JP2009221791A - 梁間段差解消構造及び梁間段差解消方法 - Google Patents

梁間段差解消構造及び梁間段差解消方法 Download PDF

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Abstract

【課題】隣接する建物ユニットの床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができる梁間段差解消構造及び梁間段差解消方法を得る。
【解決手段】ユニット建物10の下階側に隣接して配置された平行ユニット12の天井大梁26と床大梁40との間には、スーパーポスト50が取り外し可能に装着されている。スーパーポスト50がそれぞれ装着されかつ両者が第1及び第2接続ブラケットを用いて相互に連結された状態では、隣接する天井大梁26間及び床大梁40間に段差は生じていない。この状態で、対角線上に位置する下階側に位置する天井大梁26と上階側に位置する平行ユニット12の床大梁40とが、第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86を介して相互に連結されている。これらのブラケット84、86が装着された後、スーパーポスト50は取り外される。
【選択図】図1

Description

本発明は、梁間段差解消構造及び梁間段差解消方法に関する。
下記特許文献1には、ユニット建物において、隣接する建物ユニットの床大梁間で高さ方向の段差を矯正するための技術が開示されている。簡単に説明すると、各床大梁にはリップ付き溝形鋼が用いられており、各床大梁の上下のリップ部はエンドプレートでそれぞれ連結されている。さらに、対向して配置された各エンドプレートからは水平にブラケットが張り出されており、上下にオーバーラップした範囲で2本の押しボルトと引きボルトで連結されている。そして、押しボルトと引きボルトの螺入量を調節することにより、隣接する床大梁の段差を矯正するというものである。
特開2002−54241号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、段差解消という観点では改良の余地がある。
すなわち、この先行技術では、床段差を解消することのみを目的としているため、隣接する建物ユニットの床段差を解消することはできても、隣接する建物ユニットの天井段差は解消することはできない。このため、天井段差に起因したクロスの切れの発生等については解決することができない。
本発明は上記事実を考慮し、隣接する建物ユニットの床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができる梁間段差解消構造及び梁間段差解消方法を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る梁間段差解消構造は、ユニット建物を構成する第1の建物ユニットの一側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを高さ方向に繋ぐ第1の柱部材と、第1の建物ユニットの前記一側面に隣接して配置された第2の建物ユニットにおける前記一側面との対向側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを前記第1の柱部材との対向位置にて高さ方向に繋ぐ第2の柱部材と、第1の柱部材と第2の柱部材とを連結可能に設けられ、両者を連結することにより第1の建物ユニットの一側面と第2の建物ユニットの対向側面との間で対向して配置された天井大梁間の段差及び床大梁間の段差を減少させ又は解消させる調整手段と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の梁間段差解消構造において、前記第1の柱部材及び前記第2の柱部材は、取外し可能に装着される仮柱として構成されている、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の梁間段差解消構造において、前記第1の建物ユニット及び前記第2の建物ユニットはユニット建物の下階側に配置されると共に、両者の少なくとも一方にはユニット建物の上階側建物ユニットとして第3の建物ユニットが載置され、前記第3の建物ユニットの床大梁と当該床大梁に対して対角線上に位置する第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁とが連結手段によって相互に連結されている、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の梁間段差解消構造において、前記連結手段は、前記第3の建物ユニットの床大梁から張り出された上階側連結部材と、前記第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁から張り出されると共に上階側連結部材が載置されてこれを支持する下階側連結部材と、を含んで構成されている、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載の梁間段差解消構造において、前記上階側連結部材は前記第3の建物ユニットの床大梁に予め工場内で取り付けられていると共に、前記下階側連結部材は前記第2の建物ユニットの天井大梁に予め工場内で取り付けられている、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5記載の梁間段差解消構造において、前記上階側連結部材は第3の建物ユニットの長辺側の床大梁に設けられていると共に、前記下階側連結部材は第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの短辺側の天井大梁に設けられている、ことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の梁間段差解消構造において、前記上階側連結部材の下面と前記下階側連結部材の上面との間には、当該下面と当該上面とが直接こすれた場合に生じるこすれ音を低減するためのこすれ音低減手段が介装されている、ことを特徴とする。
