JP2009159591A - 高周波増幅器 - Google Patents

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Hifumi Noto
一二三 能登
Hiroshi Otsuka
浩志 大塚
Koji Yamanaka
宏治 山中
Akira Inoue
晃 井上
Yasunori Tsuyama
祥紀 津山
Shin Chagi
伸 茶木
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Abstract

【課題】広帯域に高調波整合を図ることができて、広帯域で効率を高めることができるとともに、高調波整合に対する設計自由度を高めることができる高周波増幅器を得ることを目的とする。
【解決手段】整合回路3の表面に形成されている配線パターン4が、FET1と電気的に接続されている主線路5と、一端が主線路5と接続されて、主線路5の外側に配置されているオープンスタブ6と、一端が主線路5と接続されて、主線路5の外側に配置されており、FET1から発生する高調波のインピーダンスがショートになる寸法の線路長を有するオープンスタブ7とから構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、マイクロ波やミリ波などの高周波の信号を増幅する高周波増幅器に関するものである。
例えば、以下の特許文献1には、図21に示すような高周波増幅器が開示されている。
図21の高周波増幅器は、主に下記の要素から構成されている。
(1)高周波信号を増幅するFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)51
(2)FET51とワイヤ52で電気的に接続されており、FET51に与える高周波信号(FET51に対する入力信号)、または、FET51から出力された高周波信号を入力し、FET51のインピーダンスを変換する第1の整合回路53
(3)整合回路53とワイヤ57で電気的に接続されており、整合回路53及びFET51のインピーダンスを変換する第2の整合回路58
第1の整合回路53の表面には配線パターン54が形成されており、また、配線パターン54を分割する配線分割切込55が施されることによってオープンスタブ56が形成されている。
なお、オープンスタブ56の長さ方向の寸法は、高調波のインピーダンスがショートとなる寸法になっており、図21の例では、2倍高調波のインピーダンスがショートとなる寸法になっている。
整合回路53,58は、FET51に対するインピーダンス整合を図るため、FET51のインピーダンス変成をそれぞれ実施して、FET51のインピーダンスを所望のインピーダンスに変換する。
以下、高周波信号の基本波と、FET51から発生する2倍波の動作について説明する。
まず、高周波信号の電流は、配線の端部に集中することが知られている。
したがって、基本波に対する高周波信号の電流は、配線パターン54の外側に集中するので、配線分割切込55を避けるように流れ、ワイヤ57及び整合回路58を通って外部に出力される。
オープンスタブ56の長さ方向の寸法は、2倍波に対して1/4波長の寸法となるので、FET51から整合回路53側を見た2倍波インピーダンスはショートになる。
このため、2倍波は整合回路53で反射されて、外部には出力されない。
ところで、FET51の高効率動作を実現するには、高調波のインピーダンスを最適化する必要がある。
理想的には、F級動作の場合、2倍波等の偶高調波をショートする必要がある。逆F級動作の場合、3倍波以上の奇高調波をショートする必要がある(例えば、非特許文献1を参照)。
図21の整合回路53では、オープンスタブ56によって2倍波のインピーダンスをショートに設定することができるので、高周波増幅器の動作をF級動作に近くして、効率を高めることができる。
また、整合回路53で2倍波を反射させることにより、高周波増幅器から外部に漏れる2倍波を少なくすることができる。
これにより、通常外部に設ける高調波フィルタを省略することができるため、コストダウンを図ることができる。
特開2006−197021号公報(段落番号[0023]から[0034]、図1) 井上晃、外4名、「F級および逆F級増幅器の解析」、信学技報、社団法人 電子情報通信学会、TECHNICAL REPORT OF IEICE ED 2003−214、ED2000-231、p.29-35
従来の高周波増幅器は以上のように構成されているので、オープンスタブ56の長さ方向の寸法が、2倍高調波のインピーダンスがショートとなる寸法になっている。しかし、オープンスタブ56が、高周波の電流が集中する配線の端部ではなく、配線の内側に設けているため、広帯域にショートを形成することができない。このため、広帯域に高調波整合を図ることができず、広帯域に高効率な増幅器を得ることが困難であるとともに、高調波の外部漏れを広帯域に抑圧することができない課題があった。
