JP2009243039A - 土工事における施工支援システム - Google Patents

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Masabumi Kodama
正文 小玉
Katsumi Tsuchida
克美 土田
Koichi Ito
耕一 伊藤
Kazuo Harada
和男 原田
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TOKAI PLANET KK
Toda Corp
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TOKAI PLANET KK
Toda Corp
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract

【課題】切土・盛土工事の進捗状況により、運搬車両台数の変更を指示しつつ、工事の効率化を図ることのできる土工事の施工支援システムを提供する。
【解決手段】切土エリアブロックの土質データを記憶した切土エリアデータ30と、盛土エリアブロックに求められる土質データごとのブロック化とを有する管理コンピュータと、切土エリア出口及び盛土エリア入口に配した運搬車両積載重量を計測するトラックスケール58、60と、ダンプトラック18に搭載した積み込み情報及び荷下ろし情報を管理コンピュータに送信すると共に、GPSにて捕捉したダンプトラックの走行経路と位置を管理コンピュータに送信する通信手段とを有し、管理コンピュータは、トラックスケールによる計測値に基づき切土及び購入土の盛土エリアの各ブロックに対する盛土の指示及び一車線区間でのダンプトラックに対する待機指示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、切土エリアから盛土エリアへの土質に応じた土の搬送及び運搬車両の運行管理を行うための土工事における施工支援システムに関する。
現状における盛土等の土工事においては、どこで切土し、どこの盛土エリアに運んだかという情報は、運搬車両であるダンプトラックの運転手による報告、もしくは、それ専用に計測する作業員を配置することで把握している。
このような把握方法では、人間による集計であるため、記録漏れや集計ミスが生じ、正確な情報が得られないことがある。
そこで、特許文献1に示すような盛土作業における各種情報の収集・把握と、施工結果の管理、帳票作成を容易に行うための盛土施工管理支援システムが提案されている。
特開2006−291454号公報
このような盛土施工管理支援システムにあっては、施工結果のの管理、帳票作成作業が容易、確実となるが、作業中の全てのブロックで要求品質に応じた土質で盛土されているか把握できない。
また、交通整理員を配置しないと、ダンプトラック同士が接近するときに退避場への待機指示ができない。
さらに、作業中の全てのブロックでダンプトラックの稼働状況をチェックし、運搬台数の変更指示ができない等の問題がある。
本発明の目的は、工事場の切土を盛土に使用する場合に、盛土の各部で要求品質に応じた土質のものを使用し、品質向上を図ると共に、工事用道路が一車線しか設けられない区間においては運搬車両の接近を知らせ退避場での待機を指示し、盛土工事の進捗状況により運搬台数の変更を指示して工事の効率化を図ることのできる土工事における施工支援システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の土工事における施工支援システムは、切土エリアを不良土を含む土質ごとにブロック化し、各ブロックの土質と単位体積重量を記憶した切土エリアデータと、盛土エリアの各部にて要求品質に応じた土質ごとにブロック化し、各ブロックごとに切土、他現場からの搬入土または購入土の盛土位置を指示する盛土エリアデータとを有する中央管理部と、切土エリア出口及び盛土エリア入口に配した運搬車両積載重量を計測する重量計と、運搬車両に搭載した積み込み情報及び荷下ろし情報を前記中央管理部に送信すると共に、GPSにて捕捉した運搬車両の走行経路と位置を前記中央管理部に送信する通信手段とを有し、
前記中央管理部は、前記重量計による計測値に基づき切土及び購入土の盛土エリアの各ブロックに対する盛土の指示及び一車線区間での運搬車両に対する待機指示を行うことを特徴とする。
本発明によれば、切土エリアを不良土を含む土質ごとにブロック化し、盛土エリアの各部にて要求品質に応じた土質ごとにブロック化し、各ブロックごとに切土エリアからの搬入土及び購入土の盛土を指示することとしたため、盛土の各部で要求品質に応じた土質のものを使用し、品質向上を図ることができる。
この場合、切土エリアでは不良土をブロック化しているため、不良土を盛土に使用する状態をさけることができ、より品質向上に寄与することができる。
また、GPSにて捕捉した運搬車両の走行経路と位置を前記中央管理部に送信し、中央管理部は、一車線区間での運搬車両に対する待機指示を行うことで、事故防止を図ることができる。
さらに、中央管理部は、前記重量計による計測値に基づき切土及び購入土の盛土エリアの各ブロックに対する盛土の指示することで、盛土工事の進捗状況により運搬台数の変更を指示して工事の効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施の形態にかかる土工事における施工支援システムを示す図である。
図1は切土エリアデータ及び盛土エリアデータを示す図、図2は運搬車両であるダンプトラックの運行管理状態を示す図、図3は現場管理事務所とダンプトラックとの関係を示す図である。
図3に示すように、現場管理事務所10には、中央管理部として管理コンピュータ12が設置され、この管理コンピュータ12にはプリンター14が接続されると共に、インターネット回線16が接続されている。
ダンプトラック18には、GPS通信ユニット20、携帯通信ユニット22及び制御ユニット24が搭載され、携帯通信ユニット22はアンテナ26及び基地局28を介して管理コンピュータ12と通信可能にされている。
