JP2009297954A - 加飾パネル、ディスプレイ装置、及び、加飾パネルの製造方法 - Google Patents

加飾パネル、ディスプレイ装置、及び、加飾パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
シンプルな構造ながらも様々な模様を表示できる加飾パネルを提供する。
【解決手段】
加飾パネル100は、略正方形のアクリル樹脂板(装飾板)26とその四辺の周辺にそれぞれ配置された光源(青光源22、緑光源23、赤光源24、黄光源25)とを有する。樹脂板26は、例えば無色透明の樹脂であり、その裏面には凹凸をなす模様が形成されている。模様は、領域ごとに凹凸を有し方向が揃った複数のライン状の溝構造の集合となっており、領域によってラインの長手方向の向きが異なっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加飾パネル、ディスプレイ装置、及び、加飾パネルの製造方法に関する。
近年、パチスロ機などでは、外観に装飾を施すために様々な加飾パネルが提案されている。
例えば、装飾効果を上げるために、金属箔又はホログラム箔を使用して、樹脂基板、透明特殊フイルムなどに金属光沢を表現し図柄を楽しませる加飾パネル(装飾パネル)が提案されている。また、光の深みの質量感を印刷によって引き出し装飾効果を増大するという加飾パネルも提案されている。
特開2003-205079 実開平5-85631 実用新案登録3125616
さらに、印刷インクの転写により形成された凸凹から成る装飾要素を表面に有するパネル本体を具備し、パネル本体の表面に形成されている凸凹に、光線を衝突、散乱させて、本体正面又は裏面に導かれる散乱光により、装飾要素を浮き立たせるという加飾パネルも提案されている。
特開2008-55761
本発明は、上述の背景技術に鑑みてなされたものであり、シンプルな構造ながらも様々な模様を表示できる加飾パネルなどを提供することを目的とする。
この発明によれば、上述の目的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとおりの構成を採用している。以下、この発明を詳細に説明する。
本発明の第1の側面は、
凹凸部を表面に有する装飾板を備え、
前記装飾板に入射する光の少なくとも一部を凹凸部で反射することによって模様を表示する加飾パネルであって、
前記凹凸部には、光を反射する第1領域と、前記第1領域よりも光を反射しない第2領域とがあることを特徴とする加飾パネル
にある。
本構成によれば、光の反射の強度が領域によって異なるため、その差異を利用して模様を表示する加飾パネル得られる。
本発明の第2の側面は、
前記第1領域及び前記第2領域のうちの少なくとも一方は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、ライン状溝構造というシンプルな構造を採用しているため、複雑な模様を表示する加飾パネルであってもその製造を容易にすることができる。
本発明の第3の側面は、
前記第1領域及び前記第2領域は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であり、
前記第1領域ライン状溝構造の長手方向は、前記第2領域ライン状溝構造の長手方向と異なることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、ライン状溝構造というシンプルな構造の向きを変化させるといったシンプルなことによって、光を利用した模様を表示することができるようになる。
本発明の第4の側面は、
前記第1領域は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であり、
前記第1領域のライン状溝構造の長手方向は、光が入射する方向に対して略垂直であることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、第1領域における光の反射を大きくすることができるようになる。
本発明の第5の側面は、
前記第2領域は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であり、
前記第2領域のライン状溝構造の長手方向は、光が入射する方向に対して略平行であることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、第2領域における光の反射を小さくすることができるようになる。
本発明の第6の側面は、
光源をさらに備え、
光源の制御によって動画を表示することを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、シンプルな構造であるにもかかわらず、シンプルな方法によって動画を表示できる加飾パネルが得られる。
