JP2009516341A - 青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオードを備えた照明装置 - Google Patents

青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオードを備えた照明装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、1つ又は複数の有色LEDと、LED色と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーとを有し、前記プラスチックは1種又は数種の蛍光を発しない着色剤による基本着色を有する、青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオード(LED)を備えた照明装置において、前記光散乱性カバーは、基本着色に対してさらに、前記基本着色と色彩的に同色の少なくとも1種の蛍光を発する着色剤を含有し、その際、この着色剤混合は、光散乱性カバーが使用された1つ又は複数のLEDのエネルギー最大値の波長で少なくとも28%の反射を有するように調節され、その際、色度図及び光散乱性カバーの反射の色度座標及び使用された1つ又は複数のLEDの色度座標に関して、光散乱性カバーのx値とLEDのx値との差の値及び光散乱性カバーのy値とLEDのy値の差の値が、択一的に次のような関係:a)青色LED照明について:値x0.03より小/値y0.05より小、b)緑色LED照明について:値x0.05より小/値y0.08より小、c)黄色LED照明について:値x0.0025より小/値y0.02より小、d)赤色LED照明について:値x0.03より小/値y0.003より小であることに関する。

Description

本発明は、主にLED光源と前記光源と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性のカバーからなる青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオード(LED)を備えた照明装置に関する。
背景技術
主に光源と、前記光源と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性のカバーからなる照明可能な装置、例えば広告板用の照明可能な装置は、原則として公知である(例えばJP 61159440参照)。一般に、良好な光度を有しかつ広い発光スペクトルを放射する光源として電球又は蛍光管が使用される。広い発光スペクトルに基づき、相応して着色されたプラスチックカバーは、照明されていない状態で、つまり例えば昼光でも、前記の光源を用いるバックライト時に受けることができる色感覚と同じ色感覚を示す。
発光ダイオードは、電球又は蛍光管のような光源と比較して明らかに低い光度を有する。しかしながら、有色発光ダイオードは暗闇の中でも極めて良好に認識可能である、それというのもこの有色発光ダイオードは主にもしくはほとんど単色光を放射し、前記単色光はそれぞれの波長領域でも比較的強いためである。相応する有色発光ダイオードは、複数の製造元から、例えば赤色、緑色、青色及び黄色で提供されている。
プラスチック、例えばポリメチルメタクリラート用の着色及び着色法は、例えばEP-A 130 576から十分に公知である。
WO 03/052315は、主に光源と、前記光源と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーからなる照明可能な装置において、前記光源は1つ又は複数の発光ダイオード(LED)からなり、前記発光ダイオードは有色の主に単色光を放射し、かつ同色の光散乱性カバーは発光ダイオードの相対的なエネルギー最大値の波長で少なくとも35%の透過率(DIN5036)及び少なくとも15%の反射率(DIN5036)を有することを特徴とする、照明可能な装置が記載されている。WO 03/052315によると、前記課題は、プラスチックからなる着色されたカバーを電球又は蛍光管を用いて透過する公知の照明可能な装置とは別の装置を提供することにより解決される。光散乱性カバーの着色は、この場合、蛍光を発しない着色剤又は染料を用いて行われる。特に、前記装置は、光学的に、入射光、つまり昼光の場合でも、透過照明の場合とほぼ同じ色感覚を可能にする。前記装置は、LEDの使用に基づき、さらに、通常の照明された装置と比較して、よりわずかな構造深さ及びよりわずかな電力消費を有する装置も可能にする。
課題及び解決手段
WO 03/052315に記載の照明可能な装置は、光学的に、入射光の場合、つまり昼光の場合でも、透過光の場合とほぼ同じ色感覚を可能にする。本発明の課題は、WO 03/052315による装置が、色感覚を昼光でも、透過照明でもより鮮明(brillianter)に見え、その際、両方の色感覚は顕著に相違しないようにさらに発展させることであった。
前記課題は、1つ又は複数の有色LEDと、前記LED色と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーとを有し、前記プラスチックは蛍光を発しない1種又は数種の着色剤による基本着色を有する、青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオード(LED)を備えた照明装置において、前記光散乱性カバーは、基本着色に対してさらに、前記基本着色と色彩的に同色の蛍光を発する少なくとも1種の着色剤を含有し、その際、この着色剤混合は、光散乱性カバーが使用された1つ又は複数のLEDのエネルギー最大値の波長で少なくとも28%の反射率を有するように調節され、その際、色度図及び光散乱性カバーの反射の色度座標及び使用された1つ又は複数のLEDの色度座標に関して、光散乱性カバーのx値とLEDのx値との差の値及び光散乱性カバーのy値とLEDのy値の差の値が、択一的に次のような関係:
a) 青色LED照明について:値x 0.03より小/値y 0.05より小
b) 緑色LED照明について:値x 0.05より小/値y 0.08より小
c) 黄色LED照明について:値x 0.0025より小/値y 0.02より小
d) 赤色LED照明について:値x 0.03より小/値y 0.003より小
であることを特徴とする照明装置により解決される。
