JP2009251194A - 表示装置、ヘッドアップディスプレイ及びそれを用いた移動体 - Google Patents

表示装置、ヘッドアップディスプレイ及びそれを用いた移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置、ヘッドアップディスプレイ及び移動体を提供する。
【解決手段】画像情報を有する光束を出射する画像形成部と、前記画像形成部から出射した前記光束を観視者の頭部に向けて投影する投影部と、を備え、前記投影部は、前記観視者の位置における前記光束の投影領域を制御する開口絞りを有し、前記開口絞りの位置と前記観視者の位置とは結像関係にあることを特徴とする表示装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、ヘッドアップディスプレイ及びそれを用いた移動体に関する。
車載用の表示装置として、車両速度や進行方向指示等の運行情報をフロントガラスに投影して観視可能とし、外界情報と運行情報とを同時に視認可能とするヘッドアップディスプレイHUD(Head-Up Display)がある。
表示の視認性の向上のために、表示輝度を向上させることは重要であるが、単純に表示輝度を高めると消費電力の増大を招き、実用的でない場合がある。そこで、例えば、表示を視認できる空間領域を制限し、輝度を向上させることが考えられる。HUDにおいても、昼間の明るい周囲環境に比べて表示輝度が低いことに対して、表示領域(観視可能領域)を眼の部分のみ、特に片眼に限定して表示を行い、輝度を上げ、または、消費電力を削減する、あるいは光源を長寿命化する方策が考えられる。
また、通常のHUDは両眼で表示像を観察するが、両眼視認における2重像を防止して視認性を向上するために、片眼で表示像を視認する単眼HUDが提案されている。また、奥行き知覚を増強する目的で片眼のみに表示像を呈示する技術も考えられている。
このように、表示領域(観視可能領域)を狭めた表示装置においては、表示装置からの出射光の投影領域を制御する新規な光学系が必要となる。
なお、特許文献1では、HUDに関する光学的な構成が開示されているが、上記のような表示領域(観視可能領域)の制御に関しては考慮されておらず、表示装置からの出射光の投影領域を制御し高品位の画像を提供する光学系に関する技術は知られていなかった。
特許第3146286号公報
本発明は、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置、ヘッドアップディスプレイ及び移動体を提供する。
本発明の一態様によれば、画像情報を有する光束を出射する画像形成部と、前記画像形成部から出射した前記光束を観視者の頭部に向けて投影する投影部と、を備え、前記投影部は、前記観視者の位置における前記光束の投影領域を制御する開口絞りを有し、前記開口絞りの位置と前記観視者の位置とは結像関係にあることを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の別の一態様によれば、上記の表示装置と、前記表示装置から出射される前記光束が投影される反射層が設けられた透明板と、を備えたことを特徴とするヘッドアップディスプレイが提供される。
本発明の別の一態様によれば、上記の表示装置と、前記表示装置から出射される前記光束が投影される反射層が設けられた窓部と、を備えたことを特徴とする移動体が提供される。
本発明によれば、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置、ヘッドアップディスプレイ及び移動体が提供される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成を例示する模式図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成と使用状態を例示する模式図である。
図1、図2に表したように、本発明の第1の実施形態の表示装置10は、画像形成部110と、投影部210と、を備える。
表示装置10では、画像形成部110には、光源120と画像形成装置130が用いられている。
光源120には、例えば、光発生装置121とテーパーライトガイド122を用いることはできる。ただし、テーパーライトガイド122は必要に応じて設ければ良い。光発生装置121には、例えばLED(Light Emitting Diode)を用いることができる。ただし、本発明はこれに限らず、光発生装置121には、ランプや各種のレーザ等の光を発生する各種の光源を用いることができる。
画像形成装置130には、例えば、周期的に配列した複数の画素、例えばマトリクス状に配列した複数の画素を有する画像形成装置を用いることができ、例えば、液晶表示装置を用いることができる。ただし、本発明はこれに限らず、DMDデバイス等の各種の画像情報を含む光束を形成する表示装置を用いることができる。
