JP2009283302A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータの端部に設けられたシール部材の損傷を良好に抑制することができ、前記セパレータの電気的絶縁性を向上させることを可能にする。
【解決手段】単位セル12は、電解質膜・電極構造体30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する第1及び第2金属セパレータ32、34とを備える。第1金属セパレータ32の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部53が設けられるとともに、前記折り返し部53は、第1シール部材54に囲繞されている。第2金属セパレータ34の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部55が設けられるとともに、前記折り返し部55は、第2シール部材56に囲繞されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体と、セパレータとが複数積層された積層体を箱状ケーシング内に収容する燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)を採用している。この電解質膜の両側にアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持することにより燃料電池が構成されている。
通常、この燃料電池は、所望の発電力を得るために、所定数(例えば、数十〜数百)だけ積層した燃料電池スタックとして使用されている。この燃料電池スタックは、燃料電池の内部抵抗の増大や反応ガスのシール性の低下等を阻止するために、積層されている各燃料電池同士を確実に加圧保持する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックが知られている。この燃料電池スタックは、一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体と、セパレータとが複数積層された積層体を、箱状ケーシング内に収容している。ケーシングは、積層体の積層方向両端部に配置される端板と、前記積層体の側部に配置される複数の側板と、前記積層体の角部に配置されるアングル部材とを備えている。
特開2006−221846号公報
ところで、上記の燃料電池スタックでは、セパレータとして金属セパレータが使用される場合がある。カーボンセパレータに比べて容易に薄肉化が可能であり、燃料電池スタック全体の小型化が有効に図られるからである。
金属セパレータは、一般的に金属プレートの外周部に絶縁用のシール部材(ゴム被覆)が一体成形されている。その際、金属プレートは、相当に薄板状に構成されている。このため、特に、車載用燃料電池スタックとして用いられる場合、側方(積層体の側部)から外部荷重が付与されると、前記金属プレートの端部エッジによりシール部材が破損されるおそれがある。これにより、金属プレートとケーシングとの電気的絶縁距離が減少し、絶縁性が低下して短絡し易いという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、セパレータの端部に設けられたシール部材の損傷を良好に抑制することができ、前記セパレータの電気的絶縁性を向上させることが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体と、セパレータとが複数積層された積層体を箱状ケーシング内に収容する燃料電池スタックに関するものである。
セパレータは、金属プレートを備えるとともに、前記金属プレートの端部には、箱状ケーシングの内面に対向する部位に折り返し部が設けられ、且つ前記折り返し部を囲繞してシール部材が一体成形されている。
また、金属プレートの端部には、外周全域にわたって折り返し部が設けられることが好ましい。
さらに、折り返し部は、箱状ケーシングの内面に対向し且つ該内面と平行に延在する平坦部位を有することが好ましい。
本発明では、箱状ケーシングの内面に対向する金属プレートの端部に、折り返し部が設けられるため、積層体の側部から外部荷重が付与された際、前記金属プレートの端部エッジでシール部材を損傷させることがない。これにより、セパレータの電気的絶縁性を良好に向上させることが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部分解概略斜視図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の一部断面側面図である。燃料電池スタック10は、好適には、車載用燃料電池スタックとして使用可能である。
燃料電池スタック10は、複数の単位セル12が水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁プレート18及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁性スペーサ部材22(絶縁プレート18を用いてもよい)及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。燃料電池スタック10は、四角形に構成されるエンドプレート20a、20bを端板として含むケーシング24により一体的に保持される。
図2及び図3に示すように、各単位セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ32、34とを備える。
単位セル12の長辺方向(図3中、矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔36a、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔38a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔40bが設けられる。
単位セル12の長辺方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔36bが設けられる。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するアノード側電極44及びカソード側電極46とを備える。
アノード側電極44及びカソード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に形成される。
第1金属セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、燃料ガス供給連通孔40aと燃料ガス排出連通孔40bとを連通し矢印B方向に延在する燃料ガス流路48が形成される。第1金属セパレータ32の面32bには、冷却媒体供給連通孔38aと冷却媒体排出連通孔38bとを連通し矢印B方向に延在する冷却媒体流路50が形成される。
