JP2009191503A - サッシと外装材の境界部の構造 - Google Patents

サッシと外装材の境界部の構造 Download PDF

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光明 金澤
Susumu Tanaka
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Abstract

【課題】サッシと外装材の境界部における止水性と意匠性を確保する新規な構造を提案する。
【解決手段】前記サッシ枠2の外周部2aに化粧部材被取付部20が設けられ、前記化粧部材被取付部20の側部20bと前記外装材10の端部10aとの間に、第一のシーリング部材40が挟装され、前記化粧部材被取付部20に化粧部材30の取付部31が取付られ、前記化粧部材30によって前記外装材10の端部10aが遮蔽される構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物におけるサッシと外装材の境界部の構造に関するものであり、より詳しくは、サッシと外装材の境界部におけるシールの構造に関する。
従来、建物におけるサッシと外装材の境界部の構造に関し、境界部に形成される隙間からの雨水などの浸入を防ぐためのシール構造(止水構造)についての提案がなされており、これについて開示する文献も存在する(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特許文献1で開示される技術では、下サネ又は上サネで形成した外装材(サイディング)の端部と、サッシとの間を同一構造のケーシングを用いて止水する乾式シーリング方法についての技術について提案をしており、前記ケーシングを下サネ又は上サネに密接させることで、下サネ又は上サネとの間を止水する構造としている。
また、特許文献2で開示される技術では、サッシ枠が取付られた外装材(外壁)の開口部における乾式防水シール構造であって、前記外装材(外壁)の開口部の両側縁部を覆い、前記外装材(外壁)の芯材に防水シートを介して固定され、平坦な外表面を有するシール用外壁材を有する構造としている。
また、特許文献3で開示される技術では、サッシ枠の左右縦枠材の外周側に取付る枠状の防水部材において、その室内側に外装材と密接するタイト材を設け、このタイト材にてサッシと外装材の接合部における止水構造を構成することとしている。
特許第3694373号明細書 特開平9−217557号公報 特許第3350368号明細書
以上に説明した特許文献1乃至3に開示される技術は、それぞれ、いわゆる乾式シーリング方法といわれるものであり、コーキング材を充填する湿式シーリングにおいて乾燥時間(施工時間)がかかるという問題や、乾燥後の仕上げのバラツキといった問題については解決できる点で優れたものである。
ところが、特許文献1で開示される技術では、外装材の端部に形成される上サネ及び下サネの部位に適用するものであり、上サネ及び下サネが形成されない場合については、適用できないものである。つまり、施工現場において、外装材の寸法調整により外装材の端部を凹凸のない平坦な面で形成する場合には適用できないものである。外装材は順次貼り合わせる施工が行われるため、施工現場では、外装材のサネを切除しての寸法調整が行われる現状があり、ケーシングをサネの箇所に密接させる構成とする特許文献1の技術では、このような現状に対応できないものである。
また、特許文献2で開示される技術では、外装材に加え、さらに、シール用外装材を別途設けるものであり、外装材として機能させる部品が二つ必要となり、部品コストや施工工数について課題が生じることになる。さらに、特許文献1におけるものと同様、実際の施工現場においては、外装材やシール用外装材の寸法調整が発生することが考えられる。しかし、施工現場での高度な加工精度の確保は難しく、外装材とシール用外装材との間の距離を均一にすることは非常に困難なものとなり、外装材とシール用外装材との間での止水の確保といった機能的な課題や、形成されてしまう目地(隙間)に起因する意匠性の課題が生じることになる。
また、特許文献3で開示される技術では、サッシ枠に取付られる枠状の防水部材によって、外装材の端面が隠されるため、上述した施工現場での外装材などの寸法調整が行われた際の加工精度が十分でない場合や、外装材を順次貼り合わせる際の施工精度が十分でない場合であって、サッシ枠と外装材との距離が均一とならなくても、この課題を枠状の防水部材によって解決することが可能となるといえる。
ところが、特許文献3の技術では、枠状の防水部材と外装材の間にタイト材が配置される構成であるため、外装材の外装表面に凹凸がある場合には、タイト材と外装表面との間での止水の確保が難しいことになる。例えば、彫りの深い目地を有するレンガ調やタイル調のパターンを有する外装表面や、特に凹凸の大きい石積みの意匠を構成する外装表面を構成する外装材については、特許文献3の技術では実質的に対応できないものと考えられる。
