JP2009537710A - 組立て式仕切り構造 - Google Patents

Abstract

【課題】組立て式仕切り構造を提供する。
【解決手段】本発明は、垂直方向に立体的空間（例えば建築フロア）を仕切って組み立てる組立て式仕切り構造であって、複数の仕切り壁ユニット１の側面を連結して形成した連続壁面を含み、且つ前記複数の仕切り壁ユニット１で組み立ててなる壁面周縁に少なくとも一組の鋼板フレーム枠２を設置して前述連結された複数の仕切り壁ユニット１を固定すると共に空間内面を連結する。これによって、複数の仕切り壁ユニット１を相互に連結させ、連続壁面を形成し、且つ連続壁面辺縁の各仕切り壁ユニットを空間内面のフレーム枠に組み付けることによって、立体空間を封鎖・区切り、立体空間利用の企画配分を行い、且つ施工を快速かつ簡易に行い、施工時間の節減とコストダウンする効能を持たせる。
【選択図】図１

Description

本発明は、組み立て式仕切り構造に係り、特に、空間設計に応用される、複数の仕切り壁ユニットの側辺を相互に連結して連続壁面を形成することによって、垂直方向に立体空間を仕切り、且つ施工が簡単で、組み立ての容易な組み立て式仕切り構造に関するものである。

人類の空間設計に関わる歴史は長い。空間と言えば、地球も空間、都市も空間、公園も空間、舞台も空間、建築のフロアとフロアの間も又それぞれ空間である。自然に形成された立体空間、又は人為的に構築された立体空間に拘わらず、その空間をうまく利用するために、建築設計者は往々にして立体空間に対して全体的な、空間の企画設計を行って人々の利用に供し、且つ空間の視覚的感覚を変更してきた。そして、仕切り壁は立体空間を垂直方向に分割する最良の方式であり、広く建築に応用されている。

現在、慣用されている仕切り壁の製作は、早期には原始的レンガ壁があり、交互の積み重ね及び粘結力によって支持強度の強い構造を生じ、その後Ｃ型鋼を骨組みとして硬板で面を封じる組み立て式軽質仕切りシステムに発展し、或いは、軽質仕切りに軽質コンクリートを注入するシステムや、金属溝型の組み立てシステムに発展してきた。

しかし、上述多くの仕切り壁構築構造には、それぞれ下記のような不足があり、例えば、レンガ壁による仕切り壁には、下記のような欠点がある。
１．施工が難しく、施工人員に対する長期的専門的なトレーニングが必要である。

２．レンガ壁の前置き作業及び施工期間が長く、レンガを一枚一枚積み重ね、セメントで固めなければ成らず、非常に時間が掛かる。

３．壁の中における電気・水道・ガスなどの配管は簡単でなく、しかも後続のメンテナンスが難しい。

又、軽質仕切りシステムや軽質コンクリート注入システムも仕切り壁としては、同じように施工期間が長く且つ施工困難であるという問題がある。特に、軽質コンクリート注入システム及び金属溝型組み立てシステムは、二方共施工コストが高く、しかも金属溝型組み立てシステムには防火作用がなく、仕切り壁建築における不安の種となっている。

そこで、上述従来の仕切り壁は何れも製作上、施工困難や装置の費用が高く、時間と手間が掛かり、又その施工は一般のものが習得し難いと言う欠点があることに鑑み、本発明の主要目的は、任意の空間形状にも適用できる仕切り壁のユニット及び組み立て式仕切り構造を提供し、仕切り施工の快速化によって、施工コスト及び施工時間を節約し、且つ界面処理を改善し、生活品質を向上させる効果を達成することにある。

上述目的を達成するため、本発明に係る仕切り壁ユニットは、壁本体を含み、前記壁本体は四辺形を呈し、前記壁本体の前端に、前記壁本体の二本の特定された隣り合わせの辺に沿って直線的に延伸されたL型を呈する第一連結板を有し、前記L型連結板の厚みは丁度前記壁本体の２分の１であり、且つ前記壁本体の前端に、別途二本の特定された隣り合わせの辺に沿って直線的に延伸されたL型を呈する第二連結板を有し、前記L型連結板の厚みは丁度前記壁本体の２分の１であり、更に、前記壁本体内には、複数の水平方向配管溝及び複数のそれぞれ前記配管溝と連通した垂直方向の配管溝が設けられ、且つ前記第一連結板及び第二連結板にはそれぞれ螺接孔が開設されており、前記壁本体内には二層の金属網層が設置され、且つそれぞれ上述複数の水平方向配管溝及び上述垂直方向配管溝の上下両端に位置し、前記壁本体内には、複数組の支え板を設置し、それぞれ上述二枚の金属網層の両端面に位置し、横方向及び縦方向に交差し、前記任意の仕切り壁ユニットの第一連結板の内側端は、任意の仕切り壁ユニットの第二連結板の内側端と連結できるようになっている。

