、合成梁10を耐火建築物に適用した場合に、下側フランジ16の下面は露出されているにも係わらず、耐火被覆材(厚さs)が不要となる。
このように、合成梁10は従来に比べ、コンクリートスラブ20と、クリートスラブ20を支持するH形鋼12を合計した高さを、コンクリートスラブ20の厚さhと耐火被覆材の厚さsを合計した寸法だけ低くできる。即ち、図示しない天井ふところを低くできる。
次に、合成梁10の施工方法について説明する。
図3に示すように、先ず、H形鋼12の上側フランジの下面、及びウェブ18の両面にスタッド24を接合し、スタッド24に落下防止用の補強筋26を取付ける。次に、H形鋼12を図示しない柱の間に架け渡し、H形鋼12の上側フランジ14の上面からコンクリートスラブ20の厚さhだけ下方にスラブ型枠32を敷設し、主筋28と配力筋30を配筋する。
次に、ウェブ型枠34を、H形鋼12のウェブ18の両側に取付ける。このとき、ウェブ型枠34は、H形鋼12の下側フランジ16の先端から、スラブ型枠32の下面までの範囲に縦方向に配置する。
その後、スラブ型枠32の上にコンクリート36を打設する。このとき、ウェブ型枠34とウェブ18の間にもコンクリート36を一緒に打設する。これにより、スタッド24及び補強筋26が内部に埋め込まれた状態で、コンクリートスラブ20とウェブコンクリート22を一体として構築できる。
養生後は、ウェブコンクリート22がコンクリートスラブ20を支持するので、コンクリートスラブ20を支持するためのスラブ受け金具を、ウェブ18に固定する必要がない。
更に、ウェブコンクリート22でH形鋼12の質量が増大する。この結果、H形鋼12が周囲から伝播される微振動で横方向に振動するのを抑制でき、H形鋼12の横振動を抑制するための小梁の使用本数を減らすことができる。
(第2の実施の形態)
図4に示すように、第2の実施の形態に係る合成梁40は、H形鋼のH形鋼42を有している。H形鋼42の上側フランジ44の下面、及びウェブ48の両面にはスタッド24が接合され、スタッド24には補強筋26が取付けられている。
H形鋼42の成はHとされ、図示しない柱の間に架け渡されている。ウェブ48の両面には、下側フランジ16の幅で、下側フランジ16の上面とコンクリートスラブ20の下面の間にプレキャストウェブコンクリート50が固定されている。
プレキャストウェブコンクリート50は、H形鋼42を架け渡す前に固定され、コンクリートスラブ52を支持している。プレキャストウェブコンクリート22は、ウェブ18の両面に接合されたスタッド24と、スタッド24の先端部に取付けられた補強筋26で落下防止が図られている。
コンクリートスラブ52は厚さhとされ、内部には主筋54と配力筋56が配筋されている。コンクリートスラブ52の上面は、H形鋼12の上側フランジ44の上面と同じ高さとされ、下面は、プレキャストウェブコンクリート50で支持されている。H形鋼42の上側フランジ44とウェブ48の上部は、コンクリートスラブ52に埋設されている。
上述の構成とすることにより、H形鋼42の成Hにコンクリートスラブ52の厚さhを加えた高さとしなくても、H形鋼42でコンクリートスラブ52を支持できる。
即ち、第1の実施の形態で説明したように、図5(A)に示す構成としなくてもH形鋼42でコンクリートスラブ52を支持でき、図5(B)に示すように、コンクリートスラブ52の上面と、H形鋼42の上側フランジ14の上面とを同一面とし、コンクリートスラブ52にH形鋼42の一部を埋め込むことで、コンクリートスラブ52と、クリートスラブ52を支持するH形鋼42を合計した高さを、H形鋼42の成Hとすることができる。
このとき、H形鋼42は、適正な断面形状のものを使用することができ、H形鋼42の性能の低下は生じない。
なお、合成梁40の耐火性能は合成梁10と同じであり、説明は省略する。
このように、合成梁40は、従来に比べ、コンクリートスラブ52と、クリートスラブ52を支持するH形鋼42を合計した高さを、コンクリートスラブ52の厚さhと、耐火被覆材の厚さsだけ小さくできる。即ち、図示しない天井ふところを低くできる。
次に、合成梁40の施工方法について説明する。
図6(A)に示すように、先ず、H形鋼12の上側フランジの下面、及びウェブ18の両面にスタッド24を接合し、スタッド24に落下防止用の補強筋26を取付ける。
次いで、ウェブ型枠34を、H形鋼42のウェブ48の両側で、H形鋼42の下側フランジ46の先端から、上側フランジ44の上面との間に隙間hを開けて縦方向に取付ける。
その後、ウェブ型枠34とウェブ48の間にコンクリートを打設し、プレキャストウェブコンクリート50とする。
プレキャストウェブコンクリート50の養生後、プレキャストウェブコンクリート50が固定されたH形鋼42を、図示しない柱の間に架け渡す。
次に、平面視をしたとき上側フランジ44と重なる部分を除いてスラブ型枠32を敷設する。主筋54と配力筋56を配筋した後、スラブ型枠32の上にコンクリートを打設する。プレキャストウェブコンクリート50と上側フランジ44の下面の間にもコンクリートを打設し、コンクリートスラブ52とする。
このとき、スラブ型枠32の敷設作業からコンクリートスラブ52の打設作業の間において、プレキャストウェブコンクリート50の上面が支持部材として利用でき、作業性が向上する。
(第3の実施の形態)
図7、8に示すように、第3の実施の形態に係る耐火建築物60は、合成梁10が柱62に連結されている。
柱62は中空の丸型又は角型鋼管(コンクリートが充填された丸型または角型鋼管)であり、柱62の周囲は梁の方向に突出した継手部65Aを有する柱梁接合部材65で囲まれ、柱62と柱梁接合部材65が直接接合されている。H形鋼12は柱梁接合部材65の継手部65Aと、溶接又は図示しないボルトで接合されている。
