JP2009222813A - 管内調査機器挿入具 - Google Patents

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政和 山本
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Abstract

【課題】 管内へ調査機器を挿入する管内調査機器挿入具を簡易な構成で提供する。
【解決手段】 補修弁5に着脱可能に取り付けられる取付部材25と、取付部材25に水密状態で上下動可能に設けられる挿入部材27と、挿入部材27の下端部に設けられ、内視鏡本体Sを収容可能なホルダー29と、ホルダー29に回転可能に保持される案内部材31と、案内部材31に設けられる当接部材85を備える。案内部材31がホルダー29に対して垂下した状態で挿入部材27が押し込まれる。内視鏡本体Sを当接部材85に当接することで、案内部材31は回動してホルダー29に対して傾斜し、挿入部材27をさらに押し込むことで案内部材31は管底に当接して展開する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、各種管内を調査するために、管内へ調査用機器を送り込むのに用いられる挿入具に関し、特に上水道配水管内に不断水で内視鏡を送り込むための内視鏡挿入具に関するものである。
本件発明者は、先に、下記特許文献1に開示されるように、縦管部から横管部(配水管)内へ内視鏡を送り込むための内視鏡挿入器を提案している。この特許文献1に記載の発明によれば、不断水で縦管部から横管部内へ内視鏡を送り込み配水管内の調査を行うことができる。
特許第3704104号公報
しかしながら、従来技術では、内視鏡本体(33)を配水管内へ誘導するために、ガイド棒(36)、ガイド板(37)および板ばね(51)などを使用しており、製作に手間と費用を要した。
本発明が解決しようとする課題は、簡易な構成で、管内に内視鏡などを挿入することができる管内調査機器挿入具を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、管内への調査機器の挿入具であって、棒状または筒状の挿入部材の下端部に設けられ、調査機器本体が配置されるホルダーと、このホルダーの下端部に回動可能に設けられ、垂下した状態では、ホルダーより下方へ延出する案内部材とを備え、前記ホルダーに配置された調査機器本体を、調査機器のケーブルを介して前記ホルダーに対し押し下げることで、調査機器本体により案内部材を前記ホルダーに対して傾斜させることを特徴とする管内調査機器挿入具である。
請求項2に記載の発明は、管内への調査機器の挿入具であって、棒状または筒状の挿入部材の下端部に設けられ、筒状とされると共に、その下端部の周方向一部に下方へ開口して切欠きが形成されたホルダーと、このホルダーの下端部に支軸を介して回動可能に保持され、垂下した状態では、ホルダーより下方へ延出し、下端部がホルダーの切欠き側へ回動可能な案内部材と、この案内部材に設けられ、案内部材が垂下した状態において前記支軸より上方位置で前記切欠き側へ突出する当接部とを備えることを特徴とする管内調査機器挿入具である。
請求項3に記載の発明は、管内への調査機器の挿入具であって、棒状または筒状の挿入部材の下端部に設けられ、円筒状とされると共に、その下端部の周方向一部に下方へ開口して切欠きが形成され、調査機器本体が配置されるホルダーと、前記切欠きが形成されることで溝状とされた前記ホルダーの下端部に中途が支軸を介して回動可能に保持され、垂下した状態では、ホルダーより下方へ延出する案内部材と、この案内部材に、前記支軸より上方位置に前記切欠き側へ突出して設けられる当接部とを備え、前記当接部より上方に配置しておいた調査機器本体が、前記ホルダーに対し押し下げられることで、調査機器本体が前記当接部に当接して案内部材の先端部は前記支軸まわりに前記切欠き側へ移動して傾斜し、この傾斜した状態においても案内部材はホルダーより下方へ延出していることを特徴とする管内調査機器挿入具である。
請求項4に記載の発明は、前記当接部は、正面視三角形板状とされることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の管内調査機器挿入具である。
請求項5に記載の発明は、前記案内部材は、横断面略円弧状とされ、前記当接部は、前記案内部材の内周面に周方向に沿うよう湾曲した棒状とされることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の管内調査機器挿入具である。
請求項6に記載の発明は、前記ホルダーには、案内部材より上方位置に、調査機器本体を下方へ押し込んだ際、調査機器本体を前記ホルダーの切欠き側へ誘導する誘導部材が設けられていることを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかに記載の管内調査機器挿入具である。