第2金属セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、矢印B方向に延在する酸化剤ガス流路52が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路52は、酸化剤ガス供給連通孔36aと酸化剤ガス排出連通孔36bとに連通する。第2金属セパレータ34の面34bには、第1金属セパレータ32の面32bと重なり合って冷却媒体流路50が一体的に形成される。
第1金属セパレータ32の端部には、図4に示すように、ケーシング24の内面(後述する側板60a〜60dの内面)に対向する部位に、すなわち、前記端部の外周全域にわたって折り返し部53が設けられる。折り返し部53は、例えば、アノード側電極44から離間する方向に屈曲するとともに、セパレータ面との間に所定の隙間Sを有して形成される。第1金属セパレータ32の面32a、32bには、この第1金属セパレータ32の外周端縁部を周回して(少なくとも折り返し部53を囲繞して)第1シール部材54が一体成形される。
第2金属セパレータ34の端部には、ケーシング24の内面(後述する側板60a〜60dの面)に対向する部位に、すなわち、前記端部の外周全域にわたって折り返し部55が設けられる。折り返し部55は、例えば、カソード側電極46から離間する方向に屈曲するとともに、セパレータ面との間に所定の隙間Sを有して形成される。
第2金属セパレータ34の面34a、34bには、この第2金属セパレータ34の外周端縁部を周回して(少なくとも折り返し部55を囲繞して)第2シール部材56が一体成形される。
図2に示すように、第1及び第2シール部材54、56間には、固体高分子電解質膜42の外周が、直接、ケーシング24に接触することを阻止するために、シール57が介装される。
図1に示すように、ターミナルプレート16a、16bの略中央部には、積層方向に突出する棒状の端子部58a、58bが形成される。端子部58a、58bには、例えば、走行用モータ等の負荷が接続される。
ケーシング24は、端板であるエンドプレート20a、20bと、積層体14の側部に配置される複数の側板60a〜60dと、前記側板60a〜60dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材62a〜62dと、前記エンドプレート20a、20bと前記側板60a〜60dとを連結するそれぞれ長さの異なる連結ピン64a、64bとを備える。側板60a〜60dは、例えば、薄板金属製プレートで構成される。
エンドプレート20a、20bの上下各辺には、それぞれ2つの第1ヒンジ部66a、66bが突出形成されるとともに、両側の各辺には、それぞれ2つの第1ヒンジ部66c、66dが突出形成される。第1ヒンジ部66a〜66dには、孔67a〜67dが貫通形成される。
積層体14の矢印B方向両側に配置される側板60a、60cの長手方向(矢印A方向)両端には、第2ヒンジ部70a、70bが2つずつ形成される。積層体14の上下両側に配置される側板60b、60dの長手方向両端には、第2ヒンジ部72a、72bが3つずつ形成される。第2ヒンジ部70a、70bには、孔部71a、71bが形成されるとともに、第2ヒンジ部72a、72bには、孔部73a、73bが形成される。
側板60a、60cの各第2ヒンジ部70a、70b間には、エンドプレート20a、20bの両側の各辺の第1ヒンジ部66c、66dが配置されるとともに、これらに短尺な連結ピン64aが一体的に挿入される。
同様に、側板60b、60dの第2ヒンジ部72a、72bがエンドプレート20a、20bの上辺及び下辺の第1ヒンジ部66a、66bと交互に配置されるとともに、これらに長尺な連結ピン64bが一体的に挿入される。
図1に示すように、側板60a〜60dには、短手方向両端縁部にそれぞれ複数のねじ孔74が形成される一方、アングル部材62a〜62dの各辺には、前記ねじ孔74に対応して孔部76が形成される。各孔部76に挿入される各ねじ77がねじ孔74に螺合することにより、アングル部材62a〜62dを介して側板60a〜60d同士が固定される。これにより、ケーシング24が構成される(図5参照)。
図1及び図5に示すように、側板60bの矢印A方向両端には、この側板60bよりも肉厚な取り付け板部材79が固着されるとともに、前記取り付け板部材79には、連結ピン64bを挿入するための3つの第2ヒンジ部72aが接合される。なお、接合強度や形状等を維持可能であれば、第2ヒンジ部72aを側板60bに直接接合してもよい。
側板60a、60c及び60dは、図1に示すように、上記の側板60bと同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。また、エンドプレート20a、20bは、必要に応じて上記の側板60bと同様に構成してもよい。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
この燃料電池スタック10では、先ず、図5に示すように、エンドプレート20aの酸化剤ガス供給連通孔36aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔40aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体供給連通孔38aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。このため、積層体14では、矢印A方向に重ね合わされた複数の単位セル12に対し、酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体が矢印A方向に供給される。
図3に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔36aから第2金属セパレータ34の酸化剤ガス流路52に導入され、電解質膜・電極構造体30のカソード側電極46に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔40aから第1金属セパレータ32の燃料ガス流路48に導入され、電解質膜・電極構造体30のアノード側電極44に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極44に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔36bに沿って流動した後、エンドプレート20aから外部に排出される。同様に、アノード側電極44に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔40bに排出されて流動し、エンドプレート20aから外部に排出される。
また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔38aから第1及び第2金属セパレータ32、34間の冷却媒体流路50に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体排出連通孔38bを移動してエンドプレート20aから排出される。
