JP2009166690A - ハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造 - Google Patents
ハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009166690A JP2009166690A JP2008007344A JP2008007344A JP2009166690A JP 2009166690 A JP2009166690 A JP 2009166690A JP 2008007344 A JP2008007344 A JP 2008007344A JP 2008007344 A JP2008007344 A JP 2008007344A JP 2009166690 A JP2009166690 A JP 2009166690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub shaft
- brake rotor
- disc brake
- bearing device
- axle bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
【解決手段】アウタ側にディスクブレーキロータ20が取り付けられるフランジ部3と、フランジ部3のインナ側に設けられた円筒部5を有するハブシャフト2であって、フランジ部3のディスクブレーキロータ20取付側の面に、ディスクブレーキロータ20の位置決めをおこなうインロー凹部を設けた。
【選択図】図1
Description
また、後者のようなフランジ部とインロー凸部を別部品として製作しているハブシャフトは、フランジ部の面形状精度は向上するものの、部品数が増加するために高価になってしまうという課題があった。
また、前記ディスクブレーキロータのアウタ側に、タイヤホイールの位置決めをおこなう凸部を設けたものである。
また、ディスクブレーキロータ位置決め用の部品を追加する必要がないので、低廉なハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造を得ることができる。
図1は、本実施の形態1に係る車輪取付構造を示す縦断面(軸方向断面)図、図2は図1の車軸用軸受装置の縦断面図、図3は図1のディスクブレーキロータの縦断面図である。なお、以下の説明では、図の左側をアウタ側、右側をインナ側という。
図1に示すように、ハブシャフト2のフランジ部3に設けられたインロー凹部6にディスクブレーキロータ20のインロー凸部24を挿入して、車軸用軸受装置1のアウタ側からディスクブレーキロータ20を取り付ける。インロー凹部6とインロー凸部24とによって、ディスクブレーキロータ20はラジアル方向に位置決めがされ、ハブシャフト2のフランジ部3に設けられたボルト固定穴4と取付穴25との位置が対応する。このため、容易にボルト固定穴4に設けられたボルト7を取付穴25に挿入することができる。次に、タイヤホイール30に設けられた取付穴31にボルト7を挿入して、タイヤホイールをアウタ側から取り付ける。最後に、ナット40を締め込み、ハブシャフト2のフランジ部3に、ディスクブレーキロータ20とタイヤホイール30を固定する。これにより、ディスクブレーキロータ20とタイヤホイール30はハブシャフト2とともに一体として回転することができる。
また、アウタ側の内輪軌道11aをハブシャフト2の円筒部5の外周面に一体形成し、インナ側の内輪軌道11bを円筒部5に嵌合された内輪部材12に設けた場合を示したが、両内輪軌道11a,11bを一つの内輪部材に形成し、この内輪部材をハブシャフト2の円筒部5の外周に嵌合してもよい。
図4は、本実施の形態2に係る車輪取付構造を示す縦断面図である。なお、実施の形態1と同じ構造又は同じ機能の部分にはこれと同一記号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、ディスクブレーキロータ20の底部23のインナ側にのみ凸部(インロー凸部24)を設けた場合を示したが、本実施の形態2に係るディスクブレーキロータ20は、底部23の開口部22a外周のアウタ側にもリング状の凸部26を設けたものである。なお、凸部26は連続したリング状でもよいし、周方向に一部間欠した形状でもよい。凸部26は、種々の形状とすることが可能である。
ディスクブレーキロータ20のハット部22の底部23に設けられた凸部26を、タイヤホイール30に設けられた挿入口32に挿入して、車軸用軸受装置1のアウタ側からディスクブレーキロータ20を取り付ける。凸部26と挿入口32とによって、タイヤホイール30はラジアル方向に位置決めがされ、ハブシャフト2のフランジ部3に設けられたボルト固定穴4と取付穴35との位置が対応する。
Claims (4)
- アウタ側にディスクブレーキロータが取り付けられるフランジ部と、該フランジ部のインナ側に設けられた円筒部を有するハブシャフトであって、
前記フランジ部の前記ディスクブレーキロータ取付側の面に、
前記ディスクブレーキロータの位置決めをおこなうインロー凹部を設けたことを特徴とするハブシャフト。 - 請求項1に記載のハブシャフトと、
前記円筒部に設けられる第1の軌道部、前記第1の軌道部と同心対向配置される第2の軌道部、及び前記第1の軌道部と前記第2の軌道部との間に配設された転動体を有する軸受部と、
を有することを特徴とする車軸用軸受装置。 - 請求項2に記載の車軸用軸受装置と、
前記フランジ部のアウタ側に取り付けられたディスクブレーキロータと、
を有し、
前記ディスクブレーキロータのインナ側に、前記ハブシャフトのインロー凹部に挿入されるインロー凸部を設けたことを特徴とする車輪取付構造。 - 前記ディスクブレーキロータのアウタ側に、
タイヤホイールの位置決めをおこなう凸部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の車輪取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007344A JP2009166690A (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | ハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007344A JP2009166690A (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | ハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009166690A true JP2009166690A (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=40968384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008007344A Pending JP2009166690A (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | ハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009166690A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004036851A (ja) * | 2002-07-08 | 2004-02-05 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
JP2004116716A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
JP2004150485A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
JP2006151030A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Jtekt Corp | 車輪用軸受装置 |
JP2007030572A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Jtekt Corp | ハブユニット |
-
2008
- 2008-01-16 JP JP2008007344A patent/JP2009166690A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004036851A (ja) * | 2002-07-08 | 2004-02-05 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
JP2004116716A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
JP2004150485A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受装置 |
JP2006151030A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Jtekt Corp | 車輪用軸受装置 |
JP2007030572A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Jtekt Corp | ハブユニット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011168266A (ja) | 車輪駆動用軸受ユニット | |
JP2015128924A (ja) | 軸受モジュール | |
JP4305514B2 (ja) | 車軸用軸受装置 | |
JP2010230058A (ja) | 密封装置および転がり軸受 | |
JP5206537B2 (ja) | 密封装置および転がり軸受 | |
JP2009079675A (ja) | 車輪支持装置 | |
JP2008110659A (ja) | 車輪用転がり軸受装置 | |
JP2009150490A (ja) | 車軸用軸受装置 | |
JP2008014473A (ja) | 車輪用軸受装置 | |
JP2009166690A (ja) | ハブシャフト、並びにこのハブシャフトを用いた車軸用軸受装置及び車輪取付構造 | |
JP2006144966A (ja) | 転がり軸受装置 | |
JP5365350B2 (ja) | 密封装置および転がり軸受 | |
JP4771114B2 (ja) | ハブユニット | |
JP2007046636A (ja) | 車輪用軸受装置 | |
JP5692437B2 (ja) | 車輪支持用軸受ユニット | |
JP2005081856A (ja) | 転がり軸受装置 | |
JP2012202523A (ja) | 転がり軸受 | |
JP2004116716A (ja) | 転がり軸受装置 | |
JP4595582B2 (ja) | ハブユニット | |
JP5509974B2 (ja) | 車輪支持用軸受ユニット | |
JP2009292275A (ja) | 駆動輪用軸受装置 | |
JP2015205649A (ja) | 軸受ユニット | |
JP3965879B2 (ja) | 車軸用軸受装置 | |
JP2007230551A (ja) | 転がり軸受装置 | |
JP2002316505A (ja) | 車輪用軸受ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20120920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20130402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |