JP2009168911A - 鍵盤楽器、ピアノおよび自動演奏ピアノ - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の演奏内容を記録するとともに、あわせて演奏された他の楽器の演奏内容についても録音できる鍵盤楽器、ピアノおよび自動演奏ピアノを提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態に係る自動演奏ピアノ100は、利用者の演奏内容を演奏シーケンスデータとして記録する一方、マイクロホン20を用いて同時に他の楽器の演奏などを録音して、オーディオデータとして記録することができる。このとき、演奏シーケンスデータは、オーディオデータに同期して生成されるから、再生時においても双方の演奏がずれないデータとすることができる。また、ヘッドホン22などの外部の放音手段に、音源13に係る演奏音を放音させることにより、別室にいる利用者と演奏を同時に行うこともできるから、弦4の発音をマイクロホン20に収音させないようにすることもできる。
【選択図】図2

Description

本発明は、利用者による演奏内容を記録する技術に関する。
電子鍵盤楽器において、利用者が行う演奏を録音するときには、演奏に伴う放音を外部のマイクロホンなどを用いて録音することがある。この場合、演奏に係る放音以外の雑音なども取り込まれることがある。これを改善するために、電子鍵盤楽器内の音源により生成された楽音波形を内部処理して記録することで、雑音が取り込まれないようにする技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2006−39261号公報
しかし、特許文献1に開示された技術においては、電子鍵盤楽器内の音源を用いて記録することができるが、他の楽器と一緒に演奏した場合に、他の楽器の演奏は別に録音しなくてはならない。また、録音される音は、電子鍵盤楽器内の音源を用いて生成した音であるため、音源の品質によっては録音される音質が悪いものとなってしまうことがあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、利用者の演奏内容を記録するとともに、あわせて演奏された他の楽器の演奏内容についても録音できる鍵盤楽器、ピアノおよび自動演奏ピアノを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、複数の操作子と、前記操作子の挙動を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された操作子の挙動に対応した演奏情報を出力する演奏情報出力手段と、収音に応じた収音波形を出力する収音手段と、所定期間内に出力される前記収音波形をオーディオデータとして生成するとともに、当該所定期間内に出力される前記演奏情報に対して、当該収音波形の各部と当該演奏情報の各部とが対応するように、時間情報を付与して演奏シーケンスデータを生成する生成手段とを具備することを特徴とする鍵盤楽器を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記演奏情報出力手段によって出力される演奏情報に応じた楽音波形を出力する音源と、前記音源によって出力される楽音波形と前記収音手段によって出力される収音波形との合成を所定の制御に応じて行い、当該合成した出力波形を出力するミキサと、前記ミキサに対して、前記楽音波形と前記収音波形とを合成するか否かの制御を行う制御手段とをさらに具備し、前記生成手段は、所定期間内に出力される前記収音波形に代えて、所定期間内に出力される前記出力波形をオーディオデータとして生成することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記生成手段は、前記制御手段によって前記ミキサが前記合成した波形または前記楽音波形を出力波形として出力するように制御される場合には、前記演奏シーケンスデータの生成を停止することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記演奏情報出力手段は、前記制御手段によって前記ミキサが前記合成した波形または前記楽音波形を出力波形として出力するように制御される場合には、前記演奏情報の出力を停止し、前記生成手段は、前記演奏情報出力手段によって演奏情報の出力が停止されることにより、前記演奏シーケンスデータの生成を停止することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記音源によって出力される楽音波形はデジタル信号であって、前記生成手段は、前記楽音波形をアナログ信号に変換することなく前記オーディオ信号を生成することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、所定の周波数の制御信号を出力する制御信号出力手段をさらに具備し、前記生成手段は、前記制御信号出力手段が出力する制御信号を用いて、前記収音波形の各部と前記演奏情報の各部とを対応させることを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記生成手段は、前記演奏情報に基づくイベントデータに対して、前記イベントデータ間の実行間隔を規定する時間情報を付与することによって演奏シーケンスデータを生成することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記複数の操作子は、複数の鍵とペダルとによって構成されていることを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、上記記載の鍵盤楽器と、前記各鍵の押下に連動して弦を打弦する打弦機構とを具備することを特徴とするピアノを提供する。
また、別の好ましい態様において、所定の制御に応じて、前記打弦機構による打弦を阻止する消音機構をさらに具備することを特徴とする。
