JP2009166237A - ワークピース保持装置と、該ワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機 - Google Patents

ワークピース保持装置と、該ワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークピースを、加工中にぶれが起こらないように確実に保持することができるワークピース保持装置を提供する。
【解決手段】ワークピースを挟んで保持するワークピース保持装置において、ワークピースを受け入れる保持台と、所定方向に沿って所定の前死点と後死点の間を前後往復して、保持台に対して相対運動を行うことができる摺動ブロックと、所定方向に沿った両側の対称な位置に互いに平行的に配置され、且つ、正転/反転可能に構成されている第1及び第2の回転軸と、第1及び第2の回転軸にそれぞれ固定され、ワークピースを挟持/リリースすることができる第1及び第2の挟持手段と、それぞれ2つのリンクから枢接し合ってなり、且つ、一端がそれぞれ第1及び第2の回転軸に固定され、他端が摺動ブロックに枢接されている上、互いに対称な位置に配置されている第1及び第2のリンケージ機構と、を備えるワークピース保持装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワークピース保持装置と、該ワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機に関し、特に、加工中のワークピースをより確実に保持することができるワークピース保持装置と、該ワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機に関する。
ナットの雌ねじ立て機は、円筒状の半製品ナットの内周面に雌ねじを立てる機器であり、特に、回転するストレートタップを用いて雌ねじ立て作業を行うタイプの機器が多く使われている。
このタイプの雌ねじ立て機で、外型だけがすでに完成された半製品ナットの内周面に雌ねじ立て作業を実行する際、妥当な保持手段で、ワークピースである半製品ナットを、ぶれないようにしっかりと保持しなければ、立てられた雌ねじに歪みが生じやすくなり、加工の歩留まりが低くなる。
このため、特許文献1及び特許文献2では、ワークピースである半製品ナットを、互いに対応して直線揺動する一対のアームにより保持し、また、特許文献1では、空気の吸気/排気で半製品ナットを保持するアームの回転を制御し、特許文献2では、半製品ナットを保持するアームの回転をばねの付勢力で制御する、などの保持手段が利用されている。
台湾新型専利公告第200740号 台湾新型専利公告第544357号
しかし、空気の体積は圧力の変化に応じて変わりやすく、そしてばねも圧縮/引張り力の変化に応じて比例的に変形する特性を有しているので、雌ねじを立てる力に対抗して半製品ナットを保持することが出来ても、作業中にぶれが生じる可能性は残存する。
従って本発明は、雌ねじ立て機に、半製品ナットなどのワークピースを、加工中にぶれが生じないように、確実に保持することができるワークピース保持装置と、該ワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ワークピースに対する加工が行いやすいようにワークピースを挟んで保持するワークピース保持装置、特に、雌ねじ立て機に用いられ、雌ねじ立て加工が行いやすいようにワークピースを挟んで保持するワークピース保持装置において、送られてきたワークピースを受け入れる保持台と、前記保持台に取り付けられており、且つ、所定方向に沿って所定の前死点と後死点との間を前後往復して、前記保持台に対して相対運動を行うことができる摺動ブロックと、前記所定方向に沿った両側の対称な位置に互いに平行に配置され、且つ、いずれも正転/反転可能に構成されている第1及び第2の回転軸と、前記第1及び第2の回転軸にそれぞれ固定され、且つ、前記第1及び第2の回転軸の正転/反転に従って、保持台に送られてきたワークピースを挟持したり、リリースしたりすることができるように構成されている第1及び第2の挟持手段と、それぞれ2つのリンクと枢接し合っており、且つ、その一端がそれぞれ前記第1及び第2の回転軸に固定され、他端が前記摺動ブロックに枢接されている上、互いに対称な位置に配置されている第1及び第2のリンケージ機構と、を備えており、この構成により、前記摺動ブロックを前記所定方向に沿って前後摺動させ、前記第1及び第2のリンケージ機構を介して前記第1及び第2の回転軸を正転/反転させ、前記第1及び第2の挟持手段のワークピースに対する動作を制御することができることを特徴とするワークピース保持装置を提供する。
