JP2009235995A - エンジン吸気系の気水分離装置 - Google Patents

エンジン吸気系の気水分離装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、気水分離性能を高める。
【解決手段】箱形のケーシングに流入する空気の流れに対する水切板23を形成する入口部21と、ケーシング内の入口部21下流を第一室25と第二室26とに仕切る隔壁24と、ケーシング壁と共に第一室25と第二室26との連通路を構成すべく隔壁24の一側に形成される切欠部27と、第二室26に挿入される出口部28と、を備える。箱形を構成するケーシング壁の少なくとも、隔壁24の切欠部27と共に第一室25と第二室26との連通路を構成するケーシング壁20b、を二重壁構造に形成し、その外壁30aと所定の隙間33を介して対向する内壁30bに形成される複数の通孔31と、二重壁構造の隙間33を含むケーシング内部に溜まる水を外部へ排出するドレン孔29と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置に関する。
図6で示すように、車両に搭載されるエンジン5の吸気系においては、外気に含まれる雨水などを気水分離して系外へ排除するため、外気導入部6とエアクリーナ7との間に気水分離装置8が介装される(特許文献1〜特許文献3)。気水分離装置8としては、図7のようなものが考えられる。
図7.図8において、10は箱形のケーシングであり、その前端側に入口部11が設けられる。入口部11は、外気導入部6(図6、参照)との接続部16(開口部)と、そこから流入する外気の流れに対する水切板12と、を備える。水切板12の下端から後端側へ延びてケーシング10の内部(水切板12から後端側)を底面側の第一室13と上面側の第二室14とに仕切る隔壁15が設けられ、第一室13と第二室14との連通する通路として隔壁15の一側に切欠部17が形成される。18は出口部であり、筒体に形成される。筒体18は、一端の開口部が第二室14に挿入され、外部へ突き出る他端の開口部にエアクリーナ側ダクト7a(図6、参照)が接続される。19はケーシング10の底面に溜まる水を外部へ排出するドレン孔である。
空気(吸気)は、外気導入部6との接続部16(開口部)から入口部11に流入し、水切板12にぶつかって下向きの流れに変えられ、第一室13へ入り、隔壁15の一側の切欠部17を通って第二室14へ流れ、出口部18からエアクリーナ側ダクト7aを介してエンジン5(図6、参照)へ供給される。空気が矢印のようにケーシング10内を転向しつつ流れる間に空気中の水滴が気水分離され、水切板12や隔壁15などに付着した水滴は、第一室13の底面に落下してドレン孔19から外部へ排除されるため、エンジン5へ水滴が浸入するのを防止できるようになる。
実開平04−132451 実開平07−035750 実開平06−034164
このような気水分離装置においては、空気中の水滴が水切板12にぶつかって一部が細分化され、空気と一緒に第一室13から第二室14の出口部18へ流れる間に気水分離されるが、隔壁15の切欠部17と共に第一室13と第二室14との連通路を構成するケーシング壁などに付着した水滴は、空気の流速によって壁面を伝って第二室14へ向けて吹きよせられ、出口部18から空気と一緒にエンジン5側へ吸い込まれてしまう(図9、参照)。つまり、エンジン5の高速域などにおいて、空気の流速が高まると、エンジン5への水滴の浸入を十分に防止しえない可能性が考えられる。このため、水切板12を追加したり、大きくしたりすると、吸気抵抗が上がり、エンジン性能に影響を及ぼしかねない。
この発明は、このような課題を解決するための有効な手段の提供を目的とする。
第1の発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、箱形のケーシングと、ケーシングに外気導入部との接続部およびそこから流入する空気の流れに対する水切板を形成する入口部と、ケーシング内の入口部下流を第一室と第二室とに仕切る隔壁と、ケーシング壁と共に第一室と第二室との連通路を構成すべく隔壁の一側に形成される切欠部と、一端の開口部をエアクリーナ側ダクトとの接続部として他端側の開口部が第二室に挿入される出口部と、を備えるものにあって、箱形を構成するケーシング壁の少なくとも、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁、を二重壁構造に形成し、その外壁と所定の隙間を介して対向する内壁に形成される複数の通孔と、二重壁構造の隙間を含むケーシング内部に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、を備えることを特徴とする。
