JP2009274113A - 圧延材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】素材とテーブルとの擦れ発生を回避して、素材にすり傷等が生じることを確実に防止することができる圧延材の製造方法を提供する。
【解決手段】圧延ロール2間に素材Aを複数回通過させながら、圧延ロール2間のギャップを徐々に減少させて圧延する圧延材の製造方法において、少なくとも1回の素材端部噛み潰し工程を有するとともに、該素材端部噛み潰し工程は、圧延ロール2間のギャップを今回パスの設定ギャップに設定する前に、該設定ギャップよりも小さい噛み潰し用ギャップに設定して素材Aの先端部を所定長さ圧延した後、同一ギャップで荷重検出オフまで素材を逆転させ、今回パスの設定ギャップに戻し圧延する。
【選択図】 図4
【解決手段】圧延ロール2間に素材Aを複数回通過させながら、圧延ロール2間のギャップを徐々に減少させて圧延する圧延材の製造方法において、少なくとも1回の素材端部噛み潰し工程を有するとともに、該素材端部噛み潰し工程は、圧延ロール2間のギャップを今回パスの設定ギャップに設定する前に、該設定ギャップよりも小さい噛み潰し用ギャップに設定して素材Aの先端部を所定長さ圧延した後、同一ギャップで荷重検出オフまで素材を逆転させ、今回パスの設定ギャップに戻し圧延する。
【選択図】 図4
Description
本発明は圧延ロール間に素材を複数回通過させながら、圧延ロール間のギャップを徐々に減少させて圧延する圧延材の製造方法に関する。
厚さ300〜650mm程度のアルミニウム等の鋳塊(スラブ)から板状の圧延材を製造する場合、まず粗圧延として、可逆式圧延機を用いて再結晶温度以上の例えば400〜550℃の温度で厚さ数十mmとなるまで熱間圧延し、さらに仕上げ圧延機で20mm以下まで圧延し、円筒状に巻き取ってコイルとしている。
その可逆式圧延機による熱間圧延は、圧延ロールを介してその前後間で素材を往復走行させるように両圧延ロール間に複数回通過させながら、圧延ロール間のギャップを徐々に減少させることにより、その厚さを薄くしていく方法である。この場合、圧延ロールの前後には、素材の移動を案内するための多数のローラを並べたテーブルが設けられている。
この熱間圧延において板厚を薄くしていくと、例えば50mm以下の板厚になると、圧延ロールを経由した素材の先端部が下反りになり、テーブル上を移動する際に、素材の先端部がバウンドしてテーブルとの間で擦れることにより、裏面にすり傷等が生じることがある。その擦れ現象の発生を回避するために、従来では、例えば特許文献1に示される圧延方法がある。この圧延方法では、テーブルの途中に小径ローラを上下動可能に設けておき、素材の平面が大きく変形したときに、この小径ローラをテーブルよりも上方に移動させることにより、素材をテーブルから離間させるようにしている。
特開平6−246324号公報
しかしながら、特許文献1に示される圧延方法では、素材は、テーブルからは浮かせられるため、該テーブルとの間の擦れは解消できるとしても、小径ロールで下方から支持されるため、振動しながら走行している素材が小径ロールに当接した際に擦れる問題は依然として残るものであり、すり傷発生の問題を完全には解消できないものであった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、素材とテーブルとの擦れ発生を回避して、素材にすり傷等が生じることを確実に防止することができる圧延材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る圧延材の製造方法は、圧延ロール間に素材を複数回通過させながら、圧延ロール間のギャップを徐々に減少させて圧延する圧延材の製造方法において、少なくとも1回の素材端部噛み潰し工程を有するとともに、該素材端部噛み潰し工程は、圧延ロール間のギャップを今回パスの設定ギャップに設定する前に、該設定ギャップよりも小さい噛み潰し用ギャップに設定して素材の先端部を所定長さ圧延した後、同一ギャップで荷重検出オフまで素材を逆転させ、今回パスの設定ギャップに戻し圧延することを特徴とする。
すなわち、テーブルとの間に擦れが生じるのは素材の先端部であり、素材端部噛み潰し工程の際に所定長さ圧延した素材を圧延ロールから引き抜くことによって先端部の反りを修正し、かつ先端部のみ定常部より薄く圧延することにより、薄くなった部分がテーブルから浮かされ、もって、テーブルとの擦れが防止される。
また、本発明に係る圧延材の製造方法において、前記素材端部噛み潰し工程は、素材を予め設定したロールギャップ以下に圧延する際に実施することを特徴とする。つまり、素材にすり傷等が発生するおそれがある板厚が経験的に把握されており、その板厚以下に圧延する際に素材端部噛み潰し工程を経るのである。そのすり傷等が発生するおそれがある板厚は素材の材種毎に異なり、材種毎に設定しておく。一般的には、薄くなってきたとき、例えば50mm以下になったときに設定するとよい。