本発明は、プラスチックからなる光散乱性カバーの透過及び反射を、WO 03/052315に記載されたと同様に、使用されたLEDの単色光に適合させて、入射光でも透過光でもほぼ同じ色感覚を保つことができることに基づく。光散乱性カバーの透過の色度座標は、この場合、単純化してLED(xLED/yLED)の色度図と同一視される、それというのも、LEDの光は単色性であり、光散乱性カバーを透過することにより実際に変化しないためである。本発明は、この場合、蛍光着色剤を基本着色に同時に適合させながら添加することにより、WO 03/052315を上回る、光散乱性カバーの反射の色度座標(入射光で(xReflexion/yReflexion))とLEDの色度座標(照明状態で(xLED/yLED))との類似性を達成する。本発明の知識において、当業者は着色の相応する適合を行うことができる。相応する広告ボード又は表示ボードは、日中でも、バックライト状態でも光学的にほぼ同じに見える。WO 03/052315と比べて、この場合、この反射値は一般に明らかに高められ、かつ常にLEDの相応する色度座標付近にあり、一方で透過についての値及びその色度座標は変化しないか又はわずかにしか変化しない。この視覚的に認識される現象は、日中でも、夜間でも明らかにより明るく、より鮮明でかつそれにより利用者にとってより魅力的である。
本発明による装備により、この装置は同じ電流消費で明らかにより明るくかつより鮮明にすることができるか、又はより低下された電流消費で少なくともWO 03/052315と同等の効果を達成できる。本発明により照明可能な装置はわずかな構造深さが必要なだけである、それというのもLEDは相応する電球又は蛍光管よりも小さいためである。WO 03/052315と比較して、使用されるLEDの数を低減することができ、それにより複雑な造形をさらにより容易に実現することができるためである。電流消費は、バックライト状態でほとんど同じ認識性の場合に、より少ない。LEDは低電圧で運転することができるので、本発明による装置の電気的安全性もより高いと見なされるかもしくはより容易に保証することができる。このメンテナンス費用も同様に低減される、それというのもLEDは一般に、他の照明手段、例えば蛍光管よりもしばしば交換する必要が少ないためである。
図面
本発明を次の図面により詳説するが、記載された実施態様に限定されるものではない。
図1:
約520nmで相対的エネルギー最大値を有する緑色LEDで照明した場合の、3種の着色された光散乱性プラスチックディスクの反射スペクトル(組成:実施例1〜3を参照、緑1〜3)
3=緑3:基本着色だけ(WO 03/052315による先行技術)
1=緑1:基本着色+蛍光着色剤(本発明による)
2=緑2:基本着色+蛍光着色剤+TiO2添加物(本発明による)。
図2:
色度図を示す図
U=無彩色点(x/y=0.33/0.33)
LED=緑色LEDの色度座標(xLED/yLED
R=光散乱性カバーの反射の色度座標(xReflexion/yReflexion)。
発明の実施態様
装置
本発明は、1つ又は複数の有色LEDと、前記LED色もしくは照明状態でLEDの色度座標と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーとを有し、前記プラスチックは蛍光を発しない1種又は数種の着色剤による基本着色を有する、青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオード(LED)を備えた照明装置において、前記光散乱性カバーは、基本着色に対してさらに、前記基本着色と色彩的に同色の蛍光を発する1種又は数種の着色剤を含有し、その際、この着色剤の混合が生じるか若しくは着色剤の混合は光散乱性カバーが使用された1つ又は複数のLEDのエネルギー最大値の波長で少なくとも28%の反射率を有するように調節され、その際、色度図(DIN5033)及び光散乱性カバーの反射の色度座標(入射光で(xReflexion/yReflexion))及び前記LEDの色度座標(照明状態で(xLED/yLED))に関して、光散乱性カバーのx値(xReflexion)とLEDのx値(xLED)との差の値(値xDiff)及び光散乱性カバーのy値(yReflexion)とLEDのy値(yLED)の差の値(yDiff)が、択一的に次のような関係:
a) 青色LED照明について:値xDiff 0.03より小/値yDiff 0.05より小
b) 緑色LED照明について:値xDiff 0.05より小/値yDiff 0.08より小
c) 黄色LED照明について:値xDiff 0.0025より小/値yDiff 0.02より小
d) 赤色LED照明について:値xDiff 0.03より小/値yDiff 0.003より小
であることを特徴とする青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオード(LED)を備えた照明装置に関する。
この場合、単に、色度図でのx値もしくはy値の相互の絶対的な差もしくは距離に関するだけで、その相対的な位置に関してはいない。この差もしくは距離はできる限りわずかであるのが好ましく、理想的な場合にほぼゼロであるか又はゼロである。しかしながら、この値は少なくとも上記の上限を越えるべきではない。さらに、対応するx値もしくはy値の差の形成が、数学的に正の値又は負の値になるかどうかは重要ではない。この理由から、本発明は、光散乱性カバーのx値とLEDのx値の差の値及び光散乱性カバーのy値とLEDのy値との差の値に基づいている。本発明の適用の下で、有利に、光散乱性カバーの反射の色度座標を照明状態での使用されたLEDの色度座標に極めて近くに適合させることも可能である。このようにして、照明されていない状態及び照明状態で十分に一致しかつ同時に極めて鮮明な色感覚が得られる照明可能な装置が準備される。
本発明は、1つ又は複数の発光ダイオード(LED)の形の光源と、前記光源と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーとを有する、照明可能な装置に関する。この装置は、従って、主に、機能的に欠くことのできない構成成分、つまり光源と、前記光源と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーとからなる。さらに、本発明による機能にとって重要でないさらなる構成成分、例えばフレーム、ケーシング又は固定エレメント等が存在することができる。
この装置は、LEDと光散乱性カバーとが3〜12、有利に4〜10cmの距離で互いに配置されているように構成することができる。この距離で良好な散乱が達成される。距離が短すぎる場合には、LEDの位置は明るい斑点の形で見える。距離が遠すぎる場合には、明るさが極端に低下する。
このLEDは、例えばプレート型の光散乱性カバーで覆われた、例えばボックス又はフレーム中に存在することができる。このカバーは、情報を備えた層、例えばシートを備えていてもよく、又はそれ自体が既に、例えば文字又は数字の形の情報の形状を有していてもよい。
一般的な実施例
