JP2009213039A - 光アクセスシステム及び該光アクセスシステムにおける位相変調周波数の決定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射型半導体光増幅器を使用し、光端局装置が反射耐力向上のため、下り光信号を更に位相変調する光アクセスシステムにおいて、当該光線路に最適な位相変調周波数を決定可能なシステムを提供する。
【解決手段】光端局装置は、固定データに基づき測定する誤り率が所定値となる様に受信光パワーを調整し、誤り率が所定値となるときの受信光パワーである上り測定値を取得する機能と、光回線終端装置から、光回線終端装置が同様に測定した下り測定値を取得する機能と、生成する正弦波信号の周波数を所定間隔で変更し、各周波数に対する上り測定値及び下り測定値を取得し、上り測定値と下り測定値の大小を比較することで、通信に使用する正弦波信号の周波数を決定する機能を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、加入者宅内に設置する光回線終端装置に反射型半導体光増幅器を用いる光アクセスシステムにおいて、反射耐力を向上させる技術に関する。
光アクセスシステムの一方式であるWDM−PON(Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムにおいて、光回線終端装置(以後、ONUと呼ぶ。ONU:Optical Network Unit)の小型化、低コスト化を目的とし、ONUに反射型半導体光増幅器(以後、RSOAと呼ぶ。RSOA:Reflective Semiconductor Optical Amplifier)を使用したシステムが提案されている(例えば、非特許文献1、参照。)。
RSOAを用いたONUは、通信局舎側に設置される光端局装置(以後、OLTと呼ぶ。OLT:Optical Line Terminal)からの下り光信号を、RSOAにより再変調及び増幅することで、上り光信号とするものである。しかしながら、RSOAを使用した光アクセスシステムでは、上り光信号及び下り光信号は同一波長であるため、例えば、非特許文献1の図3に示されている様に、光伝送路において反射が発生するとOLT及びONUにおける受信特性が劣化するという問題がある。
非特許文献2には、振幅変調された下り光信号を、正弦波信号により更に位相変調して、その光スペクトラムを広げた場合、反射耐力が向上することが開示されている。この場合の直接光(信号光)と反射光のビート雑音干渉成分は、数(1)の通りになる。
Figure 2009213039
ここで、P(t)及びP(t)は直接光及び反射光のパワーであり、w及びwは直接光及び反射光の光周波数であり、φ(t)及びφ(t)は直接光及び反射光の初期位相であり、Φcos(2πft)及びΦcos(2πf(t−τ))は直接光及び反射光の位相変調成分である。また、τはONUから反射点までの、往復遅延時間である。
Masamichi Fujiwara、et al."Impact of Backreflection on Upstream Transmissiion in WDM Single−Fiber Loopback Access Networkd"、JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY 、Vol.24、No.2、2006年2月 Peter J. Legg、et al."Solution Paths to Limit Interferometric Noise Induced Performance Degradation in ASK/Direct Detection Lightwave Networks"、JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY 、Vol.14、No.9、1996年9月
数(1)から、直接光と反射光の位相関係が逆になる場合、光位相変調の効果が最大となり反射耐力が向上し、直接光と反射光の位相関係が同相になる場合には反射耐力が低減することが分かる。直接光及び反射光の位相関係は、反射点までの往復遅延時間により決まるが、反射点の位置は光線路ごとに異なるため、光線路ごとに最適な位相変調周波数は異なることになる。また、初期位相は、光源のチャープパラメータ等に影響を受けることから、上り方向と下り方向で、最適となる位相変調周波数は異なることになる。つまり、OLTが送信する下り光信号に対して、その光線路で最適となる周波数で位相変調を行ったとしても、位相変調された下り光信号を再利用するRSOAを用いたONUが送信する上り光信号にとっては、最悪の位相変調周波数となる場合が生じ得る。よって、使用する位相変調周波数の決定には、上り及び下りの両方向のバランスを考慮する必要がある。
