JP2009196222A - 熱可塑性樹脂シートの成形設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱可塑性樹脂シートの成形設備のシート搬送装置が、加熱装置の内部から成形装置の内部に配設される搬送機構と、熱可塑性樹脂シートの各辺を把持して、前記搬送機構に沿って移動可能な1台のシートクランプ枠機構と、該シートクランプ枠機構を前記加熱装置から成形装置へ移動させ該シートクランプ枠機構を前記搬送機構から持ち上げ、前記搬送機構と前記シートクランプ枠機構との保持を解除したのち、下成形型の成形面に向けて下降するとともに上成形型を下降して前記熱可塑性樹脂シートの成形を終えたのち、該樹脂シートの把持を解除した前記シートクランプ枠機構を上昇して前記搬送機構に移載する昇降機構と、搬送機構、シートクランプ枠機構、昇降機構および上成形型の動作を制御する制御装置とを備えている。
【選択図】図1
Description
生産性を向上させるためには複数のクランプ枠を用い、一つのクランプ枠に把持された樹脂シートを成形している間に、他のクランプ枠への樹脂シートの供給と加熱、取出しの工程を行う必要がある。
たとえば、加熱装置(加熱ステーション)と成形装置(成形ステーション)を交互に行き来する2つの樹脂シート搬送冶具を設け、それぞれの樹脂シート搬送冶具の搬送経路を別にして、樹脂シート搬送冶具の搬送経路に高低差を持たせてすれ違うようにした方法がある(特許文献1)。
また、加熱・成形装置の前後にクランプ枠(樹脂シート搬送フレーム)の循環装置を設けて循環させる方法がある(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1記載のクランプ枠を交互に入れ替わる方法では、加熱装置と成形装置とで同じ高さからすれ違う為、すれ違うスペースが必要となり加熱装置と成形装置の距離が離れること、加熱された材料が伸びてクランプ枠から下にはみ出した場合に、すれ違う時に上を通るクランプ枠に保持された材料が、下を通るクランプ枠にぶつからないようにすれ違うときの高さを大きく設けなければならないこと、特許文献2のような循環装置を設ける方法では、循環装置分のスペースが別に必要になり、装置が大型となるという問題があった。
また、循環方法上クランプ枠に対してケーブル類を取付けられず、クランプ枠内部の開閉機構等の内部機構の制御に問題があった。つまり、材料を保持する機構を制御するためのケーブル類をクランプ枠に付けた状態で、クランプ枠を循環させることができなかった。
また、これらの方法では上下の成形型がクランプ枠に向かって移動し成形する為、特に下成形型の昇降機構は上下成形型の重量と加圧力に耐えるだけの出力が必要で装置が大型化し多くのエネルギーを必要とする問題がある。この問題への対策として、下成形型を固定し、搬送機構と上成形型を降下させて成形する装置がある(特許文献3)。
そこで、特許文献3の装置は、搬送チェーンにより材料の2辺を把持して搬送する方式であるが、この材料は無端ローラチエンの爪に刺し込んでそれらの両側位置で把持した後、上・下成形型間に搬入し、無端ローラチエンと共に材料を下成形型へ下降させるものである。
ここで、材料を搬送する方法として、特許文献3の装置のように材料の対向する2辺を把持して搬送する方法がある。この方法では、機構が単純になりコストやメンテナンス性で有利であるが、把持していない2辺の材料が加熱時に垂れて引っ張られるため、その分材料の余裕をみなければならず材料歩留まりが低下しやすくなること、クランプしている辺としていない辺で成形時の伸び方が変わるため成形条件が出しにくく、また、成形性の向上を図るのが難しいという問題を残している。
材料の各辺を把持したまま材料を引っ張り成形することにより、しわを作らず成形することができ、また、真空成形を行う場合も型に材料を押し付けて空気が逃げないよう密着させることができる。このため、成形性が向上する。
図1は、本発明による熱可塑性樹脂シートの成形設備の基本構成を示した正面概略図である。
本発明の一実施の形態にかかわる成形設備は、熱可塑性樹脂シート(図示せず)を所定温度に加熱し軟化させる加熱装置Bと、該加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを上下成形型A3、A2により成形する成形装置Aと、前記加熱装置Bの内部と成形装置Aの内部とのあいだを移動可能なシート搬送装置Kとを備える熱可塑性樹脂シートの成形設備に適用することができる。
