JP2009168896A - オプション装置、画像形成システム、及び、デバッグシステム - Google Patents

オプション装置、画像形成システム、及び、デバッグシステム Download PDF

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Abstract

【課題】1つのコネクタでモータ駆動用と制御部駆動用の両方の電力供給を受け、かつ、電力供給、データ通信、デバッグ、メモリ書替用の各種コネクタを1つに集約化する。
【解決手段】画像形成装置に接続されるオプション装置は、制御部10と、複数のプログラム等を記憶する記憶部と、制御部10よりも高い駆動電圧を要するモータと、画像形成装置と制御部10がデータの送受信を行うためのデータ通信線D、電源線PS、グランド線GLを1つに束ねた第1コネクタC1と、供給電力を変換し、電圧の降圧を行い制御部10に出力する電圧変換部17と、オプション装置に入力された電圧が制御部10駆動電圧よりも大きい場合、電圧変換部17を経た後に制御部10に電力を供給し、オプション装置に入力された電圧が制御部10駆動電圧以下である場合、電圧変換部17を経ずに制御部10に電力を供給するためのスイッチ8を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置の機能追加又は拡張のためのオプション装置、オプション装置が接続されたプリンタ、複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成システム、オプション装置と端末を接続したデバッグシステムに関する。
従来から、プリンタ、複写機、複合機等の各種画像形成装置では、画像形成装置の機能を拡張、追加するために接続される各種のオプション装置が用意されている。例えば、多量の用紙を収容し、又、使用できる用紙のサイズを増やすための用紙供給装置や、両面印刷機能を追加するための両面印刷ユニットや、画像形成済の用紙に対して処理を施すための後処理装置(フィニッシャ)等、多種多様なオプション装置が存在する。これらのオプション装置には、その内部にCPU等を具備する制御部が備えられ、本体側の制御部と通信により指示を受けて、オプション装置側のCPUがオプション装置の動作を制御するものが存在する。
ここで、オプション装置側の制御部は、動作タイミング等の指示を受け、又、オプション装置の状態を本体側の制御部に伝える等のため、本体側の制御部と通信を行う必要があり、オプション装置と画像形成装置は、コネクタやケーブル等を介し接続される。このような本体とオプション装置との通信に関する発明が特許文献1に記載され、具体的には、スキャナ制御部と、画像を像担持体上に書き込むための書込制御部と、装置全体の制御を行うための主制御部と、を備えたデジタル複写機において、内部インターフェイスとして、高速シリアルインターフェイスを使用し、又、オプションユニットを高速シリアルインターフェイスで接続したデジタル複写機が記載されている(特許文献1:請求項1、請求項8、段落0008等参照)。
特開2001−016382
一般に、用紙供給装置等のオプション装置においては、画像形成装置本体側から、オプション装置側に電力の供給がなされる。例えば、特許文献1に記載されるように、シリアルインターフェイスの一例として、USB(Universal Serial Bus)を用いる場合(特許文献1:請求項14等参照)、USBでは、5Vの電源ラインが設けられ、この電源ラインにより、オプション装置の制御部のCPUやメモリ等の各素子を駆動させるために必要な電圧(例えば、5Vや3.3V)は確保できる。
しかし、用紙供給装置や両面印刷ユニット等の画像形成装置のオプション装置では、送風・排気を行うためのファンを回転させ、又、用紙搬送や、用紙供給動作を行うためのモータが備えられる。一般に、オプション装置に備えられるモータの定格電圧は、通常12〜24Vである。従って、USBでは、モータを回転させるために必要な電圧を確保できないという問題がある。又、USB等の規格では、電源ラインで流すことのできる電流の最大値(例えば、USBでは500mA)が定められており、モータは過電流が流れ得るものであり、又、画像形成装置に対して複数のオプション装置が装着される場合があることを考えると、USB等の従来の規格では画像形成装置からオプション装置に全ての電力供給を行うには不適格であるという問題がある。尚、この問題に関しての言及、示唆は特許文献1に記載されていない。
即ち、データ通信では、基本的に大きな電力の伝送を行う必要がないため、従来のUSB等の各種規格では、画像形成装置のオプション装置のモータを駆動させることはできない。例えば、特許文献1記載の発明によれば、シリアル通信により高速な通信は行えるものの、モータを駆動させるためには、画像形成装置側からオプション装置側に電力供給を行う場合は、別途モータ用の電源ラインを設けるか、又は、オプション装置と商用電源を接続し、オプション装置内に電源装置を設ける等の他の対策が必要となる。このことは、コネクタのサイズが大型化する等、オプション装置の高コスト化や大型化を招き得るという問題がある。
又、各オプション装置には、制御プログラムや制御データをデバッグするため、外部コンピュータとしての端末との接続用のコネクタや、オプション装置のメモリの書き換え、更新を行うための専用のコネクタ等のコネクタが別途設けられる場合がある。即ち、画像形成装置との通信のための通信線やコネクタが存在するのに、デバッグ用やメモリ書換用のコネクタは、画像形成装置本体の通信線とは別に設けられ、各コネクタのためスペースや配線を要し、コスト面で不利であるという問題もある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、オプション装置において、オプション装置への入力電圧の切替により、1つのコネクタでモータ駆動用と制御部駆動用の両方の電力供給を受け、電力供給用、データ通信用、デバッグ用、メモリ書替用の各種コネクタを1つに集約化し、製造コスト削減、及び、使用者、開発者の利便性を高めることを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、画像形成装置に装着されるオプション装置において、画像形成装置からの指示を受け、前記オプション装置の制御を行う制御部と、前記オプション装置を制御するため複数のプログラム及びデータを記憶する記憶部と、画像形成に係る用紙の供給又は搬送を行う回転体を回転させるため、前記制御部の駆動電圧よりも高い電圧を要するモータと、画像形成装置と前記制御部が、データの送受信を行うためのデータ通信線と、外部から前記モータ回転用又は前記制御部駆動用の電力の供給を受けるための電源線、グランド線を1つに束ねた第1コネクタと、外部から供給された電力を変換して、電圧の降圧を行い前記制御部に出力する電圧変換部と、前記第1コネクタへの接続により、前記オプション装置に入力された電圧が前記制御部を駆動させるための電圧よりも大きい場合、前記電圧変換部を経た後に、前記制御部に電力を供給し、前記オプション装置に入力された電圧が前記制御部を駆動させるための電圧以下である場合、前記電圧変換部を経ずに前記制御部に電力を供給するためのスイッチを有することとした。