さらに、特許文献3の構成では、固定具(ビス)を用いて枠状の防水部材をサッシ枠に固定する形態であり、固定具が外観に現れてしまうことになり、意匠性の課題が残ることになる。また、工具を用いた固定具による枠状の防水部材の固定作業が必要であるため、その施工性にも課題が残ることになる。
本発明は以上の問題点に鑑みたものであり、サッシと外装材の境界部における止水性と意匠性を確保する新規な構造を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
サッシ枠の外周部に化粧部材被取付部が設けられ、
前記化粧部材被取付部の側部と外装材の端部との間に、第一のシーリング部材が挟装され、
前記化粧部材被取付部に化粧部材が取付られ、
前記化粧部材によって前記外装材の端部が遮蔽される構成とする、サッシと外装材の境界部の構造とするものである。
また、請求項2に記載のごとく、
前記化粧部材に設けた取付部を、前記化粧部材被取付部の受部に係合させることで、前記化粧部材を前記化粧部材被取付部に係合固定する構成とするものである。
また、請求項3に記載のごとく、
前記化粧部材に設けた取付部と、前記化粧部材被取付部の受部による係合箇所は、前記外装材の厚さ方向において複数箇所に形成され、前記外装材の厚さ方向の複数の箇所において、前記化粧部材を前記化粧部材被取付部に対し選択的に係合固定可能とするものである。
また、請求項4に記載のごとく、
前記化粧部材被取付部の前記第一のシーリング部材と接触する外表面における、前記外装材の厚さ方向についての寸法は、少なくとも前記外装材と略同等とするものである。
また、請求項5に記載のごとく、
前記化粧部材と前記外装材の外装表面との間に、第二のシーリング部材が挟装される構成とするものである。
また、請求項6に記載のごとく、
サッシ枠の外周部に化粧部材被取付部が設けられ、
前記化粧部材被取付部の側部と外装材の端部との間に、第一のシーリング部材が挟装されるサッシと外装材の境界部の構造に用いられ、
前記化粧部材被取付部に取付られる化粧部材であって、
前記外装材の端部を遮蔽する化粧部材とするものである。
また、請求項7に記載のごとく、
外周部に化粧部材被取付部が設けられたサッシ枠を設置する工程と、
前記サッシ枠の周囲に外装材を設置する工程と、
前記化粧部材被取付部の側部と外装材の端部との間に、第一のシーリング部材を挟装する工程と、
前記化粧部材被取付部に化粧部材を取付けて、前記化粧部材によって前記外装材の端部を遮蔽する工程と、を有するサッシ及び外装材の施工方法とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
サッシとそれに隣接する外装材との関係において、外装材の端部を化粧部材によって隠すことが可能になり、化粧部材による意匠性の確保が可能となり、また、サッシ枠と外装材との間には、第一のシーリング部材が挟装されているため、この第一のシーリング部材によって、外装材の裏側への水の浸入の防止(止水)を確実に図ることができる。
また、請求項2に記載の発明においては、
ビス等の他の固定具を用いずに化粧部材の固定が可能となり、施工が容易であって、また、固定具による意匠性の問題も生じることがない。
また、請求項3に記載の発明においては、
一つの化粧部材によって、厚さ寸法の異なる外装材に対応できる。
また、請求項4に記載の発明においては、
シーリング部材と外表面との間での隙間の形成を抑制できる。
また、請求項5に記載の発明においては、
化粧部材と外装材の外装表面との間の隙間が塞がれることになり、化粧部材と外装材の外装表面との間での止水が可能となる。
また、請求項6に記載の発明においては、
サッシとそれに隣接する外装材との関係において、外装材の端部を化粧部材によって隠すことが可能になり、化粧部材による意匠性の確保が可能となる。
また、請求項7に記載の発明においては、
施工現場における外装材の寸法調整の際の加工精度が悪い場合であっても、この加工精度の問題を化粧部材によって解決することが可能となる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
発明の実施の形態は、サッシと外装材の境界部の構造であって、前記サッシ枠の外周部に化粧部材被取付部が設けられ、前記化粧部材被取付部の側部と前記外装材の端部との間に、第一のシーリング部材が挟装され、前記化粧部材被取付部に化粧部材が取付られ、前記化粧部材によって前記外装材の端部が遮蔽される構成とするものである。
以下、詳細について実施例を用いて説明する。
図1に示すごとく、実施例1では、前記サッシ枠2の外周部2aに化粧部材被取付部20が設けられ、前記化粧部材被取付部20の側部20bと前記外装材10の端部10aとの間に、第一のシーリング部材40が挟装され、前記化粧部材被取付部20に化粧部材30の取付部31が取付られ、前記化粧部材30によって前記外装材10の端部10aが遮蔽される構成とするものである。
図2では、建物のサッシ1の箇所についての垂直断面図(垂直面で切断したときの切断面を示す図)を示しており、図3では、同じく水平断面図(水平面で示したときの切断面を示す図)を示している。
