JP2009212573A - データ伝送装置、データ伝送方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 保証される通信帯域の有効活用を図る。
【解決手段】 記録装置102は、再生装置103へのデータを伝送するために必要な通信帯域と、外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する。そして記録装置102は、通信帯域の余裕に基づいて、リンクする他のデータを上記データに付加し、再生装置103に対して伝送する。
【選択図】 図1
【解決手段】 記録装置102は、再生装置103へのデータを伝送するために必要な通信帯域と、外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する。そして記録装置102は、通信帯域の余裕に基づいて、リンクする他のデータを上記データに付加し、再生装置103に対して伝送する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データと当該データにリンクする他のデータとを外部装置に対して伝送する技術に関するものである。
従来、デジタルテレビジョン放送においては、放送コンテンツの主たるストリームである映像や音声に付随してデータ放送が行われている。データ放送においては、当該放送コンテンツに連動した情報としては、クイズ、出演者情報及びコンテンツのストーリーの紹介等といった情報の提供を受けることが可能となっている。また、当該放送コンテンツと独立した情報としては、ニュースや天気予報等の情報の提供を受けることが可能となっている。
さらにデータ放送においては、データ放送だけでは対応できない各種情報、サービスを提供するために、インターネット上のホームページ情報へのリンクを指し示すURL(Uniform Resource Locator)情報を含むことがある。インターネットとの通信機能を有するデジタルテレビ受信機や録画機では、データ放送の表示から、当該ホームページの情報を双方向通信であるインターネット経由で受信し、表示する装置が存在する。
一方で録画機においては、大容量のハードディスクを搭載したレコーダが普及してきている。また最近では、ハードディスクを搭載或いは装着し、デジタル放送の録画機能を有するデジタルテレビ受信機も広まってきている。これらの記録装置では、その大容量の記録容量を利用した各種録画機能/再生機能が搭載されている。
例えば、録画されたコンテンツをIEEE1394やLANで接続された再生装置に伝送し、再生装置側で再生、表示させる、所謂コンテンツサーバ的な機能が搭載されている記録装置が存在する。なお、この場合の伝送は、通信帯域を保証した帯域保証型で行われる場合と、帯域の保証されないベストエフォート型で行われる場合の2つが想定される。なお、IEEEは、Institute of Electrical and Electronic Engineersの略称である。また、LANは、Local Area Networkの略称である。
また特許文献1では、コンテンツの録画を行う際、データ放送においてURL情報が含まれている場合には、そのホームページ情報も取得して共に記録することが可能な記録装置が開示されている。ホームページ情報を共に記録することにより、コンテンツの放送後、当該ホームページが無くなってしまったり、その内容が変わってしまったりした場合であっても、録画時点のコンテンツに正しく対応したホームページ情報の視聴を可能としている。
以上のように、従来技術は、記録装置でコンテンツの録画を行う際に、データ放送に含まれるURL情報の指し示すホームページ情報も取得、記録する提案はなされている。しかしながら、外部に接続された再生装置等に録画されたコンテンツを伝送し、再生する場合に関しては何ら考慮されていない。特に、その伝送用の通信インタフェースが通信帯域の保証を行う帯域保証型である場合、確保した通信帯域が有効活用されているとはいえないという問題があった。
さらに、再生装置側でデータ放送から導かれるホームページ情報の視聴を行う際、その操作毎に、記録装置、或いはインターネット上のWebサーバからホームページ情報を取得していたのでは、コンテンツのデータ伝送と重なる。従って、再生装置の使用者が期待するような再生速度が得られないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、保証される通信帯域の有効活用を図ることにある。
本発明の他の目的は、データにリンクされる他のデータの視聴を瞬時に行うことを可能とすることにある。
本発明のデータ伝送装置は、外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置であって、前記データにリンクする他のデータを取得する取得手段と、前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得手段により取得された前記他のデータを前記データに付加する付加手段と、前記付加手段により前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送手段とを有することを特徴とする。
