JP2010025577A - 二重殻タンクの漏洩検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は二重殻タンクの漏洩検査を行なう際に漏洩検知層に過大な負圧が作用しないよう空気量を調整することを課題とする。
【解決手段】漏洩検査装置10は、一端が二重殻タンク90の漏洩検知層100に接続される配管経路20と、配管経路20の他端に接続された減圧ポンプ30と、配管経路20の途中に設けられ圧力検知器40と、配管経路20の途中に設けられた開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70と、制御装置80とを有する。開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70を開弁させ減圧ポンプ30を起動させて漏洩検知層100を減圧する。空気量調整弁60、絞り部材70の弁開度を絞って漏洩検知層100の減圧速度を低速に調整する。所定時間が経過した場合は、圧力検知器40によって検知された圧力検知信号を読み込み、当初の減圧値(−20kPa)に対する圧力変動率を求める。圧力変動率が予め設定された許容値(10%)を超えた場合、漏洩有りと判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は二重殻タンクの漏洩検査装置に係り、内殻と外殻との間に形成された漏洩検知層からの漏洩の有無を定期的に検査するための二重殻タンクの漏洩検査装置に関する。
例えば、給油所等の給油施設では、敷地内に地下タンクを埋設し、タンクローリ車によって配送された油液を地下タンクに貯蔵している。
近年、地下タンクにおいては、地中に埋設された状態で腐食によるピンホールが発生することで、タンク内に貯蔵された燃料が地中に洩れたり、あるいは地下水がタンク内に流入することが問題になっている。このような地中における漏洩を防止するため、二重殻タンクが使用されている。二重殻タンクは、円筒形状の内殻の外側に外殻を設けた二重殻構造になっており、内筒の外周と外筒の内周との間に形成される隙間が漏洩検知層になっている。また、漏洩検知層に連通するよう検知筒が形成されており、検知筒内には、液面センサを設けている。そして、液面センサは、外殻にピンホールが発生して地下水が漏洩検知層に侵入した場合、あるいは内殻から洩れた油液が漏洩検知層に侵入した場合、液面変化により漏洩検知信号を出力するように構成されている。
この種の二重殻タンクとしては、内殻および外殻が鋼製の鋼製二重殻タンクの他に、強化プラスチックを用いたもの、即ち、内殻が鋼製であり、外殻が強化プラスチック製の鋼製強化プラスチックタンク(SF二重殻タンク)と、内外殻とも強化プラスチック製の強化プラスチック製二重殻タンク(FF二重殻タンク)の、2種類のものがある。
さて、地下タンクは、定期的に地下タンクの漏れの有無を検査しなければならないことが法令で定められている。
このような、強化プラスチック製の二重殻タンクにおける漏洩検知層からの漏れの有無を検査(法定点検)するため、検知筒を介して漏洩検知層内を所定の減圧値に保ち、漏れを検査する漏洩検査方法が切望されている。
従来の漏洩検査方法としては、例えば、特許文献1にみられるように、地下タンク(単筒式)内を加圧または減圧して漏洩の有無を検査する方法がある。
特許3587899号公報
しかしながら、上記特許文献に記載したものは単筒式地下タンクの気相部(タンク内の液面より上方の空間部分)を所定の負圧にして保持し漏れの有無を検査するものである。上記特許文献に記載された単筒式地下タンクを負圧にして漏洩検査を行なう方法を、上記二重殻タンクの漏洩検知層の漏洩検査に用いる場合を想定してみると、減圧ポンプにより生成された負圧をそのまま導入することになる。このように、減圧ポンプにより生成された負圧をそのまま導入した場合、漏洩検知層及び検知筒からなる空間ボリューム(空間容積)が、地下タンク内の気相部に比べ極めて小さいため、単筒式地下タンクの気相部の漏洩検査の場合よりも漏洩検知層の圧力が急激に減圧してしまうことになる。このため、漏洩検知層を急激に減圧するような漏洩検査方法では、二重殻タンクの外殻を形成する強化プラスチック製の壁部(外殻タンク)が変形して亀裂が発生したり、内殻の表面に固着された外殻の周縁部(漏洩検知層の境界部分を画成する部分)が内殻から剥離する虞が生じる可能性が高くなるという問題が考えられる。