本発明の提供する組み立て式仕切り構造は、複数の上述構造を持つ仕切り壁ユニットの側端を相互に組み立て連結して連続壁面を形成すると共に、前記複数の仕切り壁ユニットで組み合わされた壁面周縁に少なくとも一組の鋼板フレーム枠を設置して前記連結された複数の仕切り壁ユニットを固定すると共に、立体空間の内側に連結してあり、前記鋼板フレーム枠には、立体空間内側に連結するための固定面を有し、前記固定面の側端には外へ向かって組み付け面が垂直に屈折延伸しており、前記組み付け面は丁度それぞれ各仕切り壁ユニットの前記第一連結板及び第二連結板と対応して構成されている。以上の方式を採用することによって、任意の二つ以上の仕切り壁ユニットの壁本体上の各第一連結板及び第二連結板の両側を相互に組み付けて連続壁面を形成すると共に、連続壁面辺縁の各仕切り壁ユニットを立体空間内面の鋼板フレーム枠に組み付け、立体空間の封鎖・区分を行い、立体空間の企画配分を調整し、堅固で耐用、且つ施工が快速・簡易で、施工時間を節減できる効能を実現する。

本発明には、下記のような長所がある。
１．本発明は、仕切り壁ユニットによって施工現場にて直接組合せて固定するため、組み立て作業が易しく、従業員も簡単なトレーニングを受けるだけで作業に付くことが出来、トレーニング・コストも比較的安い。

２．本案発明は、現場で組み立てるだけでよいので、従来の仕切り施工に比べ、仕切り施工の速度を速めることが出来、施工コスト及び時間コストを節減することが出来る。

３．本案発明では、各配管を仕切り壁ユニットの中の水平方向配管及び垂直方向配管を相互連結して形成できるので、別途設計したり、仕切り壁面を破壊して敷設する必要がなく、便利性があり、又後続のメンテナンスに有利である。

４．本案発明は、仕切り壁ユニットによって直接現場にて連続壁面の組み立てを行うと共に、前記壁面の周縁で鋼板フレーム枠を固定することによって、空間内面を連結し、組み立てが易しく、従来の仕切り施工に比べ、仕切り施工のスピードアップ、施工コスト及び施工時間を節減できる長所があり、工業分野での応用に適している。

以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。

先ず図１、図２、図３、図５、図８に示すように、本発明は、垂直方向に立体空間を仕切るもので、複数の仕切り壁ユニット１の側面端を相互連結して連続壁面を形成すると共に、前記複数の仕切り壁ユニット１で組合せて構成された壁面周縁に少なくとも一組の鋼板フレーム枠２を設置することによって、前記相互連結された複数の仕切り壁ユニット１を固定且つ立体空間の内面に連結し、更に前記鋼板フレーム枠２及び前記複数の仕切り壁ユニット１とで構成された壁面周縁の間に、フレーム枠押さえ棒３を差し込んで構成される。

図１、図２、図３、図４に示すように、前記仕切り壁ユニット１は、壁本体１１を有し、前記壁本体１１の外観はコンクリートで構成された四辺形で、前記壁本体１１前端に沿って前記壁本体１１の二つの特定された隣り合わせの辺をＬ型に延伸した第一連結板１１１を備え、前記Ｌ型連結板の厚みは丁度前記壁本体１１の２分の１であり、且つ前記壁本体１１前端に沿って前記壁本体１１の二つの特定された隣り合わせの辺をＬ型に延伸した第二連結板１１２を備え、前記Ｌ型連結板の厚みは丁度前記壁本体１１の２分の１であり、前記第一連結板１１１の内側には第一接合面１１１１があり、第二連結板１１２の内側には第二接合面１１２１があり、且つ前記第一接合面１１１１の一端と前記第二接合面１１２１の一端は相互に対応結合している。又、前記壁本体１１の中には、複数の水平方向配管溝１１３及び複数の前記水平方向配管溝１１３と連通した垂直方向配管溝１１４があり、且つ前記第一連結板１１１と前記第二連結板１１２には、それぞれ螺接孔４を開設してある。二枚の金属網層１２は、鋼糸を交差織して構成され、前記壁本体１１の中に設置されると共に、上述複数の水平方向配管溝１１３及び上述垂直方向配管溝１１４の上下両端にそれぞれ位置している。複数組のややＣ型を呈する支え板１３は、金属材質で構成され、前記壁本体１１の中に設置されると共に、それぞれ上述二枚の金属網層１２の外側に位置し、横方向及び縦方向に交差している。前記任意の仕切り壁ユニット１の第一連結板１１１は、丁度任意の仕切り壁ユニット１の第二連結板１１２と組み付けることが出来るようになっている。

