JP2009193782A - 有機elパネルのリペア装置およびリペア方法 - Google Patents

有機elパネルのリペア装置およびリペア方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、フレキシブルな有機ELパネルに対して、欠陥箇所の周囲へのダメージを極力小さくしたリペア装置およびリペア方法を提供することにある。
【解決手段】リペア装置10はレーザー照射装置12を備える。レーザー照射装置10は、第1フィルム側から欠陥箇所に第1回目のレーザーL1を照射し、その後、第2フィルム側から欠陥箇所に第2回目のレーザーL2を照射する。本発明は、1回のレーザー照射でリペアを完了させず、2回のレーザー照射をおこなう。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルな有機ELパネルのリペア装置およびリペア方法に関するものである。
近年、有機ELパネルが実用化されるなどして注目されている。有機ELパネルは、液晶パネルと異なり、フレキシブルに構成することもできる。
図4に示すフレキシブルな有機ELパネル20は、光透過性の第1フィルム22と、第1フィルム22と対向する光透過性の第2フィルム24と、第1フィルム22と第2フィルム24の間に形成された有機EL素子26とを含む。有機EL素子26は、第1フィルム22の上に積層形成されている。有機EL素子26を封止するために、フィルム22,24の周縁同士を接着剤28によって接着している。必要に応じて第2フィルム24と有機EL素子26を接着剤で接着する。図4では有機EL素子26は1つであるが、実際は多数の有機EL素子26が縦横に配列されている。
有機EL素子26は、第1フィルム側から透明電極30、有機層32、金属電極34の順番に積層された構造である。透明電極30はITOなどであり、金属電極34はAlなどである。透明電極30がアノードになり、金属電極34がカソードになる。図4では有機層32は1層になっているが、アノード側から順番にホール注入層、ホール輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層が積層された構造であっても良い。発光層で電子と正孔が再結合し、電子が基底状態から励起状態になり、さらに電子が基底状態に戻るときに発光する。
フィルム22,24や有機EL素子26がフレキシブルであるので、有機ELパネル20がフレキシブルになる。液晶パネルとは異なり、任意に湾曲させて使用することができる。
なお、フィルム22,24の代わりに硬質のガラス基板62とキャップ64を使用した有機ELパネル60がある(図5)。この有機ELパネル60は、液晶パネルと同様に任意に湾曲させることはできない。ガラス基板62の厚みは約700μmであり、フィルム22,24の厚みは約100μmである。フレキシブルな有機ELパネル20の方がかなり薄い。
有機ELパネル20は多数の有機EL素子26が縦横に配列されており、全ての有機EL素子26を無欠陥で製造することはかなり難しい。例えば、クリーンルームで有機ELパネル20を製造するが、製造装置で発生する埃などによって電極間がショートまたは低抵抗化する場合がある。欠陥箇所36で電流がリークし、輝点となって表示品位を落とす。
そこで、有機ELパネル20の製造過程で欠陥を検出し、リペアをおこなうのが普通である。例えば、第1フィルム側から欠陥を検出し、欠陥箇所36にレーザーL3を照射する。レーザーL3によって欠陥箇所36の金属電極34を蒸発させ、欠陥箇所36を高抵抗化する。リペアによって欠陥箇所36が発光しなくなり、使用者が欠陥箇所36を認識しにくくなる。
図6に示すように、金属電極34を蒸発させる熱量がQ1であるとする。リペア時、この熱量Q1よりも非常に高い熱量Q4が有機層32に与えられている。この理由は、(1)金属電極34に与える熱量以外に、有機層32に吸収などされる熱量を考慮すると、レーザーL3の出力を上げる必要があり、(2)レーザーL3が有機層32を通過するため、有機層32には金属電極34に与える熱量よりも大きくなるためである。
また、フレキシブルな有機ELパネル20は、厚みが非常に薄く、ガラス基板62のような熱を逃がすための材料が少ないため、欠陥箇所36の周囲にも多量の熱が伝導される。具体的には、図5の有機ELパネル60であればガラス基板62に矢印のTdで示すような熱伝導が生じるが、フレキシブルな有機ELパネル20の熱伝導は矢印のTcの方向のみである(図4)。欠陥箇所36の周囲の有機EL素子26が熱によってダメージを受ける場合がある。リペアによって非発光領域が広くなり、表示品位を落とすこととなる。
欠陥箇所の周囲に熱が伝わらないようにレーザーL3の出力を小さくすると、リペアがおこなえない。