前記ワークピース保持装置の実施態様としては、前記第1のリンケージ機構が有する前記2つのリンクが枢接しあっている部分と、前記第2のリンケージ機構が有する前記2つのリンクが枢接しあっている部分との間に、該当部分を引き合わせるような付勢手段が掛け渡されており、更に、前記摺動ブロックが前記前死点に移動すると、前記第1及び第2のリンケージ機構におけるそれぞれ前記摺動ブロックと枢接しあっている部分が、前記第1及び第2のリンケージ機構においてそれぞれ付勢手段が掛け渡されている部分より、前記前死点側に配置されるように構成されているものが挙げられる。
更に本発明は、ワークピースを保持する保持装置と、雌ねじ未加工のナットをワークピースとして前記保持装置に供給する供給装置と、前記保持装置により保持されている雌ねじ未加工のナットに雌ねじ加工を実行する雌ねじ加工装置と、を備えているナットの雌ねじ立て機において、特に、前記付勢手段が設けられているワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機をも提供する。
上記構成によれば、本発明は、ワークピースを挟持する第1及び第2の挟持手段の動作を、それぞれ2つのリンクと枢接し合っている第1及び第2のリンケージ機構を介して、摺動ブロックの摺動により制御されるように構成するので、より強いトルクで第1及び第2の挟持手段を所定の位置に固定することができる。
更に本発明は、第1及び第2のリンケージ機構の間に付勢手段を掛ける上、前記摺動ブロックが前記前死点に移動すると、前記第1及び第2のリンケージ機構においてそれぞれ前記摺動ブロックと枢接しあっている部分が、前記第1及び第2のリンケージ機構においてそれぞれ付勢手段が掛け渡されている部分より、前記前死点側に配置されるように構成するので、前記付勢手段による付勢力は前記摺動ブロックを前記前死点位置に固定するように働き、前記第1及び第2のリンケージ機構は動けないようになり、加工中にぶれが起こらないようにワークピースを一層確実に保持することができる。
本発明に係るワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機の斜視図である。 本発明に係るワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機の分解図である。 本発明に係るワークピース保持装置において、保持装置のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図である。 本発明に係るワークピース保持装置において、ナットを挟持する動作制御を行う部分の構成を示す部分断面図である。 本発明に係るワークピース保持装置において、ナットを挟持する動作制御を行う部分の構成を示す部分断面図である。 本発明に係るワークピース保持装置において、保持装置のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図である。 本発明に係るワークピース保持装置において、保持装置のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図である。 本発明に係るワークピース保持装置において、保持装置のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図である。
以下は図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1に示すのは、本発明に係るワークピース保持装置を備えたナットの雌ねじ立て機の斜視図であり、図2はその分解図である。
まず、図1に示すように、前記雌ねじ立て機はその台座1において加工方向(図1、図2中の左上から右下への方向)に沿って順番に、雌ねじ加工装置2と、保持装置3と、供給装置4と、駆動装置5とを備える。
