JP2010037641A - マグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体およびその製造方法 - Google Patents

マグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】Mg、Sn、Siの金属からなる単相で優れた熱電特性を備えた一般化学式で示される
MgSi1−YSn
の熱電半導体を焼結して製造するにあたり、p型の熱電特性を有した熱電半導体を高温でも安定をしたものを製造する。
【解決手段】MgSi1−YSnの金属間化合物の化学組成において、これを焼結したときの焼結体組成X、Yが、
1.98≦X≦2.01
0.72≦Y≦0.95
の範囲のものであって、ドーパントとして、1A属のアルカリ金属、1B族の銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の少なくとも何れか一つの金属を添加して高温でも安定した熱電半導体を得る。
【選択図】図4

Description

本発明は、マグネシウム、珪素、スズからなるp型の熱電半導体およびその製造方法の技術分野に属するものである。
今日、マグネシウム(Mg)、珪素(Si)、スズ(Sn)の金属からなる固溶体を焼結して製造した金属間化合物として、一般化学式
MgSi1−ZSn
であらわされるものが知られている。そしてこの金属間化合物において、Z=0.4〜0.6の範囲のものが熱電特性に優れることが既に報告されている(特許文献1)。
ところが前記範囲の金属間化合物の焼結体の中には単相のものができていなかったが、短時間の焼結反応で安定した熱電半導体として利用できる単相の金属間化合物の焼結体を簡単に生成することが要求される。さらにはこれら金属間化合物の焼結体の熱電半導体としての特性がさらに向上することも要求されており、そこで、化学式、
MgSi0.5Sn0.5
の焼結体にドーパントとしてアンチモン(Sb)やビスマス(Bi)を添加することでゼーべック係数αがマイナスになる良型の安定したn型の熱電半導体を得ることができることが報告されている(非特許文献1、特許文献2)。
特開2005−133202号公報 「日本金属学会講演概要」,2005年秋期(137回)大会,345頁 特開2007−146283号公報
ところが前記ドーパントを添加した半導体は、何れもn型であってp型ではなく、熱電素子化に向けてp型伝導を示す高性能なMg−Si−Sn系半導体材料の開発が望まれるが、化学量論組成でMgSi0.5Sn0.5のものを単純にドーパントの添加によってp型化することは、高性能化ということを絡めた場合に困難である。
そこで本発明の発明者等は、一般化学式MgSi1−YSnで示される熱電半導体において、
1.98≦X≦2.01
0.72≦Y≦0.95
の範囲のものが室温においてp型の熱電半導体になることを発見した(特願2008−72838号)。しかしながらこのものは、絶対温度400K付近を超えるとn型になって安定性、実用性に欠けるという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、原料のマグネシウム、珪素、スズを液−固相反応せしめて一般化学式
MgSi1−YSn
で示される熱電半導体を焼結して製造するにあたり、該熱電半導体はp型であって、焼結体組成が、
1.98≦X≦2.01
0.72≦Y≦0.95
であり、ドーパントとして、1A属のアルカリ金属、1B族の銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の少なくとも何れか一つの金属を添加して得ることを特徴とするマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体の製造方法である。
請求項2の発明は、原料のマグネシウム、珪素、スズを液−固相反応せしめて一般化学式
MgSi1−YSn
で示されるものを焼結して製造した熱電半導体において、該熱電半導体はp型であって、焼結体組成が、
1.98≦X≦2.01
0.72≦Y≦0.95
であり、ドーパントとして、1A属のアルカリ金属、1B族の銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の少なくとも何れか一つの金属を添加して得ることを特徴とするマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体である。
請求項3の発明は、1A属のアルカリ金属は、カルボン酸塩として添加されることを特徴とする請求項1記載のマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体の製造方法である。
請求項4の発明は、1A属のアルカリ金属は、カルボン酸塩として添加されることを特徴とする請求項2記載のマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体である。
請求項1または2の発明とすることにより、マグネシウム、珪素、そしてスズを原料とした一般化学式
MgSi1−YSn
で示される金属間化合物の焼結体について、n型でなく、p型の熱電半導体を、高温領域においてもp型を維持した安定性が高いものを得ることができることになる。
請求項3または4の発明とすることにより、ドーパントとして用いることができる反応性が高い1A属の金属を、取扱いやすいものとして用いることができることになる。