また、画像形成装置130として、有機EL表示装置等の自己発光性の表示装置を用いる場合は、光源120は省略できる。
以下では、画像形成部110として、光発生装置121にLEDを用いた光源120を用い、画像形成装置130としてマトリクス状に配列した複数の画素を有する液晶表示装置を用いた場合として説明する。
一方、投影部210には、第1レンズ140、開口絞り150、第2レンズ160及び凹面鏡180を用いることができる。すなわち、この例では、投射光学系170として、凹面鏡180が用いられている。ただし、本発明はこれに限らず、後述するように、これら第1レンズ140、開口絞り150、第2レンズ160及び凹面鏡180に関して種々の変形が可能である。
図2に表したように、表示装置10においては、第1のレンズ140は、開口絞り150と観視者300との間の光路上に設けられ、焦点距離fを有する。
そして、開口絞り150は、第1レンズ140の前側(画像形成部110側)の焦点距離fの位置に配置されている。
また、第2レンズ160は、開口絞り150と画像形成部110との間の光路上に設けられ、焦点距離fを有する。
そして、表示装置10においては、開口絞り150は、第2レンズ160の後側の焦点距離fの位置に配置されている。ただし、本発明はこれには限定されず、開口絞り150と第2レンズ160との距離を焦点距離fから変えても良い。
また、表示装置10においては、画像形成部110は、第2レンズ160の前側(画像形成部110側)の焦点距離fの位置に配置されている。ただし、本発明はこれには限定されず、画像形成部110と第2レンズ160との距離を焦点距離fから変えても良い。
なお、上記において、第1レンズ140及び第2レンズ160は、それぞれ複数のレンズ群で構成されても良く、この場合は、それぞれの複数のレンズ群をそれぞれ1つのレンズに置き換えた場合の光学的な主点を、第1レンズ140及び第2レンズ160の主点とすれば良い。
また、画像形成部110の位置とは、画像形成部110の光学的な位置を指し、例えば、第2のレンズ160側(開口絞り150側)で開口絞り150に一番近い画像形成装置130とすることができる。そして、画像形成装置130として、例えば、液晶表示装置を用いた場合、その液晶表示装置の液晶層の位置とすることができる。
また、開口絞り150の位置とは、開口絞り150の光学的な位置を指し、開口絞り150が例えば遮光層を有する透明板である場合は、その遮光層の位置とすることができる。
図2に表したように、このような光学的構成を有する本実施形態に係る表示装置10においては、画像形成部110から出射した画像情報を含む光束112は、開口絞り150によって光束112の形状とサイズが制御され、凹面鏡180で反射した後、例えば、透明板310に向けて投影される。透明板310は、例えば、車両のフロントガラス(ウインドシールド)である。そして、光束112は、透明板310に設けられた反射層167で反射し、観視者300の頭部305に向けて投射される。なお、この反射層167は必要に応じて設ければ良く、省略しても良い。
そして、観視者300は、例えば、その車両の操縦者である。観視者300は、投影された光束112を観視し、透明板310の観視者300と逆側、すなわち車外側の延長上に形成される虚像311を画像情報として観視する。これにより、観視者300は、車外の外界情報と、虚像311とを同時に観視することができる。このように、本実施形態に係る表示装置10は、例えば、HUDとして用いることができる。
なお、本実施形態に係る表示装置は、HUDだけでなく、例えば、各種の窓や商品陳列ケース等、透明板310を通した画像と、透明板310に投影した画像情報を同時に観視する全ての表示装置として使用することができる。そして、HUDに応用した場合は、例えば観視者(操縦者)の頭部に向けた制御された投影領域の高品位表示を実現できる。そして、例えば、観視者(操縦者)の片眼に表示を呈示する制御された投影領域の高品位表示を実現できる。さらに、HUD以外の用途としても、例えば、複数の人が居る中で特定の人のみに、または特定の人の眼のみに映像を呈示できる表示が実現できる。
このように、表示装置10は、画像形成部110から出射した光束112を適切に遮光する開口絞りを有しているので、観視者の位置における光束の投影領域を制御することができる。すなわち、開口絞り150は、観視者の位置における光束の投影領域を制御する。
すなわち、本実施形態に係る表示装置10においては、観視者300の位置において光束112の投影領域114は、開口絞り150の開口のサイズ(形状と大きさ)に応じて制御することができ、任意の形状と大きさの投影領域114を形成することができる。
そして、投影部210は、開口絞り150を観視者の位置に結像する。すなわち、開口絞り150の位置と観視者300の位置とは、結像関係にある。これにより、観視者300は、高品位の画像を観視できる。
