JP2009189169A - 充電台 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体の構造を簡単にして製造コストを低減しながら、出力端子のショートや感電を防止して安全に使用する。
【解決手段】充電台は、携帯機器9の装着部2を有するケース1と、装着部2にセットされる携帯機器9を充電する出力端子3とを備える。充電台は、装着部2に、脱着ポケット5を有するサブケース4を設けている。サブケース4は、挿入される携帯機器9を充電する充電位置と、携帯機器9を充電しない脱着位置とに移動できるようにケース1に連結している。充電台は、サブケース4が充電位置にあっては、出力端子3がサブケース4内に突出して、サブケース4に挿入している携帯機器9の電源端子9Aに接触し、かつサブケース4が脱着位置にあっては、出力端子3がサブケース4内に突出しないようにしている。さらに、サブケース4の充電位置と脱着位置において、出力端子3がケース1に内蔵されて外部に表出しないようにしている。
【選択図】図10

Description

本発明は、主として携帯電話などの携帯機器をセットして充電する充電台に関する。
充電台は、装着される携帯機器の電源端子に接触される正負の出力端子を備えている。正負の出力端子に金属が接触してショートすると、大きなショート電流が流れる。また、正負の出力端子の電圧が高い場合には、濡れた手で接触すると感電する可能性もある。また、電圧が低い場合でも、長時間接触すると低温やけどを被るおそれがある。この弊害を解消するために、携帯機器を装着しない状態では、出力端子部をケース内に収納する充電台が開発されている(特許文献1参照)。
特開2003−9409号公報
この公報に記載される充電台を図1ないし図5に示す。この充電台は、携帯機器99を嵌合して装着する凹状の装着部92を有するケース91と、装着部92に携帯機器99が装着されたことを検知する装着検知部90と、携帯機器99が装着部92に装着されたとき、携帯機器99に設けられた電源端子99Aと接触し、携帯機器99に内蔵される二次電池に充電電圧を印加するための一対の出力端子部93Aを備える。出力端子部93Aは、ケース91内に配設されて、ケース91に設けられた端子窓95から装着部92に突出するように設けられている。装着検知部90は、ケース91内に軸支され、一端の突出部97が装着部92の底面に設けられた貫通孔96を貫通して突出する傾動体94と、傾動体94の突出部97を突出方向に付勢するスプリング線93とを備える。携帯機器99が装着され、傾動体94の一端がスプリング線93の付勢力に抗して押し下げられたとき、傾動体94の回転に連動して出力端子部93Aを端子窓95から装着部92に押し出して、携帯機器99の電源端子99Aと接触させる。
さらに、この充電台は、装着検知部90の傾動体94を、左右に分割して独立に回転支持している。この左右の傾動体94が押されることにより出力端子部93Aが端子窓95から装着部92に押し出されるようにしている。この構造の充電台は、左右に分割された個々の傾動体94を独立して傾動させるので、左右両側の傾動体94をバランスして均等な力で押し下げたときのみ、2つの出力端子部93Aが安定して携帯機器99の電源端子99Aに接触する。左右両側の傾動体がアンバランスに押し下げられると、両方の出力端子部を安定して携帯機器の電源端子に接触できない欠点がある。また、この充電台は、長期間にわたって安定して出力端子部93Aを携帯機器99の電源端子99Aに接触して確実に充電するのが難しくなる欠点がある。それは、出力端子部93Aと電源端子99Aの表面や汚れ等によって確実に接触できなくなるからである。さらに、以上の構造の充電台は、正負の出力端子部93Aを突出させるメカニズムが複雑になる欠点もある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、全体の構造を簡単にして製造コストを低減しながら、出力端子のショートや感電を防止して安全に使用できる充電台を提供することにある。
本発明の充電台は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器9、39、69を脱着自在にセットする装着部2、32、62を有するケース1、31、61と、このケース1、31、61の装着部2、32、62にセットされる携帯機器9、39、69の電源端子9A、39A、69Aに接続されて、内蔵する電池を充電する出力端子3、33、63とを備える。充電台は、装着部2、32、62に、携帯機器9、39、69を脱着自在にセットできる脱着ポケット5、35、65を有するサブケース4、34、64を設けている。このサブケース4、34、64は、挿入される携帯機器9、39、69の電池を充電する充電位置と、携帯機器9、39、69を充電しない脱着位置とに移動できるようにケース1、31、61、に連結している。さらに、充電台は、サブケース4、34、64が充電位置にあっては、出力端子3、33、63がサブケース4、34、64内に突出して、サブケース4、34、64に挿入している携帯機器9、39、69の電源端子9A、39A、69Aに接触し、かつサブケース4、34、64が脱着位置にあっては、出力端子3、33、63がサブケース4、34、64内に突出しないようにしている。さらに、サブケース4、34、64の充電位置と脱着位置において、出力端子3、33、63がケース1、31、61に内蔵されて外部に表出しないようにしている。
本発明の請求項2の充電台は、携帯機器9、39、69の非挿入状態において、サブケース4、34、64が脱着位置から充電位置へ移動するのを阻止するストッパ6、36、66を有する。このストッパ6、36、66は、携帯機器9、39、69の挿入状態で解除されて、サブケース4、34、64を脱着位置から充電位置に移動できる状態としている。
本発明の請求項3の充電台は、サブケース4、34、64を、充電位置と脱着位置とに傾動自在にケース1、31、61に連結している。
本発明の請求項4の充電台は、携帯機器9の上部を後方に傾斜するように傾動させて、脱着位置から充電位置に移動するように、サブケース4をケース1に連結している。
本発明の請求項5の充電台は、サブケース4、34、64を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する駆動スプリング8、38、68を備えている。この駆動スプリング8、38、68は、脱着位置と充電位置との中間点を境界として、中間点より脱着位置側にあるサブケース4、34、64を脱着位置方向に付勢し、中間点より充電位置側にあるサブケース4、34、64を充電位置方向に付勢する
さらに、本発明の請求項6の充電台は、サブケース4、34、64を充電位置とする状態における駆動スプリング8、38、68の付勢力を、出力端子3、33、63の押圧力よりも強くしており、充電位置にあるサブケース4、34、64を、駆動スプリング8、38、68で弾性的に充電位置に保持している。
本発明の請求項7の充電台は、ケース1、31、61が、充電位置にある携帯機器9、39、69を係止する保持凸条15、45、75を備えると共に、サブケース4、34、64が、この保持凸条15、45、75を脱着ポケット5、35、65内に突出させるスリット開口29、59、89を設けている。この充電台は、携帯機器9、39、69を脱着ポケット5、35、65にセットして、サブケース4、34、64を充電位置に移動する状態で、保持凸条15、45、75がスリット開口29、59、89から脱着ポケット5、35、65に突出して、携帯機器9、39、69の係止凹部9D、39D、69Dを係止して、充電位置にあるサブケース4、34、64の脱着ポケット5、35、65から携帯機器9、39、69が抜けるのを阻止する。
本発明の請求項8の充電台は、サブケース4の脱着ポケット5が、携帯機器9の本体画面9Bを外部に表出する開口部5Aを前面に備えている。