前記シート搬送装置Kが、上段搬送機構Uと、下段搬送機構Lと、前記上段搬送機構Uと下段搬送機構Lに沿って移動可能な2台のシートクランプ枠機構Ca、Cbと、前記加熱装置でシートクランプ枠機構Ca、Cbを昇降させる第1昇降機構B4と、前記成形装置でシートクランプ枠機構Ca、Cbを昇降させる第2昇降機構A6と、前記上段搬送機構U、下段搬送機構L、シートクランプ枠機構Ca、Cb、第1昇降機構B4、第2昇降機構A6および上成形型の動作を制御する制御装置(図示せず)とを備えている。
前記上段搬送機構Uは、前記加熱装置Bの内部の上方位置から成形装置Aの内部の上方位置に配設されている。
前記下段搬送機構Lは、前記加熱装置Bの内部の下方位置から成形装置Aの内部の下方位置に配設されている。
上記シートクランプ枠機構Ca、Cbは、前記上段搬送機構Uと下段搬送機構Lに沿って移動可能である。
前記第1昇降機構B4は、前記加熱装置Bの内部で前記熱可塑性樹脂シートの各辺を把持したシートクランプ枠機構Ca、Cbを前記上段搬送機構Uから持ち上げ、解除したのち、下降して前記下段搬送機構Lに移載する。
前記第2昇降機構は、該下段搬送機構Lに移載されたシートクランプ枠機構を前記加熱装置Bから成形装置Aへ移動させ該シートクランプ枠機構Ca、Cbを該下段搬送機構Lから持ち上げ、前記下段搬送機構Lと前記シートクランプ枠機構Ca、Cbとの保持を解除したのち、前記下成形型A2の成形面に向けて下降するとともに前記上成形型A3を下降して前記熱可塑性樹脂シートの成形を終えたのち、該樹脂シートの把持を解除した前記シートクランプ枠機構Ca、Cbを上昇して前記上段搬送機構Uに移載する。
前記制御装置は、前記上段搬送機構U、下段搬送機構L、シートクランプ枠機構Ca、Cb、第1昇降機構B4、第2昇降機構A6および上成形型A3の動作を制御する。
成形装置Aには下成形型A2と、上成形型A3があり、上成形型A3を固定した上成形型テーブルA4を、上成形型昇降シリンダA5が動かすことにより上成形型A3が昇降する。成形装置Aの左右にはシートクランプ枠機構昇降用の第2昇降機構A6があり、これによりシートクランプ枠機構の上・下段への架け替え、成形位置までの降下を行う。
加熱装置Bには材料を過熱する上ヒータB2、下ヒータB3、第1昇降機構B4がある。該下ヒータB3は、第1昇降フレームB5に固定されており、第1昇降シリンダB6により昇降される。また、前記第1昇降機構は、第1昇降フレームB5と前記第1昇降シリンダB6によってシートクランプ枠機構を昇降させる。
二つのシートクランプ枠機構Ca、Cbにはケーブル接続用ブラケットC4a、C4bがシートクランプ枠機構Ca、Cbの走行方向に対して両側部の位置に設けられている。そしてこのケーブル接続用ブラケットC4aの上部Nにはケーブル案内部材C5aの一端部が固定され、他端部が加熱装置のフレームB1に固定されている。また、前記ケーブル接続用ブラケットC4bの上部Nにはケーブル案内部材C5bの一端部が固定され、他端部が加熱装置のフレームB1に固定されている。このケーブル案内部材C5a、C5bは、加熱装置のフレームB1の両側部の位置に配置されているため、接続用ブラケット同士の干渉を避けてシートクランプ枠機構Ca、Cbを循環させることができる。これにより、各シートクランプ枠機構Ca、Cbの把持機構Sに動力と信号を供給している。図7も参照すると理解が容易である。
前記上段搬送機構Uおよび下段搬送機構Lは、上・下段直線走行部U2、L2と、該上・下段直線走行部に連結される上・下段搬送フック受け部U1、L1と、該上・下段搬送フック受け部U1、L1を前記上・下段直線走行部に沿って移動させる駆動機構Pと、を備えている。
駆動機構Pは、上・下段搬送ピニオンU4、L4および上・下段搬送ラックU5、L5および上・下段搬送モータU3、L3を備えている。
図3および7に示すように、2つのシートクランプ枠機構Ca、Cbのケーブル接続用ブラケットC4a、C4bはシートクランプ枠機構Caでは右(図1では奥)側、シートクランプ枠機構Cbでは左(図1では手前)側とそれぞれ別の側に接続されており、接続用ブラケット同士の干渉を避けている。
さらに、上段搬送機構Uはケーブル接続用ブラケットC4a、C4bの上方内側にあり、下段搬送機構Lは外側にあるため、上・下段搬送機構U、Lとケーブル接続用ブラケットC4a、C4bとの干渉も避けている。この構成によりケーブルを接続したままシートクランプ枠機構を循環させることができる。
