JP2009166931A - 乗客コンベヤの異常検出装置、及び乗客コンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成にすることができ、手摺駆動装置の異常をより確実に検出することができる乗客コンベヤの異常検出装置、及び乗客コンベヤを得る。
【解決手段】移動手摺12を移動させる手摺駆動装置13には、異常検出装置24が設けられている。異常検出装置24は、駆動ローラ16から離れて配置された検出部材25と、移動手摺12の移動方向に沿って変位可能に検出部材25を保持する保持装置26と、所定の検出位置への検出部材25の変位の有無を検出する検出器27とを有している。検出部材25には、駆動ローラ16の外周部が挿入されたローラ挿入溝(凹部)28が設けられている。検出部材25は、回転される駆動ローラ16がローラ挿入溝28の内面に接触したときに駆動ローラ16の回転力により変位される。所定の検出位置への検出部材25の変位を検出器27が検出することにより手摺駆動装置13の異常が検出される。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えばエスカレータや動く歩道等の乗客コンベヤに設けられ、手摺駆動装置の異常を検出する乗客コンベヤの異常検出装置及び乗客コンベヤに関するものである。
従来の乗客コンベヤでは、駆動ローラとの間で手摺を挟む押圧ローラの変位量を変位センサで検出する手摺駆動装置の監視装置が提案されている。監視装置は、押圧ローラの変位量が所定値以上になっている時に発報装置を作動させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−318963号公報
しかし、駆動ローラや押圧ローラのゴム製の外周部がボス部から剥離して手摺駆動装置が異常になった場合であっても、外周部がボス部に対してずれるだけでボス部から外れずに残っていることがある。この場合には、押圧ローラの外径がほとんど変化しないので、ローラの外周部がボス部から完全に外れるまで、ローラの剥離による異常を検出することができなくなってしまう。
また、押圧ローラの変位量を演算する装置が必要になるので、監視装置の構成が複雑になってしまう。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、簡単な構成にすることができ、手摺駆動装置の異常の発生をより確実に検出することができる乗客コンベヤの異常検出装置、及び乗客コンベヤを得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの異常検出装置は、乗客コンベヤの移動手摺に接触するローラの外周部が挿入された凹部が設けられているとともに、ローラから離れた状態で保持され、回転される上記ローラが凹部の内面に接触したときにローラの回転力により変位される検出部材、及び所定の検出位置への検出部材の変位の有無を検出する検出手段を備えている。
この発明に係る乗客コンベアの異常検出装置では、検出部材の凹部にローラの外周部が挿入され、回転されるローラが凹部の内面に接触したときにローラの回転力により検出部材が変位されるようになっており、所定の検出位置への検出部材の変位の有無が検出手段により検出されるので、ローラの被覆部が剥離によりボス部から完全に外れていなくても、手摺駆動装置の異常の発生をより確実に検出することができる。これにより、ローラの交換時期等を容易に判断することができる。従って、ローラによる移動手摺への駆動力の伝達効率の低下を抑制することができる。また、手摺駆動装置の異常を検出するために複雑な演算を必要としないので、異常検出装置を簡単な構成とすることができ、コストの低減化を図ることができる。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図において、主枠1の長手方向の一端部(上端部)には、エスカレータ(乗客コンベヤ)の運転を制御する制御装置2と、制御装置2により制御される駆動機3と、駆動機3の駆動力によりそれぞれ回転される駆動スプロケット4、上部踏段スプロケット5及び手摺スプロケット6とが設けられている。主枠1の長手方向の他端部(下端部)には、下部踏段スプロケット7が設けられている。
