JP2009502566A - 太陽放射に作用する薄膜積層を備えたグレージング - Google Patents

太陽放射に作用する薄膜積層を備えたグレージング Download PDF

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Abstract

本発明の主題は、太陽放射に作用する薄膜積層を備えた透明の基材、特にガラス基材であって、積層はマグネトロンスパッタリングによって堆積され、積層が少なくとも高い光学的指標nの潤滑膜を含み、この潤滑膜は少なくとも1つの副膜を伴い、副膜が窒化ケイ素もしくは酸窒化ケイ素もしくは炭窒化ケイ素をベースとするか、あるいはアルミニウムおよび/またはジルコニウムの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物あるいはそれらの化合物の2つ以上の混合物(混合されたSi−AlまたはSi−Zrの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物)をベースとする基材である。

Description

本発明は太陽放射に作用する薄膜積層を備えたグレージング、特に熱絶縁性および/または太陽光防御を意図したグレージングに関する。
このタイプのグレージングは建物に取り付けるのに特に適切であり、この薄いフィルムのおかげで、太陽放射エネルギーの量を変えることにより、夏場に室内が過剰に加熱されることを防ぎ、そしてそれ故に室内の空気調整に必要なエネルギー消費を制限するのを助けることを可能にする。
本発明はまた、壁−被覆加工パネルの一部を形成するために不透明化されているこのタイプのグレージングに関しており、それはより簡単には「カーテンウォール」と呼ばれており、そしてそれは窓グレージングと組み合わせて、全体がグレージングである外面の建物を提供することを可能とする。
このような積層グレージング(そしてカーテンウォール)は、多くの制約を受けており、窓グレージングに関しては、用いられる膜は太陽放射を十分に除去しなければならない。更に、熱的性能は、グレージングの光学的なまた美的な外観を維持するものでなければならず、基材の光透過率のレベルを調整し、また美的に魅力のある色彩、特には外部反射における色彩、を維持することが可能なことが望ましい。このことは、反射における外観に関しては、カーテンウォールについても当てはまる。これらの膜はまた、十分に耐久性でなければならず、グレージングが一旦取り付けられたら、膜がグレージングの外面上にある場合には(例えば、二重グレージングユニットの中間のガス充填空洞へ向いている「内側の」表面とは対照的に)、より耐久性でなければならない。
他の制約は、徐々に与えられ、グレージングが少なくとも部分的にはガラス基材からなっている場合は、これらは1つまたはそれ以上の熱処理を受けなければならない可能性があり、例えばそれらを形作りたいと望む場合の曲げ操作(ショーウィンドウ)、または衝撃があった場合にそれらをより強く、より危険性が少なくしたいと望む場合の強化操作もしくはアニール操作を受けなければならない可能性がある。膜はガラス上にその熱処理の前に堆積されているという事実は、それらが損傷を与えられ、またその性質、特に光学的性質が実質的に変えられる危険があることを意味する(ガラスが熱処理されてしまった後に膜を堆積することは、複雑でまた費用が掛かる)。
最初の取り組みは、熱処理の後に膜によってガラスの光学的な外観を修正することおよび、この処理の後に、ガラスが目的の性能、特に光学的および熱的性能を取得するように膜を構成することにある。しかしながら、実際、このことは2つのタイプの積層を並行して製造する必要があることを意味し、1つは非強化の、曲げないグレージングのためのものであり、そして他方は強化され、曲げることができるグレージングのためのものである。これ以降、ガラスの光学的性質がひどくは変えられずに、そしてその外観が悪化されないで(光学的欠陥)、熱処理に絶えることができる薄い(干渉)膜の積層を考案することにより、これを避けることが試みられている。この膜は、それ故、「曲げることができる」または「強化できる」膜と呼ぶことが出来る。
建物用の太陽光防御グレージングの例は、特許EP−0511901およびEP−0678483の中に与えられ、これらは太陽放射を除去する機能性膜に言及しており、それはニッケル−クロム合金、選択的にはその窒化物で出来ており、またステンレススチールで出来ており、またはタンタルで出来ており、そしてSnO、TiOまたはTaなどの2つの金属酸化物の誘電体膜の間に配置される。そのようなグレージングは、満足できる機械的および化学的耐久性を備えた良好な太陽光防御グレージングを生み出すが、しかしながら本当に「曲げることができる」または「強化できる」ものではない、なぜならば機能性膜を取り囲む酸化膜は、曲げまたは強化処理の間にそれが酸化されるのを防ぐことはないからであり、酸化は光透過性および全体として全体的な外観の変化を伴う。