管理コンピュータ12には、図1に示すような切土エリアデータ30及び盛土エリアデータ32が格納されている。
切土エリアデータ30は、切土エリア34を土質ごとにブロック化している。
例えば、不良土36、粘性土38、砂質土40、礫混じり土42等に分類するようになっている。
各ブロックには、ブロック番号、土質、計画切土量、単位体積重量、土量変化率等が記憶されるようになっている。
盛土エリアデータ32は、盛土エリア44の各部にて要求品質に応じた土質ごとにブロック化され、各ブロックにブロック番号が付されている。
盛土エリア各部は、例えば、工事用道路路床部46、擁壁裏込め部48、高盛土部50、低盛土部52、管理施設基礎部54等に分類され、それぞれに土質が指定されている。
例えば、工事用道路路床部46、擁壁裏込め部48及び管理施設基礎部54には礫混じり土42が指定され、高盛土部50には砂質土40及び他現場からの搬入土56または購入土が指定され、さらに、低盛土部52には粘性土38が指定されるようになっている。
また、各ブロックには、計画盛土量が記憶されるようになっている。
さらに、切土エリア34の出口及び盛土エリア44の入口にはそれぞれダンプトラック18の積載重量を計測する重量計としてトラックスケール58、60が設けられている。
切土エリア34の出口に設けられたトラックスケール58では、切土エリア34で積載したダンプトラック積載重量を計測し、これを土の単位体積重量と土量変化率から土量(m3)に換算して管理コンピュータ12に記憶させるようになっている。
盛土エリア44の入口に設けられたトラックスケール60では、他現場からの搬入土56または購入土のダンプトラック積載重量を計測し、これを土の単位体積重量と土量変化率から土量(m3)に換算して管理コンピュータ12に記憶させるようになっている。
また、管理コンピュータ12では、GPSにて捕捉したダンプトラックの走行経路を把握すると共に、GPSとダンプトラック18の運転者からのボタン操作による積み込み情報にて、ダンプトラック積み込みブロックと土質区分を把握し、さらに、GPSとダンプトラック運転者からのボタン操作により荷下ろしブロックと土質区分を把握するようになっている。
さらに、管理コンピュータ12では、図2に示すように、ダンプトラック18の工事用道路62を把握し、GPSによってダンプトラック18の走行経路と位置を捕捉して、ダンプトラック18の運行管理を行うようになっている。
積載ダンプトラック18aと、空ダンプトラック18bを把握して、工事用道路62が一車線区間である場合に、積載ダンプトラック18aを優先して、空ダンプトラック18bを退避場へ誘導したり、地元との協定で予め定められた経路を通行しているかを監視し、公道が一車線で交互通孔を余儀なくされる区間においては、ダンプトラック18の接近を知らせ退避場へ誘導するなどの運行管理を行うようになっている。
このような土工事の施工支援システムによれば、工事場の切土を盛土に使用する場合に、盛土の各部で要求品質に応じた土質のものを使用でき、品質向上を図ることができ、また、不良土を誤って盛土として流用しないように監視することができる。
また、他現場からの搬入土または購入土が定められた盛土ブロックまたは盛土各部へ運搬しようとしているかを監視することができる。
また、GPSによりダンプトラックの運行管理を確実に行うことができる。
さらに、工事進捗状況を管理コンピュータ12にて把握し、盛土工事の進捗状況により、運搬台数の変更を指示し工事の効率化を図ることができる。
そしてさらには、トラックスケール58、60による計測で過積載の防止が可能となる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の形態に変形可能である。
例えば、切土を盛土として使用するものであれば、空港建設、高速道路建設、宅地造成等の種々の場合に適用可能である。
切土エリアデータ及び盛土エリアデータを示す説明図である。 運搬車両であるダンプトラックの運行管理状態を示す説明図である。 現場管理事務所とダンプトラックとの関係を示す説明図である。
符号の説明
12 管理コンピュータ
18 ダンプトラック
20 GPS通信ユニット
22 携帯通信ユニット
30 切土エリアデータ
32 盛土エリアデータ
34 切土エリア
44 盛土エリア
58、60 トラックスケール

Claims (1)

  1. 切土エリアを不良土を含む土質ごとにブロック化し、各ブロックの土質と単位体積重量を記憶した切土エリアデータと、盛土エリアの各部にて要求品質に応じた土質ごとにブロック化し、各ブロックごとに切土、他現場からの搬入土または購入土の盛土位置を指示する盛土エリアデータとを有する中央管理部と、切土エリア出口及び盛土エリア入口に配した運搬車両積載重量を計測する重量計と、運搬車両に搭載した積み込み情報及び荷下ろし情報を前記中央管理部に送信すると共に、GPSにて捕捉した運搬車両の走行経路と位置を前記中央管理部に送信する通信手段とを有し、
    前記中央管理部は、前記重量計による計測値に基づき切土及び購入土の盛土エリアの各ブロックに対する盛土の指示及び一車線区間での運搬車両に対する待機指示を行うことを特徴とする土工事における施工支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103196403A (zh) * 2013-03-21 2013-07-10 中国农业大学 一种基于gps控制平地系统的土方量测量方法
KR101986316B1 (ko) * 2018-11-15 2019-06-07 (주)엔젤스윙 공사일정관리장치 및 방법
JP2021096881A (ja) * 2019-11-20 2021-06-24 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 協調作業システム

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