駆動スプロケット4には、駆動チェーン8が巻き掛けられている。駆動機3の駆動力は、駆動チェーン8を介して駆動スプロケット4に伝達される。駆動スプロケット4、上部踏段スプロケット5及び手摺スプロケット6は、駆動スプロケット4が駆動機3からの駆動力を受けることにより、一体に回転される。
主枠1には、踏段チェーン9により無端状に連結された複数の踏段10が支持されている。踏段チェーン9は、上部踏段スプロケット5及び下部踏段スプロケット7間に巻き掛けられている。各踏段10は、上部踏段スプロケット5の回転により、主枠1の長手方向一端部と長手方向他端部との間で循環移動される。
主枠1上には、主枠1の幅方向について対向する一対の欄干11が設けられている。各欄干11の外周には、無端状の移動手摺12がそれぞれ設けられている。主枠1の中間部には、各移動手摺12を個別に移動させる一対の手摺駆動装置13が設けられている。移動手摺12を移動させる駆動力は、手摺スプロケット6に巻き掛けられた手摺チェーン14を介して手摺駆動装置13に伝達される。これにより、移動手摺12は、各踏段10と同期して移動される。
図2は、図1の手摺駆動装置13を示す拡大図である。また、図3は、図2の手摺駆動装置13を示す上面図である。さらに、図4は、図2のIV-IV線に沿った断面図である。図において、手摺駆動装置13は、主枠1に固定された支持板15に取り付けられている。また、手摺駆動装置13は、移動手摺12の内面に接触する複数の駆動ローラ16と、駆動ローラ16との間で移動手摺12を挟む複数の押圧ローラ17と、手摺チェーン14からの駆動力を受けて駆動ローラ16を回転させる手摺用伝達機構18とを有している。
各駆動ローラ16は、移動手摺12の移動方向に沿って互いに間隔を置いて配置されている。また、各駆動ローラ16のローラ軸は、移動手摺12の移動方向に対して垂直でかつ水平方向に沿って配置されている。即ち、各駆動ローラ16のローラ軸は、主枠1の幅方向に沿って配置されている。さらに、各駆動ローラ16は、駆動ローラ16のローラ軸に設けられた円筒状のボス部16aと、ボス部16aの外周面に設けられ、ボス部16aを囲むゴム製の被覆部16bとを有している(図4)。移動手摺12の内面には、各駆動ローラ16の被覆部16bが接触する。
各押圧ローラ17は、移動手摺12の外面に接触している。また、各押圧ローラ17は、移動手摺12の移動方向について、各駆動ローラ16と同位置に配置されている。各押圧ローラ17のローラ軸は、各駆動ローラ16のローラ軸と平行に配置されている。各押圧ローラ17は、押圧ローラ17のローラ軸に設けられた円筒状のボス部17aと、ボス部17aの外周面に設けられ、ボス部17aを囲むゴム製の被覆部17bとを有している(図4)。また、各押圧ローラ17は、図示しない押圧装置によって、移動手摺12を介して駆動ローラ16に押し付けられている。
移動手摺12は、各駆動ローラ16が回転されることにより、移動手摺12の長手方向へ移動される。また、各押圧ローラ17は、移動手摺12の移動に追従して回転される。
手摺用伝達機構18は、手摺チェーン14が巻き掛けられた駆動機側スプロケット19と、駆動機側スプロケット19の回転軸に設けられ、駆動機側スプロケット19と一体に回転されるローラ側スプロケット20と、各駆動ローラ16のローラ軸に設けられ、駆動ローラ16と一体に回転される複数のローラ軸スプロケット21と、支持板15に設けられた調整用スプロケット22と、ローラ側スプロケット20、ローラ軸スプロケット21及び調整用スプロケット22に連続的に巻き掛けられた伝達チェーン23とを有している。手摺チェーン14からの駆動力は、駆動機側スプロケット19、ローラ側スプロケット20、伝達チェーン23及びローラ軸スプロケット21の順に伝達され、各駆動ローラ16が回転される。
支持板15には、手摺駆動装置13の異常の有無を検出する異常検出装置24が設けられている。異常検出装置24は、各駆動ローラ16から離れて配置された検出部材25と、移動手摺12の移動方向に沿って変位可能に検出部材25を保持する保持装置26と、所定の検出位置への検出部材25の変位の有無を検出する検出器(検出手段)27とを有している。