本発明の第7の側面は、
装飾板には蒸着箔が付されていることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、蒸着箔による光の乱反射などによってさらにデザイン性の高い加飾パネルが得られる。
本発明の第8の側面は、
前記装飾板の端部から光を入射する第1光源と、
前記第1光源が光を入射する位置と前記装飾板を挟んで対向する位置の端部から光を入射する第2光源と
をさらに備え、
前記第1光源の波長と前記第2光源の波長とは異なることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル
にある。
本構成によれば、第1光源からの光と第2光源からの光とを混色することができ、デザイン性の高い模様を表示することもできる加飾パネルが得られる。
本発明の第9の側面は、
方向が略揃った複数のライン状溝構造が形成された第1領域と、方向が略揃った複数のライン状溝構造が形成された第2領域とを有する装飾板と、
前記装飾板の端部から光を入射する第1光源と、
前記第1光源が光を入射する位置と前記装飾板を挟んで対向する位置の端部から光を入射する第2光源と、
前記第1光源が入射する位置及び前記第2光源が入射する位置とは異なる位置にある前記装飾板の端部から光を入射する第3光源と、
第3光源が光を入射する位置と前記装飾板を挟んで対向する位置の端部から光を入射する第4光源と、
を備え、
第1領域のライン状溝構造の長手方向は第2領域のライン状溝構造の長手方向と異なり、
前記第1光源の波長と前記第2光源の波長とは異なり、
前記第3光源の波長と前記第4光源の波長とは異なることを特徴とする加飾パネル
にある。
本構成によれば、極めてデザイン性の高い模様を表示することもできる加飾パネルが得られる。
本発明の第10の側面は、
請求項1から請求項9までのいずれかに記載された加飾パネルを有することを特徴とするディスプレイ装置
にある。
本発明の第11の側面は、
凹凸部を表面に有する装飾板を備え、
前記装飾板に入射する光の少なくとも一部を凹凸部で反射することによって表面に模様を表示する加飾パネルの製造方法であって、
加熱した版を、ホットスタンプ機で圧力をかけてプレスし版のパターンを転写することによって、装飾板の表面に凹凸部を形成することを特徴とする加飾パネルの製造方法
にある。
本構成によれば、加工スピードが極めて大きいため、低コストで加飾パネルを製造することができる。
本発明によれば、シンプルな構造ながらも様々な模様を表示できる加飾パネルなどが得られる。
本発明のさらに他の目的、特徴又は利点は、後述する本発明の実施の形態や添付する図面に基づく詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[概要]
図1は、本実施形態の加飾パネルの一例を示す図である。
加飾パネル100は、略正方形のアクリル樹脂板(装飾板)26とその四辺の周辺にそれぞれ配置された光源(青光源22、緑光源23、赤光源24、黄光源25)とを有する。樹脂板26は、例えば無色透明の樹脂であり、その裏面には凹凸をなす模様が形成されている。模様は、領域ごとに凹凸を有し方向が揃った複数のライン状の溝構造の集合となっており、領域によってラインの長手方向の向きが異なっている。また、樹脂板26の表面又は裏面には、装飾などのために金属光沢などを有する蒸着箔が付いていてもよい。なお、図において光源からの矢印は光の入射方向を模式的に示している。
光源には例えば発光ダイオード(LED)が用いられる。しかしながら、色彩を有する冷陰極管(Cold-Cathode Fluorescent Lamp、CCFL)、半導体レーザーなどでもよい。
加飾パネル100では、いわゆるエッジライト方式バックライト構造を採用している。光源22、23、24、25から出た光は樹脂板26の側部から入射する。このときには表面反射する光を除いた多くの光が樹脂板26内に入射する。
ここで、上述のとおり、樹脂板26裏面には、凹凸をなすライン状の模様が領域ごとに形成されている。このライン状模様の凹凸により、ラインの長手方向と交わる方向に直進していた光の一部は直進が妨げられ反射する。これにより、樹脂板26の色を領域ごとにコントロールすることができるようになる。つまり、樹脂板26裏面に転写されたラインパターンと、光源青22、緑23、赤24、黄25、の点灯、消灯の状態とによって、ラインパターンが形成された領域の色をコントロールできる。
