JP2009145790A - 外装構造及びその構成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1外装部材と第2外装部材とが互いに突き合わされ、ビス6を用いた締結機構によって、第1外装部材に対して第2外装部材が締結されている外装構造において、ビス6が貫通する第1外装部材と第2外装部材の対向面間に、少なくとも何れか一方の外装部材に突設された樹脂製の突起33が介在し、ビス6の締め付けにより突起33が前記対向面間で圧潰されて、第1外装部材と第2外装部材の突き合わせ部におけるギャップが調整されている。
【選択図】図6
Description
該デジタルカメラにおいては、本体ケース(1)に対して蓋体ケース(2)を閉じたとき、本体ケース(1)と蓋体ケース(2)の間に形成されるギャップGは、出来るだけ小さいことが望ましい。
しかしながら、従来の方法では、金型の寸法を修正しつつ樹脂成型品の試作を繰り返す作業に、多大な労力と時間が必要となる問題があった。
この様な技術を用いれば、2つのケースの間に形成されるギャップGを調整することが可能である。
ここで、ビスが貫通する第1外装部材と第2外装部材の対向面間には、少なくとも何れか一方の外装部材に突設された樹脂製の突起が介在し、ビスの締め付けにより前記突起が前記対向面間で圧潰されて、第1外装部材と第2外装部材の突き合わせ部におけるギャップが形成されている。
本発明のデジタルカメラにおいては、図1に示す如く、合成樹脂製の本体ケース(1)に対して合成樹脂製の蓋体ケース(2)が開閉可能に配備されている。
従って、蓋体ケース(2)を開くことにより、可動シャーシ(4)を上方へ回動させて、ストロボ(9)を前記本体ケース(1)から露出させることが出来、蓋体ケース(2)を閉じることにより、可動シャーシ(4)を下方へ回動させて、ストロボ(9)を前記本体ケース(1)内に収容することが出来る。
蓋体ケース(2)を閉じた状態では、図1に示す如く本体ケース(1)の端面と蓋体ケース(2)の端面とが互いに突き合わされ、本体ケース(1)と蓋体ケース(2)に跨って連続する外装表面が形成される。
図2に示す如く、可動シャーシ(4)上には2本のボス(5)(5)が突設されている。
一方、蓋体ケース(2)の内面には、前記2本のボス(5)(5)と対応して、図3に示す如く2本のボス(3)(3)が突設されている。各ボス(3)の先端面には、図4に示す如く、ビス孔(31)を包囲する凹部(32)が形成されると共に、該凹部(32)の周囲に、ビス孔(31)を中心として放射状に伸びる3本の突起(33)(33)(33)が樹脂成型によって一体に形成されている。
各突起(33)は、幅Wが0.2〜0.3mm、高さHが0.2〜0.3mmに形成されている。又、突起(33)の材質としては、ポリカーボネートが好適である。
先ず、本体ケース(1)、蓋体ケース(2)、及び可動シャーシ(4)を樹脂成型するための金型を作製する。この際、金型としては、可動シャーシ(4)に蓋体ケース(2)を組み付けたときに本体ケース(1)と蓋体ケース(2)の間のギャップが許容範囲よりも稍大きくなる様な寸法に設計する。
尚、適正締め付けトルクは、例えば0.10N・m〜0.18N・mの範囲に設定される。
尚、突起(33)の材質や締結強度の大小等によって適正締め付けトルクは異なるため、締結構造毎に適正締め付けトルクは求められる。
又、突起(33)は、樹脂成型によって蓋体ケース(2)のボス(3)に一体に形成することが出来るので、部品点数の増加を招くことはない。
更に又、一旦圧潰された突起(33)は、その後も同じ状態を維持するので、ギャップの大きさが変化することはない。
更に又、本発明はデジタルカメラの外装構造に限らず、その他の種々の機器の外装構造に実施することが出来るのは勿論である。
(2) 蓋体ケース
(3) ボス
(33) 突起
(4) 可動シャーシ
(5) ボス
(6) ビス
(7) ベース
(8) ヒンジ機構
Claims (5)
- 第1外装部材の端面と第2外装部材の端面とが互いに突き合わされ、ビスを用いた締結機構によって、第1外装部材に対して第2外装部材が締結されている外装構造において、ビスが貫通する第1外装部材と第2外装部材の対向面間に、少なくとも何れか一方の外装部材に突設された樹脂製の突起が介在し、ビスの締め付けにより前記突起が前記対向面間で圧潰されて、第1外装部材と第2外装部材の突き合わせ部におけるギャップが形成されていることを特徴とする外装構造。
- 何れか一方の外装部材に、ビス孔を有するボスが突設され、該ボスの端面には、ビス孔を包囲する複数箇所に、前記突起が形成されている請求項1に記載の外装構造。
- 前記突起は、前記ビス孔を中心として放射状に形成されている請求項1に記載の外装構造。
- 第1外装部材は、本体ケース(1)と、該本体ケース(1)内にて本体ケース(1)に連結されたシャーシ(4)とから構成され、第2外装部材は、本体ケース(1)の開口を塞ぐ蓋体ケース(2)であって、シャーシ(4)に対して蓋体ケース(2)が締結されている請求項1乃至請求項3の何れかに記載の外装構造。
- 第1外装部材の端面と第2外装部材の端面とが互いに突き合わされ、ビスを用いた締結機構によって、第1外装部材に対して第2外装部材が締結されている外装構造の構成方法において、ビスが貫通する第1外装部材と第2外装部材の対向面間に、少なくとも何れか一方の外装部材に突設された樹脂製の突起を介在させ、ビスの締め付けにより前記突起を前記対向面間で圧潰して、第1外装部材と第2外装部材の突き合わせ部におけるギャップを形成することを特徴とする外装構造の構成方法。
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JP2007325411A JP2009145790A (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 外装構造及びその構成方法 |
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JP (1) | JP2009145790A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2007
- 2007-12-18 JP JP2007325411A patent/JP2009145790A/ja active Pending
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