請求項8の発明に係る梁間段差解消構造は、ユニット建物を構成する第1の建物ユニットの一側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを高さ方向に繋ぐ第1の柱部材と、第1の建物ユニットの前記一側面に隣接して配置された第2の建物ユニットにおける前記一側面との対向側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを前記第1の柱部材との対向位置にて高さ方向に繋ぐ第2の柱部材と、第1の柱部材と第2の柱部材とを連結しかつ第1の柱部材と第2の柱部材との相対的な位置関係を水平面内で直交する二方向に調整可能とされ、第1の建物ユニットの一側面と第2の建物ユニットの対向側面との間で対向して配置された天井大梁間の段差及び床大梁間の段差を減少させ又は解消させる調整手段と、を有することを特徴とする。
請求項9の発明に係る梁間段差解消方法は、請求項2記載の第1の柱部材が予め工場内で又は建築地で取り付けられた第1の建物ユニットを下階側に据付けると共に、請求項2記載の第2の柱部材が予め工場内で又は建築地で取り付けられた第2の建物ユニットを第2の柱部材が第1の柱部材と対向するように第1の建物ユニットに隣接して配置し、第1の柱部材と第2の柱部材とを請求項1記載の調整手段によって相互に連結し、請求項3記載の第3の建物ユニットを第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットの少なくとも一方の上に据付け、前記第3の建物ユニットの床大梁と当該床大梁に対して対角線上に位置する第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁とを前記連結手段によって相互に連結し、前記第1の柱部材及び前記第2の柱部材を第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットから撤去する、ことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、第1の建物ユニットの一側面内で上下に対向する天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とは、第1の柱部材で高さ方向に繋がれている。同様に、第2の建物ユニットの対向側面内で上下に対向する天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とは、第2の柱部材で高さ方向に繋がれている。そして、第1の柱部材と第2の柱部材とは対向して配置されており、両者が調整手段によって連結されることにより、天井大梁間の段差及び床大梁間の段差が減少され、又は解消される。
請求項2記載の本発明によれば、第1の柱部材及び第2の柱部材が取外し可能な仮柱として構成されているので、第1の建物ユニットの一側面と第2の建物ユニットの対向側面とを連通する大空間の形成が可能となる。
請求項3記載の本発明によれば、第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットはユニット建物の下階側に配置され、両者の少なくとも一方には上階側建物ユニットとして第3の建物ユニットが載置される。
ここで、第3の建物ユニットの床大梁とこれに対角線上に位置する第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁とが連結手段によって相互に連結されているので、必要最小限の連結手段で下階側の建物ユニットと上階側の建物ユニットとを連結することができる。つまり、仮に第1の建物ユニットと第2の建物ユニットの上面に第3の建物ユニットがそれぞれ据付けられる場合、下階側の第1の建物ユニットの天井大梁、第2の建物ユニットの天井大梁、上階側の一対の第3の建物ユニットの各床大梁といった合計4本の梁の相対的な位置関係を調整しなければならないが、対角線上に位置する一対の天井大梁と床大梁との相対的な位置関係を(連結手段で連結することで)固定してしまえば、残りの対角線上に位置する天井大梁と床大梁との相対的な位置関係も比較的容易な手段で調整(拘束)できる。従って、必要最小限の連結手段で下階側の建物ユニットの天井大梁と上階側の建物ユニットの床大梁との相対的な位置関係を調整することができる。
請求項4記載の本発明によれば、第3の建物ユニットの床大梁からは上階側連結部材が張り出されていると共に、第2の建物ユニットの天井大梁からは下階側連結部材が張り出されており、上階側連結部材を下階側連結部材に載置させて支持させる構成としたので、連結手段を使った梁間の連結(接合)作業を上階側(第3の建物ユニット側)から下向き作業で行うことができる。
請求項5記載の本発明によれば、上階側連結部材を第3の建物ユニットの床大梁に予め工場内で取り付けると共に、下階側連結部材を第2の建物ユニットの天井大梁に予め工場内で取り付けることとしたので、上階側連結部材及び下階側連結部材の建物ユニットへの取付精度が高くなる。また、これらの部材を建築地で取り付ける作業を省くことができる。
請求項6記載の本発明によれば、平面視で第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットと第3の建物ユニットとは直交して配置されることになる。そして、第3の建物ユニットの長辺側の床大梁に上階側連結部材を設定し、第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの短辺側の天井大梁に下階側連結部材を設定したので、相対的に撓み量が大きい長辺側の床大梁に設定された上階側連結部材を相対的に撓み量が小さい短辺側の天井大梁の下階側連結部材に載置させるだけで、長辺側の床大梁の撓みが矯正される。
請求項7記載の本発明によれば、上階側連結部材の下面と下階側連結部材の上面との間に、当該下面と当該上面とが直接こすれた場合に生じるこすれ音を低減するためのこすれ音低減手段を介装したので、両者間に相対変位が生じた場合にこすれ音が小さくなるか全くなくなる。