次の一般的な実施例は黄色LED照明用の本発明による装置を明確に示し、同様に青色、緑色又は赤色LED照明にも適用可能である。
この黄色に発光するLEDの色度座標は、例えばxLED=0.5/yLED=0.5にあることができる。色度座標において適合された、本発明による黄色に着色された光散乱性のカバーの反射の色度座標(例えば、40%の反射値を有する黄色1、特に実施例1及び表4及び6参照)は、例えばxReflexion=0.498/yReflexion=0.485にあることができる。光散乱性カバーのx値(xReflexion)とLEDのx値(xLED)との差の値である値xDiffと、光散乱性カバーのy値(yReflexion)とLEDのy値(yReflexion)との差の値である値yDiffとは次のような関係である:
値xDiff=xReflexion−xLED=0.498−0.5=0.002。この値は、0.0025より小さく、従って本発明により請求された範囲内にある。値yDiff=yReflexion−yLED=0.485−0.5=0.015。この値は、0.02より小さく、従って同様に本発明により請求された範囲内にある。相応する装置も、従って本発明による。
同様に、他の着色についての値xDiff及びyDiffを計算することができる。
光源
この光源は、1つ又は複数の、もしくは多数の有色発光ダイオード(LED)からなる。場合により、異なる色のLEDを同時に使用することもできる。
有色LEDは、電球又は蛍光管のような光源と比較して明らかに低い光度を有する。しかしながら、有色LEDは暗闇の中でも極めて良好に認識可能である、それというのもこの有色LEDは主に若しくはほとんど単色光を放射し、前記単色光はそれぞれの波長領域でも比較的強いためである。相応する有色発光ダイオードは、複数の製造元から、例えば赤色、緑色、青色及び黄色で提供されている。本発明の目的のために、白色に発光する発光ダイオードは適していない、それというのもこの白色発光ダイオードはほとんど単色性ではなく、通常の電球に似た広い発光スペクトルを生じるためである。
有色発光ダイオード(LED)は、ほぼ又は主に単色光を放射する。「ほぼ又は主に」単色光の概念は、この場合、市販の有色LEDの光が単純にかつ他の通常の光源と比較して頻繁に単色性であると言われていることを表現するもので、厳格には解釈しない。実際に、有色LEDの波長スペクトルは狭いピーク状の分布を有する。それぞれのLEDに特徴的な相対的なエネルギー最大値(ピーク最大値)の波長の他に、常により低い強度を有する隣接する波長も有する。当業者は、有色LEDの光は、従ってほぼ又は主に単色性であると見なす。
LEDの色は、この場合に、その相対的なエネルギー最大値の波長に依存する。この相対的なエネルギー最大値は、例えば分光光度計により測定することができ、かつ一つの波長スペクトルでプロットされる。この光源を例えばウルブリヒト球光度計(DIN5036参照)中に導入し、生じる光を測定することができる。曲線の最も高い点(ピーク)が、この場合、相対的なエネルギー最大値の波長を表す。
LEDの数は装置の大きさ、使用したLEDの光度及び透過照明の状態での装置の全体の所望な明るさに依存する。LEDは、例えば1つのホルダ中でそれぞれ4つのLEDのモジュールとして入手され、このなかで、場合により多数が装置へ取り付けることができる。
発光ダイオード(LED)
適当なLEDは、市販の赤色、青色、黄色又は緑色のLEDである。
赤色LEDは、約610〜640nmの範囲内の相対的なエネルギー最大値を有する。照明状態での赤色に発光するLEDの色度座標は、例えば約x=0.67及びy=0.33であることができる。
この赤色LED(Osram LM03-B-A)は、例えば約620nmで相対的なエネルギー最大値を有する。
青色LEDは、約440〜500nmの範囲内の相対的なエネルギー最大値を有する。照明状態での青色に発光するLEDの色度座標は、例えば約x=0.14及びy=0.06であることができる。
この青色LED(Osram LM03-B-B)は、例えば約460nmでエネルギー最大値を有する。
この青色LED(ESS Blau)は、例えば約475nmでエネルギー最大値を有する。
黄色LEDは、約570〜610nmの範囲内の相対的なエネルギー最大値を有する。照明状態での黄色に発光するLEDの色度座標は、例えば約x=0.5及びy=0.5であることができる。
この黄色LED(Osram LM03-B-Y)は、例えば約590nmでエネルギー最大値を有する。
緑色LEDは、約500〜540nmの範囲内の相対的なエネルギー最大値を有する。照明状態での緑色に発光するLEDの色度座標は、例えば約x=0.16及びy=0.73であることができる。
この緑色LED(Osram LM03-B-T)は、例えば約520nmでエネルギー最大値を有する。
プラスチックからなる光散乱性カバー
プラスチック
光散乱性カバーは、プラスチック、有利に熱可塑性樹脂又は熱弾性樹脂からなる。この使用されるプラスチックは着色されていない状態では透明であるか又は半透明であるのが有利である。適当なプラスチックは例えば次のものである:
ポリメチルメタクリラート−プラスチック(注型又は押し出された)、耐衝撃性に改質されたポリメチルメタクリラート、ポリカーボネート−プラスチック、ポリスチレン−プラスチック、スチレン−アクリル−ニトリル−プラスチック、ポリエチレンテレフタラート−プラスチック、グリコール改質されたポリエチレンテレフタラート−プラスチック、ポリ塩化ビニル−プラスチック、透明なポリオレフィン−プラスチック、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)−プラスチック又は多様な熱可塑性プラスチックの混合物(ブレンド)。
基本着色
プラスチックからなる光散乱性カバーは、基本着色、つまり1種又は数種の蛍光を発しない着色剤を用いた着色を有する。この種の着色は原則として、WO 03/052315から公知であるが、1種又は数種の蛍光を発する着色剤との関連での本願明細書に記載された本発明による適合の場合は公知でない。
WO 03/052315によると、1種又は数種の蛍光を発しない着色剤による基本着色を有する光散乱性カバーは、使用された発光ダイオードの相対的なエネルギー最大値の波長で、少なくとも35%の透過率(DIN5036)及び少なくとも15%の反射率(DIN5036)を有する。
1種又は数種の蛍光着色剤の本発明による添加の場合には、有利に、WO 03/052315と比べた基本着色を適合させることが推奨される。この適合は原則として、当初の色度座標が、無彩色点(x/y=0.33/0.33)とLEDの色度座標とを結ぶ直線から直角方向への大きすぎる相違を回避し、かつそれと関連する色調のシフトに対抗させるために必要である。