検出部材25には、移動手摺12の長手方向に沿ったローラ挿入溝(凹部)28が設けられている。ローラ挿入溝28内には、各駆動ローラ16の外周部が挿入されている。即ち、検出部材25は、図4に示すように、各駆動ローラ16の径方向外側に配置された基部25aと、基部25aに設けられ、駆動ローラ16の幅方向について互いに対向する一対の側壁部25bとを有している。ローラ挿入溝28は、基部25a及び各側壁部25bにより形成されている。各駆動ローラ16の外周部は、各側壁部25b間に挿入されている。検出部材25は、通常位置と、通常位置から移動手摺12の移動方向へずれた所定の検出位置との間を変位可能になっている。
保持装置26は、移動手摺12の移動方向について互いに間隔を置いて支持板15に取り付けられた一対の取付部材29と、各取付部材29間に固定され、移動手摺12の移動方向に沿って配置された一対のガイド棒(ガイド部材)30と、ガイド棒30にスライド可能に設けられ、検出部材25の長さ方向両端部に固定された一対のスライド部材31と、スライド部材31及び取付部材29間に配置され、検出部材25を通常位置に保持する方向へ付勢する一対の付勢ばね(付勢体)32とを有している。
通常運転時には、各駆動ローラ16がローラ挿入溝28の内面から離れている。従って、通常運転時には、検出部材25が保持装置26により通常位置に保持される。移動手摺12の手摺駆動装置13が設けられた部分は傾斜していることから、検出部材25を通常位置に保持するために、各付勢ばね32の強さが移動手摺12の傾斜に応じて個別に調整されている。即ち、一対の付勢ばね32のうち、下側に配置された付勢ばね32の強さが上側に配置された付勢ばね32の強さよりも大きくされている。
回転される各駆動ローラ16の少なくともいずれかがローラ挿入溝28の内面に接触するとき(異常時)には、検出部材25は、駆動ローラ16の回転力により、各付勢ばね32の付勢力に逆らって所定の検出位置へ変位される。
検出器27は、一方のスライド部材31に取り付けられ検出部材25とともに変位される操作用部材33と、一方の取付部材29に取り付けられ、操作用部材33により操作される検出スイッチ34とを有している。
操作用部材33は、検出部材25が変位される方向について互いに対向する一対の操作部33aを有している。検出スイッチ34は、操作用部材33の各操作部33a間に挿入された操作レバー34aを有している。
検出部材25が通常位置にあるときには、操作レバー34aが操作用部材33から離れており、操作用部材33による検出スイッチ34の操作が解除されている。検出スイッチ34は、検出部材25が所定の検出位置に変位されて操作レバー34aが操作部33aに押されることにより操作される。検出スイッチ34は、操作用部材33に操作されることにより異常信号を出力し、操作用部材33による操作が解除されているときには異常信号の出力を停止する。検出スイッチ34からの異常信号は、制御装置2へ送られる。
図5は、図1の制御装置2、駆動機3、検出器27及び制御装置2により制御される報知手段間の接続関係を示すブロック図である。図において、制御装置2は、各手摺駆動装置13に設けられた検出器27のそれぞれからの情報に基づいて、エスカレータの運転を制御する。また、制御装置2には、手摺駆動装置13の異常の発生を報知する報知手段35が電気的に接続されている。この例では、制御装置2は、各検出スイッチ34の少なくともいずれかからの異常信号を受けることにより、手摺駆動装置13の異常が発生したことを報知する制御を報知手段35に対して行うとともに、エスカレータの運転を停止する制御を駆動機3に対して行う。
報知手段35は、警告装置36及び表示装置37を有している。警告装置36は、警告音の発生により異常の発生を報知する。また、警告装置36は、各手摺駆動装置13の少なくともいずれかの異常が発生したときに警告音を発生する。表示装置37は、各検出器27からの情報に応じた表示を行う。即ち、表示装置37は、異常の発生の有無の表示を各手摺駆動装置13について個別に行う。また、報知手段35は、制御装置2が配置された機械室内やエスカレータの乗降口周辺部等に設けられている。
次に、動作について説明する。駆動機3からの駆動力により各駆動ローラ16が回転されると、各駆動ローラ16の回転に応じた速度で移動手摺12が移動される。このとき、押圧ローラ17も回転される。
