JP2009152252A - 部品取り出し順序決定方法、部品取り出し順序決定装置及び部品実装機 - Google Patents

部品取り出し順序決定方法、部品取り出し順序決定装置及び部品実装機 Download PDF

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Abstract

【課題】トレイに収納されている部品を取り出して基板へ実装する場合に、実装時間の短縮を図った部品取り出し順序決定方法を提供する。
【解決手段】複数の部品を装着ヘッドが基板へ装着する部品実装機において、トレイに収納されている部品の取り出し順序を決定する部品取り出し順序決定方法であって、少なくとも1つの部品をトレイから吸着して基板へ装着する各タスクにおいて装着ヘッドによるトレイからの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間と、トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置とを取得する取得ステップ(S102)と、取得ステップで取得された取り出し許容時間と、トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間とに基づいて、各タスクで吸着される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する決定ステップ(S103)とを含む。
【選択図】図10

Description

本発明は、基板に部品を実装することにより実装基板を生産する部品実装機において、トレイからの部品取り出し順序を決定する部品取り出し順序決定方法等に関するものである。
基板に部品を実装することにより実装基板を生産する部品実装機において、部品カセットに収納できない部品等、例えば、大型のコネクタ等の部品は、格子状に区画されたトレイに収納して供給される。このようなトレイに収納した部品を供給する装置をトレイ部品供給装置という。このトレイ部品供給装置では、複数の部品を収納した複数のトレイが段状に重ねられて保持される。そして、重ねられて保持された複数のトレイの中から、必要に応じて1枚のトレイが引き出される。その結果、トレイの格子状に区画された部分(ポケット)に収納されている部品を、装着ヘッドにより取り出すことが可能となる。
このようなトレイ部品供給装置から供給される部品を基板へ実装する際には、事前に所望の部品が収納されているトレイの段数を指定することで、装着ヘッドが指定された段数のトレイから部品を取り出すように制御される。
また、従来、トレイの段数を、実際の段数ではなく、仮想的な段数を利用することで、同一の段数に複数のトレイを収納した場合でも、間違えることなく部品を装着することが可能となる方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−53692号公報
しかしながら、上記従来の方法では、部品を取り出すトレイを指示することができるが、トレイのどのポケットに収納されている部品を取り出すかまでは指示することができない。つまり、部品実装機が実際に部品を取り出すときまで、どのポケットに収納されている部品を取り出すかはわからない。
また、トレイに収納されている部品を取り出す場合に、基板から遠い側のポケットに収納されている部品を取り出すときと、基板から近い側の部品を取り出すときとでは、装着ヘッドの移動距離が異なるため、部品の取り出しに要する時間も異なる。つまり、基板から遠い側のポケットに収納されている部品を取り出す方が、部品の取り出しに要する時間が長くなる。
このような状況において、場合によっては、装着ヘッドがトレイに収納されている部品を不適切な位置のポケットから取り出すことで、部品の実装時間が当初の想定より長くなってしまうという問題が起こり得る。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、トレイに収納されている部品を取り出して基板へ実装する場合に、実装時間の短縮を図った部品取り出し順序決定方法等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における部品実装時間シミュレーション方法は、部品を収納するトレイから供給される複数の部品を装着ヘッドが基板へ装着する部品実装機において、前記トレイに収納されている部品の取り出し順序を決定する部品取り出し順序決定方法であって、前記装着ヘッドが部品を吸着し、吸着した部品を前記基板へ装着するまでの1サイクルの動作をタスクとした場合、少なくとも1つの部品を前記トレイから吸着して基板へ装着する各タスクにおいて前記装着ヘッドによる前記トレイからの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置とを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得された取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間とに基づいて、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、タスクごとの許容時間に応じてトレイ識別子及び収納位置が指定されたトレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置が決定されるので、実装時間の短縮を図ることが可能となる。つまり、トレイからの部品取り出し時間が長くなることが、実装時間を長くすることにつながるような場合に、できる限り、取り出し時間が長くならないように、トレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定することで、実装時間の短縮を図ることができる。
また、このようにトレイ識別子及び収納位置を事前に決定し、部品実装機に指示することで、想定通りの実装時間で実際の部品実装を終了させること、つまり、実装時間のシミュレーションの精度を向上させるという効果も期待できる。
また、前記部品実装機は、1枚の基板に対して複数の装着ヘッドが交互に部品を実装する部品実装機であって、前記部品取り出し順序決定方法は、さらに、対向する装着ヘッドのタスクの所要時間に基づいて前記各タスクの取り出し許容時間を算出する算出ステップを含み、前記取得ステップでは、前記算出ステップで算出された取り出し許容時間を取得し、前記決定ステップでは、前記取り出し許容時間が予め定められた時間よりも長い場合に前記トレイの基板から遠い側に収納されている部品を取り出し、前記取り出し許容時間が前記予め定められた時間よりも短い場合に前記トレイの基板から近い側に収納されている部品を取り出すように、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定することが好ましい。
これにより、対向する装着ヘッドとの関係において、トレイからの部品の取り出し時間を短くすることで実装時間を短くすることも可能な場合に、基板から近い側の収納位置に収納されている部品を取り出すようにトレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定することで、実装時間の短縮を図ることが可能となる。
一方、対向する装着ヘッドとの関係において、トレイからの部品の取り出し時間を長くしても実装時間に影響を及ぼさない場合には、基板から遠い側の収納位置に収納されている部品を取り出すように、トレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定することで、実装時間の短縮が可能なタスクが、基板から近い側の部品を取り出せる可能性を高めることができる。