また、本発明に係る圧延材の製造方法において、前記噛み潰し用ギャップは、前記設定ギャップよりも1〜10mm小さいことを特徴とする。
噛み潰し用ギャップと設定ギャップとの差が1mmより小さいと噛み潰しによる擦れ防止効果が期待できず、また、この噛み潰し工程は設定ギャップ以上に圧下するものであるから、10mmより大きいと、圧下量が多過ぎて噛み込み失敗等が生じるおそれがある。
噛み潰し用ギャップと設定ギャップとの差が1mmより小さいと噛み潰しによる擦れ防止効果が期待できず、また、この噛み潰し工程は設定ギャップ以上に圧下するものであるから、10mmより大きいと、圧下量が多過ぎて噛み込み失敗等が生じるおそれがある。
また、前記噛み潰し用ギャップで圧延する長さは、0.2m〜5mとされる。この長さとしては先端部の擦れ現象が回避できればよく、その長さが5mより大きいと、先端部が重力によって垂れ下がる結果、擦れ現象が生じる原因となり、逆に0.2mより小さいと、先端部が短過ぎてバウンド現象によって前記他の部分で擦れ現象が生じるおそれがある。
本発明に係る圧延材の製造方法によれば、素材端部噛み潰し工程を経ることにより、素材の先端部の反りがまっすぐに修正され、かつ、先端部が他の部分に比べて薄くなるので、圧延機から送り出されてテーブル上に支持されると、薄くなった分だけテーブルから浮かされた状態で送られることになり、したがって、先端部がテーブルに擦れることが回避され、すり傷等の発生を防止することができ、圧延材としての品質を向上させることができる。
以下、本発明に係る圧延材の製造方法の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態の製造方法を実施するために用いられる圧延材の製造装置を示すものであり、符号1が圧延機を示している。この圧延機1は、上下に一対の圧延ロール2を備えるとともに、これら圧延ロール2が回転駆動モーター3によりそれぞれ正逆両方向に駆動されるようになっており、また、両圧延ロール2の背部には大径のバックアップロール4がそれぞれ接触した、いわゆる4段圧延機を構成している。また、この圧延機1の前後には、素材Aを搬送するテーブルローラー5がそれぞれ設けられている。
そして、その上側のバックアップロール4に、これを押圧する圧下用スクリュー6、及びこの圧下用スクリュー6を移動させて圧延ロール2間の距離を設定する位置制御モーター7等からなる圧下手段8が設けられている。また圧延ロール2から素材Aへの圧延荷重を検出するロードセル等の圧延荷重検出手段9が設けられている。
また、圧延ロール2の回転駆動モーター3にはロール回転検出器11が備えられるとともに、圧下用スクリュー6の位置制御モーター7にはロールギャップ位置検出器12、テーブルローラー5のローラー駆動モーター13にはローラー回転検出器14がそれぞれ備えられている。
また、圧延ロール2の回転駆動モーター3にはロール回転検出器11が備えられるとともに、圧下用スクリュー6の位置制御モーター7にはロールギャップ位置検出器12、テーブルローラー5のローラー駆動モーター13にはローラー回転検出器14がそれぞれ備えられている。
また、図1において符号15はセットアップ用計算機を示しており、このセットアップ用計算機15は、各パス毎の圧延ロール2の間隔や圧延ロール2の回転方向及び回転速度、圧延荷重、テーブルローラー5の搬送速度等の目標値をあらかじめ設定したパススケジュールにしたがって実行管理するコントローラー16に接続されている。このコントローラー16の目標値に基づき、位置制御モーター7、圧延ロール2の回転駆動モーター3、圧下用スクリュー6、テーブルローラー5のローラー駆動モーター13等を、圧延速度及びロールギャップ値等の出力値をフィードバックしながら制御する。
なお、図1中、符号17はストリッパーガイドを示しており、圧延ロール2の前後に設けられる。
なお、図1中、符号17はストリッパーガイドを示しており、圧延ロール2の前後に設けられる。
次に、このように構成した製造装置によりアルミニウムの鋳塊から圧延材を製造する方法について説明する。
アルミニウムの鋳塊は、例えば300〜650mm程度の厚さを有しており、これを加熱炉(図示略)を経由して、再結晶温度以上の例えば400〜550℃の温度で圧延機1に送り込む。そして、この圧延機1では、設定されたパススケジュールにしたがって圧延ロール2間のギャップを徐々に減少させながら両圧延ロール2間に鋳塊を複数回通過させて圧延する。最初の段階では、1パス毎に約5〜60mm程度厚さを減少させるように圧延ロール2間のギャップを制御する。そして、この圧延を複数回繰り返すことにより、パススケジュールの進行状況等から、あらかじめ設定した所定ロールギャップ以下になったら、素材端部噛み潰し工程として以下のような制御を行う。