この構成によれば、例えば、第1コネクタを介した画像形成装置とオプション装置の接続により、画像形成装置本体側からモータを駆動させるための電圧がオプション装置に入力された場合、モータを駆動するための電圧は確保されるとともに、電圧変換部の降圧により制御部の駆動電圧も確保することができる。当然、画像形成装置本体とオプション装置間の通信も行うことができる。
一方、デバッグを行うための端末や記憶部の制御プログラム等の書替専用の治具が第1コネクタに接続された場合、スイッチの存在により、オプション装置への電力供給のために、24Vや12Vのような端末等が扱うには大きい電源を用意したり、画像形成装置に装着したりすることなく、端末等から電源線によりオプション装置に制御部を駆動するための5V程度の電圧を入力するだけで、制御部の駆動を行え、デバッグ作業や記憶部の書き替え作業を行うことができる。即ち、画像形成装置とオプション装置を第1コネクタにより接続すれば、オプション装置の制御部や各モータへの電力供給とデータの送受信が行え、端末とオプション装置を第1コネクタにより接続すれば、制御部への電力供給とデバッグ作業や記憶部の書き替えのための通信を行うことができる。従って、画像形成装置に接続せずともオプション装置の制御部の駆動が行え、開発者等の利便性が高い。
更に、従来、別々に設けられていた画像形成装置本体との通信や電力供給を受けるためのコネクタと、デバッグ用のコネクタと、記憶部のプログラム等の書き替え用のコネクタを1つに統合することができる。これにより、コネクタ設置に要するスペース削減や、コネクタ数や配線の簡略化によるコスト削減を達成できる。又、デバッグ用やプログラム等の書き替え用の専用の治具も必要が無くなる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1記載のオプション装置において、前記オプション装置は、更に別の前記オプション装置を後段に接続するため、第2コネクタを有し、前記第1コネクタの前記データ通信線、前記電源線、前記グランド線は、前記第2コネクタに接続され、前段の前記オプション装置の前記第2コネクタと、後段の前記オプション装置の前記第1コネクタを接続することで、画像形成装置側を上流側として、前記オプション装置が多段接続されることとした。
この構成によれば、オプション装置を多段接続することができる。すなわち、第1コネクタと第2コネクタを接続するだけで、次段のオプション装置に電力供給を行えるとともに、データの通信線も確立できる。更に、第2コネクタを複数設け、任意の位置に配すると、オプション装置の接続位置の自由度を高めることができる。
又、請求項3に係る発明は、請求項2記載のオプション装置において、前記オプション装置は、用紙を画像形成装置に供給するための用紙供給装置であって、上面に前記第1コネクタが、下面に前記第2コネクタが設けられ、前記用紙供給装置を上下方向に積み重ねる場合、上段の前記第2コネクタと下段の前記第1コネクタと第2コネクタとが接続されることとした。
この構成は、本発明の好適な一例を示すものであり、上段の第2コネクタと下段の第2コネクタを接続するだけで、全ての電気的な接続が行える。
又、請求項4に係る発明は、請求項2又は3記載のオプション装置において、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの形状は、USB規格に準拠し、前記データ通信線におけるデータの送受信もUSB規格に準拠し、前記第1コネクタはHubであることとした。
この構成によれば、電源線部分の改変は必要となるが、他の部分については、USBに準拠すればよいので、オプション装置の接続において独自の規格に基づき、オプション装置専用のコネクタやデータ通信方法を採用する場合に比べ、オプション装置の製造に要するコストを削減することができる。又、パーソナルコンピュータに通常設けられるUSB端子とオプション装置のコネクタにケーブルを接続するだけで、デバッグや記憶部のプログラム等の書き替えを行うこともできる。尚、活線挿抜にも対応することができる。
又、請求項5に係る発明は、請求項2又は3に記載のオプション装置において、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの形状は、IEEE1394規格に準拠し、前記データ通信線におけるデータの送受信もIEEE1394規格に準拠することとした。
この構成によれば、電源線部分の改変は必要となるが、他の部分については、IEEE1394に準拠すればよいので、オプション装置の接続において独自の規格に基づき、オプション装置専用のコネクタやデータ通信方法を採用する場合に比べ、オプション装置の製造に要するコストを削減することができる。又、パーソナルコンピュータによく設けられるIEEE1394の端子とオプション装置のコネクタにケーブルを接続するだけで、デバッグや記憶部のプログラム等の書き替えを行うこともできる。尚、活線挿抜にも対応することができる。
又、請求項6に係る発明では、画像形成システムは、画像形成装置に、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のオプション装置を1又は複数接続して構成されることとした。
この構成によれば、オプション装置の製造に要するコストが削減され、オプション装置の省スペース化を図ることができるので、安価、省スペースの画像形成システムを提供することができる。
又、請求項7に係る発明では、デバッグシステムは、請求項1乃至5に記載のオプション装置と、前記第1コネクタ又は前記第2コネクタにより接続される端末により構成されることとした。
この構成によれば、デバッグの際、従来のように、オプション装置への供給のため、画像形成装置に接続することや別途電源を用意することなく、端末とオプション装置を接続するだけで、デバッグ作業を行うことができる。
