JP2009272739A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データを記憶するための記憶部のデータバスを通るデータの量を低減するために記憶部の入出力段に設けられる圧縮部及び伸張部のうち伸張部の処理速度を向上させ連写撮影枚数の低下を防止することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮部2で行われるゴロムライス符号化により求められるプリフィックスを記憶部65に記憶するとともにサフィックスを記憶部4に記憶し、伸張部3で行われるゴロムライス復号化の際に、上記各記憶部65、4にそれぞれ記憶されるプリフィックスとサフィックスとを伸張することにより圧縮部2で圧縮されたベイヤー画像データを元のデータに戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理前に撮像素子により撮像された画像データに対して圧縮処理及び伸張処理を行うことによりメモリバスのデータ量を低減した撮像装置に関する。
図6に示す撮像装置60は、撮像素子61と、Prepro部62と、圧縮部63と、伸張部64と、記憶部65と、YC処理部66と、JPEG圧縮部67と、EVF(Electronic View Finder)表示部68と、記録メディア69とを備えて構成されている。なお、Prepro部62、YC処理部66、及びJPEG圧縮部67等の各機能ブロックにより画像エンジンを構成するものとする。
上記撮像素子61としては、例えば、CCD(Charged Coupled Device)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー等がある。
上記記憶部65は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、又はDDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)等により構成され、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データ、YC処理部66から出力される画像処理後のカラー化画像データ、及びJPEG圧縮部67から出力されるJPEG圧縮画像データを記憶する。
上記撮像装置60は、撮像素子61から出力される被写体の画像データである1フレームのベイヤー画像データについて、順次、Prepro部62において画素欠陥補正、シェーディング補正処理等をする。次に、圧縮部63は、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データに対して圧縮処理を行い記憶部65に記憶する。次に、記憶部65から読み出されたベイヤー画像データは、伸張部64において伸張された後、YC処理部66においてベイヤー補間処理、マトリクス処理、解像度変換処理、輪郭強調処理等の所定の画像処理が行われるとともに、YC4:2:2といった画像フォーマット形式の画像データに変換されカラー化画像データとして記憶部65に記憶される。次に、記憶部65から読み出されたカラー化画像データは、JPEG圧縮部67においてJPEG圧縮処理が行われJPEG圧縮画像データとして記憶部65に記憶される。そして、記憶部65から読み出されたJPEG圧縮画像データは、記録用画像データとしてFlashメモリ等で構成される記録メディア69に出力され記録される。また、記憶部65から読み出されたカラー化画像データは、表示用画像データとしてLCD等で構成されるEVF表示部68に出力され表示される。
上記撮像装置60では、Prepro部62と記憶部65との間に圧縮部63が設けられ、記憶部65とYC処理部66との間に伸張部64が設けられているので、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データや記憶部65から読み出されるベイヤー画像データのデータ量が小さくなる。そのため、記憶部65のデータバスを通るデータの量が低減され、各機能ブロック間でのアクセス競合が起きないようにすることができ、撮像素子の画素数が増加しても連写撮影枚数を維持させることができる。また、画素数や各機能ブロックに供給しているクロックの周波数を増やさなければ、連写撮影枚数を増やすことも可能になる。
図7Aは、圧縮部63を示す図である。