最近、低放射率グレージングとの関連で、曲げることができるまたは強化できる膜を作る多くの研究が実施され、その中では目標は、太陽光防御ではなく、むしろ高い光透過性を達成することである。特許EP−0718250中に記載されているように、銀機能性膜の上に、窒化ケイ素を基にした誘電体膜を用いることが既に提案されており、この物質は高温の酸化に関して比較的に不活性であり、そして下の銀膜を守るのに適切であることが立証されている。
太陽放射に作用し、そして曲げることができ、強化できると思われる他の積層が記載されており、それらは銀以外の機能性膜を用いており、特許EP−0536607は、TiNまたはCrNタイプの金属窒化物から作られる機能性膜を、金属またはケイ素誘導体から作られる保護膜を共に用い、特許EP−0747329はNiCrタイプのニッケル合金から作られる機能性膜を記載しており、それは窒化ケイ素膜と組み合わせられる。
太陽放射に作用する膜として酸化チタン(TiO)を用いる積層構造もまた知られており、この膜はフロートチャンバー中で熱的に堆積され、すなわちチタンベースの前駆体である液体または固体前駆体を熱分解することにより堆積される。
その製品は太陽放射に関する反射性能の観点からは満足できるけれども、その製造方法はもはや環境規制には適合しない。これは、熱分解技術が炭化水素タイプの溶剤中の有機金属前駆体の使用を必要とし、それは廃棄物およびガス状の排出が更なる処理を受けなければならないことを意味するからである。
更に、熱分解技術では、移動しているガラスリボンに面して、最適な光学的性質を備えた膜を得る目的で、可能な限り均一に有機金属前駆体を分散させることが出来るような、処理チャンバー中に置かれた、ノズルの使用が必要である。
しかしながら、熱的に堆積された、太陽光防御機能を与えるこれらの積層は、堆積技術および法的な要求を考慮すると、容易には改善することのできない性能レベルに到達してしまっている。
本発明の目的は、従って、マグネトロンスパッタリング技術により改善された太陽光防御グレージングを製造することを趣旨として、太陽放射に作用する新規なタイプの薄膜の積層を開発することである。目的とする改善は特に、積層を保持する基材がガラスタイプであるときに、耐久性、熱的性質、光学的性質およびいかなる損傷もなしに熱処理に耐える能力のよりよい妥協を得ることである。
本発明の他の目的は、この積層を、それが不透明にされたときに、カーテンウォールとしての使用に適合させることである。
本発明の主題は、第一には透明の基材であり、特にガラス基材であって、太陽放射に作用する薄膜の積層を備えたものであり、積層はマグネトロンスパッタリングによって堆積されるもので、光学的指標nの高い少なくとも1つの潤滑膜を含むことで特徴付けられ、この潤滑膜は少なくとも1つの副層と結合しており、この副層は窒化ケイ素、または酸窒化物または炭窒化物をベースにしており、あるいはアルミニウムおよび/またはジルコニウムの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物、あるいはこれらの化合物の少なくとも2つの混合物(混合されたSi−AlまたはSi−Zrの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物)である。
本発明の潤滑膜は、以下に詳細に説明するように、その厚さを調整することにより、太陽光防御効果をなお維持しながら、基材の光透過率の値を目的とする範囲内で変化させることができる。
副層の存在は、担体である基材上の積層によって与えられる光学的外観を、より柔軟に変更することを可能にする。更に、熱処理の場合には、それは追加的な障壁となり、特に酸素とガラス基材からのアルカリ金属に関しては追加的な障壁となり、これらの種は熱に向かって移動し、そして積層を分解する傾向にある。
更に、窒化ケイ素もしくは酸化ケイ素(SiおよびSiOと略される)または酸窒化ケイ素(Si、OおよびNのそれぞれの量を予め決めないでSiONと略される)をベースとした上層(overlayer)の選択は、幾つかの点で高度に有利であることがまた立証されており、このタイプの物質は、本発明の積層(潤滑膜および副層)の膜を、高温において、特に酸化から、その完全性を維持しながら、保護することが出来ること示しており、従って積層を保持する基材がガラスで作られまた該積層が膜の堆積後にこの種の熱処理を受けることが求められる場合に、本発明による積層を曲げることができ、強化できるようにし、強化するタイプの熱処理により引き起こされる光学的性質の変化は非常に小さく、光透過性および反射における外観の両方とも非常に少ししか変化しないので、人間の眼には感じられない程である。