また、前記部品実装機は、1枚の基板に対して複数の装着ヘッドが交互に部品を実装する部品実装機であって、前記部品取り出し順序決定方法は、さらに、対向する装着ヘッドのタスクの所要時間に基づいて前記各タスクの取り出し許容時間を算出する算出ステップを含み、前記取得ステップでは、前記算出ステップで算出された取り出し許容時間を取得し、前記決定ステップでは、前記取得ステップで取得された取り出し許容時間が短いタスクから順に前記トレイの基板から最も近い位置に収納されている部品を取り出すように、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定することが好ましい。
これにより、対向する装着ヘッドとの関係において、トレイからの部品の取り出し時間を短くすることで実装時間を短くする効果が大きいタスクほど、装着ヘッドが基板から近い側の収納位置に収納されている部品を取り出す。つまり、部品の取り出し時間を短くできるようにトレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定することで、実装時間の短縮を図ることが可能となる。
また、前記算出ステップでは、同一タスクにおいて複数の前記トレイから部品を取り出す場合のトレイの準備時間と、同一タスクにおいて前記トレイと部品カセットの双方から部品を取り出す場合の前記部品カセットからの部品の吸着時間とを考慮して前記取り出し許容時間を算出することが好ましい。
これにより、トレイから取り出す部品の収納位置に関わりなく、固定的に消費される時間を許容時間から排除することが可能となり、より目的にかなった許容時間を算出することが可能となる。
また、前記決定ステップでは、同一タスクにおいて同一トレイから連続して吸着される部品が複数ある場合に、前記吸着される部品の吸着される順番が2番目以降の部品については、直前に吸着された部品の収納位置からの前記装着ヘッドの移動距離が最小となる収納位置に収納されている部品を取り出すように、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定することが好ましい。
これにより、同一トレイから連続して部品を取り出すタスクにおいて、互いに離れた位置から部品を取り出す可能性を低くすることができ、部品取り出しに要する時間を短縮することが可能となる。その結果、実装時間の短縮を図ることが可能となる。
なお、本発明は、このような部品取り出し順序決定方法に含まれるステップを手段とする部品取り出し順序決定装置又は部品実装機として実現することもできる。また、部品取り出し順序決定方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができる。
本発明により、トレイから供給される部品を基板に実装する部品実装機において、実装時間の短縮を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における部品実装機について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における部品実装機の構成を示す外観図である。この部品実装機100は、上流から回路基板(以下、単に基板という)200を受け取り、その基板200に対して、部品供給部115a、115bから供給される部品を実装し、その部品が実装された基板200を下流側に送り出す。なお、部品実装機100によって部品が実装された基板200を、以下、実装基板という。また、部品実装機100が備える2つの部品供給部115a、115bには、2種類の供給形態があり、部品カセットに収納されている部品を供給するカセット部品供給部130とトレイに収納されている部品を供給するトレイ部品供給部140がある。
なお、本実施の形態では、カセット部品供給部とトレイ部品供給部が部品実装機に備えられる事例について説明するが、本発明が適用される部品実装機は、このような部品実装機に限定されるものではない。例えば、カセット部品供給部が備えていない部品実装機であっても本発明を適用可能である。
図2は、部品実装機100内部の主要な機械的構成を示す平面図である。この部品実装機100は、基板200に対して部品を実装する2つの実装ユニット110a、110bと、基板200を搬送するための一対の基板搬送レール122a、122bとを備える。2つの実装ユニット110a、110bは、協調して基板搬送レール122a、122b上にある基板200に対して部品を実装する。
実装ユニット110aと実装ユニット110bは、それぞれ同様の構成を有している。つまり、実装ユニット110a及び110bは、それぞれ、部品供給部115a、115b、部品認識カメラ116a、116b、ヘッド112a、112bを備える。
ここで、実装ユニット110aの詳細な構成について説明する。
部品供給部115aは、部品テープを収納する複数の部品カセット131の配列、つまり、カセット部品供給部130からなる。部品供給部115aの各部品カセット131は、基板200の搬送方向(X軸方向)に沿って配列している。なお、部品テープとは、例えば、同一部品種の複数の部品がテープ(キャリアテープ)上に並べられたものであり、リール等に巻かれた状態で供給される。また、部品テープに並べられる部品は、例えばチップ部品であって、具体的には0402チップ部品や1005チップ部品等である。
ヘッド112aは、例えばマルチ装着ヘッドと呼ばれるヘッドであって、X軸方向及びY軸方向へ自在に動くことができる。また、ヘッド112aは複数の吸着ノズル(以下、単にノズルという)を備えることができ、部品供給部115aから例えば10個の部品を吸着して基板200に装着することができる。
基板搬送レール122a、122bは、それぞれX軸方向に対して平行となるように配置されている。ここで、基板搬送レール122aは固定され、基板搬送レール122bは、搬送される基板200のサイズ(幅)に応じてY軸方向に移動する。部品実装機100に搬入された基板200は、一対の基板搬送レール122a、122b上に沿って搬送されてストッパー等により停止される。
部品認識カメラ116aは、ヘッド112aに吸着された部品を撮影し、その部品の形状や吸着状態を2次元又は3次元的に検査するために用いられる。また、部品認識カメラ116aは、部品供給部115aにおけるX軸方向に沿った中央付近に配置されている。
次に、実装ユニット110bの詳細な構成について、実装ユニット110aと異なる点を中心に説明する。
部品供給部115bは、部品供給部115aと同様のカセット部品供給部130と格子状に区画されたトレイ141に収納されている部品を供給するトレイ部品供給部140からなる。トレイ部品供給部140が備えるトレイ141に収納される部品は、例えば部品テープ上には並べることのできない部品であって、具体的には、コネクタやスイッチ等の大型の部品である。なお、本実施の形態においては、トレイ部品供給部は片方のユニットに備えられているが、両方のユニットに備えられてもよい。
上記の部品供給部115bの一部が異なる点を除いて、実装ユニット110bの構成は、実装ユニット110aの構成と同様である。