第2の発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、箱形のケーシングと、ケーシングに外気導入部との接続部およびそこから流入する空気の流れに対する水切板を形成する入口部と、ケーシング内の入口部下流を第一室と第二室とに仕切る隔壁と、ケーシング壁と共に第一室と第二室との間を連通する通路を構成すべく隔壁の一側に形成される切欠部と、一端の開口部をエアクリーナ側ダクトとの接続部として他端側の開口部が第二室に挿入される出口部と、を備えるものにあって、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との間を連通する通路を構成するケーシング壁と、第二室の隔壁に対向するケーシング壁と、の少なくとも2面を二重壁構造に形成し、これらの外壁と所定の隙間を介して対向する内壁に形成される複数の通孔と、各二重壁構造の隙間を含むケーシング内部に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、を備えることを特徴とする。
第3の発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、箱形のケーシングと、ケーシングに外気導入部との接続部およびそこから流入する空気の流れに対する水切板を形成する入口部と、ケーシング内の入口部下流を第一室と第二室とに仕切る隔壁と、ケーシング壁と共に第一室と第二室との間を連通する通路を構成すべく隔壁の一側に形成される切欠部と、一端の開口部をエアクリーナ側ダクトとの接続部として他端側の開口部が第二室に挿入される出口部と、を備えるものにあって、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁と、その反対側のケーシング壁と、これらケーシング壁の間で第一室および第二室の入口部と反対側の端面を構成するケーシング壁と、第二室の隔壁に対向するケーシング壁と、の少なくとも4面を二重壁構造に形成し、これらの外壁と所定の隙間を介して対向する内壁に形成される複数の通孔と、4面の二重壁構造の連通する隙間の入口部に面して開口する両端の一方を塞ぐ封止板と、これら二重壁構造の隙間を含むケーシングの内部に溜まる水を外部へ排出するべく入口部に4面の二重壁構造の連通する隙間の一端を塞ぐ封止板と反対側の開口する他端の近くに配置されるドレン孔と、を備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明〜第3の発明の何れか1つに係るエンジン吸気系の気水分離装置において、二重壁構造の内壁に形成される各通孔は、ケーシング内側の開口縁部にケーシング内の空気の流れを通孔へ向ける突起を備えることを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明に係るエンジン吸気系の気水分離装置において、突起は、通孔のケーシング内側へ庇状に形成されることを特徴とする。
第6の発明は、第3の発明に係るエンジン吸気系の気水分離装置において、第二室の隔壁に対向するケーシング壁の二重壁構造の隙間を、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁からその反対側のケーシング壁へ延びる複数のガイド板を備えることを特徴とする。
第1の発明〜第4の発明においては、空気(吸気)は、外気導入部との接続部(開口部)から入口部に流入し、水切板にぶつかって流れの向きが変えられ、第一室に入り、第一室から隔壁の一側の切欠部を通って第二室の出口部へ流れる。空気中の水滴は、水切板にぶつかって一部は付着されるが、一部は細分化され、第一室から第二室へ流れ、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁などに付着する。その水滴は、空気の流速によって壁面を伝って第二室へ吹きよせられ、空気と一緒に通孔を介して二重壁構造の内側(隙間)に流入し、二重壁構造の隙間においても、壁面に付着した水滴をドレン孔から排出することが可能となる。このため、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、エンジンへ水滴が浸入するのを防止することができる。
