JP2009202673A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵フィーリングが悪化する事態の発生を防止した運転支援装置を提供すること。
【解決手段】車両に搭載され、自車両が車線を逸脱して走行することを防止する運転支援装置において、画像認識処理により得た白線認識結果(ヨー角、曲率、オフセット)と、車両情報から推定した推定白線認識結果とを比較して、画像認識処理による白線認識の精度を判定し、この精度が許容範囲内でないと判定されたときには、推定白線認識結果を用いて白線認識結果を補正し、上記精度が上記許容範囲内であると判定されたときには白線認識結果に基づいて、上記精度が上記許容範囲内でないと判定されたときには補正された白線認識結果に基づいて、操舵アシストトルクを発生させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、概して、車両に搭載され、自車両が車線を逸脱して走行することを防止する運転支援装置に係り、特に、操舵フィーリングが悪化する事態の発生を防止した運転支援装置に関する。
従来、車両に搭載され、自車両が車線を逸脱して走行することを防止する装置が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1には、「走行路に沿って車両を走行させる操舵アシストトルクを演算するとき・・・離間した遠い位置の情報ではなく、車両位置付近の精度の高い情報に基づいて得たパラメータに基づいて操舵アシストトルクTLKを算出すると共に、ヨーレートを用いずに操舵アシストトルクTLKを算出する」「車両用操舵制御装置」が開示されている(要約書参照)。
特許文献2には、「自車両が走行するレーン画像を取得して、画像処理によって走行レーンを認識し、認識結果から走行レーンの曲率またはカーブ半径を求める」際に、「判定した道路曲率またはカーブ半径の時間変化量を制限値以下に制限し・・・この制限値は、道路曲率が小さいとき、または、カーブ半径が大きいときほど小さくなるように設定され」た「道路パラメータ算出装置」が開示されている(段落番号0008参照)。
特許文献3には、「走行区分の誤検出(・・・画像認識時の誤認識等)があった場合でも、その時間変化率を抑制してガード」し、「この時間変化率を車速に応じて大きく設定」し、「低速域ではガード値を小さくして誤警報の発生を抑制」し、「高速領域では許容する時間変化率を大きくして、不具合の発生を抑制」する「車両逸脱判定装置」が開示されている(発明の名称及び段落番号0011参照)。
特開2001−010518号公報 特開2005−346304号公報 特開2006−331219号公報
上記特許文献1〜3記載の従来装置によれば、白線認識処理において車両挙動が十分に考慮されておらず、誤認識を精度良く防止できないおそれがある。
白線位置が誤認識されると、不必要な操舵アシストトルクが発生し、操舵フィーリングを悪化させる可能性がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、操舵フィーリングが悪化する事態の発生を防止した運転支援装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両に搭載され、自車両が車線を逸脱して走行することを防止する運転支援装置であって、画像認識処理により得た白線認識結果と、車両情報から推定した推定白線認識結果とを比較して、画像認識処理による白線認識の精度を判定する判定手段と、この判定手段により該精度が許容範囲内でないと判定されたときには、上記推定白線認識結果を用いて上記白線認識結果を補正する補正手段と、上記判定手段により上記精度が上記許容範囲内であると判定されたときには上記白線認識結果に基づいて、上記判定手段により上記精度が上記許容範囲内でないと判定されたときには上記補正手段により補正された上記白線認識結果に基づいて、操舵アシストトルクを発生させるアシストトルク付与手段とを有する運転支援装置である。
上記一態様において、上記白線認識結果は、例えば、ヨー角値、曲率値、及び、オフセット値から成り、上記推定白線認識結果は、例えば、推定ヨー角値、推定曲率値、及び、推定オフセット値から成る。
この場合、上記補正手段は、A)上記ヨー角値が第一の所定の範囲(例えば、上記推定ヨー角値から第一の所定のガード値を引いた値を下限とし、上記推定ヨー角値に上記第一の所定のガード値を加えた値を上限とする範囲)より大きいときには該第一の所定の範囲の上限値に補正するとともに、上記第一の所定の範囲より小さいときには該第一の所定の範囲の下限値に補正し、B)上記曲率値が第二の所定の範囲(例えば、上記推定曲率値から所定の遅延量と第二の所定のガード値とを引いた値を下限とし、上記推定曲率値に上記所定の遅延量と上記第二の所定のガード値とを加えた値を上限とする範囲)より大きいときには該第二の所定の範囲の上限値に補正するとともに、上記第二の所定の範囲より小さいときには該第二の所定の範囲の下限値に補正し、C)上記オフセット値が第三の所定の範囲(例えば、上記推定オフセット値から第三の所定のガード値を引いた値を下限とし、上記推定オフセット値に上記第三の所定のガード値を加えた値を上限とする範囲)より大きいときには該第三の所定の範囲の上限値に補正するとともに、上記第三の所定の範囲より小さいときには該第三の所定の範囲の下限値に補正する。
上記一態様によれば、白線認識処理において、画像認識処理により得られた認識結果の精度が比較的悪い場合であっても車両挙動に基づいて補正されるため、不必要な操舵アシストトルクが発生して操舵フィーリングが悪化することを防止することができる。
本発明によれば、操舵フィーリングが悪化する事態の発生を防止した運転支援装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、画像処理により白線を認識する手法や、所望の操舵アシストトルクを発生させる機構等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
図1は、本発明の一実施例に係る運転支援装置100の概略構成図である。
運転支援装置100は、自車両前方の車線(レーン)の境界線である白線を撮像するように設けられたカメラ101を有する。カメラ101は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラや、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)カメラなどである。
運転支援装置100は、更に、車両情報を検出する手段として、自車両の車速を検出する車速センサ102と、自車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ103と、自車両の加速度を検出する加速度センサ104と、自車両のステアリングハンドルの操舵角の大きさを検出する舵角センサ105と、を有する。
運転支援装置100は、更に、後に詳述するような各種の演算を実行して、自車両が車線を維持するために(車両を逸脱しないようにするために)図示しないステアリングハンドルに付与すべき操舵アシストトルクの向き及び大きさを算出するECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)106を有する。
運転支援装置100は、更に、ECU106から指示された向き及び大きさの操舵アシストトルクを図示しないステアリングハンドルに発生させるアクチュエータ107を有する。
図2は、本実施例に係る運転支援装置100による操舵アシストトルク発生処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
まず、ECU106は、カメラ101により撮像された画像に対して画像処理解析を施すことによって、自車両前方の白線を認識する(S201)。
次いで、ECU106は、車速センサ102、ヨーレートセンサ103、加速度センサ104、及び、舵角センサ105の各出力から把握した自車両の車両情報に基づいて、カメラ101の出力に基づいた白線認識結果を推定する(S202)。
次いで、ECU106は、車両情報に基づいて算出された推定白線認識結果を基準として、カメラ101の出力に基づいて得られた白線認識結果が十分な精度であるか否かを判定する(S203)。
例えばカメラ101に基づく白線認識結果が車両情報に基づく推定白線認識結果から大きく乖離している場合など、カメラ101に基づく白線認識結果の精度が許容範囲を超えていると判断されたとき(S203の「NO」)、ECU106は、車両情報に基づいて算出された推定白線認識結果を用いて、カメラ101の出力に基づいて得られた白線認識結果を許容できる範囲内に補正する。
このようにしてカメラ101の出力に基づいて得られた白線認識結果を必要に応じて補正した上で、ECU106は、その白線認識結果に基づいてステアリングハンドルに付与すべき操舵アシストトルクの向き及び大きさを算出し(S205)、その生成をアクチュエータ107に指示する(S206)。
以上、ECU106による操舵アシストトルク発生処理の流れを概略的に説明した。本実施例において、実際には、白線認識処理は、図3に示すように、ヨー角θと、カーブ半径Rの逆数である曲率Cと、オフセットDという3つのパラメータにより行われる。そして、図2のS201〜S205の処理も実際にはこれら3つのパラメータについて実行される。すなわち、必要に応じて行われる補正は、パラメータ単位で行われる。以下、ヨー角θ、曲率C、及び、オフセットDのそれぞれの精度判定及び補正処理について図4〜7を参照して説明する。
図4は、本実施例に係る運転支援装置100によるヨー角値θの補正処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ECU106は、カメラ101の出力に基づいて、ヨー角θcapを認識する(S401)。
次いで、ECU106は、車両情報から推定ヨー角θestを算出する(S402)。具体的には、
θest=θout_pre+γ・tsampling ・・・式(1)
として推定ヨー角θestを算出する。ここで、θout_preは前回のヨー角出力値、γはヨーレートセンサ103により検出されたヨーレート、tsamplingは白線認識出力の更新周期である。
このようにしてカメラ101の出力に基づいて認識されたヨー角θcapと車両情報から算出された推定ヨー角θestとが求まると、次いで、ECU106は、θcapがθest+θincよりも大きいか否かを判定する(S403)。ここで、θincは、ヨー角θに関するガード値である。
θcapがθest+θincよりも大きい場合(S403の「YES」)、ECU106は、θcapの時間変化率が大きすぎるため、θcapの精度が許容できない程に良好でないと判断して、θcapをそのまま出力せず、ヨー角出力値θoutをθest+θinc、すなわち許容できる範囲の上限値、にまで制限する(S405)。
他方、θcapがθest+θinc以下である場合(S403の「NO」)、次いで、ECU106は、θcapがθest−θincよりも小さいか否かを判定する(S404)。
θcapがθest−θincよりも小さい場合(S404の「YES」)、ECU106は、θcapの時間変化率が小さすぎるため、θcapの精度が許容できない程に良好でないと判断して、θcapをそのまま出力せず、ヨー角出力値θoutをθest−θinc、すなわち許容できる範囲の下限値、にまで制限する(S407)。
他方、θcapとθestとの差分の絶対値がガード値θinc以下のとき(S404の「NO」)、ECU106は、θcapの時間変化率が適切であり、θcapの精度が良好であると判断して、θcapをそのままヨー角出力値θoutとして採用する(S406)。
このようにして、認識されたヨー角θcapの時間変化率にガードを掛けて制限した上で、精度の良いヨー角θoutを出力する(S408)。
図5は、本実施例に係る運転支援装置100による曲率値Cの補正処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ECU106は、カメラ101の出力に基づいて、曲率Ccapを認識する(S501)。
次いで、ECU106は、車両情報から推定曲率Cestを算出する(S502)。具体的には、
est=γ/V ・・・式(2)
として推定曲率Cestを算出する。ここで、Vは車速センサ102により検出された車速である。
このようにしてカメラ101の出力に基づいて認識された曲率Ccapと車両情報から算出された推定曲率Cestとが求まると、次いで、ECU106は、CcapがCest+Cdelay+Cincよりも大きいか否かを判定する(S503)。ここで、Cincは、曲率Cに関するガード値である。
また、車両状態から曲率を推定すると、図6に示すように、カメラ101により認識した白線の曲率に対して時間的な遅れが生じる。この遅れを補正するための係数がCdelayであり、
delay=(l/V)・dγ ・・・式(3)
である。ここで、lは白線認識距離、dγはヨー角加速度である。dγは精度が低い場合には定数で置き換えてもよい。
capがCest+Cdelay+Cincよりも大きい場合(S503の「YES」)、ECU106は、Ccapの時間変化率が大きすぎるため、Ccapの精度が許容できない程に良好でないと判断して、Ccapをそのまま出力せず、曲率出力値CoutをCest+Cdelay+Cinc、すなわち許容できる範囲の上限値、にまで制限する(S505)。
他方、CcapがCest+Cdelay+Cinc以下である場合(S503の「NO」)、次いで、ECU106は、CcapがCest−Cdelay−Cincよりも小さいか否かを判定する(S504)。
capがCest−Cdelay−Cincよりも小さい場合(S504の「YES」)、ECU106は、Ccapの時間変化率が小さすぎるため、Ccapの精度が許容できない程に良好でないと判断して、Ccapをそのまま出力せず、曲率出力値CoutをCest−Cdelay−Cinc、すなわち許容できる範囲の下限値、にまで制限する(S507)。
他方、CcapとCestとの差分の絶対値がガード値Cinc+遅延補正係数Cdelay以下のとき(S504の「NO」)、ECU106は、Ccapの時間変化率が適切であり、Ccapの精度が良好であると判断して、Ccapをそのまま曲率出力値Coutとして採用する(S506)。