たとえば、すべての光源を点灯させたとき(全点灯時)、縦方向のラインパターン27、29、31、33、35が形成された領域は、赤と青が半々なのでピンク調の色調となる。青の光源22に近いところにある、ラインパターン29、35が形成された領域は、紫に近い色調となる。また、横方向のラインパターン30、32が形成された領域は、緑と黄、半々なので黄緑調の色調となり、パターン28が形成された領域は緑に近い黄緑色調、ラインパターン34が形成された領域は黄色に近い黄緑になる。これによって、シンプルな構造であるにもかかわらず、樹脂板26ひいては加飾パネルの部分的な色指定が実現する。
なお、樹脂板26表面又は裏面には、反射シート、拡散シートなどが貼られていてもよい。反射シートなどが樹脂板26に貼られていれば、樹脂板26に入射した光は表面反射を繰り返して樹脂板26の広い面積に広がる。この際に反射ドットがあると、そこで光が散乱され、樹脂板26の表面から外に光が出て行く。樹脂板26では光源近傍の反射ドットの面積を小さく、光源22、23、24、25から遠く離れるほど反射ドットの面積を大きくすることにより樹脂板26全体が均一に光るように工夫することもできる。光源22、23、24、25から樹脂板26内に導かれた光を樹脂板26の全反射を用いて樹脂板26全面に導き、反射ドットに当たった光がその進路を変え、全反射角よりも小さい角度になった光が樹脂板26表面から出てくることを利用して、いわゆる導光版と同様に樹脂板26全面が均一に光るようさせることもできる。
[パターンによる色分けの原理]
図2は、パターンによる色分けの原理を示す図である。
鉛直方向に立てられたほぼ無色透明の樹脂板12の裏面には、凹凸を有するラインパターン6、7、8が転写されている。ラインパターンの向きは領域ごとに異なり、ラインパターン6及びラインパターン8はその長手方向が鉛直方向であり、ラインパターン7はその長手方向が水平方向である。樹脂板12の側部からは青色光源9が設けられている。なお、図において光源からの矢印は光の入射方向を模式的に示している。
青色光源9から光を当てるとラインパターン6、7は光の進行方向(入射方向)に対して垂直であるため、ラインパターン6、7の段差部で光が反射し、ラインパターン6、7が形成された領域は青色に表現できる。一方、それらの領域の間に形成されたラインパターン8は、水平ラインのため、青色光の反射が無く、限りなく無色になる。このようにして、色調の区分けができるようになる。
[点灯、消灯による動きのある表現]
図3は、点灯、消灯による動きのある表現を実現する場合を示す図である。
加飾パネル200は、略正方形の樹脂板21とその四辺の周辺にそれぞれ配置された光源13、14、15、16とを有する。樹脂板21の裏面には凹凸をなす模様が形成されている。模様は、領域ごとに凹凸を有し方向が揃った複数のライン状の溝構造の集合となっており、領域によってラインの長手方向の向きが異なっている。さらに、ラインパターン17、18、19、20が形成される領域はドーナツ状(円形のパターン)であり、4つの部分に分けられる。これらの領域は、樹脂板21の対角線上に位置する領域ごとにラインパターンの向きが揃っており、ラインパターン17、19は横方向、ラインパターン18、20は縦方向のライン状の溝が形成されている。また、光源13、14、15、16は、略正方形の樹脂板21の四辺の中心付近ではなく、ラインパターン17、18、19、20が形成された領域に近くなるように樹脂板21の角に近い場所に配置されている。なお、図において光源からの矢印は光の入射方向を模式的に示している。
光源13、14、15、16の点灯、消灯を順番に行うと、ラインパターン17、18、19、20が形成された領域が順に点灯、消灯される。これによって、パターンが回転している動画的表現(図では左回りに点灯する領域が移動する動画)も可能である。
[製造方法]
加飾パネルに使用する樹脂板表面に凹凸を形成するには、いわゆるホットスタンプ工法を採用することができる。すなわち、凹凸パターンを作成した版を準備しておき、この版で樹脂板にパターン転写することによって樹脂板表面に凹凸パターンを形成することができる。
図4は、樹脂板表面への透明パターン作成方法の一例を示す図である。
樹脂基材1を所定の位置に設置し、ホットスタンプ機2の熱板3に微細加工を施した版4を装着した。次に、一定の熱に加え、さらに高圧でプレスする事により版のパターンを転写した。これによって、透明の凹凸パターンが樹脂板表面に形成された。
樹脂板表面加工方法としては、レーザー彫刻、印刷も考えられる。しかしながら、樹脂等を加工対象とする場合には、特にレーザー彫刻の方法では、加工面に白濁が生じやすく意匠(デザイン、美観)的にやや難があり、さらに、加工時間がかかる為大量生産に不向きである。一方、ホットスタンプ工法は、版で表現できる全ての意匠表現がほぼ劣化なく転写できる点、また、エッジライトにて樹脂板表面に形成されたデザインを、昼夜を問わず鮮明に表現したい場合に深度を深くする必要があるが、簡単な高さ調整で極簡単に行う事ができる点で優れている。特に、ホットスタンプ工法であれば、他の方法に比べ加工スピードの速さで圧倒的に優れるため低コストにて加飾パネルを提供できるという利点もある。