したがって、本発明はRSOAを使用するONUを含む光アクセスシステムにおいて、光線路ごとに最適な位相変調周波数を設定可能な光アクセスシステムシステムと、最適な位相変調周波数の決定方法を提供することを目的とする。
本発明における光アクセスシステムによれば、
送信するデータで光信号を強度変調し、強度変調された光信号を正弦波信号で位相変調して送信する光端局装置と、光端局装置から受信する光信号を、送信するデータで再度強度変調して送信する光回線終端装置とを備えている光アクセスシステムであって、光回線終端装置は、光端局装置が送信する固定データに基づき測定する誤り率が所定値となる様に受信光パワーを調整し、誤り率が所定値となるときの受信光パワーを、下り測定値として光端局装置に送信する手段を有し、光端局装置は、光回線終端装置が送信する固定データに基づき測定する誤り率が所定値となる様に受信光パワーを調整し、誤り率が所定値となるときの受信光パワーである上り測定値を取得する手段と、光回線終端装置から、下り測定値を取得する手段と、生成する正弦波信号の周波数を所定間隔で変更し、各周波数に対する上り測定値及び下り測定値を取得し、上り測定値と下り測定値の大小を比較することで、通信に使用する正弦波信号の周波数を決定する手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の光通信装置における他の実施形態によれば、
前記周波数を決定する手段は、第1の周波数と、第1の周波数より前記所定間隔だけ高い第2の周波数における上り測定値と下り測定値の大小関係が反対である場合、第1の周波数以上で第2の周波数以下の周波数から、前記通信に使用する正弦波信号の周波数を決定することも好ましい。
また、本発明の光通信装置における他の実施形態によれば、
前記周波数を決定する手段は、第1の周波数における上り測定値と下り測定値の差の絶対値が、第2の周波数における上り測定値と下り測定値の差の絶対値以下であれば、第1の周波数を前記通信に使用する正弦波信号の周波数に決定し、そうでない場合、第2の周波数を前記通信に使用する正弦波信号の周波数に決定することも好ましい。
本発明における方法によれば、
送信するデータで光信号を強度変調し、強度変調された光信号を正弦波信号で位相変調して送信する光端局装置と、光端局装置から受信する光信号を、送信するデータで再度強度変調して送信する光回線終端装置とを備えている光アクセスシステムにおいて、通信に使用する正弦波信号の周波数を決定する方法であって、正弦波信号の周波数を第1の周波数に設定し、光回線終端装置と光端局装置のそれぞれにおいて、誤り率が所定値となるときの受信光パワーを、下り測定値及び上り測定値として測定する第1のステップと、正弦波信号の周波数を第1の周波数から所定量だけ変更した第2の周波数に設定し、光回線終端装置と光端局装置のそれぞれにおいて、誤り率が所定値となるときの受信光パワーを、下り測定値及び上り測定値として測定する第2のステップと、第1のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係と、第2のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係を比較する第3のステップと、第1のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係が、第2のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係とは反対である場合、第1の周波数、第2の周波数、又は、第1の周波数と第2の周波数の間の周波数から、正弦波信号の周波数を選択する第4のステップとを有することを特徴とする。