アルミニウムの鋳塊は、例えば300〜650mm程度の厚さを有しており、これを加熱炉(図示略)を経由して、再結晶温度以上の例えば400〜550℃の温度で圧延機1に送り込む。そして、この圧延機1では、設定されたパススケジュールにしたがって圧延ロール2間のギャップを徐々に減少させながら両圧延ロール2間に鋳塊を複数回通過させて圧延する。最初の段階では、1パス毎に約5〜60mm程度厚さを減少させるように圧延ロール2間のギャップを制御する。そして、この圧延を複数回繰り返すことにより、パススケジュールの進行状況等から、あらかじめ設定した所定ロールギャップ以下になったら、素材端部噛み潰し工程として以下のような制御を行う。
この素材端部噛み潰し工程は、素材を圧延していくと素材の先端部がテーブル5表面に擦れてすり傷が発生するおそれのあるロールギャップになったときに行われる制御であり、テーブル5表面への擦れが生じないようにする制御である。
この素材端部噛み潰し工程を図2から図5に順を追って説明すると、まず、本来のパススケジュールによって設定された次工程のロールギャップに対して、若干小さい噛み潰し用ギャップG1に設定する。この噛み潰し用ギャップG1は、本来の設定ギャップG0に対して、1〜10mm小さい値とされる。例えば、前工程の圧延によって板厚が45mmになっており、図2に鎖線で示したように次工程で圧延する際の本来の圧延ロール2の位置であるとその設定ギャップG0が30mmである場合、両圧延ロール2をそれより若干接近させ、その30mmの設定ギャップG0よりも小さい、例えば27mmのギャップG1に設定して、素材Aを圧延する。
この噛み潰し用ギャップG1で所定長さL、例えば0.2m〜5m圧延した後停止して、圧延ロール2を逆転させることにより、図3に示すように、一旦、素材Aの先端部を圧延ロール2から引き抜く。
この所定長さの圧延がなされたか否かは、素材Aの先端部が圧延ロール2に噛み込まれたことを圧延荷重検出手段9による圧延荷重の検出結果から判断し、その時点から素材Aの走行速度によって定まる所定時間が経過したか否かで判断する。あるいは、圧延ロール2からその所定長さ離れた位置にセンサ等を配置して、素材の先端を検出するようにしてもよい。この所定長さ圧延すると、素材は図2に示すように先端部が下反り状態となる傾向がある。
この所定長さの圧延がなされたか否かは、素材Aの先端部が圧延ロール2に噛み込まれたことを圧延荷重検出手段9による圧延荷重の検出結果から判断し、その時点から素材Aの走行速度によって定まる所定時間が経過したか否かで判断する。あるいは、圧延ロール2からその所定長さ離れた位置にセンサ等を配置して、素材の先端を検出するようにしてもよい。この所定長さ圧延すると、素材は図2に示すように先端部が下反り状態となる傾向がある。
次いで、この所定長さの圧延がなされて、先端が圧延ロール2から引き抜かれると、素材Aは、図3に示すように、その先端部のみが潰された状態となっている。また、圧延ロール2から引き抜かれることにより、先端部の反りが矯正される。この潰された状態の端部を噛み潰し端部Eと称することとする。この素材の先端が圧延ロール2から引き抜かれたか否かは、圧延荷重検出手段9による検出オフによって判断される。
そして、圧延ロール2のギャップを本来の設定ギャップG0に広げた状態として、噛み潰し端部Eから再度素材Aを送り込んで圧延する。この場合は、噛み潰し端部Eは、ロールギャップG0よりも薄いので、圧延ロール2の間をそのまま通過し、図4に示すように噛み潰し端部Eより以降の部分が圧延される。したがって、この素材端部噛み潰し工程を経た後の素材Aは、先端部の噛み潰し端部Eが薄く、他の残りの部分が噛み潰し端部Eよりも若干厚く形成された、段付き形状となる。
そして、圧延ロール2のギャップを本来の設定ギャップG0に広げた状態として、噛み潰し端部Eから再度素材Aを送り込んで圧延する。この場合は、噛み潰し端部Eは、ロールギャップG0よりも薄いので、圧延ロール2の間をそのまま通過し、図4に示すように噛み潰し端部Eより以降の部分が圧延される。したがって、この素材端部噛み潰し工程を経た後の素材Aは、先端部の噛み潰し端部Eが薄く、他の残りの部分が噛み潰し端部Eよりも若干厚く形成された、段付き形状となる。
そして、この段付き形状とされたことにより、素材Aがテーブル5上を走行する際には、図5に示すように、先端部の噛み潰し端部Eはテーブル5から浮かされ、他の残りの部分の裏面がテーブル5に支持されながら走行することになる。このとき、先端部に上下に若干の振れが生じることがあるが、この噛み潰し端部Eがテーブル5から浮いている分、その浮いている寸法Hの分の振動が生じたとしても先端がテーブル5に擦れることはない。したがって、先端部がテーブル5に擦れることが回避されて、裏面のすり傷等の発生を防止することができる。
そして、以降のパスにおいても、この素材端部噛み潰し工程を繰り返して、素材Aの先端部のみを設定ギャップよりも小さい噛み潰し用ギャップで噛み潰して圧延しながら、所定量ずつ圧延ロール2間のギャップを狭めて目標の板厚まで素材Aを圧延し、次の仕上げ圧延工程に移行する。
