JP2010011925A - 写真展示用パネル - Google Patents

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慎司 小原
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Abstract

【課題】マットの縁のめくれも生じず、写真を痛めず簡便に差し替えも可能で、質感の高い写真展示用パネルを提供すること。
【解決手段】 背板2と、背板2の三辺に固定された枠3a〜3cであって、凹条10a〜10cが形成された枠3と、凹条10a、10cに沿って凹条10bまで差し込む差込板4であって、枠体10bと同一の枠体10dが固定され凹条10dが形成された差込板4と、内側に窓が形成され、差込板4に沿って四つの凹条に差し込むマット5と、を有し、写真Pの一辺をマット5の裏面に固定しスライドさせ、写真Pを交換可能とした写真展示用パネル1。
【選択図】図3

Description

本発明は、写真展示用パネルに関し、特に、写真を簡易に交換可能な質感の高い写真展示用パネルに関する。
従来、写真展などにおいて展示される写真は、一点一点パネルとして仕上げられており、写真がパネルに貼り付けられていた。詳細には、このパネルは木枠で裏側が補強されたベニヤ板を基調とし、これに写真を直に貼り付け、更に、たとえば内側に窓が形成された黒色のマットで写真が覆われる。場合によっては、ベニヤ板の凹凸を拾わないように平坦なプラスチック板に写真を貼り付けたり、マット側に写真を貼り付けたりすることもある。
実用新案登録第3092471号公報
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。まず、パネルは一点もので仕上げられるため、再利用ができず、展示会が終わって出展者に返品する場合でも主催者側で保管する場合でもたまる一方で、かさばってしまうという問題点があった。また、一点ものである故に、写真はしっかりと貼着され、はぎ取って写真部分のみを保管したり使い回したり再額装したりすることもできないという問題点があった。
また、写真をプラスチック板に貼り付けるときは、板に小さなゴミがあると、写真表面に粒が浮き上がったりヘアラインができたりしてしまう。よって、写真表面の平坦性ないし鏡面性が失われてしまい、特に斜めから見た場合に汚らしく、また、表面光沢が波打ち、著しく質感を損ね、審査会などでは不利になってしまう。よって、写真店では極めて神経を使う部分となり、作業性や生産性が悪いという問題点があった。また、プラスチック板が厚い場合は、マットが浮き上がるので、別途スペーサを挿入する必要もあり、作成に時間がかかるという問題点もあった。
また、マットに貼り付ける場合は、写真の四辺を所定の幅をもって表側からのり付け等する。このときは、上述の粒の浮き上がりやヘアラインは発生しない。しかしながら、湿度の変化によって、四辺が固定されているためかえって写真がふやけたり大きく波打ってしまい、見た目にも悪く、写真を痛める場合もあるという問題点があった。
また、マットは、最上層紙部分のみが色づけされた積層紙であるため、マットの角や縁に手が当たっただけでその箇所がめくれあがり、質感が極端に損なわれてしまうという問題点があった。すなわち、パネル全体の取扱いが難しいという問題点があった。特に、展示会では黒色のマットが多用されるので、縁から下地の白色の紙が見えてしまうと、汚らしさが非常に目立ってしまうという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、マットの縁のめくれも生じず、写真を痛めず簡便に差し替えも可能で、質感の高い写真展示用パネルを提供することを目的とする。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、請求項1に記載の写真展示用パネルは、平面視において矩形であり表面が平坦な背板体と、背板体の三辺に固定された枠体であって、背板体との間で差し込み用の凹条が三辺に形成された枠体と、左右の凹条に沿って奥の凹条まで差し込む差込板体であって、差し込み方向に直角な手前の辺には奥に位置する枠体と同一の枠体が固定され凹条が形成された、表面が平坦な差込板体と、内側に写真露出用の窓が形成され、外形が差込板体の外形と略同形であって、差込板体に沿って四つの凹条に差し込むマット体と、を有し、写真の一辺をマット体の裏面に固定し、マット体と差込板体とを重ねてスライドさせ、写真を交換可能としたことを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、写真を交換可能にし、かつ、マットの縁を凹条で包んで保護するとともにマットとは別に枠体を設けて全体の質感を高め、写真も四辺を規制せずに写真表面の平坦性ないし鏡面性を維持する。また、手前の辺の凹条により、マット体と差込板とがずれることなく(故にマット体を痛めることなく)抜き差しが可能となる。
なお、請求項において、表面とは写真側をいう。凹条とは、スライド溝ということもできる。背板体との間で凹条が形成された枠体とは、枠体に段差や切片があり背板体に取り付けることにより初めて凹条が形成(出現)されるものであってもよく、また、凹条がもともと形成された枠体であってもよい。また、この凹条は、差込板体とマット体とを差し込める厚みを有するが、差込板体に固定された枠体部分の凹条は、マット体を差し込める厚みを有する。なお、左右の凹条、手前、奥とは、相対的な位置関係をいう。
また、請求項2に記載の写真展示用パネルは、請求項1に記載の写真展示用パネルにおいて、差込板体を差し込んだとき、対称な二組四本の枠部材が接合されたように見えるように枠体を形成したことを特徴とする。
すなわち、請求項2に係る発明は、差込板体側の枠体が目立つようなことはなく、質感が向上する。ここで、対称とは、たとえば、左右対称をいい、枠体各辺の突き合わせ部分が斜め(平面視において各辺の枠体が台形)になっていることをいう。接合されたように見えるとは、背板体に固定されたコ字状の枠体が、三本の分離した枠体片により実際に接合されている場合のみならず、一体ものであるものの角に斜めの切れ目(細溝)が入れられている場合も含むことをいう。
また、請求項3に記載の写真展示用パネルは、請求項1または2に記載の写真展示用パネルにおいて、外形が平面視において正方形であることを特徴とする。