また、漏洩検知層に過大な負圧が作用することを防止する手段として、例えば、安全弁を設けることが考えられるが、微小な負圧でも確実に開弁動作する構成の安全弁を製作することが難しく、しかも、異物が安全弁に至る通路に付着すると、これにより配管がつまり安全弁が作動することが妨げられ、安全弁が作動しないことにもなりかねない。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した二重殻タンクの漏洩検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、二重殻タンクに形成された漏洩検知層の圧力変化に基づいて前記漏洩検知層の漏洩の有無を検査する二重殻タンクの漏洩検査装置において、
一端が前記漏洩検知層に接続される配管と、
該配管の他端に接続され、前記漏洩検知層の空気を吸引する減圧ポンプと、
前記配管途中に設けられ、前記減圧ポンプとの間を開または閉とする開閉弁と、
該開閉弁と前記漏洩検知層との間の前記配管途中に設けられ、前記漏洩検知層の圧力を検知する圧力検知手段と、
前記減圧ポンプ寄りの前記配管途中に設けられ、前記減圧ポンプの吸込み口に供給される空気の供給量を所定量に制限する絞り部材と、
該絞り部材と前記開閉弁との間の前記配管途中に設けられ、絞り部材により制限された空気の供給量を微調整する空気量調整弁と、
を備えることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、少なくとも前記配管、前記圧力検知手段、前記開閉弁、前記空気量調整弁、および前記絞り部材を水平面に対して所定角度傾斜された取付板に取り付けることにより、上記課題を解決するものである。
本発明によれば、減圧ポンプの起動により漏洩検知層の空気を吸引する際、絞り部材と空気量調整弁により配管への大気導入量を当初は多くして漏洩検知層に過大な負圧が作用することを防止し、さらに配管への大気導入量を徐々に減少させて漏洩検知層の負圧を徐々に高めることにより、強化プラスチック製の外殻タンクが変形して亀裂が発生したり、外殻が剥離することを防止することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による二重殻タンクの漏洩検査装置の一実施例を模式的に示す構成図である。図1に示されるように、漏洩検査装置10は、一端が二重殻タンク90の漏洩検知層100に接続される配管経路20と、配管経路20の他端に接続された減圧ポンプ30と、配管経路20の途中に設けられ圧力検知器(圧力検知手段)40と、配管経路20の途中に設けられた開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70と、制御装置80とを有する。また、配管経路20には、漏洩検知層100の圧力を計測し、その計測値を指示する指針部を有する圧力計(圧力検知手段)42が取り付けられている。
減圧ポンプ30は、漏洩検査を行なう際に漏洩検知層100の空気を吸引して、漏洩検知層100を減圧する。圧力検知器40は、二重殻タンク90に最も近い上流側に配置さされており、二重殻タンク90の漏洩検知層100の圧力を検知する。また、圧力検知器40は、圧力伝送器からなり、検知した圧力値に応じた圧力検知信号を制御装置80に出力する。制御装置80は、後述するように圧力検知信号による圧力変化率を監視しており、予め設定された所定時間(例えば、45分間)内に10%を超える圧力変化が検知された場合に漏洩有りと判定する。また、制御装置80は、液晶パネルからなるモニタ82に接続されており、例えば、漏洩検査の手順のガイダンスをモニタ82に表示させたり、漏洩検査結果をモニタ82に表示する制御プログラムが格納されている。
開閉弁50は、手動方式の開閉弁であり、圧力計42と減圧ポンプ30との間の配管経路20を開または閉とする。