第2の発明においては、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁のほか、第二室の隔壁に対向するケーシング壁が二重壁構造のため、第二室の隔壁に対向するケーシング壁に付着する水滴についても、空気と一緒に通孔を介して二重壁構造の内側(隙間)に流入し、二重壁構造の隙間においても、壁面に付着した水滴をドレン孔から排出することが可能となる。このため、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、エンジンへ水滴が浸入するのを防止することができる。
第3の発明においては、二重壁構造は、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁と、その反対側のケーシング壁と、これらケーシング壁の間で第一室および第二室の入口部と反対側の端面を構成するケーシング壁と、第二室の隔壁に対向するケーシング壁と、の少なくとも4面に形成されるため、これらの各面に付着する水滴は、空気と一緒に通孔を介して二重壁構造の内側(隙間)に流入するので、二重壁構造の隙間において、空気中から気水分離され、各面の二重壁構造の連通する隙間の一端を塞ぐ封止板と反対側の開口する他端からドレン孔を介して排出することが可能となる。
第4の発明においては、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁などに付着した水滴は、空気の流速によって壁面を伝って第二室へ吹きよせられ、二重壁構造の内壁の突起に捕捉され、空気と一緒に通孔を介して二重壁構造の内側(隙間)に流入する。突起により、空気の流れは、通孔へ向けられ、二重壁構造の隙間へ流入し、逆の流れを生じないため、二重壁構造の隙間において、空気中の水滴が気水分離され、壁面に付着した水滴は、隙間の底面へ流下し、ドレン孔から排出することが可能となる。
第5の発明は、庇状の突起により、空気の流速によって壁面を伝って第二室へ吹きよせられる水滴が空気の流れと一緒に効率よく捕捉され、ケーシングの内側から通孔を二重壁構造の隙間へ向かう空気の流れが安定的に得られるようになる。
第6の発明においては、複数のガイド板により、第二室の隔壁に対向するケーシング壁の二重壁構造の隙間に溜まる水滴は、空気の流れを受けながら、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁と反対側のケーシング壁へ誘導され、その二重壁構造の隙間を流下することになり、水をドレン孔へ効率よく集めることができる。
図に基づいて、この発明に係る実施形態を説明する。図1〜図4において、20は気水分離装置のケーシングであり、底面20aと左右側面20b,20cと前後端面20d,20eと上面20fとから箱形に構成される。なお、気水分離装置20は、エンジン吸気系の外気導入部6とエアクリーナ7との間に介装される(図6、参照)。
ケーシング20の前端側に入口部21が設けられる。入口部21は、外気導入部6との接続部22(開口部)と、そこから流入する外気の流れに対する水切板23と、を備える。水切板23の下端から後端側へ延びる隔壁24が設けられ、ケーシング20の内部(水切板23から後端側)が底面側の第一室25と上面側の第二室26とに仕切られる。
ケーシング壁と共に第一室25と第二室26との連通路を構成すべく隔壁24の一側に切欠部27が形成される。28は出口部であり、筒体に形成される。筒体28は、一端の開口部が第二室26に挿入され、外部へ突き出る他端の開口部にエアクリーナ側ダクト7a(図6、参照)が接続される。なお、筒体28は、ケーシング20内の中央でなく、隔壁24の切欠部27と反対寄りに配置される。
空気(吸気)の気水分離を促進するため、この例においては、ケーシング20の後端面20e(第一室25および第二室26の入口部21と反対側の端面を構成するケーシング壁)と、ケーシング20の水切板23から後端側の左右側面20b,20c(隔壁24の切欠部27と共に第一室25と第二室26との連通路を構成するケーシング壁,その反対側のケーシング壁)と、ケーシング20の水切板23から後端側の上面20f(第二室26の隔壁24に対向するケーシング壁)と、の4面が二重壁構造になっている。各面の二重壁構造の内壁30bは、図4のような組立体30に構成され、ケーシング20の水切板23から後端側に収装される。35は水切板23(傾斜板)の両端部との合わせ面である。