そして、図2に示すように、雌ねじ加工装置2は台座1に固定されており、加工方向に沿って延伸すると共に、その回転によってナットへの雌ねじ立て作業を行うことができるストレートタップ21を有している。
供給装置4は、雌ねじ加工装置2と同じく台座1に固定されており、ワークピースとしてのナットを上方から、下側に配置されている保持装置3に、一つずつ供給できるように構成されている。
駆動装置5は、保持装置3を駆動するものであり、その構成については以下で保持装置3と共に説明する。
保持装置3の構成については、図1〜図8を併せて参照しながら説明する。図3は保持装置3のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図であり、図4、図5は保持装置3のナットを挟持する動作制御を行う部分の構成を示す部分断面図であり、図6は供給装置4からナットを受け取る時における、保持装置3のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図であり、図7はストレートタップ21がナットに挿入されて加工を行う時における、保持装置3のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図であり、図8は雌ねじ立て加工が終了し、加工済みのナットをストレートタップ21の方へ排出する時における、保持装置3のナットを挟持する部分の構成を示す部分断面図である。
図示されるように、保持装置3は、台座1の雌ねじ加工装置2寄りの一側から、加工方向に平行して延伸する一対の摺動レール30と、摺動レール30に沿って往復摺動可能に取り付けられていると共に、中空に形成された保持台32と、摺動レール30の雌ねじ加工装置2から対極に当たる先端部に固定されている固定座33とを有している。駆動装置5は、固定座33の更に雌ねじ加工装置2から離れた一側に固定されていて、固定座33を介して前記加工方向に沿って往復摺動して、保持台32の摺動を制御することができる押し出し手段51及び引き戻し手段52を備えている。
保持台32は駆動装置5の駆動により、雌ねじ加工装置2寄りのワークピース排出位置と、雌ねじ加工装置2から離れた、供給装置4からナットを受け取るワークピース供給位置との間で、往復摺動することができる。また、説明を簡潔にするため、保持台32及び保持台32が有する各可動部材について、以下では雌ねじ加工装置2に接近する方向を前方と称し、雌ねじ加工装置2から離れる方向を後方と称する。
図2及び図3に示すように、保持台32の上面には、第1及び第2の回転軸35、36が、前記加工方向に沿った両側の対称な位置に互いに平行に配置され、且つ、いずれも正転/反転可能に構成されている。
第1及び第2の回転軸35、36には、それぞれ第1及び第2の挟持手段351、361が固定されている。第1及び第2の挟持手段351、361は第1及び第2の回転軸35、36の正転/反転に従って、供給装置4より保持台32に送られてきたワークピースを挟持したり、リリースしたりすることができるように構成されている。即ち、第1の回転軸35が時計方向に回転し、そして第2の回転軸36が第1の回転軸35と対照的に反時計方向に回転する(正転)と、第1及び第2の挟持手段351、361は前方へ揺動して、挟持するナットを挟持位置から排出することができる。また、第1の回転軸35が反時計方向に回転し、そして第2の回転軸36が第1の回転軸35と対照的に時計方向に回転する(反転)と、第1及び第2の挟持手段351、361はナットを挟持できる位置に戻って、供給装置4からナットを受け取ってナットを挟持することができる。
更に、保持台32の上面には、第1及び第2の挟持手段351、361の間に保持されるナットを、後方側からサポートすることができるよう、ナットの保持される位置の後方側に固定されている支持ブロック37が設けられている。
また、この実施形態の、雌ねじ立て機の加工を受けるワークピースとしての半製品ナット6は、予め第1及び第2の挟持手段351、361により挟まれることができる中空柱状体60を形成している上、第1及び第2の挟持手段351、361により挟まれるフランジ61を、支持ブロック37により支持される端部に設ける。