当業者は、蛍光を発しない着色剤の濃度を、相応して適合させる、通常は全体としてわずかに低下させるか又は例えば2種の蛍光を発しない着色剤の代わりに一方だけを使用しかつ残りの着色剤の濃度を相応して変更することにより、このような適合を容易に行うことができる。適当な適合は、ここに開示された本発明による実施例と本発明によらない実施例との比較からも明らかである。
蛍光を発する着色剤
プラスチックからなる光散乱性カバーは基本着色を含有し、この基本着色は、有利に先行技術の基本着色と比べて蛍光着色剤の存在に基づき適合されている。
同色の蛍光を発する着色剤と適合された基本着色は着色剤混合として、光散乱性カバーが、使用された発光ダイオードのエネルギー最大値の波長で、少なくとも28%、有利に少なくとも30%、特に有利に少なくとも35%の反射率(DIN5036)を有し、かつ同時に蛍光を発する着色剤なしでの(適合されていない)基本着色を用いて達成される値を少なくとも50%上回ることが生じる。それにより、その色調は、WO 03/052315による着色を用いて達成できる場合よりも著しく鮮明に見える。特に、本発明による光散乱性カバーの場合に、先行技術の相応するカバーの場合よりも、反射の色度座標はLEDの色度座標に近づく。
適当な蛍光着色剤は、特に、使用された有色LEDのエネルギー最大値の波長領域内で蛍光を発する蛍光着色剤である。本発明による効果は、この場合、光散乱性カバーのプラスチックに対して意外にもわずかな使用量、例えば0.001〜0.01質量%で達成することができる。
適当な蛍光着色剤は、例えば、ペリレンベースもしくはペリレン誘導体ベースの蛍光着色剤、例えばBASF社の商品名Lumogen(R)で入手可能な蛍光着色剤である。
基本着色において黄色に着色された光散乱性カバーのために、黄色の蛍光を発する着色剤、有利に黄色の蛍光を発するペリレン系着色剤、特にLumogen(R) F Gelb 170の蛍光着色剤の添加が適している。
基本着色において赤色に着色された光散乱性カバーのために、赤色の蛍光を発する着色剤、有利に赤色の蛍光を発するペリレン系着色剤、特にLumogen(R) F Rot 305又はLumogen(R) F Rosa 285の蛍光着色剤の添加が適している。
基本着色において緑色に着色された光散乱性カバーのために、緑色の蛍光を発する着色剤、有利に緑色の蛍光を発するペリレン系着色剤、特にLumogen(R) F Gelb 083又はLumogen(R) F Gelb 170の蛍光着色剤の添加が適している。
基本着色において青色に着色された光散乱性カバーのために、青色の蛍光を発する着色剤、有利に青色の蛍光を発するペリレン系着色剤、特にLumogen(R) F Violett 570又はLumogen(R) F Blue 650の蛍光着色剤の添加が適している。
WO 03/052315と比べた主要な差異は、使用された発光ダイオードのエネルギー最大値の波長での反射が、基本着色と、前記基本着色と同色の蛍光を発する少なくとも1種の着色剤との混色により、著しく高められることである。意外にも、これは透過についての値又は色度座標を変化させないか又はわずかに変化させるだけで達成される。視覚的に観察して、本発明により使用された光散乱性カバーは、WO 03/052315によるカバーと比べてさらに明らかに鮮明に見える。この色調自体は、肉眼で観察した場合に実際に変化はないように見える。
従ってプラスチックからなる本発明による同色の光散乱性カバーは、発光ダイオードの相対的なエネルギー最大値の波長で、少なくとも20%、有利に少なくとも35%、特に少なくとも38%、特に有利に少なくとも41%の透過率(DIN 5036、1部及び3部参照)及び少なくとも28%、有利に少なくとも40%、特に有利に少なくとも50%の反射率(DIN 5036、1部及び3部、反射もしくは規約反射)を有する。前記反射率は、先行技術の、蛍光を発する着色剤なしで相応する基本着色を用いて達成される値を、有利に少なくとも50%、有利に少なくとも75%、特に有利に少なくとも100%上回るのが有利である。
有利に、本発明による光散乱性カバーの透過率は、先行技術の相応する光散乱性カバーの透過率よりも高い(表4及び5参照)。
本発明による黄色に着色された光散乱性カバーの場合、前記透過率は比較して約1〜2%向上する。
本発明による赤色に着色された光散乱性カバーの場合、前記透過率は比較して約30〜35%向上する。
本発明による緑色に着色された光散乱性カバーの場合、前記透過率は比較して約15〜25%向上する。
本発明による青色に着色された光散乱性カバーの場合、前記透過率は比較して約7〜15%向上する。
特に、黄色LEDと同色の光散乱性カバーの透過率は、少なくとも50%、有利に少なくとも60%であることができる。相応する反射率は、少なくとも28%、有利に少なくとも30%、特に少なくとも40%であることができる。
特に、赤色LEDと同色の光散乱性カバーの透過率は少なくとも40%、有利に少なくとも45%であることができる。相応する反射率は、少なくとも28%、有利に少なくとも40%であることができる。
特に、緑色LEDと同色の光散乱性カバーの透過率は少なくとも40%、有利に少なくとも42%であることができる。相応する反射率は、少なくとも28%、有利に少なくとも30%、特に少なくとも40%であることができる。
特に、青色LEDと同色の光散乱性カバーの透過率は少なくとも40%、有利に少なくとも42%であることができる。相応する反射率は、少なくとも25%、有利に少なくとも30%であることができる。
混色(例えば、黄色と緑色のLEDが黄緑の色感覚を生じる)を達成するために、異なる色のLEDを同時に使用する場合について、同色のプラスチックからなる光散乱性カバーは、少なくとも使用した発光ダイオードの一方の、つまり黄色又は緑色のLEDの相対的なエネルギー最大値の波長で上記の必要な反射率値及び有利に上記の透過率値も有するのが好ましい。
この同色の光散乱性カバーはプラスチックからなり、このプラスチックは、着色されていない状態で及び散乱剤なしで透明であるか、もしくは少なくとも50%、有利に少なくとも70%、特に有利に75〜92%の透過率(DIN 5036、1部及び3部/D65)を有するプラスチックである。散乱剤を用いるが着色剤を用いないで、この透過率は有利に少なくとも40%、特に有利に少なくとも50%であることができる。
適当なプラスチックは、例えばポリメチルメタクリレート−プラスチック、耐衝撃性に改質されたポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート−プラスチック、ポリスチレン−プラスチック、スチレン−アクリル−ニトリル−プラスチック、ポリエチレンテレフタレート−プラスチック、グリコール改質されたポリエチレンテレフタレート−プラスチック、ポリ塩化ビニル−プラスチック、透明なポリオレフィン−プラスチック、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)−プラスチック又は多様な熱可塑性プラスチックの混合物(ブレンド)である。
