JP2009267260A - 薄膜製造装置及び薄膜太陽電池製造装置 - Google Patents

薄膜製造装置及び薄膜太陽電池製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】チャンバ間での移送時に基板の取り付け/取り外しを行う必要がない薄膜製造装置を提供する。
【解決手段】基板上に複数積層された薄膜を製造する装置であって、開口部を有する複数の成膜室131〜136と、前記開口部を閉鎖するように該開口部に装着可能な板状部材33及びと該装着時に前記成膜室内に位置する該板状部材の面に前記基板を固定する基板固定機構34とを有する基板保持機構30Bと、前記複数の成膜室131〜136の前記開口部の間で前記基板保持機構30Bを移動させる移動機構30Aと、を備える。この装置では基板を基板保持機構30Bで保持したままで順次成膜室を移動させることができるため、移送時に基板の取り付け/取り外しを行う必要がない。それにより製造効率を向上させると共に装置の故障を少なくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の薄膜が積層された薄膜積層体を製造するための装置に関する。この装置は薄膜太陽電池の製造に好適に用いることができるものである。
太陽電池の一種に、p型半導体層(p層)、真性半導体層(i層)及びn型半導体層(n層)がこの順で積層されたpin型薄膜太陽電池がある。近年、太陽電池の需要の増加に伴いバルクのシリコン結晶が入手困難となってきたため、バルクシリコン結晶を使用する必要のないpin型薄膜太陽電池の注目度が増している。
pin型薄膜太陽電池は、初期の頃にはp層、i層及びn層を同一のチャンバ内で順に成膜することにより作製されていた。特許文献1には、ホウ素原子がドープされたアモルファスシリコンカーバイドから成るp層と、アモルファスシリコンから成るi層と、リン原子がドープされたアモルファスシリコンから成るn層から成るpin型薄膜太陽電池の各層を同一のチャンバ内で順に成膜することが記載されている。この装置では1つの層を作製した後にチャンバ内に残った原料ガスを完全に除去することが難しいため、作製されたpin型薄膜太陽電池の各層に他の層の原料が混入するおそれがある。
一方、特許文献2には、p層、i層及びn層を異なるチャンバ内で成膜する太陽電池の製造装置が記載されている。この装置では、p層形成チャンバ、i層形成チャンバ及びn層形成チャンバが直線状に配置されており、この順、又はその逆の順で基板が移送される。この移送の際に、移送前のチャンバ内の基板ホルダから基板を取り外す作業、及び、移送後のチャンバの基板ホルダに基板を取り付ける、という作業が行われるため、時間のロスが生じる。また、基板の取り付け/取り外しのための装置は、コストアップの要因になるうえ、複雑な機械的機構を有するため故障が生じやすい、という問題がある。
このような問題は薄膜太陽電池を製造する際に限らず、トランジスタやダイオード等、ドーピング原子がドープされた薄膜を有する物を製造する際にも同様に生じる。
特開昭57-095677号公報(第3頁右上欄20行目〜左下欄13行目、図1) 特開2004-221427号公報([0039]、図1)
本発明が解決しようとする課題は、チャンバ間での移送時に基板の取り付け/取り外しを行う必要がなく、それにより製造効率を向上させると共に故障が少ない薄膜製造装置を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る薄膜製造装置は、複数の薄膜が積層された薄膜積層体を基板上に製造する装置であって、
a) それぞれ開口部を有する複数の成膜室と、
b) 前記開口部を閉鎖するように該開口部に装着可能な板状部材と、該板状部材の該装着時に前記成膜室側を向く面に設けられた、前記基板を固定する基板固定手段、とを有する基板保持手段と、
c) 前記複数の成膜室の前記開口部の間で前記基板保持手段を移動させる移動手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る薄膜製造装置では、基板を基板保持手段に保持したままの状態で、基板保持手段が複数の成膜室を順次移動することで薄膜の積層体が製造される。そのため、成膜室毎に基板の取り付け/取り外しのための装置を設ける必要がない。これにより、基板の取り付け/取り外しによる時間のロスが少なくなると共に、装置のコストが抑えられ、更には装置の故障が少なくなる。