請求項7に記載の発明は、横管から上方へ向けて分岐する縦管部に取り付けられる筒状の取付部材をさらに備え、前記挿入部材は、前記取付部材の上部において前記取付部材との隙間が封止されて、前記取付部材に対して上下に進退可能に設けられ、調査機器のケーブルは、前記挿入部材の上部において前記挿入部材との隙間が封止されて、前記挿入部材に対して進退可能とされることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の管内調査機器挿入具である。
さらに、請求項8に記載の発明は、前記調査機器は、調査機器本体がカメラを内蔵した内視鏡とされることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の管内調査機器挿入具である。
本発明の管内調査機器挿入具によれば、簡易な構成で管内に調査機器を挿入することができる。
以下、本発明の管内調査機器挿入具について、図面に基づき更に詳細に説明する。
本発明の挿入具は、各種の気体や液体が通される管内に調査機器を送り込むのに用いることが可能であるが、以下においては、上水道配水管内の状況を調査するために、配水管を断水することなく配水管内に内視鏡を送り込むのに使用される場合について説明する。
図1は、配水管に縦管部が設けられた状態を示す縦断面図である。
横管からなる配水管には、適宜、上方へ分岐して縦管部が設けられている。
たとえば、図1に示すように、横管1には、適宜、上方へ分岐して縦管3が設けられており、この縦管3に補修弁5などを介して消火栓Hが接続されて縦管部Tが構成されている。なお、図示例では、縦管部Tを構成する消火栓Hや補修弁5などは、地下に形成されたボックスB内に収容されている。
本実施例1の挿入具は、これら補修弁5や消火栓Hなどの縦管部Tから配水管1内へ内視鏡を送り込むことが可能であるが、ここでは、本実施例の挿入具を使用して補修弁5から内視鏡を送り込む場合について説明する。
図2は、本発明の挿入具の実施例1を示す図であり、補修弁に取り付けられた状態を示す縦断面図である。
なお、以下の説明においては、図2に示す状態において、上下左右を定義し、紙面に垂直な方向を前後方向とする。
補修弁5は、スライド式補修弁などでもよいが、図示例では、ボール式補修弁とされている。
ボール式補修弁5は、弁箱7と、この弁箱7に回転可能に収容されるボール9とを有する。弁箱7には、上下両端部にフランジ11,13が形成されており、下側のフランジ13は、縦管3の上端部のフランジ15に接続される。
一方、弁箱7の上側のフランジ11は、本実施例の挿入具の設置前には、図1に示すように、通常、消火栓Hが接続されている。また、弁箱7には、図2に示すように、上下方向に貫通して管路17が設けられており、この管路17の中途にボール9が回転可能に配置されている。ボール9には、直径方向に貫通穴19が形成されており、この貫通穴19の直径は、前記管路17の直径と対応している。このような構成であるから、ボール9を開閉操作するレバー21によりボール9の貫通穴19の向きを弁箱7の管路17に沿って上下方向に配置するか(図9)、あるいは管路17と垂直な横方向に配置するかにより(図2)、補修弁5の開閉が可能とされる。
本実施例1の挿入具は、補修弁5を閉じて縦管3を止水し、その状態で補修弁5から消火栓Hが取り外された後に、補修弁5に取り付けられる。
図3は、図2の挿入具の一部を示す拡大図であり、図4は、図3のA−A断面図である。
本実施例1の挿入具は、補修弁5に着脱可能に取り付けられる取付部材25と、この取付部材25に水密状態で上下動可能に設けられる挿入部材27と、この挿入部材27の下端部に設けられ、内視鏡本体Sを収容可能なホルダー29と、このホルダー29に回転可能に保持される案内部材31とを主要部に備える。
取付部材25は、円筒状とされ、軸線を上下に配置して補修弁5に取り付けられる。
具体的には、取付部材25の上下両端部には、それぞれ径方向外側へ延出してフランジ33,35が形成されている。また、取付部材25の軸方向中途部には、水平に延出して開閉弁37付き排水管39が接続されている。
取付部材25は、その下側のフランジ35が補修弁5の上側のフランジ11に重ね合わされて、ボルト・ナット(不図示)により補修弁5に固定される。この際、補修弁5の上側のフランジ11と取付部材25の下側のフランジ35との間にはシール材(不図示)が配置され、水密で固定される。
取付部材25の上端部には、止水部41が設けられており、この止水部41を介して挿入部材27が取付部材25に水密状態で差し込まれる。
図5は、止水部を示す概略図である。