図7Aに示す圧縮部63は、予測差分符号化を行うものであって、予測部70と、演算部71と、絶対値化部72と、ゴロムライス符号化部73と、極性符号化部74と、極性付与部75と、データパッキング部76とを備えて構成されている。エントロピー符号化としてゴロムライス符号化が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
予測部70は、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データに対して予測値を求める。例えば、予測値をX、予測値の左側の画素をa、予測値の上側の画素をb、予測値の上斜め左側の画素をcとする場合、cがa及びbのうちの最大値よりも大きいとき、a及びbのうちの最小値をXとする。また、cがa及びbのうちの最小値よりも小さいとき、a及びbのうちの最大値をXとする。また、cがa及びbのうちの最小値よりも小さくないとき、または、cがa及びbのうちの最大値よりも大きくないとき、a+b−cをXとして出力する。演算部71は、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データと、予測部70から出力される予測値との差分を求める。絶対値化部72は、演算部71から出力される差分の絶対値を求める。ゴロムライス符号化部73は、絶対値化部72から出力される絶対値に対してゴロムライス符号化を行う。極性符号化部74は、演算部71から出力される差分の極性に対して符号化を行う。極性付与部75は、ゴロムライス符号化部73から出力されるデータに極性符号化部74から出力されるデータを付与する。データパッキング部76は、極性付与部75から出力されるデータを所定データ量毎に分けて記憶部65に出力する。
図7Bは、伸張部64を示す図である。
図7Bに示す伸張部64は、データデパッキング部77と、ゴロムライス復号化部78と、極性抽出部79と、極性付与部80と、予測部81と、演算部82とを備えて構成されている。
データデパッキング部77は、記憶部65から読み出されるデータをまとめてゴロムライス復号化部78に出力する。ゴロムライス復号化部78は、データデパッキング部77から出力されたデータに対してゴロムライス復号化を行う。極性抽出部79は、ゴロムライス復号化部78から出力されるデータから極性を抽出する。極性付与部80は、ゴロムライス復号化部78から出力されるデータに極性付与部80から出力された極性を付与する。予測部81は、極性付与部80から出力されたデータに対して予測値を求める。演算部82は、予測部81から出力される予測値と、極性付与部80から出力されるデータとを加算して元のベイヤー画像データに戻してYC処理部66に出力する。
図8は、ゴロムライス符号化部73を示す図である。
図8に示すゴロムライス符号化部73は、割り算部83と、デコーダ84と、バレルシフタ85、86と、OR部87、88と、対数変換部89と、加算部90、91と、フリップフロップ(FF)92〜94とを備えて構成されている。
割り算部83は、図7Aに示す絶対値化部72から出力されるデータをパラメータKで割り算し、「商」をデコーダ84に出力し、「余り」をバレルシフタ85に出力する。デコーダ84は、割り算部83から出力された「商」をデコードする。デコードは通常アルファ符号と呼ばれる一進法符号化を行うようになっている。(「商」をデコードした符号をプリフィックスと呼ぶ)。バレルシフタ85は、割り算部83から出力された「余り」(「余り」を符号化したものをサフィックスと呼ぶ)を、割り算部83から出力される「商」をシフト量としてシフトする。OR部87は、デコーダ84から出力されるデータを出力した後、バレルシフタ85から出力されるデータを出力する。パラメータKは、対数変換部89において底を2とする対数値(logK。つまり、パラメータKの桁数を表す)に変換された後、加算部90において割り算部83から出力される「商」と加算されフリップフロップ92に出力される。フリップフロップ93は、加算部91から出力されるデータを1クロック遅延させて加算部91に出力する。加算部91は、フリップフロップ92から出力されるデータと、フリップフロップ93から出力されるデータとを加算する。バレルシフタ86は、OR部87から出力されるデータを、加算部91から出力されるデータをシフト量としてシフトする。フリップフロップ94は、OR部88から出力されるデータを1クロック遅延させてOR部88に出力する。OR部88は、フリップフロップ94から出力されるデータを出力した後、バレルシフタ86から出力されるデータを図7Aに示す極性付与部75に出力する。
図9は、ゴロムライス復号化部78を示す図である。