空気量調整弁60は、手動方式の空気供給量を調整する調整弁であり、配管経路20の途中に設けられ、減圧ポンプ30の吸込み口32に供給される空気供給量を微調整することができるように構成されている。
絞り部材70は、手動方式の空気供給量を絞るための絞り弁であり、配管経路20の途中に設けられ減圧ポンプ30の吸込み口32に供給される空気供給量を比較的大流量から段階的に調整することができるように構成されている。
また、減圧ポンプ30の排気口34は、排気管36及び排出治具38を介して通気管に連通されている。
図2は漏洩検査装置10の各機器の配置を拡大して示す正面図である。図2に示されるように、配管経路20は、一端(図2に示す右端)が、二重殻タンク90の漏洩検知層100に連通された漏洩検知管110が接続される上流側継手120と、圧力検知器40が分岐接続されるT字継手130と、圧力計42が分岐接続されるT字継手140と、開閉弁50と、空気量調整弁60が分岐接続されるT字継手150と、絞り部材70が分岐接続されるT字継手160と、減圧ポンプ30の吸込み口32に連通された吸込みホース170が接続される下流側継手180とを有する。
また、配管経路20は、U字状に形成された取付金具200により少なくとも2箇所でブラケット190の取付板192に保持されている。上記配管経路20及び圧力検知器40、圧力計42、弁50,空気量調整弁60、70は、ブラケット190の取付板192に固定されているので、1個のユニットとして容易に運搬することができる。
開閉弁50は、例えば、ボール弁からなり、漏洩検知検査を行なう際の元弁として機能し、操作レバー52を時計方向に90°回動させると閉弁し、操作レバー52を反時計方向に90°回動させると開弁する。尚、開閉弁50には、操作レバー52の回動操作位置を検出する回動位置検出センサ54が設けられている。
空気量調整弁60は、例えば、ニードル弁からなる操作ハンドル62の回動角度に応じてニードルが弁座の通路に対して移動することにより、比較的小流量の空気供給量を微調整することができる。また、空気量調整弁60の上方には、空気導入管64が連通されており、空気導入管64の外周には、空気を吸込むための複数の孔66が設けられている。空気量調整弁60は、U字状に形成された取付金具200により取付板192に保持されている。尚、空気量調整弁60には、操作ハンドル62の回動操作位置を検出する回動位置検出センサ68が設けられている。
絞り部材70は、例えば、ボール弁、バタフライ弁、ゲート弁、グローブ弁(玉型弁)の何れか、あるいは、流路中に設けられ、当該流路面積を2/3とする大きさの孔が設けられた固定オリフィス板などからなり、操作レバー72の回動角度に応じて空気量調整弁60よりも大流量を供給するように空気流量を絞るように構成されている。但し、固定オリフィス板の場合は、常時一定の開度(当該流路面積を2/3)を提供する。また、絞り部材70は、操作レバー72の回動角度が全開から1/3閉の範囲で調整できるように構成されている。また、絞り部材70の上方には、空気導入管74が連通されており、空気導入管74の外周には、空気を吸込むための複数の孔76が設けられている。尚、絞り部材70には、操作レバー72の回動操作位置を検出する回動位置検出センサ78が設けられている。
また、空気量調整弁60及び絞り部材70は、配管経路20に対して並列に分岐接続されているので、仮に、空気量調整弁60を全閉にしたとしても、減圧ポンプ30に近接して設けた絞り部材70から空気が配管経路20を介して減圧ポンプ30の吸込み口32に供給されるため、二重殻タンク90の漏洩検知層100に過大な負圧が作用することが防止される。
回動位置検出センサ54,68,78の検出信号は、制御装置80に出力されるため、制御装置80において、開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70の弁開度を認識することができる。
図3は漏洩検査装置10の側面図である。図3に示されるように、ブラケット190の取付板192は、設置のための底板194(設置板)に対して任意の角度α(α=45°)で傾斜しており、作業員が各弁の弁開度を調整する際、圧力計42の指針を見やすくなる角度に設定されている。尚、取付板192の傾斜角度αは、例えば、30°〜60°の範囲で任意の角度に設定可能である。このように、取付板192を底板194に対して所定角度傾斜させたことで各種機器の操作性及び圧力計の視認性を向上させている。
