JP2009250484A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が自然な行動で正しく扉を開閉することのできる取っ手を備えた観音開式の扉を有する冷蔵庫をえる。
【解決手段】観音開式の右扉2及び左扉3を有する冷蔵庫において、仕切板5を備えた左扉3の中央側側面に取っ手4を備えた。
【選択図】図3

Description

この発明は冷蔵庫に関し、特に観音開式の扉を有する冷蔵庫に関する。
最近の家庭用冷蔵庫においては、冷蔵庫の扉が左右2枚に分けられたフレンチタイプと呼ばれる観音開式の扉を持つ冷蔵庫の需要が拡大している。これは、冷蔵庫が大型化して冷蔵室の扉収納が増加したことに対し、観音開式の扉とすることでその荷重を分散して扉が重くなりすぎるのを防ぐことができるためである。これにより、使用者の使い勝手は向上し、マンションなど限られたスペースでコンパクトに使用するのに便利であり、また、小物を取り出すときなどは片側の扉のみ開ければよく冷蔵室の扉開閉による熱漏洩を抑制できる、など様々な点において利便性の高い構成として受け入れられている。
一般的に、冷蔵庫の扉裏面周辺部には、マグネットを挿入したシール材としてのガスケットが張り巡らされており、これによって扉を閉じたときに冷蔵庫本体と扉とを密着させ、冷蔵庫の気密性を維持している。観音開式の扉を有する冷蔵庫においては、本体の開口部を仕切るようにして閉塞板を設け、この閉塞板に左右の扉のガスケットを当接させることで、冷蔵庫本体と扉とを密着させていた。
また、従来の冷蔵庫においては、「両扉の非枢支側に位置する開口縁部に於いて柱状に突出形成されたガイド部と、第1扉の非枢支側部分の裏面に開口縁に渡る長さで扉の回動自在に支持され前記第1扉の閉動作に伴って庫内に侵入し前記ガイド部に挿入される半円形状の溝の始端を短辺に開口した仕切体を設ける」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、「両扉の非枢支側に位置する開口縁部に湾曲柱として突入形成した一対のガイド部と、第1扉の非枢支側部分の裏面に開口縁に渡る長さで扉の回動自在に支持され前記第1扉の閉動作に伴って庫内に侵入し前記ガイド部の湾曲柱に位置する湾曲したガイド溝部を有した仕切体を設ける」ものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第2548337号公報(第2−3頁、第1図) 特許第2548341号公報(第2−3頁、第1図)
従来の特許文献1、2で示された冷蔵庫においては、仕切板を設けていない方の扉を最初に開け、続いて仕切板を設けた扉(上記特許文献1、2の「第1扉」に相当する)を開けようとした場合、使用者には、仕切板があたかも扉の取っ手であるかのように見えてしまうことがある。また、閉塞板を設けた従来の冷蔵庫においても、片側の扉を開け、続けて反対側の扉を開けようとすると、やはり閉塞板が扉の取っ手であるかのように見えてしまうことがある。しかし実際には仕切板や閉塞板は取っ手ではないため、これをつかんで開けようとしても、扉を開けることはできない。
このような状況は、日常的に生じうる。例えば、一般的な家庭用冷蔵庫においては、仕切板の無い扉が右側に、仕切板のある扉が左側に設けられている場合が多い。そして扉の本来の取っ手は、扉の下側、もしくは扉の前面の両扉の境界近傍に設けられているのが一般的である。使用者は、冷蔵庫の中に食品を入れようとして左手がふさがっているときには、まず右手で右扉を開け、続けて右手で左扉を開けようとする。左扉の本来の取っ手を右手でつかんで開けようとすると、逆手でつかまなければならないため、取っ手のように見える仕切板や閉塞板を無意識のうちにつかんでしまうのである。正しく扉を開けるためには、意識的に扉の取っ手を認識してつかまなければならず、使用者に不便さを感じさせるものである。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、使用者が自然な行動で正しく扉を開閉することのできる取っ手を備えた観音開式の扉を有する冷蔵庫を提供するものである。
この発明に係る冷蔵庫は、開口部を有する断熱箱体と、前記開口部を閉塞する観音開式の第1の扉及び第2の扉と、前記第1の扉または第2の扉のいずれか一方に設けられ、該扉の開閉動作に連動して回動する仕切板とを有し、前記仕切板を設けた方の扉の、前記仕切板を設けた側の側面に取っ手を備えたことを特徴とするものである。