請求項8記載の本発明によれば、第1の建物ユニットの一側面内で上下に対向する天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とは、第1の柱部材で高さ方向に繋がれている。同様に、第2の建物ユニットの対向側面内で上下に対向する天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とは、第2の柱部材で高さ方向に繋がれている。そして、第1の柱部材と第2の柱部材とは対向して配置されており、両者は調整手段によって連結されている。そして、調整手段を使って、第1の柱部材と第2の柱部材との相対的な位置関係を水平面内で直交する二方向に調整することにより、天井大梁間の段差及び床大梁間の段差が減少され、又は解消される。
請求項9記載の本発明によれば、第1の建物ユニットを下階側に据付けると共にこれに隣接して第2の建物ユニットが据付けられる。なお、第1の建物ユニットの一側面には予め工場内で又は建築地で第1の柱部材が取り付けられると共に、第2の建物ユニットの対向側面には予め工場内で又は建築地で第2の柱部材が第1の柱部材と対向するように取り付けられる。
次いで、第1の柱部材と第2の柱部材とが、請求項1記載の調整手段によって相互に連結される。これにより、第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットの一側面と対向側面との間で、天井大梁の高さ調整及び床大梁の高さ調整が完了する。
次いで、請求項3記載の第3の建物ユニットが、第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットの少なくとも一方の上に据付けられる。
次いで、第3の建物ユニットの床大梁と当該床大梁に対して対角線上に位置する第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁とが連結手段によって相互に連結される。
その後、第1の柱部材及び第2の柱部材が、第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットから撤去される。第1の柱部材及び第2の柱部材が撤去されると、天井大梁や床大梁が撓もうとするが、連結手段によって既に対角線上に位置する梁同士が相互に連結された状態にあるため、隣接する床大梁間及び天井大梁間に段差は殆ど生じないか全く生じない。
請求項1記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、隣接する建物ユニットの床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、隣接する建物ユニットの床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消しつつ、大空間を形成することができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、少ない部品点数で効率良く上下階の梁間の連結及び相対的な位置関係の調整を行うことができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、梁間の連結(接合)作業性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、上階側連結部材及び下階側連結部材の取付精度を向上させることができると共に建築地での現場作業を削減して施工効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットと第3の建物ユニットとが平面視で直交配置された場合の撓みの矯正を容易に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項7記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、強風時等において上階側連結部材の下面と下階側連結部材の上面との間に相対変位が生じたとしても、静粛性を保つことができるという優れた効果を有する。
請求項8記載の本発明に係る梁間段差解消構造は、隣接する建物ユニットの床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができるという優れた効果を有する。
請求項9記載の本発明に係る梁間段差解消方法は、隣接する建物ユニットの床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図17を用いて、本発明に係る梁間段差解消構造及び梁間段差解消方法の第1実施形態について説明する。
図4には、ユニット建物の概略平面図が示されている。この図に示されるように、ユニット建物10は、桁方向を長手方向として配置された複数の平行ユニット12と、これらの平行ユニット12に隣接しかつ直交して配置された複数の直交ユニット14と、を含んで構成されている。なお、この実施形態では、平行ユニット12及び直交ユニット14はいずれも箱型ユニットとされているが、住宅プランに応じてハーフサイズ等の種々のサイズの箱型ユニット並びにカットユニット等の異形ユニットが使用される。
図3には、上記平行ユニット12の一部拡大斜視図が示されている。この図に示されるように、平行ユニット12は、四隅に立設された4本の柱18と、これらの柱18の上端部同士を連結しユニット天井を形成する天井パネル20と、柱18の下端部同士を連結しユニット床を形成する床パネル22と、によってその躯体が構成されている。
天井パネル20は、平面視で矩形枠状に形成された天井フレーム24と、この天井フレーム24の下面側に野縁19(図2参照)を介して取り付けられた天井面材21と、を含んで構成されている。さらに、天井フレーム24は、溝形鋼によって構成された長短二種類の天井大梁26、28と、長辺側の天井大梁26間に所定間隔で配置された複数の天井小梁29とを備えている。