本発明のデータ伝送方法は、外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置によるデータ伝送方法であって、前記データにリンクする他のデータを取得する取得ステップと、前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記他のデータを前記データに付加する付加ステップと、前記付加ステップにより前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置によるデータ伝送方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記データにリンクする他のデータを取得する取得ステップと、前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記他のデータを前記データに付加する付加ステップと、前記付加ステップにより前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のデータ伝送方法は、外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置によるデータ伝送方法であって、前記データにリンクする他のデータを取得する取得ステップと、前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記他のデータを前記データに付加する付加ステップと、前記付加ステップにより前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置によるデータ伝送方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記データにリンクする他のデータを取得する取得ステップと、前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記他のデータを前記データに付加する付加ステップと、前記付加ステップにより前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、伝送対象のデータにリンクする他のデータを通信帯域の余裕に基づいて当該データに付加して伝送するように構成しているので、保証される通信帯域の有効活用を図ることが可能となる。
また本発明においては、他のデータの記録媒体における格納位置や他のデータを付加した位置を示すリンク情報を生成するので、他のデータの視聴を瞬時に行うことが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本実施形態の記録装置におけるデジタルテレビジョン放送の受信、記録及びその利用形態を示す。
放送局101から電波塔、或いは衛星経由で配信されるデジタル放送信号には、データ放送のコンテンツの映像、音声、字幕等の情報のほか、データ放送の情報が含まれている。記録装置102では、放送コンテンツを受信し、受信した放送コンテンツのなかから選択したデータ放送のコンテンツに含まれる映像、音声、字幕等の情報及びデータ放送の情報をパーシャルトランスポートストリームとして記録する。
また、記録装置102で受信し、記録されるデータ放送の情報には、コンテンツに関連する情報等が含まれ、このコンテンツ関連情報には、インターネット104上のホームページ情報を指し示すURL情報が記述されている場合がある。この場合、記録装置102は、コンテンツ関連情報内のURL情報を参照し、インターネット104上の対応するWebサーバ105へアクセスする。そして、記録装置102は、そのホームページ情報を取得し、既に記録されているパーシャルトランスポートストリームと関連付けて記録、管理を行う。
再生装置103には、LANやIEEE1394といった通信ケーブルで記録装置102と外部接続されている。また、再生装置103は、記録装置102に対し、記録装置102に記録されているデータ放送のコンテンツをはじめとする各種コンテンツの配信を依頼し、記録装置102から受信したコンテンツの再生、視聴を行う。なお、再生装置103と記録装置102間のコンテンツ配信は、その品質保証のため、通信帯域の保証のされた接続であれば間に他の装置が存在しても良い。
以上が、本実施形態の記録装置102におけるデジタルテレビジョン放送の受信、記録及びその利用形態である。
図2は、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダの概略構成を示す図である。記録装置102は、データ放送のコンテンツをはじめとする各種コンテンツを記録する装置であるならば、その他、DVDレコーダ、ビデオレコーダ、コンピュータ等の装置で実現してもよい。
アンテナ201は、放送局101から電波塔、或いは衛星経由で配信されるデジタル放送波を受信し、チューナ202へ出力する。
チューナ202は、アンテナ201にて受信した高周波デジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。また、チューナ202では、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路等を備えることにより、選択したデジタル変調信号を復調してトランスポートストリームをデスクランブラ203へ出力する。
デスクランブラ203は、チューナ202から送られてきたトランスポートストリームのうち、スクランブル状態のデータに関してはデスクランブルキーを用いてデスクランブル処理を行い、デマルチプレクサ204へ出力する。
デマルチプレクサ204は、デスクランブラ203及び記録処理部208から送られてくるトランスポートストリームのなかから、所望のパケットを分離する。パケットのヘッダ部にはPID(Packet Identifier)が記述されており、このPIDに基づいてパケットの種類が識別される。映像や音声、字幕、データ放送等の個別ストリームが収められたPES(Packetized Elementary Stream)パケットは、同じPID番号を持つ複数のTSパケットに分割されて伝送される。またトランスポートストリームには、PSI(Program Specific Information)やSI(Service Information)といった、セクション形式のテーブルで記述された情報のパケットが含まれる。以下、セクション形式のテーブルで記述された情報のパケットをセクションパケットと称す。