図2に表したように、表示装置10においては、画像形成部110は、第2レンズ160の前側(画像形成部110側)の焦点距離fの位置に配置されており、この時、開口絞り150の空間では光束が平行となる。開口絞り150を通過した光束112のうち最外側の光線と、光束の中心線とがなす角度をθとすると、2a=f×θとなる。
そして、凹面鏡180(投射光学系170)の曲率半径をRとすると、凹面鏡180の焦点距離fは、f=R/2となる。
そして、凹面鏡180の後側の、観視者300の位置(観視位置)における、投影領域の幅2bは、2b=2a×f/fで表される。
すなわち、観視者300の位置における光束の投影領域の幅2aは、開口絞り150の開口幅2aを制御することによって任意に制御することができる。
このように、光束112の投影領域114を所望の大きさと形状に制御することができ、例えば、観視者300の眼の部分のみ、特に片眼302に限定して表示を行い、輝度を高め、昼間の明るい周囲環境においても、高表示品位の画像を提供でき、また、高信頼性、長寿命、低消費電力の表示装置を実現できる。また、投影領域を適切に制御することが可能となるので、例えば、片眼302のみに高表示品位の画像を提供することが実用化でき、両眼視認における2重像を防止し、また、奥行き知覚を増強する画像を実用的に提供できる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置の光学特性を例示する模式図である。 図3に表したように、上記の第1レンズ140及び凹面鏡180の光学特性は、焦点距離fを有する1つのレンズ、すなわち、単レンズ(単光学素子)142として記述することができる。同図において、主光線115は、物体面(開口絞り158)のエッジから出て、単レンズ142の中央を通る光線である。そして、周辺光線116は、物体面(開口絞り150)の中心から出て、単レンズ142を通過する光線のうち、単レンズ142の光軸から最も外側を通過する光線である。そして、本実施形態に係る表示装置10においては、開口絞り150の位置158と、観視者300の位置308とが結像関係にある。すなわち、例えば、周辺光線116は、観視者300の観視位置308において、実質上(レンズの収差を無視すると)1点に重なる(結像する)。
そして、単レンズ142(の主点145)と開口絞り150の位置158との距離をdとし、単レンズ142(の主点145)と観視者300の位置308との距離をdとすると、以下の数式1の関係が成立する。

(1/d)+(1/d)=1/f (数式1)
そして、開口絞り150の位置158における物体面の大きさyと、観視者300の位置308における像の大きさyとの比y/yは、d/dとなる。すなわち、図3に例示した投影部の光学系において、拡大倍率y/yは、d/dとなる。
すなわち、投影部210は、開口絞り150と観視者300との間の光路上に設けられたN個(Nは1以上の整数)の要素光学素子を有し、N個の要素光学素子を光学的に統合して得られる主点145と開口絞り150との距離dと、主点145と観視者300の位置308との距離dと、要素光学素子を光学的に統合して得られる焦点距離fと、が、(1/d)+(1/d)=(1/f)の関係を満たす。
なお、図2に表したように、表示装置10においては、開口絞り150は、第2レンズ160の後側の焦点距離fの位置に配置されている。この場合、画像形成部110の画像形成装置130の位置がずれた場合でも、観視位置での像の大きさが変化しないため、観視者300の位置における結像特性が変化し難く、より安定した性能を有する表示装置が得られる。ただし、既に述べたように、本発明はこれには限定されず、開口絞り150と第2レンズ160との距離を焦点距離fから変えても良い。
なお、表示装置10においては、画像形成部110は、第2レンズ160の前側(画像形成部110側)の焦点距離fの位置に配置されている。すなわち、テレセントリックな光学系とされている。この時、開口絞り150を通過する光束112のうち最外側の光線と、画像形成装置130から出射して第2レンズ160に届くまでの光線とがなす角度をθとする。この時、開口絞り150の開口部の幅を2aとすると、2a=f×θとなる。そして、第2レンズ160を出射した光束112は平行光となる。これにより、開口絞り150の設置位置の精度を拡大できる。すなわち、光束112の進行方向に平行な軸上において、開口絞り150の位置がずれても開口絞り150の光束絞り特性が変化しないため、観視者300の位置における結像特性が変化し難く、より安定した性能を有する表示装置が得られる。ただし、既に述べたように、本発明はこれには限定されず、画像形成部110と第2レンズ160との距離を焦点距離fから変えても良い。
(比較例)
図4は、比較例の表示装置の構成を例示する模式図である。