尚、制御装置80は、図2、図3に図示されていないが、ブラケット190と別体に設けられている。
ここで、二重殻タンク90の構造について説明する。
図4は二重殻タンク90の正面縦断面図である。図5は図4中X−X線に沿う二重殻タンク90の縦断面図である。図4、図5に示されるように、二重殻タンク90は、スチールタンクよりなる内殻280と、内殻280の外周を覆うように形成されたFRP製の樹脂タンクよりなる外殻290とを有する二重構造のSF二重殻タンクからなる。
さらに、内殻280の内周面には、少なくとも内殻280の最大許容液面高さ位置まで油液に対して非溶解の素材、例えば、エポキシ樹脂等をコーティングした耐食層282が形成されている。これにより、内殻280は、内周面からの腐食を防止することが可能になっている。尚、耐食層282としては、上記樹脂材に限らず、例えば、耐食性を有するステンレス材による薄肉のシートを少なくとも内殻280の最大許容液面高さ位置まで接着剤により貼付する構造としても良い。
内殻280と外殻290との間には、薄い樹脂製シート(例えば、厚さ0.5ミリのビニロンクロス)等からなる空間確保部材が介在して漏洩検知層100を形成している。この空間確保部材は、内殻280と外殻290との隙間より薄いフィルム状素材により形成されているため、内殻280の外周面に密着することで、より微小な隙間からなる漏洩検知層100を外殻290の内周面との間に形成することができる。尚、空間確保部材には、樹脂製シート以外にも樹脂繊維層、和紙などの薄くて吸水性を有するシート状のものを用いても良い。
漏洩検知管110の他端が接続される漏洩検知部250の筒状内部には、漏洩検知筒260が挿通されている。漏洩検知筒260は、内殻280を上下方向で貫通するように設けられ、下端262がタンク底部の漏洩検知層100に連通し、上端が二重殻タンク90の頂部より上方に突出している。この漏洩検知筒260の上端264は、漏洩検知層100に負圧を導入するための負圧導入口として使用されると共に、設置後には液面を検知する漏洩検知センサの取付部として使用される。この漏洩検知管110及び漏洩検知層100の空間容積は、内殻280の内部容積に比べて極めて小さい空間である。
二重殻タンク90は、最大許容液面高さ位置Hmaxが全タンク容量の90%となるように決められている。従って、二重殻タンク90は、最大許容液面高さ位置Hmaxに達するまで油液をタンクローリ車から荷卸しされる。
また、外殻290は、内殻280の全周ではなく、最大許容液面高さ位置Hmaxより上方の頂部220を除く外周を覆うように形成されている。従って、漏洩検知層100も最大許容液面高さ位置Hmaxを上限として形成されている。
図示してはいないが、漏洩検知筒260内には、外殻290、または、内殻280のいずれかが破壊され内部に水又はタンク貯蔵している油が進入したことを検出する液位センサーが設けられる。
ここで、上記漏洩検査装置10を用いた二重殻タンク90の漏洩検査方法の手順について説明する。
手順1:まず、作業員は、図1に示されるように、漏洩検知管110の一端を二重殻タンク90の漏洩検知層100に接続し、漏洩検知管110の他端を配管経路20の上流側継手120に接続する。さらに、吸込みホース170の一端を減圧ポンプ30の吸込み口32に接続し、吸込みホース170の他端を配管経路20の下流側継手18に接続する。
そして、作業員は、漏洩検査前の気象環境(気温、湿度)及び二重殻タンク90の温度(気相領域及び液相領域の各温度)を記録する。
手順2:次に作業員は、開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70の操作レバー52、操作ハンドル62、操作レバー72を回動操作して開弁させる。この開弁操作に伴い回動位置検出センサ54、68、78は、操作レバー52、操作ハンドル62、操作レバー72を回動位置、すなわち、開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70の弁開度(開弁)に応じた弁開度検出信号を制御装置80に出力する。