図9に示すゴロムライス復号化部78は、バレルシフタ96、97と、マスク部98と、境界検出部99と、対数変換部100と、加算部101、102と、累積加算部103と、掛け算部104とを備えて構成されている。
バレルシフタ96は、図7Bに示すデータデパッキング部77から出力されるデータを、累積加算部103から出力されるデータをシフト量としてシフトする。バレルシフタ97は、バレルシフタ96から出力されるデータを、プリフィックス符号とサフィックス符号の境界が下位ビットから何ビット離れているかを検出する境界検出部99から出力されるデータ(=符号化された「商」)をシフト量としてシフトする。マスク部98は、バレルシフタ97から出力されるデータに対して、対数変換部100から出力されるデータをマスク量としてマスク処理を施す。これによって符号化された「余り」だけが得られる。対数変換部100は、パラメータKを、底を2とする対数値に変換してパラメータKの2進数における桁数を求める。加算部101は、境界検出部99から出力されるデータと、対数変換部100から出力されるデータとを加算する。累積加算部103は、加算部101から出力されるデータを累積加算し、次の復号すべき先頭データ位置を生成する。掛け算部104は、境界検出部99から出力されるデータ(=符号化された「商」)とパラメータKとの掛け算を行う。加算部102は、マスク部98から出力されるデータ(=符号化された「余り」)と、掛け算部104から出力されるデータとを加算して図7Bに示す極性抽出部79及び極性付与部80にそれぞれ出力する。これで符号化された予測差分値が復号される。
圧縮または伸張の際に使用されるパラメータKは、予測部70、81内にある画像特徴部(図示せず)によって、例えば高調波成分の多い部分には大きめのパラメータKを、平坦な部分には小さめのパラメータKを生成するようになっている。
このように、ベイヤー画像データを予測差分符号化により圧縮することは、JPEG圧縮に比べて、回路規模を小さくし、動作を高速化させることができるというメリットがある。
特開2006−339990号公報
しかしながら、図9に示すバレルシフタ96が1クロック単位でデータデパッキング部77から出力されるデータを処理する場合は、図10に示すように、境界検出部99、加算部101、及び累積加算部103のそれぞれの処理が必要であるため、これらのブロックの処理速度に律速される。この律速は、圧縮部63や伸張部64の動作遅延のみならず、Prepro部62やYC処理部66の動作遅延を引き起こし連写撮影枚数の低下につながってしまう。
そこで、本発明では、画像データを記憶するための記憶部のデータバスを通るデータの量を低減するために記憶部の入出力段に設けられる圧縮部及び伸張部のうち伸張部の処理速度を向上させ連写撮影枚数の低下を防止することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の撮像装置は、撮像素子と、その撮像素子によって撮像された画像データに対してエントロピー符号化を使用した圧縮処理を行う圧縮手段と、その圧縮手段により圧縮された画像データに対してエントロピー復号化を使用した伸張処理を行う伸張手段と、その伸張手段により伸張された画像データに対して画像処理を行う画像処理手段とを備える撮像装置であって、前記エントロピー符号化により生成されるプリフィックスを記憶する第1の記憶手段と、前記エントロピー符号化により生成されるサフィックスを記憶する第2の記憶手段とを備え、前記伸張手段は、前記第1の記憶手段に記憶されるプリフィックスと前記第2の記憶手段に記憶されるサフィックスとに対して前記エントロピー復号化を行うことで伸張処理を行う。
また、前記エントロピー符号化は、ゴロムライス符号化としてもよい。
また、前記エントロピー符号化は、ハフマン符号化としてもよい。
本発明によれば、記憶部のデータバスを通る画像データの量を低減するために記憶部の入出力段に圧縮部及び伸張部が設けられる撮像装置において、伸張部の処理速度を向上させ連写撮影枚数の低下を防止することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態の撮像装置を示す図である。なお、図6に示す構成と同じ構成には同じ符号を付している。
図1に示す撮像装置1は、撮像素子61と、Prepro部62と、圧縮部2と、伸張部3と、記憶部4と、記憶部65と、YC処理部66と、JPEG圧縮部67と、EVF表示部68と、記録メディア69とを備えて構成されている。なお、記憶部4は、例えば、SRAM、DRAM、ロジック混載DRAM等により構成される。