図4(a)に表したように、第1の比較例の表示装置91では、図1に例示した本実施形態に係る表示装置10における画像形成装置130(この例では液晶表示装置)の代わりに固定パターンの画像情報を有する例えばスライドシート125が設けられている。スライドシート125は、例えば、写真のポジフィルムである。これ以外の構成に関しては、表示装置10と同様とすることができるので説明を省略する。
そして、スライドシート125は、第1レンズ140の後側の焦点距離fの位置に設置されている。なお、スライドシート125は、例えば、表示装置10と同じように、第2レンズ160の前側の焦点距離fの位置に設置しても良い。
このような構成の表示装置91においても、表示装置10と同様に、観視者300の位置における投影領域114の形状と大きさを、開口絞り150の開口の形状と大きさによって制御することができる。しかしながら、この場合は、スライドシート125を用いているので、1つのスライドシート125で投影できるのは固定画像であり、実用的ではない。なお、表示装置10と同じように、スライドシート125を第2レンズ160の前側の焦点距離fの位置に設置した場合も、同様に、観視者300の位置における投影領域114の形状と大きさを、開口絞り150の開口の形状と大きさによって制御することができるが、同様に、投影できるのは固定画像であり、実用的ではない。
一方、図4(b)に例示したように、第2の比較例の表示装置92では、図4(a)に例示した表示装置91のスライドシート125の位置に画像形成装置130(この場合は液晶表示装置)を配置したものである。すなわち、図1に例示した表示装置10における画像形成装置130を、第1レンズ140の後側の焦点距離fの位置に、すなわち、開口絞り150より後側(観視者300側)に、移動したものである。これ以外の構成に関しては、表示装置10と同様とすることができるので説明を省略する。
このような構成の表示装置92では、画像形成装置130として、マトリクス状に配列した画素を有する液晶表示装を用いているので、図4(b)に例示したように、画像形成装置130を出射した光は、実質的に直進する透過光131の他に、種々の角度で出射する回折光132を含むこととなる。そして、この回折光132は、凹面鏡180によって反射され、観視者300に到る。このため、観視者300の位置においては、回折光132の投影光も含んだ投影領域となってしまい、投影領域を所望の形状と大きさに制御することができない。
これに対し、図1、図2に例示した本実施形態に係る表示装置10では、画像形成装置130が、開口絞り150より前側(光源120側)にあるので、画像形成装置130として、例えばマトリクス状に画素が配列した液晶表示装置を用い、回折光132が発生したとしても、その回折光132を開口絞り150で遮光できる。これにより、開口絞り150の開口部で規定される光束112が、観視者300に入射できる。
すなわち、第2の比較例の表示装置92では、光源120と画像形成装置130とが分離され、その間に投影部210の開口絞り150が配置されていたのに対し、本実施形態に係る表示装置10では、光源120と画像形成装置130とが隣接して、画像形成部110となり、その画像形成部110から出射した光束を開口絞り150を有する投影部210に入射させることで、画像形成装置130で発生する障害となる光(回折光132)を適切に遮光し、観視者300に投影しないようにすることができる。
このように、本実施形態に係る表示装置10では、画像形成装置130(画像形成部110)を開口絞り150より前側(開口絞り150の観視者300と逆側)に設置する。これにより、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置が提供できる。
なお、図4(a)に例示した比較例の表示装置91では、画像を形成する部分として、配列した画素を有さないスライドシート125を用いたので、上記の回折光132が発生しないため、表示装置92のように、スライドシート125を開口絞り150より後ろ(観視者300側)に配置しても、投影領域114には悪影響を与えなかった。しかしながら、任意の画像を形成するために、周期的に配置された画素を有する画像形成装置130を用いる場合には、本実施形態のように、画像形成装置130は、開口絞り150より前側(光源120側)に設置し、これによって回折光132等などの不要の光を開口絞り150で遮光することで、投影領域114を適切に制御することができる。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置に用いられる開口絞りの構成を例示する模式図である。
これらの図は、光束112の進行方向に平行な方向から見たときの開口絞り150の形状を例示している。
図5(a)に表したように、本実施形態に係る表示装置10の開口絞り150には、例えば、円形の開口部151を有する遮光板152を用いることができる。この場合、開口部151の幅2aは、開口部151の円の直径となる。