成膜時には、成膜室の開口部は板状部材により閉鎖される。そのため、薄膜の品質低下の原因となる不要なガスなどが成膜室内に侵入することや、成膜室内の原料ガスなどが外部に漏れることを防ぐことができる。
本発明に係る薄膜製造装置において、
前記移動手段が、
前記基板保持手段を各成膜室の近傍に順次移動させる第1移動手段と、
各成膜室の近傍において前記基板保持手段を該成膜室の前記開口部に装着させ、及び該開口部から脱離させるように前記基板保持手段を移動させる第2移動手段と、
を有する、
ようにすることができる。これにより、比較的単純な移動を組み合わせて基板保持手段を所定の位置に移動させることができるため、移動手段の構成を単純化することができ、故障を少なくすることができる。
上記薄膜製造装置において、
前記成膜室が内部にプラズマ生成手段を備え、
前記基板固定手段が、前記板状部材が前記開口部に装着された状態において複数の基板が前記プラズマ生成手段を取り囲むように、該基板を固定する、
という構成を採ることができる。これにより、複数の基板に対して同時に且つ均一に堆積処理を施すことができる。
上記薄膜製造装置は、
前記複数の成膜室と別に設けられた基板取付室と、
前記基板取付室の壁面に設けられ、前記板状部材により閉鎖可能な取付室開口部と、
前記基板取付室内に設けられ、前記取付室開口部を閉鎖した時に基板を前記基板固定手段に装着することが可能な位置に該基板を仮保持する取付時仮保持手段と、
前記基板取付室内に基板を搬入して前記取付時仮保持手段に該基板を装着する搬入手段と、
を有する基板取付手段を備えることができる。
また、上記薄膜製造装置は、
前記複数の成膜室と別に設けられた基板取り外し室と、
前記基板取り外し室の壁面に設けられ、前記板状部材により閉鎖可能な取り外し室開口部と、
前記基板取り外し室内に設けられ、前記取り外し室開口部を閉鎖した時に、基板固定手段に装着されている基板を該基板固定手段から取り外して該基板を仮保持する取り外し時仮保持手段と、
前記取り外し時仮保持手段から前記基板を取り外して前記基板取り外し室外に搬出する搬出手段と、
を有する基板取り外し手段を備えることもできる。
前記基板取付手段は、
前記取付時仮保持手段が、2n(nは2以上の自然数)枚の基板を2n角形状に仮保持するものであって、該2n角形に垂直な軸を中心に(360/n)°毎に回動し、
前記搬入手段が、前記取付時仮保持手段が(360/n)°回動する毎に前記基板を該仮装着手段に2枚同時に装着する、
ようにすることができる。これにより、n角形状に配置される基板のうち互いに向かい合う2枚は平行になるため、それら2枚の基板を、互いにぶつかることなく平行に、同時に基板取付室に搬入することができる。
同様に、前記基板取り外し手段は、
前記取り外し時仮保持手段が、2n(nは2以上の自然数)枚の基板を2n角形状に仮保持するものであって、該2n角形に垂直な軸を中心に(360/n)°毎に回動し、
前記搬出手段が、前記取付時仮保持手段が(360/n)°回動する毎に前記基板を該仮装着手段から2枚同時に取り外す、
ようにすることができる。これにより、基板取付手段の場合と同様の理由により、2枚の基板を、互いにぶつかることなく平行に、同時に基板取り外し室から搬出することができる。
本発明により、基板上に複数積層された薄膜を製造する際に、成膜室(チャンバ)間で基板を移送する度に基板を基板台から取り外し/基板台に取り付ける必要がなくなる。これにより、取り付け/取り外しによる時間のロスが生じることを防ぐことができるため、薄膜の製造効率が高まる。それに伴い、装置の構成を単純化することができるため、コストを抑えることができるうえ、故障を少なくすることができる。
以下、図1〜図10を用いて、薄膜太陽電池の製造装置を例として本発明に係る薄膜製造装置の実施例を説明する。
