JP2009251963A - 入力装置及びこの入力装置を有する情報処理装置 - Google Patents

入力装置及びこの入力装置を有する情報処理装置 Download PDF

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康身 牛窪
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Abstract

【課題】材質の制限を排除し、より自由にデザインすることが可能な入力装置及びこの入力装置を有する情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の入力装置100は、光源123、124から照射された光束を、屈折手段である球状レンズ121を介して検出面127、128に沿うよう屈折させ、検出面127、128に触れたユーザの指等により光束が遮断されているか否かを検出し、検出結果に基づき、信号が入力される。
【選択図】図2

Description

本発明は、検出面に沿うような光束の遮断の検出により信号が入力される入力装置及びこの入力装置を有する情報処理装置に関する。
コンピュータの本体と接続される入力装置の中に、ポインティングデバイスの一つであるマウスがある。従来のマウスには、スイッチ方式を用いたものと静電容量方式を用いたものがある。スイッチ方式を用いたマウスでは、マウスのケーシングを構成する蓋部に左ボタン(通常主ボタンとして使用される)と右ボタン(通常副ボタンとして使用される)とから成る一対のスイッチを備えている。スイッチ方式のマウスでは、スイッチを押下することでマウスを介してコンピュータ本体に指示信号を送ることができる。
静電容量方式を用いたマウスは、蓋部に左右を認識するためのスイッチを有していない。静電容量方式を用いたマウスは、一対のスイッチの代わりに、蓋部の内部に静電容量センサと、蓋部が押されたことを検出する一つのスイッチとが設けられている。静電容量式のマウスは、ユーザの指がスイッチの位置に該当する位置に触れたときに変化する静電容量に基づき、指が蓋部に触れたことを検出する。また静電容量方式のマウスは、スイッチが押されたとき、どちらの指が蓋部に触れたか(指が触れた位置)を検出し、コンピュータ本体に指示信号を送信する。特許文献1には、静電容量センサを用いた入力機器が記載されている。
特開2005−339229号公報
ところで近年のマウス等では、外観が重要視される傾向にあり、デザインの制約を可能な限り排除することが望ましい。例えば静電容量方式のマウスでは、左右のスイッチ部を構造的に分離する必要がないため、スイッチ方式のマウスと比べてデザインの制約を少なくすることができる。
しかしながら静電容量方式は、少なくともマウスの蓋部が誘電体で形成されることが条件となるため、蓋部の材質が制限される。よって、例えば金属の質感を有するデザインが望まれたとき、非誘電体である金属により蓋部を形成すると、静電容量方式は適用できなくなる。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、材質の制限を排除し、より自由にデザインすることが可能な入力装置及びこの入力装置を有する情報処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如き構成を採用した。
本発明は、検出面(127、128)が設けられ、前記検出面(127、128)に沿った光束(L2、L4)の遮断の検出に基づき信号が入力される入力装置(100)であって、
光束(L1、L3)を照射する光源(123、124)と、
前記光源(123、124)から照射された光束(L1、L3)を前記検出面(127、128)に沿うように屈折させる屈折手段(121)と、
前記検出面(127、128)に沿うように屈折した光束(L2、L4)の遮断を検出する検出手段(125、126)と、
を有する構成により、材質の制限を排除し、より自由にデザインすることが可能となる。
また本発明の入力装置において、前記検出手段(125、126)は、
前記屈折した光束(L2、L4)が遮断された際に生じる前記屈折した光束(L2、L4)の反射光を受光する受光手段(125、126)により構成されるものとした。
また本発明の入力装置において、前記光源(123、124)及び前記受光手段(125、126)は、前記屈折手段(121)を介して前記検出面(127、128)と対向する位置に配置されている構成とした。