この発明の冷蔵庫は、観音開式扉を持つ家庭用冷蔵庫において、仕切板を有する扉の、仕切板を設けた側の側面に取っ手を設けたので、使用者がこの取っ手をつかんで正しく扉を開けることができ、扉開閉時の利便性を向上させることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面外観図である。冷蔵庫の本体1は、最上部に右扉2、左扉3を備えて配置される冷蔵室100と、冷蔵室100の下方に冷凍温度帯(−18℃)から冷蔵、野菜、チルド、ソフト冷凍(−7℃)などの温度帯に切り替えることのできる引き出しドアを備える切替室200と、切替室200と並んで設けられ引き出しドアを備える製氷室300と、最下部に配置され引き出しドアを備えた冷凍室500と、切替室200及び製氷室300と冷凍室500との間に設けられた野菜室400とで構成される。
冷蔵室100には、観音開式に開閉する右扉2と左扉3とが設けられている。右扉2及び左扉3の底面部には、破線で示す窪み6が設けられており、この窪み6が従来の一般的な家庭用冷蔵庫においても取っ手の役割を果たす。右扉2及び左扉3が閉まった状態のときは、窪み6に手を掛けて扉を開けることができる。
また、右扉2の前面には、各庫内室の温度や動作設定を調節する操作スイッチ、及び各庫内室の温度を表示する液晶などから構成される操作パネル7が設置されている。なお、操作パネル7は、冷蔵庫の本体1の外観の意匠性を維持するため本体1の内部に設けてもよく、設置場所は問わない。
冷蔵庫本体1の背面には、図示しない圧縮機、冷却器を備えており、冷却器によって冷却された冷気は、図示しない冷却ファンによって送風され、図示しない風路により導かれて製氷室300、切替室200、冷蔵室100、冷凍室500の各庫内室を冷却する。冷蔵室100の戻り冷気は、冷蔵室100用の図示しない帰還風路より循環されて野菜室400を冷却し、野菜室400用の図示しない帰還風路より冷却器に戻される。各庫内室の温度は、各庫内室に設置された図示しないサーミスタにより検知され、風路に設置された図示しないダンパの開度や圧縮機の出力、及び冷却ファンの送風量を調整して設定温度となるよう制御される。
図2は、図1で示す冷蔵庫のA−A断面における断面模式図、図3は右扉2を開けた状態の外観斜視図、図4は右扉2と左扉3とを開けた状態の外観斜視図である。図2〜図4において、右扉2と左扉3は、扉を回動させるための図示しない治具によって支持され、前記両扉の外周部内側には、マグネットを内蔵したシール材としての図示しないガスケットが張り巡らされている。左扉3には、図示しないヒータを内蔵した仕切板5が連設されており、仕切板5は、右扉2と左扉3が回動して開くために必要な両扉間の隙間から冷気が漏れて扉表面に結露が発生するのを抑制するためのものである。本体1の開口部上部には図示しない突起部が設けられており、この突起部が、仕切板5の上面に形成された図示しない溝を左扉3の開閉動作に連動して摺動することにより、仕切板5が回動する。右扉2、左扉3が閉じられた状態において、仕切板5は本体1の開口部に当接しており、右扉2、左扉3と本体開口部とを密着させ、左扉3を開けると、仕切板5が前述のようにして回動するようになっている。
左扉3において、仕切板を設けた側の側面には、使用者が手を掛けることのできる凹状の取っ手4が設けられている。取っ手4は左扉3の高さと略同一の長さに渡って設けられており、また、仕切板5の断熱性に影響を与えることはない。
このように構成した冷蔵庫において、図3に示すように、使用者が右扉2のみ開けた場合、使用者の目には手を掛けるのに適した凹み形状の取っ手4が映る。よって、取っ手4に手を掛け、容易に左扉3を開けることができる。従来のように取っ手4が無い場合、左扉3の端部から突出している仕切板5が使用者の目に入り、この仕切板5の形状はいかにも取っ手然としているので、仕切板5に手を掛けてしまっていたのであるが、上記取っ手4を設けることによりこのような事態を避けることができる。
以上のように本実施の形態1によれば、観音開式の扉を有する冷蔵庫において、仕切板5を設けた左扉3の側面に凹状の取っ手4を設けたので、使用者は誤って仕切板5に手を掛けることなく正しく左扉3を開けることができ、使い勝手を向上させることができる。また、取っ手4は、左扉3の高さとほぼ同じ長さに設けたので、取っ手4を使用者により確実に認識させることができる。