このように構成された部品実装機100では、ヘッド112aは、部品供給部115aから供給される部品を吸着して基板200に移動し、吸着している部品をその基板200の各実装点に装着し、部品供給部115aに移動するという一連の動作を繰り返し実行する。一方、ヘッド112bも同様に、部品供給部115bから供給される部品を吸着して基板200に移動し、吸着している部品をその基板200の各実装点に装着し、部品供給部115bに移動するという一連の動作を繰り返し実行する。これらのヘッド112a、112bの動作は、ヘッド同士が干渉することがないように、つまり2つのヘッドが同時に基板200へ部品を装着しないように制御される。なお、このように実行される一連の動作、または、1回あたりの一連の動作でヘッドに吸着される部品群を、以下、タスクという。また、実装点とは、基板200上の部品が実装されるべき位置である。
図3は、図2で示されたトレイ部品供給部140内部の主要な機械的構成を示す断面図である。このトレイ部品供給部140は、トレイ141、トレイ収納部142及びトレイ引出部143を備える。
トレイ141は、格子状に区画されたポケットを有するプレートであり、後述するように区画されたポケットごとに部品が収納される。
トレイ収納部142は、部品を収納した複数のトレイ141をZ軸方向に重ねて収納する。このように収納されている複数のトレイ141を識別するための番号を、トレイ識別子又はトレイ番号という。また、トレイ収納部142は、収納されているトレイ141をZ軸方向に昇降させ、所定の高さに停止させる。
トレイ引出部143は、トレイ収納部142の所定の高さに配置されたトレイ141を、ヘッド112bがトレイ141上に収納されている部品を吸着可能な位置まで、Y軸方向に引き出す。そして、ヘッドが部品の取り出しを終了すると、トレイ引出部143は、引き出されたトレイ141を再びトレイ収納部142に収納する。ここで、トレイ141が引き出される量、つまり、引き出し後のトレイ141のY軸方向の先端位置は、部品認識カメラ116bと干渉しないこと等を考慮して決定され、基本的に一定である。
このように構成されたトレイ部品供給部140では、制御部等からの指示に従って、トレイ引出部143がトレイ141を引き出し可能な位置に、トレイ収納部142がトレイ141を昇降させる。そして、トレイ引出部143が、引出可能な位置に配置されたトレイ141を引き出す。その結果、ヘッド112bがトレイ141に収納されている所望の部品を取り出し可能となる。このような、ヘッド112bが所定のトレイ141に収納されている部品を取り出し可能な状態となるまでのトレイ部品供給部140の動作を、以下、トレイ準備動作と呼ぶ。
なお、本実施の形態では、トレイ部品供給部140は、複数のトレイ141を収納しているが、1枚のトレイ141のみを収納してもよい。
図4は、図3で示されたトレイ141の一例を示す平面図である。前述の通り、トレイは格子状に区画されており、区画された部分にそれぞれ凹状のポケット144を有する。1つのポケット144には1つの部品が収納され、ポケット144の大きさや数は収納される部品に応じて決定される。
図4(a)は、3×3に区画されたトレイ141の一例を示す図である。図に示されるように、ポケット144には、トレイ141上の部品の収納位置を示す収納位置番号が設定され、例えば、基板200に近い位置から順に大きくなるように採番される。本図では、Y軸方向の位置を十の位、X軸方向の位置を一の位が示すように採番されている。
図4(b)は、2×4に区画されたトレイ141の一例を示す図である。図4(a)と同様に、ポケット144には、収納位置番号が示されている。そして、図から明らかなように、図4(a)に示されたトレイ141とポケット144の大きさや数が異なる。
このように、トレイ141は、複数のポケット144を備え、複数の部品を収納することが可能である。したがって、ヘッド112bがトレイ141のどのポケット144に収納されている部品を取り出すかによって、ヘッド112bの移動距離が異なる、すなわち、部品を取り出すのに要する時間が異なる。
図5は、部品実装機100の機能構成を示すブロック図である。この部品実装機100は、機構部150、制御部151、表示部152、入力部153、記憶部154、算出部155、取得部156、決定部157、通信部158を備えている。
機構部150は、図2に示されるヘッド112a、112b、部品供給部115a、115b等の機構部品の集合である。
制御部151は、例えば制御プログラムを格納しているメモリやマイコン等からなり、予め設定された実装条件に従って、特に、トレイ141に収納されている部品のトレイ上の収納位置が指定された部品取り出し順序に従って、制御プログラムが機構部150を制御することで、順次搬入されてくる基板200に対して部品を装着し、実装基板を下流に搬出する。
表示部152は、例えば液晶ディスプレイ等で構成されており、記憶部154に格納されているデータを表示したり、部品実装中の実装状況を表示したりする。
入力部153は、例えば操作パネルやキーボード等で構成されており、オペレータからの操作を受け付けて、その操作結果を制御部151等に通知する。
記憶部154は、例えば読み書き可能なメモリ等からなり、収納データ154a、実装点データ154b、実装条件データ154c及び取り出し順序データ154dを格納する記憶手段の一例である。各データの詳細は後述する。
算出部155は、例えばメモリやマイコン等によって実現される処理部であり、実装条件データ154c等を参照することで、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着する各タスクにおいて、ヘッド112bによるトレイ141からの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間を、対向するヘッド112aのタスクの所要時間等に基づいて算出する算出手段の一例である。
取得部156は、例えばメモリやマイコン等によって実現される処理部であり、算出部155で算出された取り出し許容時間と、記憶部154に格納された、トレイ141に収納されている部品ごとのトレイ識別子、収納位置が示された情報である収納データ154aを取得する取得手段の一例である。
決定部157は、例えばメモリやマイコン等によって実現される処理部であり、取得部156により取得された取り出し許容時間及び収納データ154aに基づいて、各タスクで吸着される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する決定手段の一例である。
通信部158は、他の情報端末等と通信を行う処理部であり、例えば、実装点データ154bや実装条件データ154c等を、実装条件を決定する装置等から取得して、それらを記憶部154に格納する。
図6は、図5で示された収納データ154aの一例を示す図である。この収納データ154aは、トレイ141に収納されている部品ごとのトレイ識別子、収納位置が示された情報の一例である。図に示されるように、収納データ154aには、トレイ識別子であるトレイ番号、収納されている部品の部品種、収納位置を一意に示す収納位置番号及び収納されている部品の有無を示す存在フラグが示されている。例えば、収納データ154aは、トレイ番号Z1のトレイに関する情報として、ポケット144が9つ存在し、それぞれ収納位置番号が11、12、13、21、22、23、31、32、33と設定されていることを示す。また、収納データ154aは、トレイ番号Z1に収納されている部品に関する情報として、各ポケット144には部品種c11の部品が収納されていることを示す。
