JP2009232730A - 脱莢装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 脱莢性能を高く維持しつつ、高速作業にも適した脱莢装置を提供する。
【解決手段】 上側の回転体3aと下側の回転体3bとは、エダマメ株を挿入可能な間隔で上下に並行に配置され、互いに逆方向に回転する。また、上下一対の回転体3a、3bにはそれぞれ、軸方向に凸部31a、31bと凹部32a、32bとを交互に備える上側及び下側の弾性ブレード30a、30bが、各回転体の周方向に4個、間隔を介して固定されている。そして、脱莢位置にて、上側の弾性ブレード30aの凸部31aと、下側の弾性ブレード30bの凸部31bとが、各回転体3a、3bの周方向に所定間隔Lを空けて重なるように、各回転体3a、3bを回転同期させる。ここで所定間隔Lとは、脱莢時の莢の反力により上側の弾性ブレード30aの凸部31aが弾性変形する際に、上側の弾性ブレード30aが下側の弾性ブレード30bに当接支持される間隔である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、莢付きの茎体を有する作物の株より莢をもぎ取る脱莢装置に関する。
特許文献1では、エダマメの脱莢装置において、先端部が平らな弾性体で形成された上下一対の回転ブレードを並行に配置し、莢付きの茎体を有するエダマメ株が挟みこめる隙間を空け、回転同期させている。
そして、脱莢位置にて、上下一対のブレード先端部によりエダマメ株の茎体を挟みこみ、ブレード先端部の弾性摩擦力を莢に作用させ、あるいは、各回転ブレードを直接的に莢に衝突させて、エダマメ株の上下側の莢をもぎ取っている。
特開平06−007134号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、以下の問題点が残る。
分枝の多いエダマメ株では、莢が枝と枝との間に挟まれるので、ブレード先端部の弾性摩擦力が莢に作用しづらくなり、脱莢性能が低下する。
また、ブレード先端部が平らであるので、一対のブレード先端部の隙間に複数のエダマメ株を供給する際、株の供給速度を上げるほど、株と株との時間的間隔が短くなり、一対のブレード先端部の隙間が小さく復元しないまま次の莢を迎えることになる。このため、一対のブレード先端部の隙間を通過する莢が増加し、脱莢性能が低下する。
本発明は、上記の問題点に鑑みて、脱莢性能を高く維持しつつ、高速作業にも適した脱莢装置を提供することを目的とする。
そのため本発明では、莢付きの茎体を有する作物の株を挿入可能な間隔で並行に配置され、互いに逆方向に回転する一対の第1及び第2の回転体と、第1及び第2の回転体にそれぞれ固定され、第1及び第2の回転体の半径方向外側にそれぞれ延び、第1及び第2の回転体の軸方向にそれぞれに所定の隙間を有する少なくとも一対の凸部を備えた第1及び第2の弾性ブレードと、を備える。
そして、第1及び第2の弾性ブレードが、脱莢位置にて、第1及び第2の回転体の周方向に所定間隔を空けて重なるように、第1及び第2の回転体を回転同期させる。
ここにおいて、所定間隔とは、脱莢時の莢の反力により第1の弾性ブレードの凸部が弾性変形する際に、第1の弾性ブレードが第2の弾性ブレードに当接支持される間隔である。
本発明によれば、第1及び第2の弾性ブレードが、第1及び第2の回転体の軸方向に所定の隙間を有する少なくとも一対の凸部を備えているので、この所定の隙間に茎体を挟みこみつつ、凸部を直接的に莢に衝突させて、莢をもぎ取ることができる。この場合、凸部はより深く作物の株の中に侵入することができ、莢の取り残しを少なくすることができる。
また本発明によれば、脱莢時の莢の反力により第1の弾性ブレードの凸部が弾性変形する際に、第1の弾性ブレードが第2の弾性ブレードに当接支持されることにより、各弾性ブレードが独立して莢をもぎ取る場合に比べ、強い弾性摩擦力で莢をもぎ取ることができる。このため、枝と枝との間に挟まれた莢をも効果的にもぎ取ることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、本明細書及び図面において、符号の添え字「a」は上側を示し、「b」は下側を示す。
図1は本発明の一実施形態における脱莢装置を示す。
本実施形態における脱莢装置は、莢付きの茎体を有するエダマメ株から莢をもぎ取るものであり、複数のエダマメ株1の茎体の根元部を挟持しつつ、連続的に移送する移送装置2と、エダマメ株1を挿入可能な間隔で並行に配置され、互いに逆方向に回転する上下一対の回転体3a、3bと、各回転体3a、3bにそれぞれ固定され、エダマメ株1より莢をもぎ取る弾性ブレード30a、30bと、一対の回転体3a、3bの駆動源である回転駆動装置4と、を主に備えている。ここで、一対の回転体3a、3bは、第1の回転体である上側の回転体3aと、第2の回転体である下側の回転体3bと、を示す。また、弾性ブレード30a、30bは、第1の弾性ブレードである上側の弾性ブレード30aと、第2の弾性ブレードである下側の弾性ブレード30bと、を示す。