手順3:制御装置80は減圧ポンプ30を起動させ、二重殻タンク90の漏洩検知層100の空気を漏洩検知管110、配管経路20、吸込みホース170を介して吸引して漏洩検知層100の微小空間を減圧する。このとき、空気量調整弁60、絞り部材70が大気開放されているので、減圧ポンプ30の吸込み口32に空気量調整弁60、絞り部材70から空気が供給されるため、減圧ポンプ30の作動による負圧が高くならず、強化プラスチック製の外殻290が変形し亀裂が入ったり、外殻が剥離することを防止している。
手順4:作業員は、絞り部材70の操作レバー72を閉方向に1/3だけ回動操作して絞り部材70の開度を2/3とすることにより、供給される空気供給量を2/3に絞る。これにより、絞り部材70からの空気供給量が1/3減少することにより、減圧ポンプ30の作動による負圧が徐々に上昇する。ここで、絞り部材70は、これ以上開度を狭める操作は行わないので、漏洩検知層100に対する空気吸引力が異常に高まることがない。この実施例では、絞り部材70としてボール弁等の弁を使用する場合、操作レバー72の作動範囲を、全開から1/3閉の範囲しか動かないように構成されているので、空気量調整弁60が閉弁した場合の安全性が担保されている。なお、絞り部材として、固定オリフィス板を使用した場合は、2/3の流路面積が常時確保されるので、安全が担保されている。
手順5:作業員は、圧力計42の指針が−2kPaを指すまで空気量調整弁60の操作ハンドル62を閉方向に徐々に回動させる。圧力計42の指針が所定の減圧速度(低速)で動作すると、操作ハンドル62の回動操作を停止させ、その弁開度を維持する。
手順6:作業員は、圧力計42の指針が−2kPaに達すると、開閉弁50の操作レバー52を閉方向に回動操作して開閉弁50を閉弁させる。この開閉弁50の閉弁により配管経路20が遮断された閉止状態を所定時間(例えば、2分間)継続する。これにより、漏洩検知層100の圧力が−2kPaに安定する。
手順7:作業員は、所定時間(例えば、2分間)経過すると、開閉弁50の操作レバー52を開方向に回動操作して開閉弁50を開弁させる。これにより、減圧ポンプ30の作動による負圧が漏洩検知層100に導入される。このとき、絞り部材70の弁開度は2/3のまま維持され、且つ空気量調整弁60も上記弁開度(圧力計42の指針が一定の減圧速度で動作する弁開度)を維持する。尚、減圧速度は、決められているので、その減圧速度を守るように操作ハンドル62を少しずつ回動操作して空気量調整弁60の弁開度を微調整する。この絞り部材70の弁開度を2/3に維持すると共に、空気量調整弁60による空気供給量を調整することで、比較的小さい空間容積を有する漏洩検知管110及び漏洩検知層100が急減に減圧されることを防止し、ひいては強化プラスチック製の外殻290が変形したり、内殻280から外殻290が剥離することを防止することが可能になる。
手順8:上記手順5,6を繰り返して圧力計42の指針が−4kPaを指すまで漏洩検知層100を減圧する。
手順9:上記手順7と同様に圧力計42の指針が−4kPaに達すると、開閉弁50の操作レバー52を閉方向に回動操作して開閉弁50を閉弁させて、所定時間(例えば、2分間)この状態を維持する。
手順10:さらに、圧力計42の指針が−20kPaに達するまで上記手順5〜7を繰り返す。
手順11:漏洩検知層100を−20kPaに減圧した後は、所定時間(例えば、15分間)の静置時間をおいて、30分間の漏洩監視時間を設定する。尚、漏洩監視時間は、二重殻タンク90の容量に応じて設定される時間であり、例えば、50KL(キロリットル)を超える容量の場合、30分間、さらに50KL増える毎に15分間を加算した時間となる。
手順12:制御装置80は、漏洩監視時間が経過する間の漏洩検知層100の圧力変化率が10%未満か10%以上かをチェックする。圧力検知器40及び圧力計42によって計測された圧力値の変化率が10%以下の場合は、漏洩無しと判定し、圧力変化率が10%を越える場合は漏洩有りと判定する。