図7は、図5で示された実装点データ154bの一例を示す図である。この実装点データ154bは、通信部158が実装条件を決定する装置等から取得したデータであり、基板200において装着の対象となる全ての部品の実装点に関する情報を示す。1つの実装点piは、部品種ci、X座標xi、Y座標yi、制御データφi、および実装角度θiからなる。ここで、X座標およびY座標は実装点の座標であり、制御データφiは、その部品の装着に関する制約情報、例えば、使用可能なノズルのタイプや、ヘッド112a、112bの最高移動加速度等を示す。実装角度θiは、部品種ciの部品を吸着したノズルが回転すべき角度を示す。
図8は、図5で示された実装条件データ154cの一例を示す図である。この実装条件データ154cは、通信部158が実装条件を決定する装置等から取得したデータであり、ヘッド112a、112bのタスクごとの実装順序等を示す。
例えば、実装条件データ154cは、ヘッド112aの実装順序として、始めに、部品種c1〜c3の部品を含むタスク番号Ta1のタスクが、ステップ番号の順に、カセット部品供給部130の配列番号がA1〜A3の部品カセット131から吸着され、実装点p1〜p3へ装着されることを示す。そして、実装条件データ154cは、ヘッド112aの実装順序として、2番目に、部品種c4〜c6の部品を含むタスク番号Ta2のタスクが、ステップ番号の順に、カセット部品供給部130の配列番号がA4〜A6の部品カセット131から吸着され、実装点p4〜p6へ装着されることを示す。そして、実装条件データ154cは、ヘッド112aの実装順序として、3番目に、部品種c7〜c9の部品を含むタスク番号Ta3のタスクが、ステップ番号の順に、カセット部品供給部130の配列番号がA7〜A9の部品カセット131から吸着され、実装点p7〜p9へ装着されることを示す。
一方、実装条件データ154cは、ヘッド112bの実装順序として、始めに、部品種c11の部品を含むタスク番号Tb1のタスクが、ステップ番号の順に、トレイ番号Z1のトレイ141から吸着され、実装点p11〜p13へ装着されることを示す。そして、実装条件データ154cは、ヘッド112bの実装順序として、2番目に、部品種c14の部品を含むタスク番号Tb2のタスクが、ステップ番号の順に、トレイ番号Z2のトレイ141から吸着され、実装点p14〜p16へ装着されることを示す。そして、実装条件データ154cは、ヘッド112bの実装順序として、3番目に、部品種c17〜c19の部品を含むタスク番号Tb3のタスクが、ステップ番号の順に、トレイ番号Z3及びZ4のトレイ141から吸着され、カセット部品供給部130の配列番号がB1の部品カセット131から吸着され、実装点p17〜p19へ装着されることを示す。
図9は、図5で示された取り出し順序データ154dの一例を示す図である。この取り出し順序データ154dは、決定部157によって決定されたトレイ141からの部品の取り出し順序を示す情報の一例である。図に示されるように、取り出し順序データ154dには、タスク番号及びステップ番号と、部品を取り出すトレイ141のトレイ番号と、ポケット144の位置を表す収納位置番号とが示されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態における部品実装機100の基本的な動作について説明する。
図10は、部品実装機100による、トレイ141から取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置の決定に関わる処理動作を示すフローチャートである。
まず、算出部155は、実装条件データ154c等を参照することで、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着する各タスクにおいて、ヘッド112bによるトレイ141からの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間を、対向するヘッド112aのタスクの所要時間等に基づいて算出する(S101)。
次に、取得部156は、記憶部154に格納された、トレイ141に収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置が示された情報である収納データ154aを取得する(S102)。
そして、決定部157は、ステップS101で算出された取り出し許容時間と、ステップS102で取得された収納データ154aから定まる取り出しに要する時間とに基づいて、トレイ141から取り出して基板200へ装着する部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する(S103)。さらに、決定部157は、ステップS103で決定されたトレイ識別子及び収納位置に基づいて、取り出し順序データ154dを作成し、記憶部154に格納する(S104)。
最後に、制御部151は、ステップS104で作成された取り出し順序データ154d及び実装条件データ154c等に従って、機構部150を制御することで、基板200に対して、指定されたトレイ識別子及び収納位置に収納されている部品を実装し(S105)、処理を終了する。
図11は、算出部155の図10に示すステップS101の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
まず、算出部155は、実装条件データ154c等に従って実装時間のシミュレーションを実行する(S201)。このとき、算出部155は、トレイ141からの部品の取り出しをトレイ141の中央位置から取り出すと仮定して、実装時間のシミュレーションを実行する。
次に、算出部155は、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着するタスクのうち、まだ以下に記述する図11のステップS203〜S205に示す処理が行われていないタスクを選択する(S202)。そして、算出部155は、ステップS201でシミュレーションされた各タスクの所要時間に基づいて、選択されたタスクの部品供給部115bからの部品の吸着開始時刻を取得する(S203)。
続いて、算出部155は、ステップS201でシミュレーションされた実装時間に基づいて、選択されたタスクに対応する対向ヘッド112aのタスクの基板200への部品の装着終了時刻を取得する(S204)。
そして、算出部155は、このようにして取得された吸着開始時刻と装着終了時刻との差分を算出し、算出された時間をタスクの取り出し許容時間とする(S205)。ここで算出された取り出し許容時間は、対向ヘッド112aが基板200へ部品の装着を終了した後に、速やかにヘッド112bが基板200へ部品を装着することを可能とする上限の取り出し時間である。つまり、この取り出し許容時間内でヘッド112bがトレイ141からの部品の取り出しを終了することで、ヘッド112a、112bが、中断することなく基板200へ部品を装着することが可能となる。
そして、算出部155は、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着するタスクの全てについて、許容時間の算出が行われたか否かを判別する(S206)。ここで、全てのタスクで算出が行われていないと判別された場合(S206でNo)、再度ステップS202のタスクの選択から処理が繰り返される。一方、全てのタスクで算出が行われていると判別された場合(S206でYes)、図10に示すステップS102の処理が実行される。
図12は、決定部157の図10に示すステップS103の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