止水部41は、取付部材25の上端部に載せ置かれる蓋体43と、この蓋体43に設けられるパッキン45と、このパッキン45を固定するパッキン押え47とを有する。蓋体43は、略円板形状とされ、取付部材25の上端部に載せ置かれて取付部材25のフランジ33にボルト(不図示)で固定される。また、蓋体43の中央部には、軸方向に沿って段付き穴49が貫通して形成されている。この段付き穴49の内、上側の大径穴49aにパッキン45が収容される。
本実施例のパッキン45は、複数のシール材51により構成される。各シール材51は、同一形状とされ、それぞれ合成樹脂により形成されている。また、各シール材51は、V字形状断面で円環状に形成されており、この各シール材51の中央穴に後述するように挿入部材27が通される。
各シール材51には周方向の一部に、斜めに切込みが入れられて切断されており、この切込みを利用して、挿入部材27の外周面から各シール材51の着脱が可能とされる。
各シール材51は、そのV字形状の開口を下方へ向けて重ね合わされる。なお、上下に隣接する各シール材51は、前記斜めの切込みの向きが逆方向とされている。
具体的には、図5において、上下両端部と中央部の三つのシール材51Aは、右下へ向けて切込み51aが入れられており、それらの間の二つのシール材51Bは、右上へ向けて切込みが入れられている。なお、図示例では、上下両端部と中央部の三つのシール材51Aの切込み51aと、それらの間の二つのシール材51Bの切込みとは直径方向に対向して配置されており、シール材51Bの切込みは図5において図示されていない。
そして、そのように重ね合わされたシール材51の上下両端部には、アダプタ53,55が重ね合わされる。下部のアダプタ55は、シール材51と略同径の円環状であり、下端面が水平面に形成され上端部が山形に上方へ突出した断面形状の円環状である。
この上方への突出部に一番下側のシール材51のV字形状溝が配置される。
一方、上部のアダプタ53は、シール材51と略同径の円環状であり、上端面が水平面に形成され、下端部は、山形に上方へ凹んで形成された断面形状の円環状である。この上方への凹部に、一番上側のシール材51のV字形状の凸部が配置される。
このようにして、上下にアダプタ53,55を配置された重合状態のシール材51,51,…は、全体として円筒形状とされ、蓋体43の大径穴49aに保持される。
そして、上下にアダプタ53,55を配置された重合状態のシール材51,51,…の上方から段付き円筒状のパッキン押え47が載せ置かれて、蓋体43にパッキン押え47がネジ(不図示)で固定される。
これにより、シール材51が蓋体43に対して位置決めされて保持される。
挿入部材27は、細長い円筒形状とされ、蓋体43の段付き穴49の内、下側の小径穴49bに対応した外径とされる。
挿入部材27は、止水部41の蓋体43の段付き穴49に差し込まれて、水密状態で取付部材25に上下に進退可能に設けられる。
つまり、挿入部材27は、パッキン押え47の中央穴、およびシール材51の中央穴に差し込まれて取付部材25内へ導入される。この状態では、蓋体43の内周面と、挿入部材27の外周面との間がパッキン45により水密状態に維持され、しかも挿入部材27は、蓋体43および取付部材25に対して上下に進退可能である。
また、挿入部材27の上端部には、水平に延出して開閉弁59付き排水管61が接続されている。
挿入部材27の下端部には、図3に示すように、前後方向に貫通してピン穴63が形成されている。本実施例では、挿入部材27の下端部には、ピン穴63が4個形成されており、2個のピン穴63,63同士がそれぞれ同軸上に配置されている。また、一方の同軸上に配置された一対のピン穴63Aと、他方の同軸上に配置された一対のピン穴63Bとは左右方向にズレていると共に、上下方向にもズレて形成されている。
図6は、本実施例のホルダーおよび案内部材を示す図であり、案内部材がホルダーに対して傾斜している状態を示す斜視図である。
図7は、本実施例のホルダーおよび案内部材を示す図であり、案内部材がホルダーに対して垂下した状態を左側(背面側)から見た斜視図である。
ホルダー29は、細長い筒形状とされ、挿入部材27の下端部に着脱可能に取り付けられる。本実施例では、ホルダー29は、金属製の円筒形状とされ、その上端部は、若干縮径して上方へ円筒状に突出しており、挿入部材27へ差し込まれる差込部67とされている。なお、差込部67の前後端部は、矩形状の平坦面67aに形成されている。
差込部67には、前後方向に貫通して4個のピン穴69が形成されている。この各ピン穴69は、差込部67が挿入部材27の下端部にはめ込まれた際に、挿入部材27の前記各ピン穴63と対応する位置に形成されている。
本実施例では、ホルダー29の外径は、挿入部材27の外径とほぼ同じとされている。
ホルダー29の下端部には、下方へ開口する矩形状の切欠き部71が形成されている。具体的には、ホルダー29の下端部には、図3および図6において、その周側壁の右部分が上下方向に沿って切り欠かれて切欠き部71が形成されている。これにより、ホルダー29の下端部は、図4に示すように、横断面略C字形の溝状に形成されている。