ここで、図6に示すフローチャートを参照して制御装置80が実行する制御処理について説明する。図6に示されるように、制御装置80は、S11で「開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70を開弁させる」といった操作手順をモニタ82に表示する。これにより、作業員は、開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70の操作レバー52、操作ハンドル62、操作レバー72を回動操作して全て開弁させる。
次のS12では、開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70の回動位置検出センサ54、68、78から操作レバー52、操作ハンドル62、操作レバー72の回動操作位置に対応する弁開度検出信号を読み込み、開閉弁50、空気量調整60、絞り部材70が全て全開したか否かをチェックする。開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70のうち何れかが閉弁している場合には(NOの場合)、上記S11の処理に戻る。
また、開閉弁50、空気量調整弁60、絞り部材70が全て開弁していることが検出された場合には(YESの場合)、S13に進み、減圧ポンプ30を起動させる。このとき、空気量調整弁60、絞り部材70の開弁により大気が導入されるため、二重殻タンク90の漏洩検知層100の空気は、まだ吸引されていない。
次のS14では、「空気量調整弁60、絞り部材70の弁開度を所定弁開度(手順4、5参照)に調整する」といった操作指示をモニタ82に表示させる。これにより、作業員は、上記手順4、5の操作を行なう。すなわち、作業員は、絞り部材70の操作レバー72を閉方向に回動操作して絞り部材70の開度を2/3に絞る。また、作業員は、圧力計42の指針が−2kPaを指すまで空気量調整弁60の操作ハンドル62を閉方向に徐々に回動させ、圧力計42の指針が一定の減圧速度で動作すると、操作ハンドル62の回動操作を停止させ、その弁開度を維持する。これにより、空気量調整弁60、絞り部材70による配管経路20への空気供給量が絞られ、その分漏洩検知層100の空気吸引量が徐々に増大して漏洩検知層100が徐々に減圧される。
次のS15では、回動位置検出センサ68、78から弁開度検出信号を読み込んで空気量調整弁60、絞り部材70の開度の調整操作が完了したか否かをチェックする。S15において、空気量調整弁60、絞り部材70の開度の調整操作が完了したことが検出された場合(YESの場合)は、S16に進み、圧力検知器40によって検知された圧力検知信号を読み込み、圧力が−2kPaに減圧されたか否かをチェックする。
S16において、圧力検知器40によって検知された圧力が−2kPaに達したことが検出された場合(YESの場合)、S17に進み、第1の所定時間(例えば、2分間)が経過したか否かをチェックする。また、S15で空気量調整弁60、絞り部材70の開度の調整操作が完了していない場合(NOの場合)、またはS16で圧力検知器40によって検知された圧力が−2kPaに達していない場合(NOの場合)は、上記S15、S16の処理を繰り返す。
また、S17において、第1の所定時間(例えば、2分間)が経過した場合(YESの場合)は、S18に進み、モニタ82に「開閉弁50を閉じる」といった操作指示を表示させる。続いて、S18aに進み、開閉弁50の回動位置検出センサ54から操作レバー52の回動操作位置に対応する弁開度検出信号を読み込み、開閉弁50が閉弁したか否かをチェックする。S18aにおいて、開閉弁50が閉弁したことが検出された場合には、S19に進む。
次のS19では、上記S16〜S18の処理を予め設定された所定回数(例えば、n=10回)繰り返したか否かをチェックする。尚、本実施例において、漏洩検知層100の圧力は、一回に−2kPaに減圧されるので、−20kPaまで減圧するためには、S16〜S18の処理を10回繰り返すことになる。このように、上記S16〜S18の処理を複数回(本実施例では、10回)繰り返すことにより、比較的小さい空間容積を有する漏洩検知管110及び漏洩検知層100を段階的に徐々に減圧することになり、結果的に急減に減圧されることを防止し、ひいては強化プラスチック製の外殻290が変形したり、内殻280から外殻290が剥離することを防止することが可能になる。