本実施形態の撮像装置1の特徴とする点は、圧縮部2のゴロムライス符号化により求められる「商」の符号化後のデータ(プリフィックス)を記憶部65に記憶するとともに、圧縮部2のゴロムライス符号化に求められる「余り」の符号化後のデータ(サフィックス)を記憶部4に記憶し、伸張部3のゴロムライス復号化において、上記各記憶部65、4にそれぞれ記憶されるプリフィックスとサフィックスとを伸張することにより、圧縮部2で圧縮されたベイヤー画像データを元のデータに戻す点である。
図2Aは、本実施形態の圧縮部2を示す図である。なお、図7Aに示す構成と同じ構成には同じ符号を付している。
図2Aに示す圧縮部2は、予測部70と、演算部71と、絶対値化部72と、ゴロムライス符号化部5と、極性符号化部74と、極性付与部75と、データパッキング部76とを備えて構成されている。
予測部70は、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データに対して予測値を求める。演算部71は、Prepro部62から出力されるベイヤー画像データと、予測部70から出力される予測値との差分を求める。絶対値化部72は、演算部71から出力される差分の絶対値を求める。ゴロムライス符号化部5は、絶対値化部72から出力される絶対値に対してゴロムライス符号化を行い、ゴロムライス符号化により求められたプリフィックスを極性付与部75に出力するとともに、ゴロムライス符号化により求められたサフィックスを記憶部4に出力する。極性符号化部74は、演算部71から出力される差分の極性に対して符号化を行う。極性付与部75は、ゴロムライス符号化部5から出力されるプリフィックスに極性符号化部74から出力されるデータを付与する。データパッキング部76は、極性付与部75から出力されるデータを所定量データ毎に分けて記憶部65に出力する。
図2Bは、本実施形態の伸張部3を示す図である。なお、図7Bに示す構成と同じ構成には同じ符号を付している。
図2Bに示す伸張部3は、データデパッキング部77と、ゴロムライス復号化部6と、極性付与部80と、予測部81と、演算部82とを備えて構成されている。
データデパッキング部77は、記憶部65からバイト単位で読み出されるプリフィックスを複数分まとめてゴロムライス復号化部6に出力する。ゴロムライス復号化部6は、データデパッキング部77から出力されるプリフィックス及び記憶部4から出力されるサフィックスに対してゴロムライス復号化を行う。また、ゴロムライス復号化部6は、プリフィックスから極性を抽出し極性付与部80に出力する。極性付与部80は、ゴロムライス復号化部6から出力されるデータにゴロムライス復号化部6から出力された極性を付与する。予測部81は、極性付与部80から出力されたデータを使って、今復号しようとしているデータに対する予測値を求める。演算部82は、予測部81から出力される予測値と、極性付与部80から出力されるデータとを加算して元のベイヤー画像データに戻してYC処理部66に出力する。
図3は、本実施形態のゴロムライス符号化部5を示す図である
図3に示すゴロムライス符号化部5は、割り算部7と、バレルシフタ8、9と、OR部10、11と、フリップフロップ12、13と、対数変換部14と、累積加算部15、16と、デコーダ17と、データパッキング部18、19とを備えて構成されている。
割り算部7は、図2Aに示す絶対値化部72から出力されるデータをパラメータKで割り算し、「商」をデコーダ17及び累積加算部16に出力し、「余り」をバレルシフタ8に出力する。デコーダ17は、割り算部7から出力された「商」をデコードすることによってプリフィックスを生成する。デコードは通常アルファ符号と呼ばれる一進法符号化を行うようになっている。例えば、デコーダ17に「商」として「2」が入力された場合、デコーダ17から「10」が出力され、デコーダ17に「商」として「3」が入力された場合、デコーダ17から「100」が出力される。累積加算部16は、割り算部7から出力される「商」を累積加算する。「商」はプリフィックスのビット数を表すので、累積加算することで、1つ前に生成されたプリフィックスに重ならず従属接続を可能とする先頭アドレスとして使用できる。バレルシフタ9は、デコーダ17から出力されるデータを、累積加算部16から出力されるデータをシフト量としてシフトする。次のフリップフロップ13は、OR部11から出力されるデータを1クロック遅延させてOR部11に出力する。OR部11は、フリップフロップ13から出力されるデータを出力した後、バレルシフタ9から出力されるデータを出力する。これにより複数のプリフィックスが生成順に従属接続される。データパッキング部19は、OR部11から出力されるデータを所定バイト毎に分けて極性付与部75に出力する。