第1の挟持手段351は、ナットを挟持する挟持部351Aの他に、第1の回転軸35を軸として回転可能に枢設されている第1の押圧部352を有している。
第1の押圧部352には、ナットの柱状体60が保持される位置へ延伸する、押圧爪353が形成されている。更に、第1の挟持手段351には、押圧爪353の先端がナットに形成されているフランジ61を支持ブロック37へ押圧するように、第1の押圧部352に付勢力を提供できるように配置構成されているばね354と、押圧爪353の後側に配置され、且つ、前記加工方向と平行する摺動により、ばね354の付勢力に対抗して、第1の押圧部352を押し動かすことができるピン355とが取り付けられている。
第2の挟持手段361は、第1の挟持手段351と対称に構成されており、ナットを挟持する挟持部361Aの他に、第2の回転軸36を軸として回転可能に枢設されている第2の押圧部362と、ばね364と、ピン365が取り付けられている。第2の押圧部362には、第1の押圧部352と同じく、押圧爪363が形成されている。
保持台32には、第1及び第2の挟持手段351、361がそれぞれ有するピン355、365に対応し、前記加工方向と平行して前後往復摺動可能に取付けられていて、ピン355、365を押し動かすことができる一対の摺動棒323と、往復摺動して位置が変動した摺動棒323を元の位置に戻すことができるように構成されている一対の戻りばね324とが取り付けられている。
台座1に固定されている固定座33には、前記一対の摺動棒323に対応し、前記加工方向と平行して前記一対の摺動棒323へ延伸している一対の押圧爪作動棒331が固定されている。
この構成により、保持台32が、駆動装置5の駆動によって、雌ねじ加工装置2から後方のワークピース供給位置に移動すると、図6に示すように、一対の摺動棒323は、それぞれの押圧爪作動棒331により前方へ押されると共に、第1及び第2の挟持手段351、361がそれぞれ有するピン355、365を前方へ押し出し、ばね354、364の付勢力に対抗して第1及び第2の押圧部352、362を押し動かして押圧爪353、363の先端を前方へ移動させることによって、押圧爪353、363それぞれの先端と支持ブロック37の間のスペースを設けて、供給装置4からナットを受け取りやすいようにすることができる。
保持台32の内部には、前記加工方向と平行する(この実施形態では、加工方向の直下)方向に沿って延伸し、該保持台32を挿通している摺動軸34がその延伸方向に沿って往復動摺動可能に配置されている。また、以下では摺動軸34の延伸方向を、摺動方向と称する。摺動軸34は、保持台32の前記摺動方向上の長さより長く形成されていると共に、その中段部に摺動ブロック341を備える。更に、保持台32には、摺動ブロック341とそれぞれ当接し、摺動ブロック341及び摺動軸34の、保持台32との相対摺動の範囲を制限することができる前死点ブロック321と後死点ブロック322が固定されている。即ち、摺動ブロック341及び摺動軸34が前方に摺動すると前死点ブロック321によって制止され、後方に摺動すると後死点ブロック322によって制止されるので、摺動ブロック341の摺動範囲は前死点ブロック321と後死点ブロック322との間に制限されている。
更に、台座1には保持台32及び摺動軸34に対応して、摺動軸34の保持台32外に露出する端部に当接することができるように、前阻止ブロック101と後阻止ブロック102とが、それぞれ保持台32設置位置の前後側、即ち雌ねじ加工装置2及び固定座33近傍に配置されている。
この構成により、保持台32が駆動装置5の駆動により前方へ、即ち図4、図5中の左側へ移動する途中、摺動軸34がその前端を前阻止ブロック101と当接して制止され、それから後死点ブロック322が摺動ブロック341に当接すると、図4に示すように、保持台32の前進は出来なくなる。つまり、摺動軸34及び摺動ブロック341が、前阻止ブロック101及び後死点ブロック322により制止されるため、保持台32は前方への更なる移動が出来ない状態になる。
ちなみに、保持台32が駆動装置5の駆動により後方へ、即ち図4、図5中の右側移動する途中、摺動軸34がその後端を後阻止ブロック102と当接して制止され、それから前死点ブロック321が摺動ブロック341に当接すると、図4に示すように、保持台32の後進は出来なくなる。つまり、摺動軸34及び摺動ブロック341が、後阻止ブロック102及び前死点ブロック321により制止されるため、保持台32は後方への更なる移動が出来ない状態になる。