まず、決定部157は、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着するタスクのうち、まだ以下に記述する図12のステップS302〜S306に示す処理が行われていないタスクを選択する(S301)。次に、決定部157は、選択されたタスクの部品吸着の所要時間を、ステップS201で実行された実装時間のシミュレーション結果より取得する(S302)。
そして、決定部157は、選択されたタスクの図10に示すステップS101で算出された取り出し許容時間と、ステップS302で取得された部品吸着の所要時間とを比較する(S303)。
ここで、取り出し許容時間が部品吸着の所要時間よりも長い場合は(S303でYes)、決定部157は、ステップS102で取得された収納データ154aと実装条件データ154cを参照することで、まだ部品の取り出しが決定されていない収納位置に収納されている部品であって、指定されたトレイ識別子が示すトレイ141の基板200から遠い側に収納されている部品、つまり、トレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間が長くなる収納位置に収納されている部品を取り出して基板200へ装着するように、トレイ識別子及び収納位置を決定する(S304)。ここで、基板200から遠い側に収納されている部品とは、まだ部品の取り出しが決定されていないポケット144において、基板200の中心位置とポケット144の中心位置との距離が長い順に並べたときの長い側から数えて過半数までのポケット144に、収納されている部品をいう。具体的には、図4(a)に示すトレイ141において、基板200の中心が図のX軸方向とY軸方向を示す交点に存在し、かつ、全てのポケット144で取り出しが決定されていないとした場合に、収納位置番号33、32、31、23、22が示すポケット144に収納されている部品を、基板200から遠い側に収納されている部品という。
一方、取り出し許容時間の方が部品吸着の所要時間よりも長くない場合は(S303でNo)、決定部157は、ステップS102で取得された収納データ154aと実装条件データ154cを参照することで、まだ部品の取り出しが決定されていない収納位置に収納されている部品であって、指定されたトレイ識別子が示すトレイ141の基板200から近い側に収納されている部品、つまり、トレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間が短くなる収納位置に収納されている部品を取り出して基板200へ装着するように、トレイ識別子及び収納位置を決定する(S305)。ここで、基板200から近い側に収納されている部品とは、まだ部品の取り出しが決定されていないポケット144において、基板200の中心位置とポケット144の中心位置との距離が短い順に並べたときの短い側から数えて過半数までのポケット144に、収納されている部品をいう。
そして、決定部157は、ステップS304又はステップS305で決定されたトレイ識別子及び収納位置が示すトレイ141のポケット144に、部品が存在しないことを示すように、収納データ154aの存在フラグを更新する。
そして、決定部157は、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着するタスクの全てについて、トレイ識別子及び収納位置の決定が行われたか否かを判別する(S307)。ここで、全てのタスクで決定が行われていないと判別された場合(S307でNo)、再度ステップS301のタスクの選択から処理が繰り返される。一方、全てのタスクで決定が行われていると判別された場合(S307でYes)、図10に示すステップS104の処理が実行される。
なお、上記処理動作のステップS301においてタスクを選択する際に、特に選択する順番を指定していないが、特定の順番でタスクを選択するようにしてもよい。例えば、取り出し許容時間と、シミュレーション結果より取得可能な部品吸着の所要時間との差分の絶対値が大きな順に、タスクを選択するようにしてもよい。その結果、取り出し時間短縮による実装時間短縮の効果が大きなタスクほど、より手前側の部品を取り出し可能となり、取り出し時間増加による実装時間増加の影響が小さなタスクほど、より奥側の部品を取り出し可能となる。
図13(a)は、決定部157の図12に示すステップS304の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
まず、決定部157は、図12に示すステップS301で選択されたタスクにおいて、トレイから吸着される部品のうち、まだ以下に記述する図13(a)のステップS403又はS404に示す処理が行われていない部品を吸着順に選択する(S401)。そして、決定部157は、同一タスクにおいて直前に選択された部品と現在選択されている部品が、同一トレイから吸着される部品であるか否かを判別する(S402)。ここで、同一トレイから吸着される部品であると判別された場合(S402でYes)、決定部157は、直前に選択された部品の収納位置からのヘッド112bの移動距離が短くなるような収納位置に収納されている部品であって、まだ部品の取り出しが決定されていない収納位置に収納されている部品をヘッド112bが吸着するように、吸着される部品が収納されるトレイ識別子及び収納位置を決定する(S403)。一方、同一トレイから吸着される部品ではないと判別された場合(S402でNo)、決定部157は、ステップS102で取得された収納データ154aと実装条件データ154cを参照することで、まだ部品の取り出しが決定されていない収納位置に収納されている部品であって、指定されたトレイ識別子が示すトレイ141の基板200から遠い側に収納されている部品、つまり、トレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間が長くなる収納位置に収納されている部品をヘッド112bが吸着するように、吸着される部品が収納されるトレイ識別子及び収納位置を決定する(S404)。なお、ステップS402において、現在選択されている部品がタスクで最初に吸着される部品である場合には、Noと判別される。
そして、決定部157は、選択されたタスクにおいて、トレイから吸着される部品の全てについて、トレイ識別子及び収納位置の決定が行われたか否かを判別する(S405)。ここで、全ての部品で決定が行われていないと判別された場合(S405でNo)、再度ステップS401の部品の選択から処理が繰り返される。一方、全ての部品で決定が行われていると判別された場合(S405でYes)、図12に示すステップS306の処理が実行される。
図13(b)は、決定部157の図12に示すステップS305の詳細な処理動作を示すフローチャートである。図13(a)のステップS404ではトレイの奥側の位置より部品を取り出すように決定していたが、図13(b)のステップS414ではトレイの手前側の位置より部品を取り出すように決定している点で、図13(b)で示す処理動作は図13(a)で示す処理動作と異なる。図13(b)で示すステップS414以外の処理動作については、図13(a)で示した処理と基本的に同様であるため、説明を省略する。
図14は、図10〜図13で示された処理動作により、実装時間の短縮が可能となる一例を示す図である。図では、ヘッド112a、112bが実行するタスクTa1、Ta2、Tb1、Tb2の部品の吸着及び装着に要する時間をグラフで示している。なお、本図においては、ヘッド112aが実行するタスクTa1、Ta2は、カセット部品供給部130から部品が供給され、ヘッド112bが実行するタスクTb1、Tb2は、トレイ部品供給部140から部品が供給されるものとする。