なお、このホルダー29に形成された切欠き部71の前後寸法xは、内視鏡本体Sの外径より若干大径とされる。
また、ホルダー29の下端部には、切欠き部71に対向する位置に、矩形状の貫通穴73が形成されている。
このホルダー29の下端部に、案内部材31が回動可能に保持される。
案内部材31は、断面略円弧状で細長く、換言すれば、断面略円弧状の溝形に形成されている。また、案内部材31の先端部31aは、略四分の一の球面状に形成されており、先端側へ行くに従って幅が細くなるように形成されている。具体的には、案内部材31の先端部31aは、スプーンの先端形状に形成されている。
本実施例では、案内部材31の基端部は、その前後両端辺が切り欠かれて、先端側より若干溝が浅く形成されており、ホルダー29内に差し込み可能な大きさとされる。
案内部材31は、ホルダー29の下端部に配置されてピン75によりホルダー29に回動可能に取り付けられる。
本実施例では、案内部材31は、その円弧状溝77を右側へ向けた状態で、基端部がホルダー29の溝状下端部79内に配置される。
そして、案内部材31の基端部の前後各端部(開放両端部)と、ホルダー29の溝状下端部79の前後各端部とを架け渡すように、前後方向に沿ってそれぞれピン75,75が設けられ、案内部材31の基端部が、ホルダー29の下端部に回動可能に保持される。
具体的には、案内部材31の基端部の前後各端部に、前後方向外側へ突出してピン75がそれぞれ設けられ、この各ピン75の先端部がホルダー29の溝状下端部79の前後両端部に形成された各穴81に回転可能にはめ込まれて、案内部材31がホルダー29に取り付けられる。
本実施例では、案内部材31は、ホルダー29の切欠き部71とは逆側の内周面に近接して配置される。つまり、案内部材31は、図2および図3において、ホルダー29の左側に近接して配置される。また、本実施例では、各ピン75は、ホルダー29の軸心より左側へ配置されている。
このようにホルダー29に取り付けられた案内部材31は、垂下した状態において、ホルダー29の下端部より下方へ延出している。また、案内部材31は、垂下した状態においてその円弧状溝77が上下方向に沿って配置される。
ところで、案内部材31の基端部には、板状の当接部材85が溶接により一体的に取り付けられている。
本実施例では、案内部材31の基端部の幅方向中央部(前後方向中央部)に、案内部材31の円弧状溝77の開口側へ突出して三角形板状の当接部材85が固定されている。
具体的には、案内部材31がホルダー29に対して垂下した状態において、案内部材31の前後方向中央部から右側へ突出して当接部材85が設けられている。
換言すれば、図4に示す平面視において、案内部材31の幅方向中央部に、その接線方向に対して垂直方向で、かつ、ピン75側へ突出して、当接部材85が設けられている。
この当接部材85の一部または全部は、ピン75より上方へ配置されている。換言すれば、当接部材85の一部または全部より下方位置にピン75が設けられて、案内部材31がホルダー29に回動可能に保持される。
本実施例では、案内部材31が垂下した状態において、当接部材85の一部がピン75より上方へ配置されている。具体的には、案内部材31が垂下した状態において、当接部材85の内、下方へ行くに従って右側へ傾斜する傾斜辺85aが、ピン75より上方に配置されている。本実施例では、当接部材85は、傾斜辺85aに連続して、下方へ行くに従って左側へ傾斜する傾斜辺85bを有する。
また、当接部材85の頂点は、ピン75とほぼ同じ左右位置に配されている。
本実施例では、案内部材31とホルダー29とを連結するピン75が折れるなどして破損した場合でも、ホルダー29からの案内部材31の脱落防止が図られている。
具体的には、案内部材31の基端部外周面には、その前後方向中央部に、略コ字形の第一係止具89が左側(図7において右側)へ突出して設けられている。この第一係止具89は、案内部材31がホルダー29に対して垂下した状態において、その一部がホルダー29の貫通穴73内へ突入して配置されている。また、ホルダー29の下端部内周面には、貫通穴73の直下に、略U字形の第二係止具91が右側(図7において左側)へ突出して設けられている。そして、この第一係止具89と第二係止具91とを架け渡すように、細長い金属線材93が取り付けられる。金属線材93は、その一端部が第一係止具89に巻着されて取り付けられ、他端部が第二係止具91に上下動可能に通されている。この金属線材93の他端93aは、逆向きT字状に形成されており、これにより金属線材93は、第二係止具91から抜け出すことがなく、案内部材31とホルダー29とを連結している。
ホルダー29は、その差込部67が挿入部材27の下端部にはめ込まれてピン95により挿入部材27に固定される。