すなわち、請求項3に係る発明は、縦置き用パネルと横置き用のパネルを別々に製造する必要がなく、製造コストを下げ、二種の在庫を抱えずに済むようになる。
本発明によれば、マットの縁のめくれも生じず、写真を痛めず簡便に差し替えも可能で、質感の高い写真展示用パネルを提供可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、写真展示用パネルの平面図である。図2は、写真展示用パネルの背面図である。図3は、写真がない状態でマット部分を中途までスライドさせた様子を示した図である。図4は、スライドの際の角を拡大した図である(マットと写真は図示せず)。図5は、マットの裏側の写真の取付けの様子を示した図である。
写真展示用パネル1は、外形が正方形であって、背板2と、枠3(枠棒3a〜枠棒3d)と、差込板4と、マット5と、当て木6と、吊りネジ7と、吊りひも8と、を有し、写真Pを展示する。正方形とすることにより、縦の写真であっても横の写真であっても、マット5の向きを変えるだけで差し込め、汎用性が高まる。またたとえば、写真展の主催者側にとっても、設置の作業性が向上する。
各部を詳細に説明する。背板2は、写真側の面が平らな正方形の木板である。その3辺には、枠棒3a、3b、3cが固着されている。枠棒3a、3b、3cは、枠棒3dとともに枠3を構成する。枠棒3a〜3dは同形であり、突き当たる部分が斜め(45度)に切断されている。すなわち、枠3は、90度の回転対称形となっている。対称形であるので、抜き差しのある枠棒3dの継ぎ目が目立たず、看者にとってはワンメイクパネルと認識される。なお、枠棒3a〜枠棒3dは、つや消し黒に塗装仕上げがされて、格調高い意匠となる。
各枠棒には、背板2とともに凹条10(凹条10a〜凹条10d)が形成されている。凹条10は、背板2(マット5)をスライドさせる溝であるとともに、マットの縁を包み込む溝として機能する。
差込板4は、写真展示用パネル1もしくは背板2より一回り小さな正方形の木板であって、表面は平坦である。差込板4はマット5を上に重ねて(間には写真Pが挟まれている)、凹条10aと凹条10cとに沿ってスライドさせ、凹条10bまでつきあてる。なお、枠棒3bに対向する側の差込板4の辺には枠棒3dを固着し、マット5をくわえ込む凹条10dが形成されるようにしている。
マット5は、内側に写真を見せるための窓がきり欠いてあり、大きさが差込板4と略同じの正方形の厚紙により構成されている。表面はつや消し黒の紙であり、他は白色の厚紙である。内側の窓の端部(写真Pとの境界)は、写真P側に向かって斜めに切り取られ、白い縁が数mm露出するように形成されている。これにより、他の黒部分とともに写真Pが引き立てられる。
当て木6は、約30mm角の背板2の補強木であり、吊りネジ7は、吊りひも8をかけるためのネジである。写真展示用パネル1は正方形であって、マット5の窓の向きを決めれば写真が縦長であっても横長であっても対応できるので、通常は4カ所に吊りネジ7が必要なところ、2カ所で十分となる。なお、差込板4は、枠棒3dとともに写真(マット5)を上から差し込むため、重さで安定的に蓋がされるが、横にしたり、逆さまにしたりして持ち運ぶこともあるため、ずれや脱落を防止するために、差込板4と背板2の間に玉バネなどを設け固定するようにする(図示せず)。
写真展示用パネル1の大きさは、特に限定はないが、たとえば、半切写真用の場合には、外形を510mm×510mm、枠3の幅を20mm、マット5の幅を、広い方が67mm、狭い方を30mmとすることができる。なお、写真の大きさは、半切に限らず四切や全紙、大全紙などであってもよく、これに合わせて写真展示用パネル1の大きさを決定すればよい。写真展などでは主催者側で写真の大きさやパネル仕様が提示されることもあり、この場合にはそれに従えばよい。
写真Pの展示に方法について説明する。まず、写真Pを、マット5の裏面から位置決めし、上辺をテープ止めする。この一辺で固定された写真をマット5ごと凹条10dにくわえ込ませ、差込板4と重ねて凹条10aと凹条cにそって凹条10bに突き当たるまで押し込む。マット5の各辺は枠3で覆われるので多少のめくれがあっても遮蔽されるが、マット5も再使用することがあるため、めくれないように留意して差し込むようにする。なお、奥まで差し込むと、丁度枠棒3dが枠棒3aおよび枠棒3dに突き当たるため、違和感なくかつ質感高く枠3が形成されることとなる。以上で、写真Pのパネル仕上げが終了する。
通常のパネルではマットに写真を貼り付け四辺が固定されるので、紙素材である写真の吸湿・乾燥により、表面がふやけて波ができてしまうところ、本発明の写真展示用パネルは、写真Pを一辺固定であるので、そのような不具合が生じず、また、写真Pの入替も容易となり、コスト面でも作業面でもメリットが生じる。
以上、本発明の写真展示用パネルについて説明したが、実施の形態はこれに限定されない。外形は正方形でなく、長方形としてもよい。たとえば、枠3の幅を20mmとして、外形を横510mm×縦580mmの縦長の写真展示用パネルとすることができる。このとき、横写真については、マット5の幅を、広い方(上下のマット幅)を105mm、狭い方(左右のマット幅)を32mm、縦写真用については、マット5の幅を、広い方(左右のマット幅)を70mm、狭い方(上下のマット幅)を67mmとする。この縦横比率であれば、マットを替えるだけで、写真の向きに依存せずバランスの良い展示を実現することができる。また、枠3とマット5の色は黒に限られず、たとえば、白やグレーなど種々の色を採用できる。また、写真Pは、クリスタル加工による仕上げであってもよいし、裏打ちすなわち接着剤(粘着テープ)を介して薄手のプラスチック板をあてがうようにしてもよい。これにより写真の波打ちやゆがみを生じなくさせることが可能となる。
本発明は、使い勝手のよいパネルを提供可能になるので、多くの人が写真展に参加可能となる。
写真展示用パネルの平面図である。 写真展示用パネルの背面図である。 写真がない状態でマット部分を中途までスライドさせた様子を示した図である。 スライドの際の角を拡大した図である(マットなし)。 マットの裏側の写真の取付けの様子を示した図である。
符号の説明
1 写真展示用パネル
2 背板
3 枠
3a、3b、3c、3d 枠棒
4 差込板
5 マット
6 当て木
7 吊りネジ
8 つりひも
10、10a、10b、10c、10d 凹条
P 写真

