JP2009261705A - 遊技機 - Google Patents

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Hiromu Tanaka
大夢 田中
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Aruze Corp
アルゼ株式会社
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Abstract

【課題】 本発明は、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 本発明の遊技機は、遊技者が実施した遊技に関連する履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、演出画像を表示する演出画像表示手段と、演出画像表示手段による演出を制御する演出制御手段と、組み合わせることにより異なるストーリが展開する動画データを記憶する動画データ記憶手段と、動画像に対応する識別情報と、動画像を選択するための選択条件とを記憶する動画像選択テーブルと、を備え、演出制御手段は、演出画像表示手段に表示する動画像の識別情報に基づいて、次に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件を動画像選択テーブルから読み出し、履歴記憶手段から読み出した履歴情報と各選択条件を対比して、次に表示する動画像を決定し、決定した動画像の識別情報に基づいて、動画データ記憶手段から動画データを読み出して、演出画像表示手段に表示する。
【選択図】 図35

Description

本発明は、パチスロ等の遊技機に関する。
従来、複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールと、遊技メダルやコイン等(以下、メダル等)が投入され、遊技者によりスタートレバーが操作されたことを検出し、複数のリールの回転の開始を要求するスタートレバーと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられたストップボタンが遊技者により押されたことを検出し、該当するリールの回転の停止を要求する信号を出力するストップボタンと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、それぞれの駆動力を各リールに伝達するステッピングモータと、スタートレバー及びストップボタンにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行うリール制御部と、を備え、スタートレバーが操作されたことを検出すると、乱数値に基づいて抽籤を行い、この抽籤の結果(以下、「内部当籤役」という)とストップボタンが操作されたことを検出したタイミングとに基づいてリールの回転の停止を行う、パチスロと呼ばれる遊技機が知られている。この時、停止した各リールの図柄(以下「停止図柄」という)の組合せが所定の入賞態様(入賞役)になれば、メダル、コイン等の遊技媒体を払い出すことで遊技者に利益を付与する。
このような遊技機には、複数種類の入賞役が設定されている。例えば、入賞したとき、所定数のメダルを払い出すと共に、通常の状態である「一般遊技状態」よりも条件の良い遊技状態を所定期間発生させる特定の入賞役が設けられる。このような特定の入賞役としては、遊技者に相対的に大きい利益を与えるゲームが所定回数行える特別増加入賞役(「ビッグボーナス」と称し、以下「BB」と略記する)と、遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技を所定ゲーム数行える特別入賞役(「レギュラーボーナス」と称し、以下「RB」と略記する)とがある。これらBB及びRBは、まとめて一般に「ボーナス」と称される。また、入賞したとき、1回のメダルの払い出しで終わる入賞役を、一般に「小役」と称している。
そこで、このような遊技機において、遊技情報や演出画像を表示するための液晶表示装置を設け、遊技性を高めたり、入賞を判別し易くするためにアニメーション等による演出表示を行う遊技機がある。このような遊技機では、遊技状態に応じた様々なアニメーションパターンを表示する。例えば、特許文献1では、遊技者の選択により液晶表示装置に表示する演出内容を選択することで遊技者の層や遊技者の個人的趣向に応じた演出内容に変更する技術が、特許文献2、特許文献3では、多数の画像の描画を可能とし、表示内容にストーリ性をもたせることが出来る技術が開示されている。また、特許文献4、特許文献5では、複数ゲームにわたる演出の実行中にゲーム状況が変化しても、その変化に対応することが出来る技術が、特許文献6では、ストーリに沿った演出表示を連続的に行い、遊技者の操作態様や個人情報に基づいてストーリの展開を変更する技術が開示されている。更に、特許文献7では、ストーリ性を有する動画像に関する演出画像を携帯電話等により取得することにより、演出画像によってその一部しか見ることのできなかった動画像の全てを見ることができる技術が開示されている。
特開2001−314550号公報 特開2003−228366号公報 特開2003−233823号公報 特開2003−265692号公報 特開2007−061644号公報 特開2005−192726号公報 特開2006−122119号公報
しかしながら、前述した従来の遊技機では、複数種類の演出が設定されていても、一日に出現する演出が限られてしまう可能性があり、その演出態様が単調となり、遊技者の興趣を損なう恐れがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、多様な演出を行うことで、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供する。
本発明の遊技機は、以下のような遊技機を提供する。
本発明の遊技機は、複数種類の図柄を表示する複数の表示部(例えば、後述の表示窓4L、4C、4R)を有する図柄表示手段(例えば、後述のリール3L、3C、3R)と、開始操作部(例えば、後述のスタートレバー6)に対する遊技者の開始操作の検出を行う開始操作検出手段(例えば、後述のスタートスイッチ6S)と、開始操作検出手段により行われた開始操作の検出に基づいて複数の表示部夫々に表示される図柄の変動を行う図柄変動手段(例えば、後述のステッピングモータ49L、49C、49R、後述の主制御回路71)と、乱抽籤によって複数の入賞態様の中から遊技の入賞態様を決定する入賞態様決定手段(例えば、後述の図24のステップS9の処理、後述の主制御回路71)と、複数の表示部夫々に対応して設けられた停止操作部(例えば、後述のストップボタン7L、7C、7R)に対する遊技者の停止操作の検出を行う停止操作検出手段(例えば、後述のストップスイッチ7S、後述の主制御回路71)と、遊技者が実施した遊技に関連する履歴情報を記憶する履歴記憶手段(例えば、後述のサブRAM(Random Access Memory)83、後述の副制御回路72)と、遊技に関する演出画像(例えば、後述の図22、図23に示す演出画像)を表示する演出画像表示手段(例えば、後述の液晶表示装置5、後述の副制御回路72)と、演出画像表示手段による演出を制御する演出制御手段(例えば、後述の演出実行手段105、後述の副制御回路72)と、組み合わせることにより異なるストーリが展開する動画像に対応する識別情報および動画データを記憶する動画データ記憶手段(例えば、後述のサブROM(Read Only Memory)82、後述の副制御回路72)と、演出画像表示手段に表示する動画像に対応する識別情報と、次に表示できる複数の動画像に対応する識別情報および動画像を選択するための選択条件と、を関連付けて記憶する動画像選択テーブル(例えば、後述のサブROM82、後述の副制御回路72)と、を備え、演出制御手段は、演出画像表示手段に表示する動画像の識別情報に基づいて、次に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件を動画像選択テーブルから読み出し、履歴記憶手段から読み出した履歴情報と各選択条件を対比して、次に表示する動画像を決定し、決定した動画像の識別情報を動画像選択テーブルから取得し、取得した識別情報に基づいて、動画データ記憶手段から動画データを読み出して、演出画像表示手段に動画像を表示することを特徴とする。
この遊技機によれば、遊技に関する履歴情報と選択条件を対比して次に表示できる動画像を決定して表示するので、例えば、ゲーム毎の所定の条件により、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の遊技機は、履歴情報は、遊技者が遊技の実行中に獲得するポイントであって、履歴記憶手段はポイントを累積して記憶し、選択条件は各動画像に対応するポイントのレンジであることを特徴とする。
この遊技機によれば、遊技の実行中にポイントを獲得し、獲得したポイントのレンジを参照して次に表示できる動画像を決定して表示するので、例えば、獲得したポイントのレンジにより、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の遊技機は、演出制御手段は、停止操作検出手段により図柄表示手段に所定の図柄が停止表示されたことを条件に、履歴記憶手段に停止表示された図柄に対応するポイントを累積的に記憶することを特徴とする。
この遊技機によれば、遊技者の所定の停止操作によりポイントを獲得することができ、獲得したポイントのレンジを参照して次に表示できる動画像を決定して表示するので、例えば、所定の入賞ラインに「チェリー」を停止表示した場合にポイントが獲得でき、獲得したポイントのレンジにより、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、目押しが苦手な遊技者であっても目押し行為に対して意味を持たせることができるので遊技が単調にならず、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の遊技機は、入賞態様決定手段により決定された入賞態様に応じた図柄を入賞ラインに所定の滑り駒数だけ引き込んで停止させる引き込み制御手段(例えば、後述の図22のステップS8の処理、後述の主制御回路71)を備え、引き込み制御手段により引き込まれた滑り駒数に応じたポイントを履歴記憶手段に累積的に記憶することを特徴とする。
この遊技機によれば、引き込まれた滑り駒数に応じたポイントのレンジを参照して次に表示できる動画像を決定して表示するので、例えば、所定の入賞ラインに「ベル」を停止表示する場合に、停止操作のタイミングから何コマ引き込まれたかによって異なるポイントを獲得することができ、獲得したポイントのレンジにより、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、目押しが苦手な遊技者であっても目押し行為に対して意味を持たせることができるので遊技が単調にならず、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の遊技機は、演出制御手段は、表示する動画像を決定する前に、次に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件を動画像選択テーブルから読み出し、視認可能に演出表示手段に表示し、選択条件の表示の後に、遊技者が獲得したポイントを履歴記憶手段に累積記憶し、選択条件の表示の後に累積記憶されたポイントに基づいて、次に表示される動画像を決定する。
この遊技機によれば、表示する動画像を決定する前に、動画像に対応する各選択条件と獲得したポイントを表示するので、例えば、今表示されている動画像が終了し、次に表示される動画像の切り替える段階に至る際に遊技者が表示されたポイントを参照することで、別の動画像に変更されるポイントに対して不足しているポイントの数値を把握することができるので、目押しが苦手な遊技者であっても目押し行為に対して意味を持たせることができるので遊技が単調にならず、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の遊技機によれば、多様な演出を行うことで、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