すなわち、この製造方法によると、テーブル5上を走行する際の先端部が下反り傾向となってテーブル5に擦れるおそれが生じるロールギャップになったら、端部噛み潰し工程により先端部のみを他の部分よりも薄くするとともに反りを矯正してまっすぐの状態とし、テーブル5上面から噛み潰し端部Eを浮かせた状態で走行できるようにしたから、振動によるテーブル5上面との擦れが回避され、裏面のすり傷発生を防止することができるものである。
この場合、噛み潰し用ギャップG1を設定ギャップG0よりも1〜10mm小さくしたのは、これが1mmより小さいと、テーブル5上を走行する際のテーブル5上面からの寸法Hが小さくて擦れ防止効果が期待できず、また、10mmより大きいと、圧下量が多過ぎて噛み込み失敗等が生じるおそれがあるからである。また、噛み潰し用ギャップG1で圧延する長さLを0.2m〜5mとしたのは、これが5mより大きいと、先端部が重力によって垂れ下がる結果、その先端とテーブル5上面との間の寸法が小さくなって擦れが生じることとなり、逆に0.2mより小さいと、先端部が短過ぎてバウンド現象によって他の部分で擦れ現象が生じるおそれがあるからである。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、一実施形態では、素材の板厚が所定の厚さ以下になった場合に、以降のパスを毎回、素材端部噛み潰し工程としたが、最後の1回のみでもよい。この熱間圧延工程の後には仕上げ圧延が施されるので、素材が若干の段付き形状となったとしても、仕上げ圧延によって滑らかな表面に仕上げられる。
1 圧延機
2 圧延ロール
3 回転駆動モーター
4 バックアップロール
5 テーブルローラー
6 圧下用スクリュー
7 位置制御モーター
8 圧下手段
9 圧延荷重検出手段
11 ロール回転検出器
12 ロールギャップ位置検出器
13 ローラー駆動モーター
14 ローラー回転検出器
15 セットアップ用計算機
16 コントローラー
17 ストリッパーガイド
A 素材
E 噛み潰し端部
G0 設定ギャップ
G1 噛み潰し用ギャップ
2 圧延ロール
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5 テーブルローラー
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11 ロール回転検出器
12 ロールギャップ位置検出器
13 ローラー駆動モーター
14 ローラー回転検出器
15 セットアップ用計算機
16 コントローラー
17 ストリッパーガイド
A 素材
E 噛み潰し端部
G0 設定ギャップ
G1 噛み潰し用ギャップ
Claims (4)
- 圧延ロール間に素材を複数回通過させながら、圧延ロール間のギャップを徐々に減少させて圧延する圧延材の製造方法において、
少なくとも1回の素材端部噛み潰し工程を有するとともに、該素材端部噛み潰し工程は、圧延ロール間のギャップを今回パスの設定ギャップに設定する前に、該設定ギャップよりも小さい噛み潰し用ギャップに設定して素材の先端部を所定長さ圧延した後、同一ギャップで荷重検出オフまで素材を逆転させ、今回パスの設定ギャップに戻し圧延することを特徴とする圧延材の製造方法。 - 前記素材端部噛み潰し工程は、素材を予め設定したロールギャップ以下に圧延する際に実施することを特徴とする請求項1に記載の圧延材の製造方法。
- 前記噛み潰し用ギャップは、前記設定ギャップよりも1〜10mm小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧延材の製造方法。
- 前記噛み潰し用ギャップで圧延する長さは、0.2m〜5mとされることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の圧延材の製造方法。
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KR101530514B1 (ko) * | 2011-04-12 | 2015-06-22 | 지멘스 피엘씨 | 롤 스트리퍼 장치 및 방법 |
CN107030108A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-08-11 | 中铝瑞闽股份有限公司 | 一种高纯铝靶材大压下量轧制方法 |
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2008
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CN107030108A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-08-11 | 中铝瑞闽股份有限公司 | 一种高纯铝靶材大压下量轧制方法 |
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