反射が存在する状態において、位相変調周波数を変更すると、反射による影響が変化し、よって、同じ誤り率を達成するために必要な光パワーも変化する。この光パワーが小さいことは、反射による影響が小さいことを示している。しかしながら、上り方向と下り方向において、この周波数は異なるため両方向のバランスを考慮する必要がある。同じ誤り率を達成する光パワーが、両方向でほぼ同一である場合、反射による影響が両方向でほぼ同一と考えることができるため、上り測定値と下り測定値の大小を比較することで、通信に使用する最適な正弦波信号の周波数を決定することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明による光アクセスシステムのOLTの概略的な構成図であり、図2は、ONUの概略的な構成図である。なお、図1及び図2は、本発明の説明に必要な部分のみを示すものである。
図1によると、OLTは、固定パターンを送信するDATA部1と、入力されるデータによる強度変調光を出力するレーザダイオード(LD)2と、発振器5からの正弦波信号により、LD2からの光信号を位相変調する位相変調器3と、ONUから受信する光信号のASE(Amplified Spontaneous Emission)雑音を除去する光フィルタ6と、光フィルタ6から受信する光信号の光パワーを調整する、減衰量が可変の光減衰器7と、光減衰器7からの光信号の光パワーを測定する光パワー測定部9と、光減衰器7からの光信号を電気信号に変換する光電気変換部10と、ONUが固定パターンを送信している間、誤り率を測定する誤り測定部11と、OLTの各部を制御し、かつ、ONUの制御部16に対して各動作の指示を行う制御部12とを備えている。なお、符号4は光サーキュレータであり、符号8は、光カップラである。
図2によるとONUは、OLTから受信する光信号の光パワーを調整する、減衰量が可変の光減衰器17と、光減衰器17からの光信号の光パワーを測定する光パワー測定部21と、光減衰器7からの光信号を電気信号に変換する光電気変換部19と、OLTが固定パターンを送信している間、誤り率を測定する誤り測定部20と、固定パターンを出力するDATA部15と、ONUの各部の制御を行う制御部16と、OLTからの光信号を受信して、制御部16又はDATA部15からの信号による強度変調及び増幅を行いOLTに送信するRSOA14とを備えている。なお、符号13及び21は光カップラである。
続いて、本発明による光アクセスシステムの動作について説明する。図3は、本発明による位相変調周波数の決定方法のフロー図であり、本方法により、制御部12は、当該光線路において最適となる位相変調周波数を決定し、実際の通信に使用する位相変調周波数として、この値を発振器5に設定する。まず、OLTの制御部12は、発振器5が生成する正弦波信号の周波数Fを所定の初期値に設定し、さらに、増減方向を初期値、ここでは、“増”に設定する。増減方向とは、周波数Fを変更する方向、つまり、増加させるか減少させるかを示す設定であり、“増”の場合には周波数Fを高くし、“減”の場合には周波数を低く変更する(S31)。続いて、この状態において、制御部12は、DATA部1に固定パターンのデータを送信させる。ONUの制御部16は、OLTの制御部12からの指示により、光減衰器17の減衰量を調整し、誤り測定部20が測定する誤り率が所定の値、例えば、1E−12となるときの光パワーを光パワー測定部21により測定し、この値をRSOA14に出力し、上り光信号によりOLT10の制御部12に送信する。なお、この測定値は、下り信号の受信感度に相当する。同様に、ONUの制御部16は、DATA部15に固定パターンのデータを送信させ、OLTの制御部12は、光減衰器7の減衰量を調整し、誤り測定部11が測定する誤り率が前記所定の値、例えば、1E−12となるときの光パワーを光パワー測定部9により測定する(S32)。なお、この測定値は、上り信号の受信感度に相当する。
続いて、OLTの制御部12は、発振器5が生成する正弦波信号の周波数Fを所定の値α、例えば、100kHzだけ、増減方向の現在の設定に従い増減させて、S32と同じ測定を行い(S34)、最新の測定結果と1つ前の測定結果を、後述する方法にて比較する(S35)。この比較結果から、後述する方法にて最適な周波数Fを決定できる場合には、その値を発振器5に設定し、決定できない場合には、比較結果に応じて、増減方向の設定を変更し(S37)、設定されている増減方向に従い所定量αだけ正弦波信号の周波数Fを変更し(S38)、最適となる周波数Fを決定できるまで、1つ前の測定結果と比較することを繰り返す(S36)。
続いて、図3のS35からS37における処理について説明する。なお、S35における1つ前の測定結果のうち、ONU側で測定した光パワーをD、OLT側で測定した光パワーをUと呼び、最新の測定結果のうち、ONU側で測定した光パワーをD、OLT側で測定した光パワーをUと呼ぶ。