図5は、蒸着箔付きパターン作成方法の一例を示す図である。樹脂基材1を所定位置に設置し、ホットスタンプ機2の熱板3に微細加工を施した版4を装着した。転写材料として蒸着箔5を介し一定の熱とさらに高圧でプレスすることにより版4のパターンを転写した。これによって蒸着箔付きの凹凸パターンを実現できた。
蒸着箔の存在は、エッジライト方式による光の反射対象としても使用できるが、自然光、蛍光灯などのパネル正面などからの明かりでもラインパターンの角度を変えることにより乱反射効果のため濃淡が生じ、より意匠性の高い表現ができるという利点をもたらす。
図6は、ラインパターン(凹凸)が形成された樹脂板の断面図である。
刻印版基材10に、彫刻及び腐食、レーザー彫刻にてラインパターン11を作成する。ラインの深度は、透明パターンの場合、デザインにより10ミクロン以上100ミクロン以下とするのが好ましい。蒸着箔仕様の場合は、蒸着箔は性質上伸びにくいため、深度は15ミクロン以上25ミクロン以下とするのが好ましい。また、ここでは、ライン間のピッチは、最小で120ミクロン程度に設定した。
[その他の実施形態]
ラインパターンの構成を工夫することにより色の区分、濃淡を一枚の板にて表現することができる。ラインパターンの構成には、縦、横、斜め、円、ピッチの変化などを挙げることができる。たとえば、アゲハ蝶が空中を飛ぶ様子のような、複雑な色表現、動きを伴う動画的表現も可能である
また、凹凸パターンと印刷(印刷パターン、印刷技術)の組み合わせによる加飾パネルであれば意匠性をさらに向上させることもできる。
なお、ホットスタンプ機はどのようなタイプでも使用できるが、次のものが例として挙げられる。(非特許文献1参照)
アップダウンタイプ。版を取り付けた熱盤が上下し、テーブル上の製品に箔と版を押しつけることで、製品上に箔を転写させるタイプである。動力源として、エアー、モーター、油圧などが考えられる。
ローリングタイプ。上下水平移動する熱盤と回転治具の組み合わせにより円筒製品の円周上にホットスタンプが出来るタイプである。熱盤が上下し回転治具が左右に移動するタイプでもよい。
平面転写機。テーブル上の製品に箔を介して、転写ロールが下降水平動作することでワークに転圧を掛け熱転写加工を行うタイプである。転写ロールが上下し、テーブルが左右に移動するタイプでもよい。
円周転写機。転写ロールが回転しながら上下し回転治具上の製品を回転させながら転写加工を行うタイプである。機械構造の違いにより、オーバル形状や多角形製品への転写も可能なタイプでもよい。
尼崎機械工業株式会社ホームページ[平成20年6月11日検索]、インターネット〈URL:http://www.amack.co.jp/hotstamp/index.html〉
また、装飾板表面の凹凸は、シンプルなラインパターンだけでなく、綾目ローレット状、筋目ローレット状、平目ローレット状、折板屋根形状でもよい。
装飾板は、アクリル板に白色インクで反射ドットを印刷した印刷方式、スタンパーやインジェクションでアクリル面に凹凸をつけた成型方式、アクリル板と反射板をドット状の粘着材で貼り付けた粘着ドット方式などで製造したものも使用可能である。
[用途]
以上の様々な特徴を生かし、SHOPサイン(スタンドサイン、壁面サイン、広告塔、ビル用サイン、突出サイン)、POPサインディスプレイ、ディスプレイ、オリジナル什器、アミュズメント用パネル(パチンコ、パチスロ)アーケイドゲーム機、その他商業施設の壁面提示用サインなどに本実施形態を用いることができる。また、鉄道線路などの高架下に設置する、夜間用の表示、あるいは交通標識一般、あらゆる用途の電光表示装置、ディスプレイ装置にも適用可能である。
[権利解釈など]
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について説明してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施形態の修正又は代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、この発明の説明用の実施形態が上述の目的を達成することは明らかであるが、多くの変更や他の実施例を当業者が行うことができることも理解されるところである。特許請求の範囲、明細書、図面及び説明用の各実施形態のエレメント又はコンポーネントを他の1つまたは組み合わせとともに採用してもよい。特許請求の範囲は、かかる変更や他の実施形態をも範囲に含むことを意図されており、これらは、この発明の技術思想および技術的範囲に含まれる。
