JP2009276875A - バッテリー駆動型情報処理装置、バッテリー駆動型情報処理方法、バッテリー駆動型情報処理プログラム、バッテリー駆動型情報処理プログラムを記録した記録媒体、バッテリー駆動型情報処理集積回路 - Google Patents

バッテリー駆動型情報処理装置、バッテリー駆動型情報処理方法、バッテリー駆動型情報処理プログラム、バッテリー駆動型情報処理プログラムを記録した記録媒体、バッテリー駆動型情報処理集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリー駆動型情報処理装置において、ユーザから入力されるデータ内容に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止することによって、バッテリーを有効活用し、さらに、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができることを目的とする。
【解決手段】ユーザから受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出し、バッテリー残量検出部によって検出されたバッテリー残量が、算出されたバッテリー量以下になる場合には、ユーザからデータの入力を禁止することによって、バッテリーを有効活用し、さらに、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリー駆動型情報処理装置に関するものである。
携帯電話や携帯型パーソナル・コンピュータなど、バッテリー駆動型情報処理装置は、その限られたバッテリー量によりさまざまな制約を受ける。例えば、ユーザがデータ処理を行っている最中に全バッテリーを消費してしまった場合、データに不整合が発生する、あるいは、データそのものが消失してしまうなどの問題などである。
このような問題に対し、従来のバッテリー駆動型情報処理装置は、予め決められた閾値を用いて対処している。具体的には、バッテリー残量が残り少なくなってきてバッテリー残量が予め決められた閾値以下になった場合には、データをサーバに送信することでデータをサーバに記憶し、さらに、ユーザがデータの書き換え動作をすることを禁止していた。このような構成により、データを確実にサーバに記憶することを可能にし、さらに、データの消失または、サーバに記憶されているデータとの同一性を確保することを可能にしていた。
このような従来の技術としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
特開平10−149235号公報
従来技術は、バッテリー残量が予め決められた閾値以下になった場合にデータ処理を行い、ユーザがデータ処理することを禁止していた。
しかしながら、当然、処理するデータ量によって、そのデータを処理するために必要なバッテリー量は変化する。したがって、処理するデータ量によっては、予め決められた閾値が適切なバッテリー残量値にならないという課題がある。例えば、閾値を適切なバッテリー残量値よりも大きく設定してしまっていた場合には、バッテリー残量に余裕があるのにも関わらず、ユーザがデータ処理できなくなってしまう。一方、閾値を適切なバッテリー残量値よりも小さく設定してしまっていた場合には、何かトラブルがあれば、データ処理中に電力が尽きてしまい、データ処理を完了することが保証されなくなってしまう。さらに、サーバへのデータ送信に必要な電力量が、通信手段、そのときの電波状況、送信リトライ回数などにより影響を受けてしまうといった課題もある。
したがって、本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ユーザから入力されるデータ内容に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止することによって、バッテリーを有効活用し、さらに、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザからデータの入力を受け付ける入力受付部と、バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出部と、前記入力受付部で受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するバッテリー量算出部と、を備え、前記バッテリー残量検出部によって検出されたバッテリー残量が前記バッテリー量算出部で算出されたバッテリー量以下になる場合に、ユーザから前記データの入力を禁止することを特徴とする情報処理装置とした。
本発明によれば、ユーザから受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出して、バッテリー残量が、算出されたバッテリー量以下になる場合に、ユーザからデータの入力を禁止するという構成にしたことにより、ユーザから入力されるデータ内容に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止するので、バッテリーを有効活用することができるという効果が得られる。そして、さらに、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態におけるバッテリー駆動型情報処理装置について、図面を参照しながら説明する。