また、対数変換部14は、パラメータKを、底を2とする対数値(logK)に変換する。これは「余り」(サフィックス)のビット数を表している。累積加算部15は、対数変換部14から出力するデータを累積加算する。累積加算することで、1つ前に生成されたサフィックスに重ならず従属接続を可能とする先頭アドレスとして使用できる。バレルシフタ8は、割り算部7から出力される「余り」を、累積加算部15から出力されるデータをシフト量としてシフトする。例えば、バレルシフタ8に「余り」として「001」、シフト量として「1」が入力された場合、バレルシフタ8から「000010」が出力され、バレルシフタ8に「余り」として「001」、シフト量として「2」が入力された場合、バレルシフタ8から「000100」が出力される。フリップフロップ12は、OR部10から出力されるデータを1クロック遅延させてOR部10に出力する。OR部10は、フリップフロップ12から出力されるデータを出力した後、バレルシフタ8から出力されるデータを出力する。これにより複数のサフィックスが生成順に従属接続される。データパッキング部18は、OR部10から出力されるデータを所定バイト毎に分けて記憶部4に出力する。
図4は、本実施形態のゴロムライス復号化部6を示す図である。
図4に示すゴロムライス復号化部6は、バレルシフタ20、21と、マスク部22と、累積加算部23、24と、対数変換部25と、境界検出部26と、掛け算部27と、加算部28と、極性抽出部79とを備えて構成されている。
バレルシフタ21は、図2Bに示すデータデパッキング部77から出力されるデータ(プリフィックス)を、累積加算部24から出力されるデータをシフト量としてシフトする。これにより復号する符号の頭だしが行われる。累積加算部24は、境界検出部26から出力されるデータを累積加算する。境界検出部26は、バレルシフタ21から出力される復号する符号のプリフィックスと次回復号のプリフィックスの境界を検出して、復号するプリフィックスの下位ビットからその境界までのビット数を示すデータを出力する。例えば、アルファ符号であれば「1」が出現するまでのビット数(=符号時の「商」の値)となる。掛け算部27は、極性抽出部79から出力されるデータとパラメータKとの乗算値を求め出力する。
また、バレルシフタ20は、記憶部4から出力されるサフィックスデータを、累積加算部23から出力されるデータをシフト量としてシフトする。これにより復号する符号の頭だしが行われる。累積加算部23は、対数変換部25において底を2とする対数に変換されたパラメータKを累積加算してバレルシフタ20に出力する。パラメータKはサフィックスのビット数を表すので、累積加算することで、従属接続されたサフィックスデータから順次個別のサフィックスの頭だしをする先頭アドレスが生成できる。マスク部22は、バレルシフタ20から出力されるデータに対して、対数変換部25から出力されるデータをマスク量としてマスク処理を施し加算部28に出力する。これにより従属接続されている次回復号するサフィックスデータ部分が0に置き換えられるので、1個のサフィックス(=符号時の「余り」)として扱えるようになる。加算部28は、マスク部22から出力されるデータと、掛け算部27から出力されるデータとを加算して極性付与部80に出力する。また、極性抽出部79から出力される極性が極性付与部80に出力される。これで完全に元のデータに復号されたことになる。
このように、本実施形態の撮像装置1では、圧縮部2のゴロムライス符号化において、プリフィックスとサフィックスとを統合せず、それぞれ別々の記憶部65、4に記憶する構成であるので、伸張部3のゴロムライス復号化において、プリフィックスとサフィックスの分離処理が不要になる。例えば、バレルシフタ21が1クロック単位でデータデパッキング部77から出力されるデータを処理する場合は、図5に示すように、境界検出部26及び累積加算部24のそれぞれの処理が必要となり、図10に示す従来の構成のように、加算部101の処理を削減することができる。また、本実施形態の撮像装置1では、バレルシフタ21で処理されるデータはプリフィックスのみになり、バレルシフタ20で処理されるデータはサフィックスのみになるため、バレルシフタ20、21や境界検出部26において処理すべきデータ量(ビット幅)が減る。そのため、例えば、バレルシフタ20、21内や境界検出部26内の30ビット超となる多入力のAND回路の入力ビット数が減り、回路内部の処理段数や入力寄生容量が減り、バレルシフタ20、21や境界検出部26の動作を高速化させることができる。