上述したように、本発明によれば、画像形成装置本体とオプション装置間のデータ通信と、画像形成装置本体からオプション装置への電力供給と、デバッグの際の接続と、記憶部の書き替え時の接続のためのコネクタを1つに集約化でき(=コネクタの種類を1種類に共通化)、コネクタの汎用性が非常に高いオプション装置を提供することができる。従って、使用者、開発者の利便性が高いオプション装置を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜8を参照しつつ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
尚、本発明は、各種オプション装置に適用可能であるが、本実施形態では、機能拡張又は追加のためのオプション装置として、4台のフィーダ1(Paper Feeder、用紙供給装置に相当)を画像形成装置としてのプリンタ2に、装着した場合を一例として説明する。又、本実施形態では、プリンタ2とフィーダ1間の通信方法やコネクタCの形状を、USB規格に準拠する場合について説明する。
まず、図1に基づき、本発明の第1の実施形態に係るフィーダ1をプリンタ2に装着した態様を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るフィーダ1及びプリンタ2の概略構造を示す模型的正面断面図である。
図1に示すように、本実施形態のプリンタ2は、本体内に、画像形成を行うための構成として用紙供給部3、用紙搬送路4、画像形成部5、定着部6を備える。そして、オプション装置(用紙供給装置)としての各フィーダ1は、プリンタ2の下方で複数段積み重ねることが可能であり(本実施形態では4段)、プリンタ2に装着される。このように、プリンタ2本体にオプション装置としてのフィーダ1を装着することで、1つの画像形成システム100を形成すると考えることができる。
前記用紙供給部3は、画像形成部5に向けて用紙を供給する。用紙供給部3として、各サイズの用紙等の用紙が収納される各カセット31が設けられる。そして、各カセット31には、用紙を1枚ずつ用紙搬送路4に送り出す供給ローラ32等を備える。例えば、使用者が、ユーザ端末200上で使用する用紙(用紙)のサイズを選択し、画像形成実行をプリンタに入力すると、供給モータ3M(図2参照)等により供給ローラ32が回転駆動し、用紙が用紙搬送路4に供給される。
前記用紙搬送路4は、用紙を、画像形成部5、定着部6を経て排出トレイ41まで搬送する。用紙搬送路4には、ガイド(不図示)、搬送モータ4M(図2参照)により回転する複数の搬送ローラ対42等が設けられる。尚、後述するフィーダ1A、1B、1C、1Dから供給される用紙も用紙搬送路4に合流される。
前記画像形成部5は、トナー像を形成し、用紙搬送路4によって搬送されてきた用紙に対してのトナー像の転写を行う。具体的に、前記画像形成部5は、図1中に示す矢印方向に回転可能に支持され、メインモータ5M(図2参照)により駆動する感光体ドラム51と感光体ドラム51の周囲に配設された帯電部52、露光部53、現像部54、転写部55、クリーニング部56を備える。
周面にトナー像が形成される感光体ドラム51は、画像形成部5の略中心に設けられ、所定方向に回転駆動される。トナー像形成について説明すると、まず、感光体ドラム51の右上方に設けられる帯電部52が、感光体ドラム51の表面を所定電位に均一に帯電させる。帯電部52の右方に設けられる露光部53は、ユーザ端末200(図2参照)から送信される画像データ等に基づき、レーザ光を出力し、感光体ドラム51表面を走査露光して静電潜像を形成する。次に、感光体ドラム51の右下方に設けられる現像部54が、静電潜像に向けトナーを供給して、静電潜像が現像される。感光体ドラム51の左下方に設けられる転写部55と感光体ドラム51との間ではニップが形成され、このニップを用紙が通過する際に、感光体ドラム51上のトナー像が用紙に転写される。クリーニング部56は、転写後の感光体ドラム51の表面を清掃する。
定着部6は、用紙に転写されたトナー像を定着させる。本実施形態の定着部6は、主として、発熱体を内蔵する加熱ローラ61と、加熱ローラ61に圧接してニップを形成する加圧ローラ62で構成される。そして、定着モータ6M(図2参照)により加熱ローラ61と加圧ローラ62が回転し、トナー像の転写された用紙がこのニップを通過し、トナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。
次に、プリンタ2にオプション装置として接続されるフィーダ1A、1B、1C、1Dについて説明する。
フィーダ1A、1B、1C、1Dは、収容する用紙サイズの種類を増やし、又、用紙収容量を増加させるため、プリンタ2に接続・装着される。図1に示すように、本実施形態では、プリンタ2の下方に、フィーダ1A、1B、1C、1Dは重ねられて計4段装着される。ここで、各フィーダ1の構成は同様であるので、以下では、特に説明する場合を除き、A、B、C、Dの符号は省略する。尚、プリンタ2に装着されるフィーダ1は、4段とは限られず、例えば、1段だけでもよい。
そして、フィーダ1は、複数の用紙を収容し、用紙供給部3と同様に、画像形成を行うための用紙を供給する。そのため、各フィーダ1には、フィーダモータ1M(図2参照)の駆動を受けて、画像形成に係る用紙の供給又は搬送を行うため回転する供給ローラ12(回転体に相当)が設けられる。又、フィーダ1内には、収容する複数の用紙を載置するための載置板11が設けられ、載置板11は、バネ等の弾性体や、モータ等により上下動し、載置された用紙の内の最上位の用紙を供給ローラ12に当接させる。
又、フィーダ1は、スライドレール(不図示)等の構成により、プリンタ2の前方側に引き出し可能となっていて、引き出すと載置板11が露出され、用紙の補給を行う場合は、載置板11に用紙を更に載置する。一方、収容する用紙と異なるサイズへの入れ替えを行う場合は、別のサイズの用紙を新たに載置板11に載置する。尚、載置板上にはスライド移動して載置された用紙の位置規制を行う規制ガイド13が設けられる。
そして、プリンタ2の下面とフィーダ1の上面と下面には、プリンタ2とフィーダ1A、及び、各フィーダ1同士を電気的に接続するためのコネクタCが設けられる。尚、このコネクタCの詳細は後述する。
次に、図2に基づき、本発明の第1の実施形態に係るオプション装置が接続されたプリンタ2の構成の一例について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ2にフィーダ1を装着した場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
まず、実施形態のプリンタ2に接続されるオプション装置である各フィーダ1について説明する。各フィーダ1は、それぞれ、CPU14、記憶部15、通信制御部16等を有する制御部10が設けられる。