金属電極側からレーザーL3を照射すれば有機層32にレーザーL3が照射されることがない。有機層32へ与えられる熱量も小さく、有機層32のダメージを小さくできると考えられる。しかし、金属電極34は不透明であり、欠陥箇所36を認識することができない。したがって、金属電極側からのレーザー照射はおこなわれていない。
なお、欠陥箇所36の座標がわかり、有機ELパネル20の角にアライメントマークを設ければ、コンピュータ制御によってレーザー照射装置52を欠陥箇所36まで自動的に移動させ、金属電極側からレーザーL3を照射できるように考えられる。しかし、有機EL素子26は非常に微細であり、最終的なレーザー照射位置を目視によって確認し、必要に応じてレーザー照射位置を微調整する。金属電極側からの自動でのレーザー照射は、微調整ができないために失敗するおそれが高い。
特許文献1にレーザーを利用したリペア方法が開示されている。しかし、引用文献1は、液晶パネル用のアレイ基板のリペアであって有機ELパネルについてではない。引用文献1は、透明電極側からレーザーを照射しており、有機ELパネルに単純に適用すれば欠陥の周囲にもダメージを与えてしまう。引用文献1はアレイ基板のリペアであり、封止はおこなっていない。有機EL素子は酸素や水分によって劣化するため、引用文献1の方法でリペアをおこなうためには不活性ガス雰囲気中でおこなわなければならず、非常に難しい。
特許文献2は、レーザーで欠陥部分を除去した後、再び有機層を形成する方法が開示されている。引用文献2は、有機層の分子鎖の切断に特化した波長のレーザーを照射している。しかし、発光効率を向上させるために有機層が複数層になることが一般的であり、特許文献2の方法によって材料の異なる複数の層を全て除去できるのかが問題となる。この点については、特許文献2には開示されていない。有機層の発光を確認するためには有機層を2枚の電極で挟み込む必要があるが、引用文献2の方法であれば上方の電極を形成できず、発光を確認することはできない。
特許文献3に有機ELパネルのリペア装置が開示されている。しかし、ガラス基板を利用した有機ELパネルに対しての装置であり、フレキシブルな有機ELパネルに対するリペア装置ではない。なお、特許文献4は有機ELパネルにダメージを与えずに検査をおこなう装置であり、検査後のリペアに関するものではない。
特開2000−347217号公報 特開2004−119243号公報 特開2007−42498号公報 特開2005−83951号公報
本発明の目的は、フレキシブルな有機ELパネルに対して、欠陥部分の周囲へのダメージを極力小さくしたリペア装置およびリペア方法を提供することにある。
上述したように有機ELパネルは、光透過性の第1フィルムと第2フィルムの間に有機EL素子を有する。有機EL素子は、第1フィルム側から透明電極、有機層、金属電極が順番に積層されている。有機EL素子を封止するために第1フィルムと第2フィルムの周縁部は接着剤で接着されている。
有機ELパネルのリペア装置は、有機ELパネルの欠陥箇所のリペアにレーザーを使用するものであり、そのレーザーを発するレーザー照射装置を含む。レーザー照射装置は、第1フィルム側から欠陥箇所に第1回目のレーザーを照射し、その後、第2フィルム側から欠陥箇所に第2回目のレーザーを照射する。第1回目のレーザーは金属電極に凹形状を形成する出力を有し、第2回目のレーザーは金属電極を蒸発させる出力を有する。
上記のリペア装置を使用したリペア方法は、(1)第1フィルム側から欠陥箇所に第1回目のレーザーを照射し、(2)第2フィルム側から欠陥箇所に第2回目のレーザーを照射する。上記(1)によって金属電極にマーキングをおこない、上記(2)によって金属電極を蒸発させる。上記(2)の前に、レーザーの照射位置をマーキングによって形成された凹形状に合わせる。
本発明によると、2回に分けてレーザーを照射しており、1回目から2回目のレーザーを照射するまでに有機層の冷却が可能であり、有機層の温度上昇を抑えることができる。金属電極側からは欠陥箇所を認識することはできないが、1回目のレーザー照射によって欠陥箇所の金属電極を変型させるため、金属電極側から欠陥箇所を認識することができる。2回目のレーザー照射は金属電極側からおこなうので、有機層にはレーザーが照射されない。そのため有機層の温度上昇を抑えることができ、欠陥箇所の拡大を防ぐことができる。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。リペアされるフレキシブルな有機ELパネルは、従来技術で説明した有機ELパネルと同じであり、有機ELパネルについての説明は省略する。
図1に示すように、リペア装置10はレーザー照射装置12を備える。レーザー照射装置12は、YAG、エキシマ、半導体、ガスなど種々のレーザー照射装置が利用できる。レーザーL1,L2の波長は約200〜1100nmである。