これにより、本実施形態の撮像装置1では、伸張部3の動作遅延が低減され伸張部3を高速動作させることができるので、Prepro部62やYC処理部66の動作も高速化し連写撮影枚数を増加させることができる。
なお、上記実施形態では、圧縮部2においてエントロピー符号化としてゴロムライス符号化を行い、伸張部3においてエントロピー復号化としてゴロムライス復号化を行う構成であるが、圧縮部2においてエントロピー符号化としてハフマン符号化を行い、伸張部3においてエントロピー復号化としてハフマン復号化を行うように構成してもよい。このように構成する場合もハフマン符号化により求められたプリフィックスとしての符号化後のグループ番号(SSSS)を記憶部4に記憶するとともにハフマン符号化により求められたサフィックスとしての符号化後の付加ビットを記憶部65に記憶し、記憶部4に記憶されたプリフィックスと記憶部65に記憶されたサフィックスとに基づいてハフマン復号化を行う。
また、上記実施形態では、プリフィックスを記憶部65に記憶し、サフィックスを記憶部4に記憶する構成であるが、プリフィックスを記憶部4に記憶し、サフィックスを記憶部65に記憶するように構成してもよい。
本発明の実施形態の撮像装置を示す図である。 本実施形態の圧縮部を示す図である。 本実施形態の伸張部を示す図である。 本実施形態のゴロムライス符号化部を示す図である。 本実施形態のゴロムライス復号化部を示す図である。 本実施形態のゴロムライス復号化部の動作の一部を示す図である。 従来の撮像装置を示す図である。 従来の圧縮部を示す図である。 従来の伸張部を示す図である。 従来のゴロムライス符号化部を示す図である。 従来のゴロムライス復号化部を示す図である。 従来のゴロムライス復号化部の動作の一部を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 圧縮部
3 伸張部
4 記憶部
5 ゴロムライス符号化部
6 ゴロムライス復号化部
7 割り算部
8、9 バレルシフタ
10、11 OR部
12、13 フリップフロップ
14 対数変換部
15、16 累積加算部
17 デコーダ
18、19 データパッキング部
20、21 バレルシフタ
22 マスク部
23、24 累積加算部
25 対数変換部
26 境界検出部
27 掛け算部
28 加算部
60 撮像装置
61 撮像素子
62 Prepro部
63 圧縮部
64 伸張部
65 記憶部
66 YC処理部
67 JPEG圧縮部
68 EVF表示部
69 記録メディア
70 予測部
71 演算部
72 絶対値化部
73 ゴロムライス符号化部
74 極性符号化部
75 極性付与部
76 データパッキング部
77 データデパッキング部
78 ゴロムライス復号化部
79 極性抽出部
80 極性付与部
81 予測部
82 演算部

Claims (3)

  1. 撮像素子と、その撮像素子によって撮像された画像データに対してエントロピー符号化を使用した圧縮処理を行う圧縮手段と、その圧縮手段により圧縮された画像データに対してエントロピー復号化を使用した伸張処理を行う伸張手段と、その伸張手段により伸張された画像データに対して画像処理を行う画像処理手段とを備える撮像装置であって、
    前記エントロピー符号化により生成されるプリフィックスを記憶する第1の記憶手段と、
    前記エントロピー符号化により生成されるサフィックスを記憶する第2の記憶手段と、
    を備え、
    前記伸張手段は、前記第1の記憶手段に記憶されるプリフィックスと前記第2の記憶手段に記憶されるサフィックスとに対して前記エントロピー復号化を行うことで伸張処理を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記エントロピー符号化は、ゴロムライス符号化である、
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記エントロピー符号化は、ハフマン符号化である
    ことを特徴とする撮像装置。
JP2008119654A 2008-05-01 2008-05-01 撮像装置 Withdrawn JP2009272739A (ja)

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