ところで、F級動作におけるFET51の2倍波の最適インピーダンスは理想的にはショートであるが、実際にはFET51の寄生成分やFET51と整合回路53を結ぶワイヤ52の影響でショートからずれることがあり、寄生成分やワイヤ52の影響は周波数が高くなるほど大きくなる。
2倍波の反射位相を変化させるためには、配線分割切込55により形成されるオープンスタブ56の位置を変える必要があるが、オープンスタブ56の寸法は、2倍波において1/4波長であるから、図21を見れば分かるように、変化させることができる位置にはレイアウトの制限がある。したがって、FET51の最適インピーダンスがショートからずれている場合、設計の自由度が小さいなどの課題もあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、広帯域に高調波整合を図ることができて、広帯域で効率を高めることができるとともに、高調波整合に対する設計自由度を高めることができる高周波増幅器を得ることを目的とする。
この発明に係る高周波増幅器は、整合回路の表面に形成されている配線パターンが、トランジスタと電気的に接続されている主線路と、一端が主線路と接続されて、主線路の外側に配置されている第1のオープンスタブと、一端が主線路と接続されて、主線路の外側に配置されており、トランジスタから発生する高調波のインピーダンスがショートになる寸法の線路長を有する第2のオープンスタブとから構成されているようにしたものである。
この発明によれば、整合回路の表面に形成されている配線パターンが、トランジスタと電気的に接続されている主線路と、一端が主線路と接続されて、主線路の外側に配置されている第1のオープンスタブと、一端が主線路と接続されて、主線路の外側に配置されており、トランジスタから発生する高調波のインピーダンスがショートになる寸法の線路長を有する第2のオープンスタブとから構成されているので、広帯域に高調波整合を図ることができて、広帯域で効率を高めることができるとともに、高調波整合に対する設計自由度を高めることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)1は入力信号である高周波信号を増幅し、増幅後の高周波信号を整合回路3に出力する。あるいは、整合回路3から出力された高周波信号を入力し、その高周波信号を増幅する。
整合回路3はFET1とワイヤ2で電気的に接続されている配線パターン4が表面に形成されており、FET1のインピーダンスを変換する。
整合回路3の表面に形成されている配線パターン4は、FET1とワイヤ2で電気的に接続されている主線路5と、一端が主線路5と接続されて、主線路5の外側に配置されている第1のオープンスタブ6と、一端が主線路5と接続されて、主線路5の外側に配置されており、FET1から発生する2倍波(高調波)のインピーダンスがショートになる寸法の線路長を有する第2のオープンスタブ7とから構成されている。
第2の整合回路9は整合回路3とワイヤ8で電気的に接続されて、整合回路3及びFET1のインピーダンスを変換する。
次に動作について説明する。
整合回路3,9は、FET1に対するインピーダンス整合を図るため、FET1のインピーダンス変成をそれぞれ実施して、FET1のインピーダンスを所望のインピーダンスに変換する。
ここで、図2は図1の整合回路3,9の等価回路を示す等価回路図である。ただし、図2では、説明の簡単化のため、ワイヤ2,8については省略している。
図2における線路(1)は図1のオープンスタブ6、線路(2)は図1の主線路5、線路(3)は図1のオープンスタブ7、線路(4)は図1の整合回路9にそれぞれ対応している。
線路(4)の線路長は、基本波において1/4波長(λ/4)となっている。
また、線路(3)の線路長は、基本波において1/8波長(λ/8)となり、2倍波のインピーダンスはショートとなっている。
基本波の動作について説明する。
図3は基本波における整合回路3,9のインピーダンス変成を示す説明図である。
線路(4)は、基本波において1/4波長の線路長を有しているので、λ/4インピーダンス変成器として動作し、図2の50Ω負荷は、線路(4)によって、Zd@foにインピーダンス変成される。
線路(3)は、基本波においてキャパシタとして作用するので、線路(4)によりインピーダンス変成されたZd@foは定コンダクタンス円上を動き、線路(3)によって、Zc@foにインピーダンス変成される
線路(2)は、基本波においてインダクタとして作用するので、線路(3)によりインピーダンス変成されたZc@foは、インダクタンスが増加する方向に動き、線路(2)によって、Zb@foにインピーダンス変成される。
線路(1)は、基本波においてキャパシタとして作用するので、線路(2)によりインピーダンス変成されたZb@foは、線路(1)によって、最適インピーダンスZa@foにインピーダンス変成される。
次に、FET1から発生する2倍波の動作について説明する。
図4は2倍波における整合回路3,9のインピーダンス変成を示す説明図である。
線路(3)は、2倍波においてインピーダンスがショートとなる線路長を有しているので、Zc@2foはショートである。