各駆動ローラ16において被覆部16bの剥離が生じていないときには、各駆動ローラ16はローラ挿入溝28の内面から離れている。従って、各駆動ローラ16が回転されていても、検出部材25が通常位置から変位されることはない。
図6は、図4の駆動ローラ16のボス部16aから剥離した被覆部16bがローラ挿入溝28の内面に接触している状態を示す断面図である。また、図7は、図6の検出部材25が変位されるときの動作を説明する正面図である。図に示すように、駆動ローラ16の被覆部16bがボス部16aから剥離すると、駆動ローラ16の回転により、剥離した被覆部16bが移動手摺12の内面に接触しながらボス部16aに対して駆動ローラ16の幅方向へずれる。これにより、被覆部16bがローラ挿入溝28の内面に接触する(図6)。
この後も、駆動ローラ16の回転が継続されると、図7に示すように、検出部材25が駆動ローラ16の回転力により、付勢ばね32の付勢力に逆らって、ガイド棒30に沿った方向へ変位される。これにより、検出部材25の位置が通常位置から外れる。この後、検出部材25の位置が所定の検出位置に達すると、操作レバー34aが操作部33aに押され、検出スイッチ34が操作用部材33により操作される。これにより、異常信号が検出スイッチ34から制御装置2へ出力される。
制御装置2が異常信号を受けると、制御装置2の制御により駆動機3の運転が停止される。また、このとき、制御装置2の制御により、警告音が警告装置36から発生するとともに、異常信号を出力した検出スイッチ34に対応する手摺駆動装置13の異常の発生が表示装置37に表示される。
なお、異常検出装置24による異常の検出は、駆動ローラ16の一部がローラ挿入溝28の内面に接触することにより可能であるので、被覆部16bがボス部16aから剥離した場合だけでなく、図8に示すように、駆動ローラ16の外周面から被覆部16bの一部が剥離部38として突出し、剥離部38がローラ挿入溝28の内面に接触した場合にも、手摺駆動装置13の異常の発生を検出することができる。
このようなエスカレータの異常検出装置24では、検出部材25のローラ挿入溝28に駆動ローラ16の外周部が挿入され、回転される駆動ローラ16がローラ挿入溝28の内面に接触したときに駆動ローラ16の回転力により検出部材25が変位されるようになっており、所定の検出位置への検出部材25の変位の有無が検出器27により検出されるので、駆動ローラ16の被覆部16bがボス部16aから剥離した場合、被覆部16bがボス部16aから完全に外れていなくても、手摺駆動装置13の異常の発生をより確実に検出することができる。これにより、駆動ローラ16の交換時期等を容易に判断することができる。従って、駆動ローラ16による移動手摺12への駆動力の伝達効率の低下を抑制することができる。また、手摺駆動装置13の異常を検出するために複雑な演算を必要としないので、異常検出装置24を簡単な構成とすることができ、コストの低減化を図ることができる。
また、このようなエスカレータでは、手摺駆動装置13の異常の発生の有無が異常検出装置24により検出され、異常検出装置24からの情報に基づいて、エスカレータの運転が制御装置2により制御されるので、手摺駆動装置13の異常の発生をより確実に検出することができるとともに、異常検出装置24による異常の発生の検出により、例えばエスカレータの運転を停止する等の措置をとることができる。従って、被覆部16bが剥離した状態でのエスカレータの運転の継続よる不具合(例えばボス部16aが空回りすることによる移動手摺12の移動の遅れや移動手摺12の停止の発生等)を防止することができる。
また、報知手段35は、所定の検出位置への検出部材25の変位を検出器27が検出することにより、手摺駆動装置13の異常の発生を報知するので、手摺駆動装置13の異常の発生を容易に認識することができる。
また、表示装置37は、検出器27からの情報に応じた表示を行うので、手摺駆動装置13の異常の発生の有無を容易に認識することができる。
また、制御装置2は、所定の検出位置への検出部材25の変位を検出器27が検出することにより、エスカレータの運転を停止する制御を行うので、被覆部16bが剥離した状態でのエスカレータの運転の継続よる不具合を防止することができる。
実施の形態2.