また本発明の入力装置において、第一の光源(123)と第一の受光手段(125)と、
第二の光源(124)と第二の受光手段(126)と、を有し、
前記第一の光源(123)と前記第一の受光手段(125)は、前記屈折手段(121)を介して第一の検出面(127)と対向した位置に配置され、
前記第二の光源(124)と前記第二の受光手段(126)は、前記屈折手段(121)を介して第二の検出面(128)と対向した位置に配置される構成とした。
また本発明の入力装置は、ケース体(110)と、前記第一の検出面(127)と前記第二の検出面(128)とが設けられた蓋部(120)とを含み、
前記屈折手段(121)は、前記蓋部(120)に嵌め込まれており、
前記第一の光源(123)と第一の受光手段(125)とは、前記第二の検出面(127)の裏側に配置されており、
前記第二の光源(124)と第二の受光手段(126)とは、前記第一の検出面(128)の裏側に配置されている構成とした。
また本発明の入力装置において、前記蓋部(120)に設けられた前記第一の検出面(127)と前記第二の検出面(128)とは、曲面であるものとした。
また本発明の入力装置において、前記蓋部(120)は、非誘電体で形成されるものとした。
また本発明の入力装置において、前記屈折手段(121)は、球状レンズである構成とした。
本発明は、上記入力装置(100)を有する情報処理装置(200)とした。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、材質の制限を排除し、より自由にデザインすることが可能な入力装置を提供することができる。
本発明の入力装置は、光源から照射された光束を、屈折手段を介して検出面に沿うよう屈折させ、検出面に触れたユーザの指等により光束が遮断されているか否かを検出する。そして検出結果に基づき、信号が入力される。
以下に、本発明の実施形態の説明に先立ち、本発明の原理について説明する。図1は、本発明の原理を説明する図である。
本発明では、屈折手段である球状レンズ10により、光源11から照射される光束H1を検出面12に沿う光束H2となるように屈折させ、検出面12における光束H2が遮断されているか否かを検出する。本発明では、光源11の近傍に受光センサ(図2参照)を設け、ユーザの指等により光束H2が反射された際の反射光を受光センサが検出したとき、検出面12に対する接触による光束H2の遮断を検出する。
このように本発明では、検出面12における光束の遮断の検出に基づき検出面12に対する接触の有無を判断する。そして本発明の入力装置では、検出面12に対する接触の有無により、信号が入力される。
(第一の実施形態)
以下に図2、図3を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。本発明の第一の実施形態では、図1で説明した原理をマウスに適用したものであり、本発明の入力装置をマウスにより実現した形態である。
図2は、本発明の第一の実施形態のマウス100を示す図である。図3は、本発明の第一の実施形態のマウス100のA−A断面図である。
本実施形態のマウス100は、ケース体110(図3参照)、ケース本体110に対応した蓋部120を有する。
ケース体110には、例えばマウス100の主要部材(図示せず)が設置されている。尚マウス100の主要部材とは、例えばマウス100が光学式マウスの場合には、LED(Light Emitting Diode)、LEDの反射光を受信する光学センサ、LEDや光学センサを制御する制御回路等を示す。またマウス100が機械式マウスの場合には、ボールとボールの縦方向及び横方向の回転量を検出するための回路等である。また主要部材とは、例えば蓋部120にユーザの手が乗せられた場合に、この手の重みによりマウス100の使用が開始されたことを検知する手段等である。
本実施形態において。ケース本体110に配置された主要部材は、ケーブル111により後述するコンピュータ本体200へ接続されるものとした。尚ケース本体110に配置された主要部材は、ケーブル111を介さずに、無線通信等によりコンピュータ本体200と通信を行っても良い。
蓋部120は、図3に示すように曲面を形成しており、屈折手段である球状レンズ121を嵌め込む嵌め込み部122が形成されている。球状レンズ121は、蓋部120の裏側から嵌め込み部122に嵌め込まれており、嵌め込み部122から一部が蓋部120の表側に突出するようにして固定されている。
