JP2009189232A - エネルギー供給システム、エネルギー種別選択サーバ、及びエネルギー供給方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エネルギー供給システムは、需要家21の需要に応じて複数のエネルギー種別を選択して、当該選択されたエネルギーを需要家に供給する。エネルギー供給システムは最適化制御装置34を有しており、最適化制御装置は、需要家のニーズに応じてエネルギー種別を選択するためのパラメータに基づいてエネルギー種別の組み合わせを選択し、当該選択されたエネルギーを需要家に供給・制御する。
【選択図】図1
Description
前記収集手段は、前記エネルギー種別のそれぞれの単価を予め規定された時間間隔で収集して前記記憶手段に記憶された単価を更新することを特徴とするものである。
22,51 燃料電池
23,24 ガス管
25 電力線
26,28,53,55 遮断装置
27,29,52,54 ガス計測器
31,33,56,57 電力計測器
30,58 遮断器
34 最適化制御装置
35 ネットワーク(インターネット)
41 通信制御部
42 記憶部
43a〜43d 電力検針部
44a〜44d ガス検針部
45 コスト算出部
46 遮断制御部
47 燃料電池制御部
48 請求料金算出部
Claims (23)
- 需要家の需要に応じて複数のエネルギー種別を選択して、当該選択されたエネルギーを前記需要家に供給するエネルギー供給システムであって、
前記需要家のニーズに応じて前記エネルギー種別を選択するためのパラメータに基づいて前記エネルギー種別の組み合わせを選択して、前記選択されたエネルギーとする選択手段を有することを特徴とするエネルギー供給システム。 - 前記パラメータがコストである際、前記エネルギー種別のそれぞれについてその単価の変動をリアルタイムで収集する収集手段を有し、
前記選択手段は、前記単価に応じてそのトータルのコストが最も安価な前記エネルギー種別の組み合わせを選択して、前記選択されたエネルギーとすることを特徴とする請求項1記載のエネルギー供給システム。 - 前記選択手段は、前記需要家で生じた余剰エネルギーを売却する際の売却単価も考慮して前記最も安価な前記エネルギー種別の組み合わせを選択することを特徴とする請求項2記載のエネルギー供給システム。
- 前記単価を前記エネルギー種別のそれぞれについて記憶する記憶手段を有し、
前記収集手段は前記エネルギー種別の各々の単価を予め規定された時間間隔で収集して前記記憶手段に記憶された前記単価を更新することを特徴とする請求項2記載のエネルギー供給システム。 - 前記選択手段は、前記収集手段で収集された前記単価の内、その単価が最も安価なエネルギーを選択し、当該最も安価なエネルギーのみで前記需要家の需要が賄えるか否かの判定を行って、賄えないと判定すると前記需要家の需要を賄えるまで順次単価の安価なエネルギーを選択する判定手段と、
前記判定手段よって前記選択されたエネルギーを前記需要家に供給する供給手段とを有することを特徴とする請求項2記載のエネルギー供給システム。 - 前記需要家は、電気事業者からエネルギーとして電力を受電電力として受電するとともに、発電装置を用いてエネルギーとしての発電電力を発電し、前記受電電力と前記発電電力とを需要電力として需要しており、前記発電装置には複数の種別の異なる燃料がエネルギーとして選択的に供給され、
前記収集手段は前記エネルギーの単価として前記受電電力の単価、前記燃料の種別毎の単価を収集しており、
前記判定手段は、前記発電装置に関する発電効率を示す発電効率データと前記燃料の種別毎の発電単価及び前記受電電力の単価とに応じて前記発電装置を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項5記載のエネルギー供給システム。 - 前記判定手段は、前記受電電力の単価が最安値でない場合に前記需要電力と前記発電電力とを比較する比較手段と、前記需要電力が前記発電電力以上であると、前記燃料の種別のうちもっとも単価の安い燃料を前記発電装置に供給する燃料供給手段とを有することを特徴とする請求項6記載のエネルギー供給システム。
- 前記収集手段は電力を電気事業者に売電した際の売電単価を収集しており、
前記判定手段は、前記需要電力と前記発電電力とを比較する比較手段と、前記受電電力の単価が最安値でない場合に、前記需要電力が前記発電電力以上であると、前記燃料の種別のうち最も単価の安い燃料を発電装置に供給する燃料供給手段とを有し、
前記制御手段は前記発電単価と前記売電単価とを比較して前記発電単価が前記売電単価よりも高いと前記発電装置の出力を低下させることを特徴とする請求項6記載のエネルギー供給システム。 - 前記収集手段は前記エネルギーの単価を、ネットワークを介して収集するようにしたことを特徴とする請求項2〜8いずれか1項記載のエネルギー供給システム。
- 前記発電装置は複数備えられており、
前記制御手段は、前記トータルなコストが最安価となるように前記発電装置のそれぞれにその発電効率データと前記燃料の種別毎の発電単価及び前記受電電力の単価とに応じて制御を行うようにしたことを特徴とする請求項6記載のエネルギー供給システム。 - 前記パラメータを選択する運転モード切替手段を有し、