そして、CPU14は、プリンタ2の本体側の制御部(以下、「本体制御部20」という。)から動作指示を受ける等によりフィーダ1の動作を制御する。記憶部15は、ROM、フラッシュROM、RAM等で構成され、フィーダ1の制御を行うための複数の制御プログラムや制御用データが記憶される。尚、CPU14がRAMやROMを内蔵してもよい。又、フィーダ1には、主な制御対象として、フィーダモータ1Mが存在する。制御部10は、本体制御部20からの指示を受けてフィーダモータ1MのON/OFFの制御を行う。即ち、制御部10は、プリンタ2からの指示を受け、フィーダ1の制御を行う。
通信制御部16は、プリンタ2本体と通信を行う際の制御を行う部分である。本実施形態のプリンタ2とフィーダ1間の通信は、USB規格に準拠するので、通信制御部16には、USBの通信におけるコントローラICや、通信制御のためのソフトウェアが記憶されるメモリが内蔵される。即ち、本体制御部20と各フィーダ1の制御部10との通信は、通信制御部16を介して行われる。
一方、図2に示すように、本実施形態に係るプリンタ2には、機内に適宜配される制御基板上に設けられる本体制御部20を有する。この本体制御部20は、プリンタ2全体の動作を制御し、具体的に、本体制御部20は、I/O(入出力)ポート(不図示)などを介し接続される画像形成部5、定着部6等の各部の動作や用紙搬送や電源装置7の駆動を制御する。
そして、本体制御部20は、例えば、CPU21、RAM22、ROM23、HDD24、通信制御部25、I/O(入出力)ポート(不図示)等を備える。尚、この本体制御部20には、外部コンピュータとしてのユーザ端末200がネットワーク等により接続可能であり、ユーザ端末200から送信された画像データに基づき画像形成を行うことができる(プリンタ機能)。
CPU21は、中央演算処理装置であって、ROM23、HDD24に格納され、RAM22に展開される制御プログラム、制御データに基づきプリンタ2の各部を制御する。ROM23は、プリンタ2の制御用プログラムや制御用データを格納し、CPU21が制御用プログラム等を読み出す場合などに用いられる。RAM22は、制御用プログラムを一時的に展開する場合や、画像データを一時的に保存しておく場合などに用いられる。HDD24は、大容量の記憶装置であって、制御用プログラムや制御用データ、画像データ等を保存する。
そして、ROM23やHDD24は、本体の制御だけではなく、各種オプション装置に動作指示を与えるための各種プログラム、各種データを記憶し、CPU21は、これらをRAM22に展開して、フィーダ1等の各種オプション装置に動作タイミング等の指示を与える。
通信制御部25は、本体制御部20がUSB規格におけるホストとして通信を行うための部分である。そのため、通信制御部25には、USBにおけるホストコントローラICや、本体制御部20側をホストとして機能させるためのソフトウェアが記憶されたメモリや、ドライバIC等が内蔵される。即ち、本体制御部20側の通信制御部25と各フィーダ1の通信制御部16を各種コネクタCで接続することで、本体制御部20側をホストとして、フィーダ1の制御部10側をデバイスとして、データの送受信がなされることになる。尚、通信制御部25と通信制御部16の接続の詳細は後述する。
一方、電源装置7は、例えば、スイッチング電源であり、商用電源に接続され、整流を行い、一定の直流電圧V1を出力する(例えば24Vや12V)。そして、電源装置7が出力した電圧V1は、供給モータ3M、搬送モータ4M、メインモータ5M、定着モータ6Mに供給され、モータの駆動に用いられる。又、プリンタ2には、冷却等のため、吸気・排気を行うためのファン71が設けられ、ファン71を回転させるためのファンモータ7Mにも電圧V1は、供給される。言い換えると、プリンタ2内の各モータは、24Vや12Vで動作するものが採用される。更に、電圧V1は、各フィーダ1のフィーダモータ1Mにも供給される。即ち、フィーダモータ1M等の駆動には、制御部10の駆動電圧(例えば5V)よりも高い電圧を要する。尚、本体制御部20と各フィーダ1の制御部10への電力供給については、後述する。
次に、図3及び図4に基づき、第1の実施形態のプリンタ2と各フィーダ1間の通信と、プリンタ2からの電力供給について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ2と各フィーダ1の接続の一例の概要を示す回路図である。図4は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ2と各フィーダ1の接続の詳細を説明するためのブロック図である。
まず、図3に基づき、本実施形態のプリンタ2と各フィーダ1の通信と電力供給の概要について説明する。
各フィーダ1をみると、フィーダ1の上面には、第1コネクタC1が、フィーダ1の下面には第2コネクタC2が設けられる。一方、プリンタ2の下面には、フィーダ1Aと接続するためのコネクタC0が設けられる。尚、これらの各コネクタCの形状は、USB規格に準じている。
従って、本実施形態のプリンタ2に対するフィーダ1の接続は、まず、プリンタ2の下面のコネクタC0と、フィーダ1Aの第1コネクタC1を接続する。そして、フィーダ1Aの第2コネクタC2とフィーダ1Bの第1コネクタC1を接続する。次に、フィーダ1Bの第2コネクタC2とフィーダ1Cの第1コネクタC1を接続する。更に、フィーダ1Cの第2コネクタC2と、フィーダ1Dの第1コネクタC1を接続する。このように、フィーダ1は、複数段積み重ねられるようにプリンタ2に装着される。
そして、プリンタ2本体のコネクタC0には、本体制御部20からのデータ通信線Dと、電源装置7の電圧V1の出力を伝送する電源線PSとグランド線GLからなる電力供給線Pが接続される。
一方、各フィーダ1内部では、第1コネクタC1と第2コネクタC2間は、データ通信線Dと電力供給線Pとで接続される。従って、フィーダ1を積み重ねて、プリンタ2本体のコネクタC0と、各フィーダ1の第1コネクタC1と第2コネクタC2を接続することにより、プリンタ2本体からのデータ通信線Dと電力供給線Pが、延長されるように各フィーダ1に到達する。
そして、各フィーダ1内では、本体制御部20からのデータ通信線Dが分岐され、各フィーダ1の制御部10に接続される。一方、プリンタ2本体からの電力供給線Pは、分岐し、一方はフィーダモータ1Mに入力され、フィーダモータ1Mは、プリンタ2本体内の電源装置7からの電圧V1で駆動する。分岐されたプリンタ2本体からの他方の電力供給線Pは、電圧変換部17に入力される。