また蓋部120の裏側には、光源123、光源124が配置されている。本実施形態の光源123、光源124は、例えば赤外発光ダイオード等である。光源123、光源124の近傍には、受光センサ125、受光センサ126が配置されている。本実施形態では、光源123と光源124は、球状レンズ121を介して対向する位置に配置されるものとした。また受光センサ125は光源123と隣接する位置へ、受光センサ126は光源124と隣接する位置へ配置されるものとした。
本実施形態のケース体110と蓋部120は、例えば金属等の非誘電体により形成されていても良い。また非誘電体は金属に限定されず、例えば陶器、ガラス等も含む。また本実施形態では、ケース本体110が誘電体で形成されており、蓋部120が非誘電体で形成されていても良い。またケース本体110と蓋部120は、誘電体で形成されており、外装を非誘電体の物質で塗装したものであっても良い。
尚図2、図3では、球状レンズ121、光源123、光源124、受光センサ125、受光センサ126を蓋部120に固定するための部材の図示は省略している。本実施形態では、例えば球状レンズ121は、嵌め込み部122に嵌め込まれた状態で、蓋部120に接着材等で接着されて固定されていても良い。また光源123、光源124は、後述する駆動回路等と接続されている。光源123、光源124は、それぞれ適切な方法により蓋部120へ固定されているものとした。受光センサ125、受光センサ126は、受光センサ125、受光センサ126からの信号を検出する検出回路等と接続されている。受光センサ125、受光センサ126は、それぞれ適切な方法で蓋部120に固定されているものとした。
本実施形態において、光源123、光源124から照射された光束L1、光束L3は、球状レンズ121を透過することにより屈折し、蓋部120上の検出面127、検出面128に沿うように進む光束L2、光束L4となる。以下に本実施形態における検出面127、検出面128と光源123、光源124から照射される光束との関係について説明する。
本実施形態の検出面127は、光束L2にも基づき決定される。光束L2は、光源123により照射された光束L1が球状レンズ121により屈折した光束である。本実施形態の検出面127は、光束L2が蓋部120の表面Sに沿うように照射されており、蓋部120にユーザの手等が乗せられたとき、ユーザの指等により光束L2を遮断できる範囲の領域とした。より具体的には、検出面127は、光束L2が蓋部120の表面Sから約5mm以上離れない範囲の領域とした。よって例えば図3において検出面127内における蓋部120と光束L2との距離t1は5mm以内である。また図3において検出面127外における蓋部120と光束L2との距離t2は、5mm以上である。
本実施形態の検出面128は、検出面127と同様に決められる。即ち本実施形態の検出面128は、光源124により照射された光束L3を球状レンズ121により屈折させた光束L4に基づき決定される。本実施形態では検出面128は、光束L4が蓋部120の表面Sに沿うように照射されており、蓋部120にユーザの手等が乗せられたとき、ユーザの指等により光束L4を遮断できる範囲の領域とした。より具体的には、検出面128は、光束L4が蓋部120の表面Sから約5mm以上離れない範囲の領域とした。
尚本実施形態において、球状レンズ121、光源123、光源124は、蓋部120上の適切な位置に検出面127、検出面128が形成されるような特性を有するものであることが好ましい。検出面127、検出面128の適切な位置とは、例えばマウス100にユーザが手を乗せたときに、ユーザの人差し指と中指が乗せられる位置である。
また本実施形態における蓋部120の表側への球状レンズ121の突出の度合い、光源123、光源124から照射される光束の球状レンズ121への入射角、球状レンズ121による光束の屈折率等は、曲面を形成する蓋部120の湾曲の度合い等に合わせて、検出面127、128が適正な位置に形成されるように決められていることが好ましい。
次に本実施形態のマウス100における光束の遮断の検出について説明する。