デマルチプレクサ204は、これらパケットから所望のパケットを選択し、分離を行う。そして、デマルチプレクサ204は、分離されたセクションパケットのPSIやSIをPSI/SI処理部205へ出力する。また、デマルチプレクサ204は、所望のコンテンツに含まれるデータ放送のPESパケットをデータ放送処理部206へ出力する。さらに、デマルチプレクサ204は、それ以外のコンテンツに含まれるPESパケットをマルチプレクサ207へ出力する。
PSI/SI処理部205は、デマルチプレクサ204から送られてくる各種PSIやSIの処理を行う。PSIは、所望の放送チャンネルを選択して受信するのに必要な情報である。これには、PAT、PMT、NIT、CAT等が含まれる。またSIは、放送業者のサービスに用いられる。PSI/SI処理部205は、これらのセクションパケットから、1つのコンテンツのみが多重化されるパーシャルトランスポートストリームに対応するセクションパケットのPSIやSIを生成する。例えば、PSIとしてはPATとPMTが出力され、SIとしてはSITとDITが出力される。なお、PATは、Program Association Tableの略称である。PMTは、Program Map Tableの略称である。NITは、Network Information Tableの略称である。CATは、Condition Access Tableの略称である。SITは、Selection Information Tableの略称である。DITは、Discontinuity Information Tableの略称である。
なお、パーシャルトランスポートストリームの詳細に関しては、社団法人電波産業界発行の「CSデジタル放送用受信装置標準規格(望ましい仕様)」ARIB STD−B1に詳細に記述されている。
データ放送処理部206は、所望のデジタルテレビジョン放送の受信、記録時には、デマルチプレクサ204から送られてくるデータ放送のPESパケットから、インターネット104上のホームページ情報へのリンクを指し示すURL情報を検索し、記録する。さらに、データ放送処理部206は、受信したデータ放送のPESパケットをマルチプレクサ207へ出力する。
また、マルチプレクサ207は、既にハードディスク209に記録されているコンテンツの再生装置103への伝送時、デマルチプレクサ204から送られてくるデータ放送のPESパケットと記録処理部208から送られてくるホームページ情報とから、再生装置103へ伝送するためのデータ放送用PESパケットを生成する。
即ち、マルチプレクサ207は、パーシャルトランスポートストリームを再生装置103へ伝送する際、確保した通信帯域の余裕から付加可能なデータ量及び優先順位に基づいて付加するホームページ情報を選択し、新たなデータ放送用PESパケットを生成する。
ホームページ情報がPESパケットに付加された場合、デマルチプレクサ204から送られてくるデータ放送のPESパケットにおけるURL情報は、新たにホームページ情報が付加されたデータ放送用PESパケットへのリンク情報に変更される。
また、ホームページ情報がPESパケットに付加されなかった場合には、上記URL情報は、記録装置102のハードディスク209内におけるホームページ情報の格納位置を示すリンク情報に変更される。
マルチプレクサ207は、デマルチプレクサ204、PSI/SI処理部205、データ放送処理部206から送られてくるパケットを多重化し、1つのコンテンツのみが多重化されているパーシャルトランスポートストリームを生成する。生成されたパーシャルトランスポートストリームは、所望のデジタルテレビジョン放送の受信、記録時には記録処理部208へ出力され、既にハードディスク209に記録されているコンテンツの再生装置103への伝送時は通信部210へ出力される。
記録処理部208は、記録媒体であるハードディスク209を制御し、マルチプレクサ207から送られてきたパーシャルトランスポートストリームをハードディスク209に記録し、管理する。また、通信部210経由でインターネット104から送られてきたホームページ情報も併せてハードディスク209に記録し、管理する。なお、記録処理部208は、本発明の格納手段の一適用例となる構成である。
ハードディスク209は、記録処理部208に制御、管理され、データ放送のコンテンツをはじめとする各種コンテンツを記録すると共に、記録されたデータ放送のコンテンツに関連するホームページ情報も記録される。
通信部210は、外部接続された再生装置103やインターネット104上の各種装置と各種通信を行う。例えば、通信部210は、マルチプレクサ207から送られてきたパーシャルトランスポートストリームの外部接続された再生装置103への伝送や、インターネット104から各種ホームページ情報を受信し、記録処理部208へ出力する。
以上が、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダの概略構成である。
次に、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダの動作について説明する。
図3は、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダでのデジタルテレビジョン放送の受信、記録時の処理を示すフローチャートである。記録装置102の使用者の操作、あるいは既に登録されている録画予約によって、図3に示される受信、記録処理が開始される。
ステップS301では、放送局101から電波塔、或いは衛星経由で配信されるデジタル信号のアンテナ201での受信開始、及び、チューナ202にて特定周波数の信号の取り出し、復調を行い、トランスポートストリームの出力開始を行う。さらに、デスクランブラ203は、必要に応じてデスクランブル処理の開始を行う。
ステップS302では、デマルチプレクサ204にて、デスクランブラ203から送られてくるトランスポートストリームのなかから所望のパケットをデマックス、即ち分離する。そして、デマルチプレクサ204は、分離されたパケットから、セクションパケットのPSIやSIをPSI/SI処理部205へ出力する。また、デマルチプレクサ204は、所望のコンテンツに含まれるデータ放送のPESパケットはデータ放送処理部206へ出力する。さらに、デマルチプレクサ204は、それ以外のコンテンツに含まれるPESパケットをマルチプレクサ207へ出力する。