柱18は断面形状が方形の鋼管柱によって構成されており、その上端開放部には方形のプレート30が被嵌されて溶接されている。複数の柱18が隣接して配置される柱集合部においては、隣接する柱18の上端部同士が、図示しない鋼板製のドッキングプレート(連結部材)によって相互に連結されている。これにより、平行ユニット12及び直交ユニット14は、上下左右に相互に連結されている。
なお、床パネル22側も天井パネル20側と同様に構成されており、長短二種類の床大梁40、41と、複数の床小梁43とを含んで構成された床フレーム42を備えている。床フレーム42の上面には、根太44(図2参照)を介して床面材46が敷設されている。なお、図2の符号49は間仕切りである。
また、対向する天井大梁26間には所定幅の隙間47(図1参照)が形成されている。同様に、対向する床大梁40間には所定幅の隙間48(図1参照)が形成されている。下階側の天井大梁26間の隙間48は上階側の床大梁40間の隙間47と相互に連通されている。
図1には、本実施形態に係る梁間段差解消構造の要部を示す縦断面図が示されている。また、図2には、当該梁間段差解消構造の要部の分解斜視図が示されている。これらの図に示されるように、下階側に配置された第1の建物ユニットとしての一方の平行ユニット12の一側面及びこれに隣接して下階側に配置された第2の建物ユニットとしての他方の平行ユニット12の対向側面には、スーパーポスト50がそれぞれ配設されている。なお、一方のスーパーポスト50が本発明の第1の柱部材に相当し、他方のスーパーポスト50が本発明の第2の柱部材に相当する。また、図1において上階側の一対の平行ユニット12が本発明における第3の建物ユニットに相当する。
図1及び図5に示されるように、スーパーポスト50は、平面視で方形の鋼管柱によって構成されたポスト本体52と、このポスト本体52の上端部半面に溶接された上端取付部54と、ポスト本体52の下端部半面に溶接された下端取付部56と、ポスト本体52の上端部の残りの半面に装着された第1接続ブラケット58(又は第2接続ブラケット60)と、によって構成されている。
上端取付部54は側面視でL字状に形成されており、ポスト本体52の長手方向に沿って垂直に延出された垂直部54Aと、この垂直部54Aの下端から天井大梁26側へ直角に屈曲された水平部54Bと、によって構成されている。垂直部54Aは平行ユニット12の天井大梁26のウェブ26Aにボルト62及びナット64で取り外し可能に締結固定されている。
同様に、下端取付部56は側面視で上下逆向きのL字状に形成されており、ポスト本体52の長手方向に沿って垂直に延出された垂直部56Aと、この垂直部56Aの上端から床大梁40側へ直角に屈曲された水平部56Bと、によって構成されている。垂直部56Aは上端取付部54の垂直部54Aよりも長く、平行ユニット12の床大梁40のウェブ40Aに上下二箇所でボルト66及びナット68により取り外し可能に締結固定されている。
図5〜図7に示されるように、第1接続ブラケット58は、ポスト本体52の側面に沿って延在しかつ当接状態で配置される基部58Aと、この基部58Aの片面に溶接により固定されたL字状の連結部58Bと、基部58Aの上端部に連結部58Bと反対側へ延出されるフランジ部58Cと、上端部がフランジ部58Cに固着されると共に基部58Aに対して平行に延在する挿し込み部58Dと、を備えている。基部58Aは挿し込み部58Dの板厚に対して充分に厚く設定されている。また、挿し込み部58Dと基部58Aとの間にはポスト本体52の板厚よりも若干広い隙間70が形成されており、この隙間70からポスト本体52の側壁部に挿し込まれるようになっている。さらに、挿し込み部58Dの上下端近傍にはウエルドナット72が溶着されており、基部58Aにも同軸上にボルト挿通孔74が形成されている。また、連結部58Bは、底壁部58B1及びこの底壁部58B1の幅方向端部に直交して配置される縦壁部58B2によって構成されている。底壁部58B1の中央部には長孔76が形成されている。
第2接続ブラケット60も、第1接続ブラケット58と同様に構成されている。なお、第2接続ブラケット60の各要素の名称は第1接続ブラケット58の各要素と同一の名称を用いるものとし、符号は第1実施形態のときと同様の枝番とする。また、縦壁部60B2の上下二箇所には、ウエルドナット78(図7(B)参照)が溶着されている。
上述したスーパーポスト50を天井大梁26及び床大梁40間に装着した状態では、上端取付部54の水平部54B上に天井大梁26の下フランジ26Bが当接され、下端取付部56の水平部56B上に床大梁40の上フランジ40Bが当接されている。換言すれば、鋼管柱であるポスト本体52の高さと上端取付部54の水平部54Bの板厚と下端取付部56の水平部56Bの板厚とを足した長さが、天井大梁26及び床大梁40の対向面間の正規の距離に等しくなるようにスーパーポスト50の各部の寸法が設定されている。その意味では、ポスト本体52は、一種の定尺として機能している。この状態で、連結ボルト79が第1接続ブラケット58及び第2接続ブラケット60の各長孔76内に上方側から挿入されてナット81が螺合されることにより、相対する2本のスーパーポスト50が相互に連結されている。なお、ナット81はウエルドナットとしてもよい。また、第1接続ブラケット58、第2接続ブラケット60、連結ボルト79、ナット81が請求項1記載の本発明における調整手段に相当する。
なお、上記スーパーポスト50は、上下に対向する天井大梁26のウェブ26A及び床大梁40のウェブ40Aを結ぶ線よりもユニット内方側へ進入した状態でセットされるため、図10等に示されるように、天井面材21及び野縁19並びに床面材46及び根太44にはポスト本体52を嵌入させるための矩形状の天井切欠部80、床切欠部82がそれぞれ形成されている。
さらに、図1に示されるように、対角線上(図1の右下)に配置される下階側の平行ユニット12の天井大梁26と上階側(図1の左上)の平行ユニット12の床大梁40とは、第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86によって相互に連結されている。