図1に、本実施例の薄膜製造装置10の概略側面図を示す。この薄膜製造装置10は、基板S上にタンデム型薄膜太陽電池を作製するための装置である。ここで、薄膜製造装置10の説明の前に、図2を用いてタンデム型薄膜太陽電池90について説明する。タンデム型薄膜太陽電池90は、第1のp型半導体層91、第1の真性半導体層92、第1のn型半導体層93、第2のp型半導体層94、第2の真性半導体層95及び第2のn型半導体層96の6層の薄膜から成る積層体を第1電極97及び第2電極98で挟んだ構造を有する。このうち第2の真性半導体層95のみはシリコンの多結晶から成り、それ以外の各層はシリコン(真性半導体)のアモルファス又はホウ素(p型半導体)若しくはリン(n型半導体)がドープされたシリコンのアモルファスから成る。このように、真性半導体層にアモルファスと多結晶の双方を用いることにより、いずれか一方のみを用いた場合よりも広い波長帯の光のエネルギーを吸収することができる。
薄膜製造装置10は基板取付室11、予熱室12、第1〜第6成膜室131〜136の6つの成膜室、クリーニング室14、冷却室15、基板取り外し室16及び搬送室17を有する。搬送室17以外の各室(以下、「上部各室」とする)はいずれも搬送室17の上に設けられており、上部各室と搬送室17の間は開口部により連通している。上部各室及び搬送室17内は排気装置(図示せず)により十分低い圧力に維持される。
第1成膜室131は第1のp型半導体層91を、第2成膜室132は第1の真性半導体層92を、第3成膜室133は第1のn型半導体層93を、第4成膜室134は第2のp型半導体層94を、第5成膜室135は第2の真性半導体層95を、第6成膜室136は第2のn型半導体層96を、それぞれ作製するための成膜室である。予熱室12は成膜前に基板を予熱するために、クリーニング室14は成膜後に各薄膜及び基板及びをクリーニングするために、冷却室15は成膜及びクリーニング後に各薄膜及び基板を冷却するために、それぞれ用いられる。
搬送室17内には下壁173の上にレール171が敷かれていると共に、レール171上に移動機構30Aが載置されている。移動機構30Aの上には基板保持機構30Bが設けられている。なお、図1では移動機構30A及び基板保持機構30Bを1組のみ示したが、レール171上に複数組の移動機構30A・基板保持機構30Bを載置することもできる。
図3に、上部各室の一例として第1成膜室131の縦断面図を示すと共に、移動機構30A・基板保持機構30Bの縦断面図を示す。また、図4に第1成膜室131の上面図を、図5に基板保持機構30Bの上面図を、それぞれ示す。
まず、第1成膜室131について説明する。
第1成膜室131は、搬送室17の上壁172の上に設けられた、内部を真空に保持することが可能な直方体状の真空容器21を有する。また、真空容器21の下壁は搬送室上壁172を兼ねており、この下壁には開口部22が設けられている。このような構成により、真空容器21内と搬送室17内は開口部22を通して連通している。開口部22には、開口部22を塞ぐように後述の板状部材33を装着することができる。また、搬送室上壁172の下面であって開口部22の横の位置に、板状部材33を開口部22に装着する際に板状部材33を固定するための板状部材固定具23が設けられている。板状部材固定具23は縦方向の軸材231と、軸材231を中心に回動する横長の板232から成り、板状部材33で開口部22を下側から覆った状態で横長板232を回動させて板状部材33の下面を押さえつけることにより板状部材33を固定するものである。
第1成膜室131は、真空容器21の上壁の内壁面中央から真空容器21内に突出するように設けられたアンテナ支持部24と、アンテナ支持部24に複数個取り付けられた高周波アンテナ25を有する。アンテナ支持部24は直方体形状をなしており、内部は空洞となっている。各高周波アンテナ25は線状の導体を「コ」の字状に曲げた矩形の平面状アンテナであり、インピーダンス整合器28を介して高周波電源29に並列に接続されている。