図1はバッテリー駆動型情報処理装置100の構成図である。
図1に示したように、本実施の形態におけるバッテリー駆動型情報処理装置100は、バッテリー101と、入力受付部102と、表示部103と、バッテリー残量検出部104と、制御部105と、通信部106と、記憶部107、バッテリー量算出部108とを備える。
バッテリー101は、バッテリー駆動型情報処理装置100の動作に必要な電力を供給する。
入力受付部102は、ユーザからデータの入力を受け付けるために用いるユーザーインタフェースデバイスである。例えば、PDAに配列されたキーボード、機器に配列された入力ボタン、或いは着脱自在のマウス、キーボードである。また、マイクなどの音声入力機器などであってもよい。
表示部103は、入力受付部102から入力されたユーザの操作情報や、制御部105で処理されたデータの処理結果を表示するディスプレイデバイスである。例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、タッチパネル式ディスプレイ、LCD(Liguid Crystal Display;液晶表示器)、ブラウン管などである。
バッテリー残量検出部104は、バッテリー101の残量を検出する。なお、本実施の形態では、バッテリー残量の検出方法として、電力レベルに基づく方法を用いているが、これに限られるものではなく、電圧レベルに基づく方法、あるいは、累積電流レベルに基づく方法などを用いてもよい。
制御部105は、記憶部107に記憶されたプログラムにしたがって、データ処理を実行する。さらに、バッテリー残量検出部104によって検出されたバッテリー残量が、後述するバッテリー量算出部108で算出されたバッテリー量以下になる場合には、ユーザからデータの入力を禁止する。このような構成にすることによって、ユーザから入力されるデータ内容に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止するので、バッテリーを有効活用することができる。さらに、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができる。
また、データの入力を禁止するとともに、前記データをサーバに送信して、サーバの記憶媒体に記憶してもよい。このような構成にすることによって、バッテリー駆動型情報処理装置100にユーザから受け付けたデータを記憶しておく記憶容量が足りない、または、バッテリー駆動型情報処理装置100に記憶媒体そのものがない場合であっても、データをサーバに記憶しておくことができる。
さらに、制御部105は、入力受付部で受け付けたデータの容量が、後述する記憶部107の所定の記憶容量以上になる場合であって、バッテリー残量検出部104によって検出されたバッテリー残量が、後述するバッテリー量算出部108で算出されたバッテリー量以上である場合には、データをサーバに送信して、サーバにデータを記憶するようにしてもよい。このような構成にすることによって、バッテリー駆動型情報処理装置100に記憶部がある場合であっても、ユーザから受け付けたデータを記憶しておく記憶容量が足りなくなってしまう場合がある。このような場合であっても、データをサーバに記憶しておくことにより、データの保証が確実にできる。
さらに、また、後述する通信部106が複数の通信手段を備えている場合には、制御部105は、バッテリー残量検出部104によって検出されたバッテリー残量が、後述するバッテリー量算出部108によって算出されるバッテリー残量以下になった場合に、処理対象であるデータをサーバへ送信するために必要となる電力量が最小となる通信手段を選択する機能を有してもよい。このような構成にすることによって、ユーザの操作を禁止するまでのバッテリー量を少しでも有効活用できる。
通信部106は、サーバ200とのデータ通信を行う単一または複数の通信手段を備える。サーバ200とのデータ通信を行う通信手段としては、例えば、Bluetooth、WiFi、WiMAX、PDC、CDMAなどが考えられる。
記憶部107は、ROM(Read Only Memory)または、RAM(Random Access Memory)または、HDD(Hard Disk Drive)である。記憶部107は、所定の記憶容量を備えており、ユーザから受け付けたデータを記憶する。また、記憶部107は、バッテリー駆動型情報処理装置100を制御するプログラムを記憶している。制御部105は、記憶部107が格納するコンピュータプログラムを、必要に応じて記憶部107に書き込み、コンピュータプログラムが規定する処理を実行する。また、記憶部107は、制御部105が処理を実行するのに伴って発生するデータを一時的に記憶する媒体としても機能する。記憶部107には、フラッシュROMのように書き込みが可能で、電源を切っても記憶内容を保持できる不揮発性のメモリや記憶媒体も含まれる。また、記憶部107には、電源を切ると記憶内容が保持されない揮発性のメモリや記憶媒体、または、内蔵するハードディスクに対して、コンピュータプログラム、或いはデータを書き込み及び読み出す装置も含まれる。
なお、記憶部107に記憶されているプログラムには、後述するバッテリー量算出部108の処理を行うバッテリー残量閾値判定プログラムを含むようにしてもよい。この場合、バッテリー駆動型情報処理装置100は、記憶部107からバッテリー残量閾値判定プログラムを読み出し、制御部で実行することによって、バッテリー残量閾値判定を行うことになる。