図5(b)に表したように、開口絞り150には、例えば、垂直方向に長軸を有する楕円形の開口部151が設けられた遮光板152を用いることができる。この場合、観視者300の位置における光束112の投影領域114の形状も(光学系の歪み等を無視すると)楕円形となる。例えば、本実施形態に係る表示装置10を車両用のHUDとして用いる場合、観視者300(操縦者)の頭部305が水平方向に大きく移動することは少なく、例えば、操縦者の身長の違いや座席の位置や背もたれの角度によって、頭部305が垂直方向の異なった位置に設定される場合は頻繁に生じると考えられる。この時、図5(b)に例示したように、垂直方向に長軸を有する楕円形の開口部151によって、垂直方向では広い角度から表示を観視でき、水平方向では限られた角度で観視を可能とする、より実用的なHUD用の表示装置を提供することができる。
また、図5(c)に表したように、開口絞り150には、例えば、長方形状の遮光板152を2枚用い、それらを離間して設置し、垂直方向に開口したスリット状の開口部151を設ける構造も使用できる。この場合は、開口部151の幅2aは、遮光板152どうしの間の間隙の幅となる。そして、この場合も、垂直方向では広い角度から表示を観視でき、水平方向では限られた角度で観視を可能とする、より実用的なHUD用の表示装置を提供することができる。そして、遮光板152どうしの間隙の幅を簡単に変えることができ、これにより、光束112の投影領域114の水平方向の幅の変更が容易となり、より便利な表示装置が提供できる。
また、図5(d)に表したように、開口絞り150には、例えば、可動式の複数の遮光板152が互いにその一部を重なり合わせて円周状に配列した構造のものを用いることができる。これにより、開口部151のサイズを任意に変更でき、これにより、光束112の投影領域114の幅を変えることができ、より便利な表示装置が提供できる。
また、図5(e)に表したように、開口絞り150には、例えば、円形の開口部151を有する遮光板152であって、開口部151の近傍では透過率が高く、開口部151から遠ざかるにつれて透過率が低下する遮光板152を用いることができる。このように、開口部の近傍で中間調の透過率を有する遮光板152を用いることで、観視者300の位置における光束112の投影領域114の外縁部において、中心部よりも輝度は低いものの画像を観視できるようになる。例えば、表示装置10において、観視者300が片眼302で画像を観視する場合、投影領域114の範囲から少しでも外れると画像が全く観視できなくなると使いにくいことがある。この時、図5(e)に例示したように、開口部151の近傍で中間調の透過率を有する開口絞り150を用いることで、光束112の投影領域の外縁部で、中心部よりも輝度は低いものの画像が観視でき、使いやすい表示装置を提供できる。
同様に、図5(f)に表したように、開口絞り150には、開口部151側の近傍では透過率が高く、開口部151から遠ざかるにつれて透過率が低下する、すなわち、開口部151の近傍で中間調の透過率を有する長方形状の遮光板152を2枚用いることもできる。これにより、観視者300の位置における光束112の投影領域114の外縁部において、中心部よりも輝度は低いものの画像が観視できるようになり、また、開口部151の幅も簡単に任意の大きさに変えることができる。これにより、より便利な表示装置が提供できる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る変形例の表示装置の構成を例示する模式図である。
図6に表したように、第1の実施形態の変形例の表示装置11では、図1、図2に例示した本実施形態に係る表示装置10における凹面鏡180の代わりに、フレネルミラー184を用いたものである。
このような構成の表示装置11も、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置及びそれを用いた移動体を提供する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る別の変形例の表示装置の構成を例示する模式図である。
なお、同図では、中心の光線のみを例示している。
図7(a)に表したように、第1の実施形態の別の変形例の表示装置12では、図1、図2に例示した本実施形態に係る表示装置10における凹面鏡180の代わりに、投射光学系170として、平面鏡181と非球面フレネルレンズ182とを用いたものである。これ以外の構成に関しては、表示装置10と同様とすることができるので説明を省略する。
そして、表示装置11の例では、非球面フレネルレンズ182が、平面鏡181と観視者300との間の光軸上に設けられている例である。
このような構成の表示装置12も、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置を提供できる。