Claims (3)

  1. 平面視において矩形であり表面が平坦な背板体と、
    背板体の三辺に固定された枠体であって、背板体との間で差し込み用の凹条が三辺に形成された枠体と、
    左右の凹条に沿って奥の凹条まで差し込む差込板体であって、差し込み方向に直角な手前の辺には奥に位置する枠体と同一の枠体が固定され凹条が形成された、表面が平坦な差込板体と、
    内側に写真露出用の窓が形成され、外形が差込板体の外形と略同形であって、差込板体に沿って四つの凹条に差し込むマット体と、
    を有し、
    写真の一辺をマット体の裏面に固定し、マット体と差込板体とを重ねてスライドさせ、写真を交換可能としたことを特徴とする写真展示用パネル。
  2. 差込板体を差し込んだとき、対称な二組四本の枠部材が接合されたように見えるように枠体を形成したことを特徴とする請求項1に記載の写真展示用パネル。
  3. 外形が平面視において正方形であることを特徴とする請求項1または2に記載の写真展示用パネル。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642170A (en) * 1979-09-13 1981-04-20 Seiko Instr & Electronics Ltd Dot matrix electronic timepiece
JP2004188663A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 真朋 ▲吉▼岡 写真用台紙及び同写真用台紙を用いたアルバム並びに同写真用台紙を用いた写真展示用額縁
JP2004313697A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Mareo Sato 2層のポケットを有する額縁

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