本実施形態の加飾パネルの一例を示す図である。 パターンによる色分けの原理を示す図である。 点灯、消灯による動きのある表現を実現する場合を示す図である。 樹脂板表面への透明パターン作成方法の一例を示す図である。 蒸着箔付きパターン作成方法の一例を示す図である。 ラインパターン(凹凸)が形成された樹脂板の断面図である。
符号の説明
1 樹脂基材
2 ホットスタンプ機
3 熱板
4 版
5 蒸着箔
10 刻印版基材
11 ラインパターン
22 光源
23 光源
24 光源
25 光源
26 アクリル樹脂板(装飾板)
27 ラインパターン
28 ラインパターン
29 ラインパターン
30 ラインパターン
31 ラインパターン
32 ラインパターン
33 ラインパターン
34 ラインパターン
35 ラインパターン
100 加飾パネル

Claims (11)

  1. 凹凸部を表面に有する装飾板を備え、
    前記装飾板に入射する光の少なくとも一部を凹凸部で反射することによって模様を表示する加飾パネルであって、
    前記凹凸部には、光を反射する第1領域と、前記第1領域よりも光を反射しない第2領域とがあることを特徴とする加飾パネル。
  2. 前記第1領域及び前記第2領域のうちの少なくとも一方は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  3. 前記第1領域及び前記第2領域は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であり、
    前記第1領域ライン状溝構造の長手方向は、前記第2領域ライン状溝構造の長手方向と異なることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  4. 前記第1領域は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であり、
    前記第1領域のライン状溝構造の長手方向は、光が入射する方向に対して略垂直であることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  5. 前記第2領域は、方向が略揃った複数のライン状溝構造であり、
    前記第2領域のライン状溝構造の長手方向は、光が入射する方向に対して略平行であることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  6. 光源をさらに備え、
    光源の制御によって動画を表示することを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  7. 装飾板には蒸着箔が付されていることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  8. 前記装飾板の端部から光を入射する第1光源と、
    前記第1光源が光を入射する位置と前記装飾板を挟んで対向する位置の端部から光を入射する第2光源と
    をさらに備え、
    前記第1光源の波長と前記第2光源の波長とは異なることを特徴とする請求項1記載の加飾パネル。
  9. 方向が略揃った複数のライン状溝構造が形成された第1領域と、方向が略揃った複数のライン状溝構造が形成された第2領域とを有する装飾板と、
    前記装飾板の端部から光を入射する第1光源と、
    前記第1光源が光を入射する位置と前記装飾板を挟んで対向する位置の端部から光を入射する第2光源と、
    前記第1光源が入射する位置及び前記第2光源が入射する位置とは異なる位置にある前記装飾板の端部から光を入射する第3光源と、
    第3光源が光を入射する位置と前記装飾板を挟んで対向する位置の端部から光を入射する第4光源と、
    を備え、
    第1領域のライン状溝構造の長手方向は第2領域のライン状溝構造の長手方向と異なり、
    前記第1光源の波長と前記第2光源の波長とは異なり、
    前記第3光源の波長と前記第4光源の波長とは異なることを特徴とする加飾パネル。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載された加飾パネルを有することを特徴とするディスプレイ装置。
  11. 凹凸部を表面に有する装飾板を備え、
    前記装飾板に入射する光の少なくとも一部を凹凸部で反射することによって表面に模様を表示する加飾パネルの製造方法であって、
    加熱した版を、ホットスタンプ機で圧力をかけてプレスし版のパターンを転写することによって、装飾板の表面に凹凸部を形成することを特徴とする加飾パネルの製造方法。
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