最後に、本発明による積層は、それに続くエナメル加工とも両立することが発見されていて、このことはカーテンウォールの場合にとくに有利であり、それは一般にカーテンウォール用のグレージングを不透明化するには2つの取り得る方法があり、ラッカーがガラス上に堆積され、それが乾燥され、また穏やかな熱処理で硬化されるか、またはエナメルが堆積される、のいずれかであるからである。
エナメルは、通常堆積されるように、ガラスフリット(ガラス質のマトリックス)および色素として用いられる顔料を含む粉末(フリットおよび金属酸化物をベースにした顔料)、および媒体と呼ばれ、粉末をガラスに塗布させ、そして堆積の際にガラスに接着することを可能にする媒質からできている。最終的なエナメル被覆を得るには、炉で焼かなければならず、そしてこの焼成操作はしばしば、ガラスを強化し、曲げる操作に付随して行われる。エナメル組成物についての更なる詳細は特許FR−2736348、WO96/41773、EP−718248、EP−712813およびEP−636588を参照することができる。エナメルは、無機物の被覆であり、耐久性で、ガラスに付着力があり、そしてそれ故に有用な不透明化被覆である。しかしながら、グレージングが薄膜を予め備えている場合は、それを使用するのは2つの理由から慎重を要する。
−一方においては、エナメルの焼成は必然的に積層を高温の熱処理に付すことを意味し、それは積層がこの処理中に光学的に品質が低下する可能性がない場合にのみ可能であり、そして、
−他方では、時間とともにエナメルは化学物資を放出する傾向にあり、それが下にある膜中に拡散し、そしてそれらを化学的に変えてしまう。
しかしながら、窒化ケイ素もしくは酸窒化ケイ素または酸化ケイ素膜を用いて、薄層の積層を完成させることは、積層の全体を熱処理に耐えることができるようにさせること、またエナメル層から拡散され易いこれらの化合物への障壁として作用することの両方に非常に効果的である。
従って、本発明による積層は、積層で被覆されていない基材の表面上にエナメルを堆積させることができるのと同じように、エナメル加工でき、そして同じ膜を備えた窓グレージングに関して、外部反射における光学的な外観に認められるほどの変化を与えずに焼成される。これはまさにカーテンウォールにおける挑戦であり、つまり窓グレージングとの色彩の調和と、外観の可能な限りの類似性を与え、美的に魅力的な、全体的にグレージングで覆った壁面を形成することができる。
他の実施態様によれば、前のものを排除しないが、複数の副層、特に高屈折率(例えば、1.8と2.2の範囲)と低屈折率(例えば1.4と1.6の範囲)を交互に有するもの、を使用する用意がなされてもよい。これらは好ましくはSi(屈折率≒2)/SiO(屈折率≒1.45)、またはSi/SiO/Siタイプのひと続きである。これらのひと続きは反射における基材の外観を調整することを可能にし、特にR値を低減する目的および/またはその色彩を調整することを可能にする。
更に、窒化ケイ素もしくは酸窒化ケイ素をベースとする積層の膜はまた、ケイ素に対して少ない量の金属を含んでおり、金属は、例えばアルミニウムであり、特にその膜を構成する化合物の10質量%以下のアルミニウムである。このことは磁気的に強化された反応性スパッタリングによる膜の堆積速度の増加に有用であり、その中では金属の「ドーピング」がないケイ素ターゲットは十分には進まない。金属は更に、窒化物または酸窒化物によりよい耐久性を与えることができる。
上記の膜の厚さに関しては、潤滑膜については5から50nmの範囲の厚さを選択することが通常であり、特に5と30nmの範囲である。この厚さを選択することで、基材の光透過率を、建物に太陽光防御を与えるグレージングに用いられる範囲内、すなわち特に50から80%、または60から70%で変化させることを可能にする。もちろん、光透過性のレベルは他のパラメータを用いることによってもまた変えることができ、特に基材の厚さおよび組成、特に基材が透明または色つきのガラスからできている場合には基材の厚さおよび組成で変えることができる。
副層の厚さは、好ましくは5と70nmの範囲であり、特に10と35nmの範囲である。例えば、副層の厚さは15、20または25nmである。
任意で用いられる上層の厚さは、好ましくは1と10nmの範囲であり、特に2と7nmの範囲である。
Siタイプの、単一の副層がある場合には、その厚さは、例えば5から50nmであり、特に約10から30nm、または25nmである。それが幾つかの膜のひと続きである場合には、それぞれの膜は例えば、5から50nm、特に15から45nmの厚さを有することができる。
