JP2009260961A - シリアライザー - Google Patents

シリアライザー Download PDF

Info

Publication number
JP2009260961A
JP2009260961A JP2009091796A JP2009091796A JP2009260961A JP 2009260961 A JP2009260961 A JP 2009260961A JP 2009091796 A JP2009091796 A JP 2009091796A JP 2009091796 A JP2009091796 A JP 2009091796A JP 2009260961 A JP2009260961 A JP 2009260961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing signal
multiplexer
data
parallel data
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009091796A
Other languages
English (en)
Inventor
Muralikumar A Padaparambil
エー パダパランビル ムラリクマール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Publication of JP2009260961A publication Critical patent/JP2009260961A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M9/00Parallel/series conversion or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/135Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals by the use of time reference signals, e.g. clock signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】シリアル通信ネットワークのデータ率がより高くなっても低電力で充分な質の直
列化方法を提供すること。
【解決手段】mビット幅の並列データをnビット幅の並列データに変換するよう構成され
る第1ステージで、第1ステージはタイミング信号に応答してmビット幅の並列データを
記憶するよう構成される記憶装置およびタイミング信号の周波数逓倍化派生信号に応答し
てnビット幅の並列データを出力するよう構成される第1マルチプレクサーおよびタイミ
ング信号の、周波数逓倍化派生信号のn個の位相シフトされた版の連続遷移において直列
データに変換するよう構成される電流モード論理(CML)マルチプレクサーステージを
含む。
【選択図】図1