また、本発明は、上記記載のピアノと、前記操作子を駆動するアクチュエータと、演奏シーケンスデータおよびオーディオデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したオーディオデータを所定時間遅延させた後に再生して放音する放音手段とを具備し、前記制御手段は、前記取得手段が取得した演奏シーケンスデータに応じて前記アクチュエータにより操作子を駆動させることを特徴とする自動演奏ピアノを提供する。
本発明によれば、利用者の演奏内容を記録するとともに、あわせて演奏された他の楽器の演奏内容についても録音できる鍵盤楽器、ピアノおよび自動演奏ピアノを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る自動演奏ピアノ100の外観構成を示す図であり、図2は、自動演奏ピアノ100の主要部内部の構成を示す図である。自動演奏ピアノ100は、鍵1の運動をハンマ2に伝達する打弦機構であるアクションメカニズム3と、ハンマ2によって打撃される弦4と、鍵1を駆動するソレノイド5などのアクチュエータと、弦4の振動を止めるためのダンパ6とを備えており、これらの構成は一般的な自動演奏ピアノと同様である。
また、この自動演奏ピアノ100には、通常のアコースティックピアノと同様にバックチェック7が設けられており、打弦後のハンマ2がハンマーアクション機構に戻ったときのハンマ2の暴れを防止する。他にも、この自動演奏ピアノ100は、通常のアコースティックピアノに搭載される機構と同様のものを備えている。さらに、この自動演奏ピアノ100には、ハンマ2の打弦を阻止する不図示のストッパを有する消音機構8が設けられており、このストッパは、演奏者の指示あるいは操作に応じて、後述するコントローラ11に制御され、打弦を阻止する位置と打弦を許容する位置との間で電気的あるいは機械的に移動可能にされている。
また、この自動演奏ピアノ100は、鍵1の挙動を検出するキーセンサ9、インターフェイス110、ディスクドライブ120、およびディスプレイ130の他、自動演奏ピアノ100の各部をコントロールするコントローラ10などを備えている。
キーセンサ(検出手段)9は、各鍵1の下面側に設けられ、対応する鍵1の挙動を検出するセンサであって、各鍵1の押下位置を検出して、検出した情報をコントローラ11に出力する。本実施形態においては、キーセンサ9は、鍵1ごとに光を放射する発光部と、その光を受光する受光部とを有している。この発光部から放射された光は、鍵1の下部に突設されたシャッタにより一部が遮光され、受光部に到達する。ここで、発光部、受光部は、鍵1の押下量が大きいほど、シャッタによる遮光量が大きくなり、その結果、受光部の受光量が減少するように設置されている。そして、キーセンサ9は、操作された鍵1に対応させて、検出した受光量Vsをコントローラ11に出力する。
コントローラ(制御手段)11は、CPU(Central Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有している。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMにロードして実行することにより、自動演奏ピアノ100の各部を制御する。また、コントローラ11は、所定の周波数のクロック信号(制御信号)を出力する発振器(制御信号出力手段)を備え、このクロック信号に同期して各部を制御する。
さらに、コントローラ(演奏情報出力手段)11は、キーセンサ9から出力された各鍵1に対応する受光量Vsに基づいて、演奏情報Smidを生成し、音源13、シーケンサ15に出力する。本実施形態においては、演奏情報Smidは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式のデータであって、例えば各鍵1に対応した音高を示すノートナンバと、これに対応する押鍵されたことを示すノートオン、離鍵したことを示すノートオフ、押鍵速度を示すベロシティなどのイベントデータを示し、キーセンサ9によって検出された鍵1の挙動に対応したイベントデータがコントローラ11から出力される。なお、コントローラ11は、インターフェイス110から演奏情報Smidを出力し、インターフェイス110に接続される外部機器を制御するようにしてもよい。
サーボコントローラ12は、速度指示値に応じた励磁電流をソレノイド5に供給するとともに、ソレノイド5から供給されるフィードバック信号としての出力速度と速度指示値を比較し、両者が一致するようにサーボ制御を行うものであり、速度指示値は、各時刻における鍵1の位置に対応した速度を示す値としてコントローラ11から適宜出力される。
音源13は、コントローラ11の制御により、すなわちコントローラ11から出力される演奏情報Smidに基づいて、デジタル信号の楽音波形Sdwを生成してミキサ14に出力する。
マイクロホン(収音手段)20は、外部の音を収音し、収音に応じたアナログ信号の収音波形Smicを接続されるミキサ14に出力する。また、スピーカ21は、接続されたミキサ14から出力されるスピーカ用出力波形Sspを放音する。同様に、ヘッドホン22は、接続されたミキサ14から出力されるヘッドホン用出力波形Shpを放音する。なお、図1にはマイクロホン20、スピーカ21およびヘッドホン22に対応する図示は行っていないが、図示しない接続端子やインターフェイス110などを介して、自動演奏ピアノ100と接続される。この接続は、有線であっても、無線であってもよい。
ミキサ14は、音源13から出力される楽音波形Sdwおよび接続されたマイクロホン20から出力される収音波形Smicが入力され、コントローラ11の制御に応じた合成を行い、楽音波形Sdwおよび収音波形Smicに基づく出力波形Sdsをシーケンサ15に対して出力する。また、ミキサ14は、接続されたスピーカ21およびヘッドホン22に対して、スピーカ用出力波形Sspおよびヘッドホン用出力波形Shpを出力するデジタルミキサである。
