JP2009143134A - 画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム - Google Patents

画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009143134A
JP2009143134A JP2007323598A JP2007323598A JP2009143134A JP 2009143134 A JP2009143134 A JP 2009143134A JP 2007323598 A JP2007323598 A JP 2007323598A JP 2007323598 A JP2007323598 A JP 2007323598A JP 2009143134 A JP2009143134 A JP 2009143134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
recovery
nozzles
medium
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007323598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Shibuya
正明 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2007323598A priority Critical patent/JP2009143134A/ja
Publication of JP2009143134A publication Critical patent/JP2009143134A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】媒体検出部の汚れによる不具合を回避すると共に、媒体検出部を清掃するための専用の駆動源を不要にすることが可能な画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】回復部6は、画像記録部5のノズルを清掃するとき、伝達部4と係合する。回復部6が清掃のために移動動作すると、当該移動動作が伝達部4に伝達され、伝達部4が有する清掃部15が媒体検出部3を清掃する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙やシート等の記録媒体への画像記録技術に関し、特に記録媒体の端部を検出する媒体検出部の汚れ除去の技術に関する。
画像記録装置の一例としては、例えばインクジェットプリンタがある。インクジェットプリンタでは、搬送機構によって保持搬送される記録媒体に、記録ヘッドの複数のノズルよりインク滴を吐出して、高速且つ高画質な記録処理(画像記録)を行う。このインクジェットプリンタは、例えばカットシート状の記録媒体(用紙)に画像を記録するオフィス用途として幅広く使用されている。
近年、記録媒体に対して高速、かつ高精度に画像を記録する要求は高い。高速化の要求においては、記録ヘッドを媒体幅分固定した、いわゆるフルライン型のヘッドプリンタが提案されている。また、高精度化を実現するために媒体の位置を正確、且つ高速に検出するために複数のセンサを用いた構成が提案されている。更に高精細な記録処理を行なうために、記録媒体表面をコーティングした、いわゆるコート紙を使用することも多い。
しかしながら記録媒体を高速に搬送すると、搬送ローラやガイド部材と接触する際にコート紙表面のコーティング材が剥がれ、いわゆる紙粉の発生が顕著となる。このような紙粉は、センサ表面に付着し、媒体位置の誤検知の原因となる。また、インクジェットプリンタの場合、飛散したインクミスト等の汚れがセンサ表面に付着する可能性もある。
センサ表面に付着した紙粉や汚れについては、清掃することで除去できるが、その方法については以下の提案がなされている。
特許文献1では、キャリッジに記録ヘッドおよび紙幅検知センサを有し、紙幅検知センサに付着した汚れを、キャリッジが移動する際、拭き機構がセンサを拭き取る構成が開示されている。
特許文献2では、光量測定センサに対向してカバー部材が配置され、さらにカバー部材に拭き取り部材を有する。そしてカバー部材をカバー部材移動装置により移動させることで光量測定センサを清掃する構成が開示されている。
特開平6−238906号公報 特開2005−271582号公報
しかしながら、上記特許文献に開示されている方式には、以下の課題がある。
特許文献1の方式では、キャリッジを制御して紙幅検知センサの汚れを拭き取る構成となっているが、いわゆるフルライン型の記録ヘッドが固定式のキャリッジに支持されているため、キャリジを駆動制御することができないことから、フルライン型の画像記録装置に適用することができない。
また、拭き機構は、記録ヘッド及びセンサ清掃の双方を一体構成で実現しているが、フルライン型の画像記録装置の記録ヘッドにこの構成を適用すると機構が大型化し、保守性を著しく低下させる要因となる。
特許文献2には、カバー部材をカバー部材移動装置により移動させることで光量測定センサを清掃する構成が開示されているが、この構成ではカバー部材移動装置を駆動制御するための少なくとも駆動源が独自に必要となり、コスト、保守性、スペース効率の観点から課題がある。