<パチスロの機能フロー>
本発明の遊技機に係る実施の形態について、以下図面を参照しながら説明する。はじめに、図1を参照して、本実施の形態における遊技機(以下、パチスロ)の機能フローについて説明する。
遊技者によりメダルが投入され、スタートレバー6が操作されると、予め定められた数値の範囲(例えば、0〜65535)の乱数から1つの値(以下、乱数値)が抽出される。
内部抽籤手段101は、抽出された乱数値に基づいて抽籤を行い、内部当籤役を決定する。内部当籤役の決定により、後述の入賞判定ライン8a〜8eに沿って表示を行うことを許可する図柄の組合せが決定される。尚、図柄の組合せの種別としては、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスの作動等といった特典が遊技者に与えられる「入賞」に係るものと、それ以外のいわゆる「ハズレ」に係るものとが設けられている。
続いて、複数のリール3L、3C、3Rの回転が行われた後で、遊技者によりストップボタン7L、7C、7Rが押されると、リール停止制御手段102は、内部当籤役とストップボタン7L、7C、7Rが押されたタイミングとに基づいて、該当するリール3L、3C、3Rの回転を停止する制御を行う。
ここで、パチスロ1では、基本的に、ストップボタン7L、7C、7Rが押されたときから規定時間(190msec)内に、該当するリール3L、3C、3Rの回転を停止する制御が行われる。本実施の実施形態では、上記規定時間内でのリール3L、3C、3Rの回転に伴って移動する図柄の数を「滑り駒数」と呼び、その最大数を図柄4個分に定める。また、引き込まれた滑り駒数に応じたポイントを累積的に記憶する。ポイントは履歴情報として、動画像を選択する選択条件と対比して、次に表示する動画像を決定する。
リール停止制御手段102は、入賞に係る図柄の組合せの表示を許可する内部当籤役が決定されているときでは、上記規定時間を利用して、その図柄の組合せが入賞判定ライン8a〜8eに沿って極力表示されるようにリール3L、3C、3Rの回転を停止する。その一方で、内部当籤役によってその表示が許可されていない図柄の組合せについては、上記規定時間を利用して、入賞判定ライン8a〜8eに沿って表示されることがないようにリール3L、3C、3Rの回転を停止する。本発明の実施形態では、ストップボタン7L、7C、7Rにより所定の図柄が停止表示されてことを条件にポイントを累積的に記憶する。ポイントは履歴情報として、動画像を選択する選択条件と対比して、次に表示する動画像を決定する。
こうして、複数のリール3L、3C、3Rの回転がすべて停止されると、入賞判定手段103は、入賞判定ライン8a〜8eに沿って表示された図柄の組合せが、入賞に係るものであるか否かの判定を行う。入賞に係るものであるとの判定が行われると、メダルの払い出し等の特典が遊技者に与えられる。以上のような一連の流れがパチスロ1における1回の遊技として行われる。
また、パチスロ1では、前述した一連の流れの中で、液晶表示装置5により行う映像の表示、各種ランプ29により行う光の出力、スピーカ21L、21Rにより行う音の出力、或いはこれらの組合せを利用して様々な演出が行われる。
遊技者によりスタートレバー6が操作されると、前述の内部当籤役の決定に用いられた乱数値とは別に、演出用の乱数値(以下、演出用乱数値)が抽出される。演出用乱数値が抽出されると、演出内容決定手段104は、内部当籤役に対応づけられた複数種類の演出内容の中から今回実行するものを抽籤により決定する。
演出内容が決定されると、演出実行手段105は、リール3L、3C、3Rの回転が開始されるとき、各リール3L、3C、3Rの回転がそれぞれ停止されるとき、入賞の有無の判定が行われたとき等の各契機に連動させて演出の実行を進める。このように、パチスロ1では、内部当籤役に対応づけられた演出内容を実行することによって、決定された内部当籤役(言い換えると、狙うべき図柄の組合せ)を知る或いは予想する機会が遊技者に提供され、遊技者の興味の向上が図られる。
また、本発明の実施形態では、組み合せることにより異なるストーリが展開する動画像に対応する識別情報および動画像を記憶し、演出内容決定手段104は、演出用乱数値により決定された演出の次に表示できる複数の動画像に対応する選択条件を読み出し、履歴情報と選択条件を対比して、次に表示する動画像を決定し、演出実行手段150は、決定した動画像の識別情報を取得して動画像を表示する。
これにより、遊技に関する履歴情報と選択条件を対比して次に表示できる動画像を決定して表示するので、例えば、ゲーム毎の所定の条件により、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
パチスロの機能フローについての説明は以上である。次に、図2及び図3を参照して、本実施の形態におけるパチスロの構造について説明する。
<パチスロの外部構造>
図2は、本実施の形態におけるパチスロの外部構造を示す。
パチスロ1は、リールや回路基板等を収容するキャビネット1aと、キャビネット1aに対して開閉可能に取り付けられるフロントドア1bとを備える。キャビネット1aの内部には、3つのリール3L、3C、3Rが横並びに設けられている。各リール3L、3C、3Rは、円筒状のフレームの周面に、複数の図柄(例えば21個)が回転方向に沿って連続的に配された帯状のシートを貼り付けて構成されている。本発明の実施形態では、リール3L、3C、3Rは、複数種類の図柄を表示する複数の表示部を有する図柄表示手段として機能する。
フロントドア1bの中央には、液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5は、図柄表示領域4L、4C、4Rを含む表示画面23を備え、正面から見て3つのリール3L、3C、3Rに重畳する手前側に位置するように設けられている。本発明の実施形態では、液晶表示装置5は、遊技に関する演出画像を表示する演出画像表示手段として機能する。図柄表示領域4L、4C、4Rは、3つのリール3L、3C、3Rのそれぞれに対応して設けられており、その背後に設けられたリール3L、3C、3Rを透過することが可能な構成を備えている。
つまり、図柄表示領域4L、4C、4Rは、表示窓としての機能を果たすものであり、その背後に設けられたリール3L、3C、3Rの回転及びその停止の動作が遊技者側から視認可能となる。また、本実施の形態では、図柄表示領域4L、4C、4Rを含めた表示画面23の全体を使って、映像の表示が行われ、演出が実行される。
図柄表示領域4L、4C、4R(以下、表示窓)は、その背後に設けられたリール3L、3C、3Rの回転が停止されたとき、リール3L、3C、3Rの表面に配された複数種類の図柄のうち、その枠内における上段、中段及び下段の各領域にそれぞれ1個の図柄(合計で3個)を表示する。また、各表示窓4L、4C、4Rが有する上段、中段及び下段からなる3つの領域のうち予め定められた何れかをそれぞれ組合せてなる擬似的なラインを、入賞か否かの判定を行う対象となるライン(入賞判定ライン)として定義する。
本実施の形態では、各表示窓の上段を組合せてなるトップライン8a、各表示窓の中段を組合せてなるセンターライン8b、各表示窓の下段を組合せてなるボトムライン8c、左表示窓の上段、中表示窓の中段及び右表示窓の下段を組合せてなるクロスダウンライン8d、左表示窓の下段、中表示窓の中段及び右表示窓の上段を組合せてなるクロスアップライン8eの5つを入賞判定ラインとして設けている。
フロントドア1bには、遊技者による操作の対象となる各種装置が設けられている。メダル投入口22は、遊技者によって外部から投下されるメダルを受け入れるために設けられる。メダル投入口22に受け入れられたメダルは、所定枚数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に投入されることとなり、所定枚数を超えた分はパチスロ内部に預けることが可能となる(いわゆるクレジット機能)。
ベットボタン12は、パチスロ内部に預けられているメダルから1回の遊技に投入する枚数を決定するために設けられる。精算ボタン14は、パチスロ内部に預けられているメダルを外部に引き出すために設けられる。
スタートレバー6は、全てのリール3L、3C、3Rの回転を開始するために設けられる。ストップボタン7L、7C、7Rは、3つのリール3L、3C、3Rのそれぞれに対応づけられ、対応するリール3L、3C、3Rの回転を停止するために設けられる。
7セグ表示器18は、7セグメントLEDからなり、今回の遊技に投入されたメダルの枚数(以下、投入枚数)、特典として遊技者に対して払い出すメダルの枚数(以下、払出枚数)、パチスロ内部に預けられているメダルの枚数(以下、クレジット枚数)等の情報を遊技者に対してデジタル表示する。
ランプ29(LED等)は、演出内容に応じた点消灯のパターンにて光を出力する。スピーカ21L、21Rは、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力する。メダル払出口15は、後述のメダル払出装置40の駆動により排出されるメダルを外部に導く。メダル払出口15から排出されたメダルは、メダル受皿16に貯められる。
<パチスロの内部構造>
図3は、本実施の形態におけるパチスロ1の内部構造を示す。フロントドア1bが開放され、フロントドア1bの裏面側の構造及びキャビネット1a内部の構造が現れた状態が示されている。
キャビネット2内部の上方には、主制御回路71を構成する基板(以下、主基板)が設けられている。主制御回路71は、内部当籤役の決定、リール3L、3C、3Rの回転及び停止、入賞の有無の判定といった、パチスロ1における遊技の主な流れを制御する回路である。主制御回路71の具体的な構成は後述する。
キャビネット1a内部の中央には、3つのリール3L、3C、3Rが設けられている。各リール3L、3C、3Rのそれぞれには、所定の減速比をもったギアを介して後述のステッピングモータ49L、49C、49Rが接続されている。
3つのリール3L、3C、3Rの左側には、副制御回路72を構成する基板(以下、副基板)が設けられている。副制御回路72は、映像の表示等による演出の実行を制御する回路である。副制御回路72の具体的な構成は後述する。
キャビネット1a内部の下方には、多量のメダルを収容可能で、それらを1枚ずつ排出可能な構造を有するメダル払出装置40(以下、ホッパー)が設けられている。ホッパー40の左側には、パチスロが有する各装置に対して必要な電力を供給するための電源装置25が設けられている。
フロントドア1b裏側の中央、表示窓4L、4C、4R、の下方には、セレクタ26が設けられている。セレクタ26は、材質や形状等が適正であるメダルか否かを選別する装置であり、メダル投入口22に受け入れられた適正なメダルをホッパー40へ案内する。尚、セレクタ26内においてメダルが通過する経路上には、後述のメダルセンサ22Sが設けられており、適正なメダルが通過したことを検出する。
パチスロ1の構造についての説明は以上である。次に、図4及び図5を参照して、本実施の形態におけるパチスロ1が備える回路の構成について説明する。本実施の形態におけるパチスロは、主制御回路71、副制御回路72及びこれらと電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)を備える。
<主制御回路>
図4は、本実施の形態におけるパチスロ1の主制御回路71の構成を示す。
主制御回路71は、回路基板上に設置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素としている。マイクロコンピュータ30は、CPU(Central Processing Unit)31(以下、メインCPU)、ROM(Read Only Memory)32(以下、メインROM)及びRAM(Random Access Memory)33(以下、メインRAM)により構成される。