具体的には、図6に示すように、挿入部材27の下端部に、ホルダー29の差込部67をはめ込み、挿入部材27のピン穴63とホルダー29の差込部67のピン穴69が前後方向に一致するように周方向にまわして位置決めを行い、丸棒状のピン95を前後方向に沿って各ピン穴63,69にそれぞれ差し込む。
このピン95の一端部には、周方向に沿って環状溝97が形成されており、他端部には、径方向外側へ突出してツバ部99が形成されている。ピン95が挿入部材27およびホルダー29にはめ込まれた状態では、ピン95の環状溝97が、挿入部材27の外周面より若干外側に配置される。そして、挿入部材27の外周面に沿ってピン95の環状溝97に係止材101がはめ込まれることで、ツバ部99と係止材101によりピン95の軸方向の移動が規制され、ひいては挿入部材27にホルダー29が固定される。本実施例では、係止材101として、Eリングが使用される。
このように、挿入部材27に設けられたホルダー29は、図2および図3に示すように、取付部材25内に収容され、取付部材25の上端部まで引き上げられた状態において、ホルダー29および案内部材31は取付部材25から下方へ延出しない。
ところで、挿入部材27に取り付けられるホルダー29内には、カメラが搭載された内視鏡本体Sが予めそのヘッドを下方へ向けて配置される。
本実施例では、内視鏡本体Sは、略円柱形状とされ、その中央部にレンズが配置され、その周囲に複数の照明用のLEDが設けられたカメラヘッドとされている。また、内視鏡のケーブルCは、可撓性を有すると共に、比較的剛性を有したものとされ、外周面が滑らかとされている。
取付部材25内にホルダー29が収容された状態では、内視鏡本体Sは、案内部材31より上方に配置される。
また、内視鏡のケーブルCは、挿入部材27の上端部に設けられる止水部105を介して挿入部材27およびホルダー29内に導入されている。
本実施例では、挿入部材27の上端部に径方向外側へ延出してフランジ107が形成されており、この挿入部材27の上端部に止水部105が載せ置かれて固定される。
止水部105は、挿入部材27の上端部に載せ置かれる蓋体109と、この蓋体109に設けられるパッキン111と、このパッキン111を位置決め固定するパッキン押え113とを有し、取付部材25の上端部に設けられた止水部41と同様の構成であるので、詳細は省略する。
内視鏡のケーブルCは、パッキン押え113の中央穴およびパッキン111を構成するシール材115の中央穴に差し込まれて、挿入部材27内へ導入される。この状態では、蓋体109の内周面と、内視鏡のケーブルCの外周面との間が水密状態に維持され、しかも蓋体109および挿入部材27に対してケーブルCが上下に進退可能とされる。
また、本実施例では、内視鏡のケーブルCは、ホルダー29の差込部67に通される際、ピン95によりホルダー29内の左側に寄せられており、内視鏡本体Sもホルダー29内の左側に近接または当接して配置される。
内視鏡のケーブルCは、挿入部材27の外部においてドラムに巻かれており、その端部には、内視鏡本体Sからの映像を映し出すモニターや録画機器が設けられている。
また、挿入部材27の上端部に形成されたフランジ107には、棒状のハンドル117の一端部が固定されて、ハンドル117が水平に保持されている。図示例では、フランジ107に二本のハンドル117が設けられている。
次に、本実施例の挿入具により、不断水で内視鏡を配水管1内に送り、管内を調査する方法について説明する。
図2に示すように、取付部材25を補修弁5に固定した後、補修弁5を開ける。これにより、補修弁5を介して取付部材25および挿入部材27内に水が進入する。
取付部材25と挿入部材27との間、および挿入部材27と内視鏡のケーブルCとの間は、パッキン45,111によりそれぞれ封止されていることで、外部に対する水密性が維持され、水が外部に漏れ出ることはない。
なお、取付部材25および挿入部材27の排水管39,61の各開閉弁37,59は閉鎖状態とされる。
そして、補修弁5を開けた状態で、挿入部材27を取付部材25に対して下方へ押し込んでいく。この際、内視鏡本体Sが案内部材31の上方位置に配置された状態を維持するように、挿入部材27と共に内視鏡のケーブルCも下方へ押し込んでいく。
なお、内視鏡を配水管1の下流側(図2において右側)へ送り込みたい場合には、案内部材31の溝77を右側へ向けた状態で挿入部材27を取付部材25に対してまっすぐに押し込んでいけばよい。
図8は、図2の状態から挿入部材が押し込まれ、さらに、内視鏡のケーブルをホルダーに対して少し押し込み、ホルダーに対して案内部材が傾斜した状態を示す図である。
挿入部材27および内視鏡のケーブルCを押し込んでいくことで、図8に示すように、内視鏡本体Sを収容したホルダー29は、補修弁5のボール9の貫通穴19および縦管3を通って配水管1内へ進入する。