そこで本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、媒体検出部の汚れによる不具合を回避すると共に、媒体検出部を清掃するための専用の駆動源を不要にすることが可能な画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラムの提供を目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明の態様のひとつである画像記録装置は、記録媒体の幅方向に亘り複数のノズルを形成した記録ヘッドと、記録媒体が当該記録媒体の搬送経路を搬送される過程で当該記録媒体の少なくとも側端を検出する媒体検出部と、前記複数のノズルに対し回復処理を行う回復部と、を有し、複数のノズルよりインクを吐出させる記録処理、又は複数のノズルに対する回復処理、を行う画像記録装置において、回復処理時の回復部の移動動作が伝達され、前記媒体検出部に付着した汚れを除去する伝達部と、前記回復部による前記回復処理の制御を少なくとも行う回復制御部と、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明の別の態様のひとつである清掃方法は、記録媒体の幅方向に亘り複数のノズルを形成した記録ヘッドと、記録媒体が当該記録媒体の搬送経路を搬送される過程で当該記録媒体の少なくとも側端を検出する媒体検出部と、複数のノズルに対し回復処理を行う回復部と、を有し、複数のノズルよりインクを吐出させる記録処理、又は複数のノズルに対する回復処理、さらに媒体検出部の清掃を行う画像記録装置による清掃方法であって、回復部の回復処理による移動動作を伝達部に伝達させ、移動動作で伝達部が移動させられる過程において媒体検出部に付着した汚れの除去を行う、ことを特徴とする。
さらに、本発明のさらなる別の態様のひとつであるプログラムは、記録媒体の幅方向に亘り複数のノズルを形成した記録ヘッドと、記録媒体が当該記録媒体の搬送経路を搬送される過程で当骸記録媒体の少なくとも側端を検出する媒体検出部と、複数のノズルに対し回復処理を行う回復部と、を有し、複数のノズルよりインクを吐出させる記録処理、又は複数のノズルに対する回復処理を行う画像記録装置による媒体検出部の清掃を行うための制御を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、回復部の回復処理による移動動作を伝達部に伝達させる処理と、移動動作で伝達部が移動させられる過程において媒体検出部に付着した汚れの除去を行う処理と、を演算処理装置に行わせる、ことを特徴とする。
本発明によれば、媒体検出部の汚れによる不具合を回避すると共に、媒体検出部を清掃するための専用の駆動源を不要にすることが可能な画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラムを提供できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本実施形態の画像記録装置におけるブロック図である。また、図2は本実施形態における画像記録装置全体の概略的な構成を示す構成図である。
本実施形態の画像記録装置1は、媒体搬送部2、媒体検出部3、伝達部4、画像記録部5、回復部6、制御部7、及び媒体供給部9を有する。
また画像記録装置1は上位機器25と接続されている。この上位機器25は、ユーザによる操作指示に基づいて画像記録装置1に画像記録処理を行わせるジョブを送信する。
媒体搬送部2は、媒体供給部9、ピックアップローラー10、レジストローラー11及びプラテン部16を有する。
画像記録装置1が画像を記録する記録媒体8は、媒体供給部9に載直される。この媒体供給部9は、例えばカセット状のトレイとして形成され、装置本体に対して着脱可能とする。媒体供給部9には、ピックアップローラー10が設けられている。このピックアップローラー10は、媒体供給部9に積載されている記録媒体8を1枚のみピックアップして搬送路の下流側に給送する。レジストローラー11は、媒体収納部8から給送された記録媒体1の先端揃えと下流側への給送タイミングの決定を行う。
プラテン部16は、媒体供給部9から供給された記録媒体8を吸着して搬送する。このプラテン部16は、3つのローラ17と、これらローラ17の間に架張された搬送ベルト18とを有する。
また、ローラ17にはモータ等の図示しない駆動部が設けられている。この駆動部は、ローラを回転駆動することにより搬送ベルト18を各ローラ17間で移動させる。
搬送ベルト18は、例えば搬送方向aに移動し、搬送ベルト16上に載置された記録媒体8を下流へと搬送する。
記録媒体8の搬送ベルト16への吸着方法は、例えばファンによる吸着や、静電吸着等既知の方法を用いる。
プラテン部16は画像記録部5に対して、上下動作可能に構成される。
プラテン部16は記録媒体8の詰まり除去処理、いわゆるJAM処理や記録ヘッド19の吐出回復動作の際には下降するように制御部7により制御される。
媒体検出部3は、媒体供給部9と画像記録部5との間に配置されている。
この媒体検出部3は、記録媒体8の搬送方向aに対する左右両側端位置を検出する。
