JP2009162022A - ルーフドレイン - Google Patents

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JP2009162022A JP2008002444A JP2008002444A JP2009162022A JP 2009162022 A JP2009162022 A JP 2009162022A JP 2008002444 A JP2008002444 A JP 2008002444A JP 2008002444 A JP2008002444 A JP 2008002444A JP 2009162022 A JP2009162022 A JP 2009162022A
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Junpei Nohayashi
純平 野林
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Abstract

【課題】防水層押えの屈曲部外面の曲率半径がドレイン本体の屈曲部内面の曲率半径よりも大きくても、防水層をそのトレイン本体の屈曲部内面に的確に密着させて防水層内側への雨水の浸透を確実に防止することができる雨水排水用のルーフドレインを提供する。
【解決手段】スラブのコーナー部に据え付けられるL形状のドレイン本体2と、スラブからドレイン本体2の内面に渡って張られる防水層18と、ドレイン本体2の上に防水層18を挟んで配置されるL形状の防水層押え21と、防水層押え21をドレイン本体2に締結する締結手段とを具備し、防水層押え21の屈曲部の外面には弾性材からなる押し部材30が設けられ、締結手段により防水層押え21がドレイン本体2に締結されるときの締め付け力で押し部材30が弾性的に変形し、この変形で防水層18がドレイン本体2の屈曲部の内面に密着するように押圧される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、雨水を排水するために建屋の屋上やベランダ、バルコニーなどのコンクリートスラブのコーナー部に据え付けられるルーフドレインに関する。
建屋の屋上やベランダ、バルコニーなどにおける露天のコンクリートスラブのコーナー部には、雨水排水用のいわゆる横引きタイプのルールドレインが据え付けられる。この種のルーフドレインは、例えば特開2006−144377公報などに見られるように、断面L形状のドレイン本体と、このドレイン本体の内面に設置される防水層押えと、この防水層押えの上に配置されるストレーナとで構成されている。
ドレイン本体は、底面部と直立部とから断面L形状をなし、直立部から底面部に渡る部分に排水口が形成されている。そして底面部がスラブの床部表面に沿い、直立部がスラブの側壁表面に沿うようにスラブのコーナー部に据え付けられ、前記排水口にスラブの側壁を貫通して排水管が接続され、前記底面部に流れ込んだ雨水が前記排水口から排水管を通して所定の排水部に排出される。
スラブの表面にはシート状の防水層が施工される。この防水層はスラブの床部から側壁に渡るようにスラブの表面の全体に張られ、この防水層でドレイン本体の前記排水口を除く部分の内面が覆われる。すなわち、防水層には、ドレイン本体を覆う部分において、前記排水口及びその周辺部に対向する大きさの開口が形成され、この開口を通して雨水が排水口に案内される。
ドレイン本体の上にはフレーム状の防水層押えが設置され、この防水層押えがボルトを介してドレイン本体に締結されることで、防水層の前記開口の縁がドレイン本体の内面に密着するように押え付けられる。そしてこの防水層押えの上にストレーナが設置される。
特開2006−144377公報
ドレイン本体および防水層押えは、共に側面形状がL形状をなし、防水層はそのL形状に沿うようにドレイン本体の内面に敷き込まれ、この防水層の上にL形状の防水層押えが重ね合わされ、この防水層押えがボルトを介してドレイン本体に締結されることで防水層がドレイン本体に密着する。