この場合、第1の実施形態では、図2及び図4に示すように、第1金属セパレータ32の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部53が設けられるとともに、前記折り返し部53は、第1シール部材54に囲繞されている。同様に、第2金属セパレータ34の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部55が設けられるとともに、前記折り返し部55は、第2シール部材56に囲繞されている。
このため、燃料電池スタック10に積層体14の側部から、図4中、外部荷重Fが付与された際、第1及び第2金属セパレータ32、34の端部エッジで第1及び第2シール部材54、56を損傷させることがない。これにより、第1及び第2金属セパレータ32、34の電気的絶縁性を良好に向上させることが可能になるという効果が得られる。
しかも、折り返し部53、55は、所定の隙間Sを設けている。従って、第1及び第2シール部材54、56が第1及び第2金属セパレータ32、34に一体成形される際、隙間Sにもシール材が充填される。これにより、第1及び第2シール部材54、56は、第1及び第2金属セパレータ32、34に確実且つ強固に固定されて抜け止めされるとともに、前記第1及び第2金属セパレータ32、34の剛性が有効に向上するという利点がある。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック80を構成する単位セル82の要部拡大説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
単位セル82は、電解質膜・電極構造体30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ84、86とを備える。第1金属セパレータ84の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部88が設けられるとともに、前記折り返し部88は、第1シール部材54に囲繞されている。第2金属セパレータ86の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部90が設けられるとともに、前記折り返し部90は、第2シール部材56に囲繞されている。
折り返し部88、90は、ケーシング24の内面に対向し且つ前記内面と平行(矢印M方向)に延在する平坦部位を有する。
このように構成される第2の実施形態では、燃料電池スタック80に積層体14の側部から外部荷重Fが付与された際、第1及び第2金属セパレータ84、86の端部エッジで第1及び第2シール部材54、56を損傷させることがない等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
しかも、折り返し部88、90は、ケーシング24の内面に対向し且つ前記内面と平行(矢印M方向)に延在する平坦部位を有している。従って、ケーシング24に対向する面積が増加され、第1及び第2金属セパレータ84、86に作用する応力を一層良好に緩和することができる。その上、第1及び第2シール部材54、56の損傷も、一層確実に阻止することが可能になる。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック100を構成する単位セル102の要部拡大説明図である。
単位セル102は、電解質膜・電極構造体30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ104、106とを備える。第1金属セパレータ104の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部108が設けられるとともに、前記折り返し部108は、第1シール部材54に囲繞されている。第2金属セパレータ106の端部には、ケーシング24の内面に対向する部位に折り返し部110が設けられるとともに、前記折り返し部110は、第2シール部材56に囲繞されている。
折り返し部108、110は、ケーシング24の内面に対向し且つ前記内面と平行(矢印M方向)に延在する平坦部位と、折り返し基部側に向かう屈曲部位とを有し、略三角形状に構成される。
このように構成される第3の実施形態では、燃料電池スタック100に積層体14の側部から荷重Fが付与された際、第1及び第2金属セパレータ104、106の端部エッジで第1及び第2シール部材54、56を損傷させることがない等、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
しかも、折り返し部108、110は、ケーシング24の内面に対向し且つ前記内面と平行(矢印M方向)に延在する平坦部位を有している。従って、ケーシング24に対向する面積が増加される等、上記の第2の実施形態と同様の効果が得られる他、剛性の一層の向上が図られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの一部断面側面図である。 前記燃料電池スタックを構成する単位セルの分解斜視説明図である。 前記単位セルの要部拡大説明図である。 前記燃料電池スタックの斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する単位セルの要部拡大説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する単位セルの要部拡大説明図である。
符号の説明
10、80、100…燃料電池スタック
12、82、102…単位セル 14…積層体
20a、20b…エンドプレート 24…ケーシング
30…電解質膜・電極構造体
32、34、84、86、104、106…金属セパレータ
42…固体高分子電解質膜 44…アノード側電極
46…カソード側電極 48…燃料ガス流路
50…冷却媒体流路 52…酸化剤ガス流路
53、55、88、90、108、110…折り返し部
54、56…シール部材 60a〜60d…側板
64a、64b…連結ピン
66a〜66d、70a、70b、72a、72b…ヒンジ部

Claims (3)

  1. 一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体と、セパレータとが複数積層された積層体を箱状ケーシング内に収容する燃料電池スタックであって、
    前記セパレータは、金属プレートを備えるとともに、
    前記金属プレートの端部には、前記箱状ケーシングの内面に対向する部位に折り返し部が設けられ、且つ前記折り返し部を囲繞してシール部材が一体成形されることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記金属プレートの端部には、外周全域にわたって前記折り返し部が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記折り返し部は、前記箱状ケーシングの前記内面に対向し且つ該内面と平行に延在する平坦部位を有することを特徴とする燃料電池スタック。
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