挿入部材27および内視鏡のケーブルCを押し込んでいき、モニターにより案内部材31の先端部31aが管底に近づいたことを確認したら、挿入部材27の押し込みを一旦止める。そして、挿入部材27およびホルダー29に対して内視鏡のケーブルCを少し押し込む。これにより、内視鏡本体Sは、挿入部材27およびホルダー29に対して下方へ移動し、案内部材31の円弧状溝77内へ進入して、当接部材85に当接する。
内視鏡本体Sが当接部材85の傾斜した一端辺85aに当接して当接部材85を押圧することで、案内部材31は、ピン75回りに回動し、その先端部31aが右側へ移動して若干傾斜した状態となる。
そして、内視鏡本体Sが当接部材85の一端辺85aに当接した状態では、案内部材31は傾斜した状態が維持される。
本実施例では、内視鏡本体Sが当接部材85の一端辺85aに当接して、案内部材31が若干傾斜した状態においても、案内部材31はホルダー29の下端部より下方へ延出している。このように、案内部材31が傾斜した状態で、再び挿入部材27および内視鏡のケーブルCを下方へ押し込む。
図9は、ホルダーの下端部が配水管の管底に到達した状態を示す図である。
また、図10は、図9の一部を示す拡大図である。
図8に示すように、案内部材31を傾斜させた状態で、挿入部材27および内視鏡のケーブルCをさらに下方へ押し込むと、案内部材31の先端部31aが管底に接触する。案内部材31の先端部31aが管底に接触した後、さらに、挿入部材27およびケーブルCを下方へ押し込むと、案内部材31はさらに回動して展開し、図9および図10に示すように、案内部材31の先端部31aが管底に接地した状態でホルダー29の下端部が管底に到達する。
ホルダー29の下端部が管底に接触した状態では、挿入部材27をそれ以上押し込むことができない。そして、この状態では、案内部材31の先端部31a外面も管底に接触しており、案内部材31の先端は、管底とほぼ平行に水平状態に配置される。
本実施例では、内視鏡本体Sが当接部材85に当接して、案内部材31が若干傾斜した状態においても、案内部材31がホルダー29の下端部より下方へ延出していることで、ホルダー29の下端部が管底に到達した状態において案内部材31が充分に展開することができる。
なお、案内部材31は、ホルダー29に対して展開する際、その基端部がホルダー29の貫通穴73に突入する。
このように、ホルダー29の下端部が管底に到達した状態で、挿入部材27の上下動を規制する。
本実施例では、図2に示すように、挿入部材27が取付部材25に挿入される際に、予め、止水部41の蓋体43に二本の棒材121,121を立設しておき、この棒材121に板材123を略水平に取り付けておく。この板材123には、挿入部材27が通される穴123aが形成されており、挿入部材27は、板材123の穴123aに通された状態で取付部材25内に挿入される。
そして、ホルダー29の下端部が管底に当接した状態において、図9に示すように、挿入部材27に二割可能な環状のリング125が装着されて挿入部材27に固定される。この際、リング125は、板材123の直下に配置されるように挿入部材27に固定される。
このような構成により、挿入部材27が水圧により上昇しようとしても、リング125が板材123に当接することで、挿入部材27の上動が規制される。
このように、挿入部材27が、取付部材25に対して上下動が規制された状態において、内視鏡本体Sの映像を見ながらケーブルCを操作して、内視鏡本体Sを配水管1の管路に沿って進行させる。内視鏡本体Sからの映像は、モニターに映し出され、配水管1内の状況を確認することができる。また、録画機器により映像を保存することも可能となる。
配水管1の下流側の調査が終了したなら、挿入部材27の規制を解除し、ホルダー29,案内部材31および内視鏡を取付部材25内まで引き上げて補修弁5を閉じればよい。この際、ホルダー29内に内視鏡本体Sを収容した後に、挿入部材27を引き上げることで、挿入する場合と同様に、案内部材31がホルダー29に対して垂下した状態で、補修弁5のボール9の貫通穴19を通過することができる。
なお、配水管1の下流側の調査終了後、ホルダー29および内視鏡を若干引き上げ、挿入部材27を180度回転させて、続けて上流側の調査を行うようにしてもよい。
実施例1における挿入具は、比較的小径な内視鏡本体Sを管内へ送り込むのに好適に使用される。次に、比較的大径な内視鏡本体Sを管内へ送り込むのに好適に使用される挿入具について説明する。
図11は、本発明の挿入具の実施例2を示す図であり、ホルダーと案内部材を示す縦断面図であり、図12は、図11のB―B断面図である。
本実施例2の挿入具は、基本的には、前記実施例1と同様の構成であり、取付部材や挿入部材などは前記実施例1と同様の構成である。
よって、以下においては、前記実施例1と異なる部分を中心に説明し、同じ部材には同じ符号を付して説明する。