図8に示されるように、第1梁接合ブラケット84は、側面視でアングル状に形成されており、正面視では左右方向を長手方向とする矩形状に形成されている。具体的には、第1梁接合ブラケット84は、下階側の平行ユニット12の天井大梁26のウェブ26Aの上部にボルト88及びナット90で固定される縦壁部84Aと、基端部が縦壁部84Aの上端部に溶接されかつ天井大梁26と反対側へ水平に延出された頂壁部84Bと、これらの縦壁部84A及び頂壁部84Bの両側部に溶接により固定された左右一対の側壁部84Cと、によって構成されている。縦壁部84Aには左右一対のボルト挿通孔92が形成されている。また、頂壁部84Bの中央前側には別のボルト挿通孔94が形成されている。
一方、第2梁接合ブラケット86は、側面視でL字状に形成されており、正面視では上下方向を長手方向とする矩形状に形成されている。具体的には、第2梁接合ブラケット86は、上階側の平行ユニット12の床大梁40のウェブ40Aの高さ方向の全面にボルト96及びナット98で固定される縦壁部86Aと、基端部が縦壁部86Aの下端部に溶接されかつ床大梁40と反対側へ水平に延出された底壁部86Bと、これらの縦壁部86A及び底壁部86Bの両側部に溶接により固定された左右一対の側壁部86Cと、によって構成されている。縦壁部86Aには上下一対のボルト挿通孔100が形成されている。また、底壁部86Bの中央前側には別のボルト挿通孔102が形成されている。
上述した第1梁接合ブラケット84が下階側の平行ユニット12の天井大梁26のウェブ26Aに固定されると共に、第2梁接合ブラケット86が上階側の平行ユニット12の床大梁40のウェブ40Aに固定された状態では、第2梁接合ブラケット86の底壁部86Bが第1梁接合ブラケット84の頂壁部84Bに上方に位置されており、所定代重合されている。そして、同軸上に配置されたボルト挿通孔102、94内へブラケット上方側から連結ボルト104を挿入し、裏面側からナット106で固定することにより、床大梁40と天井大梁26とが相互に連結されている。なお、ナット106はウエルドナットとしてもよい。
また、上階側の床大梁40の下フランジ40Cと下階側の天井大梁26の上フランジ26Cとの間には所定厚さのプレート107が介装されており、このプレート107の配置位置で図示しないボルト及びナットにより床大梁40の下フランジ40Cと天井大梁26の上フランジ26Cとが締結(連結)されている。その意味では、プレート107は上階側の床大梁40の下フランジ40Cと下階側の天井大梁26の上フランジ26Cとを上下方向に連結する連結手段として把握できる。
(作用・効果)
次に、本実施形態に係る梁間段差解消方法について説明し、その説明を通して本実施形態の作用並びに効果について説明する。
まず、図2に示されるように、隣り合う平行ユニット12の一側面にスーパーポスト50が取り付けられる。この際、スーパーポスト50のポスト本体52の下端部は床パネル22の床切欠部82に嵌合させると共に、ポスト本体52の上端部は天井パネル20の天井切欠部80に嵌合させる。ポスト本体52をセットした後、上端取付部54の垂直部54Aが天井大梁26のウェブ26Aにボルト及びナットで締結固定されると共に、下端取付部56の垂直部56Aが床大梁40のウェブ40Aにボルト62及びナット64で締結固定される。なお、この作業は予め工場内で行われる。
次に、図5〜図7に示されるように、各ポスト本体52の上端部に第1接続ブラケット58、第2接続ブラケット60がそれぞれ挿し込まれる。挿し込み後、基部58A側からボルト71が挿入されてウエルドナット72に螺合されることにより、第1接続ブラケット58、第2接続ブラケット60がポスト本体52の上部にそれぞれ固定される。その後、第1接続ブラケット58の連結部58Bと第2接続ブラケット60の連結部58Bとが重合された状態で連結ボルト79が長孔76内へ挿入され、その貫通端部にナット81が螺合される。これにより、隣り合う平行ユニット12における天井大梁26及び床大梁40間の距離が等しくなるように調整される。
次に、図1、図10、図11に示されるように、対角線上に位置する下階側の平行ユニット12の天井大梁26に第1梁接合ブラケット84が取り付けられると共に、上階側の平行ユニット12の床大梁40に第2梁接合ブラケット86が取り付けられる。そして、第2梁接合ブラケット86の底壁部58B1を第1梁接合ブラケット84の頂壁部84B上に載置させ、双方のボルト挿通孔92、100内へ上階側から連結ボルト104が挿入され、ナット106が螺合されることにより、一対の床大梁40及び一対の天井大梁26間の接合及び連結がなされる。
次に、図12、図13に示されるように、仮柱であるスーパーポスト50が平行ユニット12から撤去される。スーパーポスト50が撤去されると、下階側の平行ユニット12の天井大梁26が撓もうとするが、第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86によって、対角線上に配置された下階側の天井大梁26と上階側の床大梁40とが拘束されると共に、上階側の床大梁40に下階側の他方の天井大梁26がプレート107を介して上下方向に連結されているので、いずれの天井大梁26及び床大梁40も不揃いに撓むことはない。つまり、上下左右に隣接する平行ユニット12の撓み性状が同一になる。その後、天井塞ぎ部材108及び床塞ぎ部材110が天井面材21及び床面材46にそれぞれ嵌め込まれる。
このように本実施形態では、隣接する平行ユニット12の天井大梁26の略中間部と床大梁40の略中間部との間にスーパーポスト50をそれぞれ装着させると共に、対向するスーパーポスト50の高さ方向中間部に設けられた第1接続ブラケット58と第2接続ブラケット60とを連結ボルト104及びナット106で締結固定したので、隣接する天井大梁26及び床大梁40は同じ高さに配置される(撓み性状は同一になる)。従って、天井大梁26間の段差及び床大梁40間の段差が減少され、又は解消される。その結果、本実施形態によれば、隣接する平行ユニット12の床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができる。