なお、取っ手4の凹状部分に左扉3の側面とは異なる色を付し、取っ手4を目立たせるようにしてもよい。取っ手4を目立たせることで、使用者は取っ手4の存在をより確実に認識することができ、誤って仕切板5に手を掛けてしまうことなく、容易に取っ手4に手を掛けて左扉3を開けることができる。ただし、右扉2と左扉3が閉まった状態において、両扉の間には扉の回動動作を可能にするためにある程度の隙間が設けられており、この隙間から扉の側面が見えるため、右扉2、左扉3の色と違和感のある色を付すと使用者に不快感を与える可能性がある。したがって、例えば取っ手4の色を右扉2、左扉3の色と同系色かつ明るめの色にする、などの工夫を行うことが望ましい。
また、仕切板5を、これに内蔵するヒータなどの部品と共に透明化してもよい。このようにすることで、仕切板5を目立たないようにして相対的に左扉3に設けた取っ手4を目立たせることができ、使用者が取っ手4に手を掛けやすくすることができる。
また、図5に示すように、取っ手4aの凹状の形状を変化させ、取っ手4aの手前側から奥に向かって大きくリブ8を張り出すようにしてもよい。このようにすることで、右扉2及び左扉3を閉じたときには取っ手4aの凹状部分が外から見えないようにすることができ、取っ手4aの凹状部分に色を付した場合でも、両扉を閉めた状態のときにはこの色が外部からは見えないようにすることができる。このように構成しても、右扉2のみを開けた場合には、リブ8及び取っ手4aの凹み部分を認識することができるので、使用者は容易に取っ手4aに手を掛けて左扉3を開けることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、左扉3に凹状の取っ手4を設ける場合の例について説明したが、本実施の形態2では、突出自在な取っ手を設ける場合の例について説明する。なお、本実施の形態2では、取っ手部分の構造のみ実施の形態1と異なるので、その他の部分については説明を省略する。
図6は、本実施の形態2に係る取っ手4b及び左扉3bの要部を拡大した断面模式図である。取っ手4bの断面は略円弧状であり、この凹部は使用者が手を掛けることのできる丸みを形成している。左扉3bにはその略同一高さに渡って軸9が設けられており、取っ手4bは軸9に連接されて蝶着されている。取っ手4bは、図示しないバネの作用によって軸9を中心に回動可能である。また、取っ手4bは、左扉3の高さと略同一の長さであり、左扉3の側面に渡って設けられている。左扉3bには、取っ手4bを内部に収納可能な空間31、32が設けられている。
このように構成した取っ手4bにおいて、右扉2と左扉3の両方が閉まっている場合には、取っ手4bは図6の空間31もしくは空間32に収納されており、外部から見えることはない。先に右扉2のみを開けた場合、図示しないバネの作用により、取っ手4bは図6の実線で示す位置に突出し、この位置に保持される。左扉3を開ける際は、使用者がこの取っ手4bに手を掛けると、取っ手4bは空間32に押し込まれながらBに示す位置まで回動する。そして、このBの位置に移動した取っ手4bの凹部に手を掛けて左扉3を開けることができる。
次に、扉を閉める場合の動作について説明する。右扉2及び左扉3の両方が開けられている場合において、先に右扉2を閉め、次いで左扉3を閉めると、取っ手4bは右扉2に当接して空間32に押し込まれてBの位置に収納される。また、先に左扉3を閉め、続けて右扉2を閉めると、取っ手4bは右扉2に当接して空間31に押し込まれてCの位置に収納される。このように、いずれの扉を先に閉めた場合であっても、取っ手4bを左扉3に収納することができる。
以上のように本実施の形態2によれば、観音開式の扉を有する冷蔵庫において、仕切板5を設けた左扉3bの側面から突出する取っ手4bを設けたので、使用者は誤って仕切板5に手を掛けることなく、正しく左扉3を開けることができ、使い勝手を向上させることができる。
また、右扉2と左扉3bの両方を閉めた状態では取っ手4bが突出せず、扉開閉時のみ突出するようにしたので、冷蔵庫の本体1の全体の意匠に取っ手4bが影響を及ぼすことはない。したがって、冷蔵庫の意匠性を維持したまま、扉開閉の使い勝手を向上させることができる。