ステップS303では、記録装置102は、受信したパケットがセクションパケットのPSIやSIであるかどうか判断し、セクションパケットであるならばステップS304へ移行し、セクションパケットでないならばステップS305へ移行する。
ステップS304では、PSI/SI処理部205は、デマルチプレクサ204から送られてくる各種PSIやSIの処理を行う。即ち、PSI/SI処理部205は、パーシャルトランスポートストリームに対応するセクションパケットのPSIやSIを新たに生成し、マルチプレクサ207へ出力し、ステップS307へ移行する。
ステップS305では、記録装置102は、受信したパケットが所望のコンテンツに含まれるデータ放送のPESパケットであるかどうか判断する。所望のPESパケットであるならばステップS306へ移行し、所望のPESパケットでないならばステップS307へ移行する。
ステップS306では、データ放送処理部206は、デマルチプレクサ204から送られてくるデータ放送のPESパケットから、インターネット104上のホームページ情報へのリンクを指し示すURL情報を検索、記録し、ステップS307へ移行する。
ステップS307では、マルチプレクサ207は、デマルチプレクサ204、データ放送処理部206及びPSI/SI処理部205から送られてくるパケットをリマックス、即ち再度多重化を行う。そして、マルチプレクサ207は、所望のコンテンツのパーシャルトランスポートストリームとして記録処理部208へ出力する。またこの際、マルチプレクサ207は、記録されるパーシャルトランスポートストリームの伝送に必要となる通信帯域も併せて求め、記録する。
ステップS308では、記録処理部208は、マルチプレクサ207から送られてきたパーシャルトランスポートストリームをハードディスク209に記録し、管理する。またこの際、ステップS307で求められた伝送に必要となる通信帯域も併せて記録する。従って、図6に示されるような、時間と共に変化する必要帯域が求められ、ハードディスク209にパーシャルトランスポートストリームと共に記録されることになる。
ステップS309では、記録装置102は、一連の受信、記録、即ち録画が終了したかどうかチェックする。終了したならばステップS310へ移行し、終了しておらず継続する場合にはステップS302へ移行する。即ち、ステップS302からステップS309を繰り返し行うことで、所望のコンテンツの一連のパーシャルトランスポートストリームの生成、及びハードディスク209への記録を行うことになる。
ステップS310では、記録処理部208は、受信、記録したパーシャルトランスポートストリームのデータ放送に、インターネット104上のホームページ情報へのリンクを示すURL情報が含まれているかどうか判断する。即ち、記録処理部208は、データ放送処理部206がステップS306にて記録したURL情報が存在するかどうかをチェックする。URL情報が記録されていなければ、デジタルテレビジョン放送の受信、記録処理を終了し、記録されていればステップS311へ移行する。
ステップS311では、通信部210はインターネット104への接続を行い、データ放送に含まれるURL情報に従って、Webサーバ105にアクセスし、ホームページ情報を取得する。取得されたホームページ情報は、記録処理部208によってハードディスク209に記録する。さらに、通信部210は、取得したホームページ情報に含まれるURL情報を検索し、抽出することにより、データ放送で指定されたホームページ情報からさらにリンクされるホームページ情報も繰り返し取得する。このようにして取得されたホームページ情報も記録処理部208によってハードディスク209に記録される。なお、ステップS311は、本発明の取得手段の一処理例である。
図5は、記録装置102にてコンテンツを再生装置103へ伝送する際に、付加するホームページ情報の優先順位の一例を示した図である。
記録装置102は、データ放送中に含まれるURL情報に従って、リンク先であるホームページ情報HP1及びHP2を取得し、記録する。さらに記録装置102は、ホームページ情報HP1に含まれるURL情報に従って、そのリンク先であるホームページ情報HP1−1及びHP1−2を取得し、記録する。同様に記録装置102は、ホームページ情報HP2に含まれるURL情報に従って、そのリンク先であるホームページ情報HP2−1、HP2−2、HP2−3を取得し、記録する。記録装置102は、ホームページ情報HP2−1にURL情報が含まれるので、そのリンク先であるホームページ情報HP2−1−1及びHP2−1−2を取得し、記録する。即ちデータ放送中に含まれるURL情報を基点として、そのリンク先であるホームページ情報を繰り返し取得し、記録することになる。
ステップS312では、記録装置102は、データ放送から繰り返し取得したホームページ情報に対応するURL情報の変換を行う。具体的には、インターネット104のWebサーバ105上のホームページ情報を指し示すコンテンツのURL情報を、記録装置102のハードディスク209内での対応するホームページ情報の格納位置を指し示すリンク情報に変換を行う。上記変換を行うことにより、これ以降のホームページ参照時、Webサーバ105からホームページ情報を取得し、参照するのではなく、記録装置102のハードディスク209から当該ホームページ情報を取得し、参照することが可能となる。なお、ステップS312は、本発明の第1の生成手段の一処理例である。
以上が、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダでのデジタルテレビジョン放送の受信、記録時の処理の流れである。