バッテリー量算出部108は、入力受付部102で受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出する。バッテリー量算出部108は、処理対象であるデータのサイズを算出するデータ量算出部1080と、現在の電波状況を検出する電波検出部1081と、電波検出部1081で検出された電波状況下において、処理対象であるデータをサーバ200へ全て送信することを保証するために必要となる想定リトライ回数を算出する送信リトライ回数算出部1082とを備える。バッテリー量算出部108は、データ量算出部1080、および、送信リトライ回数算出部1082から、データを処理するために必要となるバッテリー量を算出する。
サーバ200は、バッテリー駆動型情報処理装置100から送られてきたデータを記憶する。また、サーバ200は、通信部106の通信手段を用いて、バッテリー駆動型情報処理装置100とデータ通信を行うサーバコンピュータである。例えば、ユーザの自宅コンピュータや、ユーザのオフィスコンピュータ、あるいは特定のパソコン通信サービスなどを用いることができる。
なお、本実施の形態では、バッテリー駆動型情報処理装置100に対するサーバ200は特定の1サーバとしているが、これに限られるものではなく、複数のサーバから特定の送信先サーバを選択してもよいし、複数のサーバにデータを送信し保存してもよい。
ここで、本実施の形態におけるバッテリー量算出部108が、処理対象であるデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するする方法について、具体的な例を挙げて説明する。
ここで、本実施の形態におけるバッテリー量算出部108が、処理対象であるデータを処理するために必要となるバッテリー量は、データに対する処理内容とCPU性能、および、CPUの消費電力量に依存するが、データ量算出部1080により算出されるサイズのデータをサーバへ送信することが必要な場合のバッテリー量を算出する方法について、具体的な例を挙げて説明する。
例えば、データ量算出部1080により算出されたデータのサイズをS(Mbyte)、通信部106が選択した現在の通信手段の平均通信速度をT(Mbps)、送信時消費電力をU(W)とすると、現在の通信手段でサイズSのデータをサーバ200へ送信するために必要となる電力量P(W)は、P=(S/(0.125×T))×Uと計算できる(1Mbpsは0.125Mbyte/秒である)。つまり、バッテリー量算出部108が、データ量算出部1080より算出されるデータのサイズ、および、現在の通信手段をバッテリー量算出条件として用いた場合に算出されるバッテリー量はP(W)となる。このように、サーバに送信するべきデータを現在選択されている通信手段を用いて送信する場合のバッテリー量も考慮することによって、バッテリーを有効活用するだけでなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができる。
次に、もうひとつの例として、バッテリー量算出部108が処理対象であるデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するための算出条件として、前例に挙げたデータのサイズ、および、現在の通信手段に加え、送信リトライ回数算出部1082により算出される想定リトライ回数を考慮に入れた場合に算出されるバッテリー量P(W)について説明する。これは、ユーザから入力されるデータのサイズ、および、現在の通信手段に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止した場合であっても、電波状況が悪い場合にはデータをサーバに完全に送信することが保証出来ない場合がある問題に対する例である。送信リトライ回数算出部1082は、電波検出部1081により検出される現在の電波状況がY(%)である場合、例えばQ(%)以上の確率でサイズSのすべてのデータがサーバ200へ保存できることを保証したい場合の想定リトライ回数R(回)をR=Q/Yと計算する。つまり、この想定リトライ回数Rをバッテリー量算出条件として加えた場合にバッテリー量算出部108から算出されるバッテリー量P(W)は、P=(S/(0.125×T))×U×Rとなる。このように、データを複数回サーバに送信することで、データ送信が確実に行われることを担保し、さらに、複数回データ送信を行う場合のバッテリー量も考慮することで、バッテリーも有効活用することができる。
なお、本実施の形態では、バッテリー量算出部108が処理対象であるデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するための算出条件として、データのサイズ、現在の通信手段、および、現在の電波状況に基づく想定リトライ回数を用いているが、これに限られるものではなく、例えば、サーバ200へのデータ送信を行っている間に入力受付部102や表示部103などにより消費される電力量をバッテリー量算出条件に加えるなどしてもよい。
次に、本実施の形態におけるバッテリー駆動型情報処理装置100の動作についてフローチャートを用いて説明する。