Description

本発明は例えばシリアル通信に関する。より具体的には、本発明の実施形態は、例えば
、並列データを直列データに変換する方法、回路、構成、および/またはシステムに関わ
る。
シリアライザーまたはパラレルシリアル変換器はシリアル通信においてパラレルデータ
ストリームをシリアルデータストリームに変換するために用いられる(特許文献1参照)
。シリアライザーはこのような通信ネットワークの伝送において重要な構成要素であり、
一般的に、低速パラレルデータ信号を高速シリアルデータに変換する。このように、シリ
アル通信システム(例、8b/10b)において、符号化パラレルデータがシリアルデー
タストリームに直列化され伝送される。通常このようなシステムにおいて、符号化データ
は10ビットのパラレルデータワードであるため、ツリーに基づくシリアライザー構成を
用いることができない。
図6(a)は従来のツリーに基づくシリアライザー構成100を示し、図6(b)は従
来のクロック分周法150を示す。この方法では、最終段のフリップフロップ(FF)1
08がクロック周波数(例、シリアル出力データ転送速度)で動作する。フリップフロッ
プ(FF)108より前段に位置するステージはクロック周波数の半分(例、クロック信
号Cdiv2)で動作する。フリップフロップ(FF)108より前段に位置するステー
ジは、例えば、マルチプレクサー(Mux)106への入力を有するフリップフロップ(
FF)104およびフリップフロップ(FF)112である。マルチプレクサー(Mux
)102およびマルチプレクサー(Mux)110を含む最初のステージはクロック周波
数の4分の1(例、クロック信号Cdiv4)で動作する。
図6(b)に示すように、クロック信号Cdiv2は2分割の分割回路152で提供で
き、クロック信号Cdiv4は2分割の分割回路154で提供できる。このようなツリー
に基づく構成は2xビットでx≧1のパラレルデータを受信する場合のみに適用可能であ
るという欠点を有する。従って、10ビットのパラレルデータワードを受信するシリアル
通信に用いられるシリアライザーはこのようなツリーに基づく仕組みを直接用いることが
できない。
図7(a)は従来の低速シリアライザー部分200を示し、図7(b)は混成シリアラ
イザー構成の方法におけるクロック分割器部分250を示す。最後の4対1のシリアライ
ザーステージ(例、並列データワードD1[3:0]のシリアル化)はツリーに基づく構
成(図6(a)に示す)を用いて実施することができる。ツリーに基づく構成(図6(a
)に示す)は2xパラレルデータビットでのみ用いることができるので、特定用途(例、
10ビットの並列データ)の場合シリアライザーは2つの部分に分割することができる。
このような部分の1つは低速部分(例、低速シリアライザー部分200)であり、他の部
分は高速部分(例、ツリーに基づく)である。このような方法において、低速部分は通常
比較的簡単なフルスイング論理を用いて実施される一方、高速部分は他の高速回路(例、
差分論理)を利用し、電力および性能に基づいて設計上のトレードオフを行なうことがで
きる。
図7(a)において、10ビットのパラレルデータ(例、データDatain[9:0
])が並列フリップフロップFF[9:0]204と並列フリップフロップFF[9:0
]202で形成される20ビットレジスターにロードされる。4ビットブロックでフリッ
プフロップFF[3:0]208に登録されるデータは20対4のマルチプレクサー(M
ux)206を通して20ビットレジスターから選択され、上述のように4対1のツリー
に基づくシリアライザーに送り込まれる。さらに20対4のマルチプレクサー206はマ
ルチプレクサー選択信号Sel[4:0]を用いて20ビットレジスターから4ビットブ
ロックを選択する。
図7(b)において、2分割の分割器252を用いて入力クロックからクロック信号C
div2を形成することができる(例、ツリーに基づく部分に対し)。2分割の分割器2
54を用いてクロック信号Cdiv2からクロック信号Cdiv4(例、フリップフロッ
プFF[3:0]208用)を形成することができる。また、5分割の分割器256はク
ロック信号Cdiv10,Cdiv20(並列フリップフロップFF[9:0]202,
204用)を提供することができ、マルチプレクサー選択信号Sel[4:0]を送る。
図8は図7(a)、図7(b)の混成シリアライザーの動作に対応するタイミング波形を
示す。
米国特許第6417790号明細書
シリアライザー回路はデータ転送速度または「データ率」で動作し、従ってシリアル通
信ネットワークにおいて相当量の電力を消費し得る。加えて、シリアル通信ネットワーク
のデータ率がより高くなると(例、マルチギガヘルズの程度)、従来のシリアライザー構
成は低電力で充分なシリアル化の質を提供できる可能性がある。
本発明のシリアライザーは、mビット幅のパラレルデータをnビット幅のパラレルデー
タに変換する第1のステージ(nは2以上の整数で、mはnより大きい整数)と、前記n
ビット幅のパラレルデータをシリアルデータに変換する第2のマルチプレクサーと、を含
み、前記第1のステージは、第1のタイミング信号に応答して前記mビット幅のパラレル
データを記憶する第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置の出力に基づいて前記nビット
幅のパラレルデータを生成する第1のマルチプレクサーと、前記第1のタイミング信号の
整数倍の周波数を有する第2のタイミング信号に応答して、前記nビット幅のパラレルデ
ータを出力する第2の記憶装置と、を含み、前記第2のマルチプレクサーは、前記第2の
タイミング信号を(360°/n)×i(iは、−n<i<nを満たす整数)位相シフト
した第3のタイミング信号と、前記第3のタイミング信号を(360°/n)×j(jは
、1≦j<n及び−n<j≦−1を満たす整数)位相シフトさせた第4のタイミング信号
と、に基づいて前記nビット幅のパラレルデータを前記シリアルデータに変換することを
特徴とする。
また、前記第1の記憶装置は、前記第1のタイミング信号が第1の論理から第2の論理
に遷移するときに前記第1のマルチプレクサーに出力する第1のフリップフロップと、前
記第1のタイミング信号が前記第2の論理から前記第1の論理に遷移するときに前記第1
のマルチプレクサーに出力する第2のフリップフロップと、を含むことを特徴とする。
また、前記第1の記憶装置は、前記第1のタイミング信号に応答して出力する第1のフ
リップフロップ〜第zのフリップフロップを含み(zは2以上の整数)、前記第2のタイ
ミング信号の周波数は、前記第1のタイミング信号のz×m倍であり、前記第1のマルチ
プレクサーは、z×m対nのマルチプレクサーであることを特徴とする。
また、前記第1のステージは、前記第1のタイミング信号から第2のタイミング信号を
生成する分割器を含み、前記分割器は、前記第1のマルチプレクサーに選択制御信号を提
供することを特徴とする。
本発明のシリアライザーは、mビット幅のパラレルデータをnビット幅のパラレルデー
タに変換する第1のステージ(nは2以上の整数で、mはnより大きい整数)と、前記n
ビット幅のパラレルデータをシリアルデータに変換する第2のマルチプレクサーと、を含
み、前記第1のステージは、第1のタイミング信号に応答して前記mビット幅のパラレル
データを記憶する第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置の出力に基づいて前記nビット
幅のパラレルデータを生成する第1のマルチプレクサーと、前記第1のタイミング信号第
1のタイミング信号の整数倍の周波数を有する第2のタイミング信号に応答して、前記n
ビット幅のパラレルデータを出力する第2の記憶装置と、を含み、前記第2のマルチプレ
クサーは、第1の選択器〜第nの選択器を含み、前記第1の選択器〜第nの選択器の第i
の選択器は、前記第2のタイミング信号と(360°/n)×i位相が異なる第3のタイ
ミング信号と、前記第3のタイミング信号と360°/n位相が異なる信号を反転したタ
イミング信号又は前記第3のタイミング信号と−360°/n位相が異なるタイミング信
号である第4のタイミング信号を受信し、前記第3のタイミング信号と前記第4のタイミ
ング信号とに基づいて前記nビット幅のパラレルデータを前記シリアルデータに変換する
ことを特徴とする。
また、前記第iの選択器は、前記nビット幅のパラレルデータのiビットのデータがゲ
ート電極に供給され、一端が第1の出力に接続されている第1のトランジスターと、前記
iビットのデータと差動対を形成するデータがゲート電極に供給され、一端が第2の出力
に接続されている第2のトランジスターと、前記第1のトランジスターの他端及び前記第
2のトランジスターの他端に一端が接続され、ゲート電極に前記第3のタイミング信号が
供給される第3のトランジスターと、前記第3のトランジスターの他端に接続され、ゲー
ト電極に前記第4のタイミング信号が供給される第4のトランジスターと、を含むことを
特徴とする。
また、前記第4のトランジスターがオンになった後に前記第3のトランジスターがオン
になり、前記第1のトランジスターを介して前記iビットのデータが前記第1の出力から
出力され、前記第2のトランジスターを介して前記iビットと差動対を形成するデータが
前記第2の出力から出力されることを特徴とする。
また、前記第2のマルチプレクサーは、第1の電源ノードと前記第1の電源ノードと電
圧が異なる第2の電源ノードとの間に配置された定電流回路と、前記第1の電源ノードと
前記第1の出力及び前記第2の出力との間に設けられた負荷回路と、を含むことを特徴と
する。
本発明のシリアライザーは、mビット幅の並列データをnビット幅の並列データに変換
するよう構成される第1ステージ(mはnより大きい整数でnは少なくとも2の整数であ
る)と、電流モード論理マルチプレクサーステージとを有するシリアライザーであって、
前記第1ステージは、タイミング信号に応答して前記mビット幅の並列データを記憶する
よう構成される記憶装置と、前記タイミング信号の周波数逓倍化派生信号に応答して前記
nビット幅の並列データを出力するよう構成される第1マルチプレクサーとを有し、前記
電流モード論理マルチプレクサーステージは、前記タイミング信号の、前記周波数逓倍化
派生信号のn回位相シフトされた版の連続遷移において前記nビット幅の並列データを直
列データに変換するよう構成されることを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記記憶装置は、前記タイミング信号の上昇