レーザー照射装置12は、第1フィルム側から欠陥箇所36に1回目のレーザーL1を照射し(図1(a))、その後、第2フィルム側から欠陥箇所36に第2回目のレーザーL2を照射する(図1(b))。本発明は、1回のレーザー照射でリペアを完了させず、2回のレーザー照射をおこなう。1回目のレーザー照射から2回目のレーザー照射までの間に有機層32を冷却することができ、熱によるダメージを防止できる。
1回目のレーザーL1は、金属電極34にマーキングをおこなう出力である。図2に示すように、マーキングによって形成されるマークは、凹形状38である。2回目のレーザーL2は金属電極34を蒸発させる出力を有する。1回目のレーザー照射では、金属電極34に凹形状38が形成されるだけであり、有機層32の温度上昇が小さい。2回目のレーザー照射は金属電極34を蒸発させるが、金属電極側からレーザーL2を照射するので、有機層32の温度上昇は小さい。具体的な出力の一例としては、レーザーL1の出力は約5×10−5〜4×10−5mJであり、レーザーL2の出力は約2×10−3〜4×10−2mJである。
金属電極34に形成される凹形状38は、第1フィルム側から見て凹んだ形状である。第2フィルム側から見ると凸形状となっている。上述したように第2フィルム側から有機EL素子26を見た場合、金属電極34があり、欠陥箇所36を確認することはできない。本発明では1回目のレーザー照射によって金属電極34に凹形状38が形成され、凹形状38は2回目のレーザー照射時の照射位置を決める際のマークとなる。
その他、リペア装置10は有機ELパネル20の保持台、レーザー照射装置12を支持して欠陥箇所の上方にレーザー照射装置12を移動させる手段、欠陥箇所36を拡大表示する手段、リペア装置10の動作を制御するコンピュータなどを含む。コンピュータ制御によって、レーザー照射装置12を欠陥箇所36の付近まで移動させた後、欠陥箇所36を拡大表示させ、目視しながらレーザー照射位置を微調整する。保持台は、有機ELパネル20を自動的に反転させる手段を備えても良い。また、リペア装置10は有機ELパネル20を点灯させる手段を備える。レーザーL1,L2の照射位置を調節するために、有機ELパネル20を点灯させて欠陥箇所36がわかるようにする。
リペアをおこなう前に欠陥箇所36を検出する必要があるが、本発明では欠陥箇所36の検出方法は特に限定されない。例えば、従来技術で示した特許文献4などに開示された方法を使用しても良い。
リペア装置10を使用したリペア方法を説明する。リペア方法は、(1)第1フィルム側から欠陥箇所36に1回目のレーザーL1を照射し、(2)第2フィルム側から欠陥箇所36に2回目のレーザーL2を照射する。従来とは異なり、1回のレーザー照射でリペアを完了させない。
1回目のレーザー照射は金属電極34に対するマーキングであり、金属電極34に凹形状38が形成される。2回目のレーザー照射によって欠陥箇所36の金属電極34を蒸発させる。欠陥箇所36のリーク電流が無くなり、輝点が暗点となる。
1回目と2回目のレーザー照射による熱量の変化を図3(a),(b)に示す。1回目のレーザー照射では、金属電極34は熱量Q1よりも高い熱量が与えられるが、従来と比べて小さく、時間も短時間である。したがって、有機層32に与えられる最大の熱量Q2も従来の熱量Q4と比べて小さく、短時間である。欠陥箇所36の周囲への熱伝導を小さくすることができる。
なお、図3(a)では、金属電極34に与えられる熱量がQ1よりも大きくなっているが、金属電極34を蒸発させることはない。図3(a)は、周囲への熱伝導を考慮したためであり、実際には金属電極34に凹形状38が形成されるだけである。
2回目のレーザー照射では、金属電極34には蒸発する熱量Q1または熱量Q1よりも高い熱量が与えられる。しかし、金属電極側からレーザーL2を照射しており、有機層32にはレーザーL2が照射されない。有機層32は金属電極34から間接的に熱が伝導されるだけであり、有機層32へ与えられる最大の熱量Q3は非常に小さい。したがって、図1の矢印Ta,Tbで示すように、欠陥箇所36の周囲へ伝導する熱は従来(図4の矢印Tc)と比べて小さくなる。なお、金属電極34を蒸発させた後もレーザーL2を照射し続けると有機層32に直接レーザーL2が照射されるため、金属電極34の蒸発直後にレーザーL2の照射を停止する。
なお、図3(b)では、蒸発させるための熱量Q1よりも高い熱量を金属電極34に与えている。これは、レーザー照射中に熱伝導によって周囲に逃げる熱を考慮したものである。
2回目のレーザー照射の前に、レーザーL2の照射位置を凹形状38に合わせる。1回目のレーザー照射によって欠陥箇所36の金属電極34が凹み、第2フィルム側からでも欠陥箇所36を認識できる。凹形状38をマークとしてレーザーL2の照射位置を合わせることができる。