高い耐候性のために、特に屋外使用のために、例えば85〜100質量%のメチルメタクリレート割合を有する、注型成形又は押出成形されたポリメチルメタクリレートからなるポリメチルメタクリレート−プラスチックが有利である。場合により、15質量%まで適当なコモノマー、例えばメタクリル酸のエステル(例えばエチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキシル得メタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート)、アクリル酸のエステル(例えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート)又はスチレン及びスチレン誘導体、例えばα−メチルスチレン又はp−メチルスチレンを一緒に重合させるかもしくは重合体中に含有させることができる。
このカバーの光散乱性は、DIN5036により測定して、有利に少なくとも0.5、特に有利に少なくとも0.6、特に有利に少なくとも0.7の値を有することができる。光散乱性がよくなればそれだけ、LEDとカバーとの距離は短くなり、それと関連する装置の構造深さを実現できる。
光散乱剤
光散乱剤として、例えばBaSO4、ポリスチレン又は架橋プラスチックからなる光散乱ビーズを使用することができる。
BaSO4又はポリスチレンが有利であり、有利にプラスチック中で1.5〜2.5質量%の量で導入される。
架橋プラスチックからなる光散乱ビーズは、有利にプラスチック中で0.1〜10質量%の量で導入される。
高い散乱で高い透過率の要求は、実現するには困難な要求である。高い散乱性は二酸化チタンにより達成される。この着色剤は光の大部分を反射するため、わずかな光透過性が可能となるだけである。無色の散乱顔料が有利であり、この散乱顔料は屈折率においてアクリルガラスの屈折率から約0.2まで相違する。例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、三水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム等が適している。
同様に、適当な屈折率領域にあるポリマーも使用できる。例えば、モノマーのメチルメタクリレート中にポリスチレンを溶かすことができ、これを次いで重合の間に沈殿させ、良好な散乱を示す材料にすることができる。しかしながら、架橋ポリマー粒子、例えば架橋ポリスチレン又はメチルメタクリレートとフェニル(メタ)アクリレート又はベンジル(メタ)アクリレートとからなる架橋コポリマーからなるポリマービーズを添加することもできる。
プラスチックからなる、着色された光散乱性カバーの製造
散乱剤及び着色剤は、重合可能な混合物中での重合により製造する際(キャスティング製造)に又は溶融状態で、例えば押出機又は射出成形機による前記ポリマーの熱塑性加工の間に、自体公知のようにプラスチックに添加するか又は混入することができる。板の形状の他に、任意の形状、例えば管状、棒状なども製造できる。
このように、例えば0.5〜10、有利に1〜5mmの厚さを有するプラスチック板を得ることができ、この板は本発明による照明可能な装置用のカバーとして正方形のボックス、フレーム又はホルダーと共に使用することができる。相応するピースは必要に応じて切断、フライス、鋸引き又はその他の加工により、実際に任意の形状に変換及び適合させることができる。
基本着色のための着色剤
基本着色のための蛍光を発しない着色剤としては、本発明の目的のために有利に蛍光を発しない有機着色剤が適している、それというのも前記有機着色剤は入射光でも透過光でも高い輝度及び光度を有するためである。光及び気候からの影響に対してアクリルガラスを保護するために、光安定剤、UV吸収剤、酸化防止剤等を添加することもできる。
着色剤として、プラスチック中で特に可溶性の蛍光を発しない着色剤又は蛍光を発しない有機顔料、又はあまり有利ではないが不溶性の無機着色顔料が挙げられる。例えば次のものが挙げられる:
黄色の着色のために:ピラゾロン−イエロー及びペリノンオレンジもしくはこれらの混合物。
赤色の着色のために:ピラゾロン−イエローとアントラキノンレッドとからなる混合物又はナフトールAS及びDPP−レッドもしくはこれらの混合物。
緑色の着色のために:Cu−フタロシアニン−グリーン又はピラゾロン−イエローもしくはこれらの混合物。
青色の着色のために:アントラキノン−ブルー又はウルトラマリン−ブルーもしくはこれらの混合物。
色度図
このDIN 5033による色度図は当業者に既に公知である。このDIN 5033による色度図は、光源色及び物体色(例えば塗料、光フィルターなどのための)の色調を一義的にその色度に従って分類することができる。
この分類は、色刺激値成分x、yの測定を前提とする;従って、この座標は色の色度座標を一義的に決定する(例えば、赤、緑、黄又は青又は混色)相応する色の決定は、市販の色彩計を用いて実施することができる。この種の色彩計は、一般に光源及び物体色の非接触測定が可能である。例えばMinolta社の色彩計Chroma- Meter(R) CS-100又は他の製造元の相応する装置が適している。
この色度図はx座標系、y座標系での靴底状の平面である。前記色度図のこの靴底状の平面上の各点は、色度を一義的に表す。同じ色度の色は、同じx座標及びy座標を有する同じ色度座標を有し、その明度においてだけ異なることができる。
色度図の中央領域には、座標x=0.33及びy=0.33に、いわゆる無彩色点がある。この無彩色点は、明度に応じて、白色、灰色乃至黒色である。この無彩色点と、前記色度図の靴底状の平面の周辺曲線との間に、全ての他の(有色の)色度が存在する。この無彩色点から出発する放射線は、それぞれ同じ色調の色を、増大する彩度もしくは増大する輝度で有し、つまり淡い乃至純粋なもしくは鮮やかな色調の色を有する。この色度図はこの規則に基づいている。
前記色度図の靴底状の平面の周辺曲線は、スペクトル軌跡及びいわゆる純紫軌跡から構成されている。x座標、y座標により定義される色度が、色度図の靴底状の平面の周辺部に離れて存在すればそれだけ、その色度はより鮮やかに見える。例えば、x=0.02、y=0.7の座標は、鮮やかな緑を表し、x=0.7、y=0.26の座標は、鮮やかな赤を表し、x=0.18、y=0.02の座標は、鮮やかな青を表す。
色度座標