この電圧変換部17は、電源装置7が出力するV1(例えば24Vや12V)は、フィーダ1の制御部10を駆動させるための電圧としては高すぎるので、電圧の降圧を行う。通常、CPUや記憶素子等の回路素子は、5Vや3.3V等で駆動するものが多い。しかし、本実施形態では、USBに準じて通信等が行われるので、5Vに降圧した後に、制御部10に入力されればよい。尚、プリンタ2内の本体制御部20への電力供給の際、同様の理由から電圧V1の降圧を行う本体側電圧変換部26が、別途設けられる。そして、電圧変換部17(本体側電圧変換部26も含む)は、例えば、レギュレータやDC/DCコンバータ等で構成できる。即ち、電圧変換部17は、外部から供給された電力を変換し、電圧の降圧を行い制御部10に電圧V2を出力する。
このように、オプション装置としての各フィーダ1を機能させるための電力は、本体としてのプリンタ2の側から供給される。又、フィーダ1に供給される電圧は、電圧V1の1種類のみであり、各フィーダ1が電圧変換部17により、複数種の電圧を取り扱えるようにする。ここで、本発明は、通信はUSBに準じるが、USBでは、扱える電圧が5Vまでであるのに対し、電源線PSで扱う電圧は、V1としている点で大きく異なる。
次に、図4に基づき、プリンタ2と各フィーダ1の接続の詳細を説明する。
まず、USB規格では、機器と機器の接続に4本の配線が用いられる。そのうち、2本が電源を供給するための配線であり、1本が、5Vまでの電圧が入力される電源線(いわゆるVBUS)であり、他の1本がグランド線である。又、USBでは、差動信号によるシリアル通信により通信が行われ、残りの2本は、機器間で通信を行うためのデータ通信線Dに割り当てられる(いわゆるD+とD−)。
本実施形態では、プリンタ2側がホスト側とされるので、本体制御部20の通信制御部25からのデータ通信線D+、D−がコネクタC0に接続される。又、本実施形態では、フィーダモータ1Mの駆動のため、電源線PSによりUSB規格で定められる以上の電圧V1を伝送するので、コネクタC0には、電源装置7からの電源線PSと、グランド線GLが接続される。
そして、第1コネクタC1は、プリンタ2の本体制御部20と、フィーダ1の制御部10がシリアル通信によりデータの送受信を行うためのデータ通信線Dと、外部からモータ回転用又は制御部10駆動用の電力の供給を受けるための電源線PS、グランド線GLを1つに束ねたものである。従って、プリンタ2にフィーダ1Aを装着する際に、コネクタC0とフィーダ1Aの第1コネクタC1が接続されると、プリンタ2とフィーダ1Aの電気的な接続が全てなされることになる。
そして、第1コネクタC1は、USBにおけるHubとして機能する。即ち、プリンタ2本体からのデータ通信線D+、D−と電源線PS、グランド線GLの4本の配線を、制御部10方向と、次段のフィーダ1Bに接続するための第2コネクタC2方向の2つに分岐する。言い換えると、第1コネクタC1の上流側のポートP1には、プリンタ2のコネクタC0が接続され、又、第1コネクタC1は、下流側のポートとして、制御部10等を接続するためのポートP2と、第2コネクタC2に接続するためのポートP3を有する。
ポートP2からのデータ通信線D+、D−は、そのまま制御部10の通信制御部16に接続される。これにより、フィーダ1Aとプリンタ2との通信線が確立する。一方、電源線PSとグランド線GLには、フィーダモータ1Mとスイッチ8が接続される。このフィーダモータ1Mの接続により、フィーダモータ1Mへの電力供給がなされる。
ここで、スイッチ8は、第1コネクタC1のポートP1に入力され、ポートP2から出力される電圧を、電圧変換部17に接続するか、若しくは、ポートP1に入力された電圧をそのまま制御部10に供給するかを選択するためのものである。尚、このスイッチ8の詳細は、後述するが、プリンタ2に各フィーダ1を接続する場合は、入力される電圧V1を電圧変換部17に出力するように、スイッチ8は設定される。その結果、V1を降圧し、制御部10の駆動用電圧V2が制御部10に供給されることになる。
そして、第1コネクタC1のポートP3からの配線は、第2コネクタC2に接続される。即ち、フィーダ1の第2コネクタC2は、更に別のオプション装置を後段に接続するためのものであり、第1コネクタC1のデータ通信線D、電源線PS、グランド線GLは、第2コネクタC2にも接続される。そして、各フィーダ1は同様の構成となっているから、第2コネクタC2に、次段のフィーダ1Bの第1コネクタC1を接続すると、フィーダ1Bでも電力供給がなされ、データ通信線Dが確立することになる。そして、同様に、フィーダ1Cとフィーダ1Dが接続される(図4では記載を省略)。即ち、前段(上段)のフィーダ1の第2コネクタC2と、後段(下段)のフィーダ1の第1コネクタC1を接続すると、プリンタ2を上流側として、フィーダ1が多段接続される。
尚、本実施形態の通信では、USB規格に準拠し、分岐を行うので、第1コネクタC1は、USBにおけるHubとする必要がある。従って、第1コネクタC1には、HubとしてのコントローラICやメモリ等を内蔵することができる。そして、USBにおけるHubは、接続されるデバイスの検出、デバイスの通信速度検出、デバイスへの電源供給とその管理、信号の分配、通信速度変換等の機能を有する。しかし、電源線PSでは、例えば、24Vや12Vのようなモータ駆動用の電圧V1が伝送され、規格(例えば、USB2.0)上で扱える電圧よりも大きな電圧であるので、Hubとしての電源管理機能は不要とできる。又、第1コネクタC1として既存のHubを用いる場合、電源線PSから直接電力の供給を受けることはできないので、第1コネクタC1にレギュレータや抵抗等を設け、電圧の降圧を行い、第1コネクタC1をHubとして駆動させるか、若しくは、電圧変換部17の出力を第1コネクタC1に入力して第1コネクタC1をHubとして駆動させればよい。
まとめると、第1コネクタC1及び第2コネクタC2の形状は、USB規格に準拠し、データ通信線Dにおけるデータの送受信もUSB規格に準拠し、第1コネクタC1はHubである。
次に、図5に基づき、第1の実施形態のプリンタ2のコネクタC0やフィーダ1の第1コネクタC1、第2コネクタC2の形状及び配線について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係るコネクタCの一例を示す模式図である。
本実施形態におけるプリンタ2とフィーダ1の接続における各コネクタCの形状は、USB規格に準じるので、各コネクタCにおけるピンの配置は、図5に示すようになる。
まず、図5(a)に示すものは、USB規格におけるA型のコネクタCである。コネクタC内のピンの配列では、1番ピンが、電源線PS(VBUS)に相当する。2番ピンと3番ピンは、差動信号伝送用のデータ通信線Dであり、D−とD+に相当する。4番ピンは、グランド線GLである。一方、図5(b)に示すものは、USB規格におけるB型のコネクタCである。コネクタC内のピンの位置は、A型とは異なるが、1番ピンがVBUSに相当し、2番ピンと3番ピンがD−とD+に相当し、4番ピンがグランド線GLに相当する点はA型と同じである。