メインROM32には、メインCPU31により実行される制御プログラム、内部抽籤テーブル等のデータテーブル、副制御回路72に対して各種制御指令(コマンド)を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAM33には、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
メインCPU31には、クロックパルス発生回路34、分周器35、乱数発生器36及びサンプリング回路37が接続されている。クロックパルス発生回路34及び分周器35は、クロックパルスを発生する。メインCPU31は、発生されたクロックパルスに基づいて、制御プログラムを実行する。乱数発生器36は、予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生する。サンプリング回路37は、発生された乱数の中から1つの値を抽出する。
マイクロコンピュータ30の入力ポートには、スイッチ等が接続されている。メインCPU31は、スイッチ等の入力を受けて、ステッピングモータ49L、49C、49R等の周辺装置の動作を制御する。ストップスイッチ7Sは、3つのストップボタン7L、7C、7Rのそれぞれが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出する。本発明の実施形態ではストップスイッチ7Sは、複数の表示窓4L、4C、4R夫々に対応して設けられたストップボタン7L、7C、7Rに対する遊技者の停止操作の検出を行う停止操作検出手段として機能する。また、スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出する。本発明の実施形態では、スタートスイッチ6Sは、開始操作部に対する遊技者の開始操作の検出を行う開始操作検出手段として機能する。
メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に受け入れられたメダルが前述のセレクタ26内を通過したことを検出する。また、ベットスイッチ12Sは、ベットボタン12が遊技者により押されたことを検出する。また、精算スイッチ14Sは、精算ボタン14が遊技者により押されたことを検出する。
マイクロコンピュータ30により動作が制御される周辺装置としては、ステッピングモータ49L、49C、49R、7セグ表示器18及びホッパー40がある。また、マイクロコンピュータ30の出力ポートには、各周辺装置の動作を制御するための回路が接続されている。本発明の実施形態では、ステッピングモータ49L、49C、49Rは、開始操作の検出に基づいて表示窓4L、4C、4R夫々に表示される図柄の変動を行う図柄変動手段として機能する。
モータ駆動回路39は、各リール3L、3C、3Rに対応して設けられたステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動を制御する。リール位置検出回路50は、発光部と受光部とを有する光センサにより、リール3L、3C、3Rが一回転したことを示すリールインデックスを各リール3L、3C、3Rに応じて検出する。
ステッピングモータ49L、49C、49Rは、運動量がパルスの出力数に比例し、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。ステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動力は、所定の減速比をもったギアを介してリール3L、3C、3Rに伝達される。ステッピングモータ49L、49C、49Rに対して1回のパルスが出力されるごとに、リール3L、3C、3Rは一定の角度で回転する。
メインCPU31は、リールインデックスを検出してからステッピングモータ49L、49C、49Rに対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、リール3L、3C、3Rの回転角度(主に、リールが図柄何個分だけ回転したか)を管理し、リール3L、3C、3Rの表面に配された各図柄の位置を管理するようにしている。
表示部駆動回路48は、7セグ表示器18の動作を制御する。また、ホッパー駆動回路41は、ホッパー40の動作を制御する。また、払出完了信号回路51は、ホッパー40に設けられたメダル検出部40Sが行うメダルの検出を管理し、ホッパー40から外部に排出されたメダルが払出枚数に達したか否かをチェックする。
<副制御回路>
図5は、本実施の形態におけるパチスロ1の副制御回路72の構成を示す。
副制御回路72は、主制御回路71と電気的に接続されており、主制御回路71から送信されるコマンドに基づいて演出内容の決定や実行等の処理を行う。副制御回路72は、基本的に、CPU81(以下、サブCPU)、ROM82(以下、サブROM)、RAM83(以下、サブRAM)、レンダリングプロセッサ84、描画用RAM85、ドライバ87、DSP88(デジタルシグナルプロセッサ)、オーディオRAM89及びA/D変換器90及びアンプ91を含んで構成されている。
サブCPU81は、主制御回路71から送信されたコマンドに応じて、サブROM82に記憶されている制御プログラムに従い、映像、音、光の出力の制御を行う。本発明の実施形態では、サブROM82は、組み合せることにより異なるストーリが展開する動画像に対応する識別情報および動画像データを記憶する動画像データ記憶手段として機能する。また、サブROM82は、液晶表示装置5に表示する動画像に対応する識別情報と、次に表示できる複数の動画像に対応する識別情報および動画像を選択するための選択条件と、を関連付けて記憶する動画像選択テーブルが記憶され、次に表示する動画像を決定する際に参照する。
サブRAM83は、決定された演出内容や演出データを登録する格納領域や、主制御回路71から送信される内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられている。本発明の実施形態では、サブRAM83は、遊技者が実施した遊技に関する履歴情報を記憶する履歴記憶手段として機能する。サブROM82は、基本的に、プログラム記憶領域とデータ記憶領域によって構成される。
プログラム記憶領域には、サブCPU81が実行する制御プログラムが記憶されている。例えば、制御プログラムには、主制御回路71との通信を制御するための主基板通信タスクや、演出用乱数値を抽出し、演出内容(演出データ)の決定及び登録を行うための演出登録タスク、決定した演出内容に基づいて液晶表示装置5による映像の表示を制御する描画制御タスク、ランプ29による光の出力を制御するランプ制御タスク、スピーカ21L、21Rによる音の出力を制御する音声制御タスク等が含まれる。
本発明の実施形態では、サブCPU81は、液晶表示装置5に表示する動画像の識別情報に基づいて、次に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件をサブROM82に記憶されている動画像選択テーブルから読み出し、サブRAM83から読み出した履歴情報と各選択条件を対比して、次に表示する動画像を決定し、決定した動画像の識別情報をサブROM82に記憶された動画像選択テーブルから取得し、取得した識別情報に基づいて、動画データ記憶手段から動画データを読み出して、液晶表示装置5に動画像を表示するよう描画制御タスク、ランプ制御タスク、音声制御タスク等を制御する。
データ記憶領域は、各種データテーブルを記憶する記憶領域、各演出内容を構成する演出データを記憶する記憶領域、映像の作成に関するアニメーションデータを記憶する記憶領域、BGMや効果音に関するサウンドデータを記憶する記憶領域、光の点消灯のパターンに関するランプデータを記憶する記憶領域等が含まれている。
また、副制御回路72には、その動作が制御される周辺装置として、液晶表示装置5、スピーカ21L、21R及びランプ29が接続されている。本発明の実施形態では、副制御回路72は、液晶表示装置5による演出を制御する演出制御手段として機能する。
サブCPU81、レンダリングプロセッサ84、描画用RAM85(フレームバッファ86を含む)及びドライバ87は、演出内容により指定されたアニメーションデータに従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置5により表示する。
また、サブCPU81、DSP88、オーディオRAM89、A/D変換器90及びアンプ91は、演出内容により指定されたサウンドデータに従ってBGM等の音をスピーカ21L、21Rにより出力する。また、サブCPU81は、演出内容により指定されたランプデータに従ってランプ29の点灯及び消灯を行う。
パチスロが備える回路の構成についての説明は以上である。次に、図6〜図12を参照して、メインROM32に記憶されている各種データテーブルの構成について説明する。
<メインROMに記憶されているデータテーブルの構成>
図6を参照して、図柄配置テーブルについて説明する。図柄配置テーブルは、各リール3L、3C、3Rの回転方向における各図柄の位置と、各位置に配された図柄の種類を特定するデータ(以下、図柄コード)とを規定している。
図柄配置テーブルは、リールインデックスが検出されるときに表示窓内の中段に存在する図柄の位置を「0」として、リール3L、3C、3Rの回転方向に進む順に、各図柄の位置に対して「0」〜「20」をそれぞれ割り当てている。したがって、リールインデックスが検出されてから図柄何個分の回転が行われたかを管理しつつ、図柄配置テーブルを参照することによって、主として表示窓の中段に存在する図柄の位置及びその図柄の種類を常に管理することが可能となっている。
図7を参照して、図柄組合せテーブルについて説明する。本実施の形態では、入賞判定ラインに沿って各リール3L、3C、3Rにより表示される図柄の組合せが、図柄組合せテーブルにより規定されている図柄の組合せと一致する場合に、入賞と判定され、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスゲームの作動といった特典が遊技者に対して与えられる。
図柄組合せテーブルは、特典の種類に応じて予め定められた図柄の組合せと、表示役と、払出枚数とを規定している。表示役は、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せを識別するデータである。
表示役は、各ビットに対して固有の図柄の組合せが割り当てられた1バイトのデータとして表される。例えば、各リールの図柄「ベル」が入賞判定ラインに沿って表示されたとき、表示役として「ベル(00000010)」が決定される。
また、払出枚数として1以上の数値が決定された場合、メダルの払い出しが行われる。本実施の形態では、表示役としてチェリー、ベル又はスイカが決定されたときメダルの払い出しが行われる。また、払出枚数は、投入枚数に応じて規定されており、基本的に投入枚数が少ないときの方がより多くの払出枚数が決定される。
また、表示役としてリプレイが決定されたとき、再遊技の作動が行われる。表示役としてBBが決定されたとき、ボーナスの作動が行われる。尚、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せが、図柄組合せテーブルにより規定されている図柄の組合せの何れとも一致しない場合には、いわゆる「ハズレ」となる。
図8を参照して、ボーナス作動時テーブルについて説明する。ボーナス作動時テーブルは、ボーナスの作動が行われるときに、メインRAM33に設けられた各種格納領域に格納するデータを規定している。
作動中フラグは、作動が行われるボーナスの種類を識別するためのデータである。本実施の形態では、ボーナスの種類としてBB(第1種特別役物に係る役物連続作動装置)及びRB(第1種特別役物)を設けている。RBの作動は、BBの作動が行われている間、連続的に行われる。