本実施形態では、移送装置2の搬入側2Aから搬出側2Bへ向かうほど、移送装置2と一対の回転体3a、3bとの対向距離が近接するように、移送装置2の移送方向と一対の回転体3a、3bの軸方向とを傾斜させている。そして、一対の回転体3a、3b間に挿入されたエダマメ株1は、その茎体の根元部が移送装置2により挟持されて、移送される。従って、エダマメ株1が移送装置2により移送されるほど、エダマメ株1の脱莢位置は、株の先端側から根元側へ移動する。
ここで、移送装置2の構成について、図2を用いて説明する。
移送装置2に備えられた駆動スプロケット21、従動スプロケット22、スプロケット23及びガイドスプロケット24には、ローラチェーン25が巻き掛けられている。このローラチェーン25には、図示しない駆動装置の回転が、駆動スプロケット21を介して伝達される。
ローラチェーン25の上方には、ローラチェーン25の上側にてエダマメ株1の茎体の根元部を挟持するために用いられる挟持装置26が設けられている。この挟持装置26は、ローラチェーン25と、スプリング等の付勢手段によりローラチェーン25に向けて押圧付勢される挟持部材27と、の間にエダマメ株1の茎体の根元部を挟持する。
図1に戻り、回転駆動装置4の回転は、動力伝達機構5を介して、一対の回転体3a、3bに伝達され、一対の回転体3a、3bは、互いに逆方向に回転する。
次に、一対の回転体3a、3bの詳細について、図3及び図4を用いて説明する。
図3に示すように、上側の回転体3aには、その一端部から他端部に延び、軸方向に凸部31aと凹部32aとを交互に備え、半径方向外側に延びる上側の弾性ブレード30aが、上側の回転体3aの周方向に複数個(4個)、中心角90°毎の間隔を介して固定されている。これと同様に、凸部31bと凹部32bとを備える下側の弾性ブレード30bが、下側の回転体3bに固定されている。弾性ブレード30a、30bはゴム製であり、弾性ブレード用のゴムは、脱莢性能の他、莢への損傷を考慮して選定される。
本実施形態では、弾性ブレード30a、30bに備えられた一対の凸部31a、31bの所定の隙間として凹部32a、32bが設けられている。
弾性ブレードの凸部31a、31bは、各々の先端が、先細まり形状になっている。これにより、エダマメ株1の茎体を、弾性ブレードの凹部32a、32bの入口部から内部へと円滑に導くことが可能である。
本実施形態では、弾性ブレード30a、30bとして、図4(イ)に示すように、一対の凸部31a、31bが凹部32a、32bを介して一体に形成されたものを単体構成として用い、これを一対の回転体3a、3bの軸方向に複数個設けることも可能である。この場合は、弾性ブレード30a、30bを、一対の回転体3a、3bの軸方向にそれぞれ複数個、連続してもしくは間隔を介して設ける。
本実施形態では、図4(ロ)に示すように、弾性ブレード30a、30bを一対の回転体3a、3bの周方向にそれぞれ複数個(4個)、中心角90°毎の間隔を介して固定する固定部材33を複数備え、これら固定部材33を一対の回転体3a、3bの軸方向に間隔を介して並べて一対の回転体3a、3bに装着することも可能である。この際、隣り合う固定部材33の間にスペーサー34を配設することで、隣り合う固定部材33の間隔の調整を行うことが可能である。
上側の弾性ブレード30aの凸部31aと、下側の弾性ブレード30bの凸部31bとは、図3に示すように、一対の回転体3a、3bの間の脱莢位置にて、回転方向つまり一対の回転体3a、3bの周方向に所定間隔L(後述の図5参照)を空けて重なるように、一対の回転体3a、3bを回転同期させる。
次に、脱莢位置での弾性ブレードの状態と所定間隔Lについて、図5及び図6を用いて説明する。
図5と図6とは共に、脱莢位置での弾性ブレードの位置関係及び脱莢状態を示す。ここで、図5及び図6に示す矢印は、一対の回転体3a、3bのそれぞれの回転方向を示しており、本実施形態では、弾性ブレードの凸部31a、31bが、エダマメ株1の根元側から先端側へ向かって莢に衝突するように、回転方向を設定している。これにより、回転する弾性ブレード30a、30bにより、エダマメ株1の先端側に向けて、莢がもぎ取られる。
一対の回転体3a、3bの間にエダマメ株1が挿入されていない場合は、図5に示すように、脱莢位置にて、上側の弾性ブレード30aの凸部31aと、下側の弾性ブレード30bの凸部31bとの間に、所定間隔Lを空けて、一対の回転体3a、3bを回転同期させる。
ここで、所定間隔Lは、以下のように設定する。
一対の回転体3a、3bの間にエダマメ株1が挿入されている場合は、図6に示すように、上側の弾性ブレード30aの凸部31aが莢に衝突し、反り返る。この反り返りを、下側の弾性ブレード30bの凸部31bで支えることが可能な間隔を、所定間隔Lとして設定する。すなわち、所定間隔Lは、脱莢時の莢の反力により上側の弾性ブレード30aの凸部31aが弾性変形する際に、上側の弾性ブレード30aが下側の弾性ブレード30bに当接支持される間隔である。