この媒体検出部3は、例えば記録媒体8の最大幅長よりも長いラインセンサ12を有する。このラインセンサ12は、複数の撮像素子をライン状に配列して成る。
伝達部4は、被伝達部材13、伝達部材14及び清掃部15を有する。これらはラインセンサ12の検出面を清掃する機能を有する。
画像記録部5は、フルライン型の記録ヘッド19、及びこの記録ヘッド19を駆動する記録ヘッド駆動部20を有する。
記録ヘッド19は、例えばインクを吐出する複数のノズルをライン状に形成してなる。また本図の例では、記録ヘッド19はK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色を有している。なお本実施形態の画像記録装置1の記録ヘッド19はこのような構成に限定されるものではなく、3色以下や5色以上のノズルを備える記録ヘッド19として構成としても良い。
回復部6は払拭部21と回復駆動部22を有する。
払拭部21は、付着したインクミストやごみ等の異物を除去するよう記録ヘッド19の表面を拭き取る。このことで、記録ヘッド19のすべてのノズルがインクの吐出を可能な状態に保つ。回復駆動部22は、回復部6を画像記録部5に対し相対的に移動させる。回復駆動部22は、画像記録時には払拭部21を記録ヘッド19下部から退避させ、吐出回復時には記録ヘッド19に当接させて記録ヘッドを清掃する。またこのとき回復部6の記録ヘッドを清掃する払拭部21とセンサを清掃する清掃部15が連動して清掃を行う。なおこの点についての詳細は後述する。
制御部7は、画像記録装置1の装置本体の制御を司る。
制御部7は、記憶部23を有し、画像記録装置1の各種設定や制御プログラムなどを保持記憶する。
また、制御部7は回復制御部24を有し、回復部6の動作を制御する。
この回復制御部24は、制御部7内に専用のハードウエア回路をロジック形成して実現しても良いし、制御部7内の不図示の演算処理装置が記憶部23内の制御プログラムを実行することによるソフトウエア的手法によって実現しても良い。
次に本実施形態の画像記録装置1の画像記録動作概要について説明する。
上位機器25から制御部7に対し画像記録要求が通知されると、制御部7は画像記録処理を開始する。
画像記録処理が開始されると制御部7は、ピックアップローラー10を駆動して媒体供給部9から記録媒体8を1枚給送する。
給送された記録媒体8は、レジストローラー11によって先端揃え処理が行われた後、ラインセンサ12の下方を通過する。
このとき制御部7は、ラインセンサ12により記録媒体の通過位置を読み取り、記録媒体8に対する画像の記録位置を演算する。
記録媒体8は、プラテン部16により画像記録部5下方へと給送される。
その後制御部7は、画像記録部5下方に搬送された記録媒体8に対し、演算された記録位置に画像が記録されるよう記録ヘッド駆動部20を制御し、画像記録が行なわれる。そして画像記録された記録媒体8は、図示しない排出部へと排出される。
以上のような画像記録動作を繰り返して行くうちに、記録ヘッド19やラインセンサ12には汚れが付着してゆく。
次に本実施の形態の特徴となる記録ヘッド19や媒体検出部3の清掃処理について説明する。
図3は本実施形態の特徴となる機構の説明図である。
回復制御部24は、予め設定された条件に従い記録ヘッド19の吐出回復処理を行なう。
回復部6は、媒体搬送方向及び上下方向へ移動可能に構成されており、回復制御部24からの指示に基づいて図3(a)に示す記録処理時の位置である退避位置、図3(b)に示す回復位置及び図3(c)に示すワイプ位置に移動する。
図3(a)に示すように媒体搬送方向の下流側動作端が退避位置であり、同図(b)に示すように上流側の動作端が回復位置である。また、同図(c)に示すように回復部6を回復位置から垂直上昇させて、記録ヘッド19に払拭部21が当接した位置がワイプ位置である。
回復部6は、画像記録動作時等通常は退避位置に位置するが、吐出回復及びセンサ清掃処理動作を行なう際にのみ回復位置及びワイプ位置に移動する。
吐出回復及びセンサ清掃処理を行う際、はじめに回復制御部24は、回復駆動部22aを制御して回復部6を回復位置へと移動させる。このことにより払拭部21は記録ヘッド19の鉛直下方に位置する。次に回復制御部24は、不図示の回復駆動部を制御して回復部6をワイプ位置へと上方向に移動する。このことにより払拭部21は記録ヘッド19のノズル面に当接する。
伝達部4は回復部6のワイプ位置近傍に設けられ、回復部6がワイプ位置に移動を完了した際に回復部6へと係合する。図3(c)では、回復部6の伝達部材14と伝達部4の被伝達部材13が係合している。
清掃部15は伝達部4を介して回復部6と係合され、回復部6の駆動力が伝達される。したがって、回復制御部24が、回復駆動部22bを制御して回復部6を図3(d)において上下に駆動して払拭部21により記録ヘッド19の表面をワイプする。
このとき清掃部15は、回復部6と係合しているので、払拭部21が記録ヘッド19表面を拭き取る動作を行なうのに連動して、媒体検出部3のラインセンサ12の拭き取り動作を行う。
このとき払拭部21は、記録ヘッド19のノズル列方向すなわち記録媒体8の搬送方向に直交する方向に走査する。すなわち図3(d)記載の矢印方向に移動する。そして清掃部15には伝達部4を介して回復部6の駆動力が伝達されるので、払拭部21と同時に清掃部15も図3(d)に矢印で示すように媒体搬送方向に直交する方向に走査する。