BBの作動は、規定枚数に達するメダルの払い出しが行われた場合に終了する。RBの作動は、規定回数に達する遊技が行われた場合、規定回数に達する入賞が有った場合、又は、BBの作動が終了した場合の何れかによって終了する。ボーナス終了枚数カウンタ、遊技可能回数カウンタ及び入賞可能回数カウンタは、ボーナスの終了契機となる上記規定枚数或いは上記規定回数に達したか否かを管理するためのデータである。
より具体的には、ボーナス作動時テーブルにより規定されている数値が上記各カウンタに格納され、ボーナスの作動を通じてその減算が行われていく。その結果、各カウンタの値が「0」に更新されたことを条件に該当ボーナスの作動が終了する。
図9及び図10を参照して、内部抽籤テーブルについて説明する。内部抽籤テーブルは、当籤番号に応じて、データポインタと抽籤値とを規定している。データポインタは、内部抽籤テーブルを参照して行う抽籤の結果として取得されるデータであり、後述の内部当籤役決定テーブルにより規定されている内部当籤役を指定するためのデータである。データポインタには、小役・リプレイ用データポインタ及びボーナス用データポインタが設けられている。
本実施の形態では、予め定められた数値の範囲「0〜65535」から抽出される乱数値を、各当籤番号に応じた抽籤値で順次減算し、減算の結果が負となったか否か(いわゆる「桁かり」が生じたか否か)の判定を行うことによって内部的な抽籤が行われる。
したがって、抽籤値として規定されている数値が大きいほど、これが割り当てられたデータ(つまり、データポインタ)が決定される確率が高い。尚、各当籤番号の当籤確率は、「各当籤番号に対応する抽籤値/抽出される可能性のある全ての乱数値の個数(65536)」によって表すことができる。
図9は、一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示す。図10は、RB作動中用内部抽籤テーブルを示す。本実施の形態では、ボーナスの作動が行われているか否かといった状況に応じて、複数種類の内部抽籤テーブルを使い分けることにより、決定される内部当籤役の種類や当籤確率を変動させ、この結果、遊技者が抱く期待に起伏が生じるようにしている。
図11及び図12を参照して、内部当籤役決定テーブルについて説明する。内部当籤役決定テーブルは、データポインタに応じて内部当籤役を規定している。データポインタが決定されると、内部当籤役が一義的に取得される構成となっている。
内部当籤役は、入賞判定ラインに沿って表示を許可する各リールの図柄の組合せを識別するデータである。内部当籤役は、表示役と同様に、各ビットに対して固有の図柄の組合せが割り当てられた1バイトのデータとして表される。尚、データポインタが「0」のとき、内部当籤役の内容は「ハズレ」となるが、これは前述の図柄組合せテーブルにより規定されている図柄の組合せの表示が何れも許可されないことを示す。
図11は、小役・リプレイ用内部当籤役決定テーブルを示す。小役・リプレイ用内部当籤役決定テーブルは、メダルの払い出しに係る内部当籤役又は再遊技の作動に係る内部当籤役を規定している。図12は、ボーナス用内部当籤役決定テーブルを示す。ボーナス用内部当籤役決定テーブルは、ボーナスの作動に係る内部当籤役を規定している。
メインROM32に記憶されているデータテーブルの内容についての説明は以上である。次に、図13〜図15を参照して、メインRAM33に設けられている各種格納領域の構成について説明する。
<メインRAMに記憶されているデータテーブルの構成>
図13を参照して、内部当籤役格納領域の構成について説明する。内部当籤役格納領域は、前述の1バイトのデータにより表される内部当籤役を格納する。ビットに「1」が立っているとき、該当する図柄の組合せの表示が許可される。尚、全ビットが「0」であるとき、その内容はハズレとなる。
尚、メインRAM33には、前述の表示役が格納される表示役格納領域が設けられている。表示役格納領域の構成は、内部当籤役格納領域の構成と同様となっている。ビットに「1」が立っているとき、該当する図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って表示されたことになる。
図14を参照して、持越役格納領域の構成について説明する。
前述の抽籤の結果、ボーナスの作動に係る内部当籤役が決定されたときは、これが持越役格納領域に格納される。持越役格納領域に格納されたボーナスの作動に係る内部当籤役(以下、持越役)は、対応する図柄の組合せが入賞判定ラインに表示されるまで、その内容がクリアされずに保持される構成となっている。そして、持越役格納領域に持越役が格納されている間は、前述の抽籤の結果にかかわらず、これが内部当籤役格納領域に格納される。
図15を参照して、作動中フラグ格納領域の構成について説明する。
作動中フラグ格納領域は、1バイトからなる作動中フラグを格納する。作動中フラグは、各ビットに対して固有のボーナスが割り当てられている。ビットに「1」が立っているとき、該当するボーナスの作動が行われている。尚、全ビットが「0」であるときの状態を一般遊技状態と定義する。
メインRAM33に設けられる各種格納領域の構成についての説明は以上である。次に、図16〜18を参照して、サブROM82に記憶されている各種データテーブルの構成について説明する。
<サブROMに記憶されているデータテーブルの構成>
図16を参照して、動画像データテーブルについて説明する。動画像データテーブルは、組み合せることにより異なるストーリが展開する動画像に対応する識別情報と、識別情報に対応した動画像データとを規定している。
動画像データテーブルは、液晶表示装置5に表示する動画像を決定する際に用いられる。具体的には、後で図17を参照して説明する動画像選択テーブルから取得した識別情報に基づいて、動画像データを読み出して液晶表示装置5に動画像を表示する。例えば、取得した識別情報が「a」の場合には、「動画像データA」を読み出して、液晶表示装置5に「動画像データA」に対応する動画像を表示することとなる。
図17を参照して、動画像選択テーブルについて説明する。動画像選択テーブルは、液晶表示装置5に表示する動画像に対応する識別情報と、次に表示できる複数の動画像に対応する識別情報及び動画像を選択するための選択条件とを関連づけて規定している。
動画像選択テーブルは、次に液晶表示装置5に表示する動画像を決定し、決定した動画像の識別情報を取得する際に用いられる。具体的には、液晶表示装置5の表示する動画像の識別情報に基づいて、次に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件読み出し、遊技者が実施した遊技に関する履歴情報と各選択条件を対比して、次に表示する動画像を決定し、決定した動画像の識別情報を取得する。例えば、液晶表示装置5に表示する動画像に対応する識別情報が「a」の場合には、次に表示する動画像の識別情報は「b1」又は「b2」となり、「選択条件A」の場合には、「b2」の識別情報を取得することとなる。
図18を参照して、ポイント決定テーブルについて説明する。ポイント決定テーブルには、滑り駒数と、滑り駒数に対応して決定されるポイントデータとが規定されている。
滑りコマ数は、例えば、表示窓4L、4Cの下段にベルが停止表示され、内部当籤役がベルと決定されている場合には、リール3Cの回転中において、図柄コード3のベル(図6参照)がトップライン8aの位置に到達した場合に停止スイッチ7Rが操作されたとき、ベルをセンターライン8cの位置に停止表示する様にリール3Rを停止制御する様に滑りコマ数が決定される。
ポイントデータは、次に液晶表示装置5に表示する動画像を決定する際に用いられるポイントであり、停止制御により引き込まれた滑りコマ数に対応して定められている。また、ポイントデータは、主制御回路71から送信されるコマンドに基づいて決定されるものであり、例えば、停止制御による引き込みがなく、滑りコマ数「0」(所謂、ビタ押し)に対してポイント「5」が決定されるように定められている。
サブROM82に記憶されているデータテーブルの内容についての説明は以上である。次に、図19を参照して動画像データの分岐シナリオの構成について説明する。
<動画像データの分岐シナリオの構成>
図19を参照して、動画像データの分岐シナリオの構成につて説明する。一つの動画データの分岐シナリオは複数の分岐点を有し、動画像データは夫々の分岐点に対応して識別情報によって読み出し自在に画像ROM86に記憶されている。分岐点としてa、b1、c1、d1が選択されればストーリ1となり、分岐点として、a、b1、c1、d2が選択されればストーリ1とは異なるストーリ2が展開されることとなる。
動画像データの分岐シナリオの構成についての説明は以上である。次に、図20〜図23を参照して液晶表示装置5に表示される演出画像の表示例について説明する。
<液晶表示装置の表示例>
図20を参照して、液晶表示装置5に表示される演出画像の例について説明する。図20は、遊技者が遊技の実行中に獲得するポイント獲得演出画面の例である。同図(a)は、停止操作の指示画面である。同図(b)は、ポイント獲得画面である。同図(c)は、選択条件表示画面である。
図20(a)に示すように、まず、所定の遊技状態になったことを契機に遊技者に対して停止操作の指示をする演出画面が表示される。ここでは、ストップボタン7Lの操作後にリール3Lに設けられた中段の図柄停止位置には「ベル」、ストップボタン7Cの操作後にリール3Cに設けられた中段の図柄停止位置には「ベル」、リール4Rが回転中の場合に停止操作の指示画面が表示される表示例を示す。同図(a)に示すように、ストップボタン7Cの操作後にリール3L、3C、3R下方の表示画面23には、「ベルを真ん中に狙え!!」という停止操作指示画像120aが表示される。
図20(b)に示すように、ストップボタン7Rの操作後に図柄を入賞ラインに何コマ引き込んで停止させたかの滑りコマ数表示画像120bが表示される。ここでは、リール3R回転中に「ベル」が中段の図柄停止位置に到達した場合にストップボタン7Rが操作された場合にポイントを獲得する表示例を示す。同図(b)に示すようにストップボタン7Rの停止操作後にリール3L、3C、3R上方の表示画面23には、「滑りコマ数0!!」という滑りコマ数表示画像120bと、リール3L、3C、3R下方の表示画面23には、「5ポイントGET!!」という滑りコマ数に応じたポイント表示画像120cが表示される。
図20(c)に示すように、同図(b)でポイント獲得画面が表示された場合には、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更される分岐までのポイント数が表示される。ここでは、リール3L、3C、3R上方の表示画面23には、「ストーリ変更まであと10ポイント」という分岐ポイント数画像120dが表示される。また、リール3L、3C、3R左側の表示画面23には、次に表示できる動画像に対応するポイントを視認可能に表示するためのストーリ分岐ポイント画像130が表示される。同図(c)に示すように、獲得したポイント数130aと、別の動画像に変更される分岐までのポイント数130bが表示される。ここでは、獲得したポイント数が50ポイントで、別の動画像に変更される分岐までのポイント数が60ポイントと表示されているので、別の動画像に変更されるまで10ポイント不足していることを視認可能に表示される。
図21を参照して、液晶表示装置5に表示される演出画像の例について説明する。図21は、遊技者が遊技の実行中に獲得するポイント獲得演出画面の例である。同図(a)は、停止操作の指示画面である。同図(b)は、ポイント獲得画面である。同図(c)は、選択条件表示画面である。
図21(a)に示すように、まず、所定の遊技状態になったことを契機に遊技者に対して停止操作の指示をする演出画面が表示される。ここでは、ストップボタン7L、7Cの操作後、リール3Rが回転中の場合に停止操作の指示画面が表示される表示例を示す。同図(a)に示すように、ストップボタン7Cの操作後にリール3L、3C、3R下方の表示画面23には、「チェリーを狙え!!」という停止操作指示画像141aが表示される。