この図2及び図3に示すごとく、サッシ1は、サッシ枠2の内側に引き違い障子3を備えている。また、サッシ枠2の外周部2aには、外方に向けて取付面構成部2cが突設され、この取付面構成部2cが柱4(又は躯体)に固定されて、サッシ1が全体として躯体側に支持される構成としている。なお、本実施例ではサッシ1が引き違い障子3を備えたものとするが、引き違い障子以外の建具を備えるものについても本実施例の構成は適用できる。
また、図2及び図3に示すごとく、サッシ枠2の外周部2aの外側には、図示せぬ胴縁などに固定される外装材10・10が配設されている。そして、この外装材10・10とサッシ枠2の間において、前記サッシ枠2には化粧部材被取付部20が設けられ、この化粧部材被取付部20・20の側部20bと外装材10・10の端部10aとの間に第一のシーリング部材40・40が挟装される構成としている。
そして、このシーリング部材40によって、サッシ枠2側の化粧部材被取付部20と外装材10との間の隙間が塞がれることになり、サッシ枠2と外装材10の端部10aの間での止水がなされるようになっている。ここで、特記すべき点は、外装材10の端部10aの端面10cは、施工現場における寸法調整にて加工された場合でも、連続した表面として形成されることができるため、第一のシーリング部材40による止水が確実に行えるということである。これにより、外装材10の室内側(本実施例では、通気空間10dの内部)への水の浸入を確実に防止することができることになる。
また、図2及び図3に示すごとく、第一のシーリング部材40・40は、サッシ枠2の外周を取り囲むように環状に設けられる。また、このシーリング部材40・40の固定については、前記化粧部材被取付部20と外装材10との間で挟み込むことによってなされることができる。また、化粧部材被取付部20に対し、予めテープや接着剤にてシーリング部材40・40を仮固定しておくことによれば、施工時の作業性が良好なものとなる。なお、シーリング部材40の素材については、ゴム、樹脂など従来から乾式シーリング材として用いられているものを適用することができる。より具体的には、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)の発泡材、ウレタン発泡材、塩化ビニール発泡材、などが適用できる。
また、図2及び図3に示すごとく、前記化粧部材被取付部20には、外装材10に対して室外側となる側から化粧部材30が取付られる。そして、この化粧部材30の外装部32の室内側に、シーリング部材40・40及び外装材10の端部10aが配置され、これにより、化粧部材30によってシーリング部材40・40及び外装材10の端部10aが隠される。つまりは、サッシ枠2と外装材10との境界部が化粧部材30によって隠され、化粧部材30の外装部32の意匠による外観を構成することができるようになっている。
また、図2及び図3に示すごとく、前記化粧部材30と外装材10の外装表面10bとの間には、第二のシーリング部材50が挟装される構成としている。この第二のシーリング部材50によって、化粧部材30と外装材10の外装表面10bとの間の隙間が塞がれることになり、化粧部材30と外装材10の外装表面10bとの間での止水がなされるようになっている。
また、図2及び図3に示すごとく、第二のシーリング部材50は、前記第一のシーリング部材40よりも外側方向において、外装材10の端部10aの外周を取り囲むように環状に設けられる。また、このシーリング部材50・50の固定については、前記化粧部材30と外装材10との間で挟み込むことによってなされることができる。また、化粧部材30に対し、予めテープや接着剤にてシーリング部材50・50を仮固定しておくことによれば、施工時の作業性が良好なものとなる。なお、シーリング部材50の素材については、ゴム、樹脂など従来から乾式シーリング材として用いられているものを適用することができる。より具体的には、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)の発泡材、ウレタン発泡材、塩化ビニール発泡材、などが適用できる。
また、図2及び図3に示すごとく、第二のシーリング部材50は、外装材10の外装表面10bに接触することになる。ここで、外装表面10bに凹凸がある場合には、第二のシーリング部材50と外装表面10bとの間での止水の確保が難しいことになるが、上述したように、第一のシーリング部材40とサッシ枠2との間での止水が確保されているため、外装材10の室内側(本実施例では、通気空間10dの内部)への水の浸入を確実に防止することができる。このことから、第二のシーリング部材50は、外装材10の種別などに応じて、任意に設けることができる。
以下では、上述した化粧部材被取付部20と化粧部材30の具体的な構成について、説明する。
図4(a)〜(d)は、それぞれ、サッシ枠を構成する上枠5、下枠6の垂直断面図(垂直面で切断したときの切断面を示す図)、縦枠7・8の水平断面図(水平面で示したときの切断面を示す図)を示すものであり、各枠の外周部2aには、構造を同じくする化粧部材被取付部20が設けられている。