本実施形態では、光源123と受光センサ125は、球状レンズ121を介して検出面127と対向する位置に配置されており、光源123から球状レンズ121を介して照射さたれ光束L2の反射光を受光センサ125が受光する。また本実施形態では、光源124と受光センサ126も同様に、球状レンズ121を介して検出面128と対向する位置に配置されており、光源124から球状レンズ121を介して照射された光束L4の反射波を受光センサ126が受光する。
本実施形態では、受光センサ125、受光センサ126が光を受光した場合に、検出面127、検出面128における光束L2、光束L4の遮断を検出する。例えば本実施形態において、検出面127にユーザの指等が接触した場合、光束L2はユーザの指等により遮断されて反射する。受光センサ125は、この反射光を受光する。
よって本実施形態では、受光センサ125が光束L2の反射光を受光したとき、光束L2の遮断、即ち検出面127に対する接触を検出する。
本実施形態において検出面128にユーザの指等が接触した場合にも同様である。本実施形態では、受光センサ126が光束L4の反射光を受光したとき、光束L4の遮断を検出する。即ち検出面128に対する接触を検出する。
次に本実施形態のマウス100の動作を説明する。図4は、本発明の第一の実施形態のマウス100の動作を説明するための図である。尚図4では、光源123と接続された駆動回路130と受光センサ125に接続された検出回路140のみを示しているが、光源124と受光センサ126にも図4と同様の構成の駆動回路と検出回路とがそれぞれ接続されるものとした。
本実施形態のマウス100は、駆動回路130、検出回路140、本体回路150を有する。駆動回路130は、光源123と接続されており、光源123へ光束を照射させるための駆動信号を供給する。検出回路140は、受光センサ125と接続されおり、受光センサ125の信号に基づき検出面127に対する接触があるか否かを検出する。本体回路150は、駆動回路130と検出回路140とを制御する。本体回路150の出力信号は、マウス100が接続されるコンピュータ本体200へ供給される。
尚本実施形態の受光センサ125は、例えば光束L4の反射光を受光しているとき、検出回路140に対しハイレベル(以下、Hレベル)の信号を出力しても良い。また受光センサ125は、光束L4の反射光を受光していないとき、検出回路140に対しローレベル(以下、Lレベル)の信号を出力しても良い。また本実施形態の検出回路140は、受光センサ125からHレベルの信号が出力されたとき、検出面127に対する接触を検出したことを示す信号を本体回路150に供給しても良い。
本実施形態のマウス100では、受光センサ125により光束L4の反射光が受光されなくなったとき、信号が入力されたものと判断するものとした。即ち本実施形態のマウス100では、検出面127からユーザの指等により接触された状態から、接触されない状態に変化したとき、信号が入力されたものと判断する。
例えば本実施形態のマウス100では、駆動回路130により光源123に駆動信号を供給し、検出面127に沿う光束L2を照射させておく。このときマウス100には、ユーザの手等が乗せられており、光束L4はユーザの指等により遮断されている。よって受光センサ125からは光束L2の反射光を受光しており、検出回路140は検出面127に対する接触があることを示す信号を本体回路150へ出力している。
この状態でユーザの指等が検出面127から離れると、光束L2は遮断されないため、受光センサ125は光束L2の反射光を受光しない。よって検出回路140は、検出面127に対する接触があることを示す信号を出力しない。本体回路150は、この信号の変化により、マウス100に信号が入力されたものと判断する。
本実施形態では、検出面128、光源124、受光センサ126においても、上で説明した検出面127、光源123、受光センサ125と同様に動作する。よって本実施形態では、検出面127に対する接触の有無及び検出面128に対する接触の有無により、それぞれ独立した信号を入力することができる。
尚本実施形態のマウス100から入力される信号とは、例えばマウス100が接続されたコンピュータ本体200の有するディスプレイ上で選択されたアプリケーションを実行させる実行指示信号や、ファイルを選択させる選択指示信号等である。
また本実施形態では、本体回路150により、マウス100の使用開始を検知しても良い。この場合本体回路150は、マウス100の使用開始を検知した場合のみ、駆動回路130から光源123へ駆動信号を供給させても良い。マウス100の使用開始の検知とは、例えばマウス100に乗せられたユーザの手等により、マウス100の蓋部120全体が押下された場合等である。この場合本実施形態のマウス100は、蓋部120全体の押下を検知するスイッチ機構等がケース体110内部に設けられていることが好ましい。
