JP2010003379A - 記録媒体とそれを用いた情報記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カートリッジに収納された記録媒体において、記録媒体の取り出し口のカバーが開けられたことを示す開放履歴を簡単に消去できるので、一端取り出された汚れのついた記録媒体への記録をしてしまい、高精度な記録動作が行われない場合があった。
【解決手段】カートリッジケースと、このカートリッジケース内に設けたディスクとを備え、前記カートリッジケースは、情報書き込み口とディスク取り出し口を有し、前記ディスク取り出し口をカバーで開閉自在に覆うと共に、前記ディスク取り出し口の内部近傍にはカバーの開閉動作の履歴を残す変位体を設けた記録媒体と、それを用いた情報記録装置により解決した。
【選択図】図11
【解決手段】カートリッジケースと、このカートリッジケース内に設けたディスクとを備え、前記カートリッジケースは、情報書き込み口とディスク取り出し口を有し、前記ディスク取り出し口をカバーで開閉自在に覆うと共に、前記ディスク取り出し口の内部近傍にはカバーの開閉動作の履歴を残す変位体を設けた記録媒体と、それを用いた情報記録装置により解決した。
【選択図】図11
Description
本発明はカードケース内にディスクを収納させた記録媒体と、それを用いた情報記録装置に関するものである。
この種の記録媒体としては、例えばDVD−RAMといわれるものがある。このDVD−RAMはその記憶容量が極めて高いことから、各種記録メディアとして広く活用されている。
この記録媒体は、カートリッジケースの中にディスクを収納させているが、その理由はこのディスクの記憶容量が高いことに起因している。すなわちこのディスクは1枚のDVDできたものであって、非常に記憶容量が高いことから緻密な記憶ができるが、その反面、そのディスクの表面が汚れると大変大きな書き込み不良が生じてしまう。そこで、そのディスクはカートリッジケースに収納させている。
特開平10−149658号公報
上記従来例において、カートリッジケースはディスクを取り出すためのカバーが開閉自在に設けられている。すなわち記録したディスクを一般の再生機器で再生しようとする場合はカートリッジケースからディスクを取り出して再生しなければならない。
しかし、一旦このようにケースから取り出したディスクは汚れているので、これを再びケースの中に収納させて高密度な記録動作をしようとすると、記録にミスがでてしまう。
そこで、一旦取り出したディスクが再びカートリッジケース内に収納されて高密度記録が行われるのを避けるために、カートリッジケースに開口部を設けて、一旦カバーを開放してディスクを取り出すと、その開口部が穴あき状態となるようにしている。
したがって、情報記録装置がこのカートリッジケースの穴あき状態を検出して、一旦カートリッジケースから取り出されたディスクが再装填されたと判断し、書き込み動作を行わないようにしている。
したがって、情報記録装置がこのカートリッジケースの穴あき状態を検出して、一旦カートリッジケースから取り出されたディスクが再装填されたと判断し、書き込み動作を行わないようにしている。
しかしながら、このような再装填後のディスクへの書き込みを防止するための開口部は、ケースの外部から、例えばテープを貼れば、それを覆ってしまうことが簡単にできるので、つまり開放履歴を簡単に消去できるので、一旦取り出されたものであっても書き込み動作が行われ、その結果、汚れたディスクを用いているのであるから、高精度な書き込みが行われないものであった。
そこで、本発明は、カートリッジケースからディスクが取り出された後は、この取り出されたディスクへの書き込みが行えないようにするために、使用者に対して、簡単に開放履歴を消去できなくすることによって、高精度の書き込みが行えるようにすることを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の記録媒体は、カートリッジケースと、このカートリッジケース内に設けたディスクとを備え、前記カートリッジケースは、情報書き込み口とディスク取り出し口を有し、前記ディスク取り出し口をカバーで開閉自在に覆うと共に、前記ディスク取り出し口の内部近傍にはカバーの開閉動作の履歴を残す変位体を設けた記録媒体としている。
さらに、前記変位体はカバー開放後の再閉成時にカバーの開放履歴を残す構成とした記録媒体としている。
さらに、変位体はカートリッジケース内において、カバーの開閉方向に摺動するスライダーと、前記スライダーに取り付けた位置検出体により構成した記録媒体としている。
さらに、スライダーのカバー側の端部はディスク側に付勢した記録媒体としている。
さらに、前記スライダーのカバーとは反対側の端部にはこのスライダーがカバーで押圧された時に収縮するバネ体を設けた記録媒体としている。
さらに、位置検出体は磁石により構成した記録媒体としている。
また、上記記録媒体の装着部とこの装着に装着された記録媒体への情報書き込み手段と、前記装着部に記録媒体が装着された状態で、この記録媒体の位置検出体を確認する確認手段とを備え、前記確認手段で位置検出体が示すカバーの開放履歴を確認した時は、前記記録手段による記録媒体への書き込み動作を禁止する禁止手段を設けた情報記録装置とし、初期の目的を達成するものである
以上のように本発明は、カートリッジケースと、このカートリッジケース内に設けたディスクとを備え、前記カートリッジケースは、情報書き込み口とディスク取り出し口を有し、前記ディスク取り出し口をカバーで開閉自在に覆うと共に、前記ディスク取り出し口の内部近傍にはカバーの開閉動作の履歴を残す変位体を設けた記録媒体としたものであり、これによれば、一旦カートリッジケースから取り出されたディスクへの書き込み動作が確実に防止できて、高精度な書き込みを行うことの保障ができる。