また、図7(b)に表したように、第1の実施形態の別の変形例の表示装置13では、図1、図2に例示した本実施形態に係る表示装置10における凹面鏡180の代わりに、投射光学系170として、平面鏡181と非球面フレネルレンズ182とを用い、非球面フレネルレンズ182が、平面鏡181と開口絞り150との間の光軸上に設けられている。
このような構成の表示装置13も、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置を提供する。
なお、図7(a)、(b)に例示した表示装置12、13において、非球面フレネルレンズ182を用いず、第1レンズ140及び平面鏡181のみを設けても良い。この場合も、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる。
このように、第1レンズ140と観視者300側との間の光軸上には、各種の投射光学系170を設置することができる。例えば、凸レンズ(平凸レンズ、両凸レンズ)、フレネルレンズ、各種の凸レンズと凹レンズを複数枚組み合わせた構成、凹面鏡、フレネルミラーの他、平面鏡と各種の凸レンズ、平面鏡と各種のフレネルレンズの組み合わせ等の投射光学系170を、第1レンズ140と観視者300との間の光軸上に設置することができる。
このとき、開口絞り150の位置158と観視者300の位置308とが、結像関係にある。すなわち、投射光学系170が複数の光学素子からなり、その複数の光学系と第1レンズとを統合して単レンズ(単光学素子)142とした時の焦点距離をfとしたとき、数式1の関係が満足される。
そして、本実施形態に係る表示装置においては、開口絞り150の位置158と観視者300の位置308とが結像関係にあるので、観視者300の観視位置における、投影領域の幅2bは、2b=2a×f/fで表され、観視者300の位置308における光束の投影領域の幅2bは、開口絞り150の開口幅2aを制御することによって任意に制御することができる。
また、上記の表示装置10、11、12、13において第2レンズ160は、複数のレンズで構成されても良い。この時、この複数のレンズを統合した時の後側の焦点距離に開口絞り150を設置し、前側の焦点距離に画像形成部110を設置することができる。これにより、観視者300の位置における結像特性が変化し難い、安定した性能を有する表示装置が得られる。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る表示装置の構成を例示する模式図である。
図8に表したように、第2の実施形態の表示装置20では、図1、図2に例示した表示装置10における第1レンズ140と凹面鏡180の組み合わせの光学系の代わりに、焦点距離fを有する凹面鏡183を用いたものである。これ以外の構成に関しては、表示装置10と同様とすることができるので説明を省略する。
そして、開口絞り150の位置158と、観視者300の位置308とは、結像関係にある。すなわち、数式1を満足する。
このような構成の表示装置20は、光学部品の数が少なく簡単な構造であるという特徴を有し、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置を提供できる。
なお、本実施形態に係る表示装置20において、凹面鏡183の代わりに、図6に例示したフレネルミラー184を用いても良い。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る変形例の表示装置の構成を例示する模式図である。
図9に表したように、第2の実施形態の変形例の表示装置21では、図8に例示した表示装置20における凹面鏡183の代わりに、焦点距離fを有するレンズ143を用い、そして、画像形成部110と投影部210の光軸を、透明板310の反射層167に光束を直接入射させるように変形させたものである。これ以外の構成に関しては、表示装置20と同様とすることができるので説明を省略する。
そして、開口絞り150の位置158と、観視者300の位置308とは、結像関係にある。すなわち、数式1を満足する。
このような構成の表示装置21は、光学部品の数が少なく簡単な構造であるという特徴を有し、投影領域を適切に制御し高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有する表示装置を提供できる。
なお、レンズ143には、例えば、凸レンズ(平凸レンズ、両凸レンズ)、フレネルレンズ等を用いることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施形態のヘッドアップディスプレイ(HUD)は、本発明の実施形態に係る表示装置を用いたものである。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るヘッドアップディスプレイの構成を例示する模式図である。