以上に説明したように、本実施形態によれば、スイッチ部材等を設けることなく、ユーザの指等が蓋部に触れたことを検出することができる。よって本実施形態によれば、材質の制限を排除し、より自由にデザインすることが可能な入力装置を提供することができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、図1で説明した原理をタッチパッドに適用したものであり、本発明の入力装置をタッチパッドにより実現した形態である。
図5は、本発明の第二の実施形態のタッチパッド100Aを示す図である。図6は、本発明の第二の実施形態のタッチパッド100AのA−A断面図である。
従来のタッチパッドでは、静電容量方式によりタッチパッドへの接触を検出するのが一般的である。しかしながら例えばタッチパッドを金属板等の非誘電体で形成した場合、静電容量方式による検出が困難となる。
本実施形態のタッチパッド100Aは、図1で説明した原理を適用したものである。よって本実施形態では、例えばタッチパッド100Aを非誘電体で形成した場合にも、スイッチ部材等を設けずに図5に示すスイッチSW1となる領域(以下、領域1)とスイッチSW2となる領域(以下、領域2)に対する接触を検出することができる。
本実施形態のタッチパッド100Aでも、第一の実施形態のマウス100と同様に、領域1、領域2に沿うような光束を照射し、この光束が遮断された際の反射光を検出することにより、領域1、領域2に対する接触を検出することができる。
タッチパッド100Aは、屈折手段である球状レンズ121aと、光源123a、光源124a、光源123aと隣接する位置に配置された受光センサ125a、光源124aと隣接する位置に配置された受光センサ126aを有する。タッチパッド100Aには、球状レンズ121aを嵌め込む嵌め込み部122aが形成されている。球状レンズ121aは、タッチパッド100Aの裏側から一部が突出するように嵌め込み部122aに嵌め込まれ、固定されている。
本実施形態のタッチパッド100Aでは、光源123aにより光束L1aを照射し、この光束L1aを球状レンズ121aにより屈折させる。光束L1aは、屈折して光束L2aとなる。この光束L2aは、タッチパッド100Aの表面S1の沿うように照射され、タッチパッド100A上に検出面127aが形成される。
またタッチパッド100Aでは、光源124aにより光束L3aを照射し、この光束L3aを球状レンズ121aにより屈折させる。光束L3aは、屈折して光束L4aとなる。この光束L4aは、タッチパッド100Aの表面S1の沿うように照射され、タッチパッド100A上に検出面128aが形成される。
本実施形態では、検出面127a内に領域1が含まれるように、検出面127aが形成されるものとした。また本実施形態では、光束L2aは、タッチパッド100Aの表面S1と平行に照射されることが好ましい。
また本実施形態では、検出面128a内に領域2が含まれるように、検出面128aが形成されるものとした。また本実施形態では、光束L4aは、タッチパッド100Aの表面S1と平行に照射されることが好ましい。
よった本実施形態では、球状レンズ121a、光源123a、光源124aの特性及び光束L1aと光束L3aの球状レンズ121aに対する入射角等は、タッチパッド100Aの表面S1において適切に検出面127a、検出面128aが形成されるように決定されるものとした。尚本実施形態における適切な検出面127aとは、例えば領域1を完全に含む範囲の領域である。また本実施形態における適切な検出面128aとは、例えば領域2を完全に含む範囲の領域である。
本実施形態における光束L2aと光束L4aの遮断の検出については、第一の実施形態と同様である。即ち本実施形態では、ユーザの指等による光束L2aの反射光を受光センサ125aが受光したとき、光束L2aが遮断されたこと、即ち領域1に対する接触を検出する。また本実施形態では、ユーザの指等による光束L4aの反射光を受光センサ126aが受光したとき、光束L4aが遮断されたこと、即ち領域2に対する接触を検出する。
また本実施形態のタッチパッド100Aは、第一の実施形態と同様の駆動回路、検出回路、本体回路(図示せず)を有し、本体回路の出力信号は、タッチパッド100Aが接続されたコンピュータ本体200A等に供給される。