図3は、ミキサ14の構成を示す説明図である。以下、ミキサ14の詳細な構成について説明する。ミキサ14は、ADコンバータ141、DAコンバータ142−1、142−2、ボリューム143−1、143−2、143−3、143−4、スイッチ144−1、144−2、・・・、144−6を有している。ADコンバータ141は、マイクロホン20から出力される収音波形Smicをアナログ信号からデジタル信号へ変換する。DAコンバータ142−1、142−2は、入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換し、それぞれに接続されたスピーカ21およびヘッドホン22に対して、スピーカ用出力波形Sspおよびヘッドホン用出力波形Shpを出力する。
ミキサ14において、音源13から出力される楽音波形Sdwが供給される供給線A、およびマイクロホン20から出力される収音波形Smicが供給される供給線Bと、シーケンサ15に出力波形Sdsが出力される出力線C、スピーカ21にスピーカ用出力波形Sspが出力される出力線D、およびヘッドホン22にヘッドホン用出力波形Shpが出力される出力線Eとの交差部分には、スイッチ144−1、144−2、・・・、144−6が配置されている。各スイッチ144−1、144−2、・・・、144−6は、コントローラ11によってオン、オフに制御されることにより、供給線A、Bと、出力線C、D、Eとの接続状態が制御される。
例えば、スイッチ144−1、144−2がオンに制御されているときには、出力線Cは、供給線A、Bと接続され、出力波形Sdsは、楽音波形Sdwと収音波形Smicとが合成された波形となる。一方、スイッチ144−1がオフ、スイッチ144−2がオンに制御されている場合には、出力線Cは、供給線Bとだけ接続されることになり、デジタル信号に変換された収音波形Smicが出力波形Sdsとして出力される。
また、供給線A、B、出力線D、Eには、ボリューム143−1、143−2、143−3、143−4が設けられ、それぞれコントローラ11に制御され、楽音波形Sdw、収音波形Smic、スピーカ用出力波形Ssp、ヘッドホン用出力波形Shpの音量レベルを調整する。なお、ミキサ14に接続されるマイクロホン20、スピーカ21、ヘッドホン22については、各1台ずつとして説明したが、それぞれ複数台であってもよく、この場合には、供給線、出力線、スイッチなどを、その台数に応じて設けておけばよい。以上がミキサ14の説明である。
図2に戻って説明を続ける。シーケンサ(生成手段)15は、ミキサ14から出力される出力波形Sdsが入力され、これを所定のファイル形式(本実施形態においては、RIFF(Resource Interchange File Format)形式)のオーディオデータDdsに変換し、記憶部16に記憶させる。ここで、シーケンサ15には、コントローラ11から所定の周波数のクロック信号が供給され、このクロック信号を分周して、サンプリング周波数のクロック信号を生成する。そして、このサンプリング周波数のクロック信号に同期してオーディオデータDdsを生成する。なお、出力波形Sdsに含まれる楽音波形Sdwは、オーディオデータDdsに到るまでデジタル信号のまま処理することもできるから、高品質なものとすることができる。
また、シーケンサ15は、コントローラ11から演奏情報Smidが入力され、これを所定のファイル形式(本実施形態においては、SMF(Standard MIDI File)などのMIDI形式)の演奏シーケンスデータDmidに変換し、記憶部16に記憶させる。演奏シーケンスデータDmidの生成は、オーディオデータDdsと同期するようにして行われる。
ここで、同期して行われる処理について説明を行う前に、MIDI形式のデータである演奏シーケンスデータDmidのデータ構成について説明する。演奏シーケンスデータDmidは、処理の内容を示すイベントデータと、イベントデータ間の実行間隔を示すデルタタイム、4分音符の絶対的な長さを規定するテンポ、4分音符あたりのデルタタイムの分解能を示すタイムベースを有する。テンポとタイムベースは予め設定され、本実施形態においては、テンポ=120(4分音符の絶対的な長さとしては0.5秒)、タイムベース=480として設定されている。
イベントデータは、押鍵の位置を特定するノートナンバ、これに対応する押鍵を指示するノートオン、離鍵を指示するノートオフ、および押鍵の速さを示すベロシティなどを有している。デルタタイムは、イベントデータを実行するタイミングを相対的な時間間隔で示し、この時間はテンポクロックのカウント数で表されている。テンポクロックは、コントローラ11により出力されるクロック信号を分周して生成され、テンポ、タイムベースに応じて、1クロック間の絶対的な時間が変化する。
例えば、本実施形態のように、テンポを120と設定された場合、4分音符1個あたり0.5秒間である。そして、タイムベースが480と設定され、4分音符1個あたり480クロックとなるから、1クロック間の絶対的な時間は1/960秒となり、960Hzのテンポクロックとなる。そのため、あるイベントデータから次のイベントデータまでのデルタタイムが480である場合、前のイベントデータ実行から480クロックのテンポクロックをカウントした後、すなわち0.5秒後に次のイベントが実行されることを示している。このように、イベントデータを実行すべきタイミングは、テンポ、タイムベースおよびデルタタイムの3種類のデータによって規定されることになる。
シーケンサ15は、このような演奏シーケンスデータDmidを生成するときには、同時に生成されるオーディオデータDdsと同期するように行う。これは、以下のようにして行う。まず、コントローラ11は、演奏情報Smidをシーケンサ15に出力するときには、あわせてクロック信号を出力する。シーケンサ15は、コントローラ11から出力された所定の周波数のクロック信号を分周して、960Hzのテンポクロックを生成する。960Hzとしたのは、上述のように、生成する演奏シーケンスデータDmidには、テンポ=120、タイムベース=480として予め設定されているからである。なお、これらの設定はどのような値に設定してもよく、設定値に対応してテンポクロックの周波数を決定すればよい。