真空容器21内には、プラズマ生成ガス供給管261、主原料ガス供給管262、及びドーピングガス供給管263が設けられている。このうちプラズマ生成ガス供給管261は真空容器21の上壁及びアンテナ支持部24の内部を通り、開口端261Aが真空容器21内に向けてアンテナ支持部24の壁に設けられたものである。主原料ガス供給管262及びドーピングガス供給管263は共に、真空容器21の壁を通って真空容器21内に延びており、真空容器21内の管壁に多数の孔が設けられている。プラズマ生成ガス供給管261の開口端261A、主原料ガス供給管262の孔262A及びドーピングガス供給管263の孔263Aはそれぞれ、プラズマ生成ガス(本実施例では水素ガス)、主原料ガス(シリコン原子を含むガス)及びドーピングガス(ホウ素原子を含むガス)を真空容器21内に供給するガス供給口となる。これらガス供給口は、高周波アンテナ25から近い順にプラズマ生成ガス供給口261A、主原料ガス供給口262A、ドーピングガス供給口263Aの順に配置される。
真空容器21の4つの側壁の内面には、基板Sを加熱するためのヒータ27が設けられている。成膜時には、基板Sはドーピングガス供給口263Aとヒータ27の間に配置される。
第3成膜室133、第4成膜室134及び第6成膜室136は第1成膜室131と同じ構成を有する。このうち第4成膜室134ではドーピングガス供給口263Aからホウ素原子を含むガス(第1成膜室131の場合と同様)が、第3成膜室133及び第6成膜室136ではドーピングガス供給口263Aからリン原子を含むガスが、それぞれ真空容器21内に供給される。また、第2成膜室132、第5成膜室135及びクリーニング室14は、ドーピングガス供給管263が設けられていないが、それ以外は第1成膜室131と同じ構成を有する。予熱室12は真空容器21、板状部材固定具23及びヒータ27を有する。冷却室15は真空容器21及び板状部材固定具23を有する。
移動機構30Aについて説明する。
移動機構30Aはレール171上に載置された台車31と、台車31上に設けられた昇降装置32とを備える。台車31はレール171上を横方向に移動することにより、基板保持機構30Bを第1〜第6成膜室131〜136その他の上部各室の近傍に順次移動させるものである。昇降装置32は、第1〜第6成膜室131〜136その他の上部各室の近傍において、パンタグラフ機構により基板保持機構30Bを昇降させることにより、基板保持機構30Bを開口部22等に装着させ又は脱離させるように移動させるものである。台車31は前記第1移動手段に、昇降装置32は前記第2移動手段に、それぞれ相当する。これら台車31の移動操作及び昇降装置32による昇降操作は外部制御装置より接続される動力線と信号線を含むケーブル(図示省略)を利用して制御される。
基板保持機構30Bについて説明する。
基板保持機構30Bは板状部材33及び基板固定機構34を備える。板状部材33は開口部22を覆うのに十分な面積を有し、開口部22を下側から覆った状態で上述のように板状部材固定具23により固定することができる。基板固定機構34は、1枚の基板Sに対して2個の基板固定具を1対として設けられ、1枚の長方形の基板Sの4つの角のうちの2つが基板固定具に差し込まれることで基板Sを立設させるものである。基板固定機構34は、上から見て4枚の基板Sを正方形状に並ぶように、板状部材33の上面に4対、設けられている。また、板状部材33の上面には、全ての基板固定具を囲むように1個のシール材35が設けられている。
本実施例の薄膜製造装置10の動作を説明する。
まず、台車31が基板取付室11の下に移動し、昇降装置32が基板保持機構30Bを上昇させることにより、板状部材33が基板取付室11の開口部を覆うように搬送室上壁172に押し当てられる。この時、シール材35が搬送室上壁172に密着するため、板状部材33が開口部を覆っている間中、基板取付室11内の気密性が保持される。次に、基板取付室11は後述の動作により、ガラス製の基板Sを4枚、基板固定機構34に取り付ける。基板Sの表面には予め、CVD法あるいはスパッタリング法により光透過性のある導電膜からなる第1電極97が形成されている。
次に、昇降装置32が基板保持機構30Bを基板取付室11の開口部から降下させ、台車31が予熱室12の下まで移動し、更に昇降装置32が基板保持機構30Bを上昇させることにより、板状部材33が予熱室12の開口部を覆うように基板保持機構30Bを移動させる。予熱室12内において、ヒータ27は基板Sを所定の温度まで加熱する。