エッジに応答して前記マルチプレクサーに第1データワードを出力するよう構成されるm
個の第1フリップフロップと、前記タイミング信号の下降エッジに応答して前記マルチプ
レクサーに第2データワードを出力するよう構成されるm個の第2フリップフロップとを
有することを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記タイミング信号の、前記周波数逓倍化派
生信号の周波数は前記タイミング信号の約z×m倍で、zは少なくとも1の整数であるこ
とを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記タイミング信号の、前記周波数逓倍化派
生信号の前記n回位相シフトされた版の各々は隣接する位相シフトされた版と約360°
/nの角度で相が異なることを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記タイミング信号はクロック信号を有する
ことを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、シングルエンドの並列データ信号を受信して
差分直列信号を出力するよう構成されることを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、さらに前記nビット幅の並列データの最上位
ビットを受信するよう構成されるラッチを有し、前記ラッチは前記タイミング信号の、前
記周波数逓倍化派生信号の前記n回位相シフトされた版の1つによりクロックされること
を特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、さらに前記周波数逓倍化派生信号を受信し、
前記タイミング信号を提供するよう構成される分割器を有することを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記第1ステージはさらにz×m対nのデジ
タルマルチプレクサー(zは少なくとも1の整数)を有してなり、前記分割器はさらに前
記z×m対nのデジタルマルチプレクサーに選択制御信号を提供することを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記電流モード理論マルチプレクサーステー
ジはn個の選択器を有することを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記選択器の各々は前記タイミング信号の、
前記周波数逓倍化派生信号の前記n回位相シフトされた版の連続遷移間に放電パスをイネ
ーブルするよう構成されることを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、前記放電パスは直列データノードとバイアス
ノードとの間に連結されることを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、nは2xで、前記xは少なくとも1の整数で
あることを特徴とする。
また、本発明のシリアライザーにおいて、m≠2x+yで、yは少なくとも1の整数であ
りxは少なくとも1の整数であることを特徴とする。
ここで、本発明の電流モード理論マルチプレクサーは、nビット幅の並列データを直列
化するよう構成される電流モード論理マルチプレクサーであって、第1電源ノードと直列
データノードとの間に連結される負荷回路と、n個の選択器であって、前記選択器の各々
は、前記nビット幅の並列データワードのビットにより制御可能であってバイアスノード
と前記直列データノードとの間に連結される第1トランジスターと、約360°/nの位
相角で重複するタイミング信号により制御可能な放電パスとを有する、n個の選択器と、
前記負荷回路、前記放電パス、および前記バイアスノードに連結されたバイアス回路であ
って、前記n個の選択器を通して所定電流をシンクまたはソースするよう構成されるバイ
アス回路と、を有することを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、前記負荷回路は電流ソース
およびダイオード負荷を有することを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、前記バイアス回路は、制御
電圧を受けそこから固定電流を提供するよう構成され、前記固定電流の大きさは前記所定
電流の倍数であることを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、前記nは4以上の整数であ
ることを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、前記放電パスは直列の第2
トランジスターおよび第3トランジスターを有することを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、前記第1トランジスター、
前記第2トランジスター、および前記第3トランジスターはNMOSトランジスターであ
ることを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、前記タイミング信号はクロ
ック信号のn個の位相を有することを特徴とする。
また、本発明の電流モード理論マルチプレクサーにおいて、差分並列データを受信し差
分直列データを出力するよう構成されることを特徴とする。
一方、本発明のデータを直列化する方法は、第1タイミング信号を用いてmビット幅の
並列データワードを第1データ記憶ステージに記憶するステップと、前記mビット幅の並
列データワードをnビット幅の並列データに変換する(mはnより大きい整数で、nは少
なくとも2の整数である)ステップと、第2タイミング信号を用いて前記nビット幅の並
列データを第2データ記憶ステージに記憶する(前記第2タイミング信号は前記第1タイ
ミング信号周波数の(z×m)/nの倍数である周波数を有し、zは少なくとも1の整数
である)ステップと、前記第2タイミング信号の連続位相シフト派生信号に応答して前記
nビット幅の並列データワードを直列化するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、前記mビット幅の並列データワード
を記憶するステップは、前記mビット幅の並列データワードを前記第1タイミング信号の
遷移に応答して少なくともm個のフリップフリップに登録するステップを有することを特
徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、前記mビット幅の並列データワード
を変換するステップは、前記少なくともm個のフリップフロップからの出力を多重化する
ステップを有することを特徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、前記連続位相シフト派生信号は、前
記第1タイミング信号の補完的隣接周波数逓倍化派生信号を有することを特徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、前記第1タイミング信号の補完的隣
接周波数逓倍化派生信号は、約360°/nの角で相が異なることを特徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、前記タイミング信号は、クロック信
号のn個の位相を有することを特徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、nは2xで、xは少なくとも1の整
数であることを特徴とする。
また、本発明のデータを直列化する方法において、m≠2x+yで、yは少なくとも1の
整数でありxは少なくとも1の整数であることを特徴とする。
本発明の実施形態による1/4レートのシリアライザーを示す。 本発明の実施形態による高速マルチプレクサーを示す回路図である。 図2の高速マルチプレクサーで用いられるタイミング信号のタイミング図である。 特定の実施形態におけるシリアライザー構成の電力消費グラフである。 本発明の実施形態によるデータを直列化する方法を示すフローである。 従来のツリーに基づくシリアライザー構成の方法を示す。 従来の混成シリアライザー構成の方法を示す。 混成シリアライザーの動作におけるタイミング波形を示す。
以下、本発明の実施の形態を説明するが、はじめに本発明の概要を示す。
本発明の実施形態はデータを直列化(シリアル化)する方法、アルゴリズム、回路、お
よび/またはシステムに関する。一実施形態で、シリアライザーはmビット幅の並列デー
タをnビット幅の並列データに変換するよう構成される第1ステージで、nは少なくとも
2の整数でmはnより大きい整数であり、第1ステージはタイミング信号に応答してmビ
ット幅の並列データを記憶するメモリー装置およびタイミング信号の周波数逓倍化派生信
号に応答してnビット幅の並列データを出力するよう構成される第1マルチプレクサーを
含む第1ステージ、ならびにタイミング信号の周波数逓倍化派生信号のn個の位相変位版
が逐次遷移する際、nビット幅の並列データを差分直列データに変換するよう構成される
電流モード論理(CML)マルチプレクサーを含むことができる。さまざまな実施におい
てnは2xで、xは少なくとも1の整数、および/またはm≠2x+yで、yは正の整数であ
る。
別の実施形態で、nビット幅の並列データワードを直列化するCMLマルチプレクサー
は第1電源ノードおよび差分直列データノードとの間に連結される負荷回路、nビット幅
の並列データワードの補完的なビットペアにより制御可能で第1ノードと差分直列データ
ノードとの間に連結される第1と第2トランジスター、および360°/nの位相角で重
なるタイミング信号により制御可能な放電パスを各々有するn個の差分選択器、ならびに
負荷回路、放電パス、および第2電源ノードに連結されn個の差分選択器を通して固定電
流を提供するよう構成されるバイアス回路を含むことができる。
別の実施形態で、データの直列化の方法はタイミング信号を用いてmビット幅の並列デ
ータワードを第1ステージに登録すること、mビット幅の並列データワードをnビット幅
の並列データワードに変換することでnビット幅の並列データワードはタイミング信号の
周波数逓倍化派生信号で更新されること、およびタイミングの重複位相変位周波数逓倍化
派生信号の際、直列データノードから放電パスを可能にすることを含むことができる。
本発明の実施形態は比較的低速の第1ステージを高速(例、CML)マルチプレクサー
の第2ステージに連結した高速シリアライザー方法を有利に提供できる。さらに、1/4
レートのクロッキングを用いることにより、本発明の実施形態は従来の全データ率クロッ