図4は、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダにおいて、既に記録されているコンテンツを外部接続された再生装置103に伝送する際の伝送処理を示すフローチャートである。再生装置103又は記録装置102における使用者の操作によって、図4に示されるコンテンツの伝送処理が開始される。
ステップS401では、記録装置102は、伝送するコンテンツに関連するホームページ情報がハードディスク209に記録されているかどうか判断する。記録されているならばステップS402へ移行し、記録されていないならばステップS403へ移行する。
ステップS402では、記録装置102は、コンテンツを伝送する通信インタフェースが通信帯域を保証しているかどうか判断する。即ち、通信インタフェースが通信帯域を保証する帯域保証型であるならばステップS405へ移行し、通信帯域を保証しない所謂ベストエフォート型の通信インタフェースであるならばステップS403へ移行する。
ステップS403では、通信部210は、ハードディスク209に記録されていたパーシャルトランスポートストリームのデータを記録処理部208経由で受信し、所定の通信パケットに変換し、再生装置103へ伝送する。
ステップS404では、通信部210は、記録装置102の使用者の操作によって指定されたコンテンツの伝送が終了したかどうか判断する。パーシャルトランスポートストリームとしてハードディスク209に記録されている、指定コンテンツのデータが全て伝送されたならば一連の処理を終了し、未送信のデータが存在するならばステップS403へ移行する。即ち、ステップS403及びステップS404を繰り返し行うことにより、従来のパーシャルトランスポートストリームの伝送が行われることになる。
ここで、コンテンツの伝送に必要な通信帯域量と保証された通信帯域量との関係を、図6を用いて具体的に説明する。
図6に示されるように、記録装置からコンテンツを伝送する場合、必要とする通信帯域は時間と共に変化する。図6の例では、必要とする通信帯域の最大値が23MHzとなっている。一方、帯域保証型の通信インタフェースでは、例えば1MHz単位といった極め細やかな帯域保証がなされるわけではなく、図6の例のように20MHz、30MHzと差が大きいのが一般的である。従って、最大伝送帯域23MHzを必要とする通信においては、20MHzの保証帯域では足りなく、30MHzの保証帯域では7MHzの通信帯域を不要に確保してしまい、その通信帯域の有効活用がなされていない。
また、仮に最大通信帯域23MHzと同じ保証帯域を確保できたとしても、コンテンツを伝送するために必要とする通信帯域は時間と共に変化するのに対し、保証帯域は伝送開始時点で確定するため、常に一定の通信帯域が確保されてしまう。即ち、必要とする通信帯域がその最大伝送帯域23MHzとならない時間帯であっても、同様に23MHzの通信帯域を確保することになる。従って、多くの時間帯において不要な帯域を確保することになり、その通信帯域の有効活用がなされていない。
以上の諸問題点を踏まえて、本実施形態では次のような処理を行うことにより、保証された通信帯域の有効活用を図る。
ステップS405では、記録装置102は、保証された通信帯域量とコンテンツの伝送に必要な通信帯域量とから通信帯域の余裕となる帯域量を算出する。なお、保証された通信帯域量は、通信開始時、記録装置102と再生装置103間で接続がなされた際に決定される。具体的にはステップS307、ステップS308で求められ、記録された必要帯域から、最大となる通信帯域を越える帯域を確保する。なお、ステップS405は、本発明の算出手段の一処理例である。
図6の例では、時間と共に変化する必要帯域の最大値は23MHzであるため、23MHzを超える帯域、即ち30MHzの通信帯域を確保する。また、伝送に必要な通信帯域量は、ステップS307、ステップS308で求められ、記録された必要帯域であり、図6に示されるように時間と共に変化する。これらの値の差分が通信帯域の余裕となる帯域量である。
ステップS406では、記録装置102は、付加するホームページ情報の優先順位を判断する。即ち記録装置102は、ステップS311にて取得し、記録された複数のホームページ情報から、コンテンツに付加して伝送するための優先順位を求める。例えば図5の例では、データ放送中に含まれるURL情報から直接参照されるホームページ情報HP1−1及びHP1−2を優先し、それらのホームページ情報HP1−1及びHP1−2からのリンクの繰り返しの数が大きくなるほど、優先順位を下げている。具体的にはホームページ情報HP2−1−1及びHP2−1−2がリンクの繰り返しの数が大きいため、優先順位が最も低くなっている。なお、一度コンテンツに付加し、伝送したホームページ情報に関しては、その旨を履歴として記録し、再度の優先順位の判断の対象に含まないようにすることにより、再送信を行わないようにする。なお、ステップS406は、本発明の決定手段の一処理例である。
ステップS407では、デマルチプレクサ204は、伝送を行うコンテンツのデータであるパーシャルトランスポートストリームをデマックスする。即ち、ハードディスク209に記録されていたパーシャルトランスポートストリームは、記録処理部208経由でデマルチプレクサ204へ送られ、デマルチプレクサ204にて分離される。デマルチプレクサ204は、分離されたパケットから、セクションパケットのPSIやSIをPSI/SI処理部205へ出力し、データ放送のPESパケットはデータ放送処理部206へ出力し、それ以外のPESパケットはマルチプレクサ207へ出力する。
ステップS408では、データ放送処理部206は、付加して伝送可能なホームページ情報が存在するかどうか判断する。即ち、記録装置102は、ステップS406で選択されたホームページ情報の優先順位に基づいて、ステップS405で算出された通信帯域の余裕となる帯域量で収まるホームページ情報を求める。付加して伝送可能なホームページ情報が存在しなければステップS411へ移行する。付加して伝送可能なホームページ情報が複数存在する場合、記録装置102は、その中でステップS406にて最も優先順位の高いと判断されたホームページ情報を選択し、ステップS409へ移行する。