図21(b)に示すように、ストップボタン7Rの操作後に停止操作指示画像141aに表示された指示の通りに停止操作が行われた場合にポイント表示画像141bが表示される。ここでは、リール3R回転中に「チェリー」が下段の図柄停止位置に到達した場合にストップボタン7Rが操作された場合にポイントを獲得する表示例を示す。同図(b)に示すようにストップボタン7Rの停止操作後にリール3L、3C、3R下方の表示画面23には、「1ポイントGET!!」というポイント表示画像141bが表示される。
図21(c)に示すように、同図(b)でポイント獲得画面が表示された場合には、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更される分岐までのポイント数が表示される。ここでは、リール3L、3C、3R上方の表示画面23には、「ストーリ変更まであと5ポイント」という分岐ポイント数画像141cが表示される。また、リール3L、3C、3R左側の表示画面23には、次に表示できる動画像に対応するポイントを視認可能に表示するためのストーリ分岐ポイント画像150が表示される。同図(c)に示すように、獲得したポイント数151aと、別の動画像に変更される分岐までのポイント数151bが表示される。ここでは、獲得したポイント数が30ポイントで、別の動画像に変更される分岐までのポイント数が35ポイントと表示されているので、別の動画像に変更されるまで5ポイント不足していることを視認可能に表示される。
図22を参照して、液晶表示装置5に表示される動画像の例について説明する。図22は、一般遊技状態における動画像の例である。同図(a)は、一般遊技状態中にはじめに表示される動画像の例である。同図(b)は、同図(a)において表示された動画像の次に表示される動画像の例である。
図22(a)に示すように、まず、所定の遊技状態になったことを契機に動画像が表示される。ここでは、所定の遊技状態になったことを契機に動画像データテーブル(図16参照)から「動画像データA」を読み出して液晶表示装置5の表示画面23に表示する動画像の例を示す。同図(a)に示すように、液晶表示装置5の表示画面23には、メインキャラクタ160aが花火の打ち上げ筒に花火を仕掛ける動画像が表示される。
図22(b)に示すように、同図(a)において表示された動画像が終了すると次の動画が表示される。ここでは、遊技者が遊技の実行中に獲得したポイントのレンジを参照して動画像選択テーブル(図17参照)から動画像の識別情報「b1」を決定して液晶表示装置5の表示画面23に表示する動画像の例を示す。同図(b)に示すように、液晶表示装置5の表示画面23には、メインキャラクタ160aが花火の打ち上げ筒に火をつける動画像が表示される。
図23(a)に示すように、まず、所定の遊技状態になったことを契機に動画像が表示される。ここでは、所定の遊技状態になったことを契機に動画像データテーブル(図16参照)から「動画像データA」を読み出して液晶表示装置5の表示画面23に表示する動画像の例を示す。同図(a)に示すように、液晶表示装置5の表示画面23には、メインキャラクタ160aが花火の打ち上げ筒に花火を仕掛ける動画像が表示される。
図23(b)に示すように、同図(a)において表示された動画像が終了すると次の動画が表示される。ここでは、遊技者が遊技の実行中に獲得したポイントのレンジを参照して動画像選択テーブル(図17参照)から動画像の識別情報「b2」を決定して液晶表示装置5の表示画面23に表示する動画像の例を示す。同図(b)に示すように、液晶表示装置5の表示画面23サブキャラクタ160bが花火の打ち上げ筒に火をつける動画像が表示され、図22(b)において表示された動画像とは別の動画像が表示される。
液晶表示装置5に表示される演出画像の例についての説明は以上である。次に、図24〜図30を参照して、主制御回路のメインCPU31により実行されるプログラムの内容について説明する。
<主制御回路のメインCPUの制御によるメインフローチャート>
まず、図24を参照して、メインCPU31の制御によるメインフローチャートについて説明する。パチスロ1に電源が投入されると、はじめに、メインCPU31は、初期化処理を行う(ステップS1)。次に、メインCPU31は、メインRAM33における指定格納領域のクリアを行う(ステップS2)。例えば、内部当籤役格納領域や表示役格納領域等(図13参照)、1回の遊技ごとに消去が必要となる格納領域に格納されたデータがクリアされる。
次に、メインCPU31は、後で図25を参照して説明するメダル受付・スタートチェック処理を行う(ステップS3)。この処理では、メダルセンサ22Sやスタートスイッチ6Sの入力のチェック等が行われる。
次に、メインCPU31は、乱数値を抽出し、メインRAM33に設けられた乱数値格納領域に格納する(ステップS4)。次に、メインCPU31は、後で図26を参照して説明する内部抽籤処理を行う(ステップS5)。この処理では、乱数値に基づいた抽籤により内部当籤役の決定が行われる。次に、メインCPU31は、スタートコマンドを副制御回路72に対して送信する(ステップS6)。スタートコマンドは、内部当籤役等を特定するパラメータを含んで構成される。
次に、メインCPU31は、全メインリール3L、3C、3Rの回転開始を要求する(ステップS7)。尚、全メインリール3L、3C、3Rの回転開始が要求されると、一定の周期(1.1173msec)で実行される割込処理(後述の図30)によってステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動が制御され、各リール3L、3C、3Rの回転が開始される。
次に、メインCPU31は、後で図27を参照して説明するリール停止制御処理を行う(ステップS8)。この処理では、ストップスイッチ7Sの入力のチェックが行われ、ストップボタン7L、7C、7Rが押されたタイミングと内部当籤役とに基づいて該当リール3L、3C、3Rの回転が停止される。この処理は、本発明の実施形態では、決定された入賞態様に応じた図柄を入賞ラインの所定の滑り駒数だけ引き込んで停止させる引き込み制御手段として機能する。
次に、メインCPU31は、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せを検索し、その結果に基づいて払出枚数等を決定する(ステップS9)。検索の結果、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せが図柄組合せテーブル(図7参照)により規定されている図柄の組合せと一致する場合、対応する表示役及び払出枚数が決定される。この処理は、本発明の実施形態では、乱抽籤によって複数の入賞態様の中から遊技の入賞態様を決定する入賞態様決定手段として機能する。次に、メインCPU31は、表示コマンドを副制御回路72に対して送信する(ステップS10)。表示コマンドは、表示役や払出枚数等を特定するパラメータを含んで構成される。
次に、メインCPU31は、メダル払出処理を行う(ステップS11)。決定された払出枚数に基づいて、ホッパー40の駆動やクレジット枚数の更新が行われる。次に、メインCPU31は、払出枚数に基づいて、ボーナス終了枚数カウンタを更新する(ステップS12)。払出枚数として決定された数値がボーナス終了枚数カウンタから減算される。
次に、メインCPU31は、ボーナス作動中フラグがオンであるか否かを判別する(ステップS13)。メインCPU31は、ボーナス作動中フラグがオンであると判別したときには(ステップS13:YES)、後で図29を参照して説明するボーナス終了チェック処理を行う(ステップS14)。ボーナスの終了契機を管理するための各種カウンタを参照して、ボーナスの作動を終了するか否かがチェックされる。
メインCPU31は、ステップS14の後、又は、ステップS13においてボーナス作動中フラグがオンではないと判別したときには(ステップS13:NO)、後で図28を参照して説明するボーナス作動チェック処理を行う(ステップS15)。ボーナスの作動を開始するか否かがチェックされる。この処理が終了すると、ステップS2に移る。
次に、図25を参照して、メダル受付・スタートチェック処理について説明する。はじめに、メインCPU31は、自動投入カウンタは0であるか否かを判別する(ステップS31)。自動投入カウンタは0であると判別したときには(ステップS31:YES)、メダル通過許可を行う(ステップS32)。セレクタ26のソレノイドの駆動が行われ、セレクタ26内のメダルの通過が促される。
メインCPU31は、自動投入カウンタは0ではないと判別したときには(ステップS31:NO)、自動投入カウンタを投入枚数カウンタに複写する(ステップS33)。次に、メインCPU31は、自動投入カウンタをクリアする(ステップS34)。ステップS33及びステップS34は再遊技を行うための処理である。
メインCPU31は、ステップS32又はステップS34の後で、投入枚数カウンタの最大値として3をセットする(ステップS35)。次に、メインCPU31は、ボーナス作動中フラグがオンであるか否かを判別する(ステップS36)。メインCPU31は、ボーナス作動中フラグがオンであると判別したときには(ステップS36:YES)、投入枚数カウンタの最大値を変更する(ステップS37)。例えば、最大値が2に変更される。
メインCPU31は、ステップS37の後、又は、ステップS36においてボーナス作動中フラグがオンではないと判別したときには(ステップS36:NO)、メダルの通過は検出されたか否かを判別する(ステップS38)。メインCPU31は、メダルの通過は検出されたと判別したときには(ステップS38:YES)、投入枚数カウンタは最大値に達したか否かを判別する(ステップS39)。メインCPU31は、投入枚数カウンタは最大値に達していないと判別したときには(ステップS39:NO)、投入枚数カウンタを1加算する(ステップS40)。次に、メインCPU31は、有効ラインカウンタに5を格納する(ステップS41)。次に、メインCPU31は、メダル投入コマンドを副制御回路72に対して送信する(ステップS42)。メダル投入コマンドは、投入枚数等を特定するためのパラメータを含んで構成されている。
メインCPU31は、ステップS39において投入枚数カウンタは最大値であると判別したときには(ステップS39:YES)、クレジットカウンタを1加算する(ステップS43)。メインCPU31は、ステップS43の後、ステップS42の後、又は、ステップS38においてメダルの通過が検出されていないと判別したときには(ステップS38:NO)、ベットスイッチ12Sのチェックを行う(ステップS44)。ベットボタン12に対応する数値が投入枚数カウンタに加算される一方でクレジットカウンタから減算される。
次に、メインCPU31は、投入枚数カウンタは最大値に達したか否かを判別する(ステップS45)。投入枚数カウンタは最大値に達していないと判別したときには(ステップS45:NO)、ステップS38に移る一方で、投入枚数カウンタは最大値に達したと判別したときには(ステップS45:YES)、スタートスイッチ6Sはオンであるか否かを判別する(ステップS46)。
メインCPU31は、スタートスイッチ6Sはオンではないと判別したときには(ステップS46:NO)、ステップS38に移る一方で、スタートスイッチ6Sはオンであると判別したときには(ステップS46:YES)、メダル通過禁止を行う(ステップS47)。セレクタ26のソレノイドの駆動が行われず、メダルの排出が促される。この処理が終了すると、メダル受付・スタートチェック処理を終了する。
次に、図26を参照して、内部抽籤処理について説明する。はじめに、メインCPU31は、内部抽籤テーブル(図9、図10参照)及び抽籤回数を決定する(ステップS61)。作動中フラグ格納領域(図15参照)が参照され、ボーナスの作動の有無等に応じて、内部抽籤テーブル(図9、図10参照)及び抽籤回数が決定される。尚、抽籤回数は、内部抽籤テーブル(図9、図10参照)により規定された各当籤番号について、抽籤値の減算及び桁かりが生じたか否かの判定を行う回数を示す。