次に、昇降装置32が基板保持機構30Bを開口部から降下させ、台車31が第1成膜室131の下に移動し、昇降装置32が基板保持機構30Bを上昇させることにより、板状部材33が第1成膜室131の開口部を覆うように基板保持機構30Bを移動させる。この状態で、板状部材固定具23は板状部材33を開口部に固定する。基板取付室11の場合と同様に、シール材35は搬送室上壁172に密着するため、基板取付室11内の気密性が保持される。このように板状部材33が固定された時、4枚の基板Sは高周波アンテナ25を正方形状に取り囲むように配置される(図4)。
第1成膜室131では、プラズマ生成ガス供給口261Aから水素ガスが、主原料ガス供給口262Aからシランガスが、ドーピングガス供給口263Aからジボランガスが、それぞれ真空容器21内に供給される。それと共に、高周波アンテナ25には高周波電力が投入される。これにより、水素ガスが電離してプラズマが生成され、そのプラズマによりシランガス及びジボランガスが分解してシリコンを含む活性種及びホウ素を含む活性種が生成される。これらシリコンを含む活性種及びホウ素を含む活性種が基板Sの表面に堆積することにより、第1のp型半導体層91が成膜される。この成膜処理の間、ヒータ27は基板Sを所定の温度範囲内に保つように加熱する。所定時間が経過した時に高周波電力の投入を停止すると共にシランガス及びジボランガスの供給を停止し、第1のp型半導体層91の成膜を終了する。成膜を終了した後、水素ガスの供給を停止する。そして、板状部材固定具23は板状部材33の固定を解除し、昇降装置32は基板保持機構30Bを降下させる。
その後、移動機構30Aが基板保持機構30Bを第1成膜室131から第6成膜室136まで順次移動させながら、各成膜室で第1成膜室131の場合と同様の処理を行うことにより、第2成膜室132は第1の真性半導体層92を、第3成膜室133は第1のn型半導体層93を、第4成膜室134は第2のp型半導体層94を、第5成膜室135は第2の真性半導体層95を、第6成膜室136は第2のn型半導体層96を、それぞれ成膜する。その際、ドーピングガスは第2成膜室132及び第5成膜室135では使用されず、第3成膜室133及び第6成膜室136ではホスフィンガスが使用され、第4成膜室134では第1成膜室131と同様にジボランガスが使用される。なお、第5成膜室135以外の成膜室ではアモルファスの薄膜が生成されるのに対して、第5成膜室135では高周波アンテナ25に投入する電力を他の成膜室よりも大きくすることにより多結晶の薄膜が成膜される。
以上のように第1成膜室131〜第6成膜室136において6層の薄膜が成膜された後、移動機構30Aはこれまでの各成膜室での動作と同様の動作により、基板保持機構30Bをクリーニング室14の開口部に移動させる。そして、クリーニング室14内において、プラズマ生成ガス供給口261AからNF3ガスが供給され、高周波アンテナ25に高周波電力が投入されることにより、NF3ガスのプラズマが生成される。このプラズマにより基板保持機構30Bがクリーニングされる。このクリーニング処理後、台車31及び昇降装置32はこれまでと同様の動作により基板保持機構30Bを冷却室15の開口部に移動させる。冷却室15内において基板S及び基板S上の各薄膜は自然冷却される。
最後に、台車31及び昇降装置32はこれまでと同様の動作により基板保持機構30Bを基板取り外し室16の開口部に移動させる。基板取り外し室16内において、後述の動作により基板Sを基板固定機構34から取り外す。これにより、4枚1組の基板Sに対する薄膜製造装置10での操作は終了する。その後、通常の蒸着装置により、第2のn型半導体層96の上に第2電極98か形成される。
ここまでは1組の移動機構30A及び基板保持機構30Bのみに着目して説明したが、実際には複数組の移動機構30A及び基板保持機構30Bを並行して使用することができる。即ち、1組目の移動機構30A及び基板保持機構30Bが基板取り外し室16に到達する前に、2組目の移動機構30A及び基板保持機構30Bを基板取付室11から出発させることができる。
上記実施例では基板保持機構30Bに基板Sを正方形状に4枚取り付ける例を示したが、例えば、基板保持機構30Bを上から見て、基板Sを例えば正六角形状あるいは正八角形状に取り付けるように、基板固定機構34を板状部材33表面に設けることも可能である。その場合には、基板保持機構30Bが成膜室の開口部に取り付けられた際の基板Sの位置に合わせて、主原料ガス供給管262やドーピングガス供給管263の位置なども適宜変更する。