キングのシリアライザー構成に比べ電力消費および設計の複雑さの削減をもたらすことが
できる。これらおよび本発明の他の利点は以下の好ましい実施形態の詳細な説明から容易
に理解されよう。
次に発明の好ましい実施形態について詳細に言及し、これらの例は添付図面に図示され
る。発明は好ましい実施形態に関連して説明されるが、これは発明をこれらの実施形態に
限定する意図ではないことが理解されよう。むしろ発明は添付クレームで定義される発明
の精神および範囲内に含まれる別方法、修正、および同等のものを包含することが意図さ
れる。さらに、続く本発明の詳細な説明において、本発明の充分な理解を供するために多
数の具体的な詳細が記述される。しかし当業者であれば本発明はこれらの具体的な詳細な
しに実施し得ることを容易に理解しよう。逆に、本発明の態様を不必要にあいまいにしな
いよう周知の方法、手順、構成要素、および回路は詳細に説明されていない。
続く詳細な説明のある部分はコンピューター、プロセッサー、コントローラー、および
/またはメモリー内のコード、データビット、データストリーム、または波形の操作のプ
ロセス、手順、論理ブロック、機能ブロック、処理、および他の象徴的表現として呈され
る。これらの説明および表現はデータ処理技術の当業者により他の当業者に自分の仕事の
内容を伝えるために一般的に使用される。プロセス、手順、論理ブロック、機能等々は本
明細書において、かつ一般的に、望ましい、および/または予期される結果につながる工
程または命令の筋の通ったシーケンスであるとみなされる。工程は一般的に物理量の物理
的操作を含む。かならずしもではないが、通常これらの量は記憶、転送、組み合わせ、比
較、およびその他コンピューターまたはデータ処理システムでの操作が可能な電気、磁気
、光、または量子信号の形を取る。主に一般的な慣用の理由から、時にこれらの信号をビ
ット、波、波形、ストリーム、値、要素、記号、文字、項、数字、等々と呼び、コンピュ
ータープログラムまたはソフトウェアにおけるこれらの表現をコード(オブジェクトコー
ド、ソースコード、またはバイナリーコードであり得る)と呼ぶことが便利であった。
しかしこれらすべておよび類似した用語はしかるべき量および/または信号と結び付い
ており、単にこれらの量および/または信号に適用される便利なラベルである。具体的に
別途記述され、および/または以下の考察から明らかでない限り、本発明を通じて「処理
」、「動作」、「演算」、「計算」、「判定」、「操作」、「変換」等々の用語を用いた
考察は物理的(例えば電子的)な量として表されるデータを操作し変換するコンピュータ
ーもしくはデータ処理システム、または類似した処理装置(例えば電気、光、または領事
演算または処理装置または回路)の行為およびプロセスを指す。これらの用語は回路、シ
ステム、またはアーキテクチャの構成要素(例えばレジスター、メモリー、その他の同様
な情報記憶、伝送、または表示装置、等々)内で物理量を同じまたは異なるシステムまた
はアーキテクチャの他の構成要素内の物理量として表される他のデータに操作または変換
する処理装置の行為およびプロセスを指す。
さらに本発明との関連で、「電線」、「配線」、「線」、「信号」、「導体」、および
「バス」の用語は信号を物理的に回路の1点から別の点に転送する任意の知られる構造、
構成、配列、手法、方法、および/またはプロセスを指す。また、本明細書におけるその
使用の脈絡から別途示されない限り、「知られる」、「固定の」、「定められた」、「特
定の」、および「所定の」の用語は一般的に理論的には可変であるが、通常は前以て設定
されその後使用の際、変更されない値、量、パラメーター、制限、条件、状態、プロセス
、手順、措置、またはこれらの組み合わせを指す。
同様に便宜上および平易さから、「クロック」、「時間」、「タイミング」、「率」、
「周期」、および「周波数」は一般的に互換性があり、本明細書において互換性をもって
使用できるが、全般的に技術上認められる意味を持つ。また便宜上および平易さから、「
データ」、「データストリーム」、「波形」、および「情報」は互換性をもって使用でき
、同様に(a)「フリップフロップ」、「ラッチ」、および「レジスター」の用語、また
(b)「に接続される」、「と連結される」、「に連結される」、および「と通信する」
(直接的または間接的な接続、連結、または通信を指すことができる)も互換性をもって
使用できるが、これらの用語も本明細書において全般的に技術上認められる意味を持つ。
発明は本構造のハードウェア実施とともに並列データ信号を直列化する方法およびこれ
を実施する回路に関する。本発明の実施形態は比較的低速の第1ステージを電流モード論
理(CML)高速マルチプレクサーの第2ステージに連結した高速シリアライザーを有利
に提供することができる。さらに分数速度のクロッキング仕組み(例、1/4レートのク
ロッキング)を用いることにより、本発明の実施形態は従来の全データ率クロッキングの
シリアライザー構成に比べ電力消費および設計の複雑さの削減をもたらすことができる。
発明はその各種態様において、以下代表的な実施形態に関しより詳細に説明される。
本発明の各種実施形態により、直列化の回路は相対的に低速の第1ステージにマルチプ
レクサー、フリップフロップ、ラッチ、および周波数分割器といった標準の論理構成要素
を含むことができる。相対的に高速第2ステージにおいては差分直列データ出力を生み出
すCML論理を用いることができる。当然のことながら、具体的な実施形態において他種
の回路および/またはデジタル論理ブロックも用いることができる。本明細書で示す特定
回路例の目標用途は8b/10b符号化並列データを高速率(例、約3GHzを超えて)
でシリアル化することに関わる。一実施形態で、第1ステージは10ビット幅の並列デー
タを4ビット幅の並列データに変換する一方、第2ステージは4ビットの並列データから
差分直列データに変換する。
本実施形態のシリアライザーは、(i)mビット幅の並列データをnビット幅の並列デ
ータに変換するよう構成される第1ステージで、nは少なくとも2の整数でmはnより大
きい整数であり、第1ステージはタイミング信号に応答してmビット幅の並列データを記
憶するメモリー装置およびタイミング信号の周波数逓倍化派生信号に応答してnビット幅
の並列データを出力するよう構成される第1マルチプレクサーを含む第1ステージ、およ
び(ii)タイミング信号の周波数逓倍化派生信号のn個の位相変位版が逐次遷移する際、
nビット幅の並列データを差分直列データに変換するよう構成される電流モード論理(C
ML)マルチプレクサーを含む。例えば、本シリアライザーの第1ステージにおいてnは
xあることができ、ここでxは少なくとも1の整数である。さらに、または代わりに、
m≠2x+yで、ここでyは少なくとも1の整数である。
図1(a)は本発明の実施形態による1/4レートのシリアライザーにおける低速部分
400を示す。図1(b)はクロックロック分割器部分440、図1(c)はラッチ部分
460、図1(d)は高速マルチプレクサー部分480を示す。後述するように、低速部
分400(広義の「第1ステージ」)はデータDatain[9:0](広義の「mビッ
ト幅の並列データ」)を受信し並列データワードD1[3:0](広義の「nビット幅の
並列データ」)を出力する。高速マルチプレクサー部分480(広義の「電流モード論理
マルチプレクサーステージ」及び「第2のマルチプレクサー」)は、データDatain
[9:0]より周波数の大きい並列データワードD1[2:0]及び並列データワードD
1_L[3]を受信し、並列データワードD1[3:0]より周波数の大きい直列出力(
「直列データ」とも言う)を出力する。すなわち、低速部分400より高速マルチプレク
サー部分480は高速の信号を入出力する。
xビット幅のパラレルデータワードを迅速にシリアル化するために多相クロッキング
が用いられる。多相クロッキングにおいて、360°/2xラジアンの位相差を有する2x
個のクロック位相が用いられる。例えば、4ビット幅の並列データワードのシリアル化に
は、x=2であるため、360°/4(=90°)の位相差を有する4つのクロックが用
いられる。この方法は任意の2xのパラレルデータをシリアル化するのに応用することが
できる。xは、1以上の整数である。例えば、8ビット幅の並列データワード(x=3の
場合)は、360°/8(=45°)の位相差を有する8つのクロック位相を用いて8ビ
ット幅の並列データワードをシリアル化することができる。
図1(a)〜図1(d)のシリアライザーはクロッキングがデータ率(データレイト)
周波数の1/4の周波数を有するクロックで行われる。そのため、1/4レートのシリア
ライザーと呼べる。本実施形態において、低速部分400は図7(a)、図7(b)と類
似の構造をしている。
FF[9:0]402(広義の「第1のフリップフロップ」に対応し、広義の「記憶装
置」に含まれる)は、クロック信号Cdiv20(広義の「第1のタイミング信号」)を
用いてデータDatain[9:0]をラッチする。クロック信号Cdiv20及びデー
タDatain[9:0]は、FF[9:0]402に入力する前に分岐しFF[9:0
]404に入力する。FF[9:0]404(広義の「第2のフリップフロップ」に対応
し、広義の「記憶装置」に含まれる)も同様に、クロック信号Cdiv20を用いてデー
タDatain[9:0]をラッチする。第1のフリップフロップとしてのFF[9:0
]402は分割されたクロック信号Cdiv20の第1エッジ(例えば、立ち上がり)、
第1の遷移、または第1の論理レベル(例えば、クロック信号Cdiv20がアクティブ
の状態)でデータをラッチする。第2のフリップフロップとしてのFF[9:0]404
は分割されたクロック信号Cdiv20の第1エッジに補完的な第2エッジ(例えば、立
下り)、第1の遷移に補完的な第2の遷移、または第1の論理レベルに補完的な第2の論
理レベル(例えば、クロック信号Cdiv20が非アクティブの状態)でデータをラッチ
することが好ましい。すなわち、第2のフリップフロップとしてのFF[9:0]404
には、分割されたクロック信号Cdiv20の反転信号が入力されることが好ましい。
次にマルチプレクサー(Mux)406(広義の「第1のマルチプレクサー」)が、F
F[9:0]402およびFF[9:0]404の出力を受信する。マルチプレクサー4
06は、デジタルマルチプレクサーおよび/または低速マルチプレクサーである。ここで
、低速マルチプレクサーとは、後述の高速マルチプレクサー部分480より低速のタイミ
ング信号に基づいて高速マルチプレクサー部分480が処理するより低い周波数のデータ