図10に表したように、本発明の第3の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ(HUD)50においては、本発明の実施形態の表示装置10を備えている。即ち、表示装置10の画像形成部110(光源120及び画像形成装置130)と、投影部210(例えば第1レンズ140、開口絞り150、第2レンズ160、凹面鏡180)を備え、これらは、操縦者700(観視者300)から見て、車両730のダッシュボード720の奥に設けられる。
そして、画像形成部110から出射された、映像を含む光束112は、投影部210の開口絞り150によって、適正な形状に整形され、例えば、凹面鏡180を経て出射する。
そして、自動車(車両)730の窓部731(フロントガラス、ウインドシールド)、すなわち、透明板310の一部に、光束112を反射する反射層167(ハーフミラー711)が設けられている。反射層167が、HUDのコンバイナーとして機能し、操縦者700は映像を含む投影像762(虚像311)を観視する。
そして、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ50では、画像形成装置130を開口絞り150よりも光源120側に設けているので、画像形成装置130で発生する回折光132等などの不要の光を開口絞り150で遮光することができ、投影領域114を適切に制御することができる。
このように、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイによって、投影領域を適切に制御し、高表示品位の画像を呈示できる新規な光学系を有するヘッドアップディスプレイが提供できる。
図11は、本発明の実施形態に係る表示装置及びヘッドアップディスプレイの応用例を説明するための模式図である。
図11に表したように、本発明の実施形態に係る表示装置及びヘッドアップディスプレイは、自動車等の車両の他、列車、飛行機、ヘリコプター、船舶等、各種の移動体750に応用できる。
すなわち、本実施形態に係る移動体750では、移動体750の窓部731(ウインドシールド、フロントガラス)の一部に、光束112を反射する(図示しない)反射層167(ハーフミラー711)が設けられている。そして、表示装置の画像形成装置130で発生する回折光132等などの不要の光を開口絞り150で遮光することができ、投影領域114を適切に制御した高品位の画像を観視でき、より安全で快適な操縦を可能とする。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、表示装置、ヘッドアップディスプレイ及びそれを用いた移動体を構成する各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した表示装置、ヘッドアップディスプレイ及びそれを用いた移動体を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示装置、ヘッドアップディスプレイ及びそれを用いた移動体も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成と使用状態を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置の光学特性を例示する模式図である。 比較例の表示装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置に用いられる開口絞りの構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る変形例の表示装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る別の変形例の表示装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る変形例の表示装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第3の実施形態に係るヘッドアップディスプレイの構成を例示する模式図である。 本発明の実施形態に係る表示装置及びヘッドアップディスプレイの応用例を説明するための模式図である。
符号の説明
10、11、12、13、20、21、91、92 表示装置
50 ヘッドアップディスプレイ
110 画像形成部
112 光束
114 投影領域
115 主光線
116 周辺光線
120 光源
121 光発生装置
122 テーパーライトガイド
125 スライドシート
130 画像形成装置
131 透過光
132 回折光
140 第1レンズ
142 単レンズ(単光学素子)
143 レンズ
150 開口絞り
151 開口部
152 遮光板
158 開口絞りの位置
160 第2レンズ
167 反射層
170 投射光学系