ステップS409では、データ放送処理部206は、ステップS408で選択されたホームページ情報からデータ放送用のPESパケットを生成する。即ち、ステップS311で取得し、ハードディスク209に記録されていたホームページ情報は、記録処理部208経由でデータ放送処理部206へ送られる。データ放送処理部206では、送られてきたホームページ情報からデータ放送用のPESパケットを新たに生成する。
ステップS410では、データ放送処理部206は、URL情報がステップS409で新たに生成したデータ放送用のPESを指し示すように変換する。即ち、データ放送処理部206は、ステップS312にてハードディスクでのホームページ情報の格納位置を指し示すように変換されたリンク情報を、ステップS409で新たに生成したデータ放送用のPESでのホームページ情報の位置を指し示すように変換する。なお、ステップS410は、本発明の第2の生成手段の一処理例である。
上記変換を行うことにより、変換されたリンク情報を含むデータ放送用のPESパケットが送信されることになる。従って、再生装置103は、これ以降のホームページ参照時に、Webサーバ105や記録装置102のハードディスク209からホームページ情報を取得し、参照するのではなく、受信したデータ放送用のPESパケット内での参照が可能となる。また、変換されたリンク情報を含むPESパケットが既に送信され、それに対応するホームページ情報のPESパケットが未だ送信されていない場合、対応するホームページ情報のPESパケットのみを再送信する。そして、再生装置103側で改めて再受信したデータ放送用のPESパケットの上書きを行う。これにより、再生装置103側において、受信したデータ放送用のPESパケット内でのホームページ情報の参照が可能となる。
ステップS411では、マルチプレクサ207は、デマルチプレクサ204、データ放送処理部206及びPSI/SI処理部205から送られてくるパケットをリマックス、即ち再度多重化を行い、通信部210へ出力する。ステップS409にてホームページ情報から新たに生成されたデータ放送用のPESパケットや、ステップS410にて変換されたリンク情報を含むデータ放送用のPESパケットも新たに多重化される。これにより、新たなるパーシャルトランスポートストリームが生成されることになる。なお、ステップS411は、本発明の付加手段の一処理例である。
ステップS412では、通信部210は、マルチプレクサ207から送られてきたパーシャルトランスポートストリームのデータを通信パケットに変換し、再生装置103へ保証された通信帯域内で伝送を行う。このように、ステップS409及びステップS410を行うことにより、新たなるパーシャルトランスポートストリームのデータが生成され、伝送されることになる。また、ステップS409及びステップS410を省略することにより、ハードディスク209に記録されていたパーシャルトランスポートストリームのデータが伝送されることになる。なお、ステップS412は、本発明の伝送手段の一処理例である。
なお、本実施形態では、ステップS408にて、付加して伝送するホームページ情報の存在に関らず、ステップS407にてパーシャルトランスポートストリームのデマックスを行い、ステップS411にてリマックスを行うようにしている。しかしながら、これらの処理を省略しても良いことは言うまでもない。即ちデマルチプレクサ204及びマルチプレクサ207において、前記のデマックス、及びリマックスの処理を省略するようにしても良い。また、記録処理部208から直接通信部210へパーシャルトランスポートストリームのデータを出力するようにしても良いことは言うまでもない。
ステップS413では、記録装置102は、使用者の操作によって指定されたコンテンツの伝送が終了したかどうか判断する。即ち、パーシャルトランスポートストリームとしてハードディスク209に記録されている、指定コンテンツのデータが全て伝送されたならば一連の処理を終了し、未送信のデータが存在するならばステップS414へ移行する。
ステップS414では、記録装置102は、未送信のホームページ情報が存在するかどうか判断する。即ち、記録装置102は、ステップS311で取得し、ハードディスク209に記録されていたホームページ情報の全てが再生装置103へ、新たなるパーシャルトランスポートストリームの一部として伝送されたかどうかをチェックする。全てのホームページ情報が伝送されたならばステップS415へ移行し、未送信のホームページ情報が存在するならばステップS405へ移行する。即ち、ステップS405からステップS414までの処理を、指定コンテンツのデータが全て伝送されるまで繰り返し行うことにより、ホームページ情報を付加した新たなパーシャルトランスポートストリームデータの伝送を行うことになる。
ステップS415では、ホームページ情報送信の履歴をクリアする。即ちステップS406にて記録した、伝送したホームページ情報の伝送履歴をクリアすることにより、改めてホームページ情報を優先順位の高いものから再送信させるようにする。従って、ステップS405からステップS415までの処理を、指定コンテンツのデータが全て伝送されるまで繰り返し行うことにより、ホームページ情報の再送信が可能となり、保証された通信帯域の有効活用が行われることになる。
以上が、本実施形態における記録装置102の一例であるハードディスクレコーダにおいて、既に記録されているコンテンツを外部接続された再生装置103に伝送する際の伝送処理の流れである。
本実施形態によれば、再生装置103では、所望のコンテンツの受信、再生とともに、変換されたリンク情報に基づいてホームページ情報の取得が可能になる。従って、再生装置103の使用者がホームページの視聴を行う際に、再生装置103からインターネット104上のWebサーバ105へのアクセスや、記録装置102へのリクエストを行う必要がなくなり、所望のホームページ情報の瞬時の視聴が可能となる。