図5に示すごとく、上枠5に設けられる化粧部材被取付部20について説明すると、上枠5の外周部2aは略水平に構成されており、この外周部2aから上方(外方)に向けて縦部20aが突設され、該縦部20aの突出端部から室外方向に向けて側部20bが突設されている。また、化粧部材被取付部20の縦部20aは、上枠5の取付面構成部2cと略平行となるように設けられている。また、縦部20aには、外装材10の厚さ方向に貫通する水抜き穴20hが形設されており、縦部20aと取付面構成部2cとの間の通気空間10dに浸入した水を室外側へ逃がすことができるようになっている。また、化粧部材被取付部20の側部20bは、上枠5の外周部2aと略平行となるように設けられている。
また、図5に示すごとく、化粧部材被取付部20の側部20bの外表面20cは、外装材10の端部10aの端面10cと対向する面を構成するものであり、この外表面20cと端面10cとの間に、シーリング部材40が挟装される。また、前記化粧部材被取付部20の前記第一のシーリング部材40と接触する外表面20cにおける、前記外装材10の厚さ方向(サッシ枠2の厚さ方向)についての寸法W2は、少なくとも前記外装材10の厚さ寸法W1と略同等とすることで、外表面20cとシーリング部材40との接触面積を広く確保することができ、これにより、シーリング部材40と外表面20cとの間での隙間の形成を抑制できるようになっている。またこの観点から、シーリング部材40の厚さ寸法W3は、外装材10の厚さ寸法W1、及び/又は、外表面20cの厚さ寸法W2と略同等とすることが好適である。
また、図5に示すごとく、上枠5の外周部2aと化粧部材被取付部20の側部20bの間において、前記縦部20aから室外方向に向けて二つの受部20d・20eが略平行に突設されている。また、受部20d・20eの突出端部において、対向し合う被係合部20f・20gが形設されている。
また、図5に示すごとく、以上のように構成した化粧部材被取付部20に対し、化粧部材30が取付られる。化粧部材30は、外装材10の外装表面10bと略平行な外装表面32aを構成する外装部32と、外装部32から室内方向に向けて突設される取付部31を具備している。また、この取付部31は、外装部32から室内方向に向けて二つの挿入部31a・31bを略平行に突設することで構成されている。また、挿入部31a・31bの突出端部において、互いに離れ合うように、係合部31c・31dが外方に向けて形設されている。なお、外装部32の外装面32aは、外装表面10bと平行な垂直面を構成するものとする他、波形状や凹凸形状を構成するものであってもよい。
そして、図5に示すごとく、取付部31の挿入部31a・31bを受部20d・20eの間の挿入隙間60Aに挿入することで、化粧部材30が化粧部材被取付部20に対して取付けられる。また、挿入後は、前記係合部31c・31dと被係合部20f・20gがそれぞれ係合し合うことにより、化粧部材30が化粧部材被取付部20から脱落することがなく、ビス等の他の固定具を用いずに化粧部材30の固定が可能となっている。また、これにより、施工が容易であって、また、固定具による意匠性の問題も生じることがない。
また、図5に示すごとく、化粧部材30において、外装部32における前記取付部31と反対側にある端部には、側板部33が室内側へ突設されており、これにより、化粧部材30と外装材10との間の隙間34を狭く構成することで、この隙間34からの水や塵などの浸入を抑制できることとしている。
なお、図5に示す構成例において、取付部31の挿入部31a・31bの突出長さや、側板部33の寸法は、外装材10の厚さ寸法W1に応じて適宜設計することができる。即ち、外装材10の厚さ寸法W1が大きいときは、前記挿入部31a・31bの突出長さを長くするとともに、前記側板部33の突出長さを短くする一方、外装材10の厚さ寸法W1が小さいときは、その逆とすることで対応できる。また、図5に示す構成では、取付部31が受部20d・20eの間に挿入されることとしているが、この逆であってもよい。また、側板部33を設けない構成としてもよい。
そして、以上の構成により、図6に示すごとく、例えば、サッシ1とその下部に隣接する外装材10L・10Rとの関係において、外装材10L・10Rの各端面10Lc・10Rc(端部10La・10Ra)が、化粧部材30の外装部32によって隠すことが可能になる。これにより、例えば、各端面10Lc・10Rcの加工精度が悪く、両端面10Lc・10Rcの境界部10Cに段差が生じたり、各端面10Lc・10Rcが傾斜を構成してしまうような場合においても、これらの段差や傾斜が外観に現れることがなく、サッシ1と外装材10L・10Rの境界部における美感の確保が可能となる。また、化粧部材30の外装部32によって、サッシ1と外装材10L・10Rの境界部における意匠を構成することが可能となる。
また、図6に示すごとく、この構成においては、サッシ枠2(下枠6)と外装材10Rとの間には、第一のシーリング部材40が挟装されているため、この第一のシーリング部材40によって、外装材10Rの裏側への水の浸入の防止(止水)を確実に図ることができる。