信号を処理するマルチプレクサーである。本実施形態において、マルチプレクサー406
は、20対4のマルチプレクサーである。マルチプレクサー406は、4ビット幅のパラ
レルワードをFF[3:0]408に出力する。FF[3:0]408は、クロック信号
C0を用いてラッチおよび/またはデータ信号を出力し、並列データワードD1[3:0
]を生成する。タイミング信号(例、クロック信号Cdiv10,Cdiv20)および
マルチプレクサー選択信号Sel[4:0]は図8のものに類似していて良い。図7(a
)における従来の低速シリアライザー部分200に対し、図1(a)〜図1(d)の実施
形態の低速部分400では、クロック信号C0を1/4レートのクロックに置き換えるこ
とができる。
図1(b)を参照して、クロック分割器を説明する。クロック分割器(例えば、5分割
回路442)は、1/4レートのクロック信号C0を受信し、分割されたクロック信号C
div10,Cdiv20、ならびに少なくとも1つのマルチプレクサー選択信号(例え
ば、マルチプレクサー選択信号Sel[4:0])を提供する。ここで、クロック信号C
divXはクロック信号C0のX倍の周期を有するタイミング信号である。分割されたク
ロック信号Cdiv10,Cdiv20は、FF[9:0]402およびFF[9:0]
404のデータをラッチする1/10レート(クロック信号C0の10倍の周期を有する
クロック信号)のクロックおよび/または1/20レートのクロック(クロック信号C0
の20倍の周期を有するクロック信号)である。マルチプレクサー選択信号は、マルチプ
レクサー406が20ビットレジスターから4ビットブロックを選択するための信号であ
る。
高速部分(図1(c)〜図1(d)のラッチ部分460および/または高速マルチプレ
クサー部分480)の一実施形態は多相のクロック信号C0,C90,C180,C27
0を利用してマルチプレクサー406より高速のデータを処理をする4対1のマルチプレ
クサー(Mux)482を制御する。クロック信号C90はクロック信号C0に対して9
0°の位相差を有し、クロック信号C180はクロック信号C0に対して180°の位相
差を有し、クロック信号C270はクロック信号C0に対して270°の位相差を有する
別の実施形態として、8相のクロック信号を用いることもできる。8相のクロック信号
は、クロック信号C0と、クロック信号C0と45°の位相差を有するクロック信号と、
クロック信号C0と90°の位相差を有するクロック信号と、クロック信号C0と135
°の位相差を有するクロック信号と、クロック信号C0と180°の位相差を有するクロ
ック信号と、クロック信号C0と225°の位相差を有するクロック信号と、クロック信
号C0と270°の位相差を有するクロック信号と、クロック信号C0と315°の位相
差を有するクロック信号である。この場合、前述した実施形態より周期の長いタイミング
信号を用いて図1(a)のFF[9:0]402およびFF[9:0]404に対応する
フリップフロップにおいてデータをラッチする。例えばタイミング信号にはクロック信号
Cdiv40(クロック信号の40倍の周期を有するタイミング信号)を用いる。クロッ
ク信号Cdiv40を用いることより、シリアライザーの低速部分400(図1(a))
を通るデータのスループットと一致する。シリアライザーの低速部分400は8ビットの
並列データを形成する40対8のマルチプレクサーを有し、高速シリアライザー部分(図
1(d))は8対1のマルチプレクサーとなる。
10ビット幅のパラレルデータをシリアル化する実施形態について説明する(図示なし
)。10ビット幅のパラレルデータをシリアル化は第1のステージで実行される。第1の
ステージは、10ビット幅のラッチと10ビット幅の第1ステージのラッチ等を含む。1
0ビット幅のラッチは、1/2レートのクロック(例、クロック信号Cdiv2)でクロ
ックされ、2対1の第2ステージのCMLマルチプレクサーに出力される。2対1のCM
Lマルチプレクサーは、0°および180°の位相差を有する1/2レート(または2相
)クロックで動作する。10ビット幅の第1ステージのラッチは、1/5レートのクロッ
ク(例、クロック信号Cdiv5)でクロックされ、5対1の第2ステージのCMLマル
チプレクサーに出力される。5対1の第2ステージのCMLマルチプレクサーは、1/5
レート(または5相)のクロックを用いて動作する。1/5レート(または5相)のクロ
ックは、0°、72°、144°、216°、および288°の位相差を有する。
以上の実施形態は、1/nレートのクロックに従い動作するm対nのマルチプレクサー
を有する第1ステージ(図1(a)の低速部分400に対応する)、およびn相(360
°/nの隣接相差)のクロックに従い動作するnビットのCML第2ステージシリアライ
ザー(図1(d)の高速マルチプレクサー部分480に対応する)に応用することができ
る。
ラッチ462(図1(c))は低速部分400から出力されたnビット幅の並列データ
ワードの第1または最終ビット(例えば、並列データワードD1[3])からラッチされ
た最上位ビット(MSB)(例、並列データワードD1_L[3])を提供することがで
きる。もちろん、設計および/または用途上の選択から代わりにnビット幅の並列データ
ワードの最下位ビットおよび/または異なるビットをラッチすることもできる。加えてま
たは代わりに各々クロック信号C0,C90,C180,C270に対応する補完的クロ
ック信号XC0,XC90,XC180,XC270をマルチプレクサー482に入力し
高速マルチプレクサーに追加的クロック位相および/または補完的選択信号を入力するこ
とができる。いずれの場合も、この具体例においては高速マルチプレクサー部分480が
4ビット幅のパラレルデータを受信するため、隣接クロック間で90°の位相差が維持さ
れる。さらに、10ビットシリアライザーが図1(a)〜図1(d)で示されるが、任意
の適当なmビットの直列化(例えば、40ビット)に対応できる。
(高速マルチプレクサー)
nビット幅の並列データワードを直列化する代表的な高速マルチプレクサは、(i)第
1電源ノードおよび差分直列データノードとの間に連結される負荷回路(ii)n個の差分
選択器で、各差分選択器は(a)nビット幅の並列データワードの補完的なビットペアに
より制御可能で第1ノードと差分直列データノードの間に連結される第1トランジスター
および第2トランジスター、および(b)約360°/nの位相角で重なるクロックによ
り制御可能な放電パスを含む、差分選択器、ならびに(iii)負荷回路、放電パス、およ
び第2電源ノードに連結されn個の差分選択器を通して固定電流を提供するよう構成され
るバイアス回路、を含む。
図2は本発明の実施形態による高速マルチプレクサー500の回路図を示す。ここでは
4対1のシリアライザー/マルチプレクサーが示されるが、この方法は任意の2x対1の
シリアライザー(例、2ビット、8ビット、16ビット、等々)に拡大適用できる。さら
に、この具体例においては差分CMLの回路が示されるが、別の実施形態では任意の適当
な論理形態(例、他の差分方法、ダイナミック事前充電論理、エミッタ結合論理、等々)
を利用することができる。
ここで、高速マルチプレクサー500において、VBIASはトランジスターM16,
M22に固定電流を流すための制御電圧を供給する。これはトランジスターM23に再現
される。トランジスターM22及びトランジスターM23のゲート電極にVBIASが印
加される。トランジスターM22とトランジスターM16は、第1の電源電位VDDと第
2の電源電位VSSとの間に電気的に直列に接続されている。トランジスターM22の一
端に第2の電源電位VSSが印加され、トランジスターM22の他端とトランジスターM
16の一端が接続され、トランジスターM16の他端に第1の電源電位が印加される。ト
ランジスターM23の一端も第2の電源電位VSSに電気的に接続されている。
トランジスターM17,M20は電流源負荷である。トランジスターM17のゲート電
極及びトランジスターM20のゲート電極がトランジスターM22の他端に接続され、ト
ランジスターM17の一端及びトランジスターM20の一端がそれぞれ出力XOUTおよ
び出力OUTに接続され、トランジスターM17の他端及びトランジスターM20の他端
に第1の電源電位VDDが印加される。
トランジスターM18およびトランジスターM19はマルチプレクサー出力に対するダ
イオード負荷である。トランジスターM18のゲート電極及び一端とトランジスターM1
9のゲート電極及び一端が、それぞれ出力OUTと出力XOUTに接続されている。トラ
ンジスターM18の他端とトランジスターM19の他端には、第1の電源電位VDDが印
加される。
負荷回路を構成するトランジスターM17〜M20の代わりにCML動作に対する他の
任意の適当な負荷(例、抵抗器またはダイオード負荷)も利用できる。あるいは、トラン
ジスターM16,M17,M20に適用されるVBIASに補完的なバイアスを利用して
さらなる節電および/または性能の向上を提供することができる。
図3は図2の高速マルチプレクサー500で用いられるクロックまたはタイミング信号
のタイミング図である。
まず、NMOSトランジスターM0〜M3を有してなる第1差分選択器(単に「第1選
択器」とも言う)からデータを送信する場合について説明する。NMOSトランジスター
M1のゲートに印加されるクロック信号C90が高に遷移した時(クロック信号C90の
論理が第1の状態から第2の状態に遷移したとき)にデータビットD0を高速マルチプレ
クサー500の出力に送信することができる。データビットD0は、図2において差動デ
ータD0/XD0として図示され、それぞれ出力XOUT/出力OUTとして出力される
。これはクロック信号C90が高になる前に補完的クロック信号XC180が高に遷移し
、その結果、クロック信号C90が高に遷移してNMOSトランジスターM1がオンにな
る時に、NMOSトランジスターM2が既にオンになっているからである。
ここでクロック信号C90は、クロック信号C0と90°の位相差を有する信号である
。また、補完的クロック信号XC180はクロック信号C180の補完的クロック信号で
あり、クロック信号C180は、クロック信号C0と180°の位相差を有する信号であ
る。NMOSトランジスターM2のゲートに印加される補完的クロック信号XC180の
立ち上がりが、NMOSトランジスターM2より入力端子側に位置するNMOSトランジ
スターM1のゲートに印加されるクロック信号C90が非アクティブの期間に位置し、補
完的クロック信号XC180が立ち下がる前にクロック信号C90が立ち上がるように、