なお、本実施形態では、ステップS415にてホームページ情報送信の履歴をクリアすることにより、ホームページ情報の再送信を可能としているが、省略しても良いことは言うまでもない。その場合、ホームページ情報を全て送信した後のパーシャルトランスポートストリームデータの伝送は、ステップS403及びステップ404と同様に、パーシャルトランスポートストリームデータのデマックス、リマックスを行わないように実施しても良い。即ち、直接通信部210にて、ハードディスク209に記録されていたパーシャルトランスポートストリームのデータを記録処理部208経由で受信し、所定の通信パケットに変換し、再生装置103へ伝送することで実施して良いことは言うまでもない。
さらに、ホームページ情報の再送信を行わない場合、本実施形態では、ホームページ情報の伝送が、コンテンツ伝送の早い時間帯に行われることとなる。しかし、ステップS311で取得したホームページ情報の情報量と必要とされる通信帯域とから、新たに生成されるパーシャルトランスポートストリームの必要帯域が時間方向に平滑化するように、ホームページ情報の付加のタイミングを制御するようにしてもよい。即ち、ホームページ情報の情報量と受信、記録したパーシャルトランスポートストリームの情報量の合算値を、コンテンツ再生時間で除算することにより、平滑化された通信帯域が求まる。そして、その通信帯域で再生装置103への伝送が行われるように、ホームページ情報の付加のタイミングを制御すればよい。
また、本実施形態では付加するホームページ情報の優先順位を図5の例に示されるように、データ放送中に含まれるURL情報から直接参照されるホームページ情報を最も優先し、そこからのリンク回数に従って優先順位を下げている。その他にも、取得したホームページ情報の内容に応じて優先順位を判断しても良いことは言うまでもない。例えば、データ放送、及びそこからリンクされるホームページ情報には、天気予報やニュース、クイズ、ショッピング等即時性のある情報を提供するものがある。天気予報及びニュースは放送波受信直後においては視聴する意味があるが、時間の経過とともに情報が古くなり、視聴する意味が薄れてくる。また番組連動のクイズやショッピングといった情報においても、その性質上、締め切り、即ち有効期限等が存在し、その期限経過後に視聴しても意味がない。それに対して、出演者情報、及びコンテンツのストーリーの紹介等の情報は時間の経過と関係なく、価値のある情報である。従ってホームページ情報の記述を解釈することにより、これら即時性のある情報かどうか判断し、即時性がある場合、その内容に応じて優先順位を下げても良いことは言うまでもない。
また、ホームページ情報の情報量に応じて優先順位を判断しても良いことは言うまでもない。ホームページ情報には、テキストデータ以外にも静止画、動画をはじめとする様々な形式のデータが含まれる。例えば動画のような情報量の多いデータを含むホームページ情報を最初に伝送するとそれだけで伝送可能な通信帯域を使用してしまい、他の重要なホームページ情報の伝送が行われない恐れがある。従ってホームページ情報に含まれるデータの形式、及び情報量から優先順位を判断しても良いことは言うまでもない。
また、これらリンクの回数、即時性、データの形式と情報量といった、個々の情報から判断するのではなく、これらを複数組み合わせで優先順位を判断するように実施しても良いことは言うまでもない。
また、通常インターネット104上のホームページ情報は、Webブラウザ用であるHTML(Hypertext Markup Language)形式で記述されているのが一般的である。それに対してデータ放送は、デジタル放送ブラウザ用であるBML(Broadcast Markup Language)形式で情報が提供される。従って、ステップS311にてホームページ情報を取得し、ハードディスク209に記録する際に、取得したHTML形式のホームページ情報をBML形式に変換して蓄積する用に実施しても良いことは言うまでもない。その実施により、HTMLブラウザを搭載せずBMLブラウザのみ搭載された再生装置103であっても、インターネット104上のホームページを視聴可能とすることができる。
また、上記BML形式への変換を、ステップS311ではなく、再生装置103の機能を検知した後、ステップS409にて、データ放送用のPESを生成する際に実施するようにしても良いことは言うまでもない。その実施により、再生装置103の機能に合致したホームページ情報の提供が可能となる。
上述した本発明の実施形態を構成する各手段及び各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
101 放送局
102 記録装置
103 再生装置
104 インターネット
105 Webサーバ
201 アンテナ
202 チューナ
203 デスクランブラ
204 デマルチプレクサ
205 PSI/SI処理部
206 データ放送処理部
207 マルチプレクサ
208 記録処理部
209 ハードディスク
210 通信部
102 記録装置
103 再生装置
104 インターネット
105 Webサーバ
201 アンテナ
202 チューナ
203 デスクランブラ
204 デマルチプレクサ
205 PSI/SI処理部
206 データ放送処理部
207 マルチプレクサ
208 記録処理部
209 ハードディスク
210 通信部
Claims (10)
- 外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置であって、
前記データにリンクする他のデータを取得する取得手段と、
前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得手段により取得された前記他のデータを前記データに付加する付加手段と、
前記付加手段により前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送手段とを有することを特徴とするデータ伝送装置。 - 複数の前記他のデータに対して優先順位を決定する決定手段を更に有し、