ここで、本実施形態のプリンタ2から各フィーダ1に電力を供給する場合、1番の電源線PS部分で電源装置7が出力するV1を供給する点が、USBの規格と異なる。そのため、1番、4番部分の線材やピンは、24Vや12Vの電圧に十分耐え、又、大電流にも耐えられるようなものが採用される。
そして、例えば、プリンタ2本体のコネクタC0にフィーダ1Aの第1コネクタC1を差し込む場合は、コネクタC0はメス型とし、フィーダ1Aの第1コネクタC1はオス型とすることができる。尚、各コネクタCでのオス、メスは適宜設定することができる。又、コネクタC0、第1コネクタC1、第2コネクタC2を直接接続せず、各コネクタCを接続ケーブルCBにより接続してもよい。更に、どのコネクタCをA型若しくはB型とするかは適宜設定すればよい。
そして、本実施形態のプリンタ2とフィーダ1間の通信は、コネクタC内の2番と3番の端子を用いて、USB規格に準拠したシリアル通信が行われる。例えば、プリンタ2と各フィーダ1間の通信は、「SOF(Start of Frame)」と呼ばれる「パケット」で始まる複数の「トランザクション」で構成されるフレーム単位でデータの送受信が行われるといった、USBの通信プロトコルに基づきなされるが、USBでの通信プロトコルの詳細は、本発明の趣旨から外れるので、説明を省略する。
次に、図6に基づき、本体制御部20と各フィーダ1の制御部10の通信可能となるまでの段階、制御について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ2と各フィーダ1が通信可能となるまでのフローチャートである。
まず、各フィーダ1を縦積みするとともに、各コネクタCの接続を行い、プリンタ2に全フィーダ1を接続する(ステップ♯1)。その後、プリンタ2本体の主電源を投入する(ステップ♯2)。これにより、プリンタ2の電源装置7が動作を開始し、プリンタ2から、各フィーダ1に電圧V1が供給される(ステップ♯3)。この電圧V1の供給を受けて、各フィーダ1の電圧変換部17では、制御部10駆動用の電圧V2(例えば、5V)が生成される(ステップ♯4)。この電圧V2が、制御部10に入力され(ステップ♯5)、制御部10のCPU14等が駆動を開始する。これにより、通信制御部16も駆動を開始し、本体制御部20と各フィーダ1の制御部10との通信が可能となる(ステップ♯6)。
ここで、本体制御部20と各フィーダ1の制御部10との通信内容について述べておく。本体制御部20から各フィーダ1の制御部10に向けては、フィーダモータ1Mの駆動のタイミングの指示等を示すデータが送信される。一方、各フィーダ1からは、各フィーダ1に設けられる各種センサ(不図示)からの出力をCPU14が受け、各フィーダ1内の用紙残量や、用紙切れや、フィーダ1が引き出されている状態で用紙供給不能である等の、各フィーダ1の状態情報が、本体制御部20に向けて送信される。
次に、図7に基づき、本発明の第1の実施形態に係るフィーダ1に設けられたコネクタCの活用について説明する。図7は、本発明の第1の実施形態に係るフィーダ1に端末300を接続する場合の模式図である。
上述したように、本実施形態の各フィーダ1には、第1コネクタC1及び第2コネクタC2が設けられ、これらの各コネクタCの形状や通信方法や基本的な配線は、USB規格に準拠することは上述したとおりである。
従って、本実施形態の各フィーダ1には、USB機器を容易に接続することができる。例えば、図7に示すように、フィーダ1には、外部コンピュータとしての端末300(パーソナルコンピュータ)を接続することができる。
一般に、市場で流通するパーソナルコンピュータとしての端末300には、1又は複数のUSBコネクタが設けられる(例えば、図5(a)で示したA型。但し、図7では不可視)。従って、ケーブルCBにより端末300をフィーダ1に接続すれば、フィーダモータ1Mを駆動させることはできないが、端末300からフィーダ1の制御部10への電力供給は行える。これにより、フィーダ1の制御部10を駆動させることができ、端末300とフィーダ1の制御部10とが通信可能となる。更に、通常、どのような端末300でもUSBコネクタは備えられるから、どのような端末300でもフィーダ1と接続することができ、接続における汎用性が極めて高い。
又、従来は、プリンタ2本体と各フィーダ1を電気的に接続するためのコネクタと、デバッグ作業用のコネクタや制御部10のフラッシュROMの書き替え用のコネクタ等が、別々に設けられていた。しかも、これらデバッグ作業やフラッシュROMの書き替え作業を行う際には、フィーダ1に対し電力供給を行うため、フィーダ1をプリンタ2に装着した状態としなければならなかった。従って、例えば、フィーダの開発、デバッグ作業において、何度もフィーダの取付、取り外しを行う場合、その都度、重量のあるプリンタ2を持ち上げなければならなかった。
しかし、本実施形態では、端末300とフィーダ1の第1コネクタC1をケーブルCBで接続するだけで、フィーダ1とプリンタ2を接続せずに、フィーダ1の制御プログラムや制御用データのデバッグ作業を行うことが可能となる。即ち、フィーダ1の第1コネクタC1(又は第2コネクタC2)に端末300を接続するだけでデバッグシステム400が構成される。又、フィーダ1内の記憶部におけるフラッシュROM等の書き替え、更新も行うことができる。従って、開発者、使用者にとって極めて利便性の高いフィーダ1を提供することができ、又、デバッグ用やフラッシュROMの書き替え用のコネクタCを設ける必要もなくなり、コストダウンやコネクタ実装面積の削減を図ることができる。
次に、図8に基づき、本発明の第1の実施形態に係るフィーダ1の制御部10への電力供給経路の切替について説明する。図8は、本発明の第1の実施形態に係るフィーダ1の制御部10への電力供給経路の切替の一例を示すブロック図である。尚、図8では、データ通信線D及びグランド線GLを省略して示す。
上述したように、本実施形態のフィーダ1の電力供給においては、プリンタ2の本体内の電源装置7から供給された電圧を、電圧変換部17で変換した上で、制御部10に供給していた。しかし、USBコネクタを介し端末300から供給される電圧については、降圧を行う必要がなく、電圧変換部17に入力する必要はない。従って、第1コネクタC1に、プリンタ2が接続される場合と、端末300が接続される場合では、フィーダ1の制御部10への電力供給経路を切り替える必要がある。