本発明は、マグネシウム(Mg)、ケイ素(Si)、そしてスズ(Sn)の金属間化合物の焼結体からなる熱電半導体であって、一般化学式
MgSi1−YSn
で表され、この場合にX、Yは、
1.98≦X≦2.01
0.72≦Y≦0.95
のものが室温においてp型の熱電半導体であるという前述した知見に基づき、これを高温にしても安定したp型の熱半導体に維持できないか、ということでドーパントの添加について検討したところ、ドーパントとして1A族のアルカリ金属、1B属の金、銀、銅の金属を添加したものは、比抵抗(キャリア濃度)の制御が可能になって高温でも安定したp型特性の熱電半導体を得ることができることを見出し、ここに本発明を完成した。
本発明において用いられるドーパントは、具体的には1A族(アルカリ金属)のリチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)、1B族の銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の単独または複数を混合したものを用いることができる。
この場合において、1A属のアルカリ金属は、単体で用いても良いが、単体では反応性が高く取り扱いに特に注意が必要なこともあり、そこで酢酸やステアリン酸として例示されるカルボン酸の塩として用いても効果があることが確認された。
前記目的とする金属間化合物の合成方法であるが、原料をセットした状態の概略図を図1に、また金属間化合物を合成し、熱電特性を測定するまでの手順のフローチャートを図2に示す。
前記化学組成
MgSi1−YSn
において、Y=0.75としたときの合成条件および焼結条件を図3(A)の表図で示す。
熱電半導体の具体的な合成方法としては、予め空焼きしたカーボンボードについて紙ウエスでカーボン粉をよく拭き取ったものを用意し、このものに、図1に示すように、Mg、Si、Snを充填することになるが、Mgについては角形状、丸形状、球形状等、任意の粒状でよいが約2〜10mmの大きさにしたものを用いる。Snについては平均粒径が約1〜3mm程度にした小粒状のものを用いる。さらにSiについては数十μm程度の微粉末としたものを用いる。そしてこのSiにドーパントの粉末を良く混ぜてSi−ドーパント混合物にしたものについて、まず全体の1/3〜1/2程度をカーボンボードに底が見えなくなるよう均等状に敷く。ついでその上面に、Snの全体の1/3〜1/2を均等状に散らす。その上面に、Mgの粒を並べる。このとき、互いに重なり合わないようにすることが好ましい。更にその上に、残りのSi−ドーパント混合物およびSnを、Mgを覆い隠すようにして均等状に被せる。
しかる後、カーボン蓋でカーボンボードの蓋をし、ジルコニウム(Zr)箔で包み込み、針金で縛った状態で電気炉に投入し、合成反応をさせる。合成反応の条件としては図3(A)に示すように、0.1MPa(メガパスカル)のAr(アルゴン)−H(水素3%)雰囲気下、絶対温度1173K(900℃)で4時間加熱し、液−固相反応をさせる。そして得られた固溶体を粉砕し分級して得られた38〜75μm(マイクロメートル)の粉末をカーボンダイスに入れ、ホットプレスにより加圧して焼結する。
さらに前記Y=0.75としたときの焼結条件は図3(A)の表図で示すように、原料粒径が前記38〜75μmにしたものを内容形状が円柱状になるホットプレスに充填し、絶対温度1023K(750℃)の電気炉にて0.2MPaのAr雰囲気下でプレス圧50MPaの加圧条件で5時間のあいだ焼結し、このようにして目的とする単相の金属間化合物の焼結体を生成した。しかる後、カーボンダイスから取り出した焼結体を切り出し、研磨をしたものについて必要な熱電特性の測定をした。
同様にして前記化学組成としてY=0.95としたときの合成条件及び焼結条件を図3(B)に示すが、この場合の合成手順、焼結手順についてはY=0.75のものと同様にした。
次に、ドーパントとしてLiを用いて得た熱電半導体のものについて図4に示す表図に基づいて説明する。ここにおいて、図4に示すような原料組成になるようMg、Si、Snをそれぞれ秤量すると共に、ドーパントとしてステアリン酸リチウム、酢酸リチウムの粉末を、添加割合が図4に示す量(ppm換算)になるよう秤量し、これらについて前述した手法に基づいて焼結体を製造し、該製造した焼結体について熱電特性を調べたところ、本発明が実施されていたものは全てのものがp型の伝導型を示した。
これらのゼーベック係数α(μV/K)、比抵抗ρ(Ωm)、熱伝導率κ(W/mK)、性能指数Z(/K)の熱電特性を図4の表図に示した。
また、図5(A)にLi添加量とゼーベック係数αとの関係、同図(B)にLi添加量と比抵抗ρとの関係、図6(A)にLi添加量と熱伝導率κとの関係、同図(B)にLi添加量と性能指数Zとの関係のグラフ図をそれぞれ示す。尚、図4〜6にSnを含有しない金属間化合物MgSiにドーパントとしてステアリン酸リチウムを添加しないもの、したものについて同様にして焼結体を製造したものを参考例として記載する。
さらに組成がMg2.00Si0.25Sn0.75の焼結体を、ドーパントとして酢酸リチウムを25000ppm、35000ppm添加して得たものの温度Tとゼーベック係数との関係を図7(A)に、同じくドーパントを添加したて得たものの温度(1000/T)と比抵抗との関係を図7(B)に示す。
また上記組成の焼結体について、酢酸リチウムを25000ppm添加して得たものの温度(1000/T)と熱伝導率との関係を図8(A)に、同じくドーパントを添加して得たものの温度と性能指数との関係を図8(B)に示す。