とUの大小関係と、DとUの大小関係が逆転している場合(Case1)、DとUの差の絶対値と、DとUの差の絶対値を求め、DとUの差の絶対値が小さい場合、D及びUを測定した時の周波数Fを最適周波数とし、DとUの差の絶対値が小さい場合、D及びUを測定した時の周波数Fを最適周波数とする。つまり、Case1の場合、図3のS36の結果は、“yes”となり処理は終了する。
とUの大小関係と、DとUの大小が逆転していない場合には、図3のS36の結果は、“no”となる。このとき、DとUの差の絶対値が、DとUの差の絶対値より小さい場合(Case2−1)、S37において、増減方向の設定を変更せず、現在の値のままとする。一方、DとUの差の絶対値が、DとUの差の絶対値より大きい場合(Case2−2)、S37において、増減方向の設定を反転、つまり、現在の値が“増”であれば“減”に変更し、現在の値が“減”であれば“増”に変更する。
とUの差の絶対値が、DとUの差の絶対値と同じである場合において、D及びUが、D及びUより小さいとき(Case3−1)には、S37において、増減方向の設定を変更せず、D及びUが、D及びUより大きいとき(Case3−2)には、S37において、増減方向の設定を反転する。
なお、Case1の状態を得ることなく、ある周波数範囲の測定を繰り返す場合には、測定した周波数範囲のうち、上り及び下りの光パワーの平均値が最も小さくなる周波数Fを最適周波数として図3の処理を終了させる。
図4は、図3のS35からS37における処理を説明する図である。反射が存在する状態において、位相変調周波数を変更すると、反射よる影響が変化し、よって、同じ誤り率を達成するために必要な光パワーも変化する。この光パワーが小さいことは、反射による影響が小さいことを示している。しかしながら、上り方向と下り方向において、この周波数は異なるため両方向のバランスを考慮する必要がある。同じ誤り率を達成する光パワーが、両方向でほぼ同一である場合、反射による影響が両方向でほぼ同一、つまり、バランスの取れた状態であるため、OLT側で測定した光パワーと、ONU側で測定した光パワーがほぼ同一となる位相変調周波数を見つければ良いことになる。
Case1とは、図4(a)に示す様に、Dp、を結ぶ線と、U、Uを結ぶ線が交差する場合であり、この場合、D及びUの測定に使用した位相変調周波数と、D及びUの測定に使用した位相変調周波数の間に最適な位相変調周波数が存在している。したがって、所定の誤り率を達成するために必要な光パワーの差が小さい方の測定に使用した位相変調周波数を最適な値に決定する。もちろん、D及びUの測定に使用した位相変調周波数と、D及びUの測定に使用した位相変調周波数の間の他の値、例えば、Dp、を結ぶ線と、U、Uを結ぶ線の交点に相当する位相変調周波数を、最適な位相変調周波数としても良い。
Case2−1とは、例えば、図4(b)に示す様に、Dp、を結ぶ線と、U、Uを結ぶ線は交差しないが、位相変調周波数を変更することで、結ぶ線の差が小さくなる場合であり、位相変調周波数を現在の増減方向と同じ方向に変更していくことで、交点を見つけることができるものと考えられるため、増減方向の設定はそのままとする。一方、Case2−2とは、例えば、図4(c)に示す様に、位相変調周波数を変更することで、結ぶ線の差が大きくなる場合であり、位相変調周波数を現在の増減方向とは反対方向に変更していくことで、交点を見つけることができるものと考えられるため、増減方向の設定を反転させる。
Case3−1とは、例えば、図4(d)に示す様に、Dp、を結ぶ線と、U、Uを結ぶ線が平行であり、位相変調周波数を変更することで、所定の誤り率を達成するために必要な光パワーが上り及び下り方向共に小さくなる場合である。この場合、位相変調周波数を現在の増減方向と同じ方向に変更していくことで、必要な光パワーが上り及び下り方向共に小さくなるため、増減方向の設定はそのままとする。一方、Case3−2とは、例えば、図4(e)に示す様に、Dp、を結ぶ線と、U、Uを結ぶ線が平行であり、位相変調周波数を変更することで、所定の誤り率を達成するために必要な光パワーが上り及び下り方向共に大きくなる場合である。この場合、位相変調周波数を現在の増減方向とは反対方向に変更していくことで、必要な光パワーが上り及び下り方向共に小さくなるため、増減方向の設定を反転させる。