そこで、図8に示すように、制御部10への電圧(電力)供給経路の切替のために、本実施形態の各フィーダ1には、スイッチ8が設けられる(図4参照)。尚、図8では、スイッチ8として、構成が簡易な手動式のスイッチ8を示している。
端末300を第1コネクタC1に接続する場合、開発者、使用者は、入力された電圧が電圧変換部17に入力されない方向にスイッチ8を入れておく(図8のA方向)。これにより、端末300から供給される電圧が、そのままフィーダ1の制御部10に入力され、フィーダ1の制御部10を駆動させることができる。尚、フィーダ1をプリンタ2に接続する場合は、入力された電圧が電圧変換部17に入力される方向にスイッチ8を入れておく(図8のB方向)。
即ち、スイッチ8は、第1コネクタC1への接続により、オプション装置に入力された電圧が制御部10を駆動させるための電圧よりも大きい場合、電圧変換部17を経た後に、制御部10に電力を供給し、オプション装置に入力された電圧が制御部10を駆動させるための電圧以下である場合、電圧変換部17を経ずに制御部10に電力を供給するためのものである。
ここで、図8には手動式のスイッチ8を示したが、第1コネクタC1の電源線PSに入力される電圧を検出し、自動的に第1コネクタC1から制御部10への電力供給経路が切り替わるスイッチ8としての回路を設けてもよい。例えば、本実施形態の使用においては、第1コネクタC1に入力される電圧は、電源装置7からの電圧V1か、若しくは、端末300のUSBコネクタからの電圧の2種類のみなので、例えば、USBの規格上の5Vを閾値として、比較を行って経路を切り替える回路とすればよい。
このようにして、本実施形態の構成によれば、例えば、第1コネクタC1を介した画像形成装置(例えば、プリンタ2)とオプション装置(例えば、フィーダ1)の接続により、画像形成装置本体側からモータを駆動させるための電圧がオプション装置に入力された場合、モータを駆動するための電圧は確保されるとともに、電圧変換部17の降圧により制御部10の駆動電圧も確保することができる。当然、画像形成装置本体とオプション装置間の通信も行うことができる。
一方、デバッグを行うための端末300や記憶部の制御プログラム等の書替専用の治具が第1コネクタC1に接続された場合、スイッチ8の存在により、オプション装置への電力供給のために、24Vや12Vのような端末300等が扱うには大きい電源を用意したり、画像形成装置に装着したりすることなく、端末300等から電源線PSによりオプション装置に制御部10を駆動するための5V程度の電圧を入力するだけで、制御部10の駆動を行え、デバッグ作業や記憶部の書き替え作業を行うことができる。即ち、画像形成装置とオプション装置を第1コネクタC1により接続することで、オプション装置の制御部10や各モータへの電力供給とデータの送受信が行え、端末300とオプション装置を第1コネクタC1により接続することで、制御部10への電力供給とデバッグ作業や記憶部の書き替えのための通信を行うことができる。従って、開発者等の利便性が高い。
従って、従来、別々に設けられていた画像形成装置本体との通信や電力供給を受けるためのコネクタCと、デバッグ用のコネクタCと、記憶部のプログラム等の書き替え用のコネクタCを1つに統合することができる。これにより、コネクタC設置に要するスペース削減や、コネクタC数や配線を簡略化によるコスト削減を達成できる。又、デバッグ用やプログラム等の書き替え用の専用の治具も必要が無くなる。
又、第1コネクタC1と第2コネクタC2を接続するだけで、次段のオプション装置に電力供給を行えるとともに、データの通信線も確立でき、オプション装置を多段接続することができる。更に、第2コネクタC2を複数設け、任意の位置に配すると、オプション装置の接続位置の自由度を高めることができる。又、電源線PS部分の改変は必要となるが、他の部分については、USBに準拠すればよいので、オプション装置の接続において独自の規格に基づき、オプション装置専用のコネクタCやデータ通信方法を採用する場合に比べ、オプション装置の製造に要するコストを削減することができる。又、パーソナルコンピュータに通常設けられるUSBコネクタとオプション装置のコネクタCにケーブルCBを接続するだけで、デバッグや記憶部のプログラム等の書き替えを行うこともできる。尚、活線挿抜にも対応することができる。
又、オプション装置の製造に要するコストが削減され、オプション装置の省スペース化を図ることができるので、安価、省スペースの画像形成装置とオプション装置からなる画像形成システム100を提供することができる。又、端末300とオプション装置をケーブルCB等で接続するだけで、デバッグシステム400を構成できる。即ち、デバッグの際、従来のように、オプション装置への供給のため、画像形成装置に接続することや別途電源を用意することなく、デバッグ作業を行うことができる。
次に、図9に基づき、第2の実施形態について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態に係るプリンタ2やフィーダ1の接続のためのコネクタCの一例を示す説明図である。
図9に示すように、コネクタCの形状や通信をUSBではなく、IEEE1394に準拠する点で第1の実施形態と異なる。尚、他の点では同様であるので、第1の実施形態と共通する部分については、同様に適用できるものとして説明を省略する。
まず、図9について説明すると、IEEE1394におけるコネクタCにおけるピンの配列は、1番が電源線PS、2番がグランド線GL、3番と4番が差動信号線としてDateB−、DateB+、5番と6番が差動信号線としてDateA−、DateA+、である。尚、IEEE1394では、4ピンや9ピンのコネクタCが存在するが、図9では6ピンのコネクタCを示す。
プリンタ2のコネクタC0に図9に示すコネクタCを装着した場合、コネクタC0の1番と2番は電源装置7に接続され、3〜6番が本体制御部20の通信制御部10に接続される。又、各フィーダ1の第1コネクタC1と第2コネクタC2も同様に、IEEE1394の規格に適合する形状とする。これにより、第1の実施形態と同様に、コネクタC0、第1コネクタC1、第2コネクタC2と接続していくだけで、フィーダ1を複数段積み重ねても、プリンタ2本体から各フィーダ1に電力の供給が行え、又、本体制御部20と各フィーダ1の制御部10間で、IEEE1394の規格における通信プロトコルに準じた通信がなされる。
そして、IEEE1394の規格における各機器の接続は、USB規格とは異なり、チェーン状(各機器がリピータとなり、各機器を直接接続)、スター状(ホスト側に1又は複数のポートを設け、ポートP1つに1つの機器を接続)、ツリー状(リピータハブを用いた接続)が行える。従って、プリンタ2本体と、各フィーダ1の接続形態をどのようにするかは、適宜設定することができる。