そして、シーケンサ15は、コントローラ11から入力される演奏情報Smidが示すイベントデータが発生してから、次に発生するまでの間にカウントされるテンポクロックの数を計測する。シーケンサ15は、計測されたテンポクロックの数を、これらのイベントデータ間のデルタタイムとして規定し、これを繰り返すことにより演奏シーケンスデータDmidを生成する。
シーケンサ15は、このようなオーディオデータDdsと演奏シーケンスデータDmidとの生成処理を、コントローラ11からの指示を契機として開始、終了することにより、オーディオデータDdsおよび演奏シーケンスデータDmidの生成が開始、終了されるタイミングを一致させる。また、あるタイミングに出力された出力波形Sdsの部分と、このタイミングに出力された演奏情報Smidの部分とが対応するように、演奏シーケンスデータDmidのテンポ、タイムベース、デルタタイムを決定するから、同一の時間軸上で同期して再生可能なオーディオデータDdsおよび演奏シーケンスデータDmidを生成することができる。
このようにして、シーケンサ15は、コントローラ11からの指示に応じた所定期間内にミキサ14から出力される出力波形SdsをオーディオデータDdsとして生成するとともに、この所定期間内にコントローラ11から出力される演奏情報Smidに係るイベントデータに対して、出力波形Sdsの各部と演奏情報Smidの各部とが対応するように、テンポ、タイムベース、デルタタイムなどの時間情報を付与して、演奏シーケンスデータDmidを生成する。なお、後述するように、シーケンサ15の演奏シーケンスデータDmidの生成を停止する場合には、シーケンサ15に対して、コントローラ11が演奏情報Smidを出力しないことにより、演奏シーケンスデータDmidは生成させないようにしてもよいし、演奏情報Smidが出力されていても、コントローラ11の制御によって、演奏シーケンスデータDmidを生成させないようにしてもよい。
記憶部16は、ハードディスクなどの記憶手段であって、シーケンサ15によって生成されたオーディオデータDdsと演奏シーケンスデータDmidとを組にして演奏データとして記憶する。また、後述するディスクドライブ120から取得した演奏データなどを記憶する。
ディスクドライブ120は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などの外部記録媒体に記録されたデータを読み出す装置であり、本実施形態においては、オーディオデータと演奏シーケンスデータとにより構成される演奏データなどをコントローラ11に供給し、また、記憶部16に記憶させるために用いられる。
ディスプレイ130は、タッチパネル付きの液晶ディスプレイなどであって、譜面立ての横に上下左右に回動可能に支持されている。そして、コントローラ11は、ディスプレイ130への表示内容の制御やタッチパネルを用いた操作の検出を行うことができるように構成されている。例えば、ディスプレイ130は、自動演奏ピアノ100の演奏状態の表示、各種設定、自動演奏の制御、上述のようなオーディオデータDdsおよび演奏シーケンスデータDmidの生成、すなわち演奏内容の記録処理などを行うための指示画面、演奏中の楽譜表示などに用いられ、タッチパネルに触れることにより、タッチパネルを用いた各種操作を行うことができる。
次に、自動演奏ピアノ100の動作のうち、利用者による演奏内容の記録処理について説明する。
まず、利用者は、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、演奏内容の記録処理を行うレコーディングモード(Recording Mode)に移行する。これによりディスプレイ130には、図4(a)に示すような表示がなされる。レコーディングモードには、オーディオレコーディングモード(Audio REC)、MIDI+オーディオレコーディングモード(MIDI+Audio REC)が存在し、ディスプレイ130のタッチパネルを操作することにより、いずれかのモードを選択することができる。
オーディオレコーディングモードは、コントローラ11がシーケンサ15に対して演奏情報Smidを出力しないことによりシーケンサ15において演奏シーケンスデータDmidの生成を停止し、オーディオデータDdsのみ生成するモードである。一方、MIDI+オーディオレコーディングモードは、コントローラ11がシーケンサ15に対して演奏情報Smidを出力し、演奏シーケンスデータDmidおよびオーディオデータDdsを生成するモードである。以下、オーディオレコーディングモードが選択された場合、MIDI+オーディオレコーディングモードが選択された場合について、順に説明する。
まず、オーディオレコーディングモードが選択された場合について説明する。オーディオレコーディングモードが選択されると、ディスプレイ130は、例えば、図4(b)、(c)に示すような表示となる。この表示における項目についてそれぞれ説明する。なお、各項目についての指示内容は、ディスプレイ130のタッチパネルを操作することにより変更可能になっている。
「Quiet」は、消音機構8のストッパについて打弦を阻止する位置に制御するか打弦を許容する位置に制御するかを指示する項目であり、Yesの場合には、ストッパに打弦を阻止させる一方、Noの場合には打弦を許容させるように、消音機構8は、コントローラ11によって制御される。
「Mic」は、マイクロホン20における収音を有効とするか無効とするかを指示する項目であり、ONの場合には、収音を有効とし、OFFの場合には収音を無効とするように、コントローラ11によって制御される。これは、コントローラ11によって、ミキサ14のボリューム143−2による音量レベルが制御されることによって行われ、OFFの場合には、音量レベルが「0」になるように制御され、ONの場合には、予め設定された音量レベルに制御される。この予め設定された音量レベルは、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、変更することもできる。なお、収音を無効とするときには、コントローラ11は、マイクロホン20の動作を停止させて、収音波形Smicが生成されないようにしてもよいし、スイッチ144−2、144−4、144−6をオフに制御するようにして、出力線C、D、Eに収音波形Smicが供給されないようにしてもよい。