本実施例2における当接部材131は、湾曲した丸棒状とされ、案内部材31の基端部に固定されている。具体的には、当接部材131は、ピン75より上方位置で、案内部材31の基端部の前後方向中央部内面に沿って配置されて固定されている。
また、本実施例2では、挿入部材27に形成される切欠き部71が、前記実施例1に比べて上下に長く形成されている。具体的には、案内部材31が垂下した状態において、案内部材31の基端と、切欠き部71の上辺との距離yが、前記実施例1に比べて長く形成されている。
本実施例2では、ホルダー29の溝状下端部79に、誘導部材133が固定されている。具体的には、誘導部材133は、湾曲した丸棒状とされ、ホルダー29の下端部の貫通穴73の直上に、ホルダー29の内周面に沿って固定されている。
このような構成の本実施例2の挿入具は、前記実施例1と同様に、取付部材25が補修弁5に取り付けられて使用される。この際、ホルダー29には、予め、内視鏡本体Sがそのヘッドを下方へ向けて配置される。本実施例2では、内視鏡本体Sは、ホルダー29の溝状下端部79に配置される。なお、取付部材25内にホルダー29が収容された状態では、内視鏡本体Sは、誘導部材133より上方に配置されている。
そして、挿入部材27および内視鏡のケーブルCを押し込み、案内部材31の先端部31aが管底に近づいたことをモニターにより確認したなら、挿入部材27および内視鏡のケーブルCの押し込みを一旦止めて、内視鏡のケーブルCを挿入部材27およびホルダー29に対して少し押し込む。
これにより、内視鏡本体Sが、挿入部材27およびホルダー29に対して下方へ移動する。この際、本実施例2では、内視鏡本体Sは誘導部材133を乗り上げることで、図11において、若干右斜め下側へ向いて下方へ移動する。そして、さらに内視鏡本体Sが下方へ移動することで、内視鏡本体Sが当接部材131に当接して当接部材131を押圧し、案内部材31が若干傾斜する。
このように、案内部材31を傾斜させた状態で、前記実施例1と同様に、挿入部材27および内視鏡のケーブルCを押し込み、案内部材31の先端部31aを管底に接触させて案内部材31をホルダー29に対して展開させていき、挿入部材27の下端部を管底に到達させて、挿入部材27の上下動を規制し、内視鏡本体Sを管内へ送り込んで調査を行えばよい。
本発明の挿入具は、上記各実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記各実施例では、ホルダー29と挿入部材27とを別物品としたが、一体であっても構わない。また、挿入部材27は、上記各実施例では、1本で構成されたが、複数本を着脱可能に連結して使用する構成であってもよい。この際、連結する本数を適宜調整でき、その最上段の挿入部材にケーブルが通される止水部が設けられるようにすればよい。
また、上記各実施例では、案内部材31は、断面略円弧状の溝形とされたが、断面略U字状、C字状およびコ字状などの溝形でもよい。
また、上記各実施例では、本発明の挿入具が補修弁に取り付けられて使用される場合について説明したが、取付部材の下端部の形状を適宜変更することで、消火栓や分水栓などの縦管部からも内視鏡を管内へ送り込むことが可能である。
さらに、水密状態や気密状態を維持する必要がない場合などには、取付部材を用いず、挿入部材を手で把持して管内へ送り込むようにしてもよい。
また、上記各実施例では、挿入部材が筒状である場合について説明したが、棒状の場合には、上記各実施例と同様に止水部を介して取付部材に挿入部材を水密状態で差し込めばよい。そして、内視鏡のケーブルは、取付部材に別途止水部を設けて、この止水部を介して水密状態で進退可能に取付部材内に導入すればよい。
また、上記各実施例では、本発明の挿入具を用いて内視鏡により配水管内の状況を確認する場合について説明したが、水道管以外でも可能である。たとえば、ガス管などの気体が通される管内調査も可能である。
さらに、上記各実施例では、本発明の挿入具を用いて内視鏡を管内へ送り込む場合について説明したが、内視鏡に換えて、本発明の挿入具により音波検出器、防水マイクや各種センサなどのケーブル付き調査機器を同様に管内へ送り込むことが可能である。つまり、内視鏡本体に換えて各種センサなどの本体を上記各実施例と同様に管内へ送り込むことが可能となる。また、調査機器には採水器も含まれ、本発明の挿入具により管内へ同様に送り込むことが可能である。なお、採水器は、ケーブルが中空のホース状とされ、その採水器本体から採取された水がケーブル内を通されて外部へ排出される。