まとめると、本実施形態では、第1コネクタC1及び第2コネクタC2の形状は、IEEE1394規格に準拠し、データ通信線Dにおけるデータの送受信もIEEE1394規格に準拠する。
このようにして、本実施形態の構成によれば、電源線PS部分の改変は必要となるが、他の部分については、IEEE1394に準拠すればよいので、オプション装置(例えば、フィーダ1)の接続において独自の規格に基づき、オプション装置専用のコネクタCやデータ通信方法を採用する場合に比べ、オプション装置の製造に要するコストを削減することができる。又、パーソナルコンピュータによく設けられるIEEE1394の端子とオプション装置のコネクタCにケーブルCBを接続するだけで、デバッグや記憶部のプログラム等の書き替えを行うこともできる。尚、活線挿抜にも対応することができる。
以下、別実施形態について説明する。上述の実施形態では、オプション装置を装着したプリンタ2について示したが、複写機、複合機、ファクシミリ装置等のオプション装置が用意される画像形成装置に適用することができる。尚、カラーの画像形成装置でも、本発明を当然適用することができる。
又、上述の実施形態では、オプション装置として、主に、フィーダ1を複数段装着する場合を挙げ説明したが、例えば、他のオプション装置としては、後処理装置(フィニッシャ)、大容量給紙デッキ、マルチトレイ、両面印刷ユニット、ネットワークボード、セキュリティキット、FAXボード等を挙げることができ、これらのオプション装置を制御するための制御部10を設ければ、本発明を適用することができる。
又、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、複合機、複写機、プリンタ2、ファクシミリ装置等の画像形成装置に装着されるオプション装置、オプション装置と画像形成装置からなる画像形成システム100、オプション装置と端末300からなるデバッグシステム400に利用可能である。
第1の実施形態に係るフィーダ及びプリンタの概略構造を示す模型的正面断面図である。 第1の実施形態に係るプリンタにフィーダを装着した場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るプリンタと各フィーダの接続の一例の概要を示す回路図である。 第1の実施形態に係るプリンタと各フィーダの接続の詳細を説明するためのブロック図である。 第1の実施形態に係るコネクタの一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係るプリンタと各フィーダが通信可能となるまでのフローチャートである。 第1の実施形態に係るフィーダに端末を接続する場合の模式図である。 図8は、本発明の第1の実施形態に係るフィーダの制御部への電力供給経路の切替の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るプリンタやフィーダの接続のためのコネクタの一例を示す説明図である。
符号の説明
1 フィーダ(オプション装置、用紙供給装置) 10 制御部
12 供給ローラ(回転体) 15 記憶部
17 電圧変換部 1M フィーダモータ
2 プリンタ(画像形成装置) 8 スイッチ
100 画像形成システム 400 デバッグシステム
D データ通信線 PS 電源線
GL グランド線 C1 第1コネクタ
C2 第2コネクタ

Claims (7)

  1. 画像形成装置に装着されるオプション装置において、
    画像形成装置からの指示を受け、前記オプション装置の制御を行う制御部と、
    前記オプション装置を制御するため複数のプログラム及びデータを記憶する記憶部と、
    画像形成に係る用紙の供給又は搬送を行う回転体を回転させるため、前記制御部の駆動電圧よりも高い電圧を要するモータと、
    画像形成装置と前記制御部が、データの送受信を行うためのデータ通信線と、外部から前記モータ回転用又は前記制御部駆動用の電力の供給を受けるための電源線、グランド線を1つに束ねた第1コネクタと、
    外部から供給された電力を変換して、電圧の降圧を行い前記制御部に出力する電圧変換部と、
    前記第1コネクタへの接続により、前記オプション装置に入力された電圧が前記制御部を駆動させるための電圧よりも大きい場合、前記電圧変換部を経た後に、前記制御部に電力を供給し、前記オプション装置に入力された電圧が前記制御部を駆動させるための電圧以下である場合、前記電圧変換部を経ずに前記制御部に電力を供給するためのスイッチを有することを特徴とするオプション装置。
  2. 前記オプション装置は、更に別の前記オプション装置を後段に接続するため、第2コネクタを有し、前記第1コネクタの前記データ通信線、前記電源線、前記グランド線は、前記第2コネクタに接続され、
    前段の前記オプション装置の前記第2コネクタと、後段の前記オプション装置の前記第1コネクタを接続することで、画像形成装置側を上流側として、前記オプション装置が多段接続されることを特徴とする請求項1記載のオプション装置。
  3. 前記オプション装置は、用紙を画像形成装置に供給するための用紙供給装置であって、上面に前記第1コネクタが、下面に前記第2コネクタが設けられ、
    前記用紙供給装置を上下方向に積み重ねる場合、上段の前記第2コネクタと下段の前記第1コネクタと第2コネクタとが接続されることを特徴とする請求項2記載のオプション装置。
  4. 前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの形状は、USB規格に準拠し、前記データ通信線におけるデータの送受信もUSB規格に準拠し、前記第1コネクタはHubであることを特徴とする請求項2又は3に記載のオプション装置。
  5. 前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの形状は、IEEE1394規格に準拠し、前記データ通信線におけるデータの送受信もIEEE1394規格に準拠することを特徴とする請求項2又は3に記載のオプション装置。
  6. 画像形成装置に、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のオプション装置を1又は複数接続して構成されることを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のオプション装置と、前記第1コネクタ又は前記第2コネクタにより接続される端末により構成されるデバッグシステム。
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