L形状をなすドレイン本体の屈曲部内面、およびL形状をなす防水層押えの屈曲部外面はそれぞれ円弧状の曲面であるが、一般に、そのドレイン本体の屈曲部内面の曲率半径に対して防水層押えの屈曲部外面の曲率半径の方が大きくなっている。これは、防水層押えの屈曲部外面の曲率半径がドレイン本体の屈曲部内面の曲率半径よりも小さいと、防水層押えの屈曲部外面がドレイン本体の屈曲部内面に線接触して防水層押えの外面の全体をドレイン本体の内面に面接触させることができなくなり、また防水層押えの屈曲部外面の曲率半径が鋭角的に小さと、防水層を押圧したときにその防水層を損傷してしまう恐れがあるからである。
しかしながら、防水層押えの屈曲部外面の曲率半径がドレイン本体の屈曲部内面の曲率半径より大きいと、ドレイン本体の内面に防水層押えを重ね合わせたときに、その双方の屈曲部間に隙間が生じ、その部分では防水層がトレイン本体に密着せず、その防水層の内側に雨水が浸透してしまう恐れがある。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、防水層押えの屈曲部外面の曲率半径がドレイン本体の屈曲部内面の曲率半径よりも大きくても、防水層をそのトレイン本体の屈曲部内面に的確に密着させて防水層内側への雨水の浸透を確実に防止することができる雨水排水用のルーフドレインを提供することにある。
この発明は、建屋のスラブのコーナー部に据え付けられ、雨水を通過させる排水口を有したL形状のドレイン本体と、前記スラブから前記ドレイン本体の前記排水口を除く部分の内面に渡って張られる防水層と、前記ドレイン本体の内面の上に前記防水層を挟んで配置されるL形状の防水層押えと、前記防水層押えを前記ドレイン本体に締め付けて固定する締結手段とを具備する雨水排水用のルーフドレインにおいて、前記L形状の防水層押えの屈曲部の外面には弾性材からなる押し部材が設けられ、前記締結手段により前記防水層押えが前記ドレイン本体に締結されるときの締め付け力で前記押し部材が変形し、その変形で前記L形状のドレイン本体の屈曲部の内面に張られている部分の防水層がそのドレイン本体の屈曲部の内面に密着するように押圧されることを特徴としている。
この発明のルーフドレインによれば、防水層押えの屈曲部外面の曲率半径がドレイン本体の屈曲部内面の曲率半径よりも大きくても、防水層押えの屈曲部外面の押し部材で防水層をドレイン本体の屈曲部内面に的確に密着させて防水層内側への雨水の浸透を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には、建屋の屋上を構成するコンクリートスラブのコーナー部に据え付けられたルーフドレイン1の正面図を、図2には図1中のA−A線に沿う断面図を、図3には同じくB−B線に沿う断面図をそれぞれ示してある。
ルーフドレイン1はドレイン本体2を有し、このドレイン本体2は底面部4と直立部5とからなるL形状をなし、直立部5から底面部4に渡る部分に排水口6が形成され、さらに直立部5の背面に前記排水口6に連なる円形の排水筒8が一体に突出形成されている。
排水口6の下側両側部には、図2に示すようにボス11(一方のみ図示)が一体に形成され、これらボス11にボルト12が取り付けられている。これらボルト12はドレイン本体2の内側からその斜め外方に向けて突出するようにボス11に取り付けられている。
ドレイン本体2は、底面部4がコンクリートスラブの床部表面に沿い、直立部5がコンクリートスラブの側壁表面に沿うように据え付けられている。そしてコンクリートスラブの側壁を貫通してドレイン本体2の排水筒8に排水管14が挿入接続され、ドレイン本体2の内側に流れ込んだ雨水がその排水管14を通して所定の排水部に排出される。
コンクリートスラブの上には、その床部表面から側壁表面に渡るほぼ全体にシート状の防水層18が張られ、この防水層18の一部でドレイン本体2の内面が覆われている。この防水層18には、図2に示すようにドレイン本体2の排水口6に対向する部分に開口19が形成され、この開口19の周辺部分が底面部4および直立部5に重ね合わされている。
ドレイン本体2の上には、図2および図3に示すように側面形状がL形状の防水層押え21が設置されている。図4には防水層押え21を反転した外観を示してある。この防水層押え21には、ドレイン本体2の排水口6に対向する開口22が形成されている。この開口22の両側部にはボス23が一体に形成され、これらボス23に前記ボルト12が貫挿され、これらボルト12にナット24が螺着され、これらナット24で防水層押え21が締め付けられ、この締め付けで防水層18の開口19の周辺部がドレイン本体2に密着するように押え付けられている。