図2は実施形態1におけるバッテリー駆動型情報処理装置100の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態におけるバッテリー駆動型情報処理装置100は、入力受付部102からユーザによるデータ入力を受け付け、データのサイズが、あらかじめ規定されたデータサイズY以上になるまで、ユーザからデータの入力を受け付ける(S1)。
なお、本実施の形態では、S1における判定基準となる処理対象データのデータサイズYに関して、ある一定のデータサイズをあらかじめ規定する方法を用いているが、これに限られるものではなく、ユーザの使用するアプリケーション、あるいは、処理対象データの特徴に基づき動的に変更させる方法、などの決定方法が考えられる。さらに、ユーザの予期しない電源断発生(例えば、停電など)に備えて、電源断が検知された場合は、終了処理を行う前に、その時点までにユーザから受け付けたデータをサーバ200へ送信し、記憶してもよいことはもちろんである。
次に、S1において、ユーザから受け付けたデータのデータサイズが規定データのサイズY以上になったと判定された場合であって、通信部106の通信手段が複数ある場合には、制御部105は、サーバ200へのデータ通信手段を選択する(S2)。通信手段が1つしかない場合には、その通信手段を選択する(S2)。
なお、通信部106が複数の通信手段を備えている場合に1つの通信手段を選択する方法としては、通信効率が良いものを優先的に選択する方法、あるいは、消費電力量が少ないものを優先的に選択する方法、などが考えられる。
次に、バッテリー量算出部108は、先に述べた方法に基づき、ユーザから受け付けたデータを処理するのに必要なバッテリー量Xを算出する(S3)。ここでいう処理には、データを記憶することや、サーバに送信すること、また、データを記憶してさらにサーバに送信することを含む。以下の説明では、データの処理が、サーバに送信するという処理であるとして記載する。
S3でデータを処理するために必要なバッテリー量Xが算出されると、制御部107は、バッテリー残量検出部105によって検出されたバッテリー残量が、バッテリー量算出部108で算出されたバッテリー量以下になっているか否かを判定する(S4)。このとき、バッテリー残量検出部105によって検出されたバッテリー残量が、バッテリー量算出部108で算出されたバッテリー量より大きいと判定された場合には、ユーザから受け付けたデータをサーバ200に送信し(S5)、引き続きユーザからデータ入力を受け付ける。一方、S4において、バッテリー残量検出部105によって検出されたバッテリー残量が、バッテリー量算出部108で算出されたバッテリー量以下であると判定された場合には、S2において選択された通信手段の消費電力が、最小であるか否かの判定を行う(S6)。この判定により、現在の通信手段、つまりS2において選択された通信手段の消費電力が最小ではないと判定された場合、消費電力が最小となる通信手段を選択し(S7)、再びバッテリー量Xを判定するステップ(S3)へ処理を移す。一方、S6において、選択された通信手段の消費電力が最小であると判定された場合、ただちにユーザからデータの入力を禁止し(S8)、サーバへデータを送信する(S9)。
このように、本実施の形態におけるバッテリー駆動型情報処理装置100によれば、ユーザから入力されるデータ内容に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止するので、バッテリーを有効活用することができる。さらに、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができるという効果を有する。
本発明であるバッテリー駆動型情報処理装置、バッテリー駆動型情報処理方法、バッテリー駆動型情報処理プログラム、バッテリー駆動型情報処理プログラムを記録した記録媒体、または、バッテリー駆動型情報処理集積回路は、ユーザから入力されるデータ内容に応じた適切なバッテリー残量の位置で、ユーザからデータ入力を禁止するので、バッテリーを有効活用することができ、データの消失あるいはデータの不整合を生じさせることなく、ユーザが入力したデータを確実に処理することができるという効果を有する。したがって、本発明におけるバッテリー駆動型情報処理装置と同様、バッテリー駆動であり記憶容量に制限がある携帯電話や携帯型パーソナル・コンピュータ、PDAなどの携帯端末においても有用である。
本発明の実施例1におけるバッテリー駆動型情報処理装置の構成図 バッテリー駆動型情報処理装置100の動作を示したフローチャート
符号の説明
100 バッテリー駆動型情報処理装置
101 バッテリー
102 入力受付部
103 表示部
104 バッテリー残量検出部
105 制御部
106 通信部
107 記憶部
108 バッテリー量算出部
1080 データ量算出部
1081 電波検出部
1082 送信リトライ回数算出部
200 サーバ

Claims (10)

  1. バッテリー駆動型情報処理装置であって、
    ユーザからデータの入力を受け付ける入力受付部と、
    バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出部と、
    前記入力受付部で受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するバッテリー量算出部と、
    前記バッテリー残量検出部によって検出されたバッテリー残量が前記バッテリー量算出部で算出されたバッテリー量以下になる場合には、ユーザから前記データの入力を禁止する制御部と、