180、183 凹面鏡
181 平面鏡
182 非球面フレネルレンズ
184 フレネルミラー
210 投影部
300 観視者
302 片眼
305 頭部
308 観視の位置(観視位置)
310 透明板
311 虚像
700 操縦者
711 ハーフミラー
720 ダッシュボード
730 車両(自動車)
731 窓部(フロントガラス)
750 移動体
762 投影像

Claims (16)

  1. 画像情報を有する光束を出射する画像形成部と、
    前記画像形成部から出射した前記光束を観視者の頭部に向けて投影する投影部と、
    を備え、
    前記投影部は、前記観視者の位置における前記光束の投影領域を制御する開口絞りを有し、前記開口絞りの位置と前記観視者の位置とは結像関係にあることを特徴とする表示装置。
  2. 前記投影部は、
    前記開口絞りと前記観視者との間の光路上に設けられたN個(Nは1以上の整数)の要素光学素子を有し、
    前記N個の要素光学素子を光学的に統合して得られる主点と前記開口絞りとの距離dと、前記主点と前記観視者の前記位置との距離dと、前記N個の要素光学素子を光学的に統合して得られる焦点距離fと、が、(1/d)+(1/d)=(1/f)の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記要素光学素子は、レンズ、フレネルレンズ、凹面鏡及びフレネルミラーの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記投影部は、
    前記開口絞りと前記観視者との間の光路上に設けられ、焦点距離fを有する投射光学系と、
    前記投射光学系と前記開口絞りとの間に設けられ、焦点距離fを有する第1レンズと、
    をさらに有し、
    前記開口絞りは、前記第1レンズの前側の焦点距離fの位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記開口絞りの開口部の幅2aと、前記観視者の前記位置における前記光束の前記投影領域の幅2bとが、2b=2a×f/fの関係を満たすことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記投射光学系は、凹面鏡及びフレネルミラーの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
  7. 前記投射光学系は、平面鏡と正のパワーを有するレンズとを含むことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1つに記載の表示装置。
  8. 前記投影部は、
    前記開口絞りと前記画像形成部との間の光路上に設けられ、焦点距離fを有する第2レンズをさらに有し、
    前記開口絞りは、前記第2レンズの後側の焦点距離fの位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の表示装置。
  9. 前記投影部は、
    前記開口絞りと前記画像形成部との間の光路上に設けられ、焦点距離fを有する第2レンズをさらに有し、
    前記画像形成部は、前記第2レンズの前側の焦点距離fの位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の表示装置。
  10. 前記観視者の前記位置における前記光束の前記投影領域の水平方向の幅2bは、100mm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の表示装置。
  11. 前記光束は、前記視認者の片眼に入射されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つ記載の表示装置。
  12. 前記画像形成部は、周期的に配列した複数の画素を有する画像形成装置を含むことを特徴とする1〜11のいずれか1つに記載の表示装置。
  13. 前記画像形成装置は、液晶層を含むことを特徴とする請求項12記載の表示装置。
  14. 前記画像形成装置は、有機EL層を含むことを特徴とする請求項12記載の表示装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1つに記載の表示装置と、
    前記表示装置から出射される前記光束が投影される反射層が設けられた透明板と、
    を備えたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
  16. 請求項1〜14のいずれか1つに記載の表示装置と、
    前記表示装置から出射される前記光束が投影される反射層が設けられた窓部と、
    を備えたことを特徴とする移動体。
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