すなわち、本発明においては、カートリッジケースの内部に検知体を設けているので、この検知体をカートリッジケースの外部から触れることはできない。すなわち、カバーの開放履歴を消しさることができないので、一旦取り出されて再装填されたディスクへの書き込みが行われず、よって、ディスクに対する高精度な書き込みが保障できるのである。
以下、本発明の実施の形態を医療用の記録媒体および医療用の情報記録装置として、添付図面を元に説明する。
図1において、情報記録装置1に対して、記録媒体6をトレイ5に装着した状態の図を示す。
図1において、1は情報記録装置で、この情報記録装置はディスクの回転駆動部2と情報の書き込み読み取りヘッド3とを備え、また、その前方開口部4からは前方に向けてトレイ5が排出できるように設けられている。この図1においてはトレイ5上に記録媒体6が装着された状態を示している。
図2はこのトレイ5に記録媒体6を装着した状態でトレイを奥に押し込んだ状態を示している。
この状態では、第1のカバー11が横方向にスライドして開き、図2に示す記録媒体6のディスク7を回転駆動部2により回転駆動して、書き込み読み取りヘッド3によって医療情報を書き込むことが可能になる。あるいは書き込まれたものを読み取るようになっている。
図3に情報記録装置1、ならびに記録媒体6の分解斜視図を示す。
記録媒体6は上下に分割された上板8aと下板8bとを上下に重ねることによって形成したカートリッジケース8と、このカートリッジケース8内に回転自在に収納した前記ディスク7で構成されている。
また、カートリッジケース8の前端側には第1のカバー9が開閉自在に設けられている。
また、カートリッジケース8の下面には情報書き込み口10が設けられている。
情報書き込み口10は第2のカバー11で開閉自在に覆われているが、カートリッジケースが図2の如く情報記録装置1に収納された状態においては、この第2のカバー11は図2の如く横方向にスライドさせられ、その結果として情報書き込み口10が開放し、この情報書き込み口10のところに、ヘッド3が対応し、ヘッド3によりディスク7に対する情報の書き込みと読み取りが行われるようになっている。
第1のカバー9は板状で、図3における右端側が軸12によりカートリッジケースに軸支されており、左端側が遊端となっている。第1のカバー9の遊端部分およびカートリッジケース8の開口部は図6に示している。
図4に磁気記録媒体6の分解斜視図を示す。
図5は第1のカバー9が一度も開けられたことがない状態を示している。
また図6は、図5の円で囲んだ部分の拡大図である。
カートリッジケースの開口部の第1のカバー9に対応する遊端には、係合部14が設けられている。係合部14に対応する第1のカバー9の遊端側には、弾性変形する係合片13が設けられている。すなわち係合部14は第1のカバー9の遊端側に設けた開口部15を設けることによって、この開口部15を結ぶ係合部14は係合片13に押されて簡単に係合する。したがって、この第1のカバー9を装着した状態においては、この係合片13が係合することによって、第1のカバー9により蓋をされることになる。
最初に記録媒体を作成する場合は、下ケースのところに第1のカバー9を装着して、下ケースの状態でディスクを入れて閉める。この状態で上から被せる。このとき重要なのが、係合片13の奥のところにスライダー16を設けている。スライダー16の第1のカバー9側の端部は、係合部14で押しておく。つまり、第1のカバー9の遊端側というのは、ディスク側に傾けた傾斜片17を設けて、この傾斜片17を第1のカバー9で押した状態でセットする。すなわち、傾斜片17は、この状態では、ディスク側方向23に付勢した状態になっている。この状態で蓋をする。
図7は、第1のカバー9が開かれた状態で、第1のカバー9の遊端側で押されていた傾斜片17がディスク側へ傾いた状態を表す。
図8は、図7の円で囲んだ部分の拡大図である。
第1のカバー9を開けることで、カートリッジケース8のからディスクを取り出すことができる。取り出したディスクを別の再生機器で見ることができる。このディスクを戻して、図11の如く元に戻すこともできる。
図9は、一度開いた第1のカバー9を再び閉じようとした場合の図である。
図10は、図9の円で囲んだ部分の拡大図である。
図11は、一度開いた第1のカバー9を再び閉じた場合の図である。
図12は、図11の円で囲んだ部分の拡大図である。
再び戻すときには、傾斜片17がディスク側に傾いた状態で第1のカバー9が閉じられることになるため、第1のカバー9の遊端側で、傾斜片17が奥の方に押されるので、スライダー16も奥の方向24に移動することになる。すなわち、スライダー16は、この第1のカバー9の開閉方向に、スライドする方向に移動するようになっており、第1のカバー9とは反対側の端部に、バネ材を設けているので、通常時は図3の如く、傾斜片17が押された状態である。
第1のカバー9を閉めると、弾性体が圧縮される結果、スライダー16は、奥の方向24へ移動することになる。
スライダー16には、その中央部分に、永久磁石19が装着してあり、したがって、第1のカバー9を締め切った状態では永久磁石19が奥の方向24に移動しきってしまう。この移動しきった状態では、第1のカバー9が一旦開放されて、その後第1のカバー9が閉められた状態である。すなわち、ディスクが一旦取り出された後に再挿入されたことが検知されている状態になっている。