更に、保持台32の移動可能範囲を制限する、前/後阻止ブロック101、102及び前、後死点ブロック321、322の配置位置は、加工するナットを排出するワークピース排出位置と、供給装置4からナットを受け取るワークピース供給位置に対応しており、保持台32の前方移動限界位置がワークピース排出位置と一致し、そして後方移動限界位置がワークピース供給位置と一致するように配置されている。
更に、図4と図5に示すように、第1及び第2の回転軸35、36は、それぞれ第1及び第2のリンケージ機構を介して摺動ブロック341と連結している。第1のリンケージ機構は、その一端が第1のブロック枢接軸380により摺動ブロック341に枢接されている第1のL字形リンク381と、その一端が第1の回転軸35に固定され、他端部が前記第1のL字形リンク381の他端部と枢接している第1の従動リンク382とから成るものであり、第2のリンケージ機構は、その一端が第2のブロック枢接軸390により摺動ブロック341に枢接されている第2のL字形リンク391と、その一端が第2の回転軸36に固定され、他端部が前記第2のL字形リンク391の他端部と枢接している第2の従動リンク392とから成るものである。また、図示のように、第1及び第2のリンケージ機構は互いに対称な位置に配置されている上、第1のリンケージ機構における、第1のL字形リンク381と第1の従動リンク382とが枢接しあっている第1のリンク枢接軸383と、第2のリンケージ機構における、第2のL字形リンク391と第2の従動リンク392とが枢接しあっている第2のリンク枢接軸393との間には、第1及び第2のリンク枢接軸383、393を引き合わせるように付勢する引張りコイルばね325(付勢手段)が掛け渡されている。
更に、第1及び第2のリンケージ機構の配置位置及び、それぞれが有するL字形リンクと従動リンクの寸法に関しては、図5に示すように、摺動ブロック341が前死点ブロック321に当接する前死点まで移動し、保持台32がワークピース供給位置に到達すると、第1及び第2のブロック枢接軸380、390が、第1及び第2のリンク枢接軸383、393より前死点側に配置されるように配置構成されている。
第1及び第2のリンケージ機構が図5に示す状態になると、引張りコイルばね325が、第1及び第2のリンク枢接軸383、393を引き合わせる付勢力は、第1及び第2のL字形リンク381、391を介して、第1及び第2のブロック枢接軸380、390、摺動ブロック341を前方の前死点ブロック321へ押し付けるように働くため、保持台32が前方へ移動して摺動軸34の前端が前阻止ブロック101に当接するまでの途中、第1及び第2のリンケージ機構は図5に示す状態を保ちつづける。また、第1及び第2のリンケージ機構の状態に変化がないことは、第1及び第2の従動リンク382、392、第1及び第2の回転軸35、36が回転しないことを意味し、そして第1及び第2の回転軸35、36が回転しないことは、第1及び第2の回転軸35、36に固定されている第1及び第2の挟持手段351、361が動かないで、ワークピースであるナットをしっかりと保持することを意味する。
即ち、保持台32がワークピース供給位置に移動して供給装置4からナットを受け取ると共に、第1及び第2のリンケージ機構は、摺動ブロック341が前死点ブロック321に当接するため図5に示す状態となる。そして保持台32が、ワークピース供給位置からワークピース排出位置まで移動する間では、第1及び第2のリンケージ機構が図5に示す状態を保ち続けるので、第1及び第2の挟持手段351、361は図7に示すように、回転するストレートタップ21による雌ねじ立て加工を受けるナットを、しっかりと保持することができる。
また、第1及び第2のリンケージ機構は、摺動軸34の前端が前阻止ブロック101に当接することによって、図5に示す状態から、第1及び第2のリンク枢接軸383、393が引張りコイルばね325により引き合わされ、図4に示す第1及び第2のブロック枢接軸380、390が、第1及び第2のリンク枢接軸383、393より後死点側に配置される状態になるように動かされるので、第1及び第2の挟持手段351、361は図8に示すよう円心揺動して、ナットをストレートタップ21の方向へ排出することができる。