このように本実施形態によれば、静電容量方式を用いずに、領域1及び領域2に対する接触を独立して検出することができる。
また本実施形態のタッチパッド100Aが接続されるコンピュータ200Aは、例えばノート型のコンピュータであることが好ましい。また本実施形態のタッチパッド100Aは、コンピュータ200A以外の機器に接続されても良い。
例えば本実施形態のタッチパッド100Aは、携帯電話等の端末装置に搭載されても良い。また本実施形態のタッチパッド100Aは、各種の電子機器の操作パネル等に用いられても良い。
また上記各実施形態では、光源及び受光センサがそれぞれ2つ設けられた場合を説明したが、これに限定されない。本発明の入力装置では、検出面に対応する光源及び受光センサが設けられていれば良い。例えば本発明の入力装置において、検出面が1つの場合には、光源及び受光センサは1つずつ設けられていれば良い。また例えば検出3つの場合には、光源及び受光センサは3つずつ設けられていれば良い。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の原理を説明する図である。 本発明の第一の実施形態のマウス100を示す図である。 本発明の第一の実施形態のマウス100のA−A断面図である。 本発明の第一の実施形態のマウス100の動作を説明するための図である。 本発明の第二の実施形態のタッチパッド100Aを示す図である。 本発明の第二の実施形態のタッチパッド100AのA−A断面図である。
符号の説明
100 マウス
100A タッチパッド
110 ケース体
120 蓋部
121、121a 球状レンズ
122、122a 嵌め込み部
123、123a、124、124a 光源
125、125a、126、126a 受光センサ
127、127a、128、128a 検出面
200 コンピュータ本体

Claims (9)

  1. 検出面が設けられ、前記検出面に沿った光束の遮断の検出に基づき信号が入力される入力装置であって、
    光束を照射する光源と、
    前記光源から照射された光束を前記検出面に沿うように屈折させる屈折手段と、
    前記検出面に沿うように屈折した光束の遮断を検出する検出手段と、
    を有することを特徴とする入力装置。
  2. 前記検出手段は、
    前記屈折した光束が遮断された際に生じる前記屈折した光束の反射光を受光する受光手段により構成されることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記光源及び前記受光手段は、前記屈折手段を介して前記検出面と対向する位置に配置されている請求項2記載の入力装置。
  4. 第一の光源と第一の受光手段と、
    第二の光源と第二の受光手段と、を有し、
    前記第一の光源と前記第一の受光手段は、前記屈折手段を介して第一の検出面と対向した位置に配置され、
    前記第二の光源と前記第二の受光手段は、前記屈折手段を介して第二の検出面と対向した位置に配置される請求項2又は3記載の入力装置。
  5. ケース体と、前記第一の検出面と前記第二の検出面とが設けられた蓋部とを含み、
    前記屈折手段は、前記蓋部に嵌め込まれており、
    前記第一の光源と第一の受光手段とは、前記第二の検出面の裏側に配置されており、
    前記第二の光源と第二の受光手段とは、前記第一の検出面の裏側に配置されている請求項4記載の入力装置。
  6. 前記蓋部に設けられた前記第一の検出面と前記第二の検出面とは、曲面である請求項5記載の入力装置。
  7. 前記蓋部は、非誘電体で形成された請求項5又は6記載の入力装置。
  8. 前記屈折手段は、球状レンズである請求項1ないし7の何れか一項に記載の入力装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の入力装置を有する情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011165002A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Seiko Instruments Inc マウス装置

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