情報記録装置1の方には、磁気センサ18が設けられており、図2のように装着された状態においては、磁気センサ18の検出位置よりも、奥の方向24側に永久磁石19が移動してしまう。
この状態においては、情報記録装置1は、取り出されたことのあるディスク状態であると認識し、すなわち、医療現場において、一旦取り出されて汚れてしまった可能性の高いディスクであると認識する。この状態のディスクにおいては、検診者の検診情報が正しく記録されない可能性が生じる。
例えば、ありもしない影が見える状態で情報記録される。
それによって、正しい検診が行われない可能性があるので、避けなければならない状態である。
したがって、本実施形態においては、上述の如く、一旦、第1のカバー9が開放された状態のものが装着されたときには、ディスクが取り出されて汚れた可能性のある状態だと判断して、情報記録を行わないようにする。
すなわち、このような医療現場においては、きわめて高精度な情報記録が望まれているものである。
図13は、以上のような動作を行う機器のブロック図を示している。すなわち、情報記録装置1においては、ヘッド3や回転駆動部2や検出部21が制御部20に接続されているものである。
本発明にかかる記録媒体とそれを用いた情報記録装置は、一旦カートリッジケースから取り出されたディスクへの書き込み動作が確実に防止できて、高精度な書き込みを行うことの保障ができる効果を有し、情報記録装置等の分野に有用である。
1 情報記録装置
2 回転駆動部
3 情報の書き込み読み取りヘッド
4 前方開口部
5 トレイ
6 記録媒体
7 ディスク
8 カートリッジケース
8a 上板
8b 下板
9 第1のカバー
10 情報書き込み口
11 第2のカバー
12 軸
13 係合片
14 係合部
15 開口部
16 スライダー
17 傾斜片
18 磁気センサ
19 永久磁石
20 制御部
21 検出部
22 位置検出体
23 ディスク側方向
24 奥の方向
25 バネ
26,27 スライダー
2 回転駆動部
3 情報の書き込み読み取りヘッド
4 前方開口部
5 トレイ
6 記録媒体
7 ディスク
8 カートリッジケース
8a 上板
8b 下板
9 第1のカバー
10 情報書き込み口
11 第2のカバー
12 軸
13 係合片
14 係合部
15 開口部
16 スライダー
17 傾斜片
18 磁気センサ
19 永久磁石
20 制御部
21 検出部
22 位置検出体
23 ディスク側方向
24 奥の方向
25 バネ
26,27 スライダー
Claims (7)
- カートリッジケースと、このカートリッジケース内に設けたディスクとを備え、前記カートリッジケースは、情報書き込み口とディスク取り出し口を有し、前記ディスク取り出し口をカバーで開閉自在に覆うと共に、前記ディスク取り出し口の内部近傍にはカバーの開閉動作の履歴を残す変位体を設けた記録媒体。
- 前記変位体は、カバー開放後の再閉成時にカバーの開放履歴を残す構成とした請求項1に記載の記録媒体。
- 前記変位体は、前記カートリッジケース内において、カバーの開閉方向に摺動するスライダーと、前記スライダーに取り付けた位置検出体により構成した請求項2に記載の記録媒体。
- 前記スライダーのカバー側の端部は、前記ディスク側に付勢した請求項3に記載の記録媒体。
- 前記スライダーのカバーとは反対側の端部に、このスライダーがカバーで押圧された時に収縮する弾性体を設けた請求項4に記載の記録媒体。
- 前記位置検出体は磁性体により構成した請求項3から5のいずれかひとつに記載の記録媒体。
- 請求項1から6のいずれかひとつに記載の記録媒体の装着部と、この装着部に装着された記録媒体への情報書き込み手段と、前記装着部に記録媒体が装着された状態で、この記録媒体の前記位置検出体を確認する確認手段とを備え、前記確認手段で前記位置検出体が示すカバーの開放履歴を確認した時は、前記記録手段による前記記録媒体への書き込み動作を禁止する禁止手段を設けた情報記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008162917A JP2010003379A (ja) | 2008-06-23 | 2008-06-23 | 記録媒体とそれを用いた情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008162917A JP2010003379A (ja) | 2008-06-23 | 2008-06-23 | 記録媒体とそれを用いた情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010003379A true JP2010003379A (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=41584975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008162917A Pending JP2010003379A (ja) | 2008-06-23 | 2008-06-23 | 記録媒体とそれを用いた情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010003379A (ja) |
-
2008
- 2008-06-23 JP JP2008162917A patent/JP2010003379A/ja active Pending
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