副層および/または上層は事実、誘電体の膜の重ね合わせの一部を形成することができる。1つの膜または他の膜を、そのように異なる屈折率の他の膜と組み合わすことができる。従って、積層は、基材と機能性膜との間に(または機能性膜の上に)、3つの交互構成、高屈折率膜/低屈折率膜/高屈折率膜を含んでいてもよく、「高屈折率」(少なくとも1.8から2)の膜またはそれらの内の1つは場合によりSiまたはAlNタイプの本発明の副層であり、また「低屈折率」(例えば1.7未満)の膜は、場合により酸化ケイ素SiOで作られている。
追加的な窒化金属膜の厚さは、好ましくは2から20nmの範囲であり、特に5から10nmの範囲である。従って、好ましくは薄層であり、従っておそらくは太陽光防御効果には金属膜によって与えられるほんの僅かの寄与しかしないであろう。
本発明の好ましい実施態様は、二酸化チタン(TiO)または二酸化ジルコニウム(ZrO)または酸化チタンと酸化亜鉛の混合物(OTiZn)またはケイ素とジルコニウム混合物の窒化物(SiZrN)を基にした潤滑膜、および窒化ケイ素を基にした副層、および窒化ケイ素(Si)または酸化ケイ素(SiO)を同様に基にした任意であるが上層を含む積層である。
本発明の主題はまた上記で一般的な形で記載した積層を備えた基材であり、また曲げることができ、および/または強化できる、および/またはエナメル加工できるものである。「曲げることができるおよび/または強化できる」積層は本発明の意味の中で理解され、基材上に堆積され、限られた光学的な変化を受けるものであって、そして(L、a、b)測色系においてΔE値が3未満、特に2未満である、と特に定量化することができる積層である。
ΔEは次のように定義される。ΔE=(ΔL*2+Δa*2+Δb*21/2、ここで、ΔL、ΔaおよびΔbは、L、aおよびbの熱処理の前と後の測定値の差異である。
積層を備えていない基材の表面は、公知の方法で、積層(それは基材の他の表面上にある)中に光学的な欠陥の出現がなく、そして限られた光学的変化しかなく、その表面上にエナメル組成物を堆積することができるならば、「エナメル加工ができる」と考えられ、光学的変化は上記のように定量化が可能である。このことはまた、炉で焼いてもあるいはグレージングが取り付けられて時間がたっても、いずれの場合も、エナメルとの接触においても積層の膜に望ましくない劣化がなく、それが満足な耐久性を有していることを意味している。
もちろん、このタイプの積層は、透明なまたは全体に着色されたガラスから作られている基材が用いられている場合に有利である。しかしながら、その曲げることができる/強化できる性質を利用しようと求めるのでなく、単にその満足な耐久性を求めるのがよい可能性があり、ガラス基材を用いるだけでなく、ガラスでできていない基材を用いることによって、その基材は、特に、ガラスを置き換えるポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレート(PMMA)などの硬いもしくは透明なポリマー材料、または他に、ある種のポリウレタンまたはポリエチレンテレフタレート(PET)のような柔軟なポリマー材料が用いられ、柔軟な材料は硬い基材に、それに機能性をもたせるために、種々の方法で接着させるか、または積層操作によって固定される。
本発明の主題はまた、「一体の(monolithic)」グレージング(すなわち、単一の基材をからなるグレージング)または二重グレージングタイプの断熱多重グレージングである。好ましくは、一体のグレージングでも二重グレージングのどちらでも、積層は2面(通常、グレージング集成体のガラス/基材表面は外側から、それが取り付けられた区画/部屋の内側に向かって番号が振られる)に設置され、そして太陽光防御効果を与える。
より特別には、本発明の有利なグレージングは50から80%、特に60から70%のTを有し、またT値に近似の太陽係数SFを有する。また、外部反射において好ましくは青または緑色を有し(基材のこちら側には膜は備えられていない)、特に(L、a、b)測色系では、負のaおよびb値(いかなる可能性のある熱処理の前と後でも)を有する。従って、建物に望ましい、魅力的であり、また反射において強すぎない色が得られる。
本発明の主題はまた、積層を備え、そしてカーテンウォールを作る目的で、ラッカーまたはエナメルタイプの被覆により部分的に不透明化された基材であり、不透明化の被覆は、積層で被覆されていない基材の表面に直接に接触している。従って、積層は、窓グレージングとカーテンウォールの両方において完全に同じものであることができる。
本発明によって特に表された用途は建物用のグレージングであるが、他の用途も想定することができることは明らかであり、特にサイドウィンドウ、サンルーフおよびリアウィンドウなどの車両の窓(非常に高い光透過性が要求されるフロントガラスは別にして)が想定できる。