摺動軸34の前端が前阻止ブロック101に当接することによる、第1及び第2のリンケージ機構の動きは、保持台32の前方移動及び摺動軸34の前端が、後死点ブロック322及び前阻止ブロック101により阻まれるため、摺動軸34及び摺動ブロック341が保持台32に対して後方へ移動することによって引き起こされるが、第1及び第2のブロック枢接軸380、390が、第1及び第2のリンク枢接軸383、393より前死点側に寄った位置から、第1及び第2のブロック枢接軸380、390、第1及び第2のリンク枢接軸383、393が一直線に並ぶまでの間では、第1のL字形リンク381と第2のL字形リンク391との回動によって、第1及び第2のリンク枢接軸383、393が離間して、引張りコイルばね325を引っ張ると共に、第1及び第2の回転軸35、36を反転させるような回転力が生じる。しかし、第1及び第2の挟持手段351、361がナットを挟持している限り、第1及び第2の回転軸35、36の反転は不可能であるため、この回転力は第1及び第2の挟持手段351、361にナットを締め付けさせる力になると共に、第1及び第2のリンク枢接軸383、393が不動のまま、第1のL字形リンク381と第2のL字形リンク391を湾曲変形させる。第1及び第2のブロック枢接軸380、390が第1及び第2のリンク枢接軸383、393より後死点側に寄った位置まで移動すると、第1及び第2の回転軸35、36を反転させる回転力は消えて、代わりに第1及び第2の回転軸35、36を正転させる回転力が生じるため、第1及び第2の回転軸35、36が正転し、第1及び第2のリンク枢接軸383、393が互いに近づくようになり、そして引張りコイルばね325が収縮するようになって、摺動ブロック341が後死点ブロック322に当接すると、図4に示す状態になる。
ここで、駆動手段5の駆動により、摺動軸34の前端が前阻止ブロック101に当接するタイミングを、ストレートタップ21が加工を受けるナットに挿入されるタイミングに合わせるように制御すれば、第1及び第2の回転軸35、36を逆転させる回転力よって生じる、第1及び第2の挟持手段351、361にナットを締め付けさせる力を利用して、加工中にぶれを生じさせる力に対抗することが出来るので、ナットぶれを抑え、より強い力でナットを所定の位置に固定することができる。
上記構成によれば、本発明は、第1及び第2のリンケージ機構及び摺動軸、摺動ブロックを利用して、第1及び第2の挟持手段それぞれの回転軸を一時的に回動不可能に制限することができるので、その回動不可能が起こるタイミングを、雌ねじ立て加工のタイミングに一致するように制御すれば、従来よりも遥かに強い力を持って加工中のナットにぶれを生じさせる力に対応することができる。よって、より確実にナットを挟持して所定の位置に固定することができる。
1 台座
101 前阻止ブロック
102 後阻止ブロック
2 雌ねじ加工装置
21 ストレートタップ
3 保持装置
30 摺動レール
32 保持台
321 前死点ブロック
322 後死点ブロック
323 摺動棒
324 戻りばね
325 引張りコイルばね
33 固定座
331 押圧爪作動棒
34 摺動軸
341 摺動ブロック
35 第1の回転軸
351 第1の挟持手段
351A 挟持部
352 第1の押圧部
353 押圧爪
354 ばね
355 ピン
36 第2の回転軸
361 第2の挟持手段
361A 挟持部
362 第2の押圧部
363 押圧爪
364 ばね
365 ピン
37 支持ブロック
380 第1のブロック枢接軸
381 第1のL字形リンク
382 第1の従動リンク
383 第1のリンク枢接軸
390 第2のブロック枢接軸
391 第2のL字形リンク
392 第2の従動リンク
393 第2のリンク枢接軸
4 供給装置
5 駆動装置
51 押し出し手段
52 引き戻し手段
6 半製品ナット
60 中空柱状体
61 フランジ

Claims (9)

  1. ワークピースに対する加工が行いやすいように前記ワークピースを挟んで保持するワークピース保持装置において、
    送られてきた前記ワークピースを受け入れる保持台と、