また、成形中にシートクランプ枠機構が下成形型高さまで降下した位置(図22)でもケーブル類が下段搬送機構等に干渉しないよう、接続用ブラケットC4a、C4bは高さを持った構造体をしており、その上部Nにおいてケーブル案内部材C5a、C5bと接続されている。その構造体の形状として、シートクランプ枠機構Ca、Cbの端部に基部が接続され、その基部から垂直に立ち上がる垂直部があり、その垂直部の上部に水平に突き出た水平部がある。それらは全てケーブルが通ることができるように中空となっている。
また、シートクランプ枠機構Ca、Cbの把持機構Sに動力と信号を送るケーブルは、シートクランプ枠機構からケーブル接続用ブラケットC4a、C4bの内部へ、そしてケーブル接続用ブラケットの上部Nからケーブル案内部材C5a、C5bを通り図示しない制御装置へ繋がっている。
該制御装置は、上段搬送機構Uの動作、下段搬送機構Lの動作、シートクランプ枠機構Ca、Cbの把持機構S、第1昇降機構B4の昇降、第2昇降機構A6の昇降および上成形型A3の昇降を制御する。
図7は、上・下段搬送機構とシートクランプ枠機構の位置関係を示したものである。動作は図1、7の状態から開始される。図示していない材料供給装置により、シートクランプ枠機構Caに材料を供給する。加熱側にあるシートクランプ枠機構Cbは材料が把持され、材料が加熱し終わった状態であるものとする。
フックが干渉しない位置まで来たところで、第2昇降機構A6が方向4へ下降を始め、シートクランプ枠機構Cbは成形位置まで下降すると共に、上成形型昇降シリンダA5も稼動して上成形型も方向9へ向けて下降し、成形を行う。搬送機構のフック受け部U1、L1は、干渉を避ける為の移動をしたのち止まらずに、上・下段同時にそのまま次工程の待機位置まで移動する。図11、16、22は成形中の状態である。
図17に示すように、シートクランプ枠機構Cbが第2昇降機構A6によって方向3へ架け替え高さまで上昇した後、上段搬送フック受け部U1がシートクランプ枠機構の上段搬送フックC1の下まで方向5へ移動し(図18)、第2昇降機構A6が方向4へ下降する事でシートクランプ枠機構Cbは上段搬送機構に保持される(図19)。その後、下成形型A2から成形した樹脂シートを取り出し、シートクランプ枠機構Cbに樹脂シートを供給する。
この一連の動作をシートクランプ枠機構Caとシートクランプ枠機構Cbを入れ替えて繰り返すことで、連続して生産が行われる。シートクランプ枠機構Ca、Cbと第1・2昇降機構B4、A6および上・下段搬送機構U、Lの動きは図7、13〜19の順に参照するとわかりやすい。なお、前記樹脂シートは成形装置A側で供給されるが、加熱装置B側で供給することができる
A1 成形装置のフレーム
A2 下成形型
A3 上成形型
A4 上成形型テーブル
A5 上成形型昇降シリンダ
A6 第2昇降機構
B 加熱装置
B1 加熱装置のフレーム
B2 上ヒータ
B3 下ヒータ
B4 第1昇降機構
B5 第1昇降フレーム
B6 第1昇降シリンダ
K シート搬送装置
U 上段搬送機構
U1 上段搬送フック受け部
U2 上段直線走行部
U3 上段搬送駆動モータ
U4 上段搬送ピニオン
U5 上段搬送ラック
U6 上段搬送駆動軸
U7 プーリ&ベルト
L 下段搬送機構
L1 下段搬送フック受け部
L2 下段直線走行部
L3 下段搬送駆動モータ
L4 下段搬送ピニオン
L5 下段搬送ラック
L6 下段搬送駆動軸
Ca、Cb シートクランプ枠機構
C1 上段搬送フック
C2 下段搬送フック
C3 昇降受け部
C4a ケーブル接続用ブラケット1
C4b ケーブル接続用ブラケット2
C5a ケーブル案内部材1
C5b ケーブル案内部材2
N ケーブル接続用ブラケット上部
E ケーブル
S シート把持機構
1 第1昇降機構を上昇させる方向
2 第1昇降機構を下降させる方向
3 第2昇降機構を上昇させる方向
4 第2昇降機構を下降させる方向
5 上段搬送機構フック受け部を成形装置側へ移動させる方向
6 上段搬送機構フック受け部を加熱装置側へ移動させる方向
7 下段搬送機構フック受け部を成形装置側へ移動させる方向
8 下段搬送機構フック受け部を加熱装置側へ移動させる方
9 上成形型昇降シリンダを下降させる方向
10 上成形型昇降シリンダを上昇させる方向
Claims (7)
- 熱可塑性樹脂シートを所定温度に加熱し軟化させる加熱装置と、
該加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを上下成形型により成形する成形装置と、
前記加熱装置の内部と成形装置の内部とのあいだを移動可能なシート搬送装置とを備える熱可塑性樹脂シートの成形設備であって、
前記シート搬送装置が、
前記加熱装置の内部から成形装置の内部に配設される搬送機構と、
前記熱可塑性樹脂シートの各辺を把持して、前記搬送機構に沿って移動可能な1台のシートクランプ枠機構と、
該シートクランプ枠機構を前記加熱装置から成形装置へ移動させ該シートクランプ枠機構を前記搬送機構から持ち上げ、前記搬送機構と前記シートクランプ枠機構との保持を解除したのち、前記下成形型の成形面に向けて下降するとともに前記上成形型を下降して前記熱可塑性樹脂シートの成形を終えたのち、該樹脂シートの把持を解除した前記シートクランプ枠機構を上昇して前記搬送機構に移載する昇降機構と、
前記搬送機構、シートクランプ枠機構、昇降機構および上成形型の動作を制御する制御装置と
を備えてなる熱可塑性樹脂シートの成形設備。 - 前記搬送機構が、対向して配置される一対の直線走行部、該直線走行部に連結される搬送フック受け部および該搬送フック受け部を前記直線走行部に沿って移動させる駆動機構を具備するとともに、前記シートクランプ枠機構が該搬送フック受け部に載置される搬送フック部を具備してなる請求項1記載の熱可塑性樹脂シートの成形設備。
- 熱可塑性樹脂シートを所定温度に加熱し軟化させる加熱装置と、
該加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを上下成形型により成形する成形装置と、
前記加熱装置の内部と成形装置の内部とのあいだを移動可能なシート搬送装置とを備える熱可塑性樹脂シートの成形設備であって、
前記シート搬送装置が、
前記加熱装置の内部の上方位置から成形装置の内部の上方位置に配設される上段搬送機構と、
前記加熱装置の内部の下方位置から成形装置の内部の下方位置に配設される下段搬送機構と、
前記上段搬送機構と下段搬送機構に沿ってそれぞれ移動可能な2台のシートクランプ枠機構と、
前記加熱装置の内部で前記熱可塑性樹脂シートの各辺を把持したシートクランプ枠機構を前記上段搬送機構から持ち上げ、前記下段搬送機構と前記シートクランプ枠機構との保持を解除したのち、下降して前記下段搬送機構に移載する第1昇降機構と、
該下段搬送機構に移載されたシートクランプ枠機構を前記加熱装置から成形装置へ移動させ該シートクランプ枠機構を該下段搬送機構から持ち上げ、前記搬送機構と前記シートクランプ枠機構との保持を解除したのち、前記下成形型の成形面に向けて下降するとともに前記上成形型を下降して前記熱可塑性樹脂シートの成形を終えたのち、該樹脂シートの把持を解除した前記シートクランプ枠機構を上昇して前記上段搬送機構に移載する第2昇降機構と、
前記上段搬送機構、下段搬送機構、シートクランプ枠機構、第1昇降機構、第2昇降機構および上成形型の動作を制御する制御装置と
を備えてなる熱可塑性樹脂シートの成形設備。 - 前記上段搬送機構および下段搬送機構が、対向して配置される一対の直線走行部、該直線走行部に連結される搬送フック受け部および該搬送フック受け部を前記直線走行部に沿って移動させる駆動機構を具備するとともに、前記シートクランプ枠機構が該搬送フック受け部に載置される搬送フック部を具備してなる請求項3記載の熱可塑性樹脂シートの成形設備。
- 前記制御装置が、前記加熱装置に移動するシートクランプ枠機構を前記上段搬送機構から下段搬送機構に移載したのち、該上段搬送機構の搬送フック受け部を前記成形装置に移動させるとともに、前記成形装置に移動するシートクランプ枠機構を前記下段搬送機構から上段搬送機構に移載したのち、該下段搬送機構の搬送フック受け部を前記加熱装置に移動させる受け部移動回路を具備する請求項3または4記載の熱可塑性樹脂シートの成形設備。
- 前記上段搬送機構が、前記2台のシートクランプ枠機構から上方に位置し、該シートクランプ枠機構の幅内に配設されており、かつ前記下段搬送機構における直線走行部が、前記2台のシートクランプ枠機構の外側に配設されている請求項3、4または5記載の熱可塑性樹脂シートの成形設備。
- 前記2台のシートクランプ枠機構のうち、一方のシートクランプ枠機構に設けられるケーブル案内部材と他方のシートクランプ枠機構に設けられるケーブル案内部材とが、対向して配置されており、前記ケーブル案内部材の一端部がシートクランプ枠機構の側端に固着されるケーブル接続用ブラケットに固定するとともに、他端部がフレームに固定され、かつ、ケーブル接続用ブラケットが成形時に前記上段搬送機構および前記下段搬送機構に干渉しない構造体をしている請求項3、4、5または6記載の熱可塑性樹脂シートの成形設備。
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