本実施例の薄膜製造装置10では、基板Sを基板保持機構30Bの基板固定機構34に固定したままの状態で、基板保持機構30Bを順次第1成膜室131〜第6成膜室136に移動させるため、成膜室間を移動する毎に基板Sを基板保持具に取り付け、及び基板保持具から取り外す必要がない。そのため、処理時間を短縮することができる。また、各成膜室間の移動には台車31及びパンタグラフ機構から成る昇降装置32のみという、比較的単純な構成の装置を用いるため、コストを削減することができると共に、故障の発生を少なくすることができる。更に、本実施例の薄膜製造装置10では4枚の基板Sに対して同時に成膜処理を行うことができるため、1枚ずつ処理する場合よりも生産効率を高めることができる。
次に、基板取付室11及び基板取り外し室16の構成を説明する。基板取付室11と基板取り外し室16は一部を除いて同様の構成を有する。以下では、基板取付室11と基板取り外し室16が相違する点を特記する他は、基板取付室11の構成を例として説明する。
図7に、基板取付室11の縦断面図を示す。基板取付室11は、搬送室上壁172を兼ねた下壁を有する円筒状あるいは2n(nは2以上の自然数)角形状の真空容器(基板取付室、基板取り外し室)41と、下壁に設けられ搬送室17と真空容器41を連通させる下壁開口部(取付室開口部)42を有する。また、真空容器41の側壁のうちの1つには、側壁開口部44が設けられている。下壁開口部42及び側壁開口部44にはそれぞれ下壁ゲート421及び側壁ゲート441が設けられており、これら開口部はこれらゲートにより密閉/開放することができる。また、真空容器41には、搬送室17等とは独立に内部を真空引きするための真空ポンプ45が接続されている。
真空容器41内の上部には、基板仮保持機構46が設けられている。図8に、基板仮保持機構46の下面図を示す。基板仮保持機構46は、上下方向の軸を中心に90°(360°/4)ずつ回動する回動板461と、回動板461の下面に設けられた4個の基板把持具462を有する。基板把持具462は、基板Sを立てた状態で把持し、且つ把持した基板Sを開放することができるものである。基板把持具462は、例えば、1対の部材を基板Sに垂直な方向に接近させて基板Sを挟むことにより把持し、その逆の方向に部材を移動させることで基板Sを開放するように構成することができる。4個の基板把持具462の位置は、板状部材33を下壁開口部42に固定した時に、把持した基板Sが基板固定機構34の基板固定具に挿入されるように設定されている。以下、4個の基板把持具462を下面図上で時計回りに順に第1基板把持具462A、第2基板把持具462B、第3基板把持具462C、第4基板把持具462Dと呼ぶ。
真空容器41の側部には、基板Sを立てた状態で、真空容器41外から側壁開口部44を通して真空容器41内に搬入する搬入装置47Aを有する。なお、基板取り外し室16では、真空容器41の側部には、基板Sを立てた状態で、真空容器41内から側壁開口部44を通して真空容器41外に搬出する搬出装置47Bが設けられる。
基板取付室11における基板の取り付けの動作を説明する。
まず、下壁ゲート421を閉鎖した状態で側壁ゲート441を開放し、搬入装置47Aにより基板Sを2枚、立てた状態で並行にして真空容器41内に搬入する。そして、図9(a)に示すように、これら2枚のうちの一方の基板Sを第1基板把持具462Aに把持させ、他方の基板Sを第3基板把持具462Cに把持させる。次に、回動板461を下面図で見て反時計回りに90°回動させた後、先程と同様にして搬入装置47Aにより基板Sを2枚、真空容器41内に搬入する。この回動操作により、回動前に第1基板把持具462Aがあった位置に第2基板把持具462Bが、第3基板把持具462Cがあった位置に第4基板把持具462Dが、それぞれ存在するため、搬入された2枚の基板Sは第2基板把持具462B及び第4基板把持具462Dに把持される。
このように4枚の基板Sを基板仮保持機構46に仮装着させた後、側壁ゲート441を閉鎖し、真空ポンプ45により真空容器41内を真空引きする。その後、下壁ゲート421を開放し、昇降装置32により基板保持機構30Bを下方から下壁開口部42に装着する。これにより、基板仮保持機構46に仮装着された基板Sは基板固定機構34の基板固定具に差し込まれる(図10)。その後、基板把持具462が基板Sを開放することにより、基板Sを完全に基板保持機構30Bに移すことができる。