クロック信号C90及び補完的クロック信号XC180が選択されている。
データビットD0の状態または値により、NMOSトランジスターM0およびNMOS
トランジスターM3の1つが対応する出力XOUTまたは出力OUTから電流をシンクす
る。このように、データビットD0はクロック信号C90が高に遷移して間もなく送られ
る。本実施形態において、データビットは差動データD0/XD0として送信される。
同様に、他のデータビットD1〜D3は出力OUTに送信され、補完的データビットX
D1〜XD3は出力XOUTに送信される。クロック信号C90,C180,C270,
C0が高になると、対応するデータビットD0,D1,D2,D3が出力OUT/出力X
OUT経由で各々第1選択器(例、NMOSトランジスターM0〜M3を有してなる)、
第2選択器(例、トランジスターM4〜M7を有してなる)、第3選択器(例、トランジ
スターM8〜M11を有してなる)、および第4選択器(例、トランジスターM12〜M
15を有してなる)から送信される。
このように、多相(例、360°/n)タイミング信号および隣接+360°/n位相
の補完または隣接−360°/n位相の真の信号が重複する間に並列データワードからの
特定データビットを直列化に選択することができる。本実施形態では、4つのタイミング
信号(n=4)を用いているため、第1選択器にクロック信号C90と、クロック信号C
90と+90°(=+360°/4)位相が異なる補完的クロック信号XC180又はク
ロック信号C90と−90°(=−360°/4)位相が異なるクロック信号C0を入力
することができる。
本実施形態は、高速マルチプレクサー500へのデータ入力およびそこからのデータ出
力は真の値/状態のみ(例、補完的データビットXD0〜XD3なしのデータビットD0
〜D3のみ)である第1選択器乃至第4選択器のシングルエンド版にも応用できる。具体
的には、シングルエンド版では図2のNMOSトランジスターM3、トランジスターM7
,M8,M15並びに出力XOUTが省略される。シングルエンド版の別の実施形態では
、図2と同じ回路構成でNMOSトランジスターM3、トランジスターM7,M8,M1
5にそれぞれデータビットD0〜D4を反転信号した信号を入力することで、パラレル化
された出力OUT/出力XOUTの差動信号を出力することもできる。
高速マルチプレクサー500で受信される並列データワードのすべてのビットは各々の
選択器が有効にされるとラッチされるので、すべてのデータビットは出力OUT/出力X
OUTに到達するのに同じ遅延が生じる。並列データワードD1[2:0]はタイミング
信号としてのクロック信号C0の立ち上がりエッジにおいて高速マルチプレクサー500
に供されることができる(例えば図1(a)参照)。しかしデータビットD3(または図
1(a)において高速マルチプレクサー500によりFF[3:0]408を制御するタ
イミング信号と同じ遷移またはレベルで出力されるよう選択された他のデータビット)は
並列データワードD1_L[3]として高速マルチプレクサー500に伝送される前にタ
イミング信号としてのクロック信号C180でクロックされるラッチ462(図1(c)
参照)に保持されることができる。図2の例において、データビットD3は高速マルチプ
レクサー500でクロック信号C0の上昇エッジにおいて出力され、それによりデータビ
ットD3はクロック信号C0が高の時に出力されることができる。しかし図1(a)でn
ビットの並列データワードD1[3:0]もクロック信号C0の上昇エッジにおいて更新
される。その結果、図1(c)で並列データワードD1[3]はクロック信号C180が
低になる時にラッチされる。並列データワードD1[3]をより早くラッチし、ラッチさ
れた並列データワードD1_L[3]を異なる(また好ましくは補完および/または18
0°位相はずれの)タイミング信号において高速マルチプレクサー500に供することに
より、直列化されるnビットの並列データの各ビットのデータパスすべてが高速マルチプ
レクサー500の出力に供されるようイネーブルされた時に実質的に同じで安定している
ことができる。高速マルチプレクサー500におけるすべてのタイミング信号線が等しく
ロードされた場合、データ出力はフルレートでクロックされたシリアライザーの出力と同
様ではあるがより少ない合計電力を消費する形で遷移する。
図1(a)〜図1(d)および図2に例示される1/4レートのシリアライザーはデー
タレイトの1/4で動作できる。このような実施形態において、従来例と比較してクロッ
ク周波数は1/4に削減される。クロック周波数の削減により電力消費も比例して削減さ
れる。従ってこのような形で、図2の高速マルチプレクサー500は1/4レートの周波
数で動作することができる一方、残りのシリアル化論理(例、図1(a)におけるmビッ
ト対nビットのマルチプレクサー406)は低減された周波数で動作する。
図4は図1(a)〜図1(d)および図2におけるシリアライザーの電力消費グラフを
示す。1/4レートの平均電力のデータ704とフルレートの平均電力のデータ702と
を比較すると、グラフではレートを1/4にすることで約40%から45%の電力削減が
されていることを示している。さらに、ラッチ部分460の電力消費を削減することによ
り50%を超える電力削減も達成できる。上述のように、この構成は他の分数レートのシ
リアライザーにも広げることができる。例えば、1/2レート、1/5レート、1/8レ
ート、1/16レート、等々、のシリアライザーにも応用できる。
(データを直列化する方法)
データを直列化する方法は(i)第1タイミング信号を用いてmビット幅の並列データ
ワードを第1ステージに記憶すること、(ii)mビット幅の並列データワードをnビット
幅の並列データワードに変換すること、(iii)第2タイミング信号を用いてnビット幅
の並列データワードを第2ステージに記憶することで、第2タイミング信号は第1タイミ
ング信号周波数の(z*m)/nの倍数である周波数を有し、zは少なくとも1の整数で
あること、および(iv)第2タイミング信号の連続(または逐次)の位相シフトされた派
生信号に応答してnビット幅の並列データワードを直列化すること、の工程を含む。
図5は本発明の実施形態によりデータを直列化する方法のフロー800を示す。フロー
はステップS802において開始される。
次いで、mビット幅のパラレルデータワードが、外部からのクロック信号または他の内
部タイミング信号を用いて第1データ記憶ステージに記憶される(ステップS804)。
例えば、mビットのデータはフルレートのクロック信号の周波数分割派生信号(frequenc
y-divided derivative、周波数分周微分)を用いて1つ以上のレジスターに記憶させるこ
とができる。レジスターは、並列接続されたフリップフロップまたはラッチを有してなる
ことができる。並列に接続されたフリップフリップとして、図1(a)に示すFF[9:
0]402およびFF[9:0]404が用いられる。
次に、ステップS806において、mビット幅のパラレルデータワードは2m対nのマ
ルチプレクサーを用いてnビット幅のパラレルデータワードに変換され得る。2m対nの
マルチプレクサーとして、例えば図1(a)の20対4のマルチプレクサー406を用い
ることができる。図1(a)では、m=10、n=4である。
図1(a)の第2データ記憶ステージとしてのFF[3:0]408に転送または記憶
されたnビット幅のパラレルデータワードは、クロック信号Cdiv20の周波数逓倍化
派生信号(frequency-multiplied derivative、周波数逓倍微分)で更新することができ
る。あるいは、nビット幅のデータ(例、図1(a)の並列データワードD1[3:0]
)を記憶し、および/または更新するタイミング信号はクロック信号C0のようなフルレ
ート割るnの周波数を有するクロック信号であっても良い。例えば、図1(a)に示す第
1ステージとしての低速部分400をこのような変換に用いることができる。ここで、m
はnより大きい整数で、nは2以上の整数である。
図5のステップS808で、nビット幅の並列データワードの直列化が行なわれる。n
ビット幅の並列データはクロック信号C0のような、フルレート割るnの周波数を有する
クロック信号の逐次位相シフトされた派生信号に応答して直列データノードで出力される
。データの直列化はクロック(例、クロック信号C0)の重複して位相シフトされた派生
信号(例、クロック信号C90および補完的クロック信号XC180)の間直列データノ
ード(例、図2に示す出力OUTまたは出力XOUT)から放電パスをイネーブルするこ
と(例、4対1のマルチプレクサー482において)を有することができる。データの隣
接ビットは一般的にタイミング信号の連続(または次に続く)位相に応答して出力される
(例、データビットD0がクロック信号C90および補完的クロック信号XC180の所
定遷移または論理レベルに応答して出力された場合、データビットD1はクロック信号C
180および補完的クロック信号XC270の同じ所定遷移または論理レベルに応答して
出力されることができる)。
本明細書で説明される1/4レートのシリアライザーは高速用途に特に適している。非
常に高速の場合(例、約3GHzを超える)、従来の方法におけるフルレートのシリアラ
イザーは電力および/または性能を犠牲にせずに実施するのは難しいことがある。従って
、本明細書で開示される特定実施形態のシリアライザーは削減された、または最小限の電
力消費および削減された、または最小限の設計の複雑さを以って高速用途に良く適した構
成を提供する。
上述例は主に標準のCML回路を含むが、当業者であれば各種実施形態に従い他の実施
および/または技術も用い得ることが理解されよう。さらに当業者であれば実施形態に従
い電流ベースの差分通信および/または制御も用い得ることが理解されよう。
本発明の具体的な実施形態に関する前記の記述は例示および説明の目的で呈示された。
網羅的であることまたは発明を開示される厳密な形に限定することは意図されず、明らか
に上記の教示に照らし多数の修正および変更が可能である。実施形態は発明の原理および
その実際的な適用を最も良く説明し、それにより他の当業者が発明および予期される特定
の使用に適した各種修正を含めた各種実施形態を最も良く利用できるように選ばれ説明さ
れた。発明の範囲は本明細書に添付されるクレームおよびそれらと同等のものにより定義
されることが意図される。
400…シリアライザーにおける低速部分、440…クロックロック分割器部分、46
0…ラッチ部分、480…高速マルチプレクサー部分、500…高速マルチプレクサー。