本発明の充電台は、全体の構造を簡単にして製造コストを低減しながら、出力端子のショートや感電を防止して安全に使用できる特徴がある。それは、本発明の充電台が、携帯機器を脱着自在に挿入できるサブケースを可動できるようにケースに連結すると共に、ケースに内蔵されて外部に表出されない出力端子を、携帯機器を挿入するサブケースを充電位置に移動して、携帯機器の電源端子に接触させるからである。この構造の充電台は、サブケースを脱着位置とする状態では、出力端子がサブケース内に突出しないので、サブケースに出力端子が表出しない。さらに、出力端子はケース内にあって、外部に表出されない。したがって、携帯機器をサブケースに挿入してサブケースを充電位置に移動することで、出力端子には接触できるが、出力端子が外部に表出することがなく、出力端子のショートや低温やけどを確実に阻止できる。
さらに、本発明の請求項2の充電台は、携帯機器の非挿入状態において、サブケースが脱着位置から充電位置へ移動するのを阻止するストッパを設けており、携帯機器の挿入状態において、このストッパを解除して、サブケースを脱着位置から充電位置に移動できるようにしている。この充電台は、携帯機器を挿入しない状態ではサブケースが脱着位置から充電位置に移動しないので、携帯機器の挿入されないサブケースが充電位置に移動して、サブケース内に出力端子が突出することがない。
本発明の請求項5の充電台は、サブケースを脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する駆動スプリングを備えており、脱着位置と充電位置との中間点を境界として、中間点より脱着位置側にあるサブケースを脱着位置方向に付勢し、中間点より充電位置側にあるサブケースを充電位置方向に付勢するので、サブケースの位置を脱着位置と充電位置のいずれか一方に特定しながら位置決めできる。また、脱着位置にあるサブケースが不意に充電位置に移動するのを確実に阻止しながら、充電位置にあるサブケースが不意に脱着位置に移動するのを確実に阻止できる。また、この充電台は、脱着ポケットに携帯機器が装着されたサブケースを充電位置とする状態において、サブケースが駆動スプリングで充電位置に付勢されるので、脱着ポケットに装着された携帯機器の電源端子を、出力端子に弾性的に押圧しながら充電できる特徴もある。
さらに、本発明の請求項6の充電台は、サブケースを充電位置とする状態における駆動スプリングの付勢力を、出力端子の押圧力よりも強くしており、充電位置にあるサブケースを、駆動スプリングで弾性的に充電位置に保持している。したがって、脱着ポケットに装着された携帯機器の電源端子を出力端子に押圧しながら、サブケースを充電位置に確実に保持して、携帯機器を安定して充電できる
本発明の請求項7の充電台は、ケースが、充電位置にある携帯機器を係止する保持凸条を備えると共に、サブケースが、この保持凸条を脱着ポケット内に突出させるスリット開口を設けている。この充電台は、携帯機器を脱着ポケットにセットして、サブケースを充電位置に移動する状態で、保持凸条がスリット開口から脱着ポケットに突出して、携帯機器の係止凹部を係止して、充電位置にあるサブケースの脱着ポケットから携帯機器が抜けるのを阻止する。したがって、充電位置にあって、携帯機器が装着されないサブケース内に出力端子が突出する状態となるのを確実に阻止して、感電等の危険に対する安全性を保証できる。
本発明の請求項8の充電台は、サブケースの脱着ポケットの前面に、携帯機器の本体画面を外部に表出する開口部を設けているので、本体画面を前面に向けた姿勢で携帯機器を脱着ポケットに装着して、本体画面を見ながら充電できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための充電台を例示するものであって、本発明は充電台を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図6ないし図16は本発明の第1の実施例の充電台を示し、図17ないし図26は第2の実施例の充電台を示し、さらに図27ないし図34は第3の実施例の充電台を示している。
これらの図に示す充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器9、39、69を脱着自在にセットする装着部2、32、62を有するプラスチックからなるケース1、31、61と、このケース1、31、61の装着部2、32、62にセットされる携帯機器9、39、69の電源端子9A、39A、69Aに接続されて、内蔵する電池を充電する出力端子3、33、63とを備える。さらに、図に示す充電台は、ケース1、31、61の装着部2、32、62に、携帯機器9、39、69を脱着自在に挿入できる収納できる脱着ポケット5、35、65を有するプラスチックからなるサブケース4、34、64を設けている。
これらの充電台は、充電できる電池(図示せず)を内蔵する携帯機器9、39、69を脱着できるように装着して、内蔵している電池を充電する。携帯機器9、39、69は携帯電話である。ただ、本発明は、内蔵する電池を充電する携帯機器を特定するものでなく、たとえば、MDやCDの再生または録音再生機、デジタルカメラ、ゲーム機、パック電池等の二次電池を内蔵している全ての携帯機器とすることができる。
サブケース4、34、64は、挿入される携帯機器9、39、69の電池を充電する充電位置と、携帯機器9、39、69を充電しない脱着位置とに移動できるようにケース1、31、61に連結している。充電台は、サブケース4、34、64を充電位置に移動して、出力端子3、33、63をサブケース4、34、64内に突出させて、サブケース4、34、64に挿入している携帯機器9、39、69の電源端子9A、39A、69Aに接触させる。サブケース4、34、64が脱着位置にあると、出力端子3、33、63はサブケース4、34、64内に突出されず、すなわちサブケース4、34、64の内部に露出されない。したがって、脱着位置にあるサブケース4、34、64に金属などを挿入しても出力端子3、33、63はショートせず、またユーザーが手などを挿入しても感電したり低温やけどすることはない。さらに、出力端子3、33、63は、ケース1、31、61内にあって、サブケース4、34、64を充電位置と脱着位置の両方に配置する状態で、外部に表出されることはない。
さらに、図に示す充電台は、携帯機器9、39、69を挿入しない非挿入状態にあっては、脱着位置から充電位置への移動を阻止するストッパ6、36、66を設けている。このストッパ6、36、66は、携帯機器9、39、69の挿入状態で解除されて、サブケース4、34、64を脱着位置から充電位置に移動できる状態とする。この充電台は、携帯機器9、39、69を挿入しない状態では、サブケース4、34、64が脱着位置から充電位置に移動するのをストッパ6、36、66が阻止するので、携帯機器9、39、69の挿入されないサブケース4、34、64が充電位置に移動するのを確実に阻止して、携帯機器9、39、69の挿入されないサブケース内に出力端子3、33、63が突出するのを確実に防止できる。ただ、本発明の充電台は、必ずしもこのストッパを設ける必要はない。ストッパのない充電台は、たとえば、携帯機器が挿入されない状態では、サブケースを弾性的に脱着位置に付勢し、携帯機器が挿入されると充電位置に移動できる構造として、サブケースを充電位置と脱着位置とに移動できる。
図6ないし図16に示す第1の実施例の充電台は、携帯機器9の携帯電話を脱着自在にセットするサブケース4と、このサブケース4を傾動できるように連結しているケース1と、サブケース4が脱着位置から充電位置に傾動するのを制限するストッパ6と、サブケース4にセットされる携帯電話の電源端子9Aに接触する出力端子3とを備えている。
サブケース4は、携帯機器9である携帯電話を、横に長い姿勢でセットできる脱着ポケット5を有する形状にプラスチックを成形している。脱着ポケット5は、携帯機器9を上から下に挿入して定位置にセットできるように、上方を開口している。さらに、脱着ポケット5は、前面も開口して、装着される携帯機器9の本体画面9Bを外部に表出する開口部5Aを前面に設けている。図の脱着ポケット5は、セットされる携帯機器9を定位置に保持するために、背面プレート20の両側と下端には、携帯機器9の両側と底面に沿う溝形の周壁21を設けている。この周壁21は、先端部を携帯機器9の前面に沿う方向に折曲して、装着される携帯機器9を保持する保持部21Aを設けており、セットされる携帯機器9を定位置に保持できるようにしている。図の脱着ポケット5は、周壁21の保持部21Aを携帯機器9の外周縁部に沿って設けて、脱着ポケット5の前面に開口される開口部5Aを大きくしている。この構造の充電台は、本体画面9Bを前面に向けた姿勢で携帯機器9を脱着ポケット5に装着して、携帯機器9の本体画面9Bを広い開口部5Aから外部に表示できるので、本体画面9Bを見ながら充電できる。