このようにして、認識された曲率Ccapの時間変化率にガードを掛けて制限した上で、精度の良い曲率Coutを出力する(S508)。
図7は、本実施例に係る運転支援装置100によるオフセット値Dの補正処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ECU106は、カメラ101の出力に基づいて、オフセットDcapを認識する(S701)。
次いで、ECU106は、車両情報から推定オフセットDestを算出する(S702)。具体的には、
Figure 2009202673
として推定オフセットDestを算出する。ここで、Dout_preは前回のオフセット出力値、Cout_preは前回の曲率出力値、βは車両スリップ角である。βは精度が低い場合には無視してもよい。
このようにしてカメラ101の出力に基づいて認識されたオフセットDcapと車両情報から算出された推定オフセットDestとが求まると、次いで、ECU106は、DcapがDest+Dincよりも大きいか否かを判定する(S703)。ここで、Dincは、オフセットDに関するガード値である。
capがDest+Dincよりも大きい場合(S703の「YES」)、ECU106は、Dcapの時間変化率が大きすぎるため、Dcapの精度が許容できない程に良好でないと判断して、Dcapをそのまま出力せず、オフセット出力値DoutをDest+Dinc、すなわち許容できる範囲の上限値、にまで制限する(S705)。
他方、DcapがDest+Dinc以下である場合(S703の「NO」)、次いで、ECU106は、DcapがDest−Dincよりも小さいか否かを判定する(S704)。
capがDest−Dincよりも小さい場合(S704の「YES」)、ECU106は、Dcapの時間変化率が小さすぎるため、Dcapの精度が許容できない程に良好でないと判断して、Dcapをそのまま出力せず、オフセット出力値DoutをDest−Dinc、すなわち許容できる範囲の下限値、にまで制限する(S707)。
他方、DcapとDestとの差分の絶対値がガード値Dinc以下のとき(S704の「NO」)、ECU106は、Dcapの時間変化率が適切であり、Dcapの精度が良好であると判断して、Dcapをそのままオフセット出力値Doutとして採用する(S706)。
このようにして、認識されたオフセットDcapの時間変化率にガードを掛けて制限した上で、精度の良いオフセットDoutを出力する(S708)。
このようにして、ヨー角出力値θout、曲率出力値Cout、及び、オフセット出力値Doutが求められると、ECU106はこれらパラメータから制御目標横Gを算出し、付与すべき操舵アシストトルクの向き及び大きさを算出をする。
ヨー角出力値θout、曲率出力値Cout、及び、オフセット出力値Doutから制御目標横Gを算出する計算は、例えば、
Figure 2009202673
のようなフィードバック構造により求められる。
このように、本実施例によれば、カメラ出力による白線認識結果と車両情報から推定された推定白線認識結果の間に一定以上の差が存在する場合には、カメラ出力による認識結果にガードを設けて変化率制限を施した上で操舵アシストトルクの算出に用いるため、車両情報を考慮しない場合に比べて白線認識結果の精度を向上させ、よって操舵フィーリングが悪化することを防止することができる。
なお、上記一実施例において、式(5)を用いて制御目標横Gを算出するとき、ヨー角について補正が行われなかった(すなわち、θout=θcap)ときにはフィードバックゲインKfb1を、曲率について補正が行われなかった(すなわち、Cout=Ccap)ときにはフィードフォワードゲインKffを、オフセットについて補正が行われなかった(すなわち、Dout=Dcap)ときにはフィードバックゲインKfb2を、それぞれ小さくするようにすると、誤った制御出力がされることをより確実に防ぐことができる。
また、上記一実施例において、白線認識結果補正処理により、図8に示すように、制御目標横Gから制御目標ステアリングトルクを算出するマップがステアリングの切り増しと切り戻しでジャンプし、ステアリングギアの摩擦により操舵フィーリングが悪化する可能性がある。そこで、上記一実施例においては、ヨー角θ、曲率C、又は、オフセットDのいずれかにおいて補正が行われた場合には(すなわち、θout≠θcap、又は、Cout≠Ccap、又は、Dout≠Dcap)、図示したようなジャンプを禁止し、同じマップが使われるようにすることが好ましい。これにより、操舵アシストトルクの大きさが急変することをより確実に回避できる。
さらに、上記一実施例において、白線認識結果補正処理により、ヨー角θ、曲率C、及び、オフセットDのすべてにおいて補正が行われる状態(すなわち、θout≠θcap、且つ、Cout≠Ccap、且つ、Dout≠Dcap)が一定時間以上継続したときには、ヨー角θ、曲率C、及び、オフセットDのすべてにおいて補正が行われない状態(すなわち、θout=θcap、且つ、Cout=Ccap、且つ、Dout=Dcap)が一定時間以上継続するまで制御を一時的に中断することが好ましい。