図５、図６に示すように、前記鋼板フレーム枠２には、立体空間内の底辺・頂上辺及び側辺の任意の少なくとも一辺に連結固定するための固定面２１を有し、且つ前記鋼板フレーム枠２の固定面２１は前記壁本体１１の厚みの２分の１よりやや薄く、前記固定面２１には更に複数の貫通孔２１１が開設され、又、前記固定面２１の側端には外へ向かって垂直に湾曲した連結面２２が延伸され、前記連結面２２の外側は丁度前記第一連結板１１１の第一接合面１１１１及び前記第二連結板１１２の第二接合面１１２１と対応し、且つ前記連結面２２にはそれぞれ上述螺接孔４に対応する複数の通し穴２１を設けてある（図３と図７参照）。

図５と図８に示すように、前記フレーム枠押さえ棒３は、コンクリート材質で構成され、前記鋼板フレーム枠２の固定面２１及び連結面２２の間に差し込まれ、且つ前記フレーム枠押さえ棒３の外側の一端は前記仕切り壁ユニット１の壁本体１１と緊密に接触し、更に前記フレーム枠押さえ棒３には複数の螺接孔が開設され、それぞれ上述鋼板フレーム枠２の前記連結面２２の通し穴２２１及び前記各仕切り壁ユニット１の前記第一連結板１１１及び前記第二連結板１１２にそれぞれ開設された螺接孔４に対応している。

図１、図２、図６（Ｂ）、図８に示すように、上述各螺接孔４には、それぞれ外穴４１があり、更に外穴４１の内端に同軸のスライド穴４２が形成され、且つ前記鋼板フレーム枠２の通し穴２２１の孔径は前記スライド穴４２と対応し、前記スライド穴４２はほぼ楕円形を呈し、ボルト単元５によって前記螺接孔４及び前記通し穴２２１を連結でき、且つ前記螺接孔４のスライド穴４２及び通し穴２２１の中で少々スライド調整を行い、仕切り壁ユニット１と、鋼板フレーム枠２と、フレーム枠押さえ棒３とが組み合わされた後適当な密合度及び遊びがあるようにしてある。

上述の構造によって、図２、図３、図４、図５、図６（Ｂ）、図７、図９、図１０に示すように、ユーザーは立体空間の仕切り作業を行うとき、事前に前記立体空間の低辺・頂上辺或いは側辺など任意の少なくとも一辺に、鋼板フレーム枠２を装着して、前記鋼板フレーム枠２の固定面２１を前記立体空間の辺縁に貼り付けると共に、前記固定面２１の貫通孔２１１から連結単元６へ釘（例えば鋼製釘）を打ち込むことが出来る。

又、任意の二個以上の仕切り壁ユニット１の壁本体１１の各第一連結板１１１の第一接合面１１１１及び第二接合板１１２の第二接合面１１２１の両側を相互に連結し、且つボルト単元５をそれぞれ前記第一連結板１１１の各螺接孔４及び前記各第二連結板１１２の各螺接孔４からねじ込み、前記二個以上の仕切り壁ユニット１を連結して連続壁面を構成すると共に、連続壁面辺縁の各仕切り壁ユニット１の外端第一連結板１１１の第一接合面１１１１或いは第二連結板１１２の第二接合面１１２１を立体空間内側の前記鋼板フレーム枠２の組み付け面２２の背面に組み付け、且つ前記鋼板フレーム枠２の固定面２１と組み付け面２２の間にフレーム枠押さえ棒３を装着し、前記ボルト単元５をそれぞれ前記各第一連結板１１１の各螺接孔４或いは前記各第二連結板１１２の各螺接孔４から前記鋼板フレーム枠２の組み付け面２２の通し穴２２１に貫通してねじ込み、同時に前記フレーム枠押さえ棒３の各螺接孔４に結合させ、前記仕切り壁ユニット１で構成された連続壁面の辺縁と前記鋼板フレーム枠２及び前記フレーム枠押さえ棒３を結合させて固定し、全体の立体空間を複数の仕切り壁ユニット１によって相互に構成された連続壁面で封鎖・区分する。