回復制御部24は払拭部21が走査終端に到達したら走査開始端へと復帰動作を行なう。同時に清掃部15も走査開始端へと復帰する。
その後、回復制御部24は回復部6を回復位置へと下降させ、払拭部21を記録ヘッド19のノズル面から退避させる。同時に、回復部6と係合されていた伝達部4は回復部6から分離される。
最後に回復制御部24は回復部6を退避位置へと移動させ、一連の吐出回復及びセンサ清掃処理は終了する。
記録ヘッド19の回復処理は図示しない操作パネル等を介して使用者が設定可能に構成される。
この吐出回復及びセンサ清掃処理は、そしてこの条件は、画像記録装置1が有している操作パネルから、若しくは上位機器25を介してユーザが設定することができる。そしてこの設定値は制御部7の記憶部23に記憶、設定される。
またこのような自動実行モードのほかに、任意のタイミングで使用者が吐出回復及びセンサ清掃処理を実行可能な手動実行モードも備える。この動作指示についても上位機器25や図示しない操作パネル等から指示を行うことができる。
次に、回復部6と伝達部4の係合の詳細について説明する。
図4(a)乃至図4(c)に回復部6と伝達部4の係合部分の構成を示す。
被伝達部材13の、伝達部材14と係合される端部には切り欠き部26を有している。そして被伝達部材13の反対側の端部には清掃部15が配設されている。
また回復部6の上流端には、被伝達部材13の切り欠き部26に勘合するように伝達部材14に突起部27が設けられている。
回復部6が退避位置にある場合は、図4(a)に示されるように伝達部4と回復部6は離間している。
その後、回復部6が回復位置に移動した場合は図4(b)に示されるように伝達部材14の突起部27は被伝達部材13の切り欠き部26に対して鉛直直下に位置する。
そして回復部6が回復位置から上昇してワイプ位置に移動すると、図4(c)に示すように、被伝達部材13の切り欠き部26と伝達部材14の突起部27が勘合する。これにより回復駆動部22bの駆動力が被伝達部材13及び清掃部15にも伝達されるようになる。
逆に回復部6がワイプ位置から回復位置に下降する際には被伝達部材13の切り欠き部26と伝達部材14の突起部27の勘合が外れることになる。
このように本実施形態の画像記録装置1では、この吐出回復及びセンサ清掃処理時に、記録ヘッド19を洗浄するのに用いる駆動力(回復駆動部22b)を用いて、同時に媒体検出部3のラインセンサ12を洗浄する。
したがって画像記録装置1の構成規模が大きくならずにすむ。
図5(a)は、本実施形態における画像記録装置1の吐出回復及びセンサ清掃処理時の動作を示すフローチャートである。
同図の処理が開始されると、まずステップS1として吐出回復処理周期設定を行う。この処理は、記憶部23にユーザが既に設定しているデータを制御部7が読み出すことにより行われる。
次に制御部7は、ステップS2として吐出回復処理要求を満たしたかどうかを判断する。吐出回復処理要求を満たしたかどうかとは、例えばユーザが設定した画像記録を500枚行う等の条件を満たしたかどうかである。
ステップS2の判断の結果、制御部7が吐出回復処理の条件を満たしてないと判断すれば、ステップS2に処理を戻し、条件を満たすまで待つ(ステップS2、N)。
そして吐出回復処理の条件を満たしたと判断したならば(ステップS2、Y)、制御部7は、ステップS3として吐出回復処理を行った後、処理を終了する。
図5(b)は、図4のステップS3の吐出回復処理の詳細を示すフローチャートである。
同図の処理が開始されるとまずステップS11として、制御部7は、回復部6を回復位置(図3(b))に移動する。
次に制御部7は、ステップS12として回復部6をワイプ位置(図3(c))に移動し、上記したように回復部6と清掃部15を係合させる。
そして次に制御部7は、ステップS13として、回復駆動部22bを制御して回復部6の払拭部21と清掃部15を往復運動(ワイプ)させ、吐出回復及びセンサ清掃処理を行う。
特定時間ワイプし、吐出回復及びセンサ清掃処理が完了すると、制御部7は、ステップS14として回復部6を回復位置(図3(b))に移動して、係合していた回復部6と清掃部15を分離する。
そして制御部7は、回復部6を退避位置(図3(a))に移動すると、本処理を終了し、処理を図5(a)のステップS3に戻す。
以上説明したように、本実施形態によれば、回復部6と清掃部15を含む伝達部4は独立したユニットで構成が可能である。
したがって保守作業時は各々のユニットで分離着脱可能なため、例えば回復部6に付着したインクが清掃部15に飛散し、結果清掃部15を汚損する等の問題を発生させることは無い。
このように、装置の保守性を損なうことなく構成された媒体検出部3に対する清掃部15により、媒体検出部3に付着するごみや汚れを除去することで、確実に媒体の位置を検出することを可能とし、常に高精細な記録を行なえる画像記録装置を実現することができる。
また、吐出回復処理とセンサ清掃処理を同一の駆動部からの動力により行うことができるので、画像記録装置1を安価、且つコンパクトにすることができる。