Claims (8)

  1. mビット幅のパラレルデータをnビット幅のパラレルデータに変換する第1のステージ
    (nは2以上の整数で、mはnより大きい整数)と、
    前記nビット幅のパラレルデータをシリアルデータに変換する第2のマルチプレクサー
    と、を含み、
    前記第1のステージは、
    第1のタイミング信号に応答して前記mビット幅のパラレルデータを記憶する第1の記
    憶装置と、
    前記第1の記憶装置の出力に基づいて前記nビット幅のパラレルデータを生成する第1
    のマルチプレクサーと、
    前記第1のタイミング信号の整数倍の周波数を有する第2のタイミング信号に応答して
    、前記nビット幅のパラレルデータを出力する第2の記憶装置と、を含み、
    前記第2のマルチプレクサーは、
    前記第2のタイミング信号と(360°/n)×i(iは、−n<i<nを満たす整数
    )位相が異なる第3のタイミング信号と、前記第3のタイミング信号と(360°/n)
    ×j(jは、1≦j<n及び−n<j≦−1を満たす整数)位相が異なる第4のタイミン
    グ信号と、に基づいて前記nビット幅のパラレルデータを前記シリアルデータに変換する
    ことを特徴とするシリアライザー。
  2. 前記第1の記憶装置は、
    前記第1のタイミング信号が第1の論理から第2の論理に遷移するときに前記第1のマ
    ルチプレクサーに出力する第1のフリップフロップと、
    前記第1のタイミング信号が前記第2の論理から前記第1の論理に遷移するときに前記
    第1のマルチプレクサーに出力する第2のフリップフロップと、を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のシリアライザー。
  3. 前記第1の記憶装置は、前記第1のタイミング信号に応答して出力する第1のフリップ
    フロップ〜第zのフリップフロップを含み(zは2以上の整数)、
    前記第2のタイミング信号の周波数は、前記第1のタイミング信号のz×m倍であり、
    前記第1のマルチプレクサーは、z×m対nのマルチプレクサーであることを特徴とす
    る請求項1に記載のシリアライザー。
  4. 前記第1のステージは、
    前記第2のタイミング信号から第1のタイミング信号を生成する分割器を含み、
    前記分割器は、
    前記第1のマルチプレクサーに選択制御信号を提供することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか一項に記載のシリアライザー。
  5. mビット幅のパラレルデータをnビット幅のパラレルデータに変換する第1のステージ
    (nは2以上の整数で、mはnより大きい整数)と、
    前記nビット幅のパラレルデータをシリアルデータに変換する第2のマルチプレクサー
    と、を含み、
    前記第1のステージは、
    第1のタイミング信号に応答して前記mビット幅のパラレルデータを記憶する第1の記
    憶装置と、
    前記第1の記憶装置の出力に基づいて前記nビット幅のパラレルデータを生成する第1
    のマルチプレクサーと、
    前記第1のタイミング信号の整数倍の周波数を有する第2のタイミング信号に応答して
    、前記nビット幅のパラレルデータを出力する第2の記憶装置と、を含み、
    前記第2のマルチプレクサーは、
    第1の選択器〜第nの選択器を含み、
    前記第1の選択器〜第nの選択器の第iの選択器は、
    前記第2のタイミング信号と(360°/n)×i位相が異なる第3のタイミング信号
    と、
    前記第3のタイミング信号と360°/n位相が異なる信号を反転したタイミング信号
    又は前記第3のタイミング信号と−360°/n位相が異なるタイミング信号である第4
    のタイミング信号を受信し、
    前記第3のタイミング信号と前記第4のタイミング信号とに基づいて出力することで、
    前記nビット幅のパラレルデータを前記シリアルデータに変換することを特徴とするシリ
    アライザー。
  6. 前記第iの選択器は、
    前記nビット幅のパラレルデータのiビットのデータがゲート電極に供給され、一端が
    第1の出力に接続されている第1のトランジスターと、
    前記iビットのデータと差動対を形成するデータがゲート電極に供給され、一端が第2
    の出力に接続されている第2のトランジスターと、
    前記第1のトランジスターの他端及び前記第2のトランジスターの他端に一端が接続さ
    れ、ゲート電極に前記第3のタイミング信号が供給される第3のトランジスターと、
    前記第3のトランジスターの他端に接続され、ゲート電極に前記第4のタイミング信号
    が供給される第4のトランジスターと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のシリアライザー。
  7. 前記第4のトランジスターがオンになった後に前記第3のトランジスターがオンになり
    、前記第1のトランジスターを介して前記iビットのデータが前記第1の出力から出力さ
    れ、前記第2のトランジスターを介して前記iビットと差動対を形成するデータが前記第
    2の出力から出力されることを特徴とする請求項6に記載のシリアライザー。
  8. 前記第2のマルチプレクサーは、
    第1の電源ノードと前記第1の電源ノードと電圧が異なる第2の電源ノードとの間に配
    置された定電流回路と、
    前記第1の電源ノードと前記第1の出力及び前記第2の出力との間に設けられた負荷回
    路と、を含むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のシリアライザー。
JP2009091796A 2008-04-14 2009-04-06 シリアライザー Withdrawn JP2009260961A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/102,712 US7864084B2 (en) 2008-04-14 2008-04-14 Serializer architecture for serial communications