「Voice」は、音源13からの出力を有効とするか無効とするかを指示する項目であり、音色が選択されているときには有効とし、音源13は、コントローラ11によって選択された音色により楽音波形Sdwを生成するように制御され、OFFの場合には、無効とするように制御される。これは、コントローラ11によって、ミキサ14のボリューム143−1による音量レベルが制御されることにより行われ、OFFの場合には、音量レベルが「0」になるように制御され、ONの場合には、予め設定された音量レベルに制御される。この予め設定された音量レベルは、上述同様に、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、変更することもできる。なお、音源13からの出力を無効とするときには、コントローラ11は、音源13への演奏情報Smidの出力の停止、または音源13の動作を停止させて、楽音波形Sdwが生成されないようにしてもよいし、スイッチ144−1、144−3、144−5をオフに制御するようにして、出力線C、D、Eに楽音波形Sdwが供給されないようにしてもよい。
「Speaker」は、スピーカ21からの放音を有効とするか無効とするかを指示する項目であり、ONの場合には、スピーカ21からの放音を有効とし、OFFの場合にはスピーカ21からの放音を無効とするように、コントローラ11によって制御される。これは、コントローラ11によって、ミキサ14のボリューム143−3による音量レベルが制御されることによって行われ、OFFの場合には、音量レベルが「0」になるように制御され、ONの場合には、予め設定された音量レベルに制御される。この予め設定された音量レベルは、上述同様に、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、変更することもできる。なお、スピーカ21からの放音を無効とするときには、コントローラ11は、スピーカ21の動作を停止させて放音されないようにしてもよいし、スイッチ144−3、144−4をオフに制御するようにして、出力線Dに楽音波形Sdwおよび収音波形Smicが供給されないようにしてもよい。また、ボリューム143−3、スイッチ144−3、144−4の制御は、スピーカ21に操作部を設けて、これを操作することにより制御できるようにしてもよい。
「Head Phone」は、ヘッドホン22からの放音を有効とするか無効とするかを指示する項目であり、ONの場合には、ヘッドホン22からの放音を有効とし、OFFの場合にはヘッドホン22からの放音を無効とするように、コントローラ11によって制御される。これは、コントローラ11によって、ミキサ14のボリューム143−4による音量レベルが制御されることによって行われ、OFFの場合には、音量レベルが「0」になるように制御され、ONの場合には、予め設定された音量レベルに制御される。この予め設定された音量レベルは、上述同様に、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、変更することもできる。なお、ヘッドホン22からの放音を無効とするときには、コントローラ11は、ヘッドホン22の動作を停止させて放音されないようにしてもよいし、スイッチ144−5、144−6をオフに制御するようにして、出力線Eに各波形が供給されないようにしてもよい。また、ボリューム143−3、スイッチ144−5、144−6の制御は、ヘッドホン22に操作部を設けて、これを操作することにより制御できるようにしてもよい。
以上の項目の指示内容を設定した後に、「PLAY」を操作すると、上記設定に応じてコントローラ11によってミキサ14が上述のように制御されるとともに、シーケンサ15によるオーディオデータDdsの生成が開始される。
ここで、図4(b)のように各項目の指示内容を設定した場合は、利用者が鍵1を操作して演奏することにより、弦4からの発音されることになる一方、生成されるオーディオデータDdsは、音源13から出力された楽音波形Sdwを示すものとなる。
これにより、ピアノ本来の演奏を行いながら、雑音のない音源13からの楽音波形Sdwに係るオーディデータDdsを生成して記録させることができる。ここで、ピアノ本来の演奏とは、ピアノ本来の音を発音させるだけでなく、利用者が演奏する際のタッチ感についても、電子楽器では得られないピアノ本来のものとすることができる。
一方、図4(c)のように各項目の指示内容を設定した場合は、利用者が鍵1を操作して演奏することにより、ヘッドホン22から音源13によって出力された楽音波形Sdwに係る音が放音される。また、マイクロホン20によって出力された収音波形Smicに係る音についても、ヘッドホン22から併せて放音される。利用者は、ヘッドホン22からの放音を聞きながら、演奏を行うとともにマイクロホン20を用いて歌唱する。
これにより、音源13からの楽音波形Sdwおよび歌唱に係る収音波形Smicが合成された出力波形Sdsに係るオーディオデータDdsを生成して、記録させることができる。このとき、消音機構8のストッパにより弦4からの発音がなされないようになっているから、マイクロホン20には、利用者の歌唱のみが収音され、記憶部16に記憶されるオーディオデータDdsは、音源13による音と、弦4からの発音とを混在させないようにすることができる。
次に、MIDI+オーディオレコーディングモードが選択された場合について説明する。MIDI+オーディオレコーディングモードが選択されると、ディスプレイ130は、例えば、図5(a)、(b)、(c)に示すような表示となる。この表示における各項目については、上述した説明と同様であるため、その説明を省略する。