また、本実施形態では、スーパーポスト50を仮柱とし取り外し可能としたので、隣接する平行ユニット12の床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消しつつ、隣り合う平行ユニット12の内部空間を相互に連通する大空間の形成が可能となる。
さらに、本実施形態では、上階側の平行ユニット12の床大梁40とこれに対角線上に位置する下階側の平行ユニット12の天井大梁26とが第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86によって相互に連結されているので、必要最小限の連結手段で下階側の平行ユニット12と上階側の平行ユニット12とを連結することができる。つまり、仮に図1に示されるように、4個の平行ユニット12が上下左右に隣接して据え付けられた場合、下階側の平行ユニット12の一対の天井大梁26、上階側の平行ユニット12の一対の床大梁40といった合計4本の梁の相対的な位置関係を調整しなければならが、上下に隣接する床大梁40と天井大梁26とがプレート107を介して相互に連結されているので、対角線上に位置する一対の天井大梁26と床大梁40との相対的な位置関係を第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86で固定してしまえば、残りの対角線上に位置する天井大梁26と床大梁40との相対的な位置関係も調整(拘束)できる。従って、必要最小限の連結手段で下階側の平行ユニット12と上階側の平行ユニット12とを連結することができる。その結果、本実施形態によれば、少ない部品点数で効率良く上下階の梁間の連結及び相対的な位置関係の調整を行うことができる。
また、本実施形態では、第2梁接合ブラケット86を第1梁接合ブラケット84に載置させ、前者を後者に支持させる構成としたので、連結ボルト104の締結作業を上階側から下向き作業で行うことができる。その結果、梁間の連結(接合)作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86を予め工場内で取り付けるようにしたので、第1梁接合ブラケット84の天井大梁26への取付精度並びに第2梁接合ブラケット86の床大梁40への取付精度を向上させることができる。また、第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86を建築地で取り付ける作業を省くことができるので、建築地での現場作業を削減して施工効率を向上させることができる。
また、図4に示されるように、平行ユニット12と直交ユニット4とが隣接して配置される部位に本発明を適用してもよく、その場合、第1梁接合ブラケット84を下階側の平行ユニット12の妻側の天井大梁28に配設し、第2梁接合ブラケット86を上階側の直交ユニット14の長辺側の床大梁40に配設することにより、相対的に撓み量が大きい長辺側の床大梁40に設定された第2梁接合ブラケット86を相対的に撓み量が小さい短辺側の天井大梁28の第1梁接合ブラケット84に載置させるだけで、長辺側の床大梁40の撓みが矯正される。その結果、本実施形態によれば、平行ユニット12と直交ユニット14とが隣接して配置される場合の撓みの矯正を容易に行うことができる。
<第1実施形態のバリエーション1>
図14及び図15には、第1実施形態のバリエーション1に係る梁間段差解消構造の要部が示されている。これらの図に示されるように、この構成では、スーパーポスト120がアングル材で構成されている点に特徴がある。
スーパーポスト120の全長は、前述したスーパーポスト50の上端取付部54の先端から後端取付部56の先端までの長さに設定されている。スーパーポスト120の上端部は、下階側の平行ユニット12の天井大梁26のウェブ26Aにボルト62及びナット64で取り外し可能に締結固定されている。また、スーパーポスト120の下端部は、下階側の平行ユニット12の床大梁40のウェブ40Aにボルト66及びナット68で取り外し可能に締結固定されている。なお、図示は省略するが、上記構成においても、相対するスーパーポスト120は、第1接続ブラケット58及び第2接続ブラケット60によって相互に連結されるようになっている。
上記構成によれば、下階側の平行ユニット12の天井大梁26のウェブ26Aから床大梁40のウェブ40Aに跨ってスーパーポスト120が架け渡されるので、スーパーポスト120は野縁19、天井面材21並びに根太44、床面材46に干渉しない。従って、天井切欠80及び床切欠82を設ける必要がなくなる。その結果、納まりに苦慮することがなくなり、製造工数も削減することができる。
<第1実施形態のバリエーション2>
図16及び図17には、第1実施形態のバリエーション2に係る梁間段差解消構造の要部が示されている。これらの図に示されるように、この構成では、スーパーポスト120がアングル材で構成されている点はバンパリインフォースメント1と同様とし、二部品で構成されていた第1梁接合ブラケット84及び第2梁接合ブラケット86に替えて一部品で構成された梁接合ブラケット122を用いた点に特徴がある。
具体的には、梁接合ブラケット122は、上階側の床大梁40の上端部から下階側の天井大梁26の中間部付近までの長さを有する溝形鋼とされており、幅方向寸法は隣接する床大梁40間、天井大梁26間の寸法に略一致されている。なお、図示は省略するが、上記構成においても、相対するスーパーポスト120は、第1接続ブラケット58及び第2接続ブラケット60によって相互に連結されるようになっている。
上記構成によれば、梁接合ブラケットの部品点数が削減されるので、取付工数を削減することができる。
〔第2実施形態〕
以下、図18を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図18(A)、(B)には、第2実施形態に係る調整治具130の平面図及び正面図が示されている。この図に示されるように、調整治具130は、梁間段差解消構造としての機能を有するものであり、第1実施形態で用いたスーパーポスト50の本体部分(第1接続ブラケット58、第2接続ブラケット60を除いたポスト本体52、上端取付部54、下端取付部56)を一対備えている。