更に、前記仕切り壁ユニット１によって構成された連続壁面内で、連通された水平方向配管溝１１３及び垂直方向配管溝１１４によって、ユーザーの需要に応じて水道・電気・ガスなどの配管を行うことが出来るので、電気水道などの配管を制御し易く、且つ随時配管のメンテナンス・点検を行うことが出来る。

上記詳細な説明は、本発明の実行可能な実施例の具体的説明であり、前記実施例は、本発明の特許請求の範囲を制限するものではなく、凡そ本発明の技芸精神を逸脱せずになされる等価実施又は変更は、すべて本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。

本発明に係る仕切り壁ユニットの斜視図 本発明に係る仕切り壁ユニットの部分断面図 本発明に係る仕切り壁ユニットの部分断面図 本発明に係る金属網層及び支え板の分解概略図 本発明に係る組合せ概略図 （Ａ）本発明に係る鋼板フレーム枠の斜視図と（Ｂ）部分拡大概略図 本発明に係る任意の二つの仕切り壁ユニットの連結概略図 本発明に係る仕切り壁ユニット及び鋼板フレーム枠の組み付け概略図 本発明に係る仕切り壁ユニット及び鋼板フレーム枠の部分組み付け概略図 本発明に係る仕切り壁ユニット及び鋼板フレーム枠の部分組み付け概略図

符号の説明

１ 仕切り壁ユニット
１１ 壁本体
１１１ 第一連結板
１１１１ 第一接合面
１２ 金属網層
１１２ 第二連結板
１１２ 第二接合面
１１３ 水平方向配管溝
１１４ 垂直方向配管溝
２ 鋼板フレーム枠
２１ 固定面
２１１ 貫通孔
２２ 組み付け面
２２１ 通し穴
３ フレーム枠押さえ棒
４ 螺接孔
４１ 外穴
４２ スライド穴
５ ボルト単元
６ 連結単元

Claims (18)