本発明は以下に、限定する目的でない例を用いてより詳細に記載される。
全ての基材は、サン−ゴバンガラスフランス社から販売されているPLANILUXタイプの6mm厚の透明のガラスで造られる。
全ての膜は、磁気的に強化されたスパッタリングによって、公知の方法で堆積され、金属膜は、TiOの場合には酸化雰囲気中で金属ターゲットを用いて、窒化金属または窒化ケイ素膜は、窒素を含む反応性雰囲気中で(TiNでは100%N、そしてSiでは40%Ar/60%N)、適切な金属ターゲットまたはケイ素(8%アルミニウムをドープしたバルクケイ素)ターゲットを用いて堆積される。従って、Si膜は少量のアルミニウムを含んでいる。
例1
この例では、TiO潤滑膜およびSi副膜を以下のひと続きで用いている。
ガラス/Si(25nm)/TiO(20nm)
膜を堆積した後に、基材は次の熱処理をする:620℃で10分間加熱。
例2
この例では例1と同じ潤滑膜および同じ副膜を用いており、以下のひと続きで追加的なSiOの上層を備えている。
ガラス/Si(20nm)/TiO(20nm)/SiO(5nm)
被覆された基材は、次に例1と同じ熱処理をする。
下記の表1は、例1および2について、以下の性質を集めている。
−光透過率 T:D65光源での%で表した光透過率、
−外部反射(すなわち、被覆されたガラスを部屋に、積層を面2に備えた一体の(monolithic)グレージングとして取り付けた場合に、外側において測定したもの:%で表した外部反射(RLEXT);a (REXT)、b (REXT)、(L、a、b)測色系による外部反射における色の座標、
−内部反射:%で表したRLINTおよび測色データa (RINT)、b (RINT)、および
−エネルギー透過率:%で表したT
これらの全ての性質は2つ与えられており、1つは熱処理の前、そして1つは熱処理の後である。また、透過におけるΔE (T)、外部反射におけるΔE (REXT)および内部反射におけるΔE (RINT)が測定され、ここで透過については、以下の通りである。
ΔE=(ΔL*2+Δa*2+Δb*21/2
Δa=a(処理後)−a(処理前)
Δb=b(処理後)−b(処理前)
ΔL=L(処理後)−L(処理前)
Figure 2009502566
この表は、本発明による例1および例2が、熱処理の前と熱処理の後で、良く歩み寄った(compromis)ΔEを与えること(違いがほとんどない)を示しており、またそれらは良好な太陽光防御を与える。それらはまた美的な外観の点からも良好であり、特には外部反射において、aおよびb値が負であり、非常に強くはないが青−緑の色彩を与え、強い外部反射を伴っていて、グレージングとしては魅力的であるとされている。
注目すべきことは、それらの全ての利点が熱処理の後も維持されることであり、TおよびT値は1%以内に維持され、測色データの変化は非常に小さく、そして外部反射において1つの色から他への変化はない。光学的欠陥もない。測色データの変化の可能性を定量化するΔE値は透過において1.2以下のままであり、これは確かに曲げまたは強化タイプの処理を重大な劣化なく受けることの出来る積層である。強化された、アニールされた、または曲げ加工されたガラスとされていないガラスのいずれを求める場合でも、本発明は全く同じ性質が維持された太陽光防御積層を提供する。例1に関してされた説明は、透過の場合のΔE値以外は例2にもまた適用され、透過のΔEは、内部反射および外部反射の両方で、対応する値よりも大幅に小さい。
結論として、本発明の太陽光防御グレージングは建物に取り付けるのに極めて有利であり、しかしながら自動車および他のいずれの車両への応用も排除されず、それはサイドウィンドウ、リアウィンドウおよびサンルーフであり、それらはエナメル被覆をされていてもよい。従って、一定の積層で、特に目的とするTおよびT値の積層で、積層を変更する必要なく、熱処理を意図しない窓グレージングや曲げ/強化し/アニールしなければならない窓グレージングを製造することが可能であり、また窓グレージングと完全に測色値が調和するカーテンウォールを製造することが可能であり、カーテンウォールはラッカー加工したり、エナメル加工できる。従って、大型の基材上への干渉フィルムの製造を標準化することが可能であり、このことは工業的な観点からは大きな利点である。
本発明は外部反射のΔE値が1.2またはそれ未満の、強化可能な太陽光制御グレージングの開発をもたらした。
ラッカー加工されたよりもむしろ、エナメル加工された積層被覆カーテンウォールの製造もまた可能であり、それはまた工業的な観点から非常に有利である(エナメル加工は強化プロセスの間に行われるが、一方でラッカー加工は追加の製造ステップが必要となる)。