図14(a)は、トレイ141の中央位置から部品を取り出すと仮定した場合のシミュレーション結果を示したグラフである。
図に示されるように、タスクTb1において、ヘッド112bは、時刻t1に、トレイ部品供給部140から供給される部品の吸着を開始し、時刻t2に、吸着を終了する。ここで、対向ヘッド112aの対応するタスクTa1の装着が終了する時刻は、時刻t3である。したがって、このような場合、算出部155は、図に示されるように、タスクTb1の取り出し許容時間を時刻t1から時刻t3までの時間(時刻t3−時刻t1)と算出する。
また、タスクTb2において、ヘッド112bは、時刻t4に、トレイ部品供給部140から供給される部品の吸着を開始し、時刻t6に、吸着を終了する。ここで、対向ヘッド112aの対応するタスクTa2の装着が終了する時刻は、時刻t5である。したがって、このような場合、算出部155は、図に示されるように、タスクTb2の取り出し許容時間を時刻t4から時刻t5までの時間(時刻t5−時刻t4)と算出する。
そして、タスクTa1、Ta2についても、ヘッド112aが、装着時にヘッド112bと干渉しないように、ヘッド112bと交互に部品の吸着及び装着を行い、時刻t7に全てのタスクが完了する。
図14(b)は、タスクで吸着される部品のトレイ識別子及び収納位置が指定された取り出し順序を決定することで実装時間の短縮が可能となる一例を示したグラフである。
タスクTb1において、図14(a)に示されるように、取り出し許容時間は吸着の所要時間より長いので、決定部157は、ヘッド112bがトレイ141の基板200から遠い側に収納されている部品を取り出すように、取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する。具体的には、図4(a)に示すトレイ141において、基板200の中心が図のX軸方向とY軸方向を示す交点に存在し、かつ、全てのポケット144で取り出しが決定されていないとした場合に、収納位置番号33が示すポケット144に収納されている部品を取り出すように、トレイ識別子及び収納位置が決定される。その結果、図14(b)に示されるように、タスクTb1において、ヘッド112bは、時刻t1に、部品供給部115bから供給される部品の吸着を開始し、時刻t3に、吸着を終了する。すなわち、ヘッド112bの部品の吸着に要する時間が増加する。しかし、部品の吸着に要する時間が増加した後も、吸着が終了する時刻は、対応する対向ヘッド112aのタスクTa1が装着を終了する時刻を超えていない。したがって、吸着に要する時間の増加は、後続するタスクTb1の装着の開始時刻には影響を及ぼさない。
一方、タスクTb2において、図14(a)に示されるように、取り出し許容時間は吸着の所要時間より短いので、決定部157は、ヘッド112bがトレイ141の基板200から近い側に収納されている部品を取り出すように、取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する。具体的には、図4(a)に示すトレイ141において、基板200の中心が図のX軸方向とY軸方向を示す交点に存在し、かつ、収納位置番号33が示すポケット以外のポケットで取り出しが決定されていないとした場合に、収納位置番号11が示すポケット144に収納されている部品を取り出すように、トレイ識別子及び収納位置が決定される。その結果、図14(b)に示されるように、タスクTb2において、ヘッド112bは、時刻t4に、部品供給部115bから供給される部品の吸着を開始し、時刻t5に、吸着を終了する。すなわち、ヘッド112bの部品の吸着に要する時間が減少するので、後続する装着の開始時刻を早めることが可能となる。
以上の結果、全てのタスクが完了する時刻は、時刻t7’となり、実装時間のシミュレーション上は、実装時間が短縮される。また、実際の部品実装時の実装時間においても、短縮される可能性が高まる。
以上のように、タスクの許容時間に基づいて、トレイ141から取り出す部品のトレイ識別子及び収納位置が指定された取り出し順序が決定されることで、実装時間の短縮を図ることが可能となる。つまり、部品実装機が奥側から又は手前側からなど、単純な部品の取り出し順序で部品を実装する限りは、トレイ141の中央位置から部品を常に取り出すとシミュレーションした実装時間又はそれよりも長い実装時間となる場合もあり得る。しかし、上記のような方法で決定された部品の取り出し順序に従って、部品実装機が部品を実装することで、トレイ141の中央位置から部品を常に取り出すとシミュレーションした実装時間よりも短い時間で、部品を実装することが可能となる。また、実装前に想定した実装時間に近い時間で実際に実装を終了させること、つまり、実装時間のシミュレーションの精度を向上させることも可能となる。
(変形例)
上記実施の形態では、決定部157は、図12に示すように、トレイ141の中央から取り出すと仮定してシミュレーションした吸着に要する時間と取り出し許容時間とを比較することにより、トレイ141から取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定した。しかし、本変形例では、決定部157は、取り出し許容時間の短いタスクから順に、トレイ141の基板200から近い側に収納されている部品を取り出すように、トレイ141から取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する。
また、上記実施の形態では、算出部155は、図11に示すように、ヘッド112bが部品の吸着を開始する時刻及び対向ヘッド112aが部品の装着を終了する時刻にのみ基づいてタスクの取り出し許容時間を算出した。しかし、本変形例では、算出部155は、トレイ141の準備動作に必要な時間及びカセット部品供給部130から供給される部品をヘッド112bが吸着するのに要する時間を考慮して、タスクの取り出し許容時間を算出する。
図15は、本変形例に係る算出部155の図10に示すステップS101の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
本変形例に係る算出部155は、上記実施の形態における算出部155と同様、図11に示すステップS201〜S204までの処理を実行する。そして、本変形例に係る算出部155は、上記実施の形態における算出部155による図11に示すステップS205の処理に替えて、ステップS501〜S503を実行する。以下に、本変形例に係る算出部155が実行するステップS501〜S503の処理動作を説明する。
本変形例に係る算出部155は、図11に示すステップS204の処理を実行後、ステップS201で実行された実装時間のシミュレーション結果を参照することで、ステップS203で取得した吸着開始時刻から、ステップS204で取得した対向ヘッドの装着終了時刻までの時間と重複する、トレイ準備動作に要する時間を取得する(S501)。ここで、トレイ準備動作とは、ヘッド112bが所定のトレイ141に収納されている部品を取り出し可能な状態となるまでの、トレイ部品供給部140によるトレイ141の昇降、引き出し等の動作のことである。さらに、算出部155は、ステップS201で実行された実装時間のシミュレーション結果を参照することで、選択されたタスクにおいて、ヘッド112bが、カセット部品供給部130から供給される部品を吸着する場合は、カセット部品供給部130から供給される部品の吸着に要する時間を取得する(S502)。