ポスト本体52の対向側面には、有底円筒状の保持部材132が溶接により固着されている。各保持部材132内には、円管で形成されたパイプ材134が挿入されている。各パイプ材134の上端部近傍には軸直角方向にパイプ材挿通孔136が形成されている。パイプ材挿通孔136の内周面には雌ねじが形成されている。双方のパイプ材挿通孔136には逆ねじが切られた鋼棒138がそれぞれ螺合されている。鋼棒138の軸方向中間部には第1ハンドル140が固着されており、第1ハンドル140を回転させると、鋼棒138も軸線回りに一体に回転するようになっている。
また、一方のポスト本体52の下部側面には、矩形平板状の固定プレート142が横向きに取り付けられている。固定プレート142の基端部はポスト本体52の下部側面に溶接されており、先端部はポスト本体52から反対側のポスト本体52側へ突出されている。固定プレート142の先端部中央にはボルト挿通孔が形成されており、更にウエルドナット146が溶着されている。なお、固定プレート142は、他方のポスト本体52の反対側の下部側面にも固定されている(図18(A)参照)。
上記固定プレート142の先端部には、反対側のポスト本体52の側面から延出された帯板状の保持プレート144が重ねられて、ボルト148がウエルドナット146に螺合されることにより取り外し可能に締結固定されている。保持プレート144における他方のポスト本体52との対向部位には、ねじ棒150が螺合されている。ねじ棒150の端部には第2ハンドル152が固定されている。
(作用・効果)
上記構成によれば、各ポスト本体52を対応する天井大梁26及び床大梁40間に装着させる。次に、第1ハンドル140を回転させて逆ねじが切られた鋼棒138をその軸線回りに回転させる。これにより、一対のポスト本体52は接近方向又は離間方向に変位され、この方向に対する天井大梁26、床大梁40間の距離が調整可能となる。
また、第2ハンドル152を回転させることにより、ねじ棒150がその軸方向に進退し、進ませれば他方のポスト本体52の側面を押し、他方のポスト本体52を一方のポスト本体52に対して図18の紙面手前奥方向に相対変位させることができる。なお、一方のポスト本体52のこの方向への微調整を行う場合には、ボルト148をウエルドナット146から取り外して保持プレート144、ねじ棒150及び第2ハンドル152を離脱させ、他方のポスト本体52の反対側の側面に固定された固定プレート142側に取り付けて同様の操作を行う。
このように本実施形態に係る調整治具130を用いても、対向する天井大梁26同士の段差、床大梁40同士の段差を解消することができる。よって、本実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様に、隣接する平行ユニット12の床段差及び天井段差に起因したフローリング段差及びクロスの切れ等の発生を抑制又は解消することができる。
なお、この調整治具130では、ポスト本体52が天井大梁26及び床大梁40間に正確に装着されれば、天井大梁26と床大梁40との距離(撓み)は矯正されたという前提をとっているので、ポスト本体52の高さ方向(ユニット上下方向)への調整機能はない。
〔実施形態の補足説明〕
(1)上述した実施形態では、第1梁接合ブラケット84の頂壁部84Bの上面に第2梁接合ブラケット86の底壁部86Bを直接載置させて連結する構成を採ったが、これに限らず、両者の間に ブチルテープ等の緩衝材を介在させ或いは板状のゴム材を介在させるようにしてもよい。また、緩衝材以外にも、頂壁部48Bと底壁部86Bとの間にテフロン(登録商標)シートやベアリング等の滑り部材を介装するようにしてもよいし、滑り加工等の表面加工を施してもよい。このようにすれば、強風時等において、頂壁部84Bと底壁部86Bとが相対変位した際に生じるこすれ音を低減又は防止することができ、静粛性を保つことができる。
(2)上述した実施形態では、天井大梁26の長手方向の中間部及び床大梁40の長手方向の中間部で撓みの調整を行って段差を低減又は解消したが、請求項1記載の本発明における「天井大梁の略中間部」、「床大梁の略中間部」とは、必ずしも梁の長手方向の中間部に限らず、梁の長手方向の両端部を除いた途中部分であればよい。但し、梁の長手方向の中間部が撓み量が最も大きくなるので、その位置で本発明を適用するのが最も効果的である。
第1実施形態に係る梁間段差解消構造の要部を示す拡大縦断面図である。 図1に示されるスーパーポストを中心に下階側の平行ユニットを部分的に分解した斜視図である。 図1に示される平行ユニットの概略斜視図である。 ユニット建物の平面配置図である。 (A)はスーパーポストの組付状態の平面図であり、(B)はその正面図である。 図5に示される第1接続ブラケットの三面図である。 図5に示される第2接続ブラケットの三面図である。 (A)は図1に示される第1梁間接合ブラケットの正面図であり、(B)はその側面図である。 (A)は図1に示される第2梁間接合ブラケットの正面図であり、(B)はその側面図である。 図1に示される梁間段差解消構造をユニット境界位置で切断し、矢印A方向に見た状態を示す縦断面図である。 図1に示される梁間段差解消構造をユニット境界位置で切断し、矢印B方向に見た状態を示す縦断面図である。 図1に示される状態からスーパーポストが取り外されて天井塞ぎ材及び床塞ぎ材が装着された状態を示す図1に対応する拡大縦断面図である。 図12に示される梁間段差解消構造をユニット境界位置で切断し、矢印A方向に見た状態を示す縦断面図である。 第1実施形態のバリエーション(変形例)1を示す図1に対応する拡大縦断面図である。 図14に示される梁間段差解消構造をユニット境界位置で切断し、矢印A方向に見た状態を示す縦断面図である。 第1実施形態のバリエーション(変形例)2を示す図1に対応する拡大縦断面図である。 図16に示される梁間段差解消構造をユニット境界位置で切断し、矢印A方向に見た縦断面図である。 第2実施形態に係る調整治具を示す要部拡大縦断面図である。
符号の説明
10 ユニット建物