ショートであるZc@2foは、線路(2)のインダクタの作用によって、Zb@2foにインピーダンス変成される。
線路(2)によりインピーダンス変成されたZb@2foは、線路(1)のキャパシタの作用により最適インピーダンスZa@2foにインピーダンス変成される。
つまり、整合回路3,9では、線路(3)により形成された2倍波ショートをインピーダンス変成することで高調波整合を行っており、基本波及び二倍波の双方に対して整合をとることができる。
なお、2倍波(2fo)のショートを形成する線路(3)は、上述したように、図1のオープンスタブ7に対応しており、図1のオープンスタブ7は、高周波の電流が集中する主線路5の外側に配置されているので、広帯域にショートを形成することができる。
整合回路3は、広帯域に形成したショートをインピーダンス変成するので、広帯域に高調波整合をとることができ、広帯域に増幅器の効率を高めることができる。
また、広帯域にショートを形成しているので、FET1から生じる2倍波を広帯域に反射することができ、増幅器から外部に漏れる2倍波を広帯域に抑制することができる。
また、整合回路3,9は、図4を見ると分かるように、2倍波(2fo)の最適インピーダンスがショートからずれていても、線路(1)の線路長を調整することにより、容易に整合をとることができる。
線路(1)の線路長はレイアウトの制限が小さいので、整合回路3の設計自由度は大きい。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、整合回路3の表面に形成されている配線パターン4が、FET1と電気的に接続されている主線路5と、一端が主線路5と接続されて、主線路5の外側に配置されているオープンスタブ6と、一端が主線路5と接続されて、主線路5の外側に配置されており、FET1から発生する高調波のインピーダンスがショートになる寸法の線路長を有するオープンスタブ7とから構成されているので、広帯域に高調波整合を図ることができて、広帯域で効率を高めることができるとともに、高調波整合に対する設計自由度を高めることができる効果を奏する。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
オープンスタブ10は図1のオープンスタブ7に相当するオープンスタブである。
上記実施の形態1では、線路幅が均一のオープンスタブ7を主線路5に接続しているものについて示したが、図5に示すように、オープンスタブ10における先端部分10aの線路幅を、主線路5に対する接続部分10bの線路幅より広くするようにしてもよい。
この場合、オープンスタブ10の接続部分10bの特性インピーダンスが高くなり、オープンスタブ10の先端部分10aの特性インピーダンスが低くなる。
このように、オープンスタブ10における先端部分10aの線路幅を、主線路5に対する接続部分10bの線路幅より広くすることにより、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができるほか、回路の小型化を図ることができる効果を奏する。
この実施の形態2では、オープンスタブ10における先端部分10aの線路幅を、主線路5に対する接続部分10bの線路幅より広くするものについて示したが、オープンスタブ6における先端部分の線路幅を、主線路5に対する接続部分の線路幅より広くするようにしてもよい。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
オープンスタブ6aは図1のオープンスタブ6に相当するオープンスタブである。
オープンスタブ6bはオープンスタブ6aと同じ線路長を有しており、主線路5に対してオープンスタブ6aと対称に配置されている。
オープンスタブ7aは図1のオープンスタブ7に相当するオープンスタブである。
オープンスタブ7bはオープンスタブ7aと同じ線路長を有しており、主線路5に対してオープンスタブ7aと対称に配置されている。
上記実施の形態1,2では、図中、主線路5の上側だけにオープンスタブ6,7,10を配置しているものについて示したが、図6に示すように、主線路5に対して、オープンスタブ6a,7aとオープンスタブ6b,7bを対称に配置するようにしてもよい。
これにより、上記実施の形態1,2と同様の効果を得ることができるほか、主線路5の電流分布を対称にすることができるため、FET1を均一に動作させることができる効果を奏する。
図7から図11はこの発明の実施の形態3による他の高周波増幅器を示す構成図である。
上記実施の形態2では、オープンスタブ10の形状が凸型であるものを示したが、例えば、オープンスタブ10の先端部分10aである低特性インピーダンス線路の形状をテーパ型、扇形、鉤型、L型などにしてもよい。
これにより、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができるほか、回路の小型化を図ることができるとともに、2倍波のインピーダンスの周波数特性を設計する自由度を高めることができる効果を奏する。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
