JP2009291170A - 脂肪組織洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】脂肪組織Aを収容する容器2と、該容器2内に洗浄液Bを供給する洗浄液供給手段3と、容器2内に収容された脂肪組織Aと洗浄液Bとを攪拌することで脂肪組織Aを洗浄する攪拌手段4と、洗浄された脂肪組織Aの少なくとも一部を容器2から取り出す取り出し手段5とを備え、該取り出し手段5が、容器2の上部に設けられた取り出し口5aと、洗浄液Bの液面に浮遊する脂肪組織Aが取り出し口5aから押し出されるまで洗浄液供給手段3により容器2内に洗浄液Aを供給する供給制御部6とを備える脂肪組織洗浄装置1を提供する。
【選択図】図1
Description
この脂肪組織処理装置では、洗浄された脂肪組織に対して、消化酵素液を添加して攪拌することにより、脂肪組織を分解して脂肪由来細胞を単離させるようになっている。
本発明は、脂肪組織を収容する容器と、該容器内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記容器内に収容された脂肪組織と洗浄液とを攪拌することで脂肪組織を洗浄する攪拌手段と、洗浄された脂肪組織の少なくとも一部を容器から取り出す取り出し手段とを備え、該取り出し手段が、前記容器の上部に設けられた取り出し口と、洗浄液の液面に浮遊する脂肪組織が前記取り出し口から押し出されるまで前記洗浄液供給手段により容器内に洗浄液を供給する供給制御部とを備える脂肪組織洗浄装置を提供する。
このようにすることで、余分な脂肪組織が取り出し口から取り出されてしまうことを防止して所望の量の脂肪組織を正確に取り出すことができる。
このようにすることで、取り出し口から押し出された脂肪組織が回収容器に収容されるので、取り出された脂肪組織を無菌的に回収することができる。
このようにすることで、シリンジまたは柔軟な密封容器のように取り出される脂肪組織量に応じて内部容積を変化させて、回収容器内の内圧上昇を防止し、取り出しをスムーズに行うことができる。
このようにすることで、回収容器内に脂肪組織が収容されて行くに連れて排気口から回収容器内の空気が外部に放出されるので、回収容器内の内圧上昇を防止し、取り出しをスムーズに行うことができる。
本実施形態に係る脂肪組織洗浄装置1は、図1に示されるように、脂肪組織Aを収容する容器2と、該容器2内に洗浄液Bを供給する洗浄液供給手段3と、容器2内に収容された脂肪組織Aと洗浄液Bとを攪拌することで脂肪組織Aを洗浄する攪拌手段4と、洗浄された脂肪組織Aの少なくとも一部を容器2から取り出す取り出し手段5と、これらを制御する制御手段6とを備えている。
容器2の底面には、洗浄液供給手段3と、洗浄後の洗浄液Bを排出する廃液口8とが設けられている。また、容器2の上面には、取り出し手段5と、容器2内の圧力を調節するための通気口9とが設けられている。さらに、容器2の底面の下方にはロードセル10が配置され、該ロードセル10によって、容器2および容器2内に収容される収容物の重量が測定されるようになっている。
制御手段6は、洗浄液供給手段3を制御して必要量の洗浄液Bを容器2内に供給させるとともに、廃液口8のバルブ8aを開閉して容器2内の洗浄後の洗浄液Bを排出させ、攪拌手段4を作動させて、脂肪組織Aを洗浄させ、取り出し手段5を作動させて、取り出し口5aから脂肪組織Aを取り出させるようになっている。
本実施形態に係る脂肪組織洗浄装置1を用いて脂肪組織Aを洗浄し、洗浄された脂肪組織Aの一部を回収するには、図2に示されるように、まず、容器2内のフィルタ7上方の空間に脂肪組織Aを収容した状態(ステップS1)で、ロードセル10からの測定信号に基づいて制御手段6が脂肪組織Aの重量を算出する(ステップS2)。容器2および攪拌手段4の重量は既知であるので、ロードセル10による測定値から容器2および攪拌手段4の重量を減算することにより容器2内の脂肪組織Aの重量を算出することができる。制御手段6は、算出された脂肪組織Aの重量に基づいて、適正な洗浄液Bの量を算出することができる(ステップS3)。
また、本実施形態においては、ロードセル10により重量を測定することで、脂肪組織Aの量を測定することとしたが、これに代えて、容器2を透過する検出光により脂肪組織Aの表面位置を検出する光センサや、容器2内の脂肪組織Aの画像を取得するカメラにより取得された情報に基づいて脂肪組織Aの量を検出することとしてもよい。
さらに、本実施形態においては、取り出し口5aを容器2の上面に設けることとしたが、これに代えて、図6に示されるように、上面近傍の側面に設けることにしてもよい。
また、本実施形態においては、脂肪組織洗浄装置1について説明したが、洗浄後の脂肪組織Aに対して消化酵素液を供給して攪拌することにより脂肪組織Aを分解して脂肪由来細胞を単離させる生体組織処理装置に適用することにしてもよい。
B 洗浄液
1 脂肪組織洗浄装置
2 容器
3 洗浄液供給手段
4 攪拌手段
5 取り出し手段
5a 取り出し口
5b シリンジ(回収容器)
6 制御手段(供給制御部)
10 ロードセル(脂肪測定手段)
11 密封容器(回収容器)
14a 排気口
Claims (5)
- 脂肪組織を収容する容器と、
該容器内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
前記容器内に収容された脂肪組織と洗浄液とを攪拌することで脂肪組織を洗浄する攪拌手段と、
洗浄された脂肪組織の少なくとも一部を容器から取り出す取り出し手段とを備え、
該取り出し手段が、前記容器の上部に設けられた取り出し口と、洗浄液の液面に浮遊する脂肪組織が前記取り出し口から押し出されるまで前記洗浄液供給手段により容器内に洗浄液を供給する供給制御部とを備える脂肪組織洗浄装置。 - 容器内に収容された脂肪組織の量を測定する脂肪測定手段を備え、
前記制御部が、前記脂肪測定手段により測定された脂肪組織量に基づいて容器内に供給する洗浄液量を算出する請求項1に記載の脂肪組織洗浄装置。 - 前記取り出し口に、取り出された脂肪組織を収容する回収容器が接続されている請求項1または請求項2に記載の脂肪組織洗浄装置。
- 前記回収容器が、取り出される脂肪組織量に応じて内部容積を変化させるシリンジまたは柔軟な密封容器である請求項3に記載の脂肪組織洗浄装置。
- 前記回収容器に、排気口が設けられている請求項3に記載の脂肪組織洗浄装置。
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JPH08511955A (ja) * | 1993-07-01 | 1996-12-17 | バクスター・インターナショナル・インク | 微小血管細胞を単離させる方法と装置 |
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2008
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