1. 壁本体と、二枚の金属網層と、複数組の支え板と、を含む仕切り壁ユニットであって、
   前記壁本体は、四辺形を呈し、前記壁本体の前端に、前記壁本体の二本の特定された隣り合わせの辺に沿って直線的に延伸されたＬ型を呈する第一連結板を有し、前記Ｌ型連結板の厚みは丁度前記壁本体の２分の１であり、且つ前記壁本体前端に別途二本の特定された隣り合わせの辺に沿って直線的に延伸されたＬ型を呈する第二連結板を有し、前記Ｌ型連結板の厚みは丁度前記壁本体の２分の１であり、更に、前記壁本体内には、複数の水平方向配管溝及び複数のそれぞれ前記配管溝と連通した垂直方向の配管溝が設けられており、
   前記二枚の金属網層は、前記壁本体の中に設置され、且つそれぞれ上述複数の水平方向配管溝及び上述垂直方向配管溝の上下両端に位置し、
   前記複数組の支え板は、前記壁本体の中に設置され、且つそれぞれ上述二枚の金属網層の外側面に位置して、横方向及び縦方向に交差していることを特徴とする、仕切り壁ユニット。
2. 前記壁本体は、コンクリートによって構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
3. 前記金属網層は、鋼糸を交差織して構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
4. 前記支え板は、金属材質によって構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
5. 前記支え板は、ほぼＣ型を呈していることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
6. 前記支え板及び前記金属網層は、連結して固定されていることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
7. 前記第一連結板及び第二連結板には、それぞれ螺接孔を開設してあることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
8. 前記螺接孔には外穴があり、且つ前記外穴の内側に同軸スライド穴を形成し、又前記スライド穴はやや楕円形を呈し、ねじ込まれたボルト単元をスライドさせることが出来ることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
9. 前記第一連結板の内側には第一接合面があり、第二連結板の内側には第二接合面があり、且つ前記第一接合面及び前記第二接合面の一端は、相互に対応接合できることを特徴とする、請求項１に記載の仕切り壁ユニット。
10. 垂直方向に立体空間を仕切るための組立て式仕切り構造であって、複数の仕切り壁ユニットの側端を連結して連続壁面を形成し、且つ前記複数の仕切り壁ユニットで組成された壁面周縁に少なくとも一組の鋼板フレーム枠を設置して前記連結された複数の仕切り壁ユニットを固定すると共に、立体空間の内側を連結し、
    前記仕切り壁ユニットには壁本体と、二枚の金属網層と、複数組の支え板と、少なくとも一組の鋼板フレーム枠と、を含み、
    前記壁本体は四辺形を呈し、前記壁本体の前端に、前記壁本体の二本の特定された隣り合わせの辺に沿って直線的に延伸されたＬ型を呈する第一連結板を有し、前記Ｌ型連結板の厚みは丁度前記壁本体の２分の１であり、且つ前記壁本体前端に、別途二本の特定された隣り合わせの辺に沿って直線的に延伸されたＬ型を呈する第二連結板を有し、前記L型連結板の厚みは丁度前記壁本体の２分の１であり、更に、前記壁本体内には、複数の水平方向配管溝及び複数のそれぞれ前記配管溝と連通した垂直方向の配管溝が設けてあり、
    前記二枚の金属網層は、壁本体の中に設置され、且つそれぞれ上述複数の水平方向配管溝及び上述垂直方向配管溝の上下両端に位置し、
    前記複数の支え板は、前記壁本体内に設置され、且つそれぞれ上述二枚の金属網層の外側面に位置して横方向及び縦方向に交差し、
    前記少なくとも一組の鋼板フレーム枠は、立体空間の内側を連結するための固定面を有し、前記固定面の側端に外へ向かって垂直に曲がった組み付け面が延伸され、前記組み付け面はそれぞれ各仕切り壁ユニットの前記第一連結板及び前記第二連結板と対応しており、
    任意の二個以上の仕切り壁ユニットの壁本体の各第一連結板及び第二連結板の両側端を相互に組み付けて、連続壁面を形成し、且つ連続壁面辺縁の各仕切り壁ユニットを立体空間内側の鋼板フレーム枠に組み付けて立体空間の封鎖・区分を行うことを特徴とする、組立て式仕切り構造。
11. 前記鋼板フレーム枠の固定面は、前記壁本体の厚みの２分の１よりやや小さいことを特徴とする、請求項１０に記載の組合せ式仕切り構造。
12. 前記鋼板フレーム枠の固定面には、複数の貫通孔が開設してあることを特徴とする、請求項１１に記載の組合せ式仕切り構造。
13. 前記仕切り壁ユニットには、前記壁本体に設けられた前記第一連結板の内側に第一接合面があり、第二連結板の内側には第二接合面があり、前記第一接合面及び第二接合面は相互に対応しており、且つ前記鋼板フレーム枠の組み付け面の外側端は前記第一接合面及び第二接合面と対応していることを特徴とする、請求項１０に記載の組合せ式仕切り構造。
14. 前記鋼板フレーム枠の固定面と組み付け面の間に、フレーム枠押さえ棒を差し込み、且つ前記フレーム枠押さえ棒の外側端は前記仕切り壁ユニットの壁本体と緊密に連結されていることを特徴とする、請求項１０に記載の組合せ式仕切り構造。
15. 前記フレーム枠押さえ棒は、コンクリート材質で構成されていることを特徴とする、請求項１４に記載の組合せ式仕切り構造。
16. 前記仕切り壁ユニットにおいて、前記壁本体に設けられた第一連結板及び前記第二連結板には、それぞれ対応する螺接孔を開設し、且つ前記鋼板フレーム枠の組み付け面には、それぞれ前記螺接孔と対応する複数の通し穴を開設し、別途前記フレーム枠押さえ棒に複数の螺接孔を開設し、それぞれ前記通し穴と対応しており、各仕切り壁ユニットの第一連結板及び第二連結板を相互に組み付け、或いは前記鋼板フレーム枠の組み付け面及び前記フレーム枠押さえ棒を連結していることを特徴とする、請求項１４に記載の組合せ式仕切り構造。
17. 前記螺接孔には、外穴があり、且つ前記外穴の内側に同軸のスライド穴を形成し、且つ前記鋼板フレーム枠の通し穴の口径と前記スライド穴は対応しており、ボルト単元によって前記螺接孔及び前記通し穴を連結でき、且つ前記螺接孔のスライド穴の中で少々スライド移動することが出来ることを特徴とする、請求項１６に記載の組合せ式仕切り構造。
18. 前記鋼板フレーム枠は、立体空間内側の底辺・頂上辺・或いは側辺に設置されていることを特徴とする、請求項１０に記載の組合せ式仕切り構造。