    を備えることを特徴とするバッテリー駆動型情報処理装置。
  2. 前記バッテリー量算出部は、前記入力受付部で受け付けられたデータのサイズを用いて、前記データを処理するために必要となるバッテリー量を算出することを特徴とする請求項1記載のバッテリー駆動型情報処理装置。
  3. 前記入力受付部で受け付けたデータの処理とは、前記入力受付部で受け付けられたデータをサーバに送信することであり、
    前記制御部は、前記バッテリー残量検出部によって検出されたバッテリー残量が前記バッテリー量算出部で算出されたバッテリー量以下になる場合には、ユーザから前記データの入力を禁止し、さらに、前記データをサーバに送信し、
    前記サーバは、前記バッテリー駆動型情報処理装置から受信したデータを記憶する記憶部を備える
    ことを特徴とする請求項2記載のバッテリー駆動型情報処理装置。
  4. 前記バッテリー駆動型情報処理装置は、所定の記憶容量を備えた記憶部を備え、
    前記制御部は、さらに、前記入力受付部で受け付けたデータの容量が前記所定の記憶容量以上になる場合であって、前記バッテリー残量検出部によって検出されたバッテリー残量が前記バッテリー量算出部で算出されたバッテリー量以上である場合には、前記データをサーバに送信することを特徴とする請求項3記載のバッテリー駆動型情報処理装置。
  5. 前記バッテリー駆動型情報処理装置は、さらに、電波状況を検出する電波検出部を備え、
    前記バッテリー量算出部は、前記電波検出部で検出された電波状況から、前記データ送信が失敗してしまうと判断し、複数回前記データをサーバに送信すると決定した場合には、前記複数回データを送信するために必要な処理も考慮して、前記必要となるバッテリー量を算出することを特徴とする請求項3記載のバッテリー駆動型情報処理装置。
  6. 前記制御部は、さらに、前記バッテリー駆動型情報処理装置が前記サーバと複数の通信手段で接続できる場合には、前記複数の通信手段の中から、電量消費量が最小である通信手段を選択し、前記選択された通信手段を用いて、前記データをサーバに送信することを特徴とする請求項3記載のバッテリー駆動型情報処理装置。
  7. バッテリー駆動型情報処理方法であって、
    ユーザからデータの入力を受け付けるデータ受付ステップと、
    前記受け付けたデータの処理を行うデータ処理ステップと、
    バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出ステップと、
    前記受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するバッテリー量算出ステップと、を備え、
    前記検出されたバッテリー残量が前記算出されたバッテリー量になる場合に、または、前記検出されたバッテリー残量が前記算出されたバッテリー量になる所定時間前になった場合に、ユーザから前記データの入力を禁止することを特徴とするバッテリー駆動型情報処理方法。
  8. バッテリー駆動型情報処理プログラムであって、
    ユーザからデータの入力を受け付けるデータ受付ステップと、
    前記受け付けたデータの処理を行うデータ処理ステップと、
    バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出ステップと、
    前記受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するバッテリー量算出ステップと、を備え、
    前記検出されたバッテリー残量が前記算出されたバッテリー量以下になる場合に、ユーザから前記データの入力を禁止することを特徴とするバッテリー駆動型情報処理プログラム。
  9. バッテリー駆動型情報処理プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記バッテリー駆動型情報処理プログラムは、
    ユーザからデータの入力を受け付けるデータ受付ステップと、
    前記受け付けたデータの処理を行うデータ処理ステップと、
    バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出ステップと、
    前記受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するバッテリー量算出ステップと、を備え、
    前記検出されたバッテリー残量が前記算出されたバッテリー量以下になる場合に、ユーザから前記データの入力を禁止することを特徴とする記録媒体。
  10. バッテリー駆動型情報処理集積回路であって、
    ユーザからデータの入力を受け付ける入力受付部と、
    バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出部と、
    前記入力受付部で受け付けたデータを処理するために必要となるバッテリー量を算出するバッテリー量算出部と、を備え、
    前記バッテリー残量検出部によって検出されたバッテリー残量が前記バッテリー量算出部で算出されたバッテリー量以下になる場合に、ユーザから前記データの入力を禁止することを特徴とするバッテリー駆動型情報処理集積回路。
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