なお、図6に示すごとく、サッシ1の隅部においては、略L字状のコーナー部化粧部材30kを配置することで、隣り合う化粧部材30・30とともに一連の外装部32を構成することが可能となる。このコーナー部化粧部材30kの詳細な構成については、上述の化粧部材30と同様の構成を適用することが可能であり、説明を省略する。また、コーナー部化粧部材を利用することなく、隣り合う化粧部材の端部同士を直接付け合せて隅部を構成することとしてもよい。
本実施例2では、図7に示すごとく、前記側部20bにおいて、外方に突出する突出部20jを設け、該突出部20jにてシーリング部材40の一部が当着されるようにして、シーリング部材40の位置決めを行うこととするものである。
そして、この実施例によれば、シーリング部材40を突出部20jに係合させることができるので、シーリング部材40を規定の位置に保持し続けることが可能となり、シーリング部材40による止水機能をより確実に維持することが可能となる。また、シーリング部材40の設置の手順に関連するが、外装材10とサッシ枠2の施工を完了して化粧部材被取付部20と外装材10の端面10cに隙間を形成し、この隙間にシーリング部材40を挿入するとともに、突出部20jによってシーリング部材40を受け止めることにより、シーリング部材40を規定の位置に設置することが可能となる。なお、図7では、サッシ枠を構成する上枠5の部位についてのみ述べたが、下枠などの他の枠の部位においても同様の構成とすることができる。
本実施例3は、図8(a)に示すごとく、化粧部材被取付部20と化粧部材30の関係において、外装材10の厚さ方向の複数箇所に、係合箇所9a・9aが形成されることとし、少なくとも一つの係合箇所9aによる係合によって、化粧部材被取付部20に対する化粧部材30の固定がなされることとするものである。
具体的には、図8(a)に示すごとく、化粧部材被取付部20の受部20Ad・20Aeの内側面に、断面視において略ノコギリ歯形状の被係合部20Af・20Agを形設するとともに、化粧部材30の取付部31Aの挿入部31Aa・31Abの外側面に、断面視において略ノコギリ歯形状の係合部31Ac・31Adを形設する。そして、係合部31Ac・31Adと被係合部20Af・20Agの凹凸の係合によって、複数の係合箇所9a・9aが形成されることとするものである。
このようにして、図8(a)に示すごとく、外装材10の厚さ寸法W1が小さいときには、化粧部材30の化粧部材被取付部20に対する挿入量を大きくして固定し、図8(b)に示すごとく、外装材10Aの厚さ寸法W1aが大きいときには、化粧部材30の化粧部材被取付部20に対する挿入量を少なくして固定するものであり、いずれの場合においても、係合箇所9a・9aが形成されて、化粧部材30を化粧部材被取付部20に対して固定することが可能となる。つまりは、一つの化粧部材30によって、厚さ寸法の異なる外装材10・10Aに対応できる。
なお、図8では、サッシ枠を構成する上枠5の部位についてのみ述べたが、下枠などの他の枠の部位においても同様の構成とすることができる。また、係合箇所9a・9aを形成する係合部31Ac・31Adと被係合部20Af・20Agの形状は、略ノコギリ歯形状とするほか、化粧部材30の挿入方向に対して垂直の係合部を形成する楔形状を複数並べる構成とし、化粧部材30の脱落がし難いものなどであってもよい。
本実施例4は、図9に示すごとく、化粧部材被取付部20において、側部20bと上枠5の取付面構成部2cとの間を結び、前記側部20bとともに一連の表面20nを構成する板面部20kを設けることし、側部20bと取付面構成部2cとの間に形成される空間20mを板面部20kで閉鎖することとするものである。
この構成によれば、図9に示すごとく、縦部20aの裏側の空間20m内に水が浸入することがなく、縦部20aについて水抜き穴の形設が不要となる。なお、図9では、サッシ枠を構成する上枠5の部位についてのみ述べたが、下枠などの他の枠の部位においても同様の構成とすることができる。
図10(a)〜(d)は、それぞれ、サッシ枠を構成する上枠5、下枠6の垂直断面図(垂直面で切断したときの切断面を示す図)、縦枠7・8の水平断面図(水平面で示したときの切断面を示す図)を示すものであり、各枠の外周部2aに、本実施例5の化粧部材被取付部20Bが設けられる構成とするものである。
図11に示すごとく、上枠5に設けられる化粧部材被取付部20Bについて説明すると、上枠5の外周部2aは略水平に構成されており、この外周部2aから上方(外方)に向けて縦部20Baが突設され、該縦部20Baの突出端部から室外方向に向けて側部20Bbが突設されている。また、化粧部材被取付部20Bの縦部20Baは、上枠5の取付面構成部2cと略平行となるように設けられている。また、縦部20Baには、外装材10の厚さ方向に貫通する図示せぬ水抜き穴が形設されており、縦部20Baと取付面構成部2cとの間に浸入した水を室外側へ逃がすことができるようになっている。また、化粧部材被取付部20Bの側部20Bbは、上枠5の外周部2aと略平行となるように設けられている。
また、図11に示すごとく、化粧部材被取付部20Bの側部20Bbの外表面20Bcは、外装材10の端部10aの端面10cと対向する面を構成するものであり、この外表面20cと端面10cとの間に、シーリング部材40が挟装される。