オープンスタブ11は図1のオープンスタブ6に相当する第1のオープンスタブであるが、オープンスタブ11の形状がL字形である点で、図1のオープンスタブ6と相違している。
オープンスタブ12は図1のオープンスタブ7に相当する第2のオープンスタブであるが、オープンスタブ12の形状がL字形である点で、図1のオープンスタブ7と相違している。
なお、オープンスタブ11の先端とオープンスタブ12の先端が、互いに向かい合う方向に配置されている。
上記実施の形態1では、主線路5の外側にオープンスタブ6,7を配置しているものについて示したが、図12に示すように、主線路5の外側にL字形のオープンスタブ11,12を配置するようにしてもよい。
L字形のオープンスタブ11,12を主線路5の外側に配置する場合、オープンスタブ11,12の一部(先端部分)が主線路5に対して平行になるため、オープンスタブ11,12と主線路5が電磁界結合する。
これにより、主線路5の線路幅を電気的に太くすることができるので、主線路5のインピーダンスを低くすることができる。
よって、FET1の近傍に低インピーダンス線路を配置することができるので、基本波に対して広帯域に整合をとることができる効果を奏する。
実施の形態5.
図13はこの発明の実施の形態5による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態1〜4では、オープンスタブ7,7a,10,12が主線路5の端部より中央側(図中、右側)に接続されているものについて示したが、図13に示すように、例えば、オープンスタブ10が主線路5の端部5aに接続されているようにしてもよい。
このように、オープンスタブ10を主線路5の端部5aに接続することで、整合回路9と主線路5を接続するワイヤ8の打ち位置の自由度を高くすることができる。
ワイヤ8の打ち位置の自由度が高くなれば、2倍波インピーダンスと基本波インピーダンスの調整の簡単化を図ることができる効果を奏する。
なお、図13の例では、オープンスタブ11についても、主線路5の端部5bに接続されている。
このように、オープンスタブ11を主線路5の端部5bに接続することで、FET1と主線路5を接続するワイヤ2の打ち位置の自由度を高くすることができる。
ワイヤ2の打ち位置の自由度が高くなれば、2倍波インピーダンスと基本波インピーダンスの調整の簡単化を図ることができる効果を奏する。
実施の形態6.
図14はこの発明の実施の形態6による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図13と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
オープンスタブ11aは図12のオープンスタブ11に相当するオープンスタブである。
オープンスタブ11bはオープンスタブ11aと同じ線路長を有しており、主線路5に対してオープンスタブ11aと対称に配置されている。
上記実施の形態5では、図中、主線路5の上側だけにオープンスタブ11を配置しているものについて示したが、図14に示すように、主線路5に対して、オープンスタブ11aとオープンスタブ11bを対称に配置するようにしてもよい。
これにより、上記実施の形態5と同様の効果を得ることができるほか、FET1の近くに配置されたオープンスタブ11a,11bによって、FET1を均一に動作させることができる効果を奏する。
実施の形態7.
図15はこの発明の実施の形態7による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図12と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
オープンスタブ12aは図12のオープンスタブ12に相当するオープンスタブである。
オープンスタブ12bはオープンスタブ12aと同じ線路長を有しており、主線路5に対してオープンスタブ12aと対称に配置されている。
上記実施の形態4では、図中、主線路5の上側だけにオープンスタブ11,12を配置しているものについて示したが、図15に示すように、主線路5に対して、オープンスタブ11a,12aとオープンスタブ11b,12bを対称に配置するようにしてもよい。
これにより、上記実施の形態4と同様の効果を得ることができるほか、主線路5の電流分布を対称にすることができるため、FET1を均一に動作させることができる効果を奏する。
なお、オープンスタブ11a(11b)の先端とオープンスタブ12a(12b)の先端が、互いに向かい合う方向に配置されていればよいので、図16及び図17に示すように、主線路5からオープンスタブ11a,12a(11b,12b)の先端までの距離が異なっていてもよい。
図16及び図17の増幅器は、オープンスタブ11a,11bの長さに対して、レイアウトの制限を小さくすることができる。
実施の形態8.