S19において、上記S16〜S18の処理をn回(例えば、n=10回)繰り返した場合(YESの場合)は、S20に進み、第2の所定時間(例えば、45分間)が経過したか否かをチェックする。S20において、第2の所定時間(例えば、45分間)が経過したことが検出された場合(YESの場合)は、S21に進み、圧力検知器40によって検知された圧力検知信号を読み込み、当初の減圧値(−20kPa)に対する圧力変動率を求める。
次のS22では、圧力変動率が予め設定された許容値(10%)を超えたか否かをチェックする。このS22において、圧力変動率が許容値(10%)を越えた場合(YESの場合)は、S23に進み、漏洩検知層100に漏洩有りと判定し、その判定結果をモニタ82に表示する。また、S22において、圧力変動率が許容値(10%)以下の場合(NOの場合)は、S24に進み、漏洩検知層100で漏洩無しと判定し、その判定結果をモニタ82に表示する。これで、漏洩検知装置10による二重殻タンク90の漏洩検査が終了する。
また、上記圧力変動率が許容値は、10%に限るものではなく、10%以下の数値を設定しても良いのは勿論である。
また、上記第1、第2の所定時間は、2分間、45分間を設定した場合を例に挙げて説明したが、これ以外の任意の時間を設定することも可能である。
上記実施例の説明では、燃料供給所に埋設される地下タンクを例に挙げて説明したが、これに限らず、油液以外の液体(例えば、化学薬品、水、ミルク、酒などの食用の液体等)を貯蔵するタンク、あるいは地上に設置されるタンクにも本発明を適用することができるのは勿論である。
本発明による二重殻タンクの漏洩検査装置の一実施例を模式的に示す構成図である。 漏洩検査装置10の各機器の配置を拡大して示す正面図である。 漏洩検査装置10の側面図である。 二重殻タンク90の正面縦断面図である。 図4中X−X線に沿う二重殻タンク90の縦断面図である。 制御装置80が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 漏洩検査装置
20 配管経路
30 減圧ポンプ
40 圧力検知器
42 圧力計
50 開閉弁
52,72 操作レバー
54,68,78 回動位置検出センサ
60 空気量調整弁
62 操作ハンドル
64 空気導入管
70 絞り部材
74 空気導入管
80 制御装置
82 モニタ
90 二重殻タンク
100 漏洩検知層
110 漏洩検知管
120 上流側継手
170 吸込みホース
180 下流側継手
190 ブラケット
192 取付板
200 取付金具
220 頂部
260 漏洩検知筒
280 内殻
290 外殻

Claims (2)

  1. 二重殻タンクに形成された漏洩検知層の圧力変化に基づいて前記漏洩検知層の漏洩の有無を検査する二重殻タンクの漏洩検査装置において、
    一端が前記漏洩検知層に接続される配管と、
    該配管の他端に接続され、前記漏洩検知層の空気を吸引する減圧ポンプと、
    前記配管途中に設けられ、前記漏洩検知層と減圧ポンプとの間を開または閉とする開閉弁と、
    該開閉弁と前記漏洩検知層との間の前記配管途中に設けられ、前記漏洩検知層の圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記減圧ポンプ寄りの前記配管途中に設けられ、前記減圧ポンプの吸込み口に供給される空気の供給量を所定量に制限する絞り部材と、
    該絞り部材と前記開閉弁との間の前記配管途中に設けられ、絞り部材により制限された空気の供給量を微調整する空気量調整弁と、
    を備えたことを特徴とする二重殻タンクの漏洩検査装置。
  2. 少なくとも前記配管、前記圧力検知手段、前記開閉弁、前記空気量調整弁、および前記絞り部材を設置のための設置板に対して所定角度傾斜された取付板に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の二重殻タンクの漏洩検査装置。
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