前記選択手段は、前記運転モード切替手段で選択されたパラメータに応じて前記エネルギー種別の選択を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のエネルギー供給システム。 - 前記選択されたエネルギーが供給される機器の運転状態をモニタして、当該運転状態に応じて前記機器の駆動効率を更新するモニター手段を有し、
前記選択手段は、前記駆動効率も参照してそのトータルのコストが最も安価な前記エネルギー種別の組み合わせを選択することを特徴とする請求項2記載のエネルギー供給システム。 - 前記需要家は、電気事業者からエネルギーとして電力を受電電力として受電するとともに、発電装置を用いてエネルギーとしての発電電力を発電し、前記受電電力と前記発電電力とを需要電力として需要しており、前記発電装置には複数の種別の異なる燃料がエネルギーとして選択的に供給され、
前記収集手段は前記エネルギーの単価として前記受電電力の単価、前記燃料の種別毎の単価を収集するとともに、電力を電気事業者に売電した際の売電単価を収集しており、
前記判定手段は、前記受電の単価、前記燃料の種別毎の発電単価、及び前記売電単価に応じて発電装置の出力を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項5記載のエネルギー供給システム。 - 需要家の需要に応じて複数のエネルギー種別を選択して当該選択されたエネルギーを前記需要家に供給する際に用いられるエネルギー種別選択サーバであって、
前記需要家のニーズに応じて前記エネルギー種別を選択するためのパラメータに基づいて前記エネルギー種別の組み合わせを選択して、前記選択されたエネルギーとする選択手段を有し、
前記選択手段によって前記選択されたエネルギーを前記需要家に供給制御することを特徴とするエネルギー種別選択サーバ。 - 前記パラメータがコストである際、ネットワークを介して前記エネルギー種別のそれぞれについてその単価の変動をリアルタイムで収集する収集手段を有し、
前記選択手段は、前記単価に応じてそのトータルのコストが最も安価なエネルギー種別の組み合わせを選択することを特徴とする請求項14に記載のエネルギー種別選択サーバ。 - 前記選択手段は、前記需要家で生じた余剰エネルギーを売却する際の売却単価も考慮して前記最も前記エネルギー種別の組み合わせを選択することを特徴とする請求項14記載のエネルギー種別選択サーバ。
- 前記単価を前記エネルギー種別のそれぞれについて記憶する記憶手段を有し、
前記収集手段は前記エネルギー種別の各々の単価を予め規定された時間間隔で収集して前記記憶手段に記憶された前記単価を更新することを特徴とする請求項15記載のエネルギー種別選択サーバ。 - 前記選択手段は、前記収集手段で収集された単価の内その単価が最も安価なエネルギーを選択し、当該最も安価なエネルギーのみで前記需要家の需要が賄えるか否かの判定を行って、賄えないと判定すると前記需要家の需要を賄えるまで順次単価の安価なエネルギーを選択することを特徴とする請求項15記載のエネルギー種別選択サーバ。
- 需要家の需要に応じて複数のエネルギー種別を選択して当該選択されたエネルギーを前記需要家に供給するエネルギー供給方法であって、
コンピュータが、前記需要家のニーズに応じて前記エネルギー種別を選択するためのパラメータに基づいて前記エネルギー種別の組み合わせを選択して、前記選択されたエネルギーとする選択ステップと、
選択ステップによって前記選択されたエネルギーを前記需要家に供給する供給ステップとを実行することを特徴とするエネルギー供給方法。 - 前記パラメータがコストである際、前記コンピュータが、前記エネルギー種別のそれぞれについてその単価の変動をリアルタイムで収集する収集ステップを実行し、
前記選択ステップは、前記単価に応じてそのトータルのコストが最も安価なエネルギー種別の組み合わせを選択して前記選択されたエネルギーとすることを特徴とする請求項19記載のエネルギー供給方法。 - 前記選択ステップでは、前記需要家で生じた余剰エネルギーを売却する際の売却単価も考慮して前記最も前記エネルギー種別の組み合わせを選択することを特徴とする請求項20記載のエネルギー供給方法。
- 前記選択ステップは、前記収集ステップで収集された単価の内その単価が最も安価なエネルギーを選択し、当該最も安価なエネルギーのみで前記需要家の需要が賄えるか否かの判定を行って、賄えないと判定すると前記需要家の需要を賄えるまで順次単価の安価なエネルギーを選択することを特徴とする請求項20記載のエネルギー供給方法。
- 前記コンピュータは、前記単価を前記エネルギー種別のそれぞれについてメモリに記憶する記憶ステップを実行し、
前記収集ステップでは前記エネルギー種別の各々の単価を予め規定された時間間隔で収集して前記メモリに記憶された前記単価を更新することを特徴とする請求項20記載のエネルギー供給方法。
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