この結果から、ドーパントとして酢酸リチウムを用いたものは、300Kの室温から750Kの高温に至るまでゼーベック係数がプラスの値を示していることが観測され、これによって高温でも安定したp型の伝導型を維持できることが確認された。
次に、ドーパントとして銀を用い、図9に示す配合組成で熱電半導体を製造し、これらについて前記同様に熱電特性を調べたところ、何れも伝導型はp型であった。図9に熱電特性を示す。
そして次に、焼結体組成としてMg2.00Si0.25Sn0.75、Mg2.00Si0.05Sn0.95の熱電半導体について、ドーパントであるAg(金属粉末)添加量とゼーベック係数との関係、Ag添加量と比抵抗との関係を図10(A)(B)にそれぞれ示す。さらにAg添加量と熱伝導率との関係、Ag添加量と性能指数との関係を図11(A)(B)にそれぞれ示す。尚、図9〜11にSnを含有しない金属間化合物MgSiにドーパントとして銀を添加しないもの、したものについて同様にして焼結体を製造したものを参考例として記載する。
さらにドーパントとしてセシウム(Cs)を用いて熱電半導体を製造したが、この場合の具体的な添加物としては酢酸セシウムを用いた。そして図11に示すように組成がMg2.00Si0.25Sn0.75となる焼結体を、セシウム添加量を異ならして熱電半導体を得たところ、これらの伝導型は何れもp型であった。図12に熱電特性を示す。
またこれらの結果から、Mgの組成をわずかに変化させることでn型、p型の各熱電特性を示すMg−Si−Snの半導体を得られたことにもなる。
このことは、Si、Snの組成が同じものにおいて、Mgの添加割合を僅かに変化させることで、n型だけでなく、p型の熱電半導体を、作製面上で大きな違いなく製造できることになって、製造効率に優れ、しかも熱電素子としての使用温度が同じものにでき、そのうえp−n一体型のものを成形時に同じ接合技術が使用でき、さらには直接接合することができることになる。
MgSi1−YSnの固溶体を製造するに際し、原料のセット状態を示す概略図である。 熱電半導体を得る工程図である。 (A)(B)はMgSi1−YSnの化学組成においてY=0.75としたときと、Y=0.95としたときの合成条件、焼結条件をそれぞれ示す表図である。 ドーパントとしてLi塩の添加量を変化して添加したときの焼結体組成と測定した熱電特性の結果を示す表図である。 (A)(B)はドーパントとしてLi塩を添加して得た焼結体のLi塩添加量とゼーベック係数との関係、Li添加量と比抵抗との関係をそれぞれ示したグラフ図である。 (A)(B)はドーパントとしてLi塩を添加して得た焼結体のLi塩添加量と熱伝導率との関係、Li添加量と性能指数との関係をそれぞれ示したグラフ図である。 (A)(B)はドーパントとしてLi塩を添加して得た焼結体の温度とゼーベック係数、温度と比抵抗との関係をそれぞれ示すグラフ図である。 (A)(B)はドーパントとしてLi塩を添加して得た焼結体の温度と熱伝導率、温度と性能指数との関係をそれぞれ示すグラフ図である。 ドーパントとしてAgの添加量を変化して添加したときの焼結体組成と測定した熱電特性の結果を示す表図である。 (A)(B)はドーパントとしてAgを添加して得た焼結体のAg添加量とゼーベック係数との関係、Ag添加量と比抵抗との関係をそれぞれ示したグラフ図である。 (A)(B)はドーパントとしてAgを添加して得た焼結体のAg添加量と熱伝導率との関係、Ag添加量と性能指数との関係をそれぞれ示したグラフ図である。 ドーパントとしてCs量を変化して添加したときの焼結体組成と測定した熱電特性の結果を示す表図である。

Claims (4)

  1. 原料のマグネシウム、珪素、スズを液−固相反応せしめて一般化学式
    MgSi1−YSn
    で示される熱電半導体を焼結して製造するにあたり、
    該熱電半導体はp型であって、焼結体組成が、
    1.98≦X≦2.01
    0.72≦Y≦0.95
    であり、
    ドーパントとして、1A属のアルカリ金属、1B族の銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の少なくとも何れか一つの金属を添加して得ることを特徴とするマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体の製造方法。
  2. 原料のマグネシウム、珪素、スズを液−固相反応せしめて一般化学式
    MgSi1−YSn
    で示されるものを焼結して製造した熱電半導体において、
    該熱電半導体はp型であって、焼結体組成が、
    1.98≦X≦2.01
    0.72≦Y≦0.95
    であり、
    ドーパントとして、1A属のアルカリ金属、1B族の銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の少なくとも何れか一つの金属を添加して得ることを特徴とするマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体。
  3. 1A属のアルカリ金属は、カルボン酸塩として添加されることを特徴とする請求項1記載のマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体の製造方法。
  4. 1A属のアルカリ金属は、カルボン酸塩として添加されることを特徴とする請求項2記載のマグネシウム、珪素、スズからなる熱電半導体。
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