12 平行ユニット(第1、第2、第3の建物ユニット)
14 直交ユニット(第1、第2、第3の建物ユニット)
26 天井大梁
40 床大梁
50 スーパーポスト(第1の柱部材、第2の柱部材)
58 第1接続ブラケット(調整手段)
60 第2接続ブラケット(調整手段)
79 連結ボルト(調整手段)
81 ナット(調整手段)
84 第1梁接合ブラケット(連結手段、下階側連結部材)
86 第2梁接合ブラケット(連結手段、上階側連結部材)
104 連結ボルト(連結手段)
106 ナット(連結手段)
130 調整治具
134 パイプ材(調整手段)
138 鋼棒(調整手段)
140 第1ハンドル(調整手段)
150 ねじ棒(調整手段)
152 第2ハンドル(調整手段)

Claims (9)

  1. ユニット建物を構成する第1の建物ユニットの一側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを高さ方向に繋ぐ第1の柱部材と、
    第1の建物ユニットの前記一側面に隣接して配置された第2の建物ユニットにおける前記一側面との対向側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを前記第1の柱部材との対向位置にて高さ方向に繋ぐ第2の柱部材と、
    第1の柱部材と第2の柱部材とを連結可能に設けられ、両者を連結することにより第1の建物ユニットの一側面と第2の建物ユニットの対向側面との間で対向して配置された天井大梁間の段差及び床大梁間の段差を減少させ又は解消させる調整手段と、
    を有することを特徴とする梁間段差解消構造。
  2. 前記第1の柱部材及び前記第2の柱部材は、取外し可能に装着される仮柱として構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の梁間段差解消構造。
  3. 前記第1の建物ユニット及び前記第2の建物ユニットはユニット建物の下階側に配置されると共に、両者の少なくとも一方にはユニット建物の上階側建物ユニットとして第3の建物ユニットが載置され、
    前記第3の建物ユニットの床大梁と当該床大梁に対して対角線上に位置する第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁とが連結手段によって相互に連結されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の梁間段差解消構造。
  4. 前記連結手段は、前記第3の建物ユニットの床大梁から張り出された上階側連結部材と、前記第2の建物ユニットの天井大梁から張り出されると共に上階側連結部材が載置されてこれを支持する下階側連結部材と、を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の梁間段差解消構造。
  5. 前記上階側連結部材は前記第3の建物ユニットの床大梁に予め工場内で取り付けられていると共に、前記下階側連結部材は前記第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁に予め工場内で取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項4記載の梁間段差解消構造。
  6. 前記上階側連結部材は第3の建物ユニットの長辺側の床大梁に設けられていると共に、前記下階側連結部材は第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの短辺側の天井大梁に設けられている、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の梁間段差解消構造。
  7. 前記上階側連結部材の下面と前記下階側連結部材の上面との間には、当該下面と当該上面とが直接こすれた場合に生じるこすれ音を低減するためのこすれ音低減手段が介装されている、
    ことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の梁間段差解消構造。
  8. ユニット建物を構成する第1の建物ユニットの一側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを高さ方向に繋ぐ第1の柱部材と、
    第1の建物ユニットの前記一側面に隣接して配置された第2の建物ユニットにおける前記一側面との対向側面内で上下に対向して配置される天井大梁の略中間部と床大梁の略中間部とを前記第1の柱部材との対向位置にて高さ方向に繋ぐ第2の柱部材と、
    第1の柱部材と第2の柱部材とを連結しかつ第1の柱部材と第2の柱部材との相対的な位置関係を水平面内で直交する二方向に調整可能とされ、第1の建物ユニットの一側面と第2の建物ユニットの対向側面との間で対向して配置された天井大梁間の段差及び床大梁間の段差を減少させ又は解消させる調整手段と、
    を有することを特徴とする梁間段差解消構造。
  9. 請求項2記載の第1の柱部材が予め工場内で又は建築地で取り付けられた第1の建物ユニットを下階側に据付けると共に、請求項2記載の第2の柱部材が予め工場内で又は建築地で取り付けられた第2の建物ユニットを第2の柱部材が第1の柱部材と対向するように第1の建物ユニットに隣接して配置し、
    第1の柱部材と第2の柱部材とを請求項1記載の調整手段によって相互に連結し、
    請求項3記載の第3の建物ユニットを第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットの少なくとも一方の上に据付け、
    前記第3の建物ユニットの床大梁と当該床大梁に対して対角線上に位置する第1の建物ユニット又は第2の建物ユニットの天井大梁とを前記連結手段によって相互に連結し、
    前記第1の柱部材及び前記第2の柱部材を第1の建物ユニット及び第2の建物ユニットから撤去する、
    ことを特徴とする梁間段差解消方法。
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