そして、算出部155は、取得された吸着開始時刻と装着終了時刻との差分を算出する。ここで算出された差分から、ステップS501で取得されたトレイ準備動作に要する時間と、ステップS502で取得されたカセット部品供給部130から供給される部品の吸着に要する時間とを減算することで得られた時間をタスクの取り出し許容時間とする(S503)。
このようにして、選択されたタスクの取り出し許容時間が算出された後、本変形例に係る算出部155は、上記実施の形態と同様、図11に示すステップS206の処理を実行する。
図16は、本変形例に係る決定部157の図10に示すステップS103の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
まず、本変形例に係る決定部157は、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着するタスクを、ステップ101で算出された部品の取り出し許容時間が短い順に並べ替える(S601)。そして、決定部157は、並べ替えた順で、まだ以下に記述する図11のステップS603〜S607に示す処理が行われていないタスクを選択する(S602)。
次に、選択されたタスクにおいて、トレイから吸着される部品のうち、まだ以下に記述する図11のステップS605〜S607に示す処理が行われていない部品を吸着順に選択する(S603)。そして、決定部157は、同一タスクにおいて直前に選択された部品と現在選択されている部品が、同一トレイから吸着される部品であるか否かを判別する(S604)。ここで、同一トレイから吸着される部品であると判別された場合(S604でYes)、決定部157は、直前に選択された部品の収納位置からのヘッド112bの移動距離が短くなるような収納位置に収納されている部品であって、まだ部品の取り出しが決定されていない収納位置に収納されている部品を吸着するように、トレイ141から取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する(S605)。一方、同一トレイから吸着される部品ではないと判別された場合(S604でNo)、決定部157は、ステップS102で取得された収納データ154aと実装条件データ154cを参照することで、まだ部品の取り出しが決定されていない収納位置に収納されている部品であって、指定されたトレイ識別子が示すトレイ141の基板200から最も近い位置のポケット144に収納されている部品を取り出すように、トレイ141から取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する(S606)。
そして、決定部157は、ステップS605又はステップS606で取り出しが決定されたトレイ141の収納位置に収納されている部品が存在しないことを示すように、収納データ154aの存在フラグを更新する(S607)。
その後、決定部157は、選択されたタスクにおいて、トレイから吸着される部品の全てについて、トレイ識別子及び収納位置の決定が行われたか否かを判別する(S608)。ここで、全ての部品で決定が行われていないと判別された場合(S608でNo)、再度ステップS603の部品の選択から処理が繰り返される。一方、全ての部品で決定が行われていると判別された場合(S608でYes)、決定部157は、少なくとも1つの部品をトレイ141から取り出して基板200へ装着するタスクの全てについて、トレイ識別子及び収納位置の決定が行われたか否かを判別する(S609)。ここで、全てのタスクで決定が行われていないと判別された場合(S609でNo)、再度ステップS602のタスクの選択から処理が繰り返される。一方、全てのタスクで決定が行われていると判別された場合(S609でYes)、図10に示すステップS104の処理が実行される。
このようにして、対向する装着ヘッドとの関係において、取り出し許容時間の短いタスク、つまり、トレイからの部品の取り出し時間を短くすることで実装時間を短くする効果が大きいタスクから順に、吸着に要する時間が短くなるような基板200に最も近い収納位置に収納されている部品を取り出すようにトレイ識別子及び収納位置を決定することで、取り出し許容時間内でトレイからの部品の取り出しが終了する可能性を高めることができる。すなわち、部品実装機が単純に手前側から又は奥側から順番に部品を取り出すよりも、実装時間の短縮を図ることが可能となる。
以上、本発明に係る部品実装機について、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態及び変形例に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態及び変形例では、部品実装機がトレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置の決定を行っていたが、部品取り出し順序決定装置が行ってもよい。その場合、部品取り出し順序決定装置は、部品実装機とネットワークを介して接続され、図5で示された記憶部154、算出部155、取得部156及び決定部157を備えることとなる。そして、部品取り出し順序決定装置で作成された取り出し順序データ154dは、ネットワークを介して部品実装機へ送信され、部品実装機が備える記憶部へ格納される。
また、上記実施の形態及び変形例では、予め決定されたトレイ識別子が示すトレイから部品を取り出すことを遵守したうえで、部品取り出し順序の決定を実行していたが、取り出し許容時間が長い場合等には、予め決定されたトレイ識別子が示すトレイと異なるトレイから部品を取り出すようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、選択されたタスクにおいて、トレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定する際に、基板から遠い側の収納位置から取り出す場合は取り出しに要する時間が長いと決めて、トレイ識別子及び収納位置を決定していた。しかし、全ての収納位置から取り出す場合の所要時間を計算して、計算された所要時間の中で取り出し許容時間に最も近い時間の収納位置から部品を取り出すように、トレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置を決定してもよい。
本発明は、トレイから供給される部品を基板に実装することにより実装基板を生産する部品実装機の実装時間の短縮を図ることができる部品取り出し順序決定装置等として、例えば、各部品実装機の上位に位置する生産ライン監視用コンピュータや各部品実装機内に実装されるコンピュータ等として、利用することができる。
本発明の実施の形態に係る部品実装機の構成を示す外観図である。 部品実装機内部の主要な機械的構成を示す平面図である。 トレイ部品供給部内部の主要な機械的構成を示す断面図である。 (a)及び(b)は、トレイの一例を示す平面図である。 部品実装機の機能構成を示すブロック図である。 収納データの一例を示す図である。 実装点データの一例を示す図である。 実装条件データの一例を示す図である。 取り出し順序データの一例を示す図である。 部品実装機による、トレイから取り出される部品のトレイ識別子及び収納位置の決定に関わる処理動作を示すフローチャートである。 算出部の図10に示すステップS101の詳細な処理動作を示すフローチャートである。 決定部の図10に示すステップS103の詳細な処理動作を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、決定部の図12に示すステップS304及びステップS305の詳細な処理動作を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、図10〜図13で示された処理動作により、実装時間の短縮が可能となる一例を示す図である。 本発明の変形例に係る算出部の図10に示すステップS101の詳細な処理動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る決定部の図10に示すステップS103の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 部品実装機