各面の内壁30bに複数の通孔31が開口され、各通孔31にケーシング20内側へ突起32が庇状に形成される。二重壁構造の内壁30bと外壁30aとの間に各面の内壁30bを包む形の連通状態に隙間33が形成され、この隙間33の入口部21に面して水切板23の両側でその下方に開口する部分の一方を塞ぐ封止板34が備えられる。ケーシング20の底面に溜まる水を外部へ排出するドレン孔29は、ケーシング20の底面において、隙間33が入口部21に面して開口する側の近くに配置される。
空気(吸気)は、外気導入部8との接続部22(開口部)から入口部21に流入し、水切板23にぶつかって下向きの流れに変えられ、第一室25に入り、第一室25から隔壁24の一側の切欠部27を通って第二室26の出口部29へ流れる。空気中の水滴は、水切板23にぶつかって一部は付着されるが、一部が細分化され、第一室25から第二室26へ流れ、隔壁24の切欠部27と共に第一室25と第二室26との連通路を構成するケーシング壁(水切板23から後端側の左側面20b)などに付着する。その水滴は、空気の流速によって壁面を伝って第二室26の出口部28へ吹きよせられ、内壁30bの突起32に捕捉され、空気と一緒に通孔31を介して二重壁構造の隙間33に流入する(図5、参照)。
突起32においては、通孔31へ空気の流れが向けられ、二重壁構造の隙間33へ空気が流れ込むため、隙間33の空気が第二室26へ戻されることがなく、二重壁構造の隙間33において、空気中の水滴が気水分離され、外壁30aや内壁30bに付着し、隙間33の底面(ケーシング20の底面20a)へ流下し、空気の流れを受けつつ、隙間33の底面を伝って封止板34と反対側の開口から入口部21の底面(ケーシング20の底面20a)へ流れ、水切板23や隔壁24から滴下する水と一緒にドレン孔29から排出される。
ケーシング上面20fの二重壁構造においては、外壁30aと内壁30bとの隙間33を前後方向に平行かつ左右方向へストレートに延びる複数のガイド板35が配置される(図4、参照)。これにより、ケーシング上面20fの二重壁構造の隙間33に付着して溜まる水滴は、空気の流れを受けつつ、ケーシング側面20cの二重壁構造の隙間33へ誘導され、その底面へ流下することになり、水をドレン孔29へ効率よく集めることができる。
このように、ケーシング20は、入口部21と出口部28との間に隔壁24や水切板23を配置するのに加え、組立体30で設定される二重壁構造を備えるため、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、エンジンへ水滴が浸入するのを防止することができる。空気の流速が大きくなるほど、二重壁構造の隙間33を通過する空気の量も増えるため、エンジン高回転域などにおいて、水切板23にぶつかって細分化されやすい、空気中の水滴を効率よく気水分離しえるのである。
この実施形態においては、ケーシング20の後端面20eと、ケーシング20の水切板23から後端側の左右側面20b,20cと、ケーシング20の水切板23から後端側の上面20fと、の4面が二重壁構造になっているが、ドレン孔29の配置を工夫すれば、例えば、ケーシング側面20bの水切板23から後端側の1面、または、ケーシング20の水切板23から後端側の左側面20bと水切板23から後端側の上面20fとの2面、を二重壁構造とすることも考えられる。
なお、この実施形態においては、便宜上、20aを箱形の底面、20fを箱形の上面として説明したが、気水分離装置は、向きを変えて取る付けても良い。例えば、気水分離装置は、20a,20fが左右の側面となる向きに取り付けることもできる。
この発明の実施形態を説明する気水分離装置の斜視図である。 同じく正面図(a),平面図(b),A−A断面図である。 同じくB−B断面図である。 同じく二重壁構造に係る組立体の斜視図である。 同じく二重壁構造に係る説明図である。 従来の気水分離装置を搭載する車両の説明図である。 この発明の前提技術を説明する気水分離装置の斜視図である。 同じく断面図である。 同じく前提技術の説明図である。
符号の説明
20 ケーシング
21 入口部
22 外気導入部との接続部(開口部)
23 水切板
24 隔壁
25 第一室
26 第二室
27 切欠部
28 出口部(筒体)
29 ドレン孔
30 内壁の組立体
30a 二重壁構造の外壁
30b 二重壁構造の内壁
31 通孔
32 突起
33 隙間
34 封止板