次に、本実施形態における脱莢装置の動作について、図1、図2及び図6を参照しつつ、説明する。
エダマメ株1は、移送装置2の搬入側2Aにてローラチェーン25と挟持装置26とにより株の茎体の根元部を挟持され、搬出側2Bに向かって移送される(図1、図2)。エダマメ株1は、移送されながら、一対の回転体3a、3bの間に挿入される(図1、図6)。本実施形態では、移送装置2の搬入側2Aから搬出側2Bへ向かうほど、移送装置2と一対の回転体3a、3bとの対向距離が近接するように、移送装置2と一対の回転体3a、3bとを配置しているので、エダマメ株1の移送が進むほど、上下一対の回転体3a、3bの間の脱莢位置はエダマメ株1の根元側に移っていく(図1)。脱莢位置では、上側の弾性ブレード30aと下側の弾性ブレード30bとが協働してエダマメ株1から莢をもぎ取る(図6)。この際、莢に当たる衝撃は、上側の弾性ブレード30aの凸部31aの反り返りで吸収し、その反り返りを、下側の弾性ブレード30bの凸部31bで支え、強い弾性摩擦力で莢をもぎ取る(図6)。これは、エダマメ株1の枝と枝との間に挟まれた莢をも強力にもぎ取ることを可能にしている。従って、莢の損傷を抑えかつ脱莢性能が低下しないので、エダマメ株1の供給速度を上げることができる。
弾性ブレード30a、30bは、少なくとも一対の凸部31a、31bが凹部32a、32bを介して一体に形成されていることにより、凹部32a、32bでの莢のもぎ取りが可能となり、脱莢性能を向上させることができる。しかし、必ずしも凹部を要することなく、少なくとも一対の凸部を独立構成してもよい。
弾性ブレード30a、30bは、一対の回転体3a、3bの軸方向にそれぞれ複数設けられていることにより、凸部31a、31bが損傷した場合、損傷した凸部31a、31bを含む弾性ブレード30a、30bのみを交換するだけで済むので、弾性ブレード30a、30bの有効活用が図れる。
弾性ブレード30a、30bは、一対の回転体3a、3bの周方向にそれぞれ複数個(4個)、間隔を介して設けられるので、一対の回転体3a、3bの単位回転あたりの脱莢回数を複数回にすることができ、高効率な脱莢を実現することができる。
弾性ブレード30a、30bを一対の回転体3a、3bの周方向にそれぞれ複数個、間隔を介して固定する固定部材33を複数備え、これら固定部材33をそれぞれ一対の回転体3a、3bの軸方向に並べて装着する。これにより、弾性ブレードの凸部31a、31bの軸方向の位置決めが容易となり、相対する弾性ブレード相互が最適な位置で重なるようにすることができる。
弾性ブレードの凸部31a、31bは、その先端が先細まり形状であることにより、エダマメ株1の茎体を、弾性ブレードの凹部32a、32bの入口部から内部へと円滑に導くことができる。
エダマメの少なくとも1つの茎体を挟持してエダマメ株1を移送する移送装置2を備え、移送装置2の移送方向と、一対の回転体3a、3bの軸方向とを傾斜させるので、複数のエダマメ株1から連続的に莢をもぎ取ることができると共に、株の脱莢位置を茎方向に連続的に移動させることができる。
弾性ブレード30a、30bを、各回転体3a、3bの軸方向に設ける他、各回転体3a、3bに、らせん状に配設することも可能である。
弾性ブレード30a、30bとして、プラスチック製の弾性ブレードを用いることも可能である。この場合、弾性ブレード30a、30bの表面に粗面加工を施すことにより、その表面での摩擦抵抗が増え、脱莢性能を向上させることが可能である。
尚、本実施形態では、一対の第1及び第2の回転体を上下方向に配置した場合で説明したが、これに限定するものではなく、例えば左右方向に配置する等、配置方向を特定するものではない。
また、本実施形態では、移送装置の移送方向と一対の回転体の軸方向とを傾斜させて配置し、移送装置を用いてエダマメ株を移送させることにより株の脱莢位置を移動させてエダマメ株の全体脱莢を実現しているが、エダマメ株の脱莢位置を移動させる手法はこれに限るものではない。すなわち、エダマメ株の全体脱莢のためにエダマメ株の脱莢位置を移動させる際、エダマメ株の位置と一対の回転体の位置とが相対的に移動すればよく、例えば、エダマメ株の茎体の根元部を挟持して固定しつつ、一対の回転体をエダマメ株の茎方向に移動させることにより、エダマメ株の位置と一対の回転体の位置とを相対的に移動させることもできる。
また、本実施形態では、莢付きの茎体を有する作物としてエダマメを用いたが、これに限るものではなく、例えばソラマメなどの豆類のように、莢付きの茎体を有する作物について、本発明は適用可能である。