110a、110b 実装ユニット
112a、112b ヘッド
115a、115b 部品供給部
116a、116b 部品認識カメラ
122a、122b 基板搬送レール
130 カセット部品供給部
131 部品カセット
140 トレイ部品供給部
141 トレイ
142 トレイ収納部
143 トレイ引出部
144 ポケット
150 機構部
151 制御部
152 表示部
153 入力部
154 記憶部
154a 収納データ
154b 実装点データ
154c 実装条件データ
154d 取り出し順序データ
155 算出部
156 取得部
157 決定部
158 通信部
200 基板

Claims (9)

  1. 部品を収納するトレイから供給される複数の部品を装着ヘッドが基板へ装着する部品実装機において、前記トレイに収納されている部品の取り出し順序を決定する部品取り出し順序決定方法であって、
    前記装着ヘッドが部品を吸着し、吸着した部品を前記基板へ装着するまでの1サイクルの動作をタスクとした場合、少なくとも1つの部品を前記トレイから吸着して基板へ装着する各タスクにおいて前記装着ヘッドによる前記トレイからの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置とを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間とに基づいて、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する決定ステップとを含む
    ことを特徴とする部品取り出し順序決定方法。
  2. 前記部品実装機は、1枚の基板に対して複数の装着ヘッドが交互に部品を実装する部品実装機であって、
    前記部品取り出し順序決定方法は、さらに、対向する装着ヘッドのタスクの所要時間に基づいて前記各タスクの取り出し許容時間を算出する算出ステップを含み、
    前記取得ステップでは、前記算出ステップで算出された取り出し許容時間を取得し、
    前記決定ステップでは、前記取り出し許容時間が予め定められた時間よりも長い場合に前記トレイの基板から遠い側に収納されている部品を取り出し、前記取り出し許容時間が前記予め定められた時間よりも短い場合に前記トレイの基板から近い側に収納されている部品を取り出すように、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品取り出し順序決定方法。
  3. 前記部品実装機は、1枚の基板に対して複数の装着ヘッドが交互に部品を実装する部品実装機であって、
    前記部品取り出し順序決定方法は、さらに、対向する装着ヘッドのタスクの所要時間に基づいて前記各タスクの取り出し許容時間を算出する算出ステップを含み、
    前記取得ステップでは、前記算出ステップで算出された取り出し許容時間を取得し、
    前記決定ステップでは、前記取得ステップで取得された取り出し許容時間が短いタスクから順に前記トレイの基板から最も近い位置に収納されている部品を取り出すように、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品取り出し順序決定方法。
  4. 前記算出ステップでは、同一タスクにおいて複数の前記トレイから部品を取り出す場合のトレイの準備時間と、同一タスクにおいて前記トレイと部品カセットの双方から部品を取り出す場合の前記部品カセットからの部品の吸着時間とを考慮して前記取り出し許容時間を算出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の部品取り出し順序決定方法。
  5. 前記決定ステップでは、同一タスクにおいて同一トレイから連続して吸着される部品が複数ある場合に、前記吸着される部品の吸着される順番が2番目以降の部品については、直前に吸着された部品の収納位置からの前記装着ヘッドの移動距離が最小となる収納位置に収納されている部品を取り出すように、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の部品取り出し順序決定方法。
  6. 部品を基板に実装するための部品実装方法であって、
    請求項1に記載の部品取り出し順序決定方法により決定された部品取り出し順序に従って部品を基板に実装する
    ことを特徴とする部品実装方法。
  7. 部品を収納するトレイから供給される複数の部品を装着ヘッドが基板へ装着する部品実装機において、前記トレイに収納されている部品の取り出し順序を決定する部品取り出し順序決定装置であって、
    前記装着ヘッドが部品を吸着し、吸着した部品を前記基板へ装着するまでの1サイクルの動作をタスクとした場合、少なくとも1つの部品を前記トレイから吸着して基板へ装着する各タスクにおいて前記装着ヘッドによる前記トレイからの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置とを取得する取得手段と、
    前記取得ステップで取得された取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間とに基づいて、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する決定手段とを備える
    ことを特徴とする部品取り出し順序決定装置。
  8. 部品を基板へ装着する部品実装機であって、
    請求項7記載の部品取り出し順序決定装置と、
    前記部品取り出し順序決定装置により決定された部品取り出し順序に従って部品を基板に実装する部品実装手段とを備える
    ことを特徴とする部品実装機。
  9. 部品を収納するトレイから供給される複数の部品を装着ヘッドが基板へ装着する部品実装機において、前記トレイに収納されている部品の取り出し順序を決定するプログラムであって、
    前記装着ヘッドが部品を吸着し、吸着した部品を前記基板へ装着するまでの1サイクルの動作をタスクとした場合、少なくとも1つの部品を前記トレイから吸着して基板へ装着する各タスクにおいて前記装着ヘッドによる前記トレイからの部品の取り出しに所要することが可能な取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置とを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された取り出し許容時間と、前記トレイに収納されている部品ごとのトレイ識別子及び収納位置から定まる取り出しに要する時間とに基づいて、前記各タスクで吸着される部品の前記トレイ識別子及び収納位置を決定する決定ステップとをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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