本発明は、車線逸脱防止(レーンキープアシスト)を図るあらゆる車両に適用可能である。対象車両の動力源種類、燃料種類、外観デザイン、重量、サイズ、走行性能等はいずれも不問である。
本発明の一実施例に係る運転支援装置の概略構成図である。 本発明の一実施例に係る運転支援装置による操舵アシストトルク発生処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る運転支援装置が白線認識に用いるパラメータを説明する図である。 本発明の一実施例に係る運転支援装置によるヨー角値補正処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る運転支援装置による曲率値補正処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る運転支援装置が曲率値補正処理において用いる遅延項を説明するグラフである。 本発明の一実施例に係る運転支援装置によるオフセット値補正処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る運転支援装置により操舵アシストトルク生成に用いられるマップを説明する図である。
符号の説明
100 運転支援装置
101 カメラ
102 車速センサ
103 ヨーレートセンサ
104 加速度センサ
105 舵角センサ
106 ECU
107 アクチュエータ

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、自車両が車線を逸脱して走行することを防止する運転支援装置であって、
    画像認識処理により得た白線認識結果と、車両情報から推定した推定白線認識結果とを比較して、画像認識処理による白線認識の精度を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記精度が許容範囲内でないと判定されたときには、前記推定白線認識結果を用いて前記白線認識結果を補正する補正手段と、
    前記判定手段により前記精度が前記許容範囲内であると判定されたときには前記白線認識結果に基づいて、前記判定手段により前記精度が前記許容範囲内でないと判定されたときには前記補正手段により補正された前記白線認識結果に基づいて、操舵アシストトルクを発生させるアシストトルク付与手段と、を有する
    ことを特徴とする運転支援装置。
  2. 請求項1記載の運転支援装置であって、
    前記白線認識結果は、ヨー角値、曲率値、及び、オフセット値から成り、
    前記推定白線認識結果は、推定ヨー角値、推定曲率値、及び、推定オフセット値から成り、
    前記補正手段は、
    前記ヨー角値が第一の所定の範囲より大きいときには該第一の所定の範囲の上限値に補正するとともに、前記第一の所定の範囲より小さいときには該第一の所定の範囲の下限値に補正し、
    前記曲率値が第二の所定の範囲より大きいときには該第二の所定の範囲の上限値に補正するとともに、前記第二の所定の範囲より小さいときには該第二の所定の範囲の下限値に補正し、
    前記オフセット値が第三の所定の範囲より大きいときには該第三の所定の範囲の上限値に補正するとともに、前記第三の所定の範囲より小さいときには該第三の所定の範囲の下限値に補正する、
    ことを特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項2記載の運転支援装置であって、
    前記第一の所定の範囲は、前記推定ヨー角値から第一の所定のガード値を引いた値を下限とし、前記推定ヨー角値に前記第一の所定のガード値を加えた値を上限とする、
    ことを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項2記載の運転支援装置であって、
    前記第二の所定の範囲は、前記推定曲率値から所定の遅延量と第二の所定のガード値とを引いた値を下限とし、前記推定曲率値に前記所定の遅延量と前記第二の所定のガード値とを加えた値を上限とする、
    ことを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項2記載の運転支援装置であって、
    前記第三の所定の範囲は、前記推定オフセット値から第三の所定のガード値を引いた値を下限とし、前記推定オフセット値に前記第三の所定のガード値を加えた値を上限とする、
    ことを特徴とする運転支援装置。
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