さらに、サブケース4は、ケース1に傾動自在に連結する回転軸アーム22を一体的に成形して設けている。この回転軸アーム22は、サブケース4の両側から下方に伸びるように設けられて、下端の両側に突出するように傾動軸23を設けている。傾動軸23は、ケース1に設けられた傾動孔11に回転できるように案内されて、サブケース4を傾動できるようにケース1に連結している。
サブケース4は、携帯機器9の上部を後方に傾斜する方向に傾動されて、脱着位置から充電位置に移動される。すなわち、サブケース4は、図10と図12に示す脱着位置から、図11と図13に示す充電位置に傾動されて、セットされる携帯機器9の電池を充電する。図のサブケース4は、垂直に近い姿勢で携帯機器9を脱着して、約35度傾斜する姿勢で携帯機器9の電池を充電する。サブケース4の脱着位置は、携帯機器9の脱着に便利な角度とし、充電位置は内蔵する電池を充電しながら、携帯電話などの本体画面9Bを見るのに最適な角度に設定される。したがって、脱着位置のサブケース4は、たとえば携帯機器9を垂直面から0ないし30度傾斜させる姿勢とし、また充電位置のサブケース4は、この携帯機器9を15度ないし60度後方に傾斜させる姿勢とする。
サブケース4の傾動範囲を制限するために、図12と図13のサブケース4は、脱着位置と充電位置とにおいて、部分的にケース1に当接させて傾動が阻止されるようにしている。図のサブケース4は、脱着位置において、脱着ポケット5の底面をケース1に当接させると共に、充電位置においては、背面側に突出して設けたカバープレート24の下端をケース1に当接させて傾動範囲を制限している。したがって、図に示すケース1は、脱着位置にあるサブケース4の脱着ポケット5の底面を当接させる当接面12をケース1の開口部10に設けると共に、充電位置にあるサブケース4のカバープレート24の下端を当接させる位置決リブ13をケース1の内側に突出して設けている。サブケース4は、図12に示すように、脱着位置まで傾動すると脱着ポケット5の底面である周壁21がケース1の当接面12に当接して傾動が制限されると共に、図9に示すように、充電位置まで傾動するとカバープレート24の下端が位置決リブ13に当接して傾動が制限される。
さらに、充電台は、サブケース4を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する駆動スプリング8を備えている。図の駆動スプリング8は拡開バネで、弾性金属線の中間をコイル状に巻いて、両端を拡開方向に付勢する構造としている。図の駆動スプリング8は、一端をケース1に設けた垂直リブ1Aに連結すると共に、他端をサブケース4の背面に設けた垂直リブ4Aに連結している。この駆動スプリング8は、脱着位置と充電位置との中間点を境界として、中間点より脱着位置側にあるサブケース4を脱着位置方向に付勢し、中間点より充電位置側にあるサブケース4を充電位置方向に付勢する構造としている。すなわち、駆動スプリング8は、脱着位置と充電位置の中間点を境界として、サブケース4を脱着位置と充電位置のいずれかの方向に付勢する。したがって、サブケース4の位置を脱着位置と充電位置のいずれか一方に特定しながら位置決めできる。
駆動スプリング8が、サブケース4を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する原理を図16の(a)〜(c)に示す。なお、図16において、(a)は、サブケース4が脱着位置にある状態(図10と図12に相当)を、(c)は、サブケース4が充電位置にある状態(図11と図13に相当)を、(b)は、サブケース4が脱着位置と充電位置の中間点である境界位置にある状態をそれぞれ示している。この図に示すように、拡開バネである駆動スプリング8は、コイル部8Bから突出する両端部を、拡開方向である外側方向に折曲して折曲片を設けると共に、この折曲片を折曲している折曲部を連結部8Aとして、ケース1の垂直リブ1Aとサブケース4の垂直リブ4Aとに連結している。ケース1の垂直リブ1Aは、駆動スプリング8の第1の連結部8aを挿通する連結孔1aを開口しており、この連結孔1aに第1の連結部8aを挿通して回転できるように連結している。サブケース4の垂直リブ4Aは、駆動スプリング8の第2の連結部8bを挿通する連結孔4aを開口しており、この連結孔4aに第2の連結部8bを挿通して回転できるように連結している。この駆動スプリング8は、図16に示すように、サブケース4が脱着位置にある状態と充電位置にある状態とで、コイル部8Bの位置が左右反転するように、連結孔1aに連結される第1の連結部8aを中心に回動して、サブケース4を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する。言い換えると、駆動スプリング8は、連結孔1aを中心として回動し、コイル部8Bの位置が左右反転することによって、第1の連結部8aに対する第2の連結部8bの付勢方向を上下逆向きとして、サブケース4を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する。
この駆動スプリング8は、図16の(a)に示すように、サブケース4が脱着位置にある状態では、第2の連結部8bを第1の連結部8aから離す方向、すなわち、矢印Aで示す方向に、サブケース4を弾性的に付勢する。このため、サブケース4に矢印Bで示す方向に力が作用しても、この力が駆動スプリング8の弾性力よりも小さい場合には、サブケース4がこの方向に傾動するのを阻止する。この構造は、携帯機器9が装着されないサブケース4を弾性的に脱着位置に付勢するので、不意に作用する外力や振動等でサブケース4が充電位置に移動するのを阻止する。とくに、図の充電台においては、駆動スプリング8がサブケース4を弾性的に脱着位置に付勢することにより、脱着位置に移動されたサブケース4にストッパ6を確実に作用させて脱着位置に保持できる。また、携帯機器9をサブケース4に装着して充電するときには、携帯機器9の装着されたサブケース4を手で強制的に傾動させて充電位置に移動させる。したがって、駆動スプリング8の弾性力は、携帯機器9が装着されないサブケース4が脱着位置から充電位置に向かって不意に移動するのを確実に阻止しながら、携帯機器9が装着されたサブケース4を手で強制的に充電位置に移動できる付勢力とする。ただ、駆動スプリングの弾性力は、脱着ポケットに携帯機器が装着されると、携帯機器の自重でサブケースが充電位置に傾動する付勢力とすることもできる。この充電台は、脱着ポケットに携帯機器が装着されない状態では、サブケースは、駆動スプリングに付勢されて脱着位置に保持され、脱着ポケットに携帯機器が装着されると、サブケースは、携帯機器の自重で、速やかに充電位置に傾動される。
また、この駆動スプリング8は、図16の(c)に示すように、サブケース4が充電位置にある状態では、第2の連結部8bを第1の連結部8aから離す方向、すなわち、矢印Cで示す方向に、サブケース4を弾性的に付勢する。このため、サブケース4に矢印Dで示す方向に力が作用しても、この力が駆動スプリング8の弾性力よりも小さい場合には、サブケース4がこの方向に傾動するのを阻止する。この構造は、携帯機器9が装着されたサブケース4を充電位置とする状態では、サブケース4を弾性的に充電位置に付勢するので、不意に作用する外力や振動等でサブケース4が脱着位置に移動するのを阻止して、サブケース4を充電位置に保持する。さらに、充電位置にあるサブケース4を充電位置に向かって弾性的に付勢することにより、サブケース4に装着される携帯機器9の電源端子9Aを、出力端子3に弾性的に押圧する作用もある。したがって、サブケース4の電極窓25から脱着ポケット5の内側に弾性的に突出する出力端子3の接触部3Aを押圧状態で電源端子9Aに接触させて、接触不良なく、確実に充電できる。また、充電終了後には、携帯機器9の装着されたサブケース4を手で強制的に傾動させて脱着位置に移動させる。したがって、駆動スプリング8の弾性力は、携帯機器9が装着されて充電位置にあるサブケース4が、脱着位置に向かって不意に移動するのを確実に阻止しながら、手で強制的に脱着位置に移動できる付勢力とする。また、サブケース4を充電位置とする状態において、駆動スプリング8の付勢力が、出力端子3の押圧力よりも強くなるようにして、充電位置にあるサブケース4が、駆動スプリング8で弾性的に充電位置に保持されるようにする。