上述のように各項目の指示内容を設定した後に、「PLAY」を操作すると、シーケンサ15による演奏シーケンスデータDmidおよびオーディオデータDdsの生成が開始される。ここで、本実施形態のMIDI+オーディオレコーディングモードにおいては、ミキサ14のスイッチ144−1については、コントローラ11によってオフに固定して制御され、供給線Aと出力線Cとは接続されず、シーケンサ15には、収音波形Smicが出力波形Sdsとして出力される。
ここで、図5(a)のように各項目の指示内容を設定した場合は、利用者が鍵1を操作して演奏することにより、弦4から発音される。利用者は、演奏を行い、弦4からの発音をマイクロホン20に収音させる。これにより、この収音により出力される収音波形Smicに係るオーディオデータDdsを生成して記録させることができる。一方、鍵1の操作による演奏内容について、演奏シーケンスデータDmidを生成して、オーディオデータDdsと併せて記録させることができる。
これにより、利用者の演奏内容について、演奏シーケンスデータDmidとオーディオデータDdsとを同時に記録させることができる。ここで、ミキサ14のスイッチ144−1は、オフに制御されているから、オーディオデータDdsには、音源13に係る音は含まれず、マイクロホン20により収音した弦4の発音のみが含まれるようにすることができる。
図5(b)のように各項目の指示内容を設定した場合は、利用者が鍵1を操作して演奏することにより、弦4から発音される。ヘッドホン22は、別室にいる別の利用者に用いられ、この利用者はヘッドホン22からの放音を聞きながら、マイクロホン20を用いて歌唱を行う。このヘッドホン22からは、音源13によって出力される楽音波形Sdwおよびマイクロホン20から出力される収音波形Smicに係る音が放音される。
これにより、鍵1の操作による演奏内容についての演奏シーケンスデータDmidと、歌唱に係るオーディオデータDdsとを同期して記録させることができる。ここで、ヘッドホン22からは音源13に係る音と歌唱の双方が放音されるが、ミキサ14のスイッチ144−1は、オフに制御されているから、オーディオデータDdsには、音源13に係る音は含まれず、歌唱のみが含まれるようにすることができる。
図5(c)のように各項目の指示内容を設定した場合は、利用者が鍵1を操作して演奏することにより、スピーカ21およびヘッドホン22から音源13によって出力された楽音波形Sdwに係る音が放音される。また、マイクロホン20によって出力された収音波形Smicに係る音についても、スピーカ21およびヘッドホン22から併せて放音される。利用者は、スピーカ21からの放音を聞きながら、演奏を行う。一方、ヘッドホン22は、別室にいる別の利用者に用いられ、この利用者はヘッドホン22からの放音を聞きながら、マイクロホン20を用いて歌唱を行う。
これにより、鍵1の操作による演奏内容についての演奏シーケンスデータDmidと、歌唱に係るオーディオデータDdsとを同期して記録させることができる。ここで、スピーカ21およびヘッドホン22からは音源13に係る音と歌唱の双方が放音されるが、ミキサ14のスイッチ144−1は、オフに制御されているから、オーディオデータDdsには、音源13に係る音は含まれず、歌唱のみが含まれるようにすることができる。
上記のような指示内容の設定は一例であって、様々な設定とすることができ、利用者が所望する状況に応じて変更させることができる。なお、様々な状況とこれに対応する指示内容をまとめた設定パラメータとを対応付けたテーブルを記憶部16に記憶させておいてもよい。そして、コントローラ11は、記憶部16に記憶されたテーブルを参照して、様々な状況に対応する名称をディスプレイ130に表示し、利用者はディスプレイ130のタッチパネルを操作して、所望の状況を選択することにより、自動的に上記各項目の指示内容が設定されるようにしてもよい。以上が、自動演奏ピアノ100の動作のうち、利用者による演奏内容の記録処理について説明である。
次に、自動演奏ピアノ100の動作のうち、上述のように生成された演奏シーケンスデータおよびオーディオデータから構成される演奏データについての自動演奏処理について説明する。なお、この演奏データは、自動演奏ピアノ100によって生成されたデータでなくても良く、予め、別の装置により生成されたデータを用いてもよい。また、この演奏データは、記憶部16に記憶されているものとする。
利用者は、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、自動演奏処理を行う自動演奏モードに切り替えた後、自動演奏に用いる演奏データを選択する。コントローラ11は、選択された演奏データを記憶部16から読み出して、演奏データに係るオーディオデータを再生してスピーカ21、ヘッドホン22などから放音させる。
また、コントローラ11は、読み出した演奏データに係る演奏シーケンスデータに従って、サーボコントローラ12を制御し、ソレノイド5を駆動することによって、弦4を発音させる。ここで、演奏シーケンスデータを読み出してからソレノイド5を駆動して弦4を発音させるまでは、概ね0.5秒程度を要するため、オーディオデータの再生については、これを考慮して0.5秒程度の遅延を行った後に再生する。
これにより、ピアノに係る音は弦4を発音させることにより行われ、品質のよい音で再生することができ、それ以外のオーディオデータに係る音については、ピアノに係る音と併せて放音させることができる。ここで、演奏シーケンスデータとオーディオデータとは同期して生成されるものであるから、演奏シーケンスデータに記述されたテンポ、タイムベースを変更しなければ、双方を再生しているうちに、互いの放音内容がずれてくることはない。なお、弦4に発音させずに、音源13に係る音をスピーカ21、ヘッドホン22から放音させても良く、双方が放音されるようにしてもよい。