以上、本発明による光アクセスシステムにおいては、上り及び下り方向それぞれにおいて、所定の誤り率となるときの光パワーを、スペクトラムを広げるための位相変調周波数を変化させながら測定し、上り方向と下り方向の光パワーの大小関係が逆転する測定点を探索することで、最適な位相変調周波数を決定する。これにより、上り及び下りの両方向を考慮した最適な位相変調周波数を、各光線路に設定することが可能になり反射耐力を向上させることができる。なお、所定範囲の周波数において、先に測定を行い、全測定の終了後、測定結果から大小関係の逆転する測定点を探索する形態であっても良い。
本発明による光アクセスシステムのOLTの概略的な構成図である。 本発明による光アクセスシステムのONUの概略的な構成図である。 本発明による方法のフロー図である。 判定処理を説明する図である。
符号の説明
1、15 DATA部
2 レーザダイオード
3 位相変調器
4 光サーキュレータ
5 発振器5
6 光フィルタ
7、17 光減衰器
8、13、21 光カップラ
9、21 光パワー測定部
10、19 光電気変換部
11、20 誤り測定部
12、16 制御部
14 RSOA

Claims (4)

  1. 送信するデータで光信号を強度変調し、強度変調された光信号を正弦波信号で位相変調して送信する光端局装置と、光端局装置から受信する光信号を、送信するデータで再度強度変調して送信する光回線終端装置とを備えている光アクセスシステムであって、
    光回線終端装置は、
    光端局装置が送信する固定データに基づき測定する誤り率が所定値となる様に受信光パワーを調整し、誤り率が所定値となるときの受信光パワーを、下り測定値として光端局装置に送信する手段を有し、
    光端局装置は、
    光回線終端装置が送信する固定データに基づき測定する誤り率が所定値となる様に受信光パワーを調整し、誤り率が所定値となるときの受信光パワーである上り測定値を取得する手段と、
    光回線終端装置から、下り測定値を取得する手段と、
    生成する正弦波信号の周波数を所定間隔で変更し、各周波数に対する上り測定値及び下り測定値を取得し、上り測定値と下り測定値の大小を比較することで、通信に使用する正弦波信号の周波数を決定する手段と、
    を有している光アクセスシステム。
  2. 前記周波数を決定する手段は、
    第1の周波数と、第1の周波数より前記所定間隔だけ高い第2の周波数における上り測定値と下り測定値の大小関係が反対である場合、第1の周波数以上で第2の周波数以下の周波数から、前記通信に使用する正弦波信号の周波数を決定する、
    請求項1に記載の光アクセスシステム。
  3. 前記周波数を決定する手段は、
    第1の周波数における上り測定値と下り測定値の差の絶対値が、第2の周波数における上り測定値と下り測定値の差の絶対値以下であれば、第1の周波数を前記通信に使用する正弦波信号の周波数に決定し、そうでない場合、第2の周波数を前記通信に使用する正弦波信号の周波数に決定する、
    請求項2に記載の光アクセスシステム。
  4. 送信するデータで光信号を強度変調し、強度変調された光信号を正弦波信号で位相変調して送信する光端局装置と、光端局装置から受信する光信号を、送信するデータで再度強度変調して送信する光回線終端装置とを備えている光アクセスシステムにおいて、通信に使用する正弦波信号の周波数を決定する方法であって、
    正弦波信号の周波数を第1の周波数に設定し、光回線終端装置と光端局装置のそれぞれにおいて、誤り率が所定値となるときの受信光パワーを、下り測定値及び上り測定値として測定する第1のステップと、
    正弦波信号の周波数を第1の周波数から所定量だけ変更した第2の周波数に設定し、光回線終端装置と光端局装置のそれぞれにおいて、誤り率が所定値となるときの受信光パワーを、下り測定値及び上り測定値として測定する第2のステップと、
    第1のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係と、第2のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係を比較する第3のステップと、
    第1のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係が、第2のステップにおける下り測定値と上り測定値の大小関係とは反対である場合、第1の周波数、第2の周波数、又は、第1の周波数と第2の周波数の間の周波数から、正弦波信号の周波数を選択する第4のステップと、
    を含む方法。
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