図18はこの発明の実施の形態8による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図15と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
整合回路3の表面には、図15の配線パターン4に相当する配線パターン4a,4b,4c,4dが並列に配置されている。
上記実施の形態1〜7では、整合回路3の表面に配線パターン4が1つだけ形成されているものについて示したが、例えば、図18に示すように、整合回路3の表面に複数の配線パターン4a,4b,4c,4dを並列に配置するようにしてもよい。
これにより、上記実施の形態1〜7と同様の効果を得ることができるほか、ゲート幅の大きいFET1にも対応することができるようになり、高出力電力を得ることができる効果を奏する。
実施の形態9.
図19はこの発明の実施の形態9による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図18と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
配線パターン4b,4cを構成しているオープンスタブ12c,12dは、図18のオープンスタブ12a,12bに相当するオープンスタブであるが、配線パターン4b,4cを構成しているオープンスタブ12c,12dの線路幅は、配線パターン4a,4dを構成しているオープンスタブ12a,12bの線路幅と異なっている。
通常、整合回路3の外側に配置される配線パターン4a,4dのインピーダンスと、内側に配置される配線パターン4b,4cのインピーダンスは異なる。
即ち、整合回路3の外側に配置される配線パターン4a,4dは、フリンジングの容量が入るため、内側の配線パターン4b,4cよりインピーダンスが低くなる。
そこで、この実施の形態9では、配線パターン4b,4cを構成しているオープンスタブ12c,12dの線路幅を配線パターン4a,4dを構成しているオープンスタブ12a,12bの線路幅よりも太くして、配線パターン4b,4cのインピーダンスを下げることにより、配線パターン4a,4b,4c,4dのインピーダンスを等しくしている。
この実施の形態9では、配線パターン4a,4b,4c,4dを構成しているオープンスタブの線路幅を、当該配線パターンの配置位置によって変えることにより、配線パターン4a,4b,4c,4dのインピーダンスを等しくしているので、FET1を均一に動作させることができる効果を奏する。
この実施の形態9では、オープンスタブ12c,12dの線路幅をオープンスタブ12a,12bの線路幅と変えているものについて示したが、主線路5や、オープンスタブ11a,11bの線路幅を変えることでも、同様の効果を得ることができる。
また、配線パターンの位置によってオープンスタブの線路幅を変えることに加えて、配線パターン内で主線路5に対して対称に配置されているオープンスタブの線路幅を非対称にすることにより、主線路内の電流分布を対称にして、FET1の均一動作を一層図ることもできる。
例えば、オープンスタブ11bは、隣の配線パターンに隣接しているため、オープンスタブ12aとオープンスタブ12bの電気的な見え方は異なる。しかし、電気的な見え方が等しくなるように,オープンスタブ12bの線路幅を変えることにより、主線路5内の電流分布を対称にすることができる。
したがって、配線パターン内でもFET1の均一動作を図ることができる。同じようにオープンスタブ12cの線路幅を変えることでも同様の効果が得られる。
ここでは、配線パターンの位置によってオープンスタブの線路幅を変えるものについて示したが、配線パターンの位置によってオープンスタブの線路長を変えるようにしてもよく、同様の効果を奏することができる。
実施の形態10.
図20はこの発明の実施の形態10による高周波増幅器を示す構成図であり、図において、図19と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
アイソレーション抵抗13は複数の配線パターンの間に配置されている。
上記実施の形態8,9では、整合回路3の表面に複数の配線パターン4a,4b,4c,4dが並列に配置されているものについて示したが、図20に示すように、複数の配線パターンの間にアイソレーション抵抗13を配置するようにしてもよい。
このように、アイソレーション抵抗13を配置することにより、ループ発振を防止して、増幅器を安定的に動作させることができる効果を奏する。
実施の形態11.