次に、メインCPU31は、乱数値格納領域に格納されている乱数値を取得し、判定用乱数値としてセットする(ステップS62)。次に、メインCPU31は、当籤番号の初期値として1をセットする(ステップS63)。
次に、メインCPU31は、内部抽籤テーブル(図9、図10参照)を参照し、当籤番号に対応する抽籤値を取得する(ステップS64)。次に、メインCPU31は、判定用乱数値から抽籤値を減算する(ステップS65)。次に、メインCPU31は、桁かりが行われたか否かを判別する(ステップS66)。メインCPU31は、桁かりが行われていないと判別したときには(ステップS66:NO)、抽籤回数を1減算し、当籤番号を1加算する(ステップS67)。
次に、メインCPU31は、抽籤回数は0であるか否かを判別する(ステップS68)。メインCPU31は、抽籤回数は0ではないと判別したときには(ステップS68:NO)、ステップS64に移る一方で、抽籤回数は0であると判別したときには(ステップS68:YES)、小役・リプレイ用データポインタとして0をセットし、ボーナス用データポインタとして0をセットする(ステップS69)。
メインCPU31は、ステップS66において桁かりが行われたと判別したときには(ステップS66:YES)、現在の当籤番号に応じて、小役・リプレイ用データポインタ及びボーナス用データポインタを取得する(ステップS70)。メインCPU31は、ステップS70又はステップS69の後で、小役・リプレイ用内部当籤役決定テーブル(図11参照)を参照し、小役・リプレイ用データポインタに基づいて内部当籤役を取得する(ステップS71)。
次に、メインCPU31は、取得した内部当籤役を内部当籤役格納領域(図13参照)に格納する(ステップS72)。次に、メインCPU31は、持越役格納領域(図14参照)に格納されているデータは0であるか否かを判別する(ステップS73)。メインCPU31は、持越役格納領域(図14参照)に格納されているデータは0であると判別したときは(ステップS73:YES)、ボーナス用内部当籤役決定テーブル(図12参照)を参照し、ボーナス用データポインタに基づいて内部当籤役を取得する(ステップS74)。次に、メインCPU31は、取得した内部当籤役を持越役格納領域(図14参照)に格納する(ステップS75)。
メインCPU31は、ステップS75の後、又は、ステップS73において持越役格納領域(図14参照)に格納されているデータは0ではないと判別したときには(ステップS73:NO)、持越役格納領域(図14参照)と内部当籤役格納領域(図13参照)との論理和をとり、その結果を内部当籤役格納領域(図13参照)に格納する(ステップS76)。つまり、ボーナスの作動に係る内部当籤役の持ち越しが行われる。この処理が終了すると、内部抽籤処理を終了する。
次に、図27を参照して、リール停止制御処理について説明する。はじめに、メインCPU31は、有効なストップボタン7L、7C、7Rが押されたか否かを判別する(ステップS101)。メインCPU31は、有効なストップボタン7L、7C、7Rが押されていないと判別したときには(ステップS101:NO)、これが押されるまで待機する。
メインCPU31は、有効なストップボタン7L、7C、7Rが押されたと判別したときには(ステップS101:YES)、該当ストップボタン7L、7C、7Rの操作を無効化する(ステップS102)。各ストップボタン7L、7C、7Rの有効及び無効の状態は、メインRAM33に設けられた所定の格納領域において管理される。
次に、メインCPU31は、チェック回数として5をセットする(ステップS103)。本実施の形態では、滑り駒数の最大数を「4」としていることから、ストップボタン7L、7C、7Rが押されたときに該当表示窓4L、4C、4Rの中段にある図柄の位置を含め、そこから4個先の図柄の位置までがチェックの対象となる。つまり、「0」、「1」、「2」、「3」及び「4」の5つの数値の何れかが滑り駒数として決定される。
次に、メインCPU31は、内部当籤役に基づいて、ストップボタン7L、7C、7Rが押されたときに該当表示窓4L、4C、4Rの中段にある図柄の位置(以下、停止開始位置)を含めたチェック回数の範囲内にある各図柄の位置の中で、最も優先順位の高い図柄の位置を検索する(ステップS104)。この処理では、内部当籤役によって表示が許可されている図柄の組合せを、入賞判定ライン(8a〜8e)に沿って表示することが可能となる図柄の位置が、最も優先順位の高い図柄の位置として決定される。
次に、メインCPU31は、検索の結果に基づいて滑り駒数を決定する(ステップS105)。停止開始位置から上記最も優先順位の高い図柄の位置までの図柄の個数が滑り駒数として決定される。次に、メインCPU31は、停止予定位置待ちへ移行する(ステップS106)。停止予定位置待ちへ移行すると、後述の割込処理によってステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動が制御され、最も優先順位の高い図柄の位置が該当表示窓の中段に到達するのを待って該当リール3L、3C、3Rの回転が停止される。
次に、メインCPU31は、リール停止コマンドを副制御回路に対して送信する(ステップS107)。リール停止コマンドは、停止したリール3L、3C、3Rの種別等を特定するパラメータを含んで構成されている。
次に、メインCPU31は、操作が有効なストップボタン7L、7C、7Rがあるか否かを判別する(ステップS108)。つまり、まだ回転中のリール3L、3C、3Rがあるか否かが判別される。メインCPU31は、操作が有効なストップボタン7L、7C、7Rがあると判別したときには(ステップS108:YES)、S101に移る一方で、操作が有効なストップボタン7L、7C、7Rがないと判別したときには(ステップS108:NO)、リール停止制御処理を終了する。
次に、図28を参照して、ボーナス作動チェック処理について説明する。はじめに、メインCPU31は、表示役はBBであるか否かを判別する(ステップS121)。メインCPU31は、表示役はBBであると判別したときには(ステップS121:YES)、ボーナス作動時テーブル(図8参照)を参照し、BB作動時処理を行う(ステップS122)。この処理では、BB作動中フラグがオンにされ、ボーナス終了枚数カウンタに所定値がセットされる。
次に、メインCPU31は、持越役格納領域(図14参照)をクリアする(ステップS123)。次に、メインCPU31は、ボーナス開始コマンドを副制御回路72に対して送信する(ステップS124)。この処理が終了すると、ボーナス作動チェック処理を終了する。
メインCPU31は、ステップS121において表示役はBBではないと判別したときには(ステップS121:NO)、表示役はリプレイであるか否かを判別する(ステップS125)。メインCPU31は、表示役はリプレイであると判別したときには(ステップS125:YES)、投入枚数カウンタの値を自動投入カウンタに複写する(ステップS126)。
メインCPU31は、ステップS125において表示役はリプレイではないと判別したときには(ステップS125:NO)、BB作動中フラグはオンであるか否かを判別する(ステップS127)。メインCPU31は、BB作動中フラグはオンではないと判別したときには(ステップS127:NO)、ボーナス作動チェック処理を終了する一方で、BB作動中フラグはオンであると判別したときには(ステップS127:YES)、RB作動中フラグはオンであるか否かを判別する(ステップS128)。
メインCPU31は、RB作動中フラグはオンであると判別したときには(ステップS128:YES)、ボーナス作動チェック処理を終了する一方で、RB作動中フラグはオンではないと判別したときには(ステップS128:NO)、ボーナス作動時テーブル(図8参照)を参照し、RB作動時処理を行う(ステップS129)。この処理では、RB作動中フラグがオンにされ、入賞可能回数カウンタ及び遊技可能回数カウンタに所定値がセットされる。この処理が終了すると、ボーナス作動チェック処理を終了する。
次に、図29を参照して、ボーナス終了チェック処理について説明する。はじめに、メインCPU31は、ボーナス終了枚数カウンタは0であるか否かを判別する(ステップS141)。メインCPU31は、ボーナス終了枚数カウンタは0であると判別したときには(ステップS141:YES)、BB終了時処理を行う(ステップS142)。この処理では、BB作動中フラグ及びRB作動中フラグがオフされ、ボーナスの終了契機を管理するための各種カウンタがクリアされる。次に、メインCPU31は、ボーナス終了コマンドを副制御回路72に対して送信する(ステップS143)。この処理が終了すると、ボーナス終了チェック処理を終了する。
メインCPUは、S141においてボーナス終了枚数カウンタは0ではないと判別したときには(ステップS141:NO)、入賞可能回数カウンタ又は遊技可能回数カウンタを更新する(ステップS144)。遊技可能回数カウンタが1減算され、また、入賞が有った場合に入賞可能回数カウンタが1減算される。次に、メインCPU31は、入賞可能回数カウンタ又は遊技可能回数カウンタは0であるか否かを判別する(ステップS145)。
メインCPU31は、入賞可能回数カウンタ又は遊技可能回数カウンタは0ではないと判別したときには(ステップS145:NO)、ボーナス終了チェック処理を終了する一方で、入賞可能回数カウンタ又は遊技可能回数カウンタは0であると判別したときには(ステップS145:YES)、RB終了時処理を行う(ステップS146)。この処理では、RB作動中フラグがオフされ、入賞可能回数カウンタ及び遊技可能回数カウンタがクリアされる。この処理が終了すると、ボーナス終了チェック処理を終了する。
次に、図30を参照して、メインCPU31の制御による割込処理(1.1173msec)について説明する。はじめに、メインCPU31は、レジスタの退避を行う(ステップS161)。次に、メインCPU31は、入力ポートチェック処理を行う(ステップS162)。この処理では、ストップスイッチ7S等の各種スイッチから入力される信号がチェックされる。
次に、メインCPU31は、リール制御処理を行う(ステップS163)。この処理では、全リール3L、3C、3Rの回転開始が要求されたときに、各リール3L、3C、3Rの回転を開始し、その後一定速度での回転を行うよう、ステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動が制御される。また、滑り駒数が決定されたときは、該当リール3L、3C、3Rの回転が滑り駒数分継続するのを待ってその回転の減速及び停止を行うよう、ステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動が制御される。
次に、メインCPU31は、ランプ・7セグ駆動処理を行う(ステップS164)。次に、メインCPU31は、レジスタの復帰を行う(ステップS165)。この処理が終了すると、割込処理を終了する。
主制御回路のメインCPU31により実行されるプログラムの内容についての説明は以上である。次に、図31〜図35を参照して、副制御回路のサブCPU81により実行されるプログラムの内容について説明する。
<副制御回路のサブCPUによって実行されるプログラムフロー>
図31を参照して、サブCPU81により行われる主基板通信タスクについて説明する。はじめに、サブCPU81は、主制御回路71から送信されたコマンドの受信チェックを行う(ステップS301)。次に、サブCPU81は、コマンドを受信した場合、そのコマンドの種別を抽出する(ステップS302)。
次に、サブCPU81は、前回とは異なるコマンドを受信したか否かを判別する(ステップS303)。サブCPU81は、前回とは異なるコマンドを受信しなかったと判別したときには(ステップS303:NO)、ステップS301に移る一方で、前回とは異なるコマンドを受信したと判別したときには(ステップS303:YES)、メッセージキューに格納し(ステップS304)、ステップS301に移る。