ケース1は、全体をプラスチックで成形して、サブケース4を配設する部分に開口部10を設けて、この開口部10にサブケース4を配設している。サブケース4には脱着ポケット5を設けて、ここに携帯機器9を脱着自在にセットするようにしている。さらに、ケースは、開口部10をサブケース4で閉塞して、内部には出力端子3を配設している。ケース1は内部に回路基板7を固定して、この回路基板7に出力端子3を固定している。出力端子3は、ケース1の外部に露出しないようにケース1に内蔵している。
出力端子3は、弾性金属線で制作されて、後端を回路基板7にハンダ付けなどの方法で固定して、先端部を山形に折曲して接触部3Aとしている。接触部3Aは、充電位置に移動されたサブケース4の電極窓25から脱着ポケット5には弾性的に突出するが、脱着位置にあるサブケース4の脱着ポケット5には突出しない高さの山形に加工される。図の出力端子3は、弾性金属線の中間部分をコイル状に巻いてコイルスプリング3Bとしている。この出力端子3は、コイルスプリング3Bを弾性的に変形して、山形に折曲された接触部3Aを弾性的に携帯機器9の電源端子9Aに押圧できる。出力端子3は、回路基板7を介して充電回路(図示せず)に接続される。充電台は、ケースに充電回路を内蔵し、あるいは充電回路を内蔵しない。充電回路を内蔵しない充電台は、ケースに設けたコネクタに電源アダプタを接続して、外部から充電電流が供給される。
ストッパ6は、携帯機器9のセットされないサブケース4を脱着位置にロックして、携帯機器9をセットする状態でロック状態を解除して、サブケース4を脱着位置から充電位置に移動させる。第1の実施例の充電器は、ストッパ6であるストッパアーム16をサブケース4に連結している。ストッパアーム16は、サブケース4に挿入される携帯機器9に押されて、ロック状態を解除する。サブケース4に携帯機器9が挿入されない状態では、引っ張りバネ19に引っ張られてロック位置に移動される。ストッパアーム16はサブケース4の背面にあって、上端部をケース内面に突出する係止部14に係止して、サブケース4が後方に傾動するのをロックする。
ストッパアーム16は、長手方向に往復運動できるように、下端部と上端部とをサブケース4の背面に連結している。ストッパアーム16の下端部には、その両側に突出するように摺動軸17を設けている。この摺動軸17を介してストッパアーム16をサブケース4に連結するために、サブケース4は、その背面から下に伸びるように一対の延長アーム26を一体的に成形して設けている。一対の延長アーム26は、サブケース4の背面プレート20の内面に沿って下方に伸びるように設けている。さらに、一対の延長アーム26は、対向面にガイド溝26Aを設けている。このガイド溝26Aにストッパアーム16の摺動軸17を入れて、摺動軸17をガイド溝26Aに沿って移動できるように連結している。さらに、ストッパアーム16の上端は、サブケース4の背面プレート20の上端縁に連結しているカバープレート24に設けた貫通孔24Aに摺動できるように挿入している。ストッパアーム16は、下端部を摺動軸17を介して延長アーム26に連結し、さらに上端部をカバープレート24に設けて貫通孔24Aに挿入して、サブケース4に対して長手方向に移動できるように連結している。
さらに、ストッパアーム16は、その下端部の上面に、サブケース4の脱着ポケット5の底部に突出するストッパ凸部18を設けている。ストッパ凸部18は、サブケース4の背面プレート20と底の周壁21との境界部分に設けたスリット開口27から、脱着ポケット5に突出している。さらに、図6のサブケース4は、スリット開口27の両側に一対のガイド壁28を設けている。ガイド壁28は脱着ポケット5の内面に突出するので、携帯機器9は、図14に示すように、このガイド壁28を案内する凹部9Cを設けると共に、ストッパ凸部18を押し下げる押圧片6Eを設けている。
さらに、図9と図15のケース1は、携帯機器9が脱着ポケット5から抜けるのを阻止する保持凸条15を一体的に成形して設けている。この保持凸条15は、充電位置にあるサブケース4の脱着ポケット5から携帯機器9が抜けるのを阻止する。携帯機器9は、保持凸条15を案内する係止凹部9Dを設けている。係止凹部9Dは、携帯機器9を脱着ポケット5にセットして、サブケース4を充電位置に移動する状態で、保持凸条15を案内するように設けられる。保持凸条15は、脱着ポケット5の側部にあって、サブケース4の傾動方向に伸びるように設けられる。さらに、この保持凸条15をサブケース4の脱着ポケット5内に突出させるために、サブケース4は、側面に保持凸条15を移動できるように案内するスリット開口29を設けている。サブケース4が脱着位置から充電位置に傾動するとき、保持凸条15はスリット開口29に沿って移動して、脱着ポケット5内に突出する。図10と図12に示すように、サブケース4が脱着位置にあるとき、保持凸条15は脱着ポケット5に突出しない。したがって、脱着位置のサブケース4の脱着ポケット5に、携帯機器9を挿入するとき、保持凸条15が邪魔になることはない。図11と図13に示すように、脱着位置のサブケース4に携帯機器9を挿入して、サブケース4が充電位置に傾動されると、保持凸条15がスリット開口29から脱着ポケット5に突出して、携帯機器9の係止凹部9Dに係止される。
以上の充電台は、以下のようにして、携帯機器の電池を充電する。
(1)サブケースの脱着ポケット5に携帯機器をセットしない状態(図6)
この状態で、出力端子3はサブケース4の脱着ポケット5に突出しない。出力端子3はケースの内部にあって外部に露出しない。さらに、この状態で、ストッパアーム16は、引っ張りバネ19に引っ張られて、ストッパ凸部18を脱着ポケット5に突出させる位置にある。この位置にあるストッパアーム16は、サブケース4をロック状態として、サブケース4が充電位置に移動するのをロックする。それは、図12に示すように、ストッパアーム16が引っ張りバネ19に引っ張られて、ストッパ凸部18を脱着ポケット5内に突出させる位置にあると、ストッパアーム16の上端が、ケース1の内面に突出する係止部14に係止されるからである。したがって、サブケース4に携帯機器9を挿入しない状態では、ストッパ6によってサブケース4が充電位置に移動することがなく、脱着ポケット5に出力端子3が突出することはない。
(2)サブケース4に携帯機器9を挿入する状態(図7)
この状態は、脱着ポケット5に挿入される携帯機器9が、ストッパアーム16のストッパ凸部18を脱着ポケット5から押し出して、ストッパアーム16を下方に移動させる。下方に移動するストッパアーム16は、上端がケース1の係止部14から離れて、サブケース4のロック状態を解除する。ロック状態が解除されたサブケース4は、携帯機器9で後方に倒されるように移動されて、脱着位置から充電位置に移動する。サブケース4が充電位置に移動すると、図13に示すように、脱着ポケット5に出力端子3が突出して、携帯機器9の電源端子9Aに接触して電池を充電する。さらに、この状態において、ケース1の保持凸条15が脱着ポケット5内に突出して、これが携帯機器9の係止凹部9Dに案内される。この状態で、携帯機器9は保持凸条15で脱着ポケット5から抜けないように保持される。
この状態で携帯機器9の電池が充電されると、サブケース4を充電位置から脱着位置に傾動させる。サブケース4を脱着位置に移動して、ストッパ6をロック状態として、携帯機器9はサブケース4から外される。
さらに、図17ないし図26に示す第2の実施例の充電台は、携帯機器39の携帯電話を脱着自在にセットするサブケース34と、このサブケース34を傾動できるように連結しているケース31と、サブケース34が脱着位置から充電位置に傾動するのを制限するストッパ36と、サブケース34にセットされる携帯電話の電源端子39Aに接触する出力端子33とを備えている。