上記実施の形態1〜10では、オープンスタブ7の線路長が、高周波信号に含まれている2倍波のインピーダンスがショートになる寸法であるものについて示したが、この実施の形態11では、オープンスタブ7の線路長がn(nは整数)倍高調波の1/(4n)波長と実質的に等しいものとする。
オープンスタブ7の長さ寸法が3倍高調波に実質的に等しい場合について説明する。
オープンスタブ7は、主線路5の外側に配置されているので、3倍波に対して広帯域にショートを形成することができる。
その後のインピーダンス変成は、図4で示した2倍波のときのインピーダンス変成と同様である。
3倍波に対して広帯域に整合が取れるので、広帯域に高効率な増幅器を実現することができる。また、2倍波のときと同様に、増幅器から外部への3倍波の漏れを広帯域に抑制することができる。
ここでは、3倍波に対する説明を行ったが、n倍波に対しても、オープンスタブ7の長さ寸法を1/(4n)波長とすることにより、3倍波のときと同様に、増幅器から外部へのn倍波の漏れを広帯域に抑制することができる。
また、上記実施の形態1〜10においても、オープンスタブの長さ寸法を1/(4n)波長とすることにより、n倍波に対して同様の効果が得られる。
なお、実施の形態1〜11では、増幅器の入力整合回路を例にして説明を行ったが、本発明は出力整合回路に適用することも可能であり、同様の効果を得ることができる。
この発明の実施の形態1による高周波増幅器を示す構成図である。 図1の整合回路3,9の等価回路を示す等価回路図である。 基本波における整合回路3,9のインピーダンス変成を示す説明図である。 2倍波における整合回路3,9のインピーダンス変成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による他の高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による他の高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による他の高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による他の高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による他の高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態5による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態6による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態7による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態7による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態7による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態8による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態9による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態10による高周波増幅器を示す構成図である。 従来の高周波増幅器を示す構成図である。
符号の説明
1 FET(トランジスタ)、2,8 ワイヤ、3 整合回路、4 配線パターン、5 主線路、5a,5b 主線路の端部、6,6a,6b,11,11a,11b オープンスタブ(第1のオープンスタブ)、7,7a,7b,10,12,12a,12b,12c,12d オープンスタブ(第2のオープンスタブ)、9 整合回路(第2の整合回路)、13 アイソレーション抵抗(抵抗)。

Claims (11)

  1. 入力信号を増幅するトランジスタと、上記トランジスタと電気的に接続されている配線パターンが表面に形成されており、上記トランジスタのインピーダンスを変換する整合回路とを備えた高周波増幅器において、上記整合回路の表面に形成されている配線パターンは、上記トランジスタと電気的に接続されている主線路と、一端が上記主線路と接続されて、上記主線路の外側に配置されている第1のオープンスタブと、一端が上記主線路と接続されて、上記主線路の外側に配置されており、上記トランジスタから発生する高調波のインピーダンスがショートになる寸法の線路長を有する第2のオープンスタブとから構成されていることを特徴とする高周波増幅器。
  2. 上記整合回路と電気的に接続されて、上記整合回路及びトランジスタのインピーダンスを変換する第2の整合回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の高周波増幅器。
  3. 第1及び第2のオープンスタブのうち、少なくとも一方のオープンスタブにおける先端部分の線路幅が、主線路に対する接続部分の線路幅より広くなっていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の高周波増幅器。
  4. 第1及び第2のオープンスタブの形状がL字形であり、上記第1のオープンスタブの先端と上記第2のオープンスタブの先端が、互いに向かい合う方向に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の高周波増幅器。
  5. 第1及び第2のオープンスタブのうち、少なくとも一方のオープンスタブが主線路の端部に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の高周波増幅器。
  6. 第1のオープンスタブと線路長が同じオープンスタブが、主線路に対して上記第1のオープンスタブと対称に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の高周波増幅器。
  7. 第1のオープンスタブと線路長が同じオープンスタブが、主線路に対して上記第1のオープンスタブと対称に配置され、第2のオープンスタブと線路長が同じオープンスタブが、上記主線路に対して上記第2のオープンスタブと対称に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の高周波増幅器。
  8. 整合回路の表面に形成されている配線パターンが複数並列に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の高周波増幅器。
  9. 複数の配線パターンを構成している第2のオープンスタブの線路幅又は線路長が、当該配線パターンの配置位置によって異なることを特徴とする請求項8記載の高周波増幅器。
  10. 複数の配線パターンの間に抵抗が配置されていることを特徴とする請求項8または請求項9記載の高周波増幅器。
  11. 第2のオープンスタブの線路長がn(nは整数)倍高調波の1/(4n)波長と実質的に等しいことを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の高周波増幅器。
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