合成梁10は、第1の実施の形態で説明したものであり説明は省略する。柱梁接合部材65の上側フランジの上面は、コンクリートスラブ20の上面、及び上側フランジ14の上面と同じ高さとされている。
これにより、柱梁仕口においても、コンクリートスラブ20と、クリートスラブ20を支持するH形鋼12を合計した高さを小さくできる。
次に、耐火建築物60への適用例について説明する。
図8(A)に示すように、従来のコンクリートスラブ20と、クリートスラブ20を支持するH形鋼12の構成においては、標準的な階高は4.0mである。このため、1階の階高を6.5mとした場合、地上の階数を8階とすれば建物高さは34.5mとなる。道路斜線と隣地斜線の制限を考慮したとき、これ以上、階数を増やすことはできない。
一方、図8(B)に示すように、合成梁10では、既述のようにコンクリートスラブ20の厚さhと耐火被覆材の厚さsの分だけ階高を低くできる。例えば、居住空間の高さを同一に維持したまま、標準的な階高である4.0mより0.2m低くして、階高を3.8mにすることができる。
この結果、同じ建築条件の敷地においても、1階の階高を6.5mとした場合、地上の階数を9階としても建物高さは36.9mとなり、道路斜線と隣地斜線の制限を考慮しても許容範囲に納まる。
このように、同じ敷地の土地であるにも係わらず、従来8階であった階数を、1階増やせて9階の建物とすることができる。これにより、述べ床面積の増大、建築資材の減少が図れる。
なお、図7、8に示す耐火建築物60は、第1の実施の形態に係る合成梁10で説明したが、第2の実施の形態に係る合成梁40を使用してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る合成梁の基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る合成梁の効果を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る合成梁の合成梁施工方法を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る合成梁の基本構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る合成梁の効果を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る合成梁の合成梁施工方法を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る耐火建築物の基本構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る耐火建築物の適用例を示す図である。 従来例の梁とスラブの重ね寸法を低くする基本構成を示す図である。
符号の説明
10 合成梁
12 H形鋼
14 上側フランジ
16 下側フランジ
18 ウェブ
20 コンクリートスラブ
22 ウェブコンクリート
24 スタッド
26 補強筋
32 スラブ型枠
34 ウェブ型枠
36 コンクリート
40 合成梁
60 耐火建築物

Claims (5)

  1. H形鋼と、
    前記H形鋼の上側フランジの下面、及び前記H形鋼のウェブの両面に接合されたスタッドと、
    前記スタッドに取付けられた補強筋と、
    上面が前記H形鋼の上側フランジの上面と同一面とされたコンクリートスラブと、
    前記コンクリートスラブのコンクリートと共に打設され、前記スタッド及び前記補強筋が内部に埋め込まれ、前記H形鋼のウェブの両面に構築されたウェブコンクリートと、
    を有する合成梁。
  2. H形鋼と、
    前記H形鋼の上側フランジの下面、及び前記H形鋼のウェブの両面に接合されたスタッドと、
    前記スタッドに取付けられた補強筋と、
    上面が前記H形鋼の上側フランジの上面と同一面とされたコンクリートスラブと、
    前記スタッド及び前記補強筋が内部に埋め込まれ、前記H形鋼のウェブの両面に固定され、前記コンクリートスラブと一体とされたプレキャストウェブコンクリートと、
    を有する合成梁。
  3. 前記スタッドが接合され、前記スタッドに前記補強筋が取付けられた前記H形鋼を架け渡し、
    前記H形鋼の上側フランジの上面から前記コンクリートスラブの厚さだけ下方に、平面視をしたとき前記上側フランジと重なる部分を除いてスラブ型枠を敷設し、
    前記H形鋼のウェブの両側に、前記H形鋼の下側フランジの先端から前記スラブ型枠の下面まで、縦方向にウェブ型枠を取付け、
    前記スラブ型枠、及び前記ウェブ型枠と前記ウェブの間に前記コンクリートを打設する請求項1に記載の合成梁の合成梁施工方法。
  4. 前記スタッドが接合され、前記スタッドに前記補強筋が取付けられた前記H形鋼のウェブの両面に、前記上側フランジの上面との間に前記コンクリートスラブの厚さに相当する隙間を開けてプレキャストウェブコンクリートを固定し、
    前記プレキャストウェブコンクリートが固定された前記H形鋼を架け渡し、
    平面視をしたとき前記上側フランジと重なる部分を除いてスラブ型枠を敷設し、
    前記スラブ型枠、及び前記プレキャストウェブコンクリートの上面と前記上側フランジの下面との隙間にコンクリートを打設する請求項2に記載の合成梁の合成梁施工方法。
  5. 請求項1〜4に記載の合成梁が柱に連結された耐火建築物。
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