サブケース34は、携帯機器39である携帯電話を、上下に長い姿勢でセットできる脱着ポケット35を有する。サブケース34は、上方を開口する箱形にプラスチックを成形して、開口部の外側に上面プレート50を連結している。上面プレート50はアーチ状に湾曲して、サブケース34が傾動する状態で、ケース31の開口部40を閉塞するようにしている。脱着ポケット35は、携帯機器39を上から下に挿入して定位置にセットできるように上方を開口して、携帯機器39をスムーズに挿入できる四角い柱状としている。さらに、サブケース34は、ケース31に傾動できるように傾動軸53を、下部の両側に突出するように一体的に成形して設けている。傾動軸53は、ケース31に設けられた傾動孔41に回転できるように案内されて、サブケース34を傾動できるようにケース31に連結している。
サブケース34は、携帯機器39の上部を後方に傾斜する方向に傾動されて、脱着位置から充電位置に移動される。すなわち、サブケース34は、図19と図21に示す脱着位置から、図20と図22に示す充電位置に傾動されて、セットされる携帯機器39の電池を充電する。図のサブケース34は、わずかに前方に傾斜する姿勢で携帯機器39を脱着して、ほぼ垂直姿勢で携帯機器39の電池を充電する。この充電台は、サブケース34に携帯機器39を上から下に挿入した後、携帯機器39を垂直姿勢として電池を充電できる。
サブケース34の傾動範囲を制限するために、図のサブケース34は、上面プレート50の両側に沿って位置決凹部52を設けて、この位置決凹部52の内側に、ケース31の上蓋部31Xに設けた位置決凸部42を案内している。図のケース31は、上蓋部31Xの内面に突出して位置決凸部42を設けている。このサブケース34は、脱着位置と充電位置とにおいて、位置決凸部42の端面を位置決凹部52の内面に当接させて傾動が阻止される。すなわち、サブケース34は、位置決凹部52の両端の内面を、ケース31の上蓋部31Xの位置決凸部42の端面に当接させる範囲内で傾動して、脱着位置と充電位置とに傾動される。
さらに、充電台は、サブケース34を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する駆動スプリング38を備えている。この駆動スプリング38も拡開バネで、前述の図16に示す駆動スプリング8と同じ原理でサブケース34を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する。すなわち、駆動スプリング38は、連結部38Aである第1の連結部38aをケース31に設けた垂直リブ31Aの連結孔31aに連結すると共に、第2の連結部38aをサブケース34の背面に設けた垂直リブ34Aの連結孔34aに連結している。この駆動スプリング38も、脱着位置と充電位置との中間点を境界として、中間点より脱着位置側にあるサブケース34を脱着位置方向に付勢し、中間点より充電位置側にあるサブケース34を充電位置方向に付勢する構造としている。この駆動スプリング38も、連結孔31aを中心として回動し、コイル部38Bの位置が左右反転することによって、第1の連結部38aに対する第2の連結部38bの付勢方向を逆向きとして、サブケース34を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する。
この構造は、携帯機器39が装着されないサブケース34を弾性的に脱着位置に付勢するので、不意に作用する外力や振動等でサブケース4が充電位置に移動するのを阻止する。とくに、図の充電台においては、駆動スプリング38がサブケース34を弾性的に脱着位置に付勢することにより、脱着位置に移動されたサブケース34にストッパ36を確実に作用させて脱着位置に保持できる。また、携帯機器39をサブケース34に装着して充電するときには、携帯機器39の装着されたサブケース34を手で強制的に傾動させて充電位置に移動させる。さらに、携帯機器39が装着されたサブケース34を充電位置とする状態では、サブケース34を弾性的に充電位置に付勢するので、不意に作用する外力や振動等でサブケース34が脱着位置に移動するのを阻止して、脱着ポケットに装着された携帯機器39を、ほぼ垂直に近い姿勢で充電位置に保持しながら電池を充電できる。さらに、充電位置にあるサブケース34の携帯機器39の電源端子39Aを、出力端子3に弾性的に押圧させる状態に保持して、確実に充電できる。また、充電終了後には、携帯機器39の装着されたサブケース34を手で強制的に傾動させて脱着位置に移動させる。
ケース31は、全体をプラスチックで成形して、アーチ状に湾曲する上面の上蓋部31Xに開口部40を設けて、この開口部40にサブケース34を配設している。サブケース34が、ケース31の開口部40において前後に傾動すると、脱着ポケット35の前後に隙間ができる。この隙間は、サブケース34に一体的に成形している上面プレート50で閉塞される。サブケース34が傾動して、上面プレート50が開口部40を閉塞できるように、ケース上面の上蓋部31Xとサブケース34の上面プレート50は、サブケース34の傾動軸53を中心とするアーチ状に湾曲している。開口部40をサブケース34で閉塞するケース31は、内部に出力端子33を配設している。ケース31は、内部に回路基板37を固定して、この回路基板37に出力端子33を固定している。出力端子33は、ケース31の外部に露出しないようにケース31に内蔵される。
出力端子33は、弾性金属線で制作されて、後端を回路基板37にハンダ付けなどの方法で固定して、先端部を山形に折曲して接触部33Aとしている。接触部33Aは、充電位置に移動されたサブケース34の電極窓55から脱着ポケット35に弾性的に突出するが、脱着位置にあるサブケース34の脱着ポケット35には突出しない高さの山形に加工される。図19と図20の出力端子33は、水平部の後端を回路基板37に固定して、垂直部の先端を山形に折曲して接触部33Aとしている。出力端子33は、回路基板37を介して充電回路(図示せず)に接続される。
ストッパ36は、携帯機器39のセットされないサブケース34を脱着位置にロックして、携帯機器39をセットする状態でロック状態を解除して、サブケース34を脱着位置から充電位置に移動させる。第2の実施例の充電器は、図21ないし図26に示すように、ストッパ36である一対の回動アーム46をサブケース34の両側に連結している。回動アーム46は、サブケース34に挿入される携帯機器39に押されて、ロック状態を解除する。サブケース34に携帯機器39が挿入されない状態では、引っ張りバネ43に引っ張られてロック位置に移動される。回動アーム46は、サブケース34の外側の両面にあって、先端の上部をケース31内面に突出する係止部44に係止して、サブケース34が傾動するのをロックする。図に示すケース31は、上蓋部31Xの内面に突出して設けた位置決凸部42の側面に、さらに突出する形状の凸部を設けて係止部44としている。
回動アーム46は、水平面内で回動できるように、後端部をサブケース34の垂直回転軸51に連結している。サブケース34は、上面プレート50の下面に突出して円柱状の垂直回転軸51を一体的に成形して設けている。この垂直回転軸51に連結される円柱状の連結孔47を回動アーム46の後端に設けている。回動アーム46は、後端の連結孔47に垂直回転軸51を挿入して、水平面内で回動できるようにサブケース34に連結している。
回動アーム46は、サブケース34をロック状態にするストッパ片49を先端部に一体的に成形して設けている。ストッパ片49は上方に伸びるように設けられて、ケース31の上蓋部31Xの内面に設けている係止部44に当たって、サブケース34をロック状態にする。脱着ポケット35に携帯機器39が挿入されない状態で、回動アーム46をロック状態に保持するために、一対の回動アーム46の先端を引っ張りバネ43で連結している。
回動アーム46は、ロック状態を解除するために、サブケース34の側面から脱着ポケット35の内面に突出するストッパ凸部48を先端部に設けている。ストッパ凸部48は、サブケース34の側面に設けた貫通孔57から脱着ポケット35に突出する。このストッパ凸部48は、引っ張りバネ43が回動アーム46の先端を弾性的に引っ張ることで、脱着ポケット35の内面に弾性的に突出する。ストッパ凸部48は、脱着ポケット35に挿入される携帯機器39で脱着ポケット35から押し出される。ストッパ凸部48が脱着ポケット35から押し出されると、回動アーム46のストッパ片49はケース31の係止部44から外れて、サブケース34のロック状態を解除する。図の携帯機器39は、脱着ポケット35に挿入される状態で、ストッパ凸部48を案内するガイド溝39Cを両側に設けている。