本発明は、着色されたカバーの反射の色度座標が、LEDの色度座標と近づけばそれだけ、入射光の場合と透過光の場合との色感覚の一致がより良好になるという考察から出発する。しかしながら、着色と所定のLEDの色度座標との一致は実際に近似的に実現可能であることは明らかである。一般に、無彩色点(x/y=0.33/0.33)とLEDの色度座標とを通過して延びる直線上での相違又はその直線付近での相違は、同じ大きさではあるが、前記の直線からさらに離れたところでの相違よりも許容できる。
この色度座標が色度図(例えばDIN 5033又は相応する標準的文献を参照)のできる限り周辺部に局在化するように努めることができる、それというのも色彩的な輝度はこの周辺部では最高であるためである。これはLEDの色度座標は単色光に基づいて、同様に色度図の周辺部にあるか又はほぼ周辺部にあることからも明らかである。
多くの場合に、相応する着色は1種類の着色剤を用いただけでは達成できない。混色の場合には、これらの単一成分が色度図上で相互にあまり遠くに離れていないように留意しなければならない、それというのもこの混色の色調が低すぎる輝度を示すことがあるためである。
色度図(例えばDIN 5033又は標準的文献を参照)及び光散乱性カバーの反射の色度座標及び使用された1つ又は複数のLEDの色度座標に関して、光散乱性カバーのx値とLEDのx値との相違の値と、光散乱性カバーのy値とLEDのy値との相違の値が、択一的に次のような状態である(これについては実施例6を参照):
a) 青色LED照明について:xは0.03より小/yは0.05より小
b) 緑色LED照明について:xは0.05より小/yは0.08より小
c) 黄色LED照明について:xは0.0025より小/値yは0.02より小
d) 赤色LED照明について:xは0.03より小/yは0.003より小。
光散乱性カバーの反射の色度座標の測定は、光散乱性カバーを白色のバックグラウンド(例えば白色に塗装されたボックス、実施例参照)の前で150Wの昼光ランプ(DIN 6173によるD65, Gueteklasse 1,例えばSiemens社)を用いて60cmの距離で上から照射し、かつ色彩測定を100cmの距離から同様に上から実施することにより行われる。色度座標の測定のために、当業者には市販の測定装置が提供されている。この色彩測定は、例えば色彩計(Chroma-Meter CS-10、Minolta社)を用いて実施することができる。LEDの色度座標は、例えばその発光スペクトルから計算することができるか又は製造元の表示から公知である。
黄色(もしくは黄緑色)の照明のための装置
使用したLEDは、例えば黄色(もしくは黄緑色)の光を放射することができ、色度座標はx/y=(0.5/0.5)±0.02の座標の範囲内にある。
カバーのプラスチックは、この場合に、ピラゾロン−イエロー0.075〜0.09、有利に0.081〜0.084質量%と、ペリノンオレンジ0.002〜0.004、有利に0.0028〜0.0032質量%とからなる混合物からなる基本着色を有することができる。さらに、蛍光着色剤、有利にペリレン系の蛍光着色剤、特に有利に蛍光着色剤Lumogen(R) F Gelb 170 (BASF)を、有利に0.005〜0.015質量%の濃度で含有している。
この着色は、散乱剤として1.5〜2.5質量%の量のBaSO4と組み合わせるのが有利である。
赤色の照明のための装置
使用したLEDは、例えば赤色光を放射することができ、色度座標はx/y=(0.67/0.33)±0.02の座標の範囲内にある。
カバーのプラスチックは、この場合に、ピラゾロン−イエロー0.2〜0.3、有利に0.22〜0.28質量%からなる基本着色を有することができる。さらに、蛍光着色剤、有利にペリレン系の蛍光着色剤、特に有利に蛍光着色剤Lumogen(R) F Rot 305 (BASF)を、有利に0.0025〜0.0075質量%の濃度で含有している。
この着色は、散乱剤として1.5〜2.5質量%の量のポリスチレンと組み合わせるのが有利である。
緑色の照明のための装置
使用したLEDは、例えば緑色光を放射することができ、色度座標はx/y=(0.16/0.73)±0.02の座標の範囲内にある。
カバーのプラスチックは、この場合に、Cu−フタロシアニン−グリーン0.03〜0.05、有利に0.035〜0.045質量%からなる基本着色を有することができる。さらに、蛍光着色剤、有利にペリレン系の蛍光着色剤、特に有利に蛍光着色剤Lumogen(R) F Gelb 083 (BASF)を、有利に0.01〜0.03質量%の濃度で含有していることができる。
この着色は、散乱剤として1.5〜2.5質量%の量のBaSO4又はポリスチレンと組み合わせるのが有利である。
青色の照明のための装置
使用したLEDは、例えば青色光を放射することができ、色度座標はx/y=(0.14/0.06)±0.02の座標の範囲内にある。
カバーのプラスチックは、アントラキノン−ブルー0.005〜0.015、有利に0.007〜0.012質量%で着色することもできる。さらに、蛍光着色剤、有利にペリレン系の蛍光着色剤、特に有利に蛍光着色剤Lumogen(R) F Violett 570 (BASF)を、有利に0.05〜0.15質量%の濃度で含有している。
この着色は、散乱剤として1.5〜2.5質量%の量のポリスチレンと組み合わせるのが有利である。
TiO2の添加
有利な実施態様の場合に、カバーのプラスチックは付加的にTiO2を0.001〜0.05質量%の濃度で含有している。それにより、約2〜10%の反射値の上昇を達成することができる。肉眼で視覚に観察する場合に、この着色の輝度は十分に著しく高められていると見られる。
使用
本発明による装置の場合に、前記した散乱剤含有の、着色されたプラスチックエレメントをカバーとして、有色LEDを光源として使用する。
発光ダイオード
入射光で測定した輝度Y(Cd/m2)(実施例6を参照)は、本発明による有色に調節された光散乱カバーでは次のようである:
青色LED照明のためのカバーの場合に12.5Cd/m2以上、緑色LED照明のためのカバーの場合に30Cd/m2以上、有利に40Cd/m2以上、特に有利に50Cd/m2以上、黄色LED照明のためのカバーの場合に100Cd/m2以上、有利に110Cd/m2以上、特に有利に120Cd/m2以上、赤色LED照明のためのカバー場合に25Cd/m2以上、有利に30Cd/m2以上、特に有利に40Cd/m2以上である。
光散乱性カバーの反射の輝度Y(Cd/m2)の測定は、光散乱性カバーを白色のバックグラウンド(例えば白色に塗装されたボックス、実施例参照)の前で150Wの昼光ランプ(DIN 6173によるD65, Gueteklasse 1,例えばSiemens社)を用いて60cmの距離で上から照射し、かつ輝度測定を100cmの距離から同様に上から実施することにより行われる。輝度の測定のために、当業者には市販の測定装置が提供されている。この輝度測定は、例えば色度座標と輝度とを測定する色彩計(Chroma-Meter CS-10、Minolta社)を用いて実施することができる。