以上のように、莢付きの茎体を有する作物の株を挿入可能な間隔で並行に配置され、互いに逆方向に回転する一対の回転体3a、3bと、一対の回転体3a、3bにそれぞれ固定され、一対の回転体3a、3bの半径方向外側にそれぞれ延び、一対の回転体3a、3bの軸方向にそれぞれに所定の隙間(例えば、凹部32a、32b)を有する少なくとも一対の凸部31a、31bを備えた弾性ブレード30a、30bと、を備えるので、弾性ブレードの所定の隙間(例えば、凹部32a、32b)に茎体を挟みこみつつ、弾性ブレードの凸部31a、31bを直接的に莢に衝突させて、莢をもぎ取ることができる。この場合、凸部31a、31bはより深く作物の株の中に侵入することができ、莢の取り残しを少なくすることができる。
本発明の一実施形態を示す脱莢装置の平面図 移送装置の正面図 一対の回転体の斜視図 弾性ブレードの一例を示す図 作物の株非挿入時の脱莢位置での弾性ブレードの位置関係及び脱莢状態を示す図 作物の株挿入時の脱莢位置での弾性ブレードの位置関係及び脱莢状態を示す図
符号の説明
1 莢付きの作物(エダマメ)の株
2 移送装置
3a 上側の回転体(第1の回転体)
3b 下側の回転体(第2の回転体)
4 回転駆動装置
5 動力伝達機構
25 ローラチェーン
26 挟持装置
27 挟持部材
30a 上側の弾性ブレード(第1の弾性ブレード)
30b 下側の弾性ブレード(第2の弾性ブレード)
31a、31b 凸部
32a、32b 凹部
33 固定部材
34 スペーサー

Claims (11)

  1. 莢付きの茎体を有する作物の株を挿入可能な間隔で並行に配置され、互いに逆方向に回転する一対の第1及び第2の回転体と、
    前記第1及び第2の回転体にそれぞれ固定され、前記第1及び第2の回転体の半径方向外側にそれぞれ延び、前記第1及び第2の回転体の軸方向にそれぞれに所定の隙間を有する少なくとも一対の凸部を備えた第1及び第2の弾性ブレードと、
    を備え、
    前記第1及び第2の弾性ブレードが、脱莢位置にて、前記第1及び第2の回転体の周方向に所定間隔を空けて重なるように、前記第1及び第2の回転体を回転同期させ、
    前記所定間隔は、脱莢時の莢の反力により前記第1の弾性ブレードの凸部が弾性変形する際に、前記第1の弾性ブレードが前記第2の弾性ブレードに当接支持される間隔であることを特徴とする脱莢装置。
  2. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、各々の少なくとも一対の前記凸部が凹部を介して一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の脱莢装置。
  3. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、前記第1及び第2の回転体の軸方向にそれぞれ複数個設けられていることを特徴とする請求項2記載の脱莢装置。
  4. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、前記第1及び第2の回転体の周方向にそれぞれ複数個、間隔を介して設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  5. 前記第1及び第2の弾性ブレードを前記第1及び第2の回転体の周方向にそれぞれ複数個、間隔を介して固定する固定部材を複数個備え、これら固定部材をそれぞれ前記第1及び第2の回転体に、その軸方向に並べて装着することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  6. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、前記第1及び第2の回転体に、らせん状に配設されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  7. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、前記凸部の先端が先細まり形状であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  8. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、ゴム又はプラスチックにより形成されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  9. 前記第1及び第2の弾性ブレードは、表面に粗面加工が施されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  10. 前記作物の少なくとも1つの茎体を挟持して前記作物の株を移送する移送装置を備え、前記移送装置の移送方向と、前記一対の第1及び第2の回転体の軸方向とを傾斜させることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の脱莢装置。
  11. 前記作物は、エダマメであることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載の脱莢装置。
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