基板取り外し室16における基板の取り外しの動作を説明する。
まず、下壁ゲート421及び側壁ゲート441を閉鎖した状態で真空ポンプ45により真空容器41内を搬送室17内と同程度の圧力まで真空引きする。次に、下壁ゲート421を開放し、昇降装置32により基板保持機構30Bを下方から下壁開口部(取り外し室開口部)42に装着する。これにより、基板固定機構34の基板固定具に差し込まれている基板Sは基板把持具462により把持可能な位置に配置される。次に基板把持具462は基板Sを把持し、その後、昇降装置32は基板保持機構30Bを下降させる。これにより、基板Sは基板固定機構34の基板固定具から外れ、基板仮保持機構46に仮装着された状態となる。
次に、下壁ゲート421を閉鎖し、側壁ゲート441を開放する。そして、搬出装置47Bはアームを真空容器41内に挿入し、第2基板把持具462B及び第4基板把持具462Dに把持された2枚の基板Sをこのアームにより把持する。次に、第2基板把持具462B及び第4基板把持具462Dは、把持していた基板Sを開放する。そして、搬出装置47Bはアームに把持された2枚の基板Sを真空容器41外に搬出する。次に、回動板461を下面図で見て反時計回りに90°回動させた後、先程と同様にして搬入装置47Aにより、第1基板把持具462A及び第3基板把持具462Cに把持されていた2枚の基板Sを真空容器41内に搬出する。
本実施例の基板取付室11及び基板取り外し室16はいずれも、基板を2枚同時に基板仮保持機構46に仮装着させることができ、効率よく基板を基板保持機構30Bに取り付け/基板保持機構30Bから取り外しすることができる。これは、基板保持機構30Bに保持される基板Sが2n枚、即ち偶数枚であって、それらの基板が正方形状あるいは正n角形状に配置されていることにより、2枚の基板を平行にして互いに位置的に干渉しないように搬出入することができることによる。即ち、本実施例のように基板を4枚用いる場合に限らず、基板を偶数枚用いる場合にも同様に、効率的に基板の取り付け/取り外しを行うことができる。
本発明の一実施例に係る薄膜製造装置10の概略側面図。 本実施例により作製される薄膜太陽電池の一例を示す縦断面図。 第1成膜室131、移動機構30A及び基板保持機構30Bの縦断面図。 第1成膜室131の上面図。 基板保持機構30Bの上面図。 基板保持機構30Bを上昇させた状態を示す、第1成膜室131、移動機構30A及び基板保持機構30Bの縦断面図。 基板取付室11の縦断面図。 基板仮保持機構46の下面図。 基板Sを仮装着する際の基板仮保持機構46の下面図。 仮装着した基板Sを基板保持機構30Bに保持させる際の基板取付室11及び基板保持機構30Bの縦断面図。
符号の説明
10…薄膜製造装置
11…基板取付室
12…予熱室
131…第1成膜室
132…第2成膜室
133…第3成膜室
134…第4成膜室
135…第5成膜室
136…第6成膜室
14…クリーニング室
15…冷却室
16…基板取り外し室
17…搬送室
171…レール
172…搬送室上壁
173…搬送室下壁
21…真空容器
22…開口部
23…板状部材固定具
231…軸材
232…横長板
24…アンテナ支持部
25…高周波アンテナ
261…プラズマ生成ガス供給管
261A…プラズマ生成ガス供給口
262…主原料ガス供給管
262A…主原料ガス供給口
263…ドーピングガス供給管
263A…ドーピングガス供給口
27…ヒータ
28…インピーダンス整合器
29…高周波電源
30A…移動機構
30B…基板保持機構
31…台車
32…昇降装置
33…板状部材
34…基板固定機構
35…シール材
41…真空容器
42…下壁開口部
421…下壁ゲート
44…側壁開口部
441…側壁ゲート
45…真空ポンプ
46…基板仮保持機構
461…回動板
462…基板把持具
462A…第1基板把持具
462B…第2基板把持具
462C…第3基板把持具
462D…第4基板把持具
47A…搬入装置
47B…搬出装置
90…タンデム型薄膜太陽電池
91…第1のp型半導体層
92…第1の真性半導体層
93…第1のn型半導体層