このように、本発明の実施形態に係る自動演奏ピアノ100は、演奏内容の記録処理を行うときに、利用者の演奏内容を演奏シーケンスデータとして記録する一方、マイクロホン20を用いて同時に他の楽器の演奏などを録音して、オーディオデータとして記録することができる。このとき、演奏シーケンスデータは、オーディオデータに同期して生成されるから、再生時においても双方の演奏がずれないデータとすることができる。
また、ヘッドホン22などの外部の放音手段に、音源13に係る演奏音を放音させることにより、別室にいる利用者と演奏を同時に行うこともできるから、弦4の発音をマイクロホン20に収音させないようにすることもできる。さらに、利用者の指示に応じて、演奏シーケンスデータの生成と同時に、または代わりに、音源13に係る演奏音をオーディオデータとして記録することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
<変形例1>
上述した実施形態においては、利用者の演奏内容の記録は、鍵1の操作による場合について説明したが、ダンパーペダルなどのペダル10の操作についても、同様に記録が行われるようにしてもよい。この場合には、ペダル10の挙動を検出するセンサ、ペダル10を駆動するソレノイドなどのアクチュエータを設け、それぞれキーセンサ9、ソレノイド5と同様な動作をさせればよい。このように、鍵1に限らず、ペダル10などを含んだ操作子の演奏内容が、演奏シーケンスデータとして記録されるようにしてもよい。
<変形例2>
上述した実施形態において、オーディオデータDdsと演奏シーケンスデータDmidは、1つのデータで構成されるようにしてもよい。この場合には、例えば、ステレオ用のデータとし、LchにはオーディオデータDds、Rchには演奏シーケンスデータDmidとするようにしてもよい。
<変形例3>
上述した実施形態においては、ミキサ14は、シーケンサ15に対して、出力波形Sdsを出力していたが、楽音波形Sdwおよび収音波形Smicのそれぞれが、直接シーケンサ15に出力されるようにしてもよい。そして、シーケンサ15は、入力された楽音波形Sdwおよび収音波形SmicのそれぞれからオーディオデータDdsを生成するようにしてもよい。これは、別ファイルとして生成してもよいし、1つのファイルで別トラック、別チャンネルとして生成してもよい。
<変形例4>
上述した実施形態においては、スピーカ21およびヘッドホン22から放音される内容(楽音波形Sdwと収音波形Smicとの組み合わせ)については、同じものとなるようにミキサ14が制御されていたが、その出力内容が異なるようにしてもよい。例えば、実施形態において説明した図5(b)の指示内容であるときに、例えば、「Speaker」をONとして、スピーカ21から放音させた場合、自動演奏ピアノ100の演奏を行う利用者が、この放音を聞くと、音源13に係る音は、弦4の発音と重複することになる。
そこで、ミキサ14のスイッチ144−3がオフになるようにコントローラ11に制御させれば、スピーカ21からは、マイクロホン20が収音した歌唱だけが放音されるようにすることができる。このように、スピーカ21、ヘッドホン22について、スイッチ144−3、144−4、144−5、144−6のオンオフを制御することにより、放音される内容を、それぞれ異なるものとすることができる。これは、ディスプレイ130のタッチパネルを操作して、コントローラ11に制御させるようにすればよい。なお、スピーカ21、ヘッドホン22が複数存在するときには、それらに対応するスイッチをそれぞれ制御し、それぞれ異なる内容の放音としてもよい。
<変形例5>
上述した実施形態においては、シーケンサ15において生成された演奏シーケンスデータDmid、オーディオデータDdsについて、記憶部16に記憶されていたが、USB(Universal Serial Bus)端子などのインターフェイス110から出力されるようにし、インターフェイス110に接続されたコンピュータなどの装置に記憶させてもよい。また、インターフェイス110から出力されるデータは、演奏シーケンスデータDmid、オーディオデータDdsでなくてもよく、楽音波形Sdw、収音波形Smic、出力波形Sdsであってもよく、デジタル信号、アナログ信号のどちらであってもよい。また、演奏情報Smidであってもよい。なお、インターフェイス110をネットワークに接続可能なものとすれば、当該ネットワークに接続された他の装置に対して出力されるようにしてもよい。
<変形例6>
上述した実施形態においては、キーセンサ9は、鍵1の下部に設置されていたが、鍵1の押下によって連動して動作する部分に用いれば、どの場所に設置されていてもよい。また、鍵1の押下量について光学的に検出していたが電気的、磁気的などどのような方法を用いて検出してもよい。
<変形例7>
上述した実施形態においては、自動演奏ピアノ100は、図1、2に示すようにグランドピアノを基本とした構造であったが、アップライトピアノであってもよい。また、演奏内容の記録処理であれば、打弦機構を有さないような電子ピアノを用いることもでき、鍵盤を有する楽器であれば、どのような楽器にも適用することができる。
<変形例8>
上述した実施形態において、ディスプレイ130には、自動演奏する演奏シーケンスデータに基づいて、楽譜を表示させるようにしてもよい。また、自動演奏処理に用いられる演奏データにオーディオデータと同期した映像データも有する場合には、この映像データに基づく表示をさせてもよい。なお、記録処理においても、マイクロホン20とともにビデオカメラなどによる撮影を行うことができ、この場合には、シーケンサ15は、オーディオデータDdsの生成とともに、これと同期してこの撮影に係る映像データを生成してもよい。
<変形例9>
上述した実施形態においては、演奏シーケンスデータについては、MIDI形式のデータであって、テンポ、タイムベース、デルタタイムによって、イベントデータが実行されるタイミングを規定するものであったが、このような形式でなくてもよい。例えば、イベントデータが実行されるタイミングを絶対的な時間で表記した形式としてもよい。この場合には、イベントデータ間におけるテンポクロックのカウントをする代わりに、コントローラ11から出力されるクロック信号に基づいて、絶対的な時間を計測するようにすればよい。