Claims (15)

  1. 太陽放射に作用する薄膜積層を備えた透明の基材、特にガラス基材であって、積層はマグネトロンスパッタリングによって堆積され、前記積層が光学的指標nの高い潤滑膜を少なくとも含み、この潤滑膜は少なくとも1つの副膜を伴い、この副膜が窒化ケイ素もしくは酸窒化ケイ素もしくは炭窒化ケイ素をベースとするか、あるいはアルミニウムおよび/またはジルコニウムの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物あるいはそれらの化合物の2つ以上の混合物(混合されたSi−AlまたはSi−Zrの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物)をベースとする、ことを特徴とする基材。
  2. 太陽放射に作用する薄膜積層を備えた透明の基材であって、前記積層が部分的にまたは全体が酸化金属をベースにした少なくとも1つの潤滑膜を含み、前記金属がチタンとジルコニウムからなる群に属し、前記潤滑膜が少なくとも1つの副層を伴い、この副層が窒化ケイ素もしくは酸窒化ケイ素もしくは炭窒化ケイ素をベースとするか、あるいはアルミニウムおよび/またはジルコニウムの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物あるいはそれらの化合物の2つ以上の混合物(混合されたSi−AlまたはSi−Zrの窒化物もしくは酸窒化物もしくは炭窒化物)をベースとする、ことを特徴とする基材。
  3. 前記積層が、潤滑膜の上に、更に少なくとも1つの、透明な誘電体で出来た上層を含み、この誘電体が窒化ケイ素および/または窒化アルミニウム、酸窒化ケイ素および/または酸窒化アルミニウムおよび酸化ケイ素から選ばれることを特徴とする請求項1または2記載の基材。
  4. 前記積層が、基材と機能性膜の間に複数の副層を含み、この副層が特に高屈折率膜と低屈折率膜の交互構造であって、Si/SiO、またはSi/SiO/Siなどであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の基材。
  5. 前記潤滑膜が、5から50nmの範囲の厚さ、特に5から30nmの範囲の厚さを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の基材。
  6. 前記副層の厚さが、5から70nmの範囲、特に10から35nmの範囲の厚さであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の基材。
  7. 任意である上層の厚さが、好ましくは1から10nmの範囲、特に2から7nmの範囲であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の基材。
  8. 前記積層が、酸化チタンの潤滑膜、窒化ケイ素の副層および、任意であるが窒化ケイ素または二酸化ケイ素から作られた上層を用いていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の基材。
  9. 曲げることができ、強化でき、および/またはエナメル加工できることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の基材。
  10. 透明のもしくは全体が着色されたガラスでできている、または柔軟なもしくは硬い、透明のポリマー材料でできていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の基材。
  11. 請求項1から10のいずれか1項記載の基材を組み込んだ一体のまたは二重のグレージングであって、薄膜積層が好ましくは面2上にあり、その番号はグレージングが区画または部屋に取り付けられたときに、基材の表面に外側から内側に振られていて、薄膜積層がグレージングに太陽放射防御効果を与えることを特徴としたグレージング。
  12. 50から80%、または60から75%の光透過率Tを有し、また太陽係数SFがT値に近似していることを特徴とする請求項10記載のグレージング。
  13. 基材側において外部反射が青または緑であり、好ましくは負のaおよびb値を有することを特徴とする請求項10または11記載のグレージング。
  14. ラッカーまたはエナメルの形態の被覆によって少なくとも部分的に不透明化されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の基材。
  15. 請求項14記載の不透明化された基材を含むカーテンウォールタイプの壁−被覆加工パネル。
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