94…第2のp型半導体層
95…第2の真性半導体層
96…第2のn型半導体層
97…第1電極
98…第2電極

Claims (8)

  1. 複数の薄膜が積層された薄膜積層体を基板上に作製する装置であって、
    a) それぞれ開口部を有する複数の成膜室と、
    b) 前記開口部を閉鎖するように該開口部に装着可能な板状部材と、該板状部材の該装着時に前記成膜室側を向く面に設けられた、前記基板を固定する基板固定手段、とを有する基板保持手段と、
    c) 前記複数の成膜室の前記開口部の間で前記基板保持手段を移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする薄膜製造装置。
  2. 前記移動手段が、
    前記基板保持手段を各成膜室の近傍に順次移動させる第1移動手段と、
    各成膜室の近傍において前記基板保持手段を該成膜室の前記開口部に装着させ、及び該開口部から脱離させるように前記基板保持手段を移動させる第2移動手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜製造装置。
  3. 前記成膜室が内部にプラズマ生成手段を備え、
    前記基板固定手段が、前記板状部材が前記開口部に装着された状態において複数の基板が前記プラズマ生成手段を取り囲むように、該複数の基板を固定することを特徴とする請求項3に記載の薄膜製造装置。
  4. 前記複数の成膜室と別に設けられた基板取付室と、
    前記基板取付室の壁面に設けられ、前記板状部材により閉鎖可能な取付室開口部と、
    前記基板取付室内に設けられ、前記取付室開口部を閉鎖した時に基板を前記基板固定手段に装着することが可能な位置に該基板を仮保持する取付時仮保持手段と、
    前記基板取付室内に基板を搬入して前記取付時仮保持手段に該基板を装着する搬入手段と、
    を有する基板取付手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の薄膜製造装置。
  5. 前記取付時仮保持手段が、2n(nは2以上の自然数)枚の基板を2n角形状に仮保持するものであって、該2n角形に垂直な軸を中心に(360/n)°毎に回動し、
    前記搬入手段が、前記取付時仮保持手段が(360/n)°回動する毎に前記基板を該仮装着手段に2枚同時に装着する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の薄膜製造装置。
  6. 前記複数の成膜室と別に設けられた基板取り外し室と、
    前記基板取り外し室の壁面に設けられ、前記板状部材により閉鎖可能な取り外し室開口部と、
    前記基板取り外し室内に設けられ、前記取り外し室開口部を閉鎖した時に、基板固定手段に装着されている基板を該基板固定手段から取り外して該基板を仮保持する取り外し時仮保持手段と、
    前記取り外し時仮保持手段から前記基板を取り外して前記基板取り外し室外に搬出する搬出手段と、
    を有する基板取り外し手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薄膜製造装置。
  7. 前記取り外し時仮保持手段が、2n(nは2以上の自然数)枚の基板を2n角形状に仮保持するものであって、該2n角形に垂直な軸を中心に(360/n)°毎に回動し、
    前記搬出手段が、前記取付時仮保持手段が(360/n)°回動する毎に前記基板を該仮装着手段から2枚同時に取り外す、
    ことを特徴とする請求項6に記載の薄膜製造装置。
  8. 複数の前記成膜室のうちの3室がそれぞれ、p型半導体層の成膜室、真性半導体層の成膜室、及びn型半導体層の成膜室であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の薄膜製造装置を用いた薄膜太陽電池製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011148924A1 (ja) * 2010-05-24 2011-12-01 株式会社アルバック 成膜装置

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