また、図11に示すごとく、化粧部材被取付部20Bの側部20Bbには、外装材10の厚さ方向の複数箇所(本実施例では3箇所)において、被係合部20Bf・20Bg・20Bpが上枠5の外周部2aに向かって形設されている。
また、図11に示すごとく、以上のように構成した化粧部材被取付部20Bに対し、化粧部材30Bが取付られる。化粧部材30Bは、外装材10の外装表面10bと略平行な外装表面32Baを構成する外装部32Bと、該外装部32Bから室内方向に向けて突設される取付部31Bとを具備している。また、この取付部31Bは、外装部32Bから室内方向に向けて突出される一つの挿入部31Baにて構成されており、該挿入部31Baは、上枠5の外周部2aと略並行とされている。
また、図11に示すごとく、挿入部31Baは、化粧部材被取付部20Bの側部20Bbと上枠5の外周部2aの間に形成される挿入隙間60Bに挿入されるものであり、外装材10の厚さ方向の複数箇所(本実施例では2箇所)において、係合部31Bc・31Bdが前記側部20Bbに向かって形設されている。
そして、図11に示すごとく、取付部31Bの挿入部31Baを挿入隙間60Bに挿入することで、化粧部材30Bが化粧部材被取付部20Bに対して取付けられる。また、挿入後は、前記係合部31Bc・31Bdと被係合部20Bf・20Bg・20Bpが係合し合うことにより、化粧部材30Bが化粧部材被取付部20Bから脱落することがなく、ビス等の他の固定具を用いずに化粧部材30Bの固定が可能となっている。
その他の構成については、実施例1と同様であるため説明を省略する。
本実施例6では、図12に示すごとく、例えば、下枠6において、水切り部6aが形成される場合において、該水切り部6aの寸法6bだけ下方に化粧部材被取付部20Cを配置する構成とするものである。具体的には、下枠6の外周部2aに縦部6cを下方に向けて突設し、この縦部6cから室内方向に向けて略水平の水平板部6dを設け、更に該水平板部6dの室内側端部において、実施例5と同様に縦部20Caを突設するとともに、該縦部20Caに側部20Ccを形設するものである。
この構成によれば、化粧部材30Cを化粧部材被取付部20Cに取付ける際においては、化粧部材30Cの取付部31Cの挿入部31Caを水切り部6aと干渉せずに挿入隙間60Cに挿入することが可能となり、施工時の作業性を良好なものとすることができる。
本実施例7では、図13(a)に示すごとく、外装部32Dと取付部31Dとから断面視略L字状に形成される化粧部材30Dにおいて、外装材10の外装表面10bと接するヘラ形状のシーリング部41を外装部32Dに設ける構成とするものである。このシーリング部41は、軟質樹脂などの弾性体からなり、化粧部材30Dの外装部32における取付部31Dとは反対側の端部に設けられている。
この構成によれば、化粧部材30Dの取付部31Dを化粧部材被取付部20Dにて構成される挿入隙間60Dに挿入した状態においては、ヘラ形状のシーリング部41が外装材10の外装表面10bに圧着され、化粧部材30Dと外装材10の外装表面10bの間での止水を確立することができる。
なお、この実施例7の構成においても、第一のシーリング部材40によって、外装材10の裏側への水の浸入の防止(止水)を確実に図ることができる。また、図13(b)に示すごとく、水が浸入し得る方向に複数(本実施例では二つ)のヘラ形状のシーリング部41a・41bを設け、二段階にて止水が行われる構成としてもよい。また、図13(a)(c)に示すごとく、様々な外装材10の厚さ寸法W1に応じて、取付部31Dを切断することとし、取付部31Dを挿入隙間60Dの奥まで挿入することによれば、シーリング部41を外装材10の外装表面10bに対して確実に圧着させることが可能となり、シーリング部41における止水性を確実にすることができる。
また、以上の実施例1〜実施例7における細部の構成については、上記で開示したもの以外についても様々な実施例が想定される。
例えば、実施例1の構成であれば、図5に示す係合部31c・31d、被係合部20f・20gの形状は、その断面を円弧状、山形状などとすることが考えられ、係合の機能が十分に果たせるものであれば、特に限定されるものではない。また、実施例1においても、実施例2と同様に、外装材10の厚さ方向の複数箇所に係合箇所が形設されるべく、係合部等の数を増やすこととしてもよい。
また、例えば、実施例1の構成であれば、図5に示す化粧部材被取付部20は、上枠5と平行して設けられる長尺の板状として、サッシ枠の全周に設けられる構成とする他、断続的に設けられる構成としてもよく、また、化粧部材30の取付部31についても、外装部32の長手方向(紙面奥行き方向)に連続的に板状に設けることとする他、断続的に設けることとしてもよい。