さらに、図21ないし図24のケース31は、携帯機器39が脱着ポケット35から抜けるのを阻止する保持凸条45を一体的に成形して設けている。この保持凸条45は、充電位置にあるサブケース34の脱着ポケット35から携帯機器39が抜けるのを阻止する。携帯機器39は、保持凸条45を案内する係止凹部39Dを設けている。係止凹部39Dは、携帯機器39を脱着ポケット35にセットして、サブケース34を充電位置に移動する状態で、保持凸条45を案内するように設けられる。保持凸条45は、脱着ポケット35の側部にあって、サブケース34の傾動方向に伸びるように設けられる。さらに、この保持凸条45をサブケース34の脱着ポケット35内に突出させるために、サブケース34は、側面に保持凸条45を移動できるように案内するスリット開口59を設けている。サブケース34が脱着位置から充電位置に傾動するとき、保持凸条45はスリット開口59に沿って移動して、脱着ポケット35内に突出する。図21と図23に示すように、サブケース34が脱着位置にあるとき、保持凸条45は脱着ポケット35に突出しない。したがって、脱着位置のサブケース34の脱着ポケット35に、携帯機器39を挿入するとき、保持凸条45が邪魔になることはない。図22と図24に示すように、脱着位置のサブケース34に携帯機器39を挿入して、サブケース34が充電位置に傾動されると、保持凸条45がスリット開口59から脱着ポケット35に突出して、携帯機器39の係止凹部39Dに係止される。
以上の充電台は以下のようにして、携帯機器の電池を充電する。
(1)サブケースの脱着ポケットに携帯機器をセットしない状態(図17)
この状態で、出力端子33は、サブケース34の脱着ポケット35に突出しない。出力端子33は、ケース31の内部にあって外部に露出しない。さらに、この状態で、回動アーム46は、引っ張りバネ43に引っ張られて、ストッパ凸部48を脱着ポケット35に突出させる位置にある。この位置にある回動アーム46は、サブケース34をロック状態として、サブケース34が充電位置に移動するのをロックする。それは、図25に示すように、回動アーム46が引っ張りバネ43に引っ張られて、ストッパ凸部48を脱着ポケット35内に突出させる位置にあると、図23に示すように、回動アーム46のストッパ片49が、ケース31の上蓋部31Xの内面に突出する係止部44に係止されるからである。したがって、サブケース34に携帯機器39を挿入しない状態では、ストッパ36によってサブケース34が充電位置に移動することがなく、脱着ポケット35に出力端子33が突出することはない。
(2)サブケースに携帯機器を挿入する状態(図18)
この状態は、脱着ポケット35に挿入される携帯機器39が、回動アーム46のストッパ凸部48を脱着ポケット35から押し出して、一対の回動アーム46をサブケース34の外側に向かって回動させる。回動される回動アーム46は、ストッパ片49がケース31の係止部44から離れて、サブケース34のロック状態を解除する。ロック状態が解除されたサブケース34は、駆動スプリング38で押圧されて、脱着位置から充電位置に移動する。サブケース34が充電位置に移動すると、図20と図26に示すように、脱着ポケット35に出力端子33が突出して、携帯機器39の電源端子39Aに接触して電池を充電する。さらに、この状態において、ケース31の保持凸条45が脱着ポケット35内に突出して、これが携帯機器39の係止凹部39Dに案内される。この状態で、携帯機器39は保持凸条45で脱着ポケット35から抜けないように保持される。
この状態で携帯機器39の電池が充電されると、サブケース34を充電位置から脱着位置に傾動させる。サブケース34を脱着位置に移動して、ストッパ36をロック状態として、携帯機器39はサブケース34から外される。
さらに、図27ないし図34に示す第3の実施例の充電台は、携帯機器69の携帯電話を脱着自在にセットするサブケース64と、このサブケース64をケース61に傾動できるように連結しているケース61と、サブケース64が脱着位置から充電位置に傾動するのを制限するストッパ66と、サブケース64にセットされる携帯電話の電源端子69Aに接触する出力端子63とを備えている。
サブケース64は、携帯機器69である携帯電話を、長手方向に挿入する脱着ポケット65を有する箱形にプラスチックを成形して、開口部の下側には前面プレート80を連結している。前面プレート80はアーチ状に湾曲して、サブケース64の脱着位置において、ケース61に設けている開口部70を閉塞するようにしている。サブケース64は、携帯機器69を水平方向に挿入して定位置にセットできる脱着ポケット65を内側に設けるように、前方を開口している四角い筒状としている。さらに、サブケース64は、ケース61に傾動できるように傾動軸83を、後端部の両側に突出するように一体的に成形して設けている(図33、図34参照)。傾動軸83は、ケース61に設けられた傾動孔71に回転できるように案内されて、サブケース64を傾動できるようにケース61に連結している。
サブケース64は、挿入される携帯機器69の手前を下に移動させるように傾動されて、脱着位置から充電位置に移動される。すなわち、サブケース64は、図29と図31に示す脱着位置から、図30と図32に示す充電位置に傾動されて、セットされる携帯機器69の電池を充電する。図のサブケース64は、水平な姿勢からやや傾斜する姿勢で携帯機器69を脱着し、携帯機器69の手前を降下させるように傾動して、ほぼ水平な姿勢で携帯機器69の電池を充電する。この充電台は、サブケース64に携帯機器69をやや傾斜する姿勢で挿入した後、携帯機器69を水平姿勢として電池を充電できる。
サブケース64の傾動範囲を制限するために、図のサブケース64は、脱着位置と充電位置とにおいて、部分的にケース61に当接させて傾動が阻止されるようにしている。図のサブケース64は、脱着位置において、脱着ポケット65の底面(図29において右端面)をケース61の開口部70に設けた当接面72に当接させると共に、充電位置においては、サブケース64の下端をケース61の底面に当接させて傾動範囲を制限している。
さらに、充電台は、サブケース64を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する駆動スプリング68を備えている。この駆動スプリング68も拡開バネで、前述の図16に示す駆動スプリング8と同じ原理でサブケース64を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する。すなわち、駆動スプリング68は、連結部68Aである第1の連結部68aをケース61に設けた垂直リブ61Aの連結孔61aに連結すると共に、第2の連結部68aをサブケース64の背面に設けた垂直リブ64Aの連結孔64aに連結している。この駆動スプリング68も、脱着位置と充電位置との中間点を境界として、中間点より脱着位置側にあるサブケース64を脱着位置方向に付勢し、中間点より充電位置側にあるサブケース64を充電位置方向に付勢する構造としている。この駆動スプリング68も、連結孔61aを中心として回動し、コイル部68Bの位置が左右反転することによって、第1の連結部68aに対する第2の連結部68bの付勢方向を逆向きとして、サブケース64を脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する。
この構造は、携帯機器が装着されないサブケース64を弾性的に脱着位置に付勢するので、脱着位置に移動されたサブケース64にストッパ66を確実に作用させて脱着位置に保持できる。また、携帯機器69をサブケース64に装着して充電するときには、携帯機器69の装着されたサブケース64を手で強制的に傾動させて充電位置に移動させ、あるいは、携帯機器の自重でサブケースを充電位置に傾動させる。さらに、携帯機器69が装着されたサブケース64を充電位置とする状態では、駆動スプリング68でサブケース64を弾性的に充電位置に付勢すると共に、携帯機器69の自重も同方向に作用するので、不意に作用する外力や振動等でサブケース64が脱着位置に移動するのを阻止して、サブケース64が充電位置に保持される。また、充電終了後には、携帯機器69の装着されたサブケース64を手で強制的に傾動させて脱着位置に移動させる。