防水層押え21の上には、雨水中の枯草や小枝などの異物を捕捉するためのストレーナ26が設置されている。このストレーナ26は図1および図2に示すねじ27により防水層押え21に脱着可能に取り付けられている。
図5には防水層押え21をドレイン本体2に取り付ける前の状態を示してあり、L形状をなすドレイン本体2の屈曲部の内面2a、およびL形状をなす防水層押え21の屈曲部の外面21bはそれぞれ円弧状の曲面となっており、防水層押え21の屈曲部外面21bの曲率半径がドレイン本体2の屈曲部内面2bの曲率半径よりも大きくなっている。
そしてこの防水層押え21の屈曲部の外面21bにゴムなどの弾性材からなる押し部材30が貼り付けられている。この押し部材30は図4に示すように例えば蒲鉾状をなし、防水層押え21の幅方向に沿う屈曲部のほぼ全長区間に渡って延びるように取り付けられている。
防水層押え21がドレイン本体2に取り付けられる前の図5の状態では押し部材30が自由状態にあり、この状態から防水層押え21が図2に示すナット24でドレイン本体2に締め付けられることにより、前記押し部材30がその締め付け力で弾性的に変形し、この弾性変形で図2および図3に示すように防水層18がドレイン本体2の屈曲部内面に押圧され、これにより防水層18がドレイン本体2の屈曲部内面に密着し、防水層18とドレイン本体2の屈曲部内面との間に隙間が生じることがなく、したがって防水層18の内側への雨水の浸透を確実に防止することができる。
また、ドレイン本体2の屈曲部内面に防水層18を弾性材からなる押し部材30で押圧して密着させるため、防水層18が損傷するような恐れもない。
押し部材30は、防水層押え21に予め取り付けておいてもよいが、防水層押え21をドレイン本体2に取り付ける施工の際に、その施工現場で防水層押え21の屈曲部外面に貼り付けて固定するようにしてもよい。この場合、押し部材30に剥離紙付きの接着層を設けておき、施工現場でその剥離紙を剥し取って接着層を露出させ、その接着層で押し部材30を防水層押え21の屈曲部外面に接着して取り付けるような方法を採用することが可能である。
この発明の一実施形態に係るルーフドレインを示す正面図。 図1中のA−A線に沿う断面図。 図2中のB−B線に沿う断面図。 ルーフドレインの防水層押えを反転して示す斜視図。 ルーフドレインの防水層押えをドレイン本体に取り付ける前の状態を示す断面図。
符号の説明
1…ルーフドレイン
2…ドレイン本体
4…底面部
5…直立部
6…排水口
8…排水筒
11…ボス
12…ボルト
14…排水管
18…防水層
19…開口
21…防水層押え
22…開口
23…ボス
24…ナット
26…ストレーナ
30…押し部材

Claims (1)

  1. 建屋のスラブのコーナー部に据え付けられ、雨水を通過させる排水口を有したL形状のドレイン本体と、前記スラブから前記ドレイン本体の前記排水口を除く部分の内面に渡って張られる防水層と、前記ドレイン本体の内面の上に前記防水層を挟んで配置されるL形状の防水層押えと、前記防水層押えを前記ドレイン本体に締め付けて固定する締結手段とを具備する雨水排水用のルーフドレインにおいて、
    前記L形状の防水層押えの屈曲部の外面には弾性材からなる押し部材が設けられ、前記締結手段により前記防水層押えが前記ドレイン本体に締結されるときの締め付け力で前記押し部材が変形し、その変形で前記L形状のドレイン本体の屈曲部の内面に張られている部分の防水層がそのドレイン本体の屈曲部の内面に密着するように押圧されることを特徴とするルーフドレイン。
JP2008002444A 2008-01-09 2008-01-09 ルーフドレイン Pending JP2009162022A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018096112A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 第一機材株式会社 ストレーナ及びルーフドレイン

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