上記の例では、共通の移動手摺12を移動させる手摺駆動装置13の数が1つであるエスカレータにこの発明が適用されているが、共通の移動手摺12が複数の手摺駆動装置13によって移動されるエスカレータにこの発明を適用してもよい。
即ち、この実施の形態では、右側の移動手摺12を移動させる複数の手摺駆動装置13と、左側の移動手摺12を移動させる複数の手摺駆動装置13とが主枠1の中間部に設けられている。各手摺駆動装置13には、異常検出装置24が設けられている。共通の移動手摺12を移動させる各手摺駆動装置13は、主枠1の長さ方向について間隔を置いて配置されている。
図9は、この実施の形態2によるエスカレータにおける表示装置の表示部を示す正面図である。表示装置37は、各異常検出装置24の検出器27からの情報に応じた表示を行う。即ち、表示装置37の表示部には、各手摺駆動装置13の異常の発生の有無が、右側及び左側の移動手摺12のそれぞれについて個別に表示可能になっている。この例では、各手摺駆動装置13のそれぞれに対応する例えばLED等の光源が表示装置37の表示部に設けられている。異常が発生した手摺駆動装置13は、光源の発光によって特定される。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエスカレータであっても、各手摺駆動装置13の異常の発生をより確実に検出することができる。また、異常が発生した手摺駆動装置13を容易に特定することができるので、例えば駆動ローラ16の交換等の作業を容易にすることができる。
なお、各上記実施の形態では、この発明がエスカレータに適用されているが、動く歩道にこの発明を適用してもよい。水平形の動く歩道に適用する場合には、各付勢ばね32の強さは同一とされる。
また、各上記実施の形態では、駆動ローラ16の外周部がローラ挿入溝28に挿入されているが、押圧ローラ17の外周部をローラ挿入溝28に挿入してもよい。このようにすれば、押圧ローラ17の剥離等の異常の発生を検出することができる。
この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。 図1の手摺駆動装置を示す拡大図である。 図2の手摺駆動装置を示す上面図である。 図2のIV-IV線に沿った断面図である。 図1の制御装置、駆動機、検出手段及び制御装置により制御される報知手段間の接続関係を示すブロック図である。 図4の駆動ローラのボス部から剥離した被覆部がローラ挿入溝の内面に接触している状態を示す断面図である。 図6の検出部材が変位されるときの動作を説明する正面図である。 図4の駆動ローラの被覆部の一部である剥離部がローラ挿入溝の内面に接触している状態を示す断面図である。 この実施の形態2によるエスカレータにおける表示装置の表示部を示す正面図である。
符号の説明
2 制御装置、12 移動手摺、13 手摺駆動装置、16 駆動ローラ、24 異常検出装置、25 検出部材、27 検出器(検出手段)、28 ローラ挿入溝(凹部)、35 報知手段、37 表示装置。

Claims (5)

  1. 乗客コンベヤの移動手摺に接触するローラの外周部が挿入された凹部が設けられているとともに、上記ローラから離れた状態で保持され、回転される上記ローラが上記凹部の内面に接触したときに上記ローラの回転力により変位される検出部材、及び
    所定の検出位置への上記検出部材の変位の有無を検出する検出手段
    を備えていることを特徴とする乗客コンベヤの異常検出装置。
  2. 移動手摺に接触するローラを有し、上記移動手摺を移動させる手摺駆動装置、
    上記ローラの外周部が挿入された凹部が設けられているとともに、上記ローラから離れた状態で保持され、回転される上記ローラが上記凹部の内面に接触したときに上記ローラの回転力により変位される検出部材と、所定の検出位置への上記検出部材の変位の有無を検出する検出手段とを有する異常検出装置、及び
    上記検出手段からの情報に基づいて、乗客コンベヤの運転を制御する制御装置
    を備えていることを特徴とする乗客コンベヤ。
  3. 上記手摺駆動装置の異常の発生を報知可能な報知手段をさらに備え、
    上記制御装置は、上記所定の検出位置への上記検出部材の変位を上記検出手段が検出することにより、上記手摺駆動装置の異常の発生を上記報知手段に報知させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベヤ。
  4. 上記報知手段は、上記検出手段からの情報に応じた表示を行う表示装置を有していることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベヤ。
  5. 上記制御装置は、上記所定の検出位置への上記検出部材の変位を上記検出手段が検出することにより、乗客コンベヤの運転を停止する制御を行うことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の乗客コンベヤ。
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