次に、図32を参照して、サブCPU81により行われる演出登録タスクについて説明する。はじめに、サブCPU81は、メッセージキューからメッセージを取り出す(ステップS311)。次に、サブCPU81は、メッセージは有るか否かを判別する(ステップS312)。サブCPU81は、メッセージは有ると判別したときには(ステップS312:YES)、メッセージから遊技情報を複写する(ステップS313)。例えば、パラメータによって特定される、内部当籤役、回転が停止したリール3L、3C、3Rの種別、表示役、作動中フラグ等といった各種データがサブRAM83に設けられた格納領域に複写される。
次に、サブCPU81は、後で図33を参照して説明する停止操作指示処理を行う(ステップS314)。この処理では、サブCPU81は、遊技者の所定の停止操作によりポイントを獲得することとなる停止操作指示を読み出して、液晶表示装置5などへ出力する。
次に、サブCPU81は、後で図34を参照して説明するポイント記憶処理を行う(ステップS315)。具体的には、サブCPU81は、所定の停止操作又は引き込まれた駒数によって獲得したポイントをサブRAM83に累積的に記憶する。
次に、サブCPU81は、後で図35を参照して説明する演出内容決定処理を行う(ステップS316)。この処理では、受信したコマンドの種別に応じて、演出内容の決定や演出データの登録等が行われる。
サブCPU81は、ステップS316の後、又は、ステップS312においてメッセージは無かったと判別したときには(ステップS312:NO)、アニメーションデータの登録を行う(S317)。次に、サブCPU81は、サウンドデータの登録を行う(ステップS318)。次に、サブCPU81は、ランプデータの登録を行う(ステップS319)。アニメーションデータの登録、サウンドデータの登録及びランプデータの登録は、演出内容決定処理において登録された演出データに基づいて行われる。この処理が終了すると、ステップS311に移る。
次に、図33を参照して、サブCPU81により実行される停止操指示処理のフローチャートについて説明する。はじめに、サブCPU81は、所定の遊技状態か否かを判別する(ステップS321)。具体的には、サブCPU81は、遊技者の所定の操作によりポイントを獲得するための停止操作を指示することができる遊技状態か否かを判別する。サブCPU81は、所定の遊技状態であると判別したときには(ステップS321:YES)、所定の遊技状態に対応した停止指示を読み出す(ステップS322)。停止指示は、停止指示用乱数値を抽出し、内部当籤役等に基づいて演出番号を抽籤により決定し、サブROM82から読み出す。
次に、サブCPU81は、所定の停止指示を登録する(ステップS323)。具体的には、ステップS322において決定された停止指示を登録する。停止指示が登録されると、対応するアニメーションデータ等が決定され、停止指示を表示する演出が実行される(図20、図21参照)。サブCPU81は、この処理を終了したとき又は所定の遊技状態ではないと判別したときには(ステップS321:NO)、停止操作指示処理を終了する。
次に、図34を参照して、サブCPU81により実行されるポイント記憶処理について説明する。はじめに、サブCPU81は、所定の停止指示表示をしたか否かを判別する(ステップS331)。例えば、所定の遊技状態になったことを契機に、ストップボタン7Rを操作することにより、所定の入賞ラインに「チェリー」を停止表示するよう停止指示表示を液晶表示装置5に表示(図20a参照)又は所定の内部当籤役が決定されストップボタン7L、7Cの操作後、所定の入賞ラインに「ベル」が停止表示された場合に、ストップボタン7Cを操作することにより、所定の入賞ラインに「ベル」を停止表示するよう停止指示表示を液晶表示装置5に表示(図21a参照)したか否かを判別する。サブCPU81は、所定の停止指示を表示していないと判別したときには(ステップS331:NO)、サブCPU81は、ポイント記憶処理を終了する。
一方、サブCPU81は、所定の停止指示を表示したと判別したときには(ステップS331:YES)、所定の図柄を停止表示したか否かを判別する(ステップS332)。例えば、所定の停止指示表示に従って、ストップボタン7Rを操作することにより、所定の入賞ラインに「チェリー」又は「ベル」を停止表示したか否かを判別する。サブCPU81は、所定の図柄を停止表示していないと判別したときには(ステップS332:NO)、サブCPU81は、ポイント記憶処理を終了する。
一方、サブCPU81は、所定の図柄を停止表示したと判別したときには(ステップS332:YES)、所定の入賞態様か否かを判別する(ステップS333)。具体的には、サブCPU81は、図24のステップS9の処理において、「ベル」が内部当籤役として決定されたか否かを判別する。サブCPU81は、所定の入賞態様であると判別したときには(ステップS333:YES)、滑り駒数を計数する(ステップS334)。具体的には、サブCPU81は、図24のステップS8の処理において実行される引き込み制御による滑りコマ数を計数する。
次に、サブCPU81は、滑り駒数は4駒以内か否かを判別する(ステップS335)。具体的には、サブCPU74は、滑り駒数が4駒以内であると判別したときには(ステップS335:YES)、滑り駒数に応じたポイントを累積的に記憶する(ステップS336)。具体的には、サブCPU81は、図33のステップS322において読み出された停止操作指示に従って、図柄が所定の位置に停止表示されたことを条件に、引き込まれた滑りコマ数に応じてポイント決定テーブル(図18参照)を参照し、滑り駒数に対応したポイントデータに基づきポイントを付与する(図20b参照)。付与されたポイントは、サブRAM83へ一時記憶される。
これにより、所定の入賞ラインに「ベル」を停止表示する場合に、停止操作のタイミングから何コマ引き込まれたかによって異なるポイントを獲得することができ、獲得したポイントのレンジにより、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、目押しが苦手な遊技者であっても目押し行為に対して意味を持たせることができるので遊技が単調にならず、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
一方、サブCPU81は、所定の入賞態様ではないと判別したときには(ステップS333:NO)、所定のポイントを累積的に記憶する(ステップS337)。具体的には、サブCPU81は、図33のステップS322において読み出された停止操作指示に従って、図柄が所定の位置に停止表示されたことを条件に、ポイントを1付与する(図21b参照)。付与されたポイントは、サブRAM83へ一時記憶される。
これにより、所定の入賞ラインに「チェリー」を停止表示した場合にポイントが獲得でき、獲得したポイントのレンジにより、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、目押しが苦手な遊技者であっても目押し行為に対して意味を持たせることができるので遊技が単調にならず、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
次に、サブCPU81は、ステップS336又はステップS337の処理を終了したときには、所定時間経過したか否かを判別する(ステップS338)。具体的には、サブCPU81は、ストップボタン7L、7C、7Rが操作されてから所定時間経過したか否かを判別する。サブCPU81は、所定時間経過していないと判別したときには(ステップS338:NO)、サブCPU81は、ポイント記憶処理を終了する。
一方、サブCPU81は、所定時間経過したと判別したときには(ステップS338YES)、ポイントをクリアにする(ステップ339)。具体的には、サブCPU81は、ステップS336又はステップS337においてサブRAM83に記憶されたポイントを0にする。サブCPU81は、この処理を終了したときには、ポイント記憶処理を終了する。
次に、図35を参照して、サブCPU81により実行される演出内容決定処理のフローチャートについて説明する。はじめに、サブCPU81は、スタートコマンドを受信したか否かを判別する(ステップS341)。具体的には、サブCPU81は、スタートレバー6を操作することにより、主制御回路71からスタートコマンドを受信したか否かを判別する。サブCPU81は、スタートコマンドを受信していないと判別したときには(ステップS341:NO)、演出内容決定処理を終了する。
一方、サブCPU81は、スタートコマンドを受信したと判別したときには(ステップS341:YES)、スタート時の動画像データを登録する(ステップS342)。具体的には、サブCPU81は、スタート時に液晶表示装置5に表示する動画像に対応する識別情報を動画像データテーブル(図16参照)から読み出して登録する。液晶表示装置5は、スタート時の動画像を表示する(図22a、図23a参照)。
次に、サブCPU81は、次の動画像データを選択するか否かを判別する(ステップS343)。例えば、液晶表示装置5に表示されている動画像が終了し、次に表示される動画像へ切り替える段階であるため、次の動画像データを選択するか否かを判別する。サブCPU81は、次の動画像データを選択しないと判別したときには(ステップS343:NO)、サブCPU81は、演出内容決定処理を終了する。
一方、サブCPU81は、次の画像データを選択すると判別したときには(ステップS343:YES)、次の表示できる動画像に対応する選択条件を読み出す(ステップS344)。選択条件は、次に表示できる複数の動画像を選択するための条件であり、具体的には、サブCPU81は、次に液晶表示装置5に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件を動画像選択テーブル(図17参照)から読み出す。
次に、サブCPU81は、履歴情報と選択条件を対比する(ステップS345)。
具体的には、サブCPU81は、遊技者が実施した遊技に関する履歴情報と次に表示できる動画像に対応する選択条件を対比する。履歴情報は、例えば、図32のステップS336及びステップS337においてサブRAM83に記憶されたポイントを履歴情報として、次に表示できる動画像に対応するレンジであるかを対比する。
これにより、獲得したポイントのレンジを参照して次に表示できる動画像を決定して表示するので、獲得したポイントのレンジにより、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
次に、サブCPU81は、選択条件を表示する(ステップS346)。具体的には、サブCPU81は、液晶表示装置5に表示する動画像を決定する前に、次に表示できる複数の動画像に対応する各選択条件を動画像選択テーブル(図17参照)から読み出し、視認可能に液晶表示装置5に表示する(図22b、図23b参照)。
これにより、今表示されている動画像が終了し、次に表示される動画像の切り替える段階に至る際に遊技者が表示されたポイントを参照することで、別の動画像に変更されるポイントに対して不足しているポイントの数値を把握することができるので、目押しが苦手な遊技者であっても目押し行為に対して意味を持たせることができるので遊技が単調にならず、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
次に、サブCPU81は、次に表示する動画像を決定する(ステップS347)。具体的には、サブCPU81は、ステップS345において履歴情報と選択条件を対比した結果、次に表示する動画像を決定する。
次に、サブCPU81は、識別情報を取得する(ステップS348)。具体的には、サブCPU81は、ステップS347において決定した動画像の識別情報を動画像選択テーブル(図17参照)から取得する。
次に、サブCPU81は、ステップS348において取得した識別情報に対応する動画像データを登録する(ステップS349)。次に、サブCPU81は、ボーナス開始コマンド受信時であるか否かを判別する(ステップS350)。サブCPUは、ボーナス開始コマンド受信時であると判別したときには(ステップS350:YES)、ボーナス開始用の演出データを登録する(ステップS351)。この処理が終了すると、演出内容決定処理を終了する。