本実施形態における画像記録装置のブロック図である。 本実施形態における画像記録装置全体の概略的な構成を示す構成図である。 本実施形態の特徴となる機構の説明図である。 本実施形態の特徴となる吐出回復部と駆動伝達部の係合を説明する図である。 本実施形態における画像記録装置の吐出回復及びセンサ清掃処理時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像記録装置
2 媒体搬送部
3 媒体検出部
4 伝達部
5 画像記録部
6 回復部
7 制御部
8 記録媒体
9 媒体供給部
10 ピックアップローラー
11 レジストローラー
12 ラインセンサ
13 被伝達部材
14 伝達部材
15 清掃部
16 プラテン部
17 ローラ
18 搬送ベルト
19 記録ヘッド
20 記録ヘッド駆動部
21 払拭部
22、22a、22b 回復駆動部
23 記憶部
24 回復制御部
25 上位機器

Claims (10)

  1. 記録媒体の幅方向に亘り複数のノズルを形成した記録ヘッドと、前記記録媒体が当該記録媒体の搬送経路を搬送される過程で当該記録媒体の少なくとも側端を検出する媒体検出部と、前記複数のノズルに対し回復処理を行う回復部と、を有し、前記前記複数のノズルよりインクを吐出させる記録処理、又は前記複数のノズルに対する回復処理、を行う画像記録装置において、
    前記回復処理時の前記回復部の移動動作が伝達され、前記媒体検出部に付着した汚れを除去する伝達部と、
    前記回復部による前記回復処理の制御を少なくとも行う回復制御部と、
    を備える、ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記回復制御部を当該制御部の演算処理装置が実行するプログラムとして記憶する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記制御部は、前記回復制御部が読み出して用いる情報を予め記憶する記憶部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記伝達部は、
    前記媒体検出部の前記汚れを清掃するための清掃部と、
    前記移動動作を伝達するための伝達部材と、
    前記回復処理時に、前記伝達部材による移動動作を前記清掃部に伝達するための被伝達部材と、
    を少なくとも有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  5. 前記伝達部材及び前記被伝達部材は、前記回復処理時に互い係合する構成を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記回復部は、前記複数のノズルを所定の方向より払拭する払拭部と、
    前記回復部を所定の方向へ移動させるための回復駆動部と、
    を少なくとも有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  7. 前記回復駆動部は、前記払拭部及び前記回復部の全体をそれぞれ所定方向へ移動させるための駆動源と、
    前記所定方向へ移動させるための駆動機構と、
    を有する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
  8. 前記回復部は、前記回復処理時に、前記記録処理時の位置である退避位置から前記回復部と前記伝達部が係合するワイプ位置へ移動する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
  9. 記録媒体の幅方向に亘り複数のノズルを形成した記録ヘッドと、前記記録媒体が当該記録媒体の搬送経路を搬送される過程で当該記録媒体の少なくとも側端を検出する媒体検出部と、前記複数のノズルに対し回復処理を行う回復部と、を有し、前記複数のノズルよりインクを吐出させる記録処理、又は前記複数のノズルに対する回復処理、さらに前記媒体検出部の清掃を行う画像記録装置による清掃方法であって、
    前記回復部の前記回復処理による移動動作を伝達部に伝達させ、
    前記移動動作で前記伝達部が移動させられる過程において前記媒体検出部に付着した汚れの除去を行う、
    ことを特徴とする清掃方法。
  10. 記録媒体の幅方向に亘り複数のノズルを形成した記録ヘッドと、前記記録媒体が当該記録媒体の搬送経路を搬送される過程で当骸記録媒体の少なくとも側端を検出する媒体検出部と、前記複数のノズルに対し回復処理を行う回復部と、を有し、前記複数のノズルよりインクを吐出させる記録処理、又は前記複数のノズルに対する回復処理を行う画像記録装置による前記媒体検出部の清掃を行うための制御を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、
    前記回復部の前記回復処理による移動動作を伝達部に伝達させる処理と、
    前記移動動作で前記伝達部が移動させられる過程において前記媒体検出部に付着した汚れの除去を行う処理と、
    を前記演算処理装置に行わせる、ことを特徴とするプログラム。