また、例えば、実施例5の構成であれば、図14に示すごとく、化粧部材30Bの取付部31Bについて、係合部31BC・31BDを間隔Dを開けて断続的に設けることとし、これに対応して、化粧部材被取付部20Bにおける被係合部20BF・20BG・20BQも間隔Dを開けて断続的に設けることとする。そして、化粧部材30Bの取付に際しては、被係合部20BF・20BG・20BQの間に係合部31BC・31BDの位置を合わせて取付部31Bを挿入隙間60Bに挿入した後(矢印70Aの方向)、化粧部材30Bを長手方向(矢印70Bの方向)にスライドさせることにより、係合部31BC・31BDと被係合部20BG・20BQの間での係合を実施することとするものである。この例によれば、化粧部材30Bの取付部31Bの挿入をスムーズに行うことができることになる。
そして、以上に説明した実施例1〜実施例7についてのサッシ及び外装材の施工においては、図1の例であれば、外周部に化粧部材被取付部20が設けられたサッシ枠2を設置する工程と、前記サッシ枠2の周囲に外装材10を設置する工程と、前記化粧部材被取付部20の側部20bと外装材10の端部10bとの間に、第一のシーリング部材40を挟装する工程と、前記化粧部材被取付部20に化粧部材30を取付けて、前記化粧部材30によって前記外装材10の端部10bを遮蔽する工程と、を有するサッシ及び外装材の施工方法とするものである。
この施工方法によれば、化粧部材30の取付け作業を最後に行って外装材10の端部10bを遮蔽することができるため、施工現場における外装材10の寸法調整の際の加工精度が悪い場合であっても、この加工精度の問題を化粧部材30によって解決することが可能となる。
本実施例8は、図15に示すごとく、上述の実施例に述べた外装材よりも室内側に設けられる防水シート80の設置に関し、サッシ枠(上枠5)の取付面構成部2cに対して防水シート80を押縁部材81にて固定する実施例である。
より詳しくは、図16(a)(b)に示すごとく、上枠5の取付面構成部2cにおいて、室外側に略C字状の被嵌入部2vが設けられ、この被嵌入部2vに円形断面を有する押縁部材81が嵌入される構成としている。この被嵌入部2vは、前記取付面構成部2cの長手方向(紙面と直交する方向)に連続的、又は、断続的に設けられるものである。また、同様に、押縁部材81も、前記取付面構成部2cの長手方向(紙面と直交する方向)に連続的、又は、断続的に設けられるものである。なお、この取付面構成部2cは、柱4(又は躯体)に固定されて、サッシ全体を躯体側に支持させるためのものである。
また、図16(a)に示すごとく、防水シート80の端部80aにて被嵌入部2vを覆い隠すように、防水シート80の端部80aを取付面構成部2cの室外側に配置し、前記押縁部材81を被嵌入部2vに嵌入することで、図16(b)に示すごとく、押縁部材81と被嵌入部2vの間にて防水シート80が挟装される。このようにして、防水シート80の端部80aが取付面構成部2c(上枠5)に対して固定することができる。
なお、図15、図16(a)に示す防水シート80は、外装材10よりも室内側に設けられるものであり、外装材10の裏側の水分(湿気など)の室内側への透過を防止するものである。
そして、一般に、サッシが設けられる開口部において、このような防水シートは、両面テープや接着剤を用いて、その端部がサッシ枠に対して固定されることとしている。しかし、施工現場においては、防水シートの端部をサッシ枠の位置に合わせるように切断するといったサイズ調整や、サイズ調整後の両面テープなどの接着作業が生じ、作業性が悪いものであった。また、例えば、両面テープを用いる場合には、作業者によってテープを貼る箇所にバラツキが生じるため、画一的な施工が行えず、場合によっては、十分な機能(防水機能)が発揮できないことが生じうる。
この点、本実施例のように、サッシ枠に被嵌入部2vを設け、この被嵌入部2vに対して押縁部材81を嵌入するだけの簡易作業による施工を可能とすることで、防水シート80の施工に関する課題を解決できることになる。なお、この図16(a)(b)の実施例は、上述の実施例1〜7と組み合わせて利用できるものであり、押縁部材81の嵌入を含め、これら一連の作業を全て乾式の施工(乾式シーリング)にて実施することができ、作業性に優れたものとなる。
また、本実施例8の変形例として、図16(c)(d)の構成が考えられる。この構成では、上枠5の取付面構成部2cにおいて、室外側に略円形の断面を構成する嵌入凸部2wが設けられ、この嵌入凸部2wに略C字状の断面を有する押縁部材82を取り付ける構成とするものである。この例では、押縁部材82によって、防水シート80の端部80aを包み込むようにして、防水シート80を嵌入凸部2wに対して固定するものである。
また、図16(a)(b)(c)(d)は、サッシ枠の上枠5において、それぞれ、被嵌入部2v、嵌入凸部2wを設ける構成について説明をしたが、図17(a)(b)に示すごとく、サッシ枠の他の構成部(下枠6、縦枠7・8)についても同様である。なお、図17(a)は、図16(a)(b)の構成に対応するもの、図17(b)は、図16(c)(d)の構成に対応するものである。
以上が、各実施例についての説明である。
なお、以上の説明中のサッシ枠、外装材、化粧部材などの素材については、特に限定されるものではなく、サッシ枠であればアルミ、樹脂、FRPなど、外装材であれば窯業、金属など、化粧部材であれば、アルミ、樹脂、FRPなど、幅広いものが適用できる。また、サッシについても、引き違い窓、固定窓、片開き窓など、あらゆる形態のものが想定される。