配水管の縦管部に消火栓が設けられた状態を示す縦断面図である。 本発明の管内調査機器挿入具の実施例1の使用状態を示す図であり、管内調査機器挿入具が補修弁に取り付けられた状態を示す縦断面図である。 図2の管内調査機器挿入具の一部を示す拡大図である。 図3のA−A断面図である。 図2の管内調査機器挿入具の止水部を示す概略図である。 図2の管内調査機器挿入具のホルダーおよび案内部材を示す図であり、案内部材がホルダーに対して傾斜している状態を示す斜視図である。 図2の管内調査機器挿入具のホルダーおよび案内部材を示す図であり、案内部材がホルダーに対して垂下した状態を背面から見た斜視図である。 図2の状態から挿入部材が押し込まれ、さらに、内視鏡のケーブルをホルダーに対して少し押し込み、ホルダーに対して案内部材が傾斜した状態を示す図である。 図8の状態からさらに挿入部材が押し込まれ、ホルダーの下端部が配水管の管底に到達した状態を示す図である。 図9の一部を示す拡大図である。 本発明の挿入具の実施例2を示す図であり、ホルダーと案内部材を示す縦断面図である。 図11のB―B断面図である。
符号の説明
1 配水管
5 補修弁
25 取付部材
27 挿入部材
29 ホルダー
31 案内部材
41 止水部
75 ピン(支軸)
77 円弧状溝
79 溝状下端部
85 当接部材(当接部)
131 当接部材(当接部)

Claims (8)

  1. 管内への調査機器の挿入具であって、
    棒状または筒状の挿入部材の下端部に設けられ、調査機器本体が配置されるホルダーと、
    このホルダーの下端部に回動可能に設けられ、垂下した状態では、ホルダーより下方へ延出する案内部材とを備え、
    前記ホルダーに配置された調査機器本体を、調査機器のケーブルを介して前記ホルダーに対し押し下げることで、調査機器本体により案内部材を前記ホルダーに対して傾斜させる
    ことを特徴とする管内調査機器挿入具。
  2. 管内への調査機器の挿入具であって、
    棒状または筒状の挿入部材の下端部に設けられ、筒状とされると共に、その下端部の周方向一部に下方へ開口して切欠きが形成されたホルダーと、
    このホルダーの下端部に支軸を介して回動可能に保持され、垂下した状態では、ホルダーより下方へ延出し、下端部がホルダーの切欠き側へ回動可能な案内部材と、
    この案内部材に設けられ、案内部材が垂下した状態において前記支軸より上方位置で前記切欠き側へ突出する当接部と
    を備えることを特徴とする管内調査機器挿入具。
  3. 管内への調査機器の挿入具であって、
    棒状または筒状の挿入部材の下端部に設けられ、円筒状とされると共に、その下端部の周方向一部に下方へ開口して切欠きが形成され、調査機器本体が配置されるホルダーと、
    前記切欠きが形成されることで溝状とされた前記ホルダーの下端部に中途が支軸を介して回動可能に保持され、垂下した状態では、ホルダーより下方へ延出する案内部材と、
    この案内部材に、前記支軸より上方位置に前記切欠き側へ突出して設けられる当接部とを備え、
    前記当接部より上方に配置しておいた調査機器本体が、前記ホルダーに対し押し下げられることで、調査機器本体が前記当接部に当接して案内部材の先端部は前記支軸まわりに前記切欠き側へ移動して傾斜し、この傾斜した状態においても案内部材はホルダーより下方へ延出している
    ことを特徴とする管内調査機器挿入具。
  4. 前記当接部は、正面視三角形板状とされる
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の管内調査機器挿入具。
  5. 前記案内部材は、横断面略円弧状とされ、
    前記当接部は、前記案内部材の内周面に周方向に沿うよう湾曲した棒状とされる
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の管内調査機器挿入具。
  6. 前記ホルダーには、案内部材より上方位置に、調査機器本体を下方へ押し込んだ際、調査機器本体を前記ホルダーの切欠き側へ誘導する誘導部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかに記載の管内調査機器挿入具。
  7. 横管から上方へ向けて分岐する縦管部に取り付けられる筒状の取付部材をさらに備え、
    前記挿入部材は、前記取付部材の上部において前記取付部材との隙間が封止されて、前記取付部材に対して上下に進退可能に設けられ、
    調査機器のケーブルは、前記挿入部材の上部において前記挿入部材との隙間が封止されて、前記挿入部材に対して進退可能とされる
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の管内調査機器挿入具。
  8. 前記調査機器は、調査機器本体がカメラを内蔵した内視鏡とされる
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の管内調査機器挿入具。
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