なお、本実施の形態2では、取っ手4bの断面を略円弧状とした場合の例について説明したが、使用者が容易に手を掛けることのできる形状であれば、その形状は問わない。例えば、平板状、L字型などの断面を有する形状の取っ手4bを設けてもよく、同様の効果を得ることができる。
また、図7に別の取っ手の例を示す。図7は、左扉3c、仕切板5、及び取っ手4cの要部を拡大した断面模式図である。図7において、取っ手4cは断面が略コ形状の柱状部材で構成されており、このコ形状の角部が取られている。また、左扉3cには取っ手4cが収納される空間33が設けられている。取っ手4cと左扉3cとはバネ10によって連接されており、バネ10の弾性力により取っ手4cは左扉3cの空間33から突出してこの位置に保持される。突出時においては、取っ手4cは仕切板5の右側端よりも長く飛び出す。また、取っ手4cの外端部には図示しないN極の磁石が設けられるとともに、図7には図示しない右扉2にも、取っ手4cと対向する側面にN極の磁石が設けられている。取っ手4cは、左扉3cの高さと略同一の長さを有し、左扉3cの閉塞板と当接する側の側面に渡って設けられている。
このような構成において、右扉2と左扉3cの両方が閉められた状態のときは、取っ手4cの磁石と右扉2の磁石とが反発するため、バネ10が押し込まれて取っ手4cは左扉3cの空間33に収納された状態となっている。右扉2を開けると、右扉2の磁力が遠ざかるため、取っ手4cは左扉3cから突出する。取っ手4cは、仕切板5の右側端部よりも長く突出する。また、左扉3cが閉まっている状態で右扉2を閉めると、磁石同士の反発力が強まり、取っ手4cは左扉3cの内部に押し込まれて収納される。右扉2が閉まっている状態で左扉3cを閉めた場合にも、同様にして取っ手4cを収納することができる。
以上のような取っ手4cを設けることによっても、前述の取っ手4bと同様の効果を得ることができる。また、取っ手4cでは、略コ形状の角部分を取っているので、右扉2と取っ手4cとが引っかかることなく取っ手4cの突出及び収納をスムーズに行うことができる。また、取っ手4cは、仕切板5の右側端部よりも長く突出するようにして設けたので、取っ手4cをより目立たせることができる。そのため、使用者はこの取っ手4cを容易に認識することができ、誤って仕切板5に手を掛けることなく、左扉3を開けることができる。
なお、上記実施の形態2においては、制御部とドアスイッチとを設け、ドアスイッチからの信号により左扉3の開閉回数を制御部にて記録し、左扉3の開閉回数が予め定められた所定回数に達した場合に操作パネル7に取っ手4b、4cの交換時期を表示するようにしてもよい。このようにすることで、使用中に突然取っ手4b、4cが突出しなくなるなどの不具合を未然に防ぐことができ、使用者の不便を回避することができる。ただし、頻繁に交換があることは冷蔵庫使用者にとっても不快なことであり、取っ手突出機構は少なくとも冷蔵庫の平均的な耐用年数(例えば10年)と同等の耐用性を有すべきものであることは自明である。
また、取っ手4b、4cに左扉3b、3cの側面とは異なる色を付し、取っ手4b、4cを目立たせるようにしてもよい。取っ手4b、4cを目立たせることで、使用者は取っ手4b、4cの存在をより確実に認識することができ、誤って仕切板5に手を掛けてしまうことなく、容易に取っ手4b、4cに手を掛けて左扉3b、3cを開けることができる。
以上、上記説明では、左扉3の高さと略同一の長さの取っ手4を設ける場合の例について説明したが、取っ手4の長さは短くしてもよい。例えば、使用者が手を掛けやすい左扉3の下半分にのみ、取っ手4を設けるようにしてもよい。また、幼児が手を掛けられない高さに取っ手4を設けるようにしてもよく、このようにすることで幼児のいたずらを回避することもできる。また、この内容は実施の形態2で述べた取っ手4b、4cに適用することもでき、同様の効果を得ることができる。
また、上記説明では、冷蔵室100に観音開式の扉を設けた冷蔵庫を例に説明したが、観音開式の扉を有する冷蔵庫であれば、各庫内室の具体的な構成についてはこの実施の形態に限られるものではない。例えば、冷蔵室100以外に観音開式の扉を設けたものでもよく、また、野菜室400や切替室200を冷蔵室100に内蔵したようなものにも適用可能である。