ケース61は、全体をプラスチックで成形して、上面に開口部70を設けて、この開口部にサブケース64を配設し、手前を除くサブケース64の三方の外側には外周壁61Xを設けている。外周壁61Xの高さは、サブケース64の厚さにほぼ等しく、かつ、脱着位置にあるサブケース64の上面と同一面となるように成形している。サブケース64が、ケース61の開口部70において上下に傾動すると、脱着ポケット65の下に隙間ができる。この隙間は、サブケース64に一体的に成形している前面プレート80で閉塞される。サブケース64が傾動して、前面プレート80が開口部70を閉塞できるように、前面プレート80は、サブケース64の傾動軸83を中心とするアーチ状に湾曲している。開口部70を前面プレート80で閉塞するケース61は、内部に出力端子63を配設している。ケース61は、内部に回路基板67を固定して、この回路基板67に出力端子63を固定している。出力端子63は、ケース61の外部に露出しないようにケース61に内蔵される。
出力端子63は、図29と図30に示すように、弾性金属線で制作されて、後端を回路基板67にハンダ付けなどの方法で固定して、先端部を山形に折曲して接触部63Aとしている。接触部63Aは、充電位置に移動されたサブケース64の脱着ポケット65に下から上に突出するが、脱着位置にあるサブケース64の脱着ポケット65には突出しない高さの山形に加工される。図の出力端子63は、水平部の後端を回路基板67に固定して、先端部を山形に折曲して接触部63Aとしている。出力端子63は回路基板67を介して充電回路(図示せず)に接続される。
ストッパ66は、図31と図32に示すように、携帯機器69のセットされないサブケース64を脱着位置にロックして、携帯機器69をセットする状態でロック状態を解除して、サブケース64を脱着位置から充電位置に移動させる。第3の実施例の充電器は、ストッパ66であるスライドアーム76をサブケース64に連結している。スライドアーム76は、サブケース64に挿入される携帯機器69に押されて、ロック状態を解除する。サブケース64に携帯機器69が挿入されない状態では、押しバネ79に押されてロック位置に移動される。スライドアーム76は、サブケース64の下にあって、先端部76Aをケース61に一体的に成形している内面プレート73の係止孔74に挿入して、サブケース64が充電位置に傾動するのをロックする。
スライドアーム76は、長手方向に往復運動できるように、先端部76Aと後端部76Bとをサブケース64の下に連結している。スライドアーム76は、後端部76Bを、コイルスプリングの押しバネ79に挿入している。押しバネ79は、一端をケース61の垂直リブ88に当接させており、スライドアーム76を弾性的に押圧して、スライドアーム76をロック位置に向かって弾性的に押圧する。押しバネ79に挿入されるスライドアーム76の後端部76Bは、スライドアーム76が長手方向に移動しても、押しバネ79が抜けない長さとしている。
さらに、スライドアーム76は、後端部であってその両側に摺動軸77を設けている。この摺動軸77よりも後端部を押しバネ79に挿入している。この摺動軸77を介してスライドアーム76をサブケース64に連結するために、サブケース64は、その下に後方に伸びるように一対の延長アーム86を一体的に成形して設けている。一対の延長アーム86は、サブケース64の底面プレート81の下面に沿って後方に伸びるように設けている。さらに、一対の延長アーム86は、対向面にガイド溝86Aを設けている。このガイド溝86Aにスライドアーム76の摺動軸77を入れて、摺動軸77をガイド溝86Aに沿って移動できるように連結している。さらに、スライドアーム76の先端は、サブケース64の前面プレート80に設けた貫通孔80Aに摺動できるように挿入している。スライドアーム76は、後端部を摺動軸77を介して延長アーム86に連結し、さらに先端部を前面プレート80に設けた貫通孔80Aに挿入して、サブケース64に対して長手方向に移動できるように連結している。
さらに、スライドアーム76は、その上面に、ロック状態を解除するストッパ凸部78を設けている。ストッパ凸部78は、サブケース64の脱着ポケット65の底部に突出するように設けられる。ストッパ凸部78は、サブケース64の下面プレートと底との境界部分に設けたスリット開口87から、脱着ポケット65に突出している。ストッパ凸部78は、脱着ポケット65に挿入される携帯機器69で脱着ポケット65から押し出される。ストッパ凸部78が脱着ポケット65から押し出されると、スライドアーム76の先端は、ケース61の係止孔81から引き抜かれて、サブケース64のロック状態を解除する。
さらに、図33と図34のケース61は、携帯機器69が脱着ポケット65から抜けるのを阻止する保持凸条75を一体的に成形して設けている。この保持凸条75は、充電位置にあるサブケース64の脱着ポケット65から携帯機器69が抜けるのを阻止する。携帯機器69は、保持凸条75を案内する係止凹部39Dを設けている。係止凹部39Dは、携帯機器69を脱着ポケット65にセットして、サブケース64を充電位置に移動する状態で、保持凸条75を案内するように設けられる。保持凸条75は、脱着ポケット65の側部にあって、サブケース64の傾動方向に伸びるように設けられる。さらに、この保持凸条75をサブケース64の脱着ポケット65内に突出させるために、サブケース64は、側面に保持凸条75を移動できるように案内するスリット開口89を設けている。サブケース64が脱着位置から充電位置に傾動するとき、保持凸条75はスリット開口89に沿って移動して、脱着ポケット65内に突出する。図33と図34に示すように、サブケース64が脱着位置にあるとき、保持凸条75は脱着ポケット65に突出しない。したがって、脱着位置のサブケース64の脱着ポケット65に、携帯機器69を挿入するとき、保持凸条75が邪魔になることはない。図28に示すように、脱着位置のサブケース64に携帯機器69を挿入して、サブケース64が充電位置に傾動されると、保持凸条75がスリット開口89から脱着ポケット65に突出して、携帯機器69の係止凹部39Dに係止される。
以上の充電台は以下のようにして、携帯機器の電池を充電する。
(1)サブケースの脱着ポケットに携帯機器をセットしない状態(図27)
この状態で、出力端子63は、サブケース64の脱着ポケット65に突出しない。出力端子63は、ケース61の内部にあって外部に露出しない。さらに、この状態で、スライドアーム76は、押しバネ79に押されて、ストッパ凸部78を脱着ポケット65に突出させる位置にある。この位置にあるスライドアーム76は、サブケース64をロック状態として、サブケース64が充電位置に移動するのをロックする。それは、図31に示すように、スライドアーム76が押しバネ79に押されて、ストッパ凸部78を脱着ポケット65内に突出させる位置にあると、スライドアーム76の先端部76Aが、ケース61の係止孔74に挿入されるからである。したがって、サブケース64に携帯機器69を挿入しない状態では、ストッパ66によってサブケース64が充電位置に移動することがなく、脱着ポケット65に出力端子63が突出することはない。
(2)サブケースに携帯機器を挿入する状態(図28)
この状態は、脱着ポケット65に挿入される携帯機器69が、スライドアーム76のストッパ凸部78を脱着ポケット65から押し出して、スライドアーム76を長手方向に移動させる。長手方向に移動されるスライドアーム76は、先端部76Aがケース61の係止孔74から引き抜かれて、サブケース64のロック状態を解除する。ロック状態が解除されたサブケース64は、携帯機器69の自重で水平に倒されるように傾動されて、脱着位置から充電位置に移動する。サブケース64が充電位置に移動すると、図33と図34に示すように、脱着ポケット65に出力端子63が突出して、携帯機器69の電源端子69Aに接触して電池を充電する。さらに、この状態において、ケース61の保持凸条75が脱着ポケット65内に突出して、これが携帯機器69の係止凹部39Dに案内される。この状態で、携帯機器69は保持凸条75で脱着ポケット65から抜けないように保持される。