    前記保持台に取り付けられており、且つ、所定方向に沿って所定の前死点と後死点との間を前後往復して、前記保持台に対して相対運動を行うことができる摺動ブロックと、
    前記所定方向に沿った両側の対称な位置に互いに平行に配置され、且つ、いずれも正転/反転可能に構成されている第1及び第2の回転軸と、
    前記第1及び第2の回転軸にそれぞれ固定され、且つ、前記第1及び第2の回転軸の正転/反転に従って、前記保持台に送られてきた前記ワークピースを挟持したり、リリースしたりすることができるように構成されている第1及び第2の挟持手段と、
    それぞれ2つのリンクと枢接し合ってなり、且つ、その一端がそれぞれ前記第1及び第2の回転軸に固定され、他端が前記摺動ブロックに枢接されている上、互いに対称な位置に配置されている第1及び第2のリンケージ機構と、を備えるワークピース保持装置であって、
    この構成により、前記摺動ブロックを前記所定方向に沿って前後往復摺動させ、前記第1及び第2のリンケージ機構を介して、前記第1及び第2の回転軸を正転/反転させ、前記第1及び第2の挟持手段の前記ワークピースに対する動作制御をすることができることを特徴とするワークピース保持装置。
  2. 雌ねじ立て機に用いられ、雌ねじ立て加工が行いやすいようにワークピースを挟んで保持するワークピース保持装置において、
    送られてきた前記ワークピースを受け入れる保持台と、
    前記保持台に取り付けられており、且つ、所定方向に沿って所定の前死点と後死点との間を前後往復して、前記保持台に対して相対運動を行うことができる摺動ブロックと、
    前記所定方向に沿った両側の対称な位置に互いに平行に配置され、且つ、いずれも正転/反転可能に構成されている第1及び第2の回転軸と、
    前記第1及び第2の回転軸にそれぞれ固定され、且つ、前記第1及び第2の回転軸の正転/反転に従って、前記保持台に送られてきた前記ワークピースを挟持したり、リリースしたりすることができるように構成されている第1及び第2の挟持手段と、
    それぞれ2つのリンクと枢接し合ってなり、且つ、その一端がそれぞれ前記第1及び第2の回転軸に固定され、他端が前記摺動ブロックに枢接されている上、互いに対称な位置に配置されている第1及び第2のリンケージ機構と、を備えるワークピース保持装置であって、
    この構成により、前記摺動ブロックを前記所定方向に沿って前後往復摺動させ、前記第1及び第2のリンケージ機構を介して、前記第1及び第2の回転軸を正転/反転させ、前記第1及び第2の挟持手段のワークピースに対する動作制御をすることができることを特徴とするワークピース保持装置。
  3. 前記第1のリンケージ機構が有する前記2つのリンクが枢接しあっている部分と、前記第2のリンケージ機構が有する前記2つのリンクが枢接しあっている部分との間には、該当部分を引き合わせるように付勢手段が掛け渡されており、
    更に、前記摺動ブロックが前記前死点に移動すると、前記第1及び第2のリンケージ機構におけるそれぞれ前記摺動ブロックと枢接しあっている部分が、前記第1及び第2のリンケージ機構においてそれぞれ付勢手段が掛け渡されている部分より、前記前死点側に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のワークピース保持装置。
  4. 前記摺動ブロックが前記前死点から前記後死点に移動し始めるタイミングを、雌ねじ立て加工を始めるタイミングに一致させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載のワークピース保持装置。
  5. 前記ワークピースを保持する保持装置と、
    雌ねじ未加工のナットを、前記ワークピースとして前記保持装置に供給する供給装置と、
    前記保持装置により保持されている雌ねじ未加工のナットに雌ねじ加工を実行する雌ねじ加工装置と、を備えているナットの雌ねじ立て機において、
    前記保持装置として、請求項4に記載のワークピース保持装置を備えることを特徴とするナットの雌ねじ立て機。
  6. 前記雌ねじ加工装置と前記保持装置と、前記供給装置とが、前記所定方向に沿って、前から後へと順番に取付けられている台座を更に備え、