<変形例10>
上述した実施形態においては、演奏シーケンスデータDmidの生成が停止されるのは、オーディオレコーディングモードが選択されたときであったが、オーディオレコーディングモードにおいても、楽音波形Sdwが出力波形Sdsに含まれない場合には、演奏シーケンスデータDmidが生成されるようにし、出力波形Sdsに楽音波形Sdwが含まれる場合に、演奏シーケンスデータDmidの生成を停止するようにしてもよい。このようにすれば、利用者の演奏内容が、演奏シーケンスデータDmidまたはオーディオデータDdsのいずれかに必ず記録されるようにすることができる。
実施形態に係る自動演奏ピアノの外観構成を示す説明図である。 実施形態に係る自動演奏ピアノの主要部内部の構成を示す説明図である。 実施形態に係るミキサの構成を示す説明図である。 実施形態に係るディスプレイの表示態様の一例を示す説明図である。 実施形態に係るディスプレイの表示態様の一例を示す説明図である。
符号の説明
1…鍵、2…ハンマ、3…アクションメカニズム、4…弦、5…ソレノイド、6…ダンパ、7…バックチェック、8…消音機構、9…キーセンサ、10…ペダル、11…コントローラ、12…サーボコントローラ、13…音源、14…ミキサ、15…シーケンサ、16…記憶部、20…マイクロホン、21…スピーカ、22…ヘッドホン、100…自動演奏ピアノ、110…インターフェイス、120…ディスクドライブ、130…ディスプレイ

Claims (11)

  1. 複数の操作子と、
    前記操作子の挙動を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された操作子の挙動に対応した演奏情報を出力する演奏情報出力手段と、
    収音に応じた収音波形を出力する収音手段と、
    所定期間内に出力される前記収音波形をオーディオデータとして生成するとともに、当該所定期間内に出力される前記演奏情報に対して、当該収音波形の各部と当該演奏情報の各部とが対応するように、時間情報を付与して演奏シーケンスデータを生成する生成手段と
    を具備することを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 前記演奏情報出力手段によって出力される演奏情報に応じた楽音波形を出力する音源と、
    所定の制御に応じて、前記音源によって出力される楽音波形と前記収音手段によって出力される収音波形とを合成した波形、前記楽音波形、または前記収音波形のいずれかを、出力波形として出力するミキサと、
    前記ミキサに対して、前記出力波形とする波形を、前記合成した波形、前記楽音波形、前記収音波形のいずれかに制御する制御手段と
    をさらに具備し、
    前記生成手段は、所定期間内に出力される前記収音波形に代えて、所定期間内に出力される前記出力波形をオーディオデータとして生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器。
  3. 前記生成手段は、前記制御手段によって前記ミキサが前記合成した波形または前記楽音波形を出力波形として出力するように制御される場合には、前記演奏シーケンスデータの生成を停止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の鍵盤楽器。
  4. 前記演奏情報出力手段は、前記制御手段によって前記ミキサが前記合成した波形または前記楽音波形を出力波形として出力するように制御される場合には、前記演奏情報の出力を停止し、
    前記生成手段は、前記演奏情報出力手段によって演奏情報の出力が停止されることにより、前記演奏シーケンスデータの生成を停止する
    ことを特徴とする請求項3に記載の鍵盤楽器。
  5. 前記音源によって出力される楽音波形はデジタル信号であって、前記生成手段は、前記楽音波形をアナログ信号に変換することなく前記オーディオ信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  6. 所定の周波数の制御信号を出力する制御信号出力手段をさらに具備し、
    前記生成手段は、前記制御信号出力手段が出力する制御信号を用いて、前記収音波形の各部と前記演奏情報の各部とを対応させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  7. 前記生成手段は、前記演奏情報に基づくイベントデータに対して、前記イベントデータ間の実行間隔を規定する時間情報を付与することによって演奏シーケンスデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  8. 前記複数の操作子は、複数の鍵とペダルとによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  9. 請求項8に記載の鍵盤楽器と、
    前記各鍵の押下に連動して弦を打弦する打弦機構と
    を具備することを特徴とするピアノ。
  10. 所定の制御に応じて、前記打弦機構による打弦を阻止する消音機構
    をさらに具備することを特徴とする請求項9に記載のピアノ。
  11. 請求項9または請求項10に記載のピアノと、
    前記操作子を駆動するアクチュエータと、
    演奏シーケンスデータおよびオーディオデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得したオーディオデータを所定時間遅延させた後に再生して放音する放音手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、前記取得手段が取得した演奏シーケンスデータに応じて前記アクチュエータにより操作子を駆動させる
    ことを特徴とする自動演奏ピアノ。
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