この状態で携帯機器69の電池が充電されると、サブケース64を充電位置から脱着位置に傾動させる。サブケース64を脱着位置に移動して、ストッパ66をロック状態として、携帯機器69はサブケース64から外される。
従来の充電台の斜視図である。 図1に示す充電台の装着検知部の斜視図である。 図1に示す充電台の垂直縦断面図である。 図3に示す充電台に携帯機器を装着する状態を示す断面図である。 図3に示す充電台に携帯機器を装着した状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施例にかかる充電台の斜視図である。 図6に示す充電台に携帯機器を装着した状態を示す斜視図である。 図7に示す充電台の脱着ポケットを示す斜視図である。 図7に示す充電台の内部構造を示す断面斜視図である。 脱着位置にある充電台の出力端子部分を示す垂直横断面図である。 充電位置にある充電台の出力端子部分を示す垂直横断面図である。 脱着位置にある充電台のストッパ部分を示す垂直横断面図である。 充電位置にある充電台のストッパ部分を示す垂直横断面図である。 図6に示す充電台のサブケースと携帯機器の背面斜視図である。 図6に示す充電台のケースの内部構造を示す斜視図である。 駆動スプリングがサブケースを脱着位置と充電位置に付勢する原理を示す正面図である。 本発明の第2の実施例にかかる充電台の斜視図である。 図17に示す充電台に携帯機器を装着した状態を示す斜視図である。 脱着位置にある充電台の出力端子部分を示す垂直横断面図である。 充電位置にある充電台の出力端子部分を示す垂直横断面図である。 脱着位置にある充電台のストッパ部分を示す断面斜視図である。 充電位置にある充電台のストッパ部分を示す断面斜視図である。 脱着位置にある充電台のストッパ部分を示す断面斜視図である。 充電位置にある充電台のストッパ部分を示す断面斜視図である。 脱着位置にある充電台のストッパ部分を示す水平断面図である。 充電位置にある充電台のストッパ部分を示す水平断面図である。 本発明の第3の実施例にかかる充電台の斜視図である。 図27に示す充電台に携帯機器を装着した状態を示す斜視図である。 脱着位置にある充電台の出力端子部分を示す垂直横断面図である。 充電位置にある充電台の出力端子部分を示す垂直横断面図である。 脱着位置にある充電台のストッパ部分を示す垂直横断面図である。 充電位置にある充電台のストッパ部分を示す垂直横断面図である。 図27に示す充電台の内部構造を示す斜視図である。 図33に示す充電台の背面斜視図である。
符号の説明
1…ケース 1A…垂直リブ
1a…連結孔
2…装着部
3…出力端子 3A…接触部
3B…コイルスプリング
4…サブケース 4A…垂直リブ
4a…連結孔
5…脱着ポケット 5A…開口部
6…ストッパ
7…回路基板
8…駆動スプリング 8A…連結部
8a…第1の連結部
8b…第2の連結部
8B…コイル部
9…携帯機器 9A…電源端子
9B…本体画面
9C…凹部
9D…係止凹部
9E…押圧片
10…開口部
11…傾動孔
12…当接面
13…位置決リブ
14…係止部
15…保持凸条
16…ストッパアーム
17…摺動軸
18…ストッパ凸部
19…引っ張りバネ
20…背面プレート
21…周壁 21A…保持部
22…回転軸アーム
23…傾動軸
24…カバープレート 24A…貫通孔
25…電極窓
26…延長アーム 26A…ガイド溝
27…スリット開口
28…ガイド壁
29…スリット開口
31…ケース 31A…垂直リブ
31a…連結孔
31X…上蓋部
32…装着部
33…出力端子 33A…接触部
34…サブケース 34A…垂直リブ
34a…連結孔
35…脱着ポケット
36…ストッパ
37…回路基板
38…駆動スプリング 38A…連結部
38a…第1の連結部
38b…第2の連結部
38B…コイル部
39…携帯機器 39A…電源端子
39C…ガイド溝
39D…係止凹部
40…開口部
41…傾動孔
42…位置決凸部
43…引っ張りバネ
44…係止部
45…保持凸条
46…回動アーム
47…連結孔
48…ストッパ凸部
49…ストッパ片
50…上面プレート
51…垂直回転軸
52…位置決凹部
53…傾動軸
55…電極窓
57…貫通孔
59…スリット開口
61…ケース 61A…垂直リブ
61a…連結孔
61X…外周壁
62…装着部
63…出力端子 63A…接触部
64…サブケース 64A…垂直リブ
64a…連結孔
65…脱着ポケット
66…ストッパ
67…回路基板
68…駆動スプリング 68A…連結部
68a…第1の連結部
68b…第2の連結部
68B…コイル部
69…携帯機器 69A…電源端子
69D…係止凹部
70…開口部
71…傾動孔
72…当接面
73…内面プレート
74…係止孔
75…保持凸条
76…スライドアーム 76A…先端部
76B…後端部
77…摺動軸
78…ストッパ凸部
79…押しバネ
80…前面プレート 80A…貫通孔
81…底面プレート
83…傾動軸
85…電極窓
86…延長アーム 86A…ガイド溝
87…スリット開口
88…垂直リブ
89…スリット開口
90…装着検知部
91…ケース
92…装着部
93…スプリング線 93A…出力端子部
94…傾動体
95…端子窓
96…貫通孔
97…突出部
99…携帯機器 99A…電源端子

Claims (8)

  1. 充電できる電池を内蔵する携帯機器を脱着自在にセットする装着部を有するケースと、このケースの装着部にセットされる携帯機器の電源端子に接続されて、内蔵する電池を充電する出力端子とを備える充電台であって、
    前記装着部に、携帯機器を脱着自在にセットできる脱着ポケットを有するサブケースを設けており、このサブケースは、挿入される携帯機器の電池を充電する充電位置と、携帯機器を充電しない脱着位置とに移動できるようにケースに連結されており、
    前記サブケースが充電位置にあっては、出力端子がサブケース内に突出して、サブケースに挿入している携帯機器の電源端子に接触し、かつサブケースが脱着位置にあっては、出力端子がサブケース内に突出されず、
    さらに、前記サブケースの充電位置と脱着位置において、前記出力端子がケースに内蔵されて外部に表出されないようにしてなる充電台。
  2. 携帯機器の非挿入状態において、前記サブケースが脱着位置から充電位置へ移動するのを阻止するストッパを有し、このストッパは、携帯機器の挿入状態で解除されて、サブケースを脱着位置から充電位置に移動できる状態とする請求項1に記載される充電台。
  3. 前記サブケースが、充電位置と脱着位置とに傾動自在にケースに連結されてなる請求項1または2に記載される充電台。
  4. 前記サブケースが、携帯機器の上部を後方に傾斜するように傾動されて、脱着位置から充電位置に移動されるようにケースに連結されてなる請求項3に記載される充電台。
  5. 前記サブケースを脱着位置と充電位置とに弾性的に付勢する駆動スプリングを備えており、この駆動スプリングは、脱着位置と充電位置との中間点を境界として、中間点より脱着位置側にあるサブケースを脱着位置方向に付勢し、中間点より充電位置側にあるサブケースを充電位置方向に付勢する請求項1に記載される充電台。
  6. 前記サブケースを充電位置とする状態における前記駆動スプリングの付勢力を、前記出力端子の押圧力よりも強くしており、充電位置にあるサブケースが、駆動スプリングで弾性的に充電位置に保持されてなる請求項5に記載される充電台。
  7. 前記ケースが、充電位置にある携帯機器を係止する保持凸条を備えると共に、前記サブケースが、この保持凸条を脱着ポケット内に突出させるスリット開口を設けており、携帯機器を脱着ポケットにセットして、サブケースを充電位置に移動する状態で、保持凸条がスリット開口から脱着ポケットに突出して、携帯機器の係止凹部を係止して、充電位置にあるサブケースの脱着ポケットから携帯機器が抜けるのを阻止する請求項1に記載される充電台。
  8. 前記サブケースの脱着ポケットが、携帯機器の本体画面を外部に表出する開口部を前面に設けている請求項1に記載される充電台。
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