以上のように、本発明は、従来おこなわれていなかった金属電極側からのレーザー照射をおこなっている。金属電極側からレーザーL2を照射することによって、有機層32への熱によるダメージを極力小さくできる。金属電極34を蒸発させる前に有機層32にレーザーL1が照射されるが、レーザーL1の出力は小さく、有機層32への熱によるダメージが極力抑えられる。
本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、レーザーL1とL2の専用のレーザー照射装置12を備えていても良い。すなわち、レーザー照射装置12は2個になる。
レーザー照射装置12を有機ELパネル20の両フィルム側に設けても良い。有機ELパネル20を反転させずに、両側からレーザーL1,L2を照射することができる。この場合、有機ELパネル20は水平に対して垂直方向に保持される。レーザーL1で温度上昇した有機層32の温度が下がってからレーザーL2を照射すれば、有機層32へのダメージが抑えられる。
レーザー照射装置12は1つであっても、レーザー照射装置12を第1フィルム側から第2フィルム側に移動させる構成であっても良い。
複数の欠陥をリペアする場合、レーザーL1が照射される欠陥の順番とレーザーL2が照射される欠陥の順番は同じであっても良いし異なっても良い。リペア装置10を制御するコンピュータにリペアする箇所の座標を順番を記憶し、その座標の順番にしたがってレーザー照射装置12が移動する。
アノードが透明電極でカソードが金属電極であったが、アノードが金属電極でカソードが透明電極であっても本発明を適用できる。透明電極側からレーザーを照射した後、金属電極側からレーザーを照射し、金属電極を蒸発させる。
説明の便宜上、透明電極側のフィルムを第1フィルム、金属電極側のフィルムを第2フィルムとしたが、第1フィルと第2フィルムの位置は入れ替わっても良い。
保持台に有機ELパネル20を反転させる手段を設けたが、リペアをおこなうオペレーターによって有機ELパネル20を反転させても良い。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
リペア装置を使用したリペア方法を示す図であり、(a)は第1フィルム側からのレーザー照射であり、(b)は第2フィルム側からのレーザー照射である。 凹部が形成された様子を示す図である。 リペア時の金属電極と有機層への熱量の変化を示す図であり、(a)は第1フィルム側からレーザー照射をおこなったときの温度変化であり、(b)は第2フィルム側からレーザー照射をおこなったときの温度変化である。 従来のフレキシブルな有機ELパネルに対するリペア方法を示す図である。 従来のガラス基板を用いた有機ELパネルに対するリペア方法を示す図である。 従来のリペア時の金属電極と有機層への熱量の変化を示す図である。
符号の説明
10、50:リペア装置
12、52:レーザー照射装置
20:有機ELパネル
22、24:フィルム
26:有機EL素子
28:接着剤
30:透明電極
32:有機層
34:金属電極
36:欠陥箇所
38:凹状部

Claims (5)

  1. 光透過性の第1フィルムと、
    前記第1フィルムと対向する光透過性の第2フィルムと、
    前記第1フィルムと第2フィルムの間に形成され、第1フィルム側から透明電極、有機層、金属電極が順番に積層された有機EL素子と、
    を含む有機ELパネルの欠陥箇所をリペアする有機EL装置のリペア装置であって、
    前記欠陥箇所にレーザーを照射するレーザー照射装置を含み、レーザー照射装置は、第1フィルム側から欠陥箇所に第1回目のレーザーを照射し、その後、第2フィルム側から欠陥箇所に第2回目のレーザーを照射するリペア装置。
  2. 前記第1回目のレーザーは金属電極に凹形状を形成する出力を有し、第2回目のレーザーは金属電極を蒸発させる出力を有する請求項1のリペア装置。
  3. 光透過性の第1フィルムと、
    前記第1フィルムと対向する光透過性の第2フィルムと、
    前記第1フィルムと第2フィルムの間に形成され、第1フィルム側から透明電極、有機層、金属電極が順番に積層された有機EL素子と、
    を含む有機ELパネルの欠陥箇所を、レーザーでリペアする有機EL装置のリペア方法であって、
    前記第1フィルム側から欠陥箇所に第1回目のレーザーを照射するステップと、
    前記第2フィルム側から欠陥箇所に第2回目のレーザーを照射するステップと、
    を含むリペア方法。
  4. 前記第1回目のレーザーを照射するステップによって金属電極にマークを形成し、第2回目のレーザーを照射するステップによって金属電極を蒸発させる請求項3のリペア方法。
  5. 前記マークが凹形状であり、前記第2回目のレーザーを照射するステップの前に、レーザーの照射位置を凹形状に合わせるステップを含む請求項4のリペア方法。
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