35 ガイド板

Claims (6)

  1. エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、箱形のケーシングと、ケーシングに外気導入部との接続部およびそこから流入する空気の流れに対する水切板を形成する入口部と、ケーシング内の入口部下流を第一室と第二室とに仕切る隔壁と、ケーシング壁と共に第一室と第二室との連通路を構成すべく隔壁の一側に形成される切欠部と、一端の開口部をエアクリーナ側ダクトとの接続部として他端側の開口部が第二室に挿入される出口部と、を備えるものにあって、箱形を構成するケーシング壁の少なくとも、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁、を二重壁構造に形成し、その外壁と所定の隙間を介して対向する内壁に形成される複数の通孔と、二重壁構造の隙間を含むケーシング内部に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、を備えることを特徴とするエンジン吸気系の気水分離装置。
  2. エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、箱形のケーシングと、ケーシングに外気導入部との接続部およびそこから流入する空気の流れに対する水切板を形成する入口部と、ケーシング内の入口部下流を第一室と第二室とに仕切る隔壁と、ケーシング壁と共に第一室と第二室との間を連通する通路を構成すべく隔壁の一側に形成される切欠部と、一端の開口部をエアクリーナ側ダクトとの接続部として他端側の開口部が第二室に挿入される出口部と、を備えるものにあって、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との間を連通する通路を構成するケーシング壁と、第二室の隔壁に対向するケーシング壁と、の少なくとも2面を二重壁構造に形成し、これらの外壁と所定の隙間を介して対向する内壁に形成される複数の通孔と、各二重壁構造の隙間を含むケーシング内部に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、を備えることを特徴とするエンジン吸気系の気水分離装置。
  3. エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、箱形のケーシングと、ケーシングに外気導入部との接続部およびそこから流入する空気の流れに対する水切板を形成する入口部と、ケーシング内の入口部下流を第一室と第二室とに仕切る隔壁と、ケーシング壁と共に第一室と第二室との間を連通する通路を構成すべく隔壁の一側に形成される切欠部と、一端の開口部をエアクリーナ側ダクトとの接続部として他端側の開口部が第二室に挿入される出口部と、を備えるものにあって、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁と、その反対側のケーシング壁と、これらケーシング壁の間で第一室および第二室の入口部と反対側の端面を構成するケーシング壁と、第二室の隔壁に対向するケーシング壁と、の少なくとも4面を二重壁構造に形成し、これらの外壁と所定の隙間を介して対向する内壁に形成される複数の通孔と、4面の二重壁構造の連通する隙間の入口部に面して開口する両端の一方を塞ぐ封止板と、これら二重壁構造の隙間を含むケーシングの内部に溜まる水を外部へ排出するべく入口部に4面の二重壁構造の連通する隙間の一端を塞ぐ封止板と反対側の開口する他端の近くに配置されるドレン孔と、を備えることを特徴とするエンジン吸気系の気水分離装置。
  4. 二重壁構造の内壁に形成される各通孔は、ケーシング内側の開口縁部にケーシング内の空気の流れを通孔へ向ける突起を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに係るエンジン吸気系の気水分離装置。
  5. 突起は、通孔のケーシング内側へ庇状に形成されることを特徴とする請求項4に係るエンジン吸気系の気水分離装置。
  6. 第二室の隔壁に対向するケーシング壁の二重壁構造の隙間を、隔壁の切欠部と共に第一室と第二室との連通路を構成するケーシング壁からその反対側のケーシング壁へ延びる複数のガイド板を備えることを特徴とする請求項3に係るエンジン吸気系の気水分離装置。
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