前記付加手段は、決定手段により決定された優先順位に従って、前記他のデータを前記データに対して付加することを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。 - 前記決定手段は、前記データを基点とした複数の前記他のデータ夫々のリンク回数に基づいて、複数の前記他のデータに対する優先順位を決定することを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送装置。
- 前記決定手段は、複数の前記他のデータの即時性に基づいて、複数の前記他のデータに対する優先順位を決定することを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送装置。
- 前記決定手段は、複数の前記他のデータの形式に基づいて、複数の前記他のデータに対する優先順位を決定することを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送装置。
- 前記決定手段は、複数の前記他のデータの情報量に基づいて、複数の前記他のデータに対する優先順位を決定することを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送装置。
- 前記取得手段により取得された前記他のデータの記録媒体に格納する格納手段と、
前記記録媒体における前記他のデータの格納位置を示すリンク情報を生成する第1の生成手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ伝送装置。 - 前記付加手段により前記他のデータが付加された位置を示すリンク情報を生成する第2の生成手段を更に有し、
前記伝送手段は、前記第2の生成手段により生成されたリンク情報を前記外部装置に対して送信することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のデータ伝送装置。 - 外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置によるデータ伝送方法であって、
前記データにリンクする他のデータを取得する取得ステップと、
前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記他のデータを前記データに付加する付加ステップと、
前記付加ステップにより前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送ステップとを含むことを特徴とするデータ伝送方法。 - 外部装置に対してデータを伝送するデータ伝送装置によるデータ伝送方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記データにリンクする他のデータを取得する取得ステップと、
前記外部装置への前記データを伝送するために必要な通信帯域と、前記外部装置との間で保証される通信帯域とに基づいて、通信帯域の余裕を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された通信帯域の余裕に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記他のデータを前記データに付加する付加ステップと、
前記付加ステップにより前記他のデータが付加された前記データを前記外部装置に対して伝送する伝送ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008050726A JP2009212573A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | データ伝送装置、データ伝送方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008050726A JP2009212573A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | データ伝送装置、データ伝送方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2008050726A Pending JP2009212573A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | データ伝送装置、データ伝送方法及びプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009212573A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5603972B1 (ja) * | 2013-06-03 | 2014-10-08 | 日本電信電話株式会社 | データ処理装置、データ処理システム及びデータ処理方法 |
JP2020005321A (ja) * | 2019-10-10 | 2020-01-09 | マクセル株式会社 | 放送受信装置 |
US11729455B2 (en) | 2015-07-24 | 2023-08-15 | Maxell, Ltd. | Broadcast receiving apparatus for receiving program contents based on location information |
JP7550929B2 (ja) | 2023-07-20 | 2024-09-13 | マクセル株式会社 | 放送受信装置 |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008050726A patent/JP2009212573A/ja active Pending
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