規約反射率測定/透過率測定
この規約反射率測定は、例えば混合した反射の測定下で行うことができ、つまり、方向付けられた反射の成分と散乱した反射の成分とが捉えられる(DIN 5036, 第1部、第6項)。
この透過率測定は、例えば混合した透過の測定下で行うことができ、つまり、方向付けられた透過の成分と散乱した透過の成分とが捉えられる(DIN 5036, 第1部、第7項)。
この場合に選択された測定寸法の装置は、有利に配向されているか/半空間的である(DIN 5036, 第3部、第2項又は第3項及び表1)。
測定装置の構造(ウルブリヒト球を備えた二放射線−測定装置)は、有利にDIN EN ISO 13468-2及びDIN 5036, 第3部、第4項に従って行われる。
散乱値
散乱値の測定は、有利に多様な角度で輝度を測定しながら行われる(DIN 5036, 第1部、第5項)。この測定構造は、例えばASTM E 2387-05に従って行うことができる。
スペクトル測定の場合に、測定結果は実際に光源の選択とは無関係である。しかしながら、これは、所望の波長領域(一般に、380nm〜780nmの全体の可視光領域)で光が発せられるように行うべきである。
当業者による測定
当業者には、本発明において記載された測定値、測定法及び該当する規格は十分に公知である。その専門知識に基づいて、必要な全ての測定のために適した条件及び装置を選択することができる。当業者は、個々の場合に、場合により測定すべき試料の要求に適合させるか又は所定の測定条件の要求を変更することができる。基本的に、個々の場合に、複数の測定方法又は測定方法の変法が本発明の範囲内で挙げられた測定値の確認のために同様に適している。当業者は、その専門知識に基づいて及び開示された記載並びに示唆に基づいて、もちろん本発明の範囲内で信頼できかつ再現可能な測定結果に到達する。
実施例
実施例1
本発明による着色の赤1、黄1、青1及び緑1を有する光散乱性カバー
プレポリマーのメチルメタクリレート−シロップ(粘度約1000cP)1000部中に、
2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)1部を溶かした。
このバッチ中に、
可溶性ポリメチルメタクリレート樹脂3部、
硫酸バリウム20部及び表1記載の着色剤(これはメチルメタクリレート30部中に高速分散装置(ロータ/ステータ原理)を用いて分散させる)
からなる着色ペーストを添加した。
このバッチを、強力に撹拌し、3mmの太さのひもで間隔を空けたシリケートガラス室中に充填し、水浴で、45℃で約16時間重合させた。最終重合を、熱処理装置中で115℃で約4時間行った。
着色剤は表1参照。
実施例2
本発明による着色の赤2、黄2、青2及び緑2を有する光散乱性カバー
実施例1と同様であるが、表2による着色剤を用いて製造。
比較例
本発明によらない着色の赤3、黄3、青3及び緑3を有する光散乱性カバー
実施例1と同様であるが、表3による着色剤を用いて製造。
表1:
Figure 2009516341
数値は質量%。
表2
Figure 2009516341
数値は質量%。
表3(比較例)
Figure 2009516341
数値は質量%。
実施例4(本発明による)及び5(比較例)
色彩測定及び輝度
白色に塗装された、上方が開放されている、寸法90×470mm、高さ100mmのブリキボックス中に、内部底にそれぞれ32個のダイオード(例えばOSRAM (8 Module a' 4 LED))を取り付ける(多くの製造元からの標準−LEDであり、これは相互に比較可能な色調を示す)。電力供給ユニットを用いて、10Vの駆動電圧で、タイプに応じて許容される運転電流を320〜400mAに調節する。
上記のモデルをこのボックス上に取り付け、色彩的に評価する。入射光試験(昼光効果)を、150Wの昼光ランプ(DIN 6173によるD65, Gueteklasse 1,例えばSiemens社)を用いて約60cmの距離で上から照射することにより行う。LEDはこの場合スイッチオフされている。透過光試験は、暗くした室内でLEDをスイッチオンして、上記の運転装置により行う。色彩測定は、色彩計(Chroma-Meter CS-10、Minolta社)を用いて実施する。この機器は、光源及び物体色の非接触測定を行える。試料/機器の距離は1mである。この輝度Y(Cd/m2)はこの場合この機器でも測定される。
実施例1及び2による光散乱性カバーのLEDバックライト時の色彩測定及び輝度の結果(透過光の色度座標)を、表4に示す。表5は、実施例3からの比較試験の相応する色彩測定及び輝度と比較して示す。
実施例4
表4 (実施例1及び2の本発明による着色)
Figure 2009516341
実施例5
表5 (本発明によらない着色、実施例3参照)
Figure 2009516341
この結果(表4)は、上記の手順により製造された有色アクリルガラスを、先行技術による着色(表5)とを比較した場合、LEDバックライト時(夜間の効果)で透過の色度座標は相互にほとんど相違しなかったことを示す。この光散乱は、LEDに対して40mmの距離の場合でさえも、均質な照明が達成される程度に良好である。
表4に記載の色度座標を色度図(例えばDIN5033又は相応する標準的文献参照)にプロットする場合、この値(及びそれによる色調)は、色調的に同じ波長の線(無彩色点とそれぞれのLED色の色度座標とを結ぶ線)の付近で本発明により要求された範囲内にあることは明らかである。視覚的試験の場合に、入射光の場合と透過光の場合に、色調の良好な一致が認められる。
緑色LED用の図1により、着色の緑1及び緑2の反射は、520nm(緑色LEDについてのエネルギー最大値)で蛍光着色剤なしの比較試験(緑3)の値を明らかに上回っていることが認識できる。この反射値は、この範囲内で必要な28%を明らかに上回り、比較試験の緑3についての値を50%以上上回る。
実施例1及び2による光散乱性カバーの入射光の場合の色彩測定及び輝度の結果(反射もしくは規約反射の色度座標)を、表6に示す。表7は、実施例3からの比較試験の相応する色彩測定及び輝度と比較して示す。
輝度Y(Cd/m2)の結果(表6)は、上記の手順により製造された有色のアクリルガラスと、先行技術に相応する着色(表7)とを比較して、入射光(昼間の効果)で明らかに高い輝度が達成されることを示す。
実施例6
表6(例1及び2の本発明による着色)
Figure 2009516341
実施例7
表7 (本発明によらない着色、実施例3参照)
Figure 2009516341