建物におけるサッシと外装材の境界部の構造に関し、本発明の技術は幅広く適用することが可能である。
本発明の概要を示す斜視図。 建物のサッシの箇所についての垂直断面図。 建物のサッシの箇所についての水平断面図。 (a)はサッシを構成する実施例1の上枠の垂直断面図。(b)はサッシを構成する実施例1の下枠の垂直断面図。(c)はサッシを構成する実施例1の右縦枠の水平断面図。(d)はサッシを構成する実施例1の左縦枠の水平断面図。 実施例1のサッシと外装材の境界部の構造について示す垂直断面図。 実施例1の構造を用いた際のサッシ及び外装材の周囲の外観について示す図。 実施例2のサッシと外装材の境界部の構造について示す垂直断面図。 (a)は外装材の厚みが小さい場合での実施例3の構造について示す垂直断面図。(b)は外装材の厚みが大きい場合での実施例3の構造について示す垂直断面図。 実施例4のサッシと外装材の境界部の構造について示す垂直断面図。 (a)はサッシを構成する実施例5の上枠の垂直断面図。(b)はサッシを構成する実施例5の下枠の垂直断面図。(c)はサッシを構成する実施例5の右縦枠の水平断面図。(d)はサッシを構成する実施例5の左縦枠の水平断面図。 実施例5のサッシと外装材の境界部の構造について示す垂直断面図。 実施例6のサッシと外装材の境界部の構造について示す垂直断面図。 (a)は実施例7のサッシと外装材の境界部の構造について示す垂直断面図。(b)はヘラ形状のシーリング部を複数設けた構成例について示す図。(c)は外装材の厚さに応じて取付部を調整する例について示す図。 、化粧部材を長手方向にスライドさせて取付ける例について示す図。 実施例8の防水シートの押縁部材による固定の形態について示す図。 (a)は押縁部材と被嵌入部について説明する図。(b)は押縁部材を被嵌入部に嵌入して防水シートを固定した状態について示す図。(c)は押縁部材と嵌入凸部について説明する図。(d)は押縁部材を嵌入凸部に取付けて防水シートを固定した状態について示す図。 (a)は図16(a)(b)の形態におけるサッシ枠の各構成部の断面について示す図。(b)は図16(c)(d)の形態におけるサッシ枠の各構成部の断面について示す図。
符号の説明
1 サッシ
2 サッシ枠
5 上枠
10 外装材
10a 端部
10b 外装表面
10c 端面
20 化粧部材被取付部
30 化粧部材
31 取付部
32 外装部
40 シーリング部材

Claims (7)

  1. サッシ枠の外周部に化粧部材被取付部が設けられ、
    前記化粧部材被取付部の側部と外装材の端部との間に、第一のシーリング部材が挟装され、
    前記化粧部材被取付部に化粧部材が取付られ、
    前記化粧部材によって前記外装材の端部が遮蔽される構成とする、
    サッシと外装材の境界部の構造。
  2. 前記化粧部材に設けた取付部を、前記化粧部材被取付部の受部に係合させることで、前記化粧部材を前記化粧部材被取付部に係合固定する構成とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサッシと外装材の境界部の構造。
  3. 前記化粧部材に設けた取付部と、前記化粧部材被取付部の受部による係合箇所は、前記外装材の厚さ方向において複数箇所に形成され、前記外装材の厚さ方向の複数の箇所において、前記化粧部材を前記化粧部材被取付部に対し選択的に係合固定可能とする、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサッシと外装材の境界部の構造。
  4. 前記化粧部材被取付部の前記第一のシーリング部材と接触する外表面における、前記外装材の厚さ方向についての寸法は、少なくとも前記外装材と略同等とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のサッシと外装材の境界部の構造。
  5. 前記化粧部材と前記外装材の外装表面との間に、第二のシーリング部材が挟装される構成とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のサッシと外装材の境界部の構造。
  6. サッシ枠の外周部に化粧部材被取付部が設けられ、
    前記化粧部材被取付部の側部と外装材の端部との間に、第一のシーリング部材が挟装されるサッシと外装材の境界部の構造に用いられ、
    前記化粧部材被取付部に取付られる化粧部材であって、
    前記外装材の端部を遮蔽する化粧部材。
  7. 外周部に化粧部材被取付部が設けられたサッシ枠を設置する工程と、
    前記サッシ枠の周囲に外装材を設置する工程と、
    前記化粧部材被取付部の側部と外装材の端部との間に、第一のシーリング部材を挟装する工程と、
    前記化粧部材被取付部に化粧部材を取付けて、前記化粧部材によって前記外装材の端部を遮蔽する工程と、
    を有するサッシ及び外装材の施工方法。

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