JP2007323598A 2007-12-14 2007-12-14 画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム Withdrawn JP2009143134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007323598A JP2009143134A (ja) 2007-12-14 2007-12-14 画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007323598A JP2009143134A (ja) 2007-12-14 2007-12-14 画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009143134A true JP2009143134A (ja) 2009-07-02

Family

ID=40914336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007323598A Withdrawn JP2009143134A (ja) 2007-12-14 2007-12-14 画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009143134A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260340A (ja) * 2009-04-10 2010-11-18 Kyocera Mita Corp インクジェット記録装置
JP2011156715A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、液体噴射方法
JP2013132878A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Kyocera Document Solutions Inc インクジェット記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260340A (ja) * 2009-04-10 2010-11-18 Kyocera Mita Corp インクジェット記録装置
JP2011156715A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、液体噴射方法
JP2013132878A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Kyocera Document Solutions Inc インクジェット記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108274896B (zh) 喷墨记录装置
JP6896503B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2007130761A (ja) インクジェット印刷装置及び印刷方法
JP2006240174A (ja) インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の回復装置、およびインクジェット記録装置の回復方法
US9987848B2 (en) Ink jet recording apparatus and cleaning method thereof
JP7043323B2 (ja) インクジェット記録装置および検査装置
US20210309009A1 (en) Inkjet recording apparatus
JP2009143134A (ja) 画像記録装置、その装置による清掃方法及びプログラム
JP4747701B2 (ja) フルラインヘッドのメンテナンス方法及びインクジェットプリンタ
JP2010052388A (ja) 記録装置
JP2009241534A (ja) インクジェット記録装置及びその吐出状態検査方法
US9248645B1 (en) Control method to reduce printhead damage and contamination
JP2002113910A (ja) 画像記録装置
JP2009208457A (ja) 画像形成装置
JP4816820B2 (ja) フルラインヘッドのメンテナンス方法及びインクジェットプリンタ
JP2006123203A (ja) インクジェット記録装置
JP2006327029A (ja) インクジェット記録装置
JPH09295721A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP5454428B2 (ja) 画像形成装置
JP2008179103A (ja) 画像形成装置
JP2011189521A (ja) 加工装置を備えた画像記録装置
JP7319138B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2014015020A (ja) インクジェット記録装置
JP2005035102A (ja) 液体噴射装置
US20210309013A1 (en) Inkjet recording apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110301