約520nmで相対的エネルギー最大値を有する緑色LEDで照明した場合の3種の着色された光散乱性プラスチックディスクの反射スペクトルを示す図。 色度図を示す図。

Claims (22)

  1. 1つ又は複数の有色LEDと、前記LED色と同色に着色されたプラスチックからなる光散乱性カバーとを有し、前記プラスチックは1種又は数種の蛍光を発しない着色剤による基本着色を有する、青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオード(LED)を備えた照明装置において、前記光散乱性カバーは、基本着色に対してさらに、前記基本着色と色彩的に同色の少なくとも1種の蛍光を発する着色剤を含有し、その際、この着色剤混合は、光散乱性カバーが使用された1つ又は複数のLEDのエネルギー最大値の波長で少なくとも28%の反射を有するように調節され、その際、色度図及び光散乱性カバーの反射の色度座標及び使用された1つ又は複数のLEDの色度座標に関して、光散乱性カバーのx値とLEDのx値との差の値及び光散乱性カバーのy値とLEDのy値の差の値が、択一的に次のような関係:
    a) 青色LED照明について:値x 0.03より小/値y 0.05より小
    b) 緑色LED照明について:値x 0.05より小/値y 0.08より小
    c) 黄色LED照明について:値x 0.0025より小/値y 0.02より小
    d) 赤色LED照明について:値x 0.03より小/値y 0.003より小
    である、照明装置。
  2. 蛍光を発する着色剤を含有し、前記着色剤は使用した有色LEDのエネルギー最大値の波長領域において光を放射することを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 蛍光を発する着色剤を含有し、前記着色剤がペリレン誘導体であることを特徴とする、請求項1又は2記載の装置。
  4. LEDと光散乱性カバーとが相互に3〜12cmの距離で配置されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 光散乱性カバーが注型成形又は押出成形されたポリメチルメタクリレート−プラスチックからなることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. カバーのプラスチックがDIN5036により測定して少なくとも0.5の光散乱性を有することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 光散乱剤としてBaSO4、ポリスチレン又は架橋したプラスチックからなる光散乱ビーズを含有していることを特徴とする、請求項6記載の装置。
  8. 光散乱剤として、BaSO4又はポリスチレンを1.5〜2.5質量%の量で含有していることを特徴とする、請求項7記載の装置。
  9. LEDがボックス又はフレーム中に存在し、このボックス又はフレームが光散乱性カバーにより覆われていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. プラスチックからなる着色されたカバーの透過及び規約反射の色度図に関する色度座標が、無彩色点(x/y=0.33/0.33)とLEDの色度座標とを通過して延びる直線に関して、この直線の方向でLEDの色度座標から0.2x/y単位よりも大きく離れておらず、かつこの直線の両側に対して直角方向で0.05x/y単位よりも大きく離れていない範囲内にあることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. LEDが黄色光を放射し、かつ座標x/y=(0.5/0.5)±0.02の範囲内の色度座標を有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. カバーのプラスチックは、ピラゾロン−イエロー0.075〜0.09質量%及びペリノンオレンジ0.002〜0.004質量%を有する基本着色を有し、さらに蛍光着色剤Lumogen(R) F Gelb 170を、有利に0.005〜0.015質量%の濃度で含有することを特徴とする、請求項11記載の装置。
  13. LEDが赤色光を放射し、かつ座標x/y=(0.67/0.33)±0.02の範囲内の色度座標を有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  14. カバーのプラスチックは、ピラゾロン−イエロー0.2〜0.3質量%を有する基本着色を有し、さらに蛍光着色剤Lumogen(R) F Rot 305を、有利に0.0025〜0.0075質量%の濃度で含有することを特徴とする、請求項13記載の装置。
  15. LEDが緑色光を放射し、かつ座標x/y=(0.16/0.73)±0.02の範囲内の色度座標を有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  16. カバーのプラスチックは、Cu−フタロシアニン−グリーン0.03〜0.05質量%を有する基本着色を有し、さらに蛍光着色剤Lumogen(R) F Gelb 083を、有利に0.01〜0.03質量%の濃度で含有することを特徴とする、請求項15記載の装置。
  17. LEDが青色光を放射し、かつ座標x/y=(0.14/0.06)±0.02の範囲内の色度座標を有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  18. カバーのプラスチックは、アントラキノン−ブルー0.005〜0.015質量%を有する基本着色を有し、さらに蛍光着色剤Lumogen(R) F Violett 570を、有利に0.05〜0.15質量%の濃度で含有することを特徴とする、請求項17記載の装置。
  19. カバーのプラスチックがさらにTiO2を0.001〜0.05質量%の濃度で含有することを特徴とする、請求項1から18までのいずれか1項記載の装置。
  20. 光散乱性カバーは少なくとも20%の透過率を有することを特徴とする、請求項1から19までのいずれか1項記載の装置。
  21. 請求項1から20までのいずれか1項記載の照明可能な装置のためのカバーとしての、散乱剤含有の着色されたプラスチックエレメントの使用。
  22. 請求項1から20までのいずれか1項記載の照明可能な装置中の光源としての、有色の、もしくはほぼ単色光を放射するLEDの使用。
JP2008540584A 2005-11-14 2006-11-09 青色、緑色、黄色又は赤色発光ダイオードを備えた照明装置 Pending JP2009516341A (ja)

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