また、上記説明では、右扉2及び左扉3と本体1の開口部とを閉塞する手段として仕切板5を設けた冷蔵庫を例に説明したが、閉塞手段として閉塞板を設けた冷蔵庫にも適用することができる。この際には、上記実施の形態1または2で述べたのと同様の取っ手4、4bまたは4cを、右扉2または左扉3のいずれか一方の扉において、もう一方の扉と相対する側面に設ける。このようにすることで使用者に取っ手4、4bまたは4cを認識させることができ、使用者は誤って閉塞板に手をかけることなく、正しく右扉2または左扉3を開けることができ、使い勝手を向上させることができる。さらには、右扉2及び左扉3の両方の扉の相対する側面に取っ手4または4cを設けてもよい。なお、取っ手4cは突出する構成ではあるが、前述の実施の形態2で述べたように双方の取っ手4cにN極の磁石を設けることで、右扉2と左扉3とが遠ざかるにつれ双方の取っ手4cが突出し、右扉2と左扉3とが近づくことで双方の取っ手4cが収納されるという動作を実現できる。したがって、互いの取っ手4cを邪魔することなく右扉2と左扉3を開閉することができる。
この発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面外観図である。 図1のA−A断面における断面模式図である。 この発明の実施の形態1における右扉のみを開けたときの冷蔵庫の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における右扉と左扉を開けたときの冷蔵庫の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における他の取っ手の形態を示す、図1のA−A断面における断面模式図である。 この発明の実施の形態2における取っ手の形態を示す、図1のA−A断面における要部断面模式図である。 この発明の実施の形態2における他の取っ手の形態を示す、図1のA−A断面における要部断面模式図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2 右扉、3 左扉、4 取っ手、5 仕切板、6 窪み、7 操作パネル、8 リブ、9 軸、10 バネ、31、32、33 空間、100 冷蔵室、200 切替室、300 製氷室、400 野菜室、500 冷凍室。

Claims (21)

  1. 開口部を有する断熱箱体と、
    前記開口部を閉塞する観音開式の第1の扉及び第2の扉と、
    前記第1の扉または第2の扉のいずれか一方に設けられ、該扉の開閉動作に連動して回動する仕切板とを有し、
    前記仕切板を設けた方の扉の、前記仕切板を設けた側の側面に取っ手を備えた
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記取っ手は、凹形状を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記取っ手は、突出自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 前記取っ手は、前記第1の扉と第2の扉の両方が閉まっている場合には収納され、前記第1の扉もしくは第2の扉のいずれか一方が開いている場合には突出する
    ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 前記取っ手は板状部材から成り、
    前記取っ手を前記扉に蝶着する回転軸と、
    前記取っ手に連接されたバネとを有するとともに、
    前記取っ手を設けた方の扉の側面には前記取っ手を収納可能な空間を形成しており、
    前記取っ手は、前記第1の扉及び第2の扉の両方が閉まっているときには前記空間に収納されており、前記第1の扉もしくは第2の扉のいずれかが開かれたときには前記バネの弾性力により回動して前記扉から突出した状態に保持される
    ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  6. 前記取っ手の断面は、円弧状、直線状、またはL字型を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。
  7. 前記取っ手は断面コ形状の柱状部材からなり、
    前記取っ手の断面の閉塞側に設けられた第1の磁石と、
    前記取っ手が設けられていない方の扉の前記取っ手と相対する面に設けられ、前記第1の磁石と同極の第2の磁石と、