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009260961A true JP2009260961A (ja) 2009-11-05

Family

ID=41164908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009091796A Withdrawn JP2009260961A (ja) 2008-04-14 2009-04-06 シリアライザー

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7864084B2 (ja)
JP (1) JP2009260961A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101101595B1 (ko) 2009-12-24 2012-01-03 삼성전기주식회사 신호 인터페이스 방식 변환 송신 장치, 신호 인터페이스 방식 변환 수신 장치 및 신호 인터페이스 방식 변환 송수신 장치
US8934316B2 (en) 2012-11-14 2015-01-13 Fujitsu Semiconductor Limited Parallel-serial conversion circuit for adjusting an output timing of a serial data signal with respect to a reference clock signal, and an interface circuit, a control device including the same

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7576584B2 (en) * 2007-12-14 2009-08-18 Analog Devices, Inc. Clock generators for generation of in-phase and quadrature clock signals
US8044833B2 (en) * 2009-01-16 2011-10-25 Raytheon Company High speed serializer
US7812643B2 (en) * 2009-02-05 2010-10-12 International Business Machines Corporation Implementing CML multiplexer load balancing
JP2011109555A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fujitsu Ltd パラレル−シリアル変換回路
US8477382B2 (en) 2010-04-15 2013-07-02 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for transmitting data in a multi-channel system
US8451149B2 (en) 2010-09-27 2013-05-28 St-Ericsson Sa RF divider using direct digital synthesis
TWI449342B (zh) * 2012-01-20 2014-08-11 Silicon Motion Inc 串化器及資料串化方法
US9692418B1 (en) * 2014-08-20 2017-06-27 Altera Corporation Pipelined interconnect circuitry with double data rate interconnections
US9124278B1 (en) * 2015-05-05 2015-09-01 Cadence Design Systems, Inc. Half rate serialization and memory cell for high speed serializer-deserializer
US10340904B2 (en) * 2016-06-28 2019-07-02 Altera Corporation Method and apparatus for phase-aligned 2X frequency clock generation
US10057523B1 (en) 2017-02-13 2018-08-21 Alexander Krymski Image sensors and methods with multiple phase-locked loops and serializers
US10418976B1 (en) * 2018-11-19 2019-09-17 IQ-Analog Corporation Charge steering transmitter
KR102580172B1 (ko) * 2019-05-05 2023-09-18 양쯔 메모리 테크놀로지스 씨오., 엘티디. 정밀한 듀티 사이클 제어를 구현하는 더블 데이터 레이트 회로 및 데이터 생성 방법
KR20210041357A (ko) * 2019-10-07 2021-04-15 삼성전자주식회사 인터페이스 회로를 포함하는 메모리 장치 및 이의 동작 방법
US11315614B2 (en) 2019-10-07 2022-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device including interface circuit and method of operating the same
US10892775B1 (en) 2019-12-03 2021-01-12 Samsung Electronics Co., Ltd Transmitting system, apparatus and method for unifying parallel interfaces
US11424846B1 (en) * 2021-02-05 2022-08-23 The Boeing Company Recursive serializers and deserializers

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001203585A (ja) * 2000-01-24 2001-07-27 Mitsubishi Electric Corp パラレル−シリアル変換回路
JP2001320280A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Mitsubishi Electric Corp 並列−直列変換回路
JP2002152053A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Nec Microsystems Ltd パラレル−シリアル変換回路
JP2003133931A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Fujitsu Ltd マルチプレクサ回路

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5357249A (en) * 1991-10-21 1994-10-18 Trw Inc. Apparatus and method for high speed flexible multiplexing for fiber optic data transmissions
US5714904A (en) * 1994-06-06 1998-02-03 Sun Microsystems, Inc. High speed serial link for fully duplexed data communication
US6233294B1 (en) 1999-08-17 2001-05-15 Richard Bowers Method and apparatus for accomplishing high bandwidth serial communication between semiconductor devices
US6628679B1 (en) 1999-12-29 2003-09-30 Intel Corporation SERDES (serializer/deserializer) time domain multiplexing/demultiplexing technique
US6417790B1 (en) 2000-09-28 2002-07-09 Lsi Logic Corporation Low-power data serializer
US20020141524A1 (en) 2001-03-29 2002-10-03 International Business Machines Corporation Multiphase serializer
US6614371B2 (en) * 2001-07-19 2003-09-02 Broadcom Corporation Synchronous data serialization circuit
US6593863B2 (en) 2001-12-05 2003-07-15 Parama Networks, Inc. Serializer
US7006021B1 (en) 2003-06-27 2006-02-28 Cypress Semiconductor Corp. Low power serializer circuit and method
KR100499157B1 (ko) 2003-07-29 2005-07-01 삼성전자주식회사 고속 직렬화기
US7079055B2 (en) 2004-11-16 2006-07-18 Seiko Epson Corporation Low-power serializer with half-rate clocking and method

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001203585A (ja) * 2000-01-24 2001-07-27 Mitsubishi Electric Corp パラレル−シリアル変換回路
JP2001320280A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Mitsubishi Electric Corp 並列−直列変換回路
JP2002152053A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Nec Microsystems Ltd パラレル−シリアル変換回路
JP2003133931A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Fujitsu Ltd マルチプレクサ回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101101595B1 (ko) 2009-12-24 2012-01-03 삼성전기주식회사 신호 인터페이스 방식 변환 송신 장치, 신호 인터페이스 방식 변환 수신 장치 및 신호 인터페이스 방식 변환 송수신 장치
US8934316B2 (en) 2012-11-14 2015-01-13 Fujitsu Semiconductor Limited Parallel-serial conversion circuit for adjusting an output timing of a serial data signal with respect to a reference clock signal, and an interface circuit, a control device including the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20090259781A1 (en) 2009-10-15
US7864084B2 (en) 2011-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009260961A (ja) シリアライザー
US7868677B2 (en) Low power flip-flop circuit
JP3720076B2 (ja) 全二重データ通信のための高速直列リンク
US6338144B2 (en) Computer system providing low skew clock signals to a synchronous memory unit
KR100512935B1 (ko) 내부 클럭신호 발생회로 및 방법
US20130147534A1 (en) Master slave flip-flop with low power consumption
US9281805B2 (en) Clock control circuit, receiver, and communication device
JP2007036870A (ja) プリエンファシス回路
US9716508B1 (en) Dummy signal generation for reducing data dependent noise in digital-to-analog converters
JP2010016810A (ja) リング発振器及びこれを用いるマルチ位相クロック補正回路
US6344816B1 (en) Reducing jitter in mixed-signal circuitry
KR100499157B1 (ko) 고속 직렬화기
JP2000236260A (ja) 信号符号化回路及び信号符号化方法
JP2003078407A (ja) 高速サンプリングレシーバー
TW201742379A (zh) 使用正交時脈之高速序列轉換器
US6769044B2 (en) Input/output interface and semiconductor integrated circuit having input/output interface
JPH10117127A (ja) 論理記憶回路及び論理回路
JP2007235739A (ja) ダイナミック型フリップフロップ回路
KR102684734B1 (ko) 저전력 고속 cmos 클록 생성 회로
JPH11145786A (ja) フリップフロップのリセット回路
JPH09312553A (ja) 論理回路
KR102588939B1 (ko) 이미지 센서용 아날로그-디지털 컨버터
US10749530B1 (en) Programmable divider with glitch-free load circuit
US9847775B2 (en) Buffer, and multiphase clock generator, semiconductor apparatus and system using the same
KR100995315B1 (ko) 래치 회로 및 이를 구비한 주파수 분주기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110511