一方、サブCPU81は、ボーナス開始コマンド受信時ではないと判別したときには(ステップS350:NO)、ボーナス終了コマンド受信時であるか否かを判別する(ステップS352)。サブCPU81は、ボーナス終了コマンド受信時ではないと判別したときには(ステップS352:NO)、演出内容決定処理を終了する一方で、ボーナス終了コマンド受信時であると判別したときには(ステップS352:YES)、ボーナス終了用の演出データを登録する(ステップS353)。この処理が終了すると、演出内容決定処理を終了する。
これにより、遊技に関する履歴情報と選択条件を対比して次に表示できる動画像を決定して表示するので、例えば、ゲーム毎の所定の条件により、次に表示される動画像が前回表示された動画像と別の動画像に変更されることで、演出画像を読み返すと前回表示されたストーリと異なるストーリが表示されることとなり、多様な演出を行うことができ、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の実施形態では、停止操作の指示は、ストップボタン7を操作することで所定の図柄を停止表示させる場合について説明したが、これに限定されず、液晶表示装置5にタッチパネル備え、所定の図柄をタッチパネルで停止表示させることで目押しをするサイドゲームを全てのリールが停止するまでに実行し、目押しが成功したことを検知するとポイントが付与される構成であってもよい。
本発明の実施形態では、所定の図柄が停止表示されたことを条件に付与されたポイント又は引き込まれた滑りコマ数に応じて付与されたポイントは、所定時間経過後にクリアされる場合について説明したが、これに限定されず、ポイントデータのコード画像を携帯電話等で撮像することでポイントを蓄積し、次の遊技実行時にポイントを出力することで蓄積されたポイントから動画像を表示するように構成してもよい。
本発明の実施形態では、所定の図柄が停止表示されたことを条件に付与されたポイント又は引き込まれた滑りコマ数に応じて付与されたポイントは、次の動画像を決定するために用いる場合について説明したが、付与されたポイントを減算することにより小役の報知、遊技情報を表示することを含むように構成してもよい。
本発明の実施形態では、ポイント獲得画面が表示された場合に、ストーリ分岐ポイント画像130を表示する場合について説明したが、ストーリ分岐ポイント画面130は、一般遊技状態中、常に表示するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更が可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るパチスロの機能フローを示す図である。 本発明の実施形態に係るパチスロの外部構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るパチスロの内部構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る主制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る副制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る図柄配置テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る図柄組合せテーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係るボーナス作動時テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係るRB作動中用内部抽籤テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る小役・リプレイ用内部当籤役決定テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係るボーナス用内部当籤役決定テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る内部当籤役格納領域を示す図である。 本発明の実施形態に係る持越役格納領域を示す図である。 本発明の実施形態に係る作業中フラグ格納領域を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画像データテーブルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画像選択テーブルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るポイント決定テーブルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画像データの分岐シナリオの構成の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示装置における表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示装置における表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示装置における表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示装置における表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るメインCPUの制御によるメインフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るメダル受付・スタートチェック処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る内部抽籤処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るリール停止制御処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るボーナス作動チェック処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るボーナス終了チェック処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るメインCPUの制御による割込処理(1.1173msec)のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るサブCPUにより行われる主基板通信タスクのフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るサブCPUにより行われる演出登録タスクのフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るサブCPUにより実行される停止操指示処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るサブCPUにより実行されるポイント記憶処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るサブCPUにより実行される演出内容決定処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 パチスロ
3L、3C、3R リール
6 スタートレバー
7L、7C、7R ストップボタン
31 メインCPU
32 メインROM
33 メインRAM
49L、49C、49R ステッピングモータ
71 主制御回路
72 副制御回路
81 サブCPU
82 サブROM
83 サブRAM
84 レンタリングプロセッサ
85 描画用RAM

Claims (5)

  1. 複数種類の図柄を表示する複数の表示部を有する図柄表示手段と、
    開始操作部に対する遊技者の開始操作の検出を行う開始操作検出手段と、
    前記開始操作検出手段により行われた開始操作の検出に基づいて前記複数の表示部夫々に表示される図柄の変動を行う図柄変動手段と、
    乱抽籤によって複数の入賞態様の中から遊技の入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、
    前記複数の表示部夫々に対応して設けられた停止操作部に対する前記遊技者の停止操作の検出を行う停止操作検出手段と、
    遊技者が実施した遊技に関連する履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、
    遊技に関する演出画像を表示する演出画像表示手段と、
    前記演出画像表示手段による演出を制御する演出制御手段と、
    組み合わせることにより異なるストーリが展開する動画像に対応する識別情報および動画データを記憶する動画データ記憶手段と、
    前記演出画像表示手段に表示する動画像に対応する識別情報と、次に表示できる複数の動画像に対応する識別情報および動画像を選択するための選択条件と、を関連付けて記憶する動画像選択テーブルと、を備え、
    前記演出制御手段は、前記演出画像表示手段に表示する動画像の識別情報に基づいて、次に表示できる前記複数の動画像に対応する各選択条件を前記動画像選択テーブルから読み出し、
    前記履歴記憶手段から読み出した履歴情報と前記各選択条件を対比して、次に表示する動画像を決定し、
    決定した動画像の識別情報を前記動画像選択テーブルから取得し、
    前記取得した識別情報に基づいて、前記動画データ記憶手段から動画データを読み出して、前記演出画像表示手段に動画像を表示することを特徴とする遊技機。
  2. 前記履歴情報は、遊技者が遊技の実行中に獲得するポイントであって、
    前記履歴記憶手段は前記ポイントを累積して記憶し、
    前記選択条件は前記各動画像に対応するポイントのレンジであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記演出制御手段は、前記停止操作検出手段により前記図柄表示手段に所定の図柄が停止表示されたことを条件に、前記履歴記憶手段に前記停止表示された図柄に対応するポイントを累積的に記憶することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記入賞態様決定手段により決定された入賞態様に応じた前記図柄を入賞ラインに所定の滑り駒数だけ引き込んで停止させる引き込み制御手段を備え、
    前記引き込み制御手段により引き込まれた滑り駒数に応じたポイントを前記履歴記憶手段に累積的に記憶することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記演出制御手段は、
    表示する動画像を決定する前に、次に表示できる前記複数の動画像に対応する各選択条件を前記動画像選択テーブルから読み出し、視認可能に前記演出表示手段に表示し、
    前記選択条件の表示の後に、遊技者が獲得したポイントを前記履歴記憶手段に累積記憶し、
    前記選択条件の表示の後に累積記憶されたポイントに基づいて、次に表示される動画像を決定することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016053597A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 キヤノン株式会社 表示制御装置及びその制御方法
JP2017012867A (ja) * 2016-10-24 2017-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機

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