    前記取っ手を設けた扉の側面に形成され、前記取っ手が収納可能な空間と、
    前記取っ手と前記空間とを連接するバネとを備え、
    前記取っ手は、前記第1の扉及び第2の扉の両方が閉まっているときには前記第1の磁石及び第2の磁石の反発力により前記空間に収納されており、前記第1の扉もしくは第2の扉のいずれかが開かれたときには前記バネの弾性力により前記扉から突出した状態に保持される
    ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  8. 前記取っ手は、前記仕切板の幅よりも長く突出する
    ことを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれかに記載の冷蔵庫。
  9. 前記第1の扉または第2の扉のうち少なくとも一方の開閉回数に応じて前記取っ手の交換時期を表示する表示手段を備えた
    ことを特徴とする請求項3〜請求項8のいずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 前記仕切板を略透明部材で構成した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の冷蔵庫。
  11. 開口部を有する断熱箱体と、
    前記開口部を閉塞する観音開式の第1の扉及び第2の扉と、
    前記断熱箱体の開口部に設けられ、前記第1の扉及び第2の扉と当接する閉塞板とを有し、
    前記第1の扉または第2の扉のいずれか一方の扉において、前記閉塞板と当接する側の側面に取っ手を備えた
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  12. 開口部を有する断熱箱体と、
    前記開口部を閉塞する観音開式の第1の扉及び第2の扉と、
    前記断熱箱体の開口部に設けられ、前記第1の扉及び第2の扉と当接する閉塞板とを有し、
    前記第1の扉及び第2の扉の前記閉塞板と当接する側の側面に取っ手を備えた
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  13. 前記取っ手は、凹形状を有する
    ことを特徴とする請求項11または請求項12記載の冷蔵庫。
  14. 前記取っ手は、突出自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項11または請求項12記載の冷蔵庫。
  15. 前記取っ手は、前記第1の扉と第2の扉の両方が閉まっている場合には収納され、前記第1の扉もしくは第2の扉の少なくともいずれか一方が開いている場合には突出する
    ことを特徴とする請求項14記載の冷蔵庫。
  16. 前記取っ手は板状部材から成り、
    前記取っ手を前記扉に蝶着する回転軸と、
    前記取っ手に連接されたバネとを有するとともに、
    前記取っ手を設けた方の扉の側面には前記取っ手を収納可能な空間を形成しており、
    前記取っ手は、前記第1の扉及び第2の扉の両方が閉まっているときには前記空間に収納されており、前記第1の扉もしくは第2の扉のいずれかが開かれたときには前記バネの弾性力により回動して前記扉から突出した状態に保持される
    ことを特徴とする請求項11記載の冷蔵庫。
  17. 前記取っ手の断面は、円弧状、直線状、またはL字型を有する
    ことを特徴とする請求項16記載の冷蔵庫。
  18. 前記取っ手は、前記閉塞板の幅よりも長く突出する
    ことを特徴とする請求項14〜請求項17のいずれかに記載の冷蔵庫。
  19. 前記第1の扉または第2の扉のうち少なくとも一方の開閉回数に応じて前記取っ手の交換時期を表示する表示手段を備えた
    ことを特徴とする請求項14〜請求項18のいずれかに記載の冷蔵庫。
  20. 前記閉塞板を略透明部材で構成した
    ことを特徴とする請求項11〜請求項19のいずれかに記載の冷蔵庫。
  21. 前記取っ手は、前記取っ手が設けられた扉の側面とは異なる色により形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項20のいずれかに記載の冷蔵庫。
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