    前記保持装置における保持台は、前記雌ねじ加工装置寄りのワークピース排出位置と、前記供給装置寄りのワークピース供給位置との間で、往復摺動するように駆動され、
    前記摺動ブロックは、前記所定方向に沿うように、前記保持台の前記所定方向上の長さより長く延伸してなった摺動軸に、該摺動軸と共に前記保持台に対して前後摺動できるように前記保持台に取付けられており、
    また、前記保持台には前記摺動ブロックの前記前後摺動範囲を前記前/後死点の間に制限することができる前死点ブロックと後死点ブロックとが固定されており、
    更に、前記台座には、前記保持台と前記摺動軸に対応し、前記保持台が前記ワークピース排出位置に移動すると、前記摺動ブロックが前記後死点ブロックに当接するまで前記摺動軸を後方に押すことができる前阻止ブロックと、前記保持台が前記ワークピース供給位置に移動すると、前記摺動ブロックが前記前死点ブロックに当接するまで前記摺動軸を前方に押すことができる後阻止ブロックとが、それぞれ前記保持台の移動ルートの前方と後方とに固定されており、
    この構成により、前記摺動ブロックは前記保持台の往復摺動と前記前/後阻止ブロックと前記前/後死点ブロックとによって、前記前死点と前記後死点との間で前後摺動するように制御されることを特徴とする請求項5に記載のナットの雌ねじ立て機。
  7. 前記保持台には、前記第1及び第2の挟持手段の間に保持されている前記ワークピースとしてのナットを、前記雌ねじ加工装置の後方側からサポートすることができるよう、前記ワークピースの保持される位置の後側に固定されている支持ブロックが設けられており、
    また、前記ワークピースとしてのナットは、前記第1及び第2の挟持手段により挟まれることができる中空柱状体で、前記支持ブロック寄りの端部にフランジが形成されているものとされ、
    前記第1の挟持手段は、前記第1の回転軸に対して回転可能に枢設されている第1の押圧部を有しており、該第1の押圧部は、ワークピースとしてのナットが保持される位置へ延伸する押圧爪を有すると共に、前記押圧爪の先端が前記第1及び第2の挟持手段により挟まれるナットの前記フランジを前記支持ブロックへ押圧するように付勢されており、
    前記第2の挟持手段は、前記第2の回転軸に対して回転可能に枢設されている第2の押圧部を有しており、該第2の押圧部は、ワークピースとしてのナットが保持される位置へ延伸する押圧爪を有すると共に、前記押圧爪の先端が前記第1及び第2の挟持手段により挟まれるナットの前記フランジを前記支持ブロックへ押圧するように付勢されていることを特徴とする請求項6に記載のナットの雌ねじ立て機。
  8. それぞれの前記第1及び第2の挟持手段とは、各前記押圧爪がナットを押圧する付勢力を提供できるように構成されているばねと、前記押圧爪の後側に配置され、且つ、前記所定方向と平行する摺動により、前記ばねの付勢力に対抗して前記第1または第2の押圧部を押し動かすことができるピンとが取付けられており、
    また、前記保持台には、前記第1及び第2の挟持手段がそれぞれ有するピンに対応し、前記所定方向と平行して前後往復摺動可能に取付けられていて、各ピンを押し動かすことができる一対の摺動棒が配置され、
    更に、前記台座には、前記一対の摺動棒に対応し、前記所定方向と平行するように延伸している一対の押圧爪作動棒が固定されており、
    これにより、前記保持台が前記ワークピース供給位置に移動すると、前記一対の摺動棒はそれぞれ前記一対の押圧爪作動棒により前方へ押されると共に、前記第1及び第2の挟持手段とがそれぞれ有するピンを前方へ押し出し、前記ばねの付勢力に対抗して前記第1及び第2の押圧部を押し動かして前記第1及び第2の押圧部がそれぞれ有する押圧爪の先端を前方へ移動させることを特徴とする請求項7に記載のナットの雌ねじ立て機。
  9. 前記台座に取付けられ、前記保持台の前記台座に対するワークピース排出位置とワークピース供給位